JP2014055822A - 粒子センサ - Google Patents

粒子センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2014055822A
JP2014055822A JP2012200130A JP2012200130A JP2014055822A JP 2014055822 A JP2014055822 A JP 2014055822A JP 2012200130 A JP2012200130 A JP 2012200130A JP 2012200130 A JP2012200130 A JP 2012200130A JP 2014055822 A JP2014055822 A JP 2014055822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
voltage
high voltage
exhaust gas
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012200130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5965261B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Kawada
吉弘 川田
Satoshi Sato
聡 佐藤
Akira Mizuno
彰 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Toyohashi University of Technology NUC
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Toyohashi University of Technology NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd, Toyohashi University of Technology NUC filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2012200130A priority Critical patent/JP5965261B2/ja
Publication of JP2014055822A publication Critical patent/JP2014055822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5965261B2 publication Critical patent/JP5965261B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

【課題】時々刻々変化するPMの濃度を連続的に検出し且つPMの堆積による悪影響を受けずに正確な測定を長期間に亘り継続し得る粒子センサを提供する。
【解決手段】排気管1の途中に排気ガス2の流れを横切るように挿入され且つ該排気ガス2の流れの向きに並ばないように互いに平行を成して対向配置された円柱形状の一対の電極3,4と、その一方を高電圧電極とし且つ他方を接地電極として両電極3,4間に部分放電が発生するよう矩形波の交流高電圧を印加するパルス高電圧発生手段11と、該パルス高電圧発生手段11により両電極3,4間に交流高電圧を印加するための電気回路の途中に介装されたコンデンサ10と、該コンデンサ10の端子電圧を測定する電圧測定器12(電圧測定手段)と、該電圧測定器12により測定された電圧値をPM濃度に換算する制御装置13(演算手段)とを備えて粒子センサとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、粒子センサに関するものである。
ディーゼルエンジンから排出されるPM(Particulate Matter:粒子状物質)は、炭素質から成る煤分と、高沸点炭化水素成分から成るSOF分(Soluble Organic Fraction:可溶性有機成分)とを主成分とし、更に微量のサルフェート(ミスト状硫酸成分)を含んだ組成を成すものであるが、この種のパティキュレートの低減対策としては、排気ガスが流通する排気管の途中に、パティキュレートフィルタを装備することが従来より行われている。
一方、近年においては、車両の排ガス対策システムにおける故障発生の有無を監視し、故障発生時には警告灯等を点灯させて運転者に故障の発生を報知すると共に、故障内容を記録しておく車載式故障診断装置(オンボードダイアグノーシス:onboard diagnosis:略称OBD)の装備が各国で義務付けられており、パティキュレートフィルタの出側で排気ガス中のPM濃度を検出してパティキュレートフィルタに性能不良が生じていないかどうかを監視し得るようにすることが研究されているが、本発明者らは、パティキュレートフィルタの入側でも排気ガス中のPM濃度を検出してエンジン状態を監視し得るようにすることを検討するに到った。
尚、本発明に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1、2等がある。
実開昭64−50355号公報 特開2007−327936号公報
しかしながら、現状においては、実験用の測定器として、PMの粒子数(量)を重量、電荷量、光透過(光散乱)等の物理量を検出して濃度とするものが既に存在しているものの、これらは所定量のサンプルを採取してバッチ式に測定を行う形式のものばかりであり、時々刻々変化するPMの濃度を連続的に検出することが可能な車載の粒子センサとして供し得るようなものではなかった。
このため、時々刻々変化するPMの濃度を連続的に検出することが可能な車載の粒子センサの開発が望まれており、先の特許文献1、2等といった粒子センサの提案も成されてはいるが、PMを多く含む排気ガスの流れに晒されながら前記PMの堆積による悪影響を受けずに正確な測定を長期間に亘り継続できる粒子センサは未だ実用化に到っていないのが実情である。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、時々刻々変化するPMの濃度を連続的に検出し且つPMの堆積による悪影響を受けずに正確な測定を長期間に亘り継続し得る粒子センサを提供することを目的とする。
