JP2014057635A - 電気掃除機 - Google Patents

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和浩 古田
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宜之 岩田
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Abstract

【課題】外部の無線通信手段との通信性能を確保できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機は、電動送風機18、および、この電動送風機18の動作により吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部を備えた掃除機本体12を有する。電気掃除機は、掃除機本体12に設けられ、電動送風機18の動作を制御する本体制御部19を有する。電気掃除機は、電動送風機18の吸込側と連通する床ブラシを有する。電気掃除機は、掃除機本体12に接続され床ブラシの位置を移動させることが可能な手元操作部33を有する。電気掃除機は、本体制御部19と電気的に接続されて手元操作部33に配置され、外部の無線通信手段49との無線通信が可能な無線通信部48を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、外部の無線通信手段との無線通信が可能な電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機は、中空状の本体ケースに電動送風機が収容されているとともに、集塵部を備えている。そして、この電気掃除機は、電動送風機を動作させた状態で床面などの被掃除面上を移動させながら塵埃を吸い込み、集塵部に捕集して掃除をする。
特開2003−230183号公報 特開2002−291667号公報
例えば、電気掃除機において、遠隔から操作、設定したり、外部から状態を把握したりすることで、遠隔制御や外部状況に応じた運転動作を実現したり、遠隔から電気掃除機の運転履歴やエラー状態、故障の検知などを実現したりすることが望まれる場合がある。これらを実現するために、電気掃除機と外部機器とを接続する手段として、無線通信が有効である。有線通信としては、PLC(電力線搬送)等などの技術があるものの、ノイズの影響や、使用者宅の電気配線状況によって接続が困難な場合もあり、さらには、電池搭載機種など、電源コード自体がない電気掃除機もあることから、有線通信よりも無線通信を用いることが望ましい。
例えば上記特許文献1に記載された構成のように、外部との無線通信機能を家電製品に持たせたものがある。
また、上記特許文献2に記載された構成では、本体ケース中に無線通信部を内蔵し、この無線通信部から無線出力した楽曲データを、電気掃除機を使用している使用者のヘッドセットで受信することにより、音楽を聴きながら掃除作業を行えるようにしている。
しかしながら、外部の無線通信手段と無線通信をする場合、特にキャニスタ型の電気掃除機などにおいては、掃除機本体が床面上(床面に近い位置)に位置しており、掃除操作中に壁際に寄ったり、家具などの障害物の角に隠れたりすることがある。そのため、無線通信部と外部の無線通信手段(例えばアクセスポイントなど)に対して、家具、壁、あるいは荷物などが遮蔽物となり、無線通信部からの放射電波および無線通信での受信電波が遮蔽され、通信性能(通信距離や通信速度)が低下し、場合によっては通信接続が切れるおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、外部の無線通信手段との通信性能を確保できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機、および、この電動送風機の動作により吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部を備えた掃除機本体を有する。また、この電気掃除機は、掃除機本体に設けられ、電動送風機の動作を制御する制御手段を有する。さらに、この電気掃除機は、電動送風機の吸込側と連通する吸込口体を有する。また、この電気掃除機は、掃除機本体に接続され吸込口体の位置を移動させることが可能な操作部を有する。そして、この電気掃除機は、制御手段と電気的に接続されて操作部に配置され、外部の無線通信手段との無線通信が可能な無線通信部を有する。
第1の実施形態の電気掃除機を示すブロック図である。 同上電気掃除機の一部を模式的に示す側面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 第2の実施形態の電気掃除機を示す斜視図である。 第3の実施形態の電気掃除機を示す斜視図である。
以下、第1の実施形態の構成を図1ないし図3を参照して説明する。
図1ないし図3において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に着脱可能に接続される吸込風路体(風路形成体)である管部13とを有している。
掃除機本体12は、本体ケース15を備え、この本体ケース15には、集塵装置である集塵部16が着脱可能となっている。そして、掃除機本体12は、被掃除面である床面上を少なくとも前後方向に沿って走行(移動)可能に構成されている。なお、以下、前後方向は、掃除機本体12の移動方向を基準とする。
