JP2014054233A - 植物育成支援システム、プログラム及び植物育成支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】植物育成支援システム100によれば、水分量測定装置1は、植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する。情報端末2は、水分量測定装置1による土壌上部の水分量と土壌下部の水分量の測定値に基づいて植物の状態を判定し、判定結果を出力する。
【選択図】図2
Description
植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する測定手段と、
前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の状態を判定する判定手段と、
を備える。
図1は、本実施形態の植物育成支援システム100の全体構成例を示す図である。
図1に示すように、植物育成支援システム100は、水分量測定装置1と、情報端末2とが無線によりデータ送受信可能に構成されている。
水分量測定装置1は、図1に示すように、植物Pが植えられた植木鉢やプランター等の容器3に入れられた土壌にその電極部12(図2参照)が差し込まれて使用され、容器3内の土壌の水分量を測定する装置である。容器3の底部には、余剰な水を排出するための図示しない排水孔が設けられている。
図2に示すように、電極12aと電極12bとの間隔と、電極12bと電極12cとの間隔と、は等しい。また、電極12aは、その上部が低誘電率の絶縁材料Iで被覆され、電極12bは、同様に中央部が低誘電率の絶縁材料Iで被覆されている。被覆は中に気体を含む中空のものとしてもよい。電極12aの絶縁被覆から露出した部分の長さと、電極12cの長さと、電極12bの絶縁被覆から露出した上部分(上部露出部という)の長さと、電極12bの絶縁被覆から露出した下部分の長さ(下部露出部という)は同一であることが好ましい。また、各電極12a〜12cのそれぞれを長手方向に直交する方向で切断した場合の断面積も同一であることが好ましい。
電極12cは、容器3内の土壌上部の水分量を測定するために使用される電極である。
電極12cは、図2に示すように電極12bの上部露出部と対向した位置にあり、電極12bにパルス電圧Vbを印加したときに土壌上部を介して電極12cに伝わる減衰した電圧VcをA/Dコンバータ14に出力する。
A/Dコンバータ14は、電極12bにパルス電圧Vbが出力された際に電極12cから出力される電圧Vcを測定し、デジタルデータに変換して制御部10に出力する。
なお、電極12a、12cからパルス電圧を発生させて電極12bの電圧を測定する構成としてもよいが、この場合は、電極12aにパルス電圧をかけて電極12bの電圧を測定するタイミングと、電極12cにパルス電圧をかけて電極12bの電圧を測定するタイミングと、をずらす必要がある。
記憶部16は、不揮発性メモリにより構成され、各種データを記憶する。記憶部16は、制御部10から出力される水分量測定値及び温度測定値のログデータを記憶するログ記憶領域を有する。
計時部19は、RTC(Real Time Clock)等により構成され、現在日時を計測して制御部10に出力する。
温度センサ101は、外部の温度を計測して制御部10に出力する。
情報端末2は、水分量測定装置1から送信された水分量測定値等に基づいて、植物Pの状態を判定し、判定する装置である。情報端末2は、スマートフォン、PDA(Personal Data Assistants)、PC(Personal Computer)等から構成されている。
また、記憶部23は、根腐れ閾値テーブル231、根詰まり閾値テーブル232を記憶している。
図4Aに、根腐れ閾値テーブル231の一例を示す。図4Aに示すように、根腐れ閾値テーブル231は、植物の種類毎に、後述する判定処理で根腐れの危険性があるか否かを判定する際に使用される閾値を記憶する。
図4Bに、根詰まり閾値テーブル232の一例を示す。図4Bに示すように、根詰まり閾値テーブル232は、植物の種類毎に、最低気温と、後述する判定処理で根詰まりが起きているか否かを判定する際に使用される閾値とを対応付けて記憶する。ここで、図4Bにおいて、T1<T2<T3、T11<T12<T13である。また、Th1<Th2<Th3、Th11<Th12<Th13である。
電源部26は、蓄電池等により構成され、情報端末2の各部に電源供給を行う。
次に、本実施形態における動作について説明する。
(測定処理)
まず、水分量測定装置1において実行される測定処理について説明する。
図5に、水分量測定装置1において実行される測定処理のフローチャートを示す。測定処理は、所定時間毎(例えば、1時間毎)に、制御部10のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働により実行される。なお、水分量測定装置1は省電力モードで動作しており、制御部10、加速度センサ18、計時部19のみに電源部15からの電源供給が行われているものとする。
次いで、制御部10は、パルス発生部11にパルス電圧Vbを発生させる(ステップS2)。パルス発生部11により発生されたパルス電圧Vbは、電極12bに出力される。ここで、電極12bにパルス電圧Vbが印加されると、土壌を介して、電極12a、電極12cの絶縁被覆から露出した部分に、それぞれ減衰した電圧Va、Vcが伝わる。これらの減衰した電圧Va、Vcは、それぞれA/Dコンバータ13、A/Dコンバータ14に出力され、デジタルデータに変換される。
次に、水分量測定装置1において実行されるデータ送信処理について説明する。
図6に、水分量測定装置1において実行されるデータ送信処理のフローチャートを示す。データ送信処理は、加速度センサ18により予め定められた閾値以上の加速度が検出された場合に、制御部10のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働により実行される。
例えば、ユーザ(栽培者)が水分量測定装置1をたたいたりゆすったりして動かすと、加速度センサ18により予め定められた閾値以上の加速度が検出されるので、水分量測定装置1に図6に示すデータ送信処理を実行させることができる。
なお、水分量測定装置1は省電力モードで動作しており、制御部10、加速度センサ18、計時部19のみに電源部15からの電源供給が行われているものとする。
次に、情報端末2において実行される判定処理について説明する。
図7に、判定処理のフローチャートを示す。判定処理は、操作部21により植物育成支援アプリケーションの起動が指示された場合に、制御部20のCPUとROMに記憶されている植物育成支援アプリケーションプログラムとの協働により実行される。
一連のログデータの受信が終了すると、制御部20は、データ受信完了メッセージを無線通信部24により水分量測定装置1に送信する(ステップS34)。
図8Bは、土壌に過剰に水を与えた場合、または植物が根詰りを起こしている場合の土壌上部と土壌下部の水分量の経時的変化を模式的に示したグラフである。図8Bの横軸は、時間Tを示し、縦軸は土壌の水分量測定値(Va/Vb、Vc/Vb)を示す。土壌に過剰に水を与えすぎると、容器3の下に置いた受け皿に水が溜まったままになって土壌下部から水がなかなか抜けていかない状態となり、図8Bに示すように、土壌上部の水分量測定値Vc/Vbと土壌下部の水分量測定値Va/Vbの差分(図8においてdで示す)、及び比(Va/Vb=A、Vc/Vb=BとしてA/B)が大きくなる。
そこで、本実施形態においては、制御部20は、ステップS33において水分量測定装置1から受信したログデータのうち、例えば、最終に測定されたVa/VbからVc/Vbを引いた差分を算出し、この差分が予め登録された植物Pの種類に対して予め定められた閾値を超えている(上回っている)場合に、植物Pが根腐れする危険性があると判定して警告を出力する。閾値は、根腐れ閾値テーブル231において植物Pの種類に対応付けて記憶されているものを用いる。
なお、例えば、ステップS33において水分量測定装置1から受信したログデータのうち、最終に測定されたVa/VbとVc/Vbの比(上述のA/B)を算出し、この比が予め登録された植物Pの種類に対して予め定められた閾値を超えている(上回っている)場合に、植物Pが根腐れの危険性があると判定して警告を出力するようにしてもよい。
植物Pが根腐れする危険性があることを示す警告がなければ、ユーザは、水遣りをしても良いタイミングであるとして、水遣りを行うことができる。なお、土壌上部の水分量測定値Vc/Vbと土壌下部の水分量測定値Va/Vbの差分が閾値を超えていない場合、根腐れの危険性がないという判定結果を表示部22の画面上に出力することとしてもよい。
そこで、本実施形態においては、制御部20は、土壌上部の水分量測定値Vc/Vbのピークと土壌下部の水分量測定値Va/Vbのピークをそれぞれ検出し、検出したピークの時間差Δtが予め定められた閾値を超えている(上回っている)場合に、植物Pが根詰まりを起こしており植え替えが必要な状態であると判定して、その旨を示す警告を出力する。
土壌上部の水分量測定値Vc/Vbと土壌下部の水分量測定値Va/Vbの双方のピークが検出されたと判断した場合(ステップS41;YES)、制御部20は、時間差Δt(ピーク間隔)を算出し(ステップS42)、Δtと予め定められた閾値との比較を行う(ステップS43)。
ステップS43においては、制御部20は、記憶部23の根詰まり閾値テーブル232(図4B参照)を参照し、登録された植物Pの種類に対応する閾値のうち、ステップS33において受信した直近のログデータ算出期間の最低気温の値に対応付けて記憶されている閾値を用いて比較を行う。植え替えには最適な温度があり、温度が所定以下であると植え替えには適さない。そこで、本実施形態においては、最低気温が低くなるにつれてΔtの閾値を大きくなるようにして、根詰まりの程度と最低気温を加味して植物Pが植え替えが必要な状態であるか否かを判定できるようにしている。
データ取得要求タイマーがタイムアウトしていないと判断した場合(ステップS46;NO)、制御部20は、操作部21により植物育成支援アプリケーションの終了指示が入力されたか否かを判断する(ステップS47)。操作部21により植物育成支援アプリケーションの終了指示が入力されていないと判断した場合(ステップS47;NO)、処理はステップS40に戻り、ステップS40〜S46の処理を繰り返し実行する。操作部21により植物育成支援アプリケーションの終了指示が入力されたと判断した場合(ステップS47;YES)、制御部20は、植物育成支援アプリケーションを終了する。即ち、判定処理を終了する。
また、上記実施形態においては、出力手段を表示部22とし、各種警告(判定結果)を表示部22の画面上に出力することとしたが、これに限定されない。例えば、LED等を点灯させることにより警告を出力することとしてもよいし、音声出力装置を備える構成とし、音声により警告を出力することとしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する測定手段と、
前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の状態を判定する判定手段と、
を備える植物育成支援システム。
<請求項2>
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と、を更に備えた請求項1に記載の測物育成支援システム。
<請求項3>
測定手段は、複数の電極により土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する請求項1又は2に記載の植物育成支援システム。
<請求項4>
前記測定手段は、その上部が絶縁材料により被覆された第1の電極と、その中央部が絶縁材料により被覆され、当該絶縁材料から露出された下部の長さが前記第1の電極の絶縁材料から露出された部分の長さと等しい第2の電極と、前記第2の電極の前記絶縁材料から露出された上部の長さと長さが等しい第3の電極と、を有し、前記第2の電極と前記第3の電極を用いて前記土壌上部の水分量を測定し、前記第1の電極と前記第2の電極を用いて前記土壌下部の水分量を測定する請求項3に記載の植物育成支援システム。
<請求項5>
前記土壌上部の測定値は、前記第2の電極又は前記第3の電極の何れか一方に電圧をかけたときの前記第2の電極と前記第3の電極の電圧比であり、前記土壌下部の測定値は、前記第1の電極又は前記第2の電極の何れか一方に電圧をかけたときの前記第1の電極と前記第2の電極の電圧比である請求項4に記載の植物育成支援システム。
<請求項6>
前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値がピークとなったときと前記土壌下部の測定値がピークになったときの時間差に基づいて前記植物の状態を判定する請求項1〜5の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
<請求項7>
前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値がピークとなったときと前記土壌下部の測定値がピークになったときの時間差が予め定められた閾値を超えたと判断した場合に、前記植物が根詰まりしている状態であると判定する請求項6に記載の植物育成支援システム。
<請求項8>
前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の差に基づいて前記植物の状態を判定する請求項1〜7の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
<請求項9>
前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の差が予め定められた閾値を超えた場合に、前記植物が根腐れの危険性があると判定する請求項8に記載の植物育成支援システム。
<請求項10>
前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の比に基づいて前記植物の状態を判定する請求項1〜7の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
<請求項11>
前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の比が予め定められた閾値を超えた場合に、前記植物が根腐れの危険性があると判定する請求項10に記載の植物育成支援システム。
<請求項12>
前記植物が植えられた容器の外部の温度を測定する温度センサと、を備え、
前記判定手段は、前記温度センサによる測定結果と前記測定手段による測定結果を基に前記植物の状態を判定する請求項1〜11の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
<請求項13>
前記測定手段と、第1の無線通信手段とを備える水分量測定装置と、
前記判定手段と、前記出力手段と、第2の無線通信手段とを備える情報端末と、
が無線接続され、
前記水分量測定装置は、前記第1の無線通信手段により前記測定手段による測定値を前記情報端末に送信し、
前記情報端末は、前記第2の無線通信手段により前記測定手段による測定値を受信して、前記判定手段による判定及び前記出力手段による判定結果の出力を行う請求項1〜11の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
<請求項14>
植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する測定部を有するコンピュータを、
前記測定部による測定値に基づいて前記植物の状態を判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項15>
植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する測定工程と、
前記測定工程による測定値に基づいて前記植物の状態を判定する判定工程と、
を含む植物育成支援方法。
1 水分量測定装置
10 制御部
11 パルス発生部
12 電極部
12a 電極
12b 電極
12c 電極
13 A/Dコンバータ
14 A/Dコンバータ
15 電源部
16 記憶部
17 無線通信部
18 加速度センサ
19 計時部
101 温度センサ
2 情報端末
20 制御部
21 操作部
22 表示部
23 記憶部
24 無線通信部
25 計時部
26 電源部
Claims (15)
- 植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する測定手段と、
前記測定手段による測定値に基づいて前記植物の状態を判定する判定手段と、
を備える植物育成支援システム。 - 前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と、を更に備えた請求項1に記載の測物育成支援システム。
- 測定手段は、複数の電極により土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する請求項1又は2に記載の植物育成支援システム。
- 前記測定手段は、その上部が絶縁材料により被覆された第1の電極と、その中央部が絶縁材料により被覆され、当該絶縁材料から露出された下部の長さが前記第1の電極の絶縁材料から露出された部分の長さと等しい第2の電極と、前記第2の電極の前記絶縁材料から露出された上部の長さと長さが等しい第3の電極と、を有し、前記第2の電極と前記第3の電極を用いて前記土壌上部の水分量を測定し、前記第1の電極と前記第2の電極を用いて前記土壌下部の水分量を測定する請求項3に記載の植物育成支援システム。
- 前記土壌上部の測定値は、前記第2の電極又は前記第3の電極の何れか一方に電圧をかけたときの前記第2の電極と前記第3の電極の電圧比であり、前記土壌下部の測定値は、前記第1の電極又は前記第2の電極の何れか一方に電圧をかけたときの前記第1の電極と前記第2の電極の電圧比である請求項4に記載の植物育成支援システム。
- 前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値がピークとなったときと前記土壌下部の測定値がピークになったときの時間差に基づいて前記植物の状態を判定する請求項1〜5の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
- 前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値がピークとなったときと前記土壌下部の測定値がピークになったときの時間差が予め定められた閾値を超えたと判断した場合に、前記植物が根詰まりしている状態であると判定する請求項6に記載の植物育成支援システム。
- 前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の差に基づいて前記植物の状態を判定する請求項1〜7の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
- 前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の差が予め定められた閾値を超えた場合に、前記植物が根腐れの危険性があると判定する請求項8に記載の植物育成支援システム。
- 前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の比に基づいて前記植物の状態を判定する請求項1〜7の何れか一項に記載の植物育成支援システム。
- 前記判定手段は、前記測定手段による前記土壌上部の測定値と前記土壌下部の測定値の比が予め定められた閾値を超えた場合に、前記植物が根腐れの危険性があると判定する請求項10に記載の植物育成支援システム。
- 前記植物が植えられた容器の外部の温度を測定する温度センサと、を備え、
前記判定手段は、前記温度センサによる測定結果と前記測定手段による測定結果を基に前記植物の状態を判定する請求項1〜11の何れか一項に記載の植物育成支援システム。 - 前記測定手段と、第1の無線通信手段とを備える水分量測定装置と、
前記判定手段と、前記出力手段と、第2の無線通信手段とを備える情報端末と、
が無線接続され、
前記水分量測定装置は、前記第1の無線通信手段により前記測定手段による測定値を前記情報端末に送信し、
前記情報端末は、前記第2の無線通信手段により前記測定手段による測定値を受信して、前記判定手段による判定及び前記出力手段による判定結果の出力を行う請求項1〜11の何れか一項に記載の植物育成支援システム。 - 植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する測定部を有するコンピュータを、
前記測定部による測定値に基づいて前記植物の状態を判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。 - 植物が植えられた土壌において土壌上部の水分量と土壌下部の水分量をそれぞれ測定する測定工程と、
前記測定工程による測定値に基づいて前記植物の状態を判定する判定工程と、
を含む植物育成支援方法。
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