JP2014057226A - 画像形成装置のエラー通知システム及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置のエラー通知システム及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発生したエラーを効果的に装置近辺のユーザに通知でき、エラー解除を迅速に行なうことができるエラー通知システム及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】
画像形成装置101でエラーが発生した場合、エラー情報取得手段3でエラー情報が取得され、人検知手段2で画像形成装置の近傍に人の存在が検知されると、その画像形成装置によりエラー発生を通知する。人の存在が検知されない場合には、外部装置201〜204に対して、近傍に人が存在するか否かが問い合わされ、外部装置からの回答から、画像形成装置はエラー情報送信対象の外部装置を特定し、エラー情報を送信する。外部装置は、画像形成装置から送信されてきたエラー情報をエラー通知手段を介して人に通知する。
【選択図】 図9

Description

この発明は、例えば多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals) 等の画像形成装置と、該画像形成装置と通信可能な1台または複数台の外部装置とを備えた画像形成装置のエラー通知システム、及び画像形成装置に関する。
一般に、MFP等の画像形成装置では、例えば原稿データ切れ/用紙切れ/トナー切れ/JAM等のエラーが発生した場合、このエラーが発生した画像形成装置がユーザに対してエラー発生の通知を行なっている。
エラーの通知方法には、画像形成装置の操作パネル部でエラー内容を表示する、LED等の照明機器を点灯・点滅する、警報を鳴らす、音声ガイダンスでエラー内容を案内する等がある。また、これらエラー発生を通知するタイミングは、例えば、エラー発生の直後であり、あるいは定期的であり、あるいは常時である。
また、従来、プリンタのエンジン部で発生したエラーに関する不具合情報に基づいて情報画像を生成し、ネッワーク接続されている他のプリンタのうち、印刷先として決定されたプリンタに対して通信により前記情報画像の印刷を指示するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−240506号公報
ところで、MFP等の画像形成装置を複数台用いて大量印刷を行なうような場合、ユーザは、印刷設定して印刷を開始した後、その画像形成装置の前から離れることが多い。特に印刷工場では、複数台の画像形成装置に対して一人の作業者が、原稿データの入力/用紙の補給/トナーボトルの交換/プロセス周りの清掃等を行なっており、常にある1台の画像形成装置の前および周辺にユーザがいる状況にはない。また、夜間に大量印刷を行なう場合も同様に、画像形成装置の前および周辺にユーザがいないことが多い。
このような状況において、画像形成装置にエラーが発生した場合、存在しないユーザに対してエラー発生を通知し続けても、ユーザが気付くことができないままとなっていた。
これにより、設定した印刷処理を完了しないまま時間が経過し、ユーザが印刷完了予定時刻に戻って来て初めて、このエラーの発生に気付いてエラー修復作業を行なうため、時間を無駄浪費してしまうという課題があった。
また、先行技術においては、印刷装置で発生したエラーに関する情報を他の印刷装置で印刷して通知するものであり、ユーザが予め設定した優先度に応じた印刷装置を選択して通知することができるが、他の印刷装置の周辺にユーザが存在するか否かの判断を行なっていないので、ユーザがいなければ、ユーザが他の印刷装置に戻るまで気付かないままになってしまうおそれがある。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、発生したエラーを効果的に装置近辺の人に通知でき、エラー解除を迅速に行なうことができる画像形成装置のエラー通知システム、及び画像形成装置を提供することを課題としている。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像形成装置と、該画像形成装置と通信可能な1台または複数台の外部装置とを備えた画像形成装置のエラー通知システムであって、前記画像形成装置は、自装置でエラーが発生した際に、該エラーの内容を情報として取得するエラー情報取得手段と、自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知された場合には、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知されなかった場合には、前記外部装置に対して、近傍に人が存在するか否かを問い合わせる問い合わせるとともに、人が存在すると回答した外部装置の中からエラー情報送信対象の外部装置を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された外部装置に、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を送信する送信手段と、を備え、前記外部装置は、自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、前記画像形成装置からの問い合わせに対して、前記人検知手段による人の存在の検知結果を回答する回答手段と、前記画像形成装置の特定手段により特定されたときに、前記画像形成装置から送信されてきたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置のエラー通知システム。
(2)前記人検知手段は、所定の検知エリアにおける人体の存在を検知する人体検知センサで構成されている前項1に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(3)前記画像形成装置は、前記検知エリアを変更可能な検知エリア変更手段を備えており、前記画像形成装置の人体検知センサにより人が検知されない場合には、前記検知エリア変更手段を用いて前記検知エリアを変更し、再度、人体検知センサにより人の存在を検知する前項2に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(4)前記エラー情報取得手段により取得したエラー内容に基づいて前記検知エリア変更手段による検知エリアの変更量を設定する前項3に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(5)前記画像形成装置のエラー通知手段はエラー通知強度を変更することが可能であり、前記検知エリア変更手段で検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、前記エラー通知手段は通常よりも強くエラー通知を行う前項3また4に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(6)前記外部装置は、前記検知エリアを変更可能な検知エリア変更手段を備えており、前記外部装置の人体検知センサにより人が検知されない場合には、前記検知エリア変更手段を用いて前記検知エリアを変更し、再度、人体検知センサにより人の存在を検知する前項2に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(7)前記外部装置のエラー通知手段はエラー通知強度を変更することが可能であり、前記検知エリア変更手段で検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、前記エラー通知手段は通常よりも強くエラー通知を行う前項6に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(8)前記外部装置は、人検知手段として、所定の検知エリアにおける人体の存在を検知する人体検知センサと、該人体検知センサとは異なるセンサを備えており、複数の外部装置が人を検知した場合には、前記画像形成装置の特定手段は、検知したセンサから判断される検知された人の状態に応じて、複数の外部装置の1つを特定し、エラー情報を送信する前項1に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(9)前記検知された人の状態は、外部装置を正に設定操作しているユーザ、外部装置を使用するために該外部装置に近づいている利用予定者、外部装置近傍を通過している通行人であり、前記画像形成装置の特定手段は、エラー情報の送信先である外部装置を、前記検知された人が、ユーザ、利用予定者、通行人である場合の優先順位で特定する前項8に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(10)前記外部装置は、相互に通信可能な他の画像形成装置である前項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置のエラー通知システム。