本体ケース15は、例えば合成樹脂などにより形成されており、電動送風機18と、この電動送風機18の動作を制御する制御手段としての例えばマイコンなどの本体制御部19と、これら電動送風機18および本体制御部19などに給電するための電源部としてのコードリール装置とがそれぞれ内部に収容されている。さらに、本体ケース15の前部には、集塵部16と連通し管部13の基端側が着脱可能に挿入接続される本体吸込口21が開口されている。
本体制御部19は、本体吸込口21の縁部に設けられた端子であるホース接続部23と電気的に接続されており、このホース接続部23を介して、本体吸込口21に接続された管部13側と電気的に導通されるようになっている。
また、コードリール装置は、図示しない外部電源である商用交流電源と着脱可能に接続される電源コードを出し入れ可能に巻回し、本体ケース15内に回転可能に配置されている。さらに、このコードリール装置は、ホース接続部23を介して、管部13側に電源を供給可能となっている。
また、集塵部16は、電動送風機18の動作によって生じた負圧により空気とともに吸い込まれた塵埃を分離して捕集するものであり、本体ケース15に装着した状態で本体吸込口21および電動送風機18の吸込側とそれぞれ気密に接続される。さらに、この集塵部16と電動送風機18との間には、図示しない濾過フィルタが配置されている。なお、この集塵部16は、本実施形態では本体ケース15に対して着脱可能な構成としたが、本体ケース15に内蔵した構成としてもよい。
一方、管部13は、ホース体25と、このホース体25に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の延長管26と、この延長管26に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ27とを備えている。
ホース体25は、可撓性を有するホース部31と、このホース部31の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口21に接続される接続管部32と、ホース部31の先端側(上流側)に設けられた操作部としての手元操作部33とを有している。
ホース部31は、軟質の合成樹脂などにより円筒蛇腹状に形成されており、このホース部31の内部には、電力線である電源供給線35,35および制御線である制御信号線36が内壁に沿って例えば多重螺旋状に収容されている。なお、例えば電源供給線35の一方は、制御信号線として共用される。
また、接続管部32は、硬質の合成樹脂などにより円筒状に形成されており、この接続管部32の基端側、すなわちホース部31と反対側の端部には、電源供給線35,35および制御信号線36の一端側である基端側と電気的にそれぞれ接続されたピン状の接続端子部38が配置されている。これら接続端子部38は、本体吸込口21に挿入接続された状態でホース接続部23と電気的に接続されるように構成されている。
また、手元操作部33は、使用者が把持して掃除操作、すなわち床面上で床ブラシ27を前後左右などに移動(走行)させてその位置を変える操作をするためのものであり、硬質の合成樹脂などにより形成されており、側面視で略へ字状に屈曲された円筒状の操作部本体としての手元操作部本体41と、この手元操作部本体41の上部から上方および後方に向けて突出する配置部としての突出部42と、この突出部42の後端部から下方に向けて屈曲され使用者が把持する把持部43とを一体的に備えている。
手元操作部本体41は、ホース部31の先端側(上流側)と連通しており、内部を空気が通過するようになっている。
また、突出部42は、手元操作部本体41から上方、すなわち使用者側へと突出する第1配置部としての第1突出部である前側突出部45と、この前側突出部45の後部から後方に向けて、手元操作部本体41から離間されるように直線棒状に突出する第2配置部としての第2突出部である後側突出部46とを一体的に備えている。
前側突出部45の内部には、手元操作部本体41の上部に位置して無線通信部48が収容されている。したがって、この無線通信部48は、手元操作部33の把持部43を除く位置に配置されており、手元操作部33の前後方向の一端側(先端側)である前側寄り、すなわち把持部43と反対側の端部近傍、換言すれば把持部43に対して使用者と反対側に位置している。この無線通信部48は、通信アンテナ48aを備えており、電気掃除機11の外部の無線通信手段49との間で電波を送受信することで、相互に無線通信が可能となっている。ここで、無線通信手段49は、例えばBluetooth(登録商標)、あるいはWi−Fi(登録商標)などの、所定の規格により無線通信可能な、いわゆるアクセスポイントであり、電気掃除機11で掃除する掃除領域などに設置され、インターネット50と有線接続されている。
また、後側突出部46の上部、すなわち使用者に臨む側には、電動送風機18の動作モード(例えば強モード、エコ運転モード、弱モード、停止モードなど)を本体制御部19に設定するための設定手段としての複数の設定ボタン53と報知手段としての報知部54とを備え無線通信部48と電気的に接続された選択司令部としての基板部55が配置されている。
設定ボタン53は、後側突出部46において、報知部54よりも把持部43側、すなわち後側に位置し、前後に並べて配置されている。これら設定ボタン53は、使用者が把持部43を把持した手の指で操作できる範囲に配置されている。