本発明は、排気管を流れる排気ガス中に含まれるPMの濃度を検出する粒子センサであって、排気管の途中に排気ガスの流れを横切るように挿入され且つ該排気ガスの流れの向きに並ばないように互いに平行を成して対向配置された円柱形状の一対の電極と、該電極の一方を高電圧電極とし且つ他方を接地電極として両電極間に部分放電が発生するよう矩形波の交流高電圧を印加するパルス高電圧発生手段と、該パルス高電圧発生手段により両電極間に交流高電圧を印加するための電気回路中に介装されたコンデンサと、該コンデンサの端子電圧を測定する電圧測定手段と、該電圧測定手段により測定された電圧値をPM濃度に換算する演算手段とを備えたことを特徴とするものである。
このようにした場合、パルス高電圧発生手段により両電極間に矩形波の交流高電圧を印加すると、該電極間に部分放電が発生してPMが帯電し、その帯電したPMが電極の夫々に付着することになるが、このPMの付着により電極間のギャップが縮まり且つ相互の対向面の表面積が増える結果、部分放電や漏れ電流により電極間の空間や壁面を移動する電荷が増えることでコンデンサに蓄積される電荷量が増加する一方、両電極から成るセンサー部分の静電容量が増えることでもコンデンサに蓄積される電荷量が増加し、斯かる電荷量の増加に伴いコンデンサの端子電圧が上昇するので、その電圧値を電圧測定手段により測定して演算手段で換算することでPM濃度を検出することが可能となる。
更に、コンデンサに蓄積された電荷は、矩形波の交流高電圧の印加により電界の極性が反転して起こるコンデンサの放電によりリセットされる形となり、また、各電極に付着していたPMについても、前記電界の極性の反転により電極側と同じ電荷となって反発することで剥離し、排気ガスの流れによりPMが吹き飛ばされてリセットされる形となり、その後で新たな電界により帯電したPMが付着し始めることになる。
ここで、前記各電極は排気ガスの流れに対し平面を持たない円柱形状となっており、しかも、排気管の途中に排気ガスの流れを横切るように挿入され且つ排気ガスの流れの向きに並ばないように対向配置されているので、特に前記各電極の対向面は、排気ガスが接線方向に近い向きから強く吹き付けてPMが留まり難い環境が作り出され、電界の極性の反転に伴うPMの分離除去が確実に行われることになる。
尚、パルス高電圧発生手段により交流高電圧の矩形波の周波数を下げて一周期当たりのコンデンサの充電時間を長くすれば、排気ガス中に含まれるPMの濃度が低い場合にも各電極へのPMの付着量を有意差がある量としてPM濃度の検出を実現することが可能となる。
また、本発明においては、排気管内の排気ガスの温度を検出する温度センサを更に備え、該温度センサに測定された排気温度に基づき演算手段で算出したPM濃度に温度補正をかけ且つ所定の下限温度以上でのみPM濃度の検出を実施し得るよう構成することが好ましい。
このようにすれば、排気温度による電圧値の変動を加味して、より精度の高いPM濃度を求めることが可能となり、しかも、所定の下限温度を下まわるような排気温度の低い結露環境下での不正確な検出を回避することが可能となる。
更に、本発明をより具体的に実施するに際しては、一対の電極のうちの一方をワイヤで構成し且つ他方を前記ワイヤを支持するためのサポート材を兼ねたロッドで構成することが好ましく、このようにすれば、サポート材を別途設置する必要がなくなって製作が容易となり、サポート材が不要となる分だけ排気ガスの流れに対する圧力損失も少なくて済む。
上記した本発明の粒子センサによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、電極の形状と配置を工夫し且つ該各電極に矩形波の交流高電圧をパルス高電圧発生手段で印加することでPMの付着と剥離を確実に行わしめて、時々刻々変化するPMの濃度を連続的に検出することができ、しかも、PMの堆積による悪影響を受けずに正確な測定を長期間に亘り継続することができ、更には、パルス高電圧発生手段で交流高電圧の矩形波の周波数を下げて一周期当たりのコンデンサの充電時間を長くすることにより、排気ガス中に含まれるPMの濃度が低い場合であっても、各電極へのPMの付着量を有意差がある量としてPM濃度の検出を実現することができる。
(II)本発明の請求項2に記載の発明によれば、排気温度による電圧値の変動を加味した精度の高いPM濃度を求めることができると共に、所定の下限温度を下まわるような排気温度の低い結露環境下での不正確な検出を回避することができる。
(III)本発明の請求項3に記載の発明によれば、サポート材を不要として製作を容易化することができ、しかも、サポート材が不要となる分だけ排気ガスの流れに対する圧力損失を低減することができる。
本発明を実施する形態の一例を示す概略図である。 図1のII−II方向の矢視図である。 図2の要部を拡大して示す断面図である。 本形態例の粒子センサの電気回路図である。 両電極への印加電圧と電圧測定器の検出電圧を示すグラフである。 PMの付着と剥離の様子を模式的に示す説明図である。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図中1はエンジンからの排気ガス2が流れる排気管を示しており、排気管1の途中に排気ガス2の流れを横切るように一対の電極3,4が挿入されているが、ここに図示している例では、一対の電極3,4のうちの一方を直径約0.2mm程度のステンレス製のワイヤで構成し且つ他方を前記ワイヤを支持するためのサポート材を兼ねた直径約5mm程度のステンレス製のロッドで構成している。
ここで、前記各電極3,4は、互いに平行を成して対向配置された円柱形状を成すようになっており、一対のワイヤで構成することも可能であるが、その場合にはサポート材を別途設けなければならないため、本形態例の場合はワイヤとロッドの組み合わせ例としている。
また、図1では、説明の便宜上から各電極3,4を排気ガス2の流れ方向に並べた図示となっているが、実際には、図2に図1のII−II方向の矢視図で示している通り、前記各電極3,4を排気ガス2の流れを横切るように並べ、該排気ガス2の流れの向きには並ばないようにする必要がある。
この際、前記各電極3,4は、排気管1の半径方向に向け中心部近くまで挿し入れて排気ガス2の主流に晒されるようにしておくことが好ましく、このように排気ガス2の主流を検出対象とした方が、排気管1の内壁近くの流れを検出対象とするよりもPM濃度の検出が正確なものとなる。
図3は前記各電極3,4の詳細な構造を拡大図で示したものであり、ワイヤで構成された一方の電極3の上下端が、ロッドで構成されている他方の電極4の上下端に装着された絶縁体5,6により支持されるようにしてあり、両者間に約5mm程度の間隔wが確保されるようにしてある。
そして、先の図1に示してある通り、ワイヤで構成された一方の電極3は、車載のバッテリ7(直流電源)に対しスイッチング回路8と昇圧回路9とを介して接続された高電圧電極を成し、ロッドで構成されている他方の電極4は、コンデンサ10を介し接地されて接地電極を成すようになっており、前述のバッテリ7とスイッチング回路8と昇圧回路9とから成るパルス高電圧発生手段11により矩形波の交流高電圧が印加されて両電極3,4間に部分放電が発生されるようにしてある。尚、バッテリ7とスイッチング回路8と昇圧回路9とを1台のパルスジェネレータに置き換えてパルス高電圧発生手段11を構成させることも可能である。