(11)自装置でエラーが発生した際に、該エラーの内容を情報として取得するエラー情報取得手段と、自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知された場合には、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知されなかった場合には、自装置と通信可能でかつ人検知手段を有する1台または複数台の外部装置に対して、近傍に人が存在するか否かを問い合わせるとともに、人が存在すると回答した外部装置の中からエラー情報送信対象の外部装置を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された外部装置に、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(12)前記人検知手段は、所定の検知エリアにおける人体の存在を検知する人体検知センサで構成されている前項11に記載の画像形成装置。
(13)前記検知エリアを変更可能な検知エリア変更手段を備えており、前記人体検知センサにより人が検知されない場合には、前記検知エリア変更手段を用いて前記検知エリアを変更し、再度、人体検知センサにより人の存在を検知する前項12に記載の画像形成装置。
(14)前記エラー情報取得手段により取得したエラー内容に基づいて前記検知エリア変更手段による検知エリアの変更量を設定する前項13に記載の画像形成装置。
(15)前記エラー通知手段はエラー通知強度を変更することが可能であり、前記検知エリア変更手段で検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、前記エラー通知手段は通常よりも強くエラー通知を行う前項13また14に記載の画像形成装置。
(16)前記画像形成装置の特定手段は、エラー情報の送信先である外部装置を、前記外部装置により検知された人が、外部装置を正に設定操作しているユーザ、外部装置を使用するために該外部装置に近づいている利用予定者、外部装置近傍を通過している通行人である場合の優先順位で特定する前項15に記載の画像形成装置。
(17)画像形成装置と、該画像形成装置と通信可能な管理装置と、該管理装置と通信可能な1台または複数台の外部装置とを備えた画像形成装置のエラー通知システムであって、前記画像形成装置は、自装置でエラーが発生した際に、該エラーの内容を情報として取得するエラー情報取得手段と、自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知された場合には、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、前記管理装置に、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を送信する送信手段と、を備え、前記管理装置は、前記画像形成装置にエラーが発生した際に、画像形成装置の前記人検知手段により人の存在が検知されなかった場合には、前記外部装置に対し近傍に人が存在するか否かを問い合わせる問い合わせるとともに、人が存在すると回答した外部装置の中からエラー情報送信対象の外部装置を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された外部装置に、前記画像形成装置からのエラー情報を送信する送信手段と、を備え、前記外部装置は、自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、前記管理装置からの問い合わせに対して、前記人検知手段による人の存在の検知結果を回答する回答手段と、前記管理装置の特定手段により特定されたときに、前記管理装置から送信されてきたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置のエラー通知システム。
前項(1)に記載の発明によれば、画像形成装置でエラーが発生した場合、前記エラー情報取得手段でエラー情報が取得され、かつ人検知手段により該画像形成装置の近傍に人の存在が検知された場合には、その画像形成装置によりエラー通知手段を介してエラー発生の通知が行なわれる。一方、人の存在が検知されない場合には、外部装置に対して、近傍に人が存在するか否かが問い合わされる。外部装置は、画像形成装置からの問い合わせに対して、人検知手段による人の存在の検知結果を回答し、画像形成装置は、人が存在すると回答した外部装置の中からエラー情報送信対象の外部装置を特定し、その外部装置に、エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を送信する。外部装置は、画像形成装置から送信されてきたエラー情報をエラー通知手段を介して人に通知する。
つまり、画像形成装置で発生したエラーが該装置近傍の人に通知され、人が存在しなかった場合には、他の外部装置の近傍の人に通知されるので、エラー状態が長時間放置されるのが回避され、エラーの素早い解除が可能となる。しかも、エラーの発生を人が存在する場所に通知するので、的確なエラー通知が可能となる。
前項(2)に記載の発明によれば、前記人体検知センサにより所定エリアにおける人体を検出するので、より広範囲で人を検知することが可能となる。
前項(3)に記載の発明によれば、人体検知センサにより人が検知されない場合には、前記検知エリア変更手段を用いて前記検知エリアを変更し、再度、人の存在を検知するので、例えば、通常時はユーザおよび利用予定者のみを検出するように検知エリアが設定されている場合でも、エラー発生時には、検知エリアを拡大変更することで、通行人の検出も可能となる。
前項(4)に記載の発明によれば、取得したエラー内容に基づいて検知エリアの変更量を設定するので、エラー内容からのエラー解除難易度に応じて、前記検知エリアを拡大することができ、例えば致命的なエラー発生では、検知エリアを最大まで拡大変更することにより、通行人であっても確実にエラーの発生を通知することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、通常よりも強くエラー通知が行なえるので、通常時よりも離れた位置にいる人に対して、それに適した強さでエラーを通知することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、外部装置近傍において、通常時はユーザおよび利用予定者のみを検出するように検知エリアが設定されている場合でも、エラー発生時には、検知エリアを拡大変更することで、通行人の検出も可能となる。
前項(7)に記載の発明によれば、外部装置近傍においても、エラー解除の難易度に応じて検知エリアを拡大することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、外部装置が人検知手段として、人体検知センサと、該人体検知センサとは異なるセンサを備え、複数の外部装置が人を検知した場合に、検知したセンサから判断される人の状態に応じて、通知先として適した外部装置が特定され、確実にエラーを通知することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、前記検知された人の状態は、外部装置を正に設定操作するユーザ、外部装置を使用するために該外部装置に近づいている利用予定者と、外部装置近傍を通過している通行人であり、これらの人の優先順位に従ってエラー情報の送信先である外部装置が特定されるので、エラー解除がより速やかに行なわれる。
前項(10)に記載の発明によれば、1つの画像形成装置で発生したエラーを他の画像形成装置の近傍に存在する人に通知することができる。
前項(11)に記載の発明によれば、自装置で発生したエラーが自装置近傍の人に通知され、人が存在しなかった場合には、他の外部装置の近傍の人に通知されるので、エラー状態が長時間放置されるのが回避され、エラーの素早い解除が可能となる。しかも、エラーの発生を人が存在する場所に通知するので、的確なエラー通知が可能となる。
前項(12)に記載の発明によれば、前記人体検知センサにより所定エリアにおける人体を検出するので、より広範囲で人を検知することが可能となる。
前項(13)に記載の発明によれば、例えば、通常時はユーザおよび利用予定者のみを検出するように検知エリアが設定されている場合でも、エラー発生時には、検知エリアを拡大変更することで、通行人の検出も可能となる。
前項(14)に記載の発明によれば、取得したエラー内容に基づいて検知エリアの変更量を設定するので、エラー内容からのエラー解除難易度に応じて、前記検知エリアを拡大することができ、例えば致命的なエラー発生では、検知エリアを最大まで拡大変更することにより、通行人であっても確実にエラーの発生を通知することができる。
前項(15)に記載の発明によれば、検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、通常よりも強くエラー通知が行なえるので、通常時よりも離れた位置にいる人に対して、それに適した強さでエラーを通知することができる。
前項(16)に記載の発明によれば、エラー情報の送信先である外部装置を、外部装置により検知された人が、外部装置を正に設定操作しているユーザ、外部装置を使用するために該外部装置に近づいている利用予定者、外部装置近傍を通過している通行人である場合の優先順位で特定することができる。