また、報知部54は、後側突出部46の前端側に配置されている。この報知部54は、例えばLEDなどのランプなどであり、無線通信部48と無線通信手段49との接続状態や、無線通信部48にて無線信号を受信したことなどを使用者に視覚報知可能となっている。
さらに、基板部55は、ホース部31内に配置された電源供給線35,35および制御信号線36と電気的に接続されており、無線通信部48および報知部54への電源を掃除機本体12側から供給可能としているとともに、設定ボタン53の操作により設定された電動送風機18の動作モードを設定するための信号や無線通信部48にて受信した信号を本体制御部19に出力したり、本体制御部19側からの信号を報知部54や無線通信部48へと出力したりすることが可能となっている。そして、この基板部55を介し、無線通信部48と本体制御部19との間での双方向の信号の伝達が可能となっている。
また、把持部43は、下端部が連結部57を介して手元操作部本体41と連結されている。したがって、手元操作部本体41、突出部42、把持部43および連結部57により、手元操作部33がループ状となっており、これら手元操作部本体41、突出部42、把持部43および連結部57の間に、把持部43を把持した使用者の手先が位置する開口部58が形成されている。
また、延長管26は、例えば伸縮延長管であり、手元操作部33に対して着脱可能となっている。
また、床ブラシ27は、例えば横長のケース体61と、このケース体61の後部に回動可能に接続された接続管62とを備えている。また、ケース体61の床面に対向する下面には、この床面に対向して図示しない吸込口が開口されている。そして、接続管62は、上流側が吸込口と連通しており、下流側である後端側が延長管26の先端側(上流端)に着脱可能に挿入接続されるように構成されている。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
掃除の際には、まず、使用者は、掃除機本体12の本体吸込口21に、接続管部32を介してホース体25を連通接続する。この結果、ホース接続部23と接続端子部38とが電気的に接続され、掃除機本体12側から管部13(手元操作部33)側へと電源を供給可能となる。
次いで、ホース体25の先端側の手元操作部33に、延長管26を連通接続するとともに、この延長管26の先端側に床ブラシ27を連通接続する。
この後、床ブラシ27を床面上に載置し、電源コードを壁面などの図示しないコンセント(商用交流電源)に接続し、コードリール装置から本体制御部19および電動送風機18へと給電可能な状態とする。このとき、掃除機本体12側から、電源供給線35,35を介して基板部55(報知部54)および無線通信部48へと電源が供給され、この無線通信部48が無線通信手段49と無線通信を開始する。
さらに、使用者が把持部43を把持すると、手元操作部33内に位置する無線通信部48が掃除機本体12よりも上方の開空間に位置して無線通信部48を遮蔽する物体が比較的少なくなるとともに、把持部43を把持した使用者の手により無線通信部48が遮蔽されない状態となる。この結果、無線通信部48による外部の無線通信手段49との無線通信の通信性能が安定する。
無線通信部48では、無線通信手段49を介して、インターネット50上のサーバなどに設定された電気掃除機11の動作の設定、電気掃除機11を使用している家庭や工場などの被掃除部での電力の使用状況、あるいはインターネット50を通じて提供されるその地域の電力の使用状況などを無線受信し、この受信した情報を基板部55から電源供給線35および制御信号線36を介して本体制御部19へと出力する。また、この無線通信部48では、本体制御部19から出力される電気掃除機11の動作状態や履歴などの情報を、電源供給線35および制御信号線36を介して取得して無線通信手段49へと無線送信する。そして、無線通信手段49では、受信した電気掃除機11からの情報をインターネット50上のサーバなどに出力し、例えばこのサーバ側で情報を蓄積(記憶)したり、この情報に基づいて既存の情報や設定を更新したりする。同時に、報知部54では、無線通信部48と無線通信手段49との間で無線通信の接続が確立されていること、および、この無線通信により、無線通信手段49(インターネット50上のサーバ)と無線通信部48(電気掃除機11)との間で情報の送受信が行われていることなどを報知する。なお、これら無線通信部48と無線通信手段49との無線通信は、例えば常時、あるいは所定時間毎に定期的に行われる。
この状態で、把持部43を把持した使用者が所定の設定ボタン53を操作すると、基板部55では、この設定ボタン53により設定された動作モードに応じた信号と無線通信部48により受信した信号とを比較して、これらのうち優先すべき信号を電源供給線35および制御信号線36を介して本体制御部19へと出力する。
具体的に、例えば使用者が遠隔操作により節電設定を有効としている場合、すなわち、インターネット50上のサーバなどに節電設定を有効と設定している場合に、電気掃除機11を使用する時刻が、電力の使用が集中する時間帯、いわゆるピークシフト時間帯に該当するときなど、電動送風機18の動作モードをより消費電力が小さい動作モードとすべき信号を無線通信部48が受信したときには、使用者が設定ボタン53によって仮に消費電力が相対的に大きい動作モードである強モードを選択操作したとしても、この選択操作を無視し、無線通信部48により受信した情報を優先して、強モードよりも電力消費を抑制した(消費電力が相対的に小さい)動作モードであるエコ運転モード、あるいは弱モードなどに対応する設定信号を基板部55から本体制御部19に出力する。なお、ピークシフト時間帯は、予め所定の時間帯に設定されていてもよいし、電力供給者などからインターネット50を通じて提供されるその地域の電力の使用状況などに基づいて可変設定されてもよい。
また、例えば使用者が節電設定を有効としていても、電気掃除機11を使用する時刻がピークシフト時間帯以外の時間帯である場合、あるいは使用者が節電設定を有効としていない(無効としている)場合などには、設定ボタン53の設定操作を優先し、この設定操作により設定された動作モードに対応する設定信号を基板部55から本体制御部19に出力する。
そして、本体制御部19は、基板部55から出力された信号に応じて電動送風機18の入力を制御することで、電動送風機18が駆動される。
このとき、報知部54では、本体制御部19が無線通信部48から受信した信号に基づく電動送風機18の動作の設定を優先した場合、その旨使用者に報知する。なお、本体制御部19が設定ボタン53の設定操作を優先した場合には、報知部54は、使用者に報知してもよいし、報知しなくてもよい。
次いで、使用者は、手元操作部33の把持部43を操作して床ブラシ27を床面上で前後に走行させることで、電動送風機18の駆動による負圧によって、床ブラシ27の先端側の吸込口から塵埃を空気とともに吸い込む。床ブラシ27から塵埃とともに吸い込まれた空気は吸込風となり、延長管26およびホース体25を介して、塵埃を本体吸込口21から集塵部16へと運び、この集塵部16にて塵埃を捕集する。
この後、塵埃が除去された吸込風は濾過フィルタを通過した後、電動送風機18へと吸い込まれ、この電動送風機18を通過して排気風となり、掃除機本体12の後部などに設けられた図示しない排気孔から掃除機本体12(本体ケース15)の外部へと排気される。
また、例えば家庭あるいは工場などの被掃除部での電力の使用状況が切迫していることなど、電動送風機18を強制的に停止させるべき信号を無線通信部48が無線通信手段49から受信した場合などには、電気掃除機11の運転中であっても、電動送風機18を停止させる(電気掃除機11の運転を停止させる)信号を基板部55が電源供給線35および制御信号線36を介して本体制御部19へと出力することで、本体制御部19が電動送風機18を強制的に停止させることができる。なお、家庭などの被掃除部での電力消費量は、周知の技術によりリアルタイムで把握できる。
このとき、報知部54では、電動送風機18を強制的に停止させたことを使用者に報知する。
掃除が終了すると、使用者が設定ボタン53を操作することで、本体制御部19が電動送風機18を停止させる。
上述したように、上記第1の実施形態によれば、掃除機本体12に接続され床ブラシ27の位置を移動させることが可能な手元操作部33に、電気掃除機11の外部の無線通信手段49との無線通信が可能な無線通信部48を配置することにより、周囲に無線電波を遮蔽するものが比較的少ない、開空間中に無線通信部48を位置させる機会が多くなり、無線通信手段49との無線通信が遮蔽あるいは妨害されることが少なく、良好な無線通信性能を確保できる。
また、手元操作部33を、ホース体25を介して本体ケース15に対して着脱可能とすることにより、掃除機本体12に必要最小限の情報の授受機能を備えるだけで、無線通信機能がある場合と、無線通信機能がない場合とで、掃除機本体12側を共通とすることが可能となり、無線通信部48を備える手元操作部33(ホース体25)に取り換えるだけで、電気掃除機11に無線通信機能を付加できる。このため、例えば購入済みの既存の電気掃除機11に対して、新たに無線通信部48を備える手元操作部33(ホース体25)を追加で購入することで、後から無線機能を追加でき、使用者の生活形態に合わせて、後から容易に無線通信機能を構築することが可能となる。
さらに、本体制御部19が、設定ボタン53により設定された電動送風機18の動作と、無線通信部48により受信した信号に基づく電動送風機18の動作とが異なる場合、この無線通信部48により受信した信号に基づく電動送風機18の動作を優先可能であるため、手元操作部33における使用者の設定ボタン53の操作内容と異なる動作を電動送風機18に指令でき、外部の状況に応じた運転制御を実施できるなど、遠隔操作による消費電力制限などのサービスを容易に構築できる。
しかも、本体制御部19が無線通信部48により受信した信号に基づく電動送風機18の動作を優先した場合に、報知部54によって使用者に報知することにより、使用者が違和感を覚えたり、誤動作と誤認識したりしないようにでき、使い勝手がより向上する。
次に、第2の実施形態を図4を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態は、電気掃除機11がいわゆるアップライト型のものである。
すなわち、この電気掃除機11は、掃除機本体12(本体ケース15)が上下方向に沿って長手状、すなわち縦長に形成されており、下端部に床ブラシ27が直接接続されているとともに、上端部に操作部としての手元操作部65が突設されている。
この手元操作部65は、硬質の合成樹脂などにより形成されており、直線円筒状の操作部本体としての手元操作部本体68と、この手元操作部本体68の前部から前方および上方に向けて突出する配置部としての突出部69とを備えている。