また、前記コンデンサ10の端子電圧が電圧測定器12により測定するようになっており、その測定された電圧値が制御装置13(演算手段)に信号入力されてPM濃度に換算されるようになっている。
ここで、特に本形態例においては、各電極3,4の配置位置に近い排気管1の適宜位置に温度センサ14が備えられ、該温度センサ14に測定された排気温度が前記制御装置13に信号入力されるようになっており、該制御装置13でPM濃度に温度補正がかけられ且つ所定の下限温度(約100℃程度)以上でのみPM濃度の検出が実施されるようにしてある。
而して、このように粒子センサを構成した場合、パルス高電圧発生手段11により両電極3,4間に矩形波の交流高電圧を印加すると、該電極3,4間に部分放電が発生してPMが帯電し、その帯電したPMが電極3,4の夫々に付着することになるが、このPMの付着により電極3,4間のギャップが縮まり且つ相互の対向面の表面積が増える結果、部分放電や漏れ電流により電極3,4間の空間や壁面を移動する電荷が増えることでコンデンサ10に蓄積される電荷量が増加する一方、両電極3,4から成るセンサー部分の静電容量が増えることでもコンデンサ10に蓄積される電荷量が増加し、斯かる電荷量の増加に伴いコンデンサ10の端子電圧が上昇するので、その電圧値を電圧測定器12により測定して制御装置13で換算することでPM濃度を検出することが可能となる。
ここで、両電極3,4から成るセンサー部分の静電容量が増えることでコンデンサ10に蓄積される電荷量が増加する理由につき補足して説明すると、本形態例の粒子センサは、図4の如き電気回路として図示することができ、電極3,4から成るセンサー部分をコンデンサのように見立てた場合、その静電容量は、下記の式(1)のように表すことができる。
[数1]
C=εS/d…(1)
C:静電容量
ε:誘電率
S:電極の対向面の表面積
d:電極間のギャップ
依って、PMの付着により電極3,4間のギャップdが縮まり且つ相互の対向面の表面積Sが増えれば、電極3,4から成るセンサー部分の静電容量Cは増えることになる。
そして、電荷量Q、静電容量C、印加電圧Vの間には、下記の式(2)のような関係がある。
[数2]
Q=CV…(2)
このため、決められた印加電圧Vに対し静電容量Cが増えれば、電極3,4から成るセンサー部分における電荷量Qが増えることになり、コンデンサ10における電荷量も増えることになるが、コンデンサ10における静電容量は不変であるため、コンデンサ10の端子電圧が増加することになる。
更に、コンデンサ10に蓄積された電荷は、矩形波の交流高電圧の印加により電界の極性が反転して起こるコンデンサ10の放電によりリセットされる形となり、また、各電極3,4に付着していたPMについても、前記電界の極性の反転により電極3,4側と同じ電荷となって反発することで剥離し、排気ガス2の流れによりPMが吹き飛ばされてリセットされる形となり、その後で新たな電界により帯電したPMが付着し始めることになる。
図5はパルス高電圧発生手段11による両電極3,4への印加電圧Vinと電圧測定器12の検出電圧Voutをグラフで示したものであり、波形Aのように矩形波の交流高電圧である印加電圧Vinを印加した場合、電圧測定器12により測定される検出電圧Voutは波形Bのように検出されるが、時間軸を印加電圧Vinのパルス毎に分割して、その分割された単位時間内でのピークの電圧値、若しくは、平均電圧値を測定値として制御装置13でPM濃度に換算すれば良い。
ここで、本形態例の場合は、温度センサ14に測定された排気温度に基づき制御装置13で算出したPM濃度に温度補正がかけられるようになっているので、排気温度による電圧値の変動を加味して、より精度の高いPM濃度が制御装置13で求められることになる。
ここで、図6に模式的に示している通り、前記各電極3,4は排気ガス2の流れに対し平面を持たない円柱形状となっており、しかも、排気管1の途中に排気ガス2の流れを横切るように挿入され且つ排気ガス2の流れの向きに並ばないように対向配置されているので、特に前記各電極3,4の対向面は、排気ガス2が接線方向に近い向きから強く吹き付けてPMが留まり難い環境が作り出され、電界の極性の反転に伴うPMの分離除去が確実に行われることになる。
尚、パルス高電圧発生手段11により交流高電圧の矩形波の周波数を下げて一周期当たりのコンデンサ10の充電時間を長くすれば、排気ガス2中に含まれるPMの濃度が低い場合にも各電極3,4へのPMの付着量を有意差がある量としてPM濃度の検出を実現することが可能となる。
従って、上記形態例によれば、電極3,4の形状と配置を工夫し且つ該各電極3,4に矩形波の交流高電圧をパルス高電圧発生手段11で印加することでPMの付着と剥離を確実に行わしめて、時々刻々変化するPMの濃度を連続的に検出することができ、しかも、PMの堆積による悪影響を受けずに正確な測定を長期間に亘り継続することができ、更には、パルス高電圧発生手段11で交流高電圧の矩形波の周波数を下げて一周期当たりのコンデンサ10の充電時間を長くすることにより、排気ガス2中に含まれるPMの濃度が低い場合であっても、各電極3,4へのPMの付着量を有意差がある量としてPM濃度の検出を実現することができる。
また、排気管1内の排気ガス2の温度を検出する温度センサ14を更に備え、該温度センサ14に測定された排気温度に基づき制御装置13で算出したPM濃度に温度補正をかけ且つ所定の下限温度以上でのみPM濃度の検出を実施し得るよう構成しているので、排気温度による電圧値の変動を加味した精度の高いPM濃度を求めることができると共に、所定の下限温度を下まわるような排気温度の低い結露環境下での不正確な検出を回避することができる。
更に、一対の電極3,4のうちの一方をワイヤで構成し且つ他方を前記ワイヤを支持するためのサポート材を兼ねたロッドで構成しているので、サポート材を不要として製作を容易化することができ、しかも、サポート材が不要となる分だけ排気ガス2の流れに対する圧力損失を低減することができる。
尚、本発明の粒子センサは、上述の形態例の如きパティキュレートフィルタの入側への適用に限定されることなく、排気管途中のどのような場所に適用しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 排気管
2 排気ガス
3 電極
4 電極
10 コンデンサ
11 パルス高電圧発生手段
12 電圧測定器(電圧測定手段)
13 制御装置(演算手段)
14 温度センサ