前項(17)に記載の発明によれば、画像形成装置で発生したエラーが該装置近傍の人に通知され、人が存在しなかった場合には、管理装置を介して、他の外部装置の近傍の人に通知されるので、エラー状態が長時間放置されるのが回避され、エラーの素早い解除が可能となる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 複数の画像形成装置や外部装置が互いにネットワークを介して接続されたエラー通知システムを示す概略構成図である。 人体検知センサ装置の平面図である。 画像形成装置における人体検知センサ装置の取り付け位置を示す図である。 画像形成装置の側面を見たときの人体検知センサ装置の向きと検知エリアを概略的に示す図である。 画像形成装置の正面斜め上方から見たときの検知エリアを概略的に示す図である。 人が画像形成装置に接近するとき、または通過するときの検知エリアと検知センサの出力との関係を説明するための図である。 外部装置の主要部の構成を示すブロック図である。 画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。 検知エリアを変更する場合の画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。 エラー内容に応じて検知エリアを変更する場合の画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。 検知エリアの変更量に適したエラー通知強度に設定する場合の画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。 人体検知センサの出力電圧と通常のしきい値とを示す図である。 エラー内容から検知エリアの変更量およびエラー通知強度を決定するための参照例の表である。 外部装置の検知エリアを変更する場合の画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。 外部装置の検知エリアを変更して通知強度を強くした場合の画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。 エラー情報の送信先を選択する場合の画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。 複数の外部装置で検出された人の状態に基づいて、エラー情報送信先としての外部装置を選択する場合の参照例を示す表である。 外部装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の他の実施形態に係る画像形成装置のエラー通知システムを示す概略構成図である。 図20のシステムにおける管理装置の処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置のエラー通知システムを示す概略構成図である。
図1において、この画像形成装置のエラー通知システムは、画像形成装置101を含む複数の装置102,201〜203からなり、互いにネットワーク、例えば有線または無線で接続するLAN(Local Area Network) 20を介して接続されている。
具体的には、装置201〜204は、画像形成装置101に対する外部装置であり、前記LAN210を介して接続されている。
外部装置201,202,203、204は、それぞれ、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末のようなモバイルPC、監視カメラ、他の画像形成装置で構成されている。これら外部装置201〜204には、後述する人検知手段2やエラー通知手段5を備えている。
図2は、前記画像形成装置101の電気的構成を示すブロック図である。なお、画像形成装置204も画像形成装置101とほぼ同様の構成を有している。
図2において、この画像形成装置101は、各部に対する情報を処理するとともに、全体を制御する制御機能をもった情報処理部1と、画像形成装置101の近傍における人の存在を検知する人検知手段2と、画像形成装置101のエラー内容、例えば原稿切れ/用紙切れ/トナー切れ/紙詰まり(JAM)等を各部から取得するエラー情報取得手段3と、画像形成装置101の固有情報(例えば登録名/設置場所/IPアドレス等)を記憶する固有情報記憶部4と、エラーが発生したことを通知するエラー通知手段5と、外部装置201〜204との通信を可能にする外部通信手段(例えば、有線LAN接続部/無線LAN接続部等)6と、人体検知センサ2の検知エリアを変更することが可能な検知領域変更手段7と、エラー通知手段5での通知強度を変更することが可能な通知強度変更手段8と、原稿から画像データを取得する原稿読み取り部(スキャナ部)9と、画像データから画像を形成する画像形成部(プリンタ部)10と、画像形成に用いるトナーを格納するトナー格納部11と、形成画像が転写される用紙を蓄えた給紙部12と、画像形成後の印刷用紙に後処理(ステープル綴じ/パンチ孔等)を行なう後処理部13と、画像データを記憶する大容量記憶装置(HDD等)14と、その他の各種情報を記憶する記憶部(メモリ等)15と、外部記憶装置(USBメモリ等)との接続を可能にする外部記憶装置接続部16と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部171ならびにユーザに対して画像形成装置101の情報を表示する表示部172を有する操作パネル部17と、画像形成装置101の外装扉の開閉状態を検出する扉開閉センサ18と、画像形成装置101の各部の状態を検出する各種センサ19とを備えている。
前記人検知手段2は、後述する人体検知センサを好適例として記載するが、入力部171や扉開閉センサ18および各種センサ19を人検知手段とし、入力部171へのユーザによる入力状態、あるいは扉開閉センサ18および各種センサ19の状態に基づいて人を検出する構成としても構わない。
人体検知センサは、パッシブセンサとして周知の焦電形の赤外線センサを好適例として記載するが、照射した赤外線に対する反射光を受光し、その受光量の変化から人の存在を検知するアクティブセンサであっても構わない。
ここで、人体検知センサを備えた人体検知センサ装置の一例について説明する。
この実施形態では、人体検知センサ装置20は、図3に示すように、基板20b上に配置された人体検知センサ20aと、人体検知センサ20aを被覆する態様で基板20bに設けられるとともに、縦横方向にほぼ同一の大きさの多数の単位レンズ20dが形成されたフルネルレンズからなる複眼レンズ20cとを備えている。
前記人体検知センサ20aは、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する正負電極対を有する焦電型センサからなる。この実施形態では逆電位を発生する2組の焦電電極から構成されるセンサが用いられている。この場合、2組の焦電電極からの各出力の絶対値を加算してセンサ出力としても良いし、各出力の絶対値の平均値をセンサ出力としても良いし、何れか一方のみの出力を用いても良い。なお、センサ(焦電電極)の個数や構成は限定されることはない。
上記構成の人体検知センサ装置20は、図4に示されるように、画像形成装置101の正面パネルの下部に、図5に示されるように、センサ中心が斜め上を向くように取り付けられている。このような複眼レンズ20cを有する人体検知センサ装置20の取付により、図5に示すように、人体検知センサ装置から斜め上方に向かって放射状に広がり遠くのエリアほどレンズの配光面積が大きくなる赤外線検知エリア21が、単位レンズ20dの数だけ形成されている。従って、このような検知エリア21は、人の画像形成装置1への接近方向を包含する水平面内においては、図5及び図6に示すように、画像形成装置101に接近するほど面積が小さくなり、接近方向と直交する方向つまり画像形成装置101と平行な方向においては、ほぼ等しい面積となっている。
なお、この実施形態では、オフィス内の人の歩行速度+αである4.8km/時の速度で、身長Hが170cmの人が画像形成装置1に接近したときに、画像形成装置1への到着2秒前の画像形成装置1までの距離Lが2.5mの位置で、その人の顔の熱量を最外側の検知エリアaで検知できるように、検知エリアa、b、c・・・が形成されている。
図1及び図2に示した画像形成装置101において、人が検知エリアの外側から画像形成装置101に接近したときの動作を、図7を参照して説明する。なお以下の説明では、水平面内に画像形成装置101の離間側から3個の検知エリアa〜cが形成されているものとして説明する。
人が遠方から最外側の検知エリアaに進入すると、人体の赤外線を受けて人体検知センサ20aから電圧が出力される。
前述したように、人体検知センサ20aは焦電型素子を使用しており、赤外線の移動に伴う入力があるとオフセット電圧に対しプラス→マイナス(又はマイナス→プラス)の出力があり、移動がなくなると出力が収束する特性を持つ。これにより、ユーザーの移動を検知して検知エリアa〜cの面積に応じた周期の波形が出力される。
人が更に接近して検知エリアbへ進入すると、検知エリアaよりピーク値の大きな出力が出る。これは赤外線強度が距離の2乗に反比例することと、検知エリアの面積に対する人の顔の大きさの割合が大きくなるためである。また、検知エリアが狭くなるため出力の周期が短くなる(周波数が高くなる)。
人が更に接近し、最内側の検知エリアcへ進入すると更に距離が近くエリアが狭くなり、領域bよりピーク値が大きく周期が短い波形となる。