手元操作部本体68は、例えば突出部69が一体的に形成された基端側本体部68aと、この基端側本体部68aに対して着脱可能に接続された先端側本体部68bとを備えており、基端側である基端側本体部68aが可撓性を有する蛇腹状のホース部71を介して掃除機本体12(本体ケース15)の上部に接続され、このホース部71により集塵部16を介して電動送風機18の吸込側と連通している。そして、先端側本体部68bの先端側が、掃除機本体12(本体ケース15)の上部に着脱可能に接続されており、この掃除機本体12(本体ケース15)の上部に先端側本体部68bの先端側(下端側)を接続するとともにこの先端側本体部68bの基端側(上端側)に基端側本体部68aの先端側(上端側)を接続した状態で、手元操作部本体68の先端側(下端側)が閉塞され、この手元操作部65により、使用者が掃除操作、すなわち床面上で床ブラシ27を前後左右などに移動(走行)させてその位置を変える操作が可能であるとともに、この掃除機本体12(本体ケース15)から先端側本体部68bを取り外す、あるいは先端側本体部68bから基端側本体部68aを取り外すことで、先端側本体部68bの先端、あるいは基端側本体部68aの先端側から塵埃を吸い込むことが可能となっている。
また、突出部69は、手元操作部本体68(基端側本体部68a)から前方、すなわち使用者と反対側へと突出する前側突出部73と、この前側突出部73の上端部から上方に向けて直線棒状に突出する把持部74とを一体的に備えている。
前側突出部73の内部には、手元操作部本体68の前部に位置して無線通信部48が収容されている。したがって、この無線通信部48は、手元操作部65の把持部74を除く位置で、かつ、掃除機本体12(本体ケース15)よりも上方に配置されており、手元操作部65の上下方向の一端側(先端側)である下側寄り、すなわち把持部74と反対側の端部近傍、換言すれば把持部74に対して使用者と反対側に位置している。さらに、この前側突出部73には、報知部54が配置されている。
また、無線通信部48および報知部54は、ホース部71内に配置された電源供給線35,35および制御信号線36と電気的に接続されており、電源を掃除機本体12側から供給可能であるとともに、無線通信部48にて受信した信号を本体制御部19に出力したり、本体制御部19側からの信号を受け取ったりするなど、本体制御部19との間での双方向の信号の伝達が可能となっている。
さらに、掃除機本体12(本体ケース15)の上側寄りの側部には、電動送風機18のオンオフ(動作、非動作(停止))を設定する電源動作設定部としての電源スイッチ76が配置されている。
そして、掃除の際には、床ブラシ27(電気掃除機11)を床面上に載置し、電源コードを壁面などの図示しないコンセント(商用交流電源)に接続し、コードリール装置から本体制御部19および電動送風機18へと給電可能な状態とする。このとき、掃除機本体12側から、電源供給線35,35を介して報知部54および無線通信部48へと電源が供給され、この無線通信部48が無線通信手段49と無線通信を開始する。また、この状態で、無線通信部48は、掃除機本体12よりも上方の開空間に位置して無線通信部48を遮蔽する物体が比較的少なく、かつ、把持部74を把持した使用者の手により無線通信部48が遮蔽されない状態となる。この結果、無線通信部48による外部の無線通信手段49との無線通信の通信性能が安定する。
次いで、使用者が電源スイッチ76を操作すると、本体制御部19が電動送風機18を所定の入力で動作させる。このとき、例えば使用者が遠隔操作により節電設定を有効としている場合、すなわち、インターネット50上のサーバなどに節電設定を有効と設定している場合、電気掃除機11を使用する時刻が、電力の使用が集中する時間帯、いわゆるピークシフト時間帯に該当するときなどには、電力消費をより抑制した(消費電力が小さい)動作モードで本体制御部19が電動送風機18を動作させ、報知部54が、本体制御部19が無線通信部48から受信した信号に基づく電動送風機18の動作の設定を優先した旨報知する。
次いで、使用者は、手元操作部65の把持部74を操作して掃除機本体12(本体ケース15)とともに床ブラシ27を床面上で前後に走行させることで、電動送風機18の駆動による負圧によって、床ブラシ27の先端側の吸込口から塵埃を空気とともに吸い込む。床ブラシ27から塵埃とともに吸い込まれた空気は吸込風となり、塵埃を集塵部16へと運び、この集塵部16にて塵埃を捕集する。
この後、塵埃が除去された吸込風は濾過フィルタを通過した後、電動送風機18へと吸い込まれ、この電動送風機18を通過して排気風となり、図示しない排気孔から掃除機本体12(本体ケース15)の外部へと排気される。
また、例えば家具の上面、あるいはエアコンのフィルタなど、高い位置を掃除する際には、手元操作部65の先端側本体部68bを掃除機本体12(本体ケース15)から取り外し、この先端側本体部68bの先端側から塵埃を空気とともに吸い込んで集塵部16に捕集する。さらに、例えば机の上や床ブラシ27が入り込めない隙間などを掃除する場合には、手元操作部65の基端側本体部68aを先端側本体部68bから取り外し、この基端側本体部68aの先端側から塵埃を空気とともに吸い込んで集塵部16に捕集する。
また、例えば家庭あるいは工場などの被掃除部での電力の使用状況が切迫していることを無線通信部48が無線通信手段49から受信した場合などには、電気掃除機11の運転中であっても、電動送風機18を停止させる(電気掃除機11の運転を停止させる)信号を無線通信部48から電源供給線35および制御信号線36を介して本体制御部19へと出力することで、本体制御部19が電動送風機18を強制的に停止させることができる。
このとき、報知部54では、電動送風機18を強制的に停止させたことを使用者に報知する。
掃除が終了すると、使用者が電源スイッチ76を操作することで、本体制御部19が電動送風機18を停止させる。
このように、上記第2の実施形態によれば、上下方向に長手状の掃除機本体12の上部に突出して接続され床ブラシ27の位置を移動させることが可能な手元操作部65に、電気掃除機11の外部の無線通信手段49との無線通信が可能な無線通信部48を配置することにより、周囲に無線電波を遮蔽するものがより少ない、開空間中に無線通信部48を位置させる機会が多くなり、無線通信手段49との無線通信が遮蔽あるいは妨害されることが少なく、良好な無線通信性能を確保できる。
なお、上記各実施形態において、床ブラシ27には、回転清掃体、および、この回転清掃体を駆動させる駆動手段である電動機などを配置してもよい。この場合には、電源供給線35,35と電気的に接続される配線を電動機に電気的に接続するように構成して、掃除機本体12側から電源を取ることもできる。
次に、第3の実施形態を図5を参照して説明する。なお、上記各実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第3の実施形態は、電気掃除機11がいわゆるハンディ型のものである。
すなわち、この電気掃除機11は、掃除機本体12が持ち運び可能な軽量かつ小型のものであり、前後方向に長手状の掃除機本体12の一端側である前端側に、床ブラシ27が直接接続されているとともに、本体ケース15の上部に、操作部としての手元操作部81が設けられている。
この手元操作部81は、使用者が把持して掃除操作、すなわち床面上で床ブラシ27を前後左右などに移動(走行)させてその位置を変える操作をするためのものであり、硬質の合成樹脂などにより前後方向に沿って長手状に形成されて掃除機本体12(本体ケース15)に対してループ状に突出している。そして、この手元操作部81には、掃除機本体12(本体ケース15)との一方の接続部である前端側にて掃除機本体12(本体ケース15)の上部に無線通信部48が収容されているとともに、この無線通信部48の後方の上部に報知部54が取り付けられている。さらに、この手元操作部81の後端側は、使用者が把持する把持部82となっており、この把持部82の前方には、電動送風機18のオンオフ(動作、非動作(停止))を設定する電源動作設定部としての電源スイッチ83が配置されている。すなわち、無線通信部48は、手元操作部81の把持部82を除く位置に配置されている。
また、無線通信部48および報知部54は、掃除機本体12(本体ケース15)側から手元操作部81内に導入された電源供給線35,35および制御信号線36と電気的に接続されており、電源を掃除機本体12側から供給可能であるとともに、無線通信部48にて受信した信号を本体制御部19に出力したり、本体制御部19側からの信号を受け取ったりするなど、本体制御部19との間での双方向の信号の伝達が可能となっている。
さらに、集塵部16は、掃除機本体12に内蔵されている。
そして、掃除の際には、電源コードを壁面などの図示しないコンセント(商用交流電源)に接続し、コードリール装置から本体制御部19および電動送風機18へと給電可能な状態とする。このとき、掃除機本体12側から、電源供給線35,35を介して報知部54および無線通信部48へと電源が供給され、この無線通信部48が無線通信手段49と無線通信を開始する。また、この状態で、無線通信部48は、掃除機本体12よりも上方の開空間に位置して無線通信部48を遮蔽する物体が比較的少なく、かつ、把持部74を把持した使用者の手により無線通信部48が遮蔽されない状態となる。この結果、無線通信部48による外部の無線通信手段49との無線通信の通信性能が安定する。
次いで、使用者が手元操作部81の把持部82を把持して電源スイッチ83を操作すると、本体制御部19が電動送風機18を所定の入力で動作させる。このとき、例えば使用者が遠隔操作により節電設定を有効としている場合、すなわち、インターネット50上のサーバなどに節電設定を有効と設定している場合、電気掃除機11を使用する時刻が、電力の使用が集中する時間帯、いわゆるピークシフト時間帯に該当するときなどには、電力消費をより抑制した(消費電力が小さい)動作モードで本体制御部19が電動送風機18を動作させ、報知部54が、本体制御部19が無線通信部48から受信した信号に基づく電動送風機18の動作の設定を優先した旨報知する。
次いで、使用者は、手元操作部81の把持部82を操作して掃除機本体12(本体ケース15)を被掃除面に対して持ち上げた状態で床ブラシ27を被掃除面上で前後に走行させることで、電動送風機18の駆動による負圧によって、床ブラシ27の先端側の吸込口から塵埃を空気とともに吸い込む。床ブラシ27から塵埃とともに吸い込まれた空気は吸込風となり、塵埃を集塵部16へと運び、この集塵部16にて塵埃を捕集する。
この後、塵埃が除去された吸込風は濾過フィルタを通過した後、電動送風機18へと吸い込まれ、この電動送風機18を通過して排気風となり、図示しない排気孔から掃除機本体12(本体ケース15)の外部へと排気される。
また、例えば家庭あるいは工場などの被掃除部での電力の使用状況が切迫していることを無線通信部48が無線通信手段49から受信した場合などには、電気掃除機11の運転中であっても、電動送風機18を停止させる(電気掃除機11の運転を停止させる)信号を無線通信部48から電源供給線35および制御信号線36を介して本体制御部19へと出力することで、本体制御部19が電動送風機18を強制的に停止させることができる。
このとき、報知部54では、電動送風機18を強制的に停止させたことを使用者に報知する。
掃除が終了すると、使用者が電源スイッチ76を操作することで、本体制御部19が電動送風機18を停止させる。
このように、上記第3の実施形態によれば、掃除機本体12の上部に突出して接続され床ブラシ27の位置を移動させることが可能な手元操作部81に、電気掃除機11の外部の無線通信手段49との無線通信が可能な無線通信部48を配置することにより、周囲に無線電波を遮蔽するものがより少ない、開空間中に無線通信部48を位置させる機会が多くなり、無線通信手段49との無線通信が遮蔽あるいは妨害されることが少なく、良好な無線通信性能を確保できる。
また、上記第2および第3の実施形態によれば、本体制御部19が、電源スイッチ76,83により起動させる電動送風機18の動作と、無線通信部48により受信した信号に基づく電動送風機18の動作とが異なる場合、この無線通信部48により受信した信号に基づく電動送風機18の動作を優先可能であるため、外部の状況に応じた運転制御を実施できるなど、遠隔操作による消費電力制限などのサービスを容易に構築できる。
しかも、本体制御部19が無線通信部48により受信した信号に基づく電動送風機18の動作を優先した場合に、報知部54によって使用者に報知することにより、使用者が違和感を覚えたり、誤動作と誤認識したりしないようにでき、使い勝手がより向上する。
なお、上記第2および第3の実施形態において、手元操作部65,81に第1の実施形態の基板部55を取り付け、設定ボタン53の設定操作により電動送風機18の動作モードを設定可能としてもよい。
また、手元操作部65,81は、掃除機本体12(本体ケース15)に対して着脱可能としてもよい。
さらに、上記各実施形態において、電動送風機18の動作の設定について、設定ボタン53により設定された動作モードに応じた信号と無線通信部48により受信した信号との優先順位を基板部55により設定したが、例えばこれら信号をそれぞれ本体制御部19に送信し、本体制御部19側で優先順位を設定してもよい。
また、報知部54は音声報知などでもよい。
そして、電源部としては、コードリール装置に代えて、電池を本体ケース15に内蔵し、この電池から電動送風機18および本体制御部19などに給電してもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、掃除機本体12に接続され床ブラシ27の位置を移動させることが可能な手元操作部33,65,81に、外部の無線通信手段49との無線通信が可能な無線通信部48を配置することにより、無線通信部48が、通常使用時(掃除状態)においては、掃除機本体12よりも高い位置で、かつ、使用者が把持操作する部分の近傍に位置するため、周囲に遮蔽するものが比較的少ない開空間中に無線通信部48が位置することが多く、無線通信が遮蔽や妨害されることが少なく、良好な無線通信性能を維持できる。
また、無線通信部48は、掃除機本体12から離間された手元操作部33,65,81に位置するため、掃除機本体12内に位置するよりも、掃除機本体12の特に電動送風機18などから発生する電気的なノイズからも遠ざかることができるので、ノイズの影響も低減し、安定した無線通信性能を容易に保持できる。
特に、手元操作部33,65,81は、使用者が把持することで自然な掃除状態で掃除機本体12よりも上方に位置するので、この手元操作部33,65,81に配置した無線通信部48も掃除状態で掃除機本体12よりも上方に位置する。したがって、無線通信部48からみた見通し距離が長くなり、より良好な無線通信を確保できる。
また、無線通信部48と無線通信手段49との無線通信方法として、Bluetooth(登録商標)を用いる場合には、通信の暗号化と、通信の安定性を確保でき、Wi−Fi(登録商標)を用いる場合には、通信速度が速いため、画像などの大容量の情報の通信が可能になる。そして、これら一般に流通している無線通信機能を有する無線通信手段(アクセスポイント)で採用されているBluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)などを用いることで、使用者の利便性をより向上できる。
さらに、人体は水分を多く含んでいるため、特にBluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)などの2.4GHz帯の無線通信を利用する場合には、人体によって電波を吸収しやすい。そのため、無線通信部48を、手元操作部33,65,81の把持部43,74,82を除く位置に配置することにより、無線通信部48を、把持部43,74,82を把持した手のひらなどで覆うことがないので、電波が吸収されて弱くなってしまうことがなく、より安定した無線通信が可能になる。
さらに、例えば家庭内で電力消費量が切迫した場合、すなわち、電力消費量が制限値を超えかけている場合において、使用者が手動で電気掃除機11(電動送風機18)を停止しようとすると、操作が間に合わない場合がある。そこで、無線通信部48により受信した信号に基づき、本体制御部19が電動送風機18を強制的に停止可能とすることにより、電力消費量が切迫した場合において、使用中の電気掃除機11を強制的かつ自動的に一時停止、もしくは停止することで、ブレーカの遮断を回避することができる。この結果、電力消費量が制限値を超えることを防止し、家庭など被掃除部内全体の電力消費を容易に制御でき、使用者の使い勝手をより向上できる。
また、このように無線通信部48により受信した信号に基づき電動送風機18を強制的に停止した場合に報知部54によって報知することで、使用者が違和感を覚えたり、誤動作と誤認識したりすることを確実に防止できる。
さらに、無線通信部48により、本体制御部19からの情報を無線通信手段49に送信できることにより、例えば電気掃除機11の運転履歴、運転状態、(積算)消費電力、動作モード、あるいは、回転清掃体を有する場合にはそのオンオフなどの、電気掃除機11の各種運転情報を遠隔で取得できる。このため、この取得した運転履歴などに基づいて、例えば離れて暮らしている親類などの安否確認を行うことができる。また、例えば電気掃除機11にセンサを設けて、このセンサからの出力情報やエラー情報を本体制御部19から無線通信部48を介して無線通信手段49に送信することで、例えば濾過フィルタの交換時期のお知らせや、電気掃除機11の故障を未然に検知して対応できたり、掃除している室温や湿度を遠隔で取得したりすることも可能となる。さらに、例えば電気掃除機11にカメラ機能を搭載して、取得した掃除場所の映像などを、無線通信部48を介して無線通信手段49に送信することで、外部から室内の映像を見ることも可能となるなど、使用者の使い勝手をより向上できる。
なお、電動送風機18の動作モードをより消費電力が小さい動作モードとすべき信号、あるいは、電動送風機18を強制的に停止させるべき信号などを無線通信手段49から無線通信部48が受信した場合には、無線通信部48から本体制御部19に信号を送信せず、報知部54によって使用者に報知することで、使用者自身により動作モードをより消費電力が小さい動作モードに切り換えたり、電動送風機18を強制的に停止させたりすることを促すようにするだけでもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 掃除機本体
16 集塵部
18 電動送風機
19 制御手段としての本体制御部
27 吸込口体としての床ブラシ
33,65,81 操作部としての手元操作部
43,74,82 把持部
48 無線通信部
49 無線通信手段
53 設定手段としての設定ボタン
54 報知手段としての報知部

Claims (8)

  1. 電動送風機、および、この電動送風機の動作により吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部を備えた掃除機本体と、
    この掃除機本体に設けられ、前記電動送風機の動作を制御する制御手段と、
    前記電動送風機の吸込側と連通する吸込口体と、
    前記掃除機本体に接続され前記吸込口体の位置を移動させることが可能な操作部と、
    前記制御手段と電気的に接続されて前記操作部に配置され、外部の無線通信手段との無線通信が可能な無線通信部と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. 操作部は、掃除状態で掃除機本体よりも上方に位置する
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 操作部は、把持する把持部を備え、
    無線通信部は、前記操作部の前記把持部を除く位置に配置されている
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 操作部は、使用者が電動送風機の動作を制御手段に設定するための設定手段を備え、
    前記制御手段は、無線通信部により受信した信号に基づいて前記電動送風機の動作を設定可能であるとともに、前記設定手段により設定された前記電動送風機の動作と、前記無線通信部により受信した信号に基づく前記電動送風機の動作とが異なる場合、この無線通信部により受信した信号に基づく前記電動送風機の動作を優先可能である
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機。
  5. 制御手段が無線通信部により受信した信号に基づく電動送風機の動作を優先した場合に、使用者に報知する報知手段を具備した
    ことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
  6. 操作部は、掃除機本体に対して着脱可能に接続される
    ことを特徴とした請求項1ないし5いずれか一記載の電気掃除機。
  7. 制御手段は、無線通信部により受信した信号に基づき電動送風機を停止可能である
    ことを特徴とした請求項1ないし6いずれか一記載の電気掃除機。
  8. 無線通信部は、制御手段からの情報を外部の無線通信手段に送信可能である
    ことを特徴とした請求項1ないし7いずれか一記載の電気掃除機。
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