Claims (3)

  1. 排気管を流れる排気ガス中に含まれるPMの濃度を検出する粒子センサであって、排気管の途中に排気ガスの流れを横切るように挿入され且つ該排気ガスの流れの向きに並ばないように互いに平行を成して対向配置された円柱形状の一対の電極と、該電極の一方を高電圧電極とし且つ他方を接地電極として両電極間に部分放電が発生するよう矩形波の交流高電圧を印加するパルス高電圧発生手段と、該パルス高電圧発生手段により両電極間に交流高電圧を印加するための電気回路中に介装されたコンデンサと、該コンデンサの端子電圧を測定する電圧測定手段と、該電圧測定手段により測定された電圧値をPM濃度に換算する演算手段とを備えたことを特徴とする粒子センサ。
  2. 排気管内の排気ガスの温度を検出する温度センサを更に備え、該温度センサに測定された排気温度に基づき演算手段で算出したPM濃度に温度補正をかけ且つ所定の下限温度以上でのみPM濃度の検出を実施し得るよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の粒子センサ。
  3. 一対の電極のうちの一方をワイヤで構成し且つ他方を前記ワイヤを支持するためのサポート材を兼ねたロッドで構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の粒子センサ。
JP2012200130A 2012-09-12 2012-09-12 粒子センサ Expired - Fee Related JP5965261B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200130A JP5965261B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 粒子センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200130A JP5965261B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 粒子センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014055822A true JP2014055822A (ja) 2014-03-27
JP5965261B2 JP5965261B2 (ja) 2016-08-03