人がどの検知エリアに進入したかは、人体検知センサ20aからの出力の大きさを検出することにより判断される。例えば出力が、予め設定された第1の閾値よりも大きく、第2の閾値以下のときは、検知エリアaに進入したと判断され、第2の閾値よりも大きく、第3の閾値以下のときは、検知エリアbに進入したと判断され、第3の閾値よりも大きいときは検知エリアcに進入したと判断される。
一方、人が画像形成装置1と平行に移動し例えば検知エリアaを横断する場合(図7の丸数字1または2)、横断方向の複数の検知エリアの面積は変わらないため、人体検知センサ20aの出力もほぼ同じであり、波形の周期も移動速度に応じ一定となる。なお、検知エリアaを横断するときよりも、画像形成装置101に近い検知エリアcを横断する方が、人体検知センサ20aの出力自体は、大きな値となる。
このようにして、人が画像形成装置101に接近しているか換言すればその人が利用予定者か、単に近くを通過しているにすぎない通行人か等を判別することができる。なお、人が接近しているかあるいは通過しているか等を、人体検知センサ20aの出力の推移から判断するのではなく、例えば、画像形成装置101に近い検知エリアbまたはcで人が検知されたときは、画像形成装置の利用予定者と判断し、最も遠い検知エリアaで人の存在が検知されると通行人と判断しても良い。
また、複眼レンズ20cを用いることにより複数の検知エリアa〜cが形成された例を示したが、単眼レンズにより画像形成装置101の正面側に1個の検知エリアのみが形成されていてもよい。
前記検知領域変更手段7は、人体検知センサ20aで発生した電圧と比較するしきい値電圧の電圧レベルを変更することを好適例として記載するが、人体検知センサ20aの電圧を増幅する回路の増幅率を変更する手段であっても良い。あるいはさらに、人体検知センサ20aの物理的向きを変更する手段であっても良い。つまり、人体検知センサ装置20の取付角度を、検知領域変更手段7により変更できるようにして、検知エリアa〜cの位置や大きさ等を変更することで、画像形成装置101からより離れた位置に存在している人をも検知できる構成としても良い。
前記エラー通知手段5は、警報ブザー音を鳴らすことを好適例として記載するが、例えば表示部172にエラー内容を表示したり、LED等のランプを点灯/点滅させたり、音声ガイダンスで案内するようにしたもの、あるいは、これらの方法を組み合わせた手段等であっても構わない。
図8は、外部装置201〜203の主要部の構成を示すブロック図である。外部装置201〜203はそれぞれ各機能を実現するための構成を備えているが、図8では画像形成装置101のエラー通知に関与する部分のみを示している。
外部装置201〜203は、各部に対する情報を処理するとともに、全体を制御する制御機能をもった情報処理部211と、記憶部212と、画像形成装置101にエラーが発生したことを通知するエラー通知手段213と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部ならびにユーザに対して自装置の情報を表示する表示部を有する操作入力部214と、自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段215と、人体検知センサ2の検知エリアを変更することが可能な検知領域変更手段216と、画像形成装置101や他の外部装置等との通信を可能にする外部通信手段217と、エラー通知手段213での通知強度を変更することが可能な通知強度変更手段218等を備えている。
なお、エラー通知手段213、人検知手段215、検知領域変更手段216、通知強度変更手段218は、画像形成装置101に備えられているエラー通知手段213、人検知手段215、検知領域変更手段216、通知強度変更手段218とほぼ同一の機能を有している。
図9は、画像形成装置101におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。
図9において、ステップS1では、画像形成装置101でエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生していなければ(ステップS1でNO)、そのまま終了する。エラーが発生していれば(ステップS1でYES)、ステップS2では、エラー情報取得手段3によりエラー内容を取得し、ステップS3では、人検知手段2により画像形成装置101の近傍の人の存在を検知する。
ステップS4では、画像形成装置101の近傍で人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知すれば(ステップS4でYES)、ステップS5では、エラー通知手段5によりエラーが発生したこととエラー内容を通知する。
ステップS6では、エラー通知後所定期間内にエラー解除作業が開始されたか否かを判断し、エラー解除作業が開始されていれば(ステップS6でYES)、そのまま終了し、エラー解除作業が開始されていなければ(ステップS6でNO)、ステップS4に戻り、再度、画像形成装置101の近傍で人の存在を検知する。
画像形成装置101の近傍で人の存在を検知しなければ(ステップS4でNO)、ステップS7では、外部通信手段6により外部装置201〜203との通信を開始し、ステップS8では、外部装置201〜203の各近傍に人の存在を検知するように指示する。ステップS9では、この指示に対する回答として外部装置201〜203の各近傍の人の存在有無情報を外部装置201〜203から取得する。
ステップS10では、外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知しなければ(ステップS10でNO)、ステップS4に戻り、再度、画像形成装置101の近傍で人の存在を検知する。
外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知した場合(ステップS10でYES)、ステップS11では、人を検知した外部装置201(202,203)にエラー内容、及び固有情報記憶部4に記憶されているエラーが発生した画像形成装置を特定するための固有情報等を送信するとともに、該エラー内容を検知した人に通知するように指示し、指示後は、ステップS6に進む。つまり、エラーの開始作業が開始されれば、そのまま終了し、エラーの開始作業が開始されなければ、ステップS4に戻る。
なお、人の存在を検知した外部装置が複数存在する場合は、それら全ての外部装置をエラー通知を行わせる外部装置として特定しても良いし、その内の一部のみをエラー通知を行わせる外部装置として特定しても良い。図10以下のフローチャートで示す処理においても同様である。
このように、ネットワーク20を介して接続された複数の装置のうちの画像形成装置101で発生したエラーが該装置101近傍の人に通知され、人が存在しなかった場合には、外部装置201(202,203)の近傍の人に通知されるので、エラー状態が長時間放置されるのが回避され、エラーの可及的速やかな解除が可能となる。しかも、エラーの発生を印刷して通知するもの違って、人が存在する場所に通知するので、エラー通知性が的確なものとなる。
図10は、前記検知領域変更手段7により検知エリアを変更する場合の画像形成装置101におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。
図10において、ステップS11では、画像形成装置101でエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生していなければ(ステップS11でNO)、そのまま終了する。エラーが発生していれば(ステップS11でYES)、ステップS12では、エラー情報取得手段3によりエラー内容を取得し、ステップS13では、人検知手段2により画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
ステップS14では、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、検知エリア内で人の存在を検知すれば(ステップS14でYES)、ステップS15では、エラー通知手段5によりエラーが発生したこととエラー内容を通知する。
ステップS16では、エラー通知後所定期間内にエラー解除作業が開始されたか否かを判断し、エラー解除作業が開始されていれば(ステップS16でYES)、ステップS17では、検知エリアを通常に戻してから、終了する。エラー解除作業が開始されていなければ(ステップS16でNO)、ステップS14に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知しなければ(ステップS14でNO)、ステップS18では、前記検知領域変更手段7により検知エリアを変更したか否かを判断する。
検知エリアが変更済であれば(ステップS18でYES)、ステップS19では、外部通信手段6により外部装置201〜203との通信を開始し、ステップS20では、外部装置201〜203の各近傍の検知エリア内での人の存在を検知するように指示する。ステップS21では、この指示に対する外部装置201〜203の各近傍の検知エリア内での人の存在有無情報を外部装置201〜203から取得する。
ステップS22では、外部装置201〜203の各近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知しなければ(ステップS22でNO)、ステップS14に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の検知エリア内での人の存在を検知する。
外部装置201〜203の各近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知した場合(ステップS22でYES)、ステップS23では、人を検知した外部装置201(202,203)にエラー内容、及び固有情報記憶部4に記憶されているエラーが発生した画像形成装置を特定するための固有情報等を送信するとともに、該エラー内容を検知した人に通知するように指示し、指示後は、ステップS16に進む。
ステップS18において、検知エリアが変更済でなければ(ステップS18でNO)、ステップS24で検知エリアを変更したのち、ステップS14に戻る。
このように、通常時は、ユーザおよび利用予定者のみを検出するように検知エリアが設定されている場合でも、エラー発生時には、検知エリアを拡大変更すれば、通行人の検出も可能となり、人へのエラー通知の確実性が高くなる。
図11は、エラー内容に応じて検知エリアを変更する場合の画像形成装置101におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。
図11において、ステップS31では、画像形成装置101でエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生していなければ(ステップS31でNO)、そのまま終了する。エラーが発生していれば(ステップS31でYES)、ステップS32では、エラー情報取得手段3によりエラー内容を取得し、ステップS33では、人検知手段2により画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
ステップS34では、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、検知エリア内で人の存在を検知すれば(ステップS34でYES)、ステップS35では、エラー通知手段5によりエラーが発生したこととエラー内容を通知する。
ステップS36では、エラー通知後所定期間内にエラー解除作業が開始されたか否かを判断し、エラー解除作業が開始されていれば(ステップS36でYES)、ステップS37では、検知エリアを通常に戻してから、終了する。エラー解除作業が開始されていなければ(ステップS36でNO)、ステップS34に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知しなければ(ステップS34でNO)、ステップS38では、前記検知領域変更手段7により検知エリアを変更したか否かを判断する。
検知エリアが変更済であれば(ステップS38でYES)、ステップS39では、外部通信手段6により外部装置201〜203との通信を開始し、ステップS40では、外部装置201〜203の各近傍の検知エリア内での人の存在を検知するように指示する。ステップS41では、この指示に対する外部装置201〜203の各近傍の検知エリア内での人の存在有無情報を外部装置201〜203から取得する。
ステップS42では、外部装置201〜203の各近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知しなければ(ステップS42でNO)、ステップS34に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の検知エリア内での人の存在を検知する。
外部装置201〜203の各近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知した場合(ステップS42でYES)、ステップS43では、人を検知した外部装置201(202,203)にエラー内容、及び固有情報記憶部4に記憶されているエラーが発生した画像形成装置を特定するための固有情報等を送信するとともに、該エラー内容を検知した人に通知するように指示し、指示後は、ステップS36に進む。
ステップS38において、検知エリアが変更済でなければ(ステップS38でNO)、ステップS44では、エラー内容に応じて検知エリアの変更量を決定し、ステップS45では、決定された検知エリアに変更してから、ステップS34に戻る。
このように、エラー内容からのエラー解除難易度に応じて、前記検知エリアの拡大量を変更可能となり、例えば、致命的なエラー発生では、検知エリアの拡大量を最大まで設定変更し、画像形成装置101から離れた通行人であっても確実に通知することができる。
図12は、検知エリアの変更量に適したエラー通知強度を設定する場合の画像形成装置101におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。
図12において、ステップS51では、画像形成装置101でエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生していなければ(ステップS51でNO)、そのまま終了する。エラーが発生していれば(ステップS51でYES)、ステップS52では、エラー情報取得手段3によりエラー内容を取得し、ステップS53では、人検知手段2により画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
ステップS54では、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、検知エリア内で人の存在を検知すれば(ステップS54でYES)、ステップS55では、エラー通知手段5によりエラーが発生したこととエラー内容を通知する。
ステップS56では、エラー通知後所定期間内にエラー解除作業が開始されたか否かを判断し、エラー解除作業が開始されていれば(ステップS56でYES)、ステップS57では、検知エリアを通常に戻してから、終了する。エラー解除作業が開始されていなければ(ステップS56でNO)、ステップS54に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知しなければ(ステップS54でNO)、ステップS58では、前記検知領域変更手段7により検知エリアを変更したか否かを判断する。
検知エリアが変更済であれば(ステップS58でYES)、ステップS59では、外部通信手段6により外部装置201〜203との通信を開始し、ステップS60では、外部装置201〜203の各近傍の検知エリア内での人の存在を検知するように指示する。ステップS61では、この指示に対する外部装置201〜203の各近傍の検知エリア内での人の存在有無情報を外部装置201〜203から取得する。
ステップS62では、外部装置201〜203の各近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知しなければ(ステップS62でNO)、ステップS54に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の検知エリア内での人の存在を検知する。
外部装置201〜203の各近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知した場合(ステップS62でYES)、ステップS63では、人を検知した外部装置201(202,203)にエラー内容、及び固有情報記憶部4に記憶されているエラーが発生した画像形成装置を特定するための固有情報等を送信するとともに、該エラー内容を検知した人に通知するように指示し、指示後は、ステップS56に進む。
ステップS58において、検知エリアが変更済でなければ(ステップS58でNO)、ステップS64で、エラー内容に応じて検知エリアの変更量を決定し、ステップS65では検知エリアの変更量に応じてエラー通知強度を強く変更し、ステップS66では、検知エリアを変更したのち、ステップS54に戻る。
このように、検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、通常よりも強くエラー通知が行なえるので、画像形成装置から離れた位置にいる人に対して、それに適した強度でエラーを確実に通知することができる。
図13(A)〜(C)は、人体検知センサ20aの焦電効果によって発生した出力電圧Vとしきい値と関係の説明図である。
図13(A)では、人体検知センサ20aの出力電圧Vが通常のしきい値未満であり、人を検知していない状態を示している。
図13(B)では、検知領域変更手段7により、人の存在を検知する検知エリアを変更する例を示し、人体検知センサ20aの出力電圧Vを比較するしきい値について、通常のしきい値よりも電圧レベルを下げてある。これにより、人までの距離が大きいために低レベルの電圧しか発生しなかった人体検知センサ20aの出力電圧Vに対しても、人を検出することができる(斜線部分が人を検知していることを示す)。
図13(C)では、人体検知センサ20aの出力電圧Vを増幅する回路の増幅率を変更した場合の例を示し、該電圧Vを増幅することにより、低レベルの出力電圧Vに対しても、通常のしきい値で人の存在を検出することができる(斜線部分が人を検知していることを示す)。
図14は、エラー内容から検知エリアの変更量およびエラー通知強度を決定するための参照例の表である。
図14において、エラー内容が用紙切れの場合には、エラーレベルが「B」であり、検知エリア変更量が「3」、エラー通知強度が「中」となっている。また、エラー内容が紙詰まり(JAM)の場合には、エラーレベルが高レベルの「A」であり、検知エリア変更量が「5」と大きく設定され、エラー通知強度が「大」となっており、エラー解除の緊急性が高いエラー状態であることが分かる。
上記エラー内容に応じて前記情報処理部1により検知エリアの変更量およびエラー通知強度が決定される。なお、図14のテーブルは画像形成装置101の記憶部15等に記憶されている。
図15は、外部装置201〜203の検知エリアを変更する場合の画像形成装置101におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。
図15において、ステップS71では、画像形成装置101でエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生していなければ(ステップS71でNO)、そのまま終了する。エラーが発生していれば(ステップS71でYES)、ステップS72では、エラー情報取得手段3によりエラー内容を取得し、ステップS73では、人検知手段2により画像形成装置101の近傍の人の存在を検知する。
ステップS74では、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知すれば(ステップS74でYES)、ステップS75では、エラー通知手段5によりエラーが発生したこととエラー内容を通知する。
ステップS76では、エラー通知後所定期間内にエラー解除作業が開始されたか否かを判断し、エラー解除作業が開始されていれば(ステップS76でYES)、そのまま終了し、エラー解除作業が開始されていなければ(ステップS76でNO)、ステップS74に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
ステップS74において、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知しなければ(ステップS74でNO)、ステップS77では、外部通信手段6により外部装置201〜203との通信を開始し、ステップS78では、外部装置201〜203の各近傍に人の存在を検知するように指示する。ステップS79では、この指示に対する外部装置201〜203の各近傍の人の存在有無情報を外部装置201〜203から取得する。
ステップS80では、外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知したか否かを判断し、外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知した場合(ステップS80でYES)、ステップS81では、人を検知した外部装置201(202,203)にエラー内容、及び固有情報記憶部4に記憶されているエラーが発生した画像形成装置を特定するための固有情報等を送信するとともに、該エラー内容を検知した人に通知するように指示し、指示後は、ステップS76に進む。
外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知しなければ(ステップS80でNO)、ステップS82では、人を検知し易いように、全外部装置201〜203の各近傍の検知エリアが変更済か否かを判断する。全外部装置201〜203の各近傍の検知エリアが変更済であれば(ステップS82でYES)、ステップS74に戻る。
全外部装置201〜203の各近傍の検知エリアが変更済でなければ(ステップS82でNO)、ステップS83では、全外部装置201〜203に対して検知エリアの変更を指示したのち、ステップS78に戻る。
なお、いずれかの方法でエラー通知してから、エラー解除作業が開始したことが確認された際には、外部装置201〜203の近傍の変更した検知エリアを通常時の検知エリアに戻すように、全外部装置201〜203に通知する。
このように、外部装置201〜203が、通常時は、近傍エリアでユーザおよび利用予定者のみを検出するように検知エリアが設定されている場合でも、エラー発生時には、検知エリアを拡大変更させることで、外部装置から離れた通行人の検出も可能となり、エラー通知の可能性を高めることができる。
図16は、外部装置の検知エリアを変更して通知強度を強くした場合の画像形成装置におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。
図16において、ステップS91では、画像形成装置101でエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生していなければ(ステップS91でNO)、そのまま終了する。エラーが発生していれば(ステップS91でYES)、ステップS92では、エラー情報取得手段3によりエラー内容を取得し、ステップS93では、人検知手段2により画像形成装置101の近傍の人の存在を検知する。
ステップS94では、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知すれば(ステップS94でYES)、ステップS95では、エラー通知手段5によりエラーが発生したこととエラー内容を通知する。
ステップS96では、エラー通知後所定期間内にエラー解除作業が開始されたか否かを判断し、エラー解除作業が開始されていれば(ステップS96でYES)、そのまま終了し、エラー解除作業が開始されていなければ(ステップS96でNO)、ステップS94に戻り、再度、画像形成装置101の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知する。
ステップS94において、画像形成装置101の近傍の近傍の所定検知エリア内での人の存在を検知しなければ(ステップS94でNO)、ステップS97では、外部通信手段6により外部装置201〜203との通信を開始し、ステップS98では、外部装置201〜203の各近傍に人の存在を検知するように指示する。ステップS99では、この指示に対する外部装置201〜203の各近傍の人の存在有無情報を外部装置201〜203から取得する。
ステップS100では、外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知したか否かを判断し、外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知した場合(ステップS100でYES)、ステップS101では、人を検知した外部装置201(202,203)にエラー内容、及び固有情報記憶部4に記憶されているエラーが発生した画像形成装置を特定するための固有情報等を送信するとともに、該エラー内容を検知した人に通知するように指示し、指示後は、ステップS96に進む。
外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知しなければ(ステップS100でNO)、ステップS102では、人を検知し易いように、全外部装置201〜203の各近傍の検知エリアが変更済か否かを判断する。全外部装置201〜203の各近傍の検知エリアが変更済であれば(ステップS102でYES)、ステップS94に戻る。
全外部装置201〜203の各近傍の検知エリアが変更済でなければ(ステップS102でNO)、ステップS103では、全外部装置201〜203の各近傍の検知エリアの変更を指示し、ステップS104で、エラー通知強度を強く設定する指示を外部装置に行なったのち、ステップS98に戻る。
なお、いずれかの方法でエラー通知してから、エラー解除作業が開始したことが確認された際には、変更した検知エリアを通常時の検知エリアに戻すように、全外部装置201〜203に通知する。
このように、外部装置201〜203の近傍においても、検知エリアの拡大後はエラー通知強度を強く設定することで、外部装置から離れた位置にいる人に対して、エラーの発生を強く通知することができる。
図17は、外部装置の中からエラー通知先を1つに選択して特定する場合の画像形成装置101におけるエラー通知処理の流れを示すフローチャートである。
図17において、ステップS111では、画像形成装置101でエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生していなければ(ステップS111でNO)、そのまま終了する。エラーが発生していれば(ステップS111でYES)、ステップS112では、エラー情報取得手段3によりエラー内容を取得し、ステップS113では、人検知手段2により画像形成装置101の近傍の人の存在を検知する。
ステップS114では、画像形成装置101の近傍で人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知すれば(ステップS114でYES)、ステップS115では、エラー通知手段5によりエラーが発生したこととエラー内容を通知する。
ステップS116では、エラー通知後所定期間内にエラー解除作業が開始されたか否かを判断し、エラー解除作業が開始されていれば(ステップS116でYES)、そのまま終了し、エラー解除作業が開始されていなければ(ステップS116でNO)、ステップS114に戻り、再度、画像形成装置101の近傍で人の存在を検知する。
ステップS114において、画像形成装置101の近傍で人の存在を検知しなければ(ステップS114でNO)、ステップS117では、外部通信手段6により外部装置201〜203との通信を開始し、ステップS118では、外部装置201〜203の各近傍に人の存在を検知するように指示する。ステップS119では、この指示に対する外部装置201〜203の各近傍の人の存在有無情報を外部装置201〜203から取得する。
ステップS120では、外部装置201〜203の近傍で人の存在を検知したか否かを判断し、人の存在を検知しなければ(ステップS120でNO)、ステップS114に戻り、再度、画像形成装置101の近傍で人の存在を検知する。
外部装置201〜203の近傍で人の存在を検知した場合(ステップS120でYES)、ステップS121では、複数の外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知しているか否かを判断し、複数の外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知していなければ(ステップS121でNO)、つまり、1台の外部装置201(202,203)で人の存在を検知していれば、ステップS122では、人を検知した外部装置201(202,203)にエラー内容、及び固有情報記憶部4に記憶されているエラーが発生した画像形成装置を特定するための固有情報等を送信するとともに、該エラー内容を検知した人に通知するように指示し、指示後は、ステップS116に進む。つまり、エラーの開始作業が開始されれば、そのまま終了し、エラーの開始作業が開始されれなれば、ステップS114に戻る。
複数の外部装置201〜203の各近傍で人の存在を検知していれば(ステップS121でYES)、つまり、人を検出した外部装置が複数台の場合には、ステップS123では、検出した外部装置201(202,203)に対して人の状態を通知するように指示し、外部装置201(202,203)から検出した人の状態を取得する。
具体的には、外部装置201〜203における各種センサの検出状態と、そこから判断する人の状態とを外部装置201〜203から取得する。つまり、外部装置201〜203は、各種センサの検出状態に応じて人体検知センサ2で近傍の人の存在を検出するとともに、入力部171への設定入力が行なわれている、あるいは扉開閉センサ18が開いた状態である場合には、検出した人がユーザであると判断し、人体検知センサ20aが近距離の人を検出するしきい値「1」で人を検出した場合には、検出した人が利用予定者であると判断し、また、人体検知センサ20aが遠距離の人を検出するしきい値「2」で人を検出した場合には、検出した人が通行人であると判断する。
ステップS124では、画像形成装置101において、これら取得した状態にを基に通知先とする外部装置201(202,203)を選定し、ステップS122に進む。
このように、前記検出した人の状態、具体的には、外部装置201(202,203)を正に設定操作するユーザと、外部装置201(202,203)を使用するために該外部装置に近づいている利用予定者と、外部装置201(202,203)近傍を通過している通行人とで通知先の優先度を決めて、優先度に従ってエラーの通知先を選択するので、エラー解除がより速やかに行なえる。
図18は、複数の外部装置201〜203で検出した人の状態から、通知先としての外部装置を選定する場合に情報処理部1が参照する例を示す表である。
図18において、人体検知センサ20aの「しきい値1」「しきい値2」は、「しきい値1」で検出した場合は、「しきい値2」で検出した場合よりも近距離に人が存在することを示している。また、操作パネル部の操作が確認できる場合には、図18の「入力部(操作入力部)」の項目が「検出」になる。外装扉が開いている時には、「扉開閉センサ」の項目が「検出」になる。
図18では、通知先として選定されるのは、ユーザ(正に使用している人)が存在すると判断した外部装置「1」(例えば図1の201)または外部装置「4」(図1では、図示せず)である。外部装置「4」の場合、「扉開閉センサ」の項目が「検出」となっているため、ユーザはメンテナンス中の可能性が高く、従って最も適した通知先として外部装置1が選択されることになる。
ところで、図18において、人体検知センサ2のしきい値を「しきい値1」と「しきい値2」の二つに設定してあるが、二つに限定されることはない。例えば、検出した人の状態をユーザと通行人の二つに区別するとすれば、人体検知センサ20aと操作入力部214の両方で人を検出した場合にはユーザと判断し、人体検知センサ20aのみが人を検出した場合には、通行人と判断しても構わない。この場合、人体検知センサ20aの出力に対するしきい値は一つである。
図19は外部装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS131で、画像形成装置101から近傍における人の検知指示が合ったかどうかを判断し、なければ(ステップS131でNO)、終了する。あれば(ステップS131でYES)、ステップS132で人の検知を行ったのち、ステップS133で、人を検知したかどうかの人の存在有無情報を画像形成装置101に送信する。
次いで、ステップS134で、検知エリアの変更指示があったかどうかを判断し、あれば(ステップS134でYES)、ステップS135で検知エリアを変更し、ステップS132で再度、人の検知を行う。
変更指示がなければ(ステップS134でNO)、ステップS136で、エラー内容の通知指示がなされたかどうかを判断し、通知指示がなされていなければ(ステップS134でNO)、処理を終了する。通知指示がなされていると(ステップS136でYES)、ステップS137で、エラー通知強度の設定指示があったかどうかを判断し、指示があれば(ステップS137でYES)、ステップS138では指定された強度でエラー通知を行う。指示がなければ(ステップS137でNO)、ステップS139では通常の強度でエラー通知を行う。
図20は、この発明の他の実施形態に係る画像形成装置のエラー通知システムを示す概略構成図である。
図20において、この画像形成装置のエラー通知システムは、システム全体を管理する管理装置301と、複数の画像形成装置101,102,103とがLAN20を介して接続されている。
複数の画像形成装置101,102,103は、システム全体を管理するパーソナルコンピュータ等からなる管理装置301に対して互いに連携しており、ある画像形成装置101(102,103)でエラーが発生した場合、管理装置301が、別の画像形成装置103(102)を外部装置として、その近傍に存在する人の検知を指示し、人を検知した画像形成装置102(103)の全て、あるいは近傍に存在する人を検知した画像形成装置が複数ある場合は、図18の表を参考にして選択した1台の画像形成装置に対してエラーを通知するようになっている。この場合、外部装置に対する検知エリアの変更やエラー種類に応じたエラー通知強度の変更等は、管理装置301により行われる。
なお、図20に示す管理装置301を備えたシステムにおいて、外部装置は画像形成装置でなくても良い。
図21は前記管理装置301の動作を示すフローチャートである。
ステップS151において、画像形成装置101からエラー発生及びエラー情報を受信したかどうかを調べ、受信していない場合は(ステップS151でNO)、処理を終了する。受信している場合(ステップS151でYES)、ステップS152で、エラーを発生した画像形成装置101の近傍に人が検知されたかどうかを、その画像形成装置への問い合わせにより判断し、されていると(ステップS152でYES)、ステップS157でその画像形成装置101にエラー通知をさせる。
エラーを発生した画像形成装置101の近傍に人が検知されなければ(ステップS152でNO)、ステップS153で、外部装置である他の画像形成装置102、103に、近傍の人検知を指示したのち、ステツプS154でその結果である人の存在有無情報を取得する。
次いで、ステップS155で、外部装置近傍で人が検知されたかどうかを判断し、されていれば(ステップS155でYES)、ステップS156で、人が検知された外部装置の全てまたは少なくとも一つに対して、エラー内容を送信しエラー通知の実行を指示する。
外部装置近傍で人が検知されていなければ(ステップS155でNO)、ステップS152に戻る。
1、211 情報処理部
2、215 人検知手段(人体検知センサ)
3 エラー情報取得手段
4 固有情報記憶手段
5、213 エラー通知手段
6 外部通信手段
7、216 検知領域変更手段
8、218 通知強度変更手段
210 ネットワーク
101〜103 画像形成装置
201〜204 外部装置
301 管理装置

Claims (17)

  1. 画像形成装置と、該画像形成装置と通信可能な1台または複数台の外部装置とを備えた画像形成装置のエラー通知システムであって、
    前記画像形成装置は、
    自装置でエラーが発生した際に、該エラーの内容を情報として取得するエラー情報取得手段と、
    自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、
    前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知された場合には、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、
    前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知されなかった場合には、前記外部装置に対して、近傍に人が存在するか否かを問い合わせる問い合わせるとともに、人が存在すると回答した外部装置の中からエラー情報送信対象の外部装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された外部装置に、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を送信する送信手段と、
    を備え、
    前記外部装置は、
    自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、
    前記画像形成装置からの問い合わせに対して、前記人検知手段による人の存在の検知結果を回答する回答手段と、
    前記画像形成装置の特定手段により特定されたときに、前記画像形成装置から送信されてきたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置のエラー通知システム。
  2. 前記人検知手段は、所定の検知エリアにおける人体の存在を検知する人体検知センサで構成されている請求項1に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  3. 前記画像形成装置は、前記検知エリアを変更可能な検知エリア変更手段を備えており、
    前記画像形成装置の人体検知センサにより人が検知されない場合には、前記検知エリア変更手段を用いて前記検知エリアを変更し、再度、人体検知センサにより人の存在を検知する請求項2に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  4. 前記エラー情報取得手段により取得したエラー内容に基づいて前記検知エリア変更手段による検知エリアの変更量を設定する請求項3に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  5. 前記画像形成装置のエラー通知手段はエラー通知強度を変更することが可能であり、
    前記検知エリア変更手段で検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、前記エラー通知手段は通常よりも強くエラー通知を行う請求項3また4に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  6. 前記外部装置は、前記検知エリアを変更可能な検知エリア変更手段を備えており、
    前記外部装置の人体検知センサにより人が検知されない場合には、前記検知エリア変更手段を用いて前記検知エリアを変更し、再度、人体検知センサにより人の存在を検知する請求項2に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  7. 前記外部装置のエラー通知手段はエラー通知強度を変更することが可能であり、
    前記検知エリア変更手段で検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、前記エラー通知手段は通常よりも強くエラー通知を行う請求項6に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  8. 前記外部装置は、人検知手段として、所定の検知エリアにおける人体の存在を検知する人体検知センサと、該人体検知センサとは異なるセンサを備えており、
    複数の外部装置が人を検知した場合には、前記画像形成装置の特定手段は、検知したセンサから判断される検知された人の状態に応じて、複数の外部装置の1つを特定し、エラー情報を送信する請求項1に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  9. 前記検知された人の状態は、外部装置を正に設定操作しているユーザ、外部装置を使用するために該外部装置に近づいている利用予定者、外部装置近傍を通過している通行人であり、
    前記画像形成装置の特定手段は、エラー情報の送信先である外部装置を、前記検知された人が、ユーザ、利用予定者、通行人である場合の優先順位で特定する請求項8に記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  10. 前記外部装置は、相互に通信可能な他の画像形成装置である請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置のエラー通知システム。
  11. 自装置でエラーが発生した際に、該エラーの内容を情報として取得するエラー情報取得手段と、
    自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、
    前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知された場合には、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、
    前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知されなかった場合には、自装置と通信可能でかつ人検知手段を有する1台または複数台の外部装置に対して、近傍に人が存在するか否かを問い合わせるとともに、人が存在すると回答した外部装置の中からエラー情報送信対象の外部装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された外部装置に、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記人検知手段は、所定の検知エリアにおける人体の存在を検知する人体検知センサで構成されている請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記検知エリアを変更可能な検知エリア変更手段を備えており、
    前記人体検知センサにより人が検知されない場合には、前記検知エリア変更手段を用いて前記検知エリアを変更し、再度、人体検知センサにより人の存在を検知する請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記エラー情報取得手段により取得したエラー内容に基づいて前記検知エリア変更手段による検知エリアの変更量を設定する請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記エラー通知手段はエラー通知強度を変更することが可能であり、
    前記検知エリア変更手段で検知エリアを変更したことにより人を検出した場合には、前記エラー通知手段は通常よりも強くエラー通知を行う請求項13また14に記載の画像形成装置。
  16. 前記画像形成装置の特定手段は、エラー情報の送信先である外部装置を、前記外部装置により検知された人が、外部装置を正に設定操作しているユーザ、外部装置を使用するために該外部装置に近づいている利用予定者、外部装置近傍を通過している通行人である場合の優先順位で特定する請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 画像形成装置と、該画像形成装置と通信可能な管理装置と、該管理装置と通信可能な1台または複数台の外部装置とを備えた画像形成装置のエラー通知システムであって、
    前記画像形成装置は、
    自装置でエラーが発生した際に、該エラーの内容を情報として取得するエラー情報取得手段と、
    自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、
    前記エラーが発生した際に、前記人検知手段により人の存在が検知された場合には、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、
    前記管理装置に、前記エラー情報取得手段により取得されたエラー情報を送信する送信手段と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記画像形成装置にエラーが発生した際に、画像形成装置の前記人検知手段により人の存在が検知されなかった場合には、前記外部装置に対し近傍に人が存在するか否かを問い合わせる問い合わせるとともに、人が存在すると回答した外部装置の中からエラー情報送信対象の外部装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された外部装置に、前記画像形成装置からのエラー情報を送信する送信手段と、
    を備え、
    前記外部装置は、
    自装置の近傍における人の存在を検知する人検知手段と、
    前記管理装置からの問い合わせに対して、前記人検知手段による人の存在の検知結果を回答する回答手段と、
    前記管理装置の特定手段により特定されたときに、前記管理装置から送信されてきたエラー情報を前記人に通知するエラー通知手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置のエラー通知システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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