Family

ID=50613269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012200130A Expired - Fee Related JP5965261B2 (ja) 2012-09-12 2012-09-12 粒子センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5965261B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165316A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 ダイハツ工業株式会社 エンジンシステム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6450355U (ja) * 1987-09-24 1989-03-28
JP2007262973A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Ngk Insulators Ltd 微粒子量検出システム
JP2010078429A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Ngk Insulators Ltd 粒子状物質検出装置
JP2010210533A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ngk Insulators Ltd 粒子状物質検出装置
WO2011034744A2 (en) * 2009-09-17 2011-03-24 Woodward Governor Company Surface gap soot sensor for exhaust

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6450355U (ja) * 1987-09-24 1989-03-28
JP2007262973A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Ngk Insulators Ltd 微粒子量検出システム
JP2010078429A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Ngk Insulators Ltd 粒子状物質検出装置
JP2010210533A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ngk Insulators Ltd 粒子状物質検出装置
WO2011034744A2 (en) * 2009-09-17 2011-03-24 Woodward Governor Company Surface gap soot sensor for exhaust

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020165316A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 ダイハツ工業株式会社 エンジンシステム
JP7387274B2 (ja) 2019-03-28 2023-11-28 ダイハツ工業株式会社 エンジンシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5965261B2 (ja) 2016-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11467079B2 (en) Soot sensor system
JP6600704B2 (ja) 煤センサシステム
EP2715328B1 (en) Agglomeration and charge loss sensor for measuring particulate matter
JP5734418B2 (ja) 排ガス流中の粒子を検出するための方法および粒子センサ
CN101629925B (zh) 用于测量纯或超纯液体的电导率的方法和设备
US20080105567A1 (en) Sensing device and method
CN102536406B (zh) 一种颗粒物传感器及其测量方法
JP2006194116A (ja) 内燃機関排気浄化装置
JP2009265079A (ja) 液体用濃度測定装置
JP6014429B2 (ja) 粒子センサ
CN202611820U (zh) 一种颗粒物传感器
CN102536407B (zh) 一种提高测量精度的颗粒物传感器
JP5965261B2 (ja) 粒子センサ
Funaki et al. Characterization and modeling of the voltage dependency of capacitance and impedance frequency characteristics of packed EDLCs
JP5796350B2 (ja) 粒子状物質検出装置
CN202611819U (zh) 一种提高测量精度的颗粒物传感器
JP5136452B2 (ja) 液体用濃度測定装置
KR101610167B1 (ko) 입자상 물질 센서
Middelburg et al. Impedance spectroscopy for enhanced data collection of conductometric soot sensors
JP2012193700A (ja) 粒子状物質処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150806

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5965261

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees