JP2014054224A - 背負式動力噴霧機 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬液タンクと架台との相対移動を支障なく行いつつ、薬液タンクとポンプとを接続する配管を長くする必要をなくし、且つ、配管のレイアウトの自由度を向上できる背負式動力噴霧機を提供すること。
【解決手段】作業者に背負われる架台及び架台に搭載される薬液タンク2を、相対移動可能に構成し、ポンプ4及びモータ17を薬液タンク2に固定すると共に、モータ17を駆動する電気回路を架台に設け、モータ17と電気回路とを接続する電気配線25を、薬液タンク2と架台の相対移動を許容する長さを有する構成とすることで、薬液タンク2と架台3との相対移動を支障なく行う。また、このようにポンプ4を薬液タンク2に固定することで、薬液タンク2とポンプ4とを接続する配管18,21を長くする必要をなくし、且つ、配管18,21のレイアウトの自由度を向上する。
【選択図】図6

Description

本発明は、作業者が、薬液タンク、動力部等を背負いながら、薬液を噴霧する背負式動力噴霧機に関する。
従来、薬液を噴霧する可搬型の作業機として、背負式動力噴霧機が知られている。この背負式動力噴霧機は、薬液を貯留する薬液タンクと、薬液タンク内の薬液を吸込み噴霧ノズルに圧送するポンプと、ポンプを駆動するモータと、モータのバッテリと、を備え、これらを作業者が背負いながらモータによりポンプを駆動することで薬液タンクから薬液を噴霧ノズルに圧送し噴霧するというものである。
このような背負式動力噴霧機として、架台上に薬液タンクを搭載すると共に、架台にポンプ、モータ及びバッテリを取り付け、薬液タンクを架台に回動可能に取り付けることで、作業者が前屈みになる背負時や噴霧作業時に、薬液タンクを架台に対して屈曲可能とし、優れた背負い心地や快適な作業性を与えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−5365号公報
しかしながら、上記背負式動力噴霧機においては、ポンプが架台に固定されているため、薬液タンクが架台に対して回動する際に、薬液タンクの動きを許容させる必要から、薬液タンクと架台側のポンプとを接続する吸余水配管をフレキシブル性を有する配管である例えばホースとし、当該吸余水ホースを長くする必要がある。また、このように薬液タンクが動くと、吸余水ホースもこれに追従して動きやすくするため、吸余水ホースのレイアウトに制約が生じてしまう。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、薬液タンクと架台との相対移動を支障なく行いつつ、薬液タンクとポンプとを接続する配管を長くする必要がなく、且つ、配管のレイアウトの自由度を向上できる背負式動力噴霧機を提供することを目的とする。
本発明による背負式動力噴霧機(100)は、薬液タンク(2)と、薬液タンク(2)を搭載する架台(3)と、薬液タンク(2)内の薬液を圧送するポンプ(4)と、ポンプ(4)を駆動するモータ(17)と、を具備し、これら(2,3,4,17)を作業者が背負いながら薬液を噴霧するための背負式動力噴霧機(100)であって、薬液タンク(2)と架台(3)とが相対移動可能に構成された背負式動力噴霧機(100)において、ポンプ(4)及びモータ(17)は、薬液タンク(2)に固定され、モータ(17)を駆動するための電気回路(28)は、架台(3)に設けられ、モータ(17)と電気回路(28)を接続する電気配線(25)は、薬液タンク(2)と架台(3)の相対移動を許容する長さを有することを特徴としている。
このような背負式動力噴霧機(100)によれば、架台(3)と当該架台(3)に搭載される薬液タンク(2)とが相対移動可能に構成され、ポンプ(4)及びモータ(17)は薬液タンク(2)に固定され、モータ(17)を駆動するための電気回路(28)は架台(3)に設けられ、これらのモータ(17)と電気回路(28)とを接続する電気配線(25)は、薬液タンク(2)と架台(3)の相対移動を許容する長さを有するため、薬液タンク(2)と架台(3)との相対移動を支障なく行うことができる。また、このように、ポンプ(4)が薬液タンク(2)に固定されているため、薬液タンク(2)とポンプ(4)を接続する配管(18,21)を長くする必要がなく、且つ、配管(18,21)のレイアウトの自由度を向上できる。
ここで、上記作用を好適に奏する構成としては、具体的には、モータ(17)及び電気配線(25)は、薬液タンク(2)、架台(3)間に形成された空間(50)に収容される構成が挙げられる。そして、このように、モータ(17)及び電気配線(25)が、薬液タンク(2)、架台(3)間に形成された空間(50)に収容されると、これらの薬液タンク(2)及び架台(3)により、モータ(17)及び電気配線(25)を容易に保護できると共に、モータ(17)及び電気配線(25)を覆うためのカバーを設ける必要がなくなる。また、このような構成としても、配管(18,20,21)の組み付けには支障がない。
このように本発明によれば、薬液タンクと架台との相対移動を支障なく行いつつ、薬液タンクとポンプとを接続する配管を長くする必要がなく、且つ、配管のレイアウトの自由度を向上できる背負式動力噴霧機を提供できる。
本発明の実施形態に係る背負式動力噴霧機の背面図である。 図1に示す背負式動力噴霧機の前面図である。 図1及び図2に示す背負式動力噴霧機の前方斜視図であり、背当部材を取り除いた図である。 図3の右側面図である。 図1〜図4中の薬液タンクの前面図であり、吸余水ホース、吐出ホース、調圧弁及びモータの電気配線を省略した図である。 図5に吸余水ホース、吐出ホース、調圧弁及びモータの電気配線を加えた要部拡大図である。 図1〜図4中の架台の背面図であり、モータの電気配線及び吐出ホースの一部を加えた図である。 図7に示す架台の後方斜視図である。
以下、本発明に係る背負式動力噴霧機の好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。以下の説明において、上下、前後、左右の語は、背負式動力噴霧機を背負った作業者を基準とした方向を表すものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る背負式動力噴霧機の背面図、図2は、背負式動力噴霧機の前面図、図3は、背当部材を取り除いた背負式動力噴霧機の前方斜視図、図4は、図3の右側面図、図5は、吸余水ホース、吐出ホース、調圧弁及びモータの電気配線を省略した薬液タンクの前面図、図6は、吸余水ホース、吐出ホース、調圧弁及びモータの電気配線を加えた薬液タンクの要部を拡大して示す前面図、図7は、モータの電気配線及び吐出ホースの一部を加えた架台の背面図、図8は、図7に示す架台の後方斜視図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係る背負式動力噴霧機100は、作業者により背負われる作業機本体部1を具備すると共に、作業機本体部1が有する薬液タンク2からの薬液を作業者の手元まで伝送しその先端の噴霧ノズルから噴霧させるための吐出配管となる吐出ホース20(図6〜図8参照)を具備する。なお、ここでは、作業者が作業機本体部1を背負うための背負バンドは取り外され、吐出ホース20は、図1〜図5においては省略され、図6〜図8においては途中までが描かれている。
作業機本体部1は、架台3、架台3に搭載される薬液タンク2、ポンプ4及びモータ17(図5及び図6参照)等を備える。薬液タンク2及び架台3は、相対的な回動が可能とされ、これにより薬液タンク2は前傾が可能な所謂スイングタンクとされている。
そして、架台3及び薬液タンク2の前面(図1の紙面奥側、図2の紙面手前側)には、背負時に作業者の背中に当接し接触を和らげるべくクッション性を有する背当部材16が取り付けられる(図2参照)。
薬液タンク2は、薬液を貯留するものであり、図3及び図4に示すように、その下側(略下半部)の前面(図4の左側の面)が、後方側に向かって切り欠かれたように凹み、この凹んだ凹面6は、その凹みが薬液タンク2の下端及び左右両端まで延びそのまま外部開放されている。また、薬液タンク2は、その上側(略上半部)の前面11が、上下左右方向に延びる平坦面にされると共に、これらの前面11、凹面6同士の間の中間部分が、前面11の下端と凹面6の上端を繋ぐように後方側へ多少凹む中間凹面12とされている。そして、中間凹面12に、図3〜図6に示すように、薬液タンク2を架台3に連結するための軸受部材13が、左右一対離間して固定されている。
薬液タンク2は、その凹面6に、図5及び図6に示すように、モータ17を固定して備える。このモータ17からは、図6に示すように、後述の電子基板28に接続するための電気配線25が延び、この電気配線25の端部にコネクタ端子26が設けられる。
電気配線25は、薬液タンク2の前傾時の薬液タンク2と架台3の相対的な回動を許容する長さを有している(詳しくは後述)。そして、モータ17の先端に、小型ポンプ4が接続され固定されている。
ポンプ4は、モータ17を動力源として駆動され、薬液タンク2内の薬液を吸引して圧送するポンプ作用を行うものである。このポンプ4には、薬液タンク2内の薬液をポンプ4内に流入させるための吸水配管である吸水ホース18の一端が接続されると共に、前述した吐出ホース20の一端が接続される。この吐出ホース20のポンプ4寄りの途中には、薬液の流量を調節するための回動レバー式の調圧弁22が介在し、この調圧弁22には、余水配管である余水ホース21の一端が接続され、余水ホース21の他端は、調圧弁22から余分な薬液を返送すべく薬液タンク2に接続される。そして、このような吸余水ホース18,21、吐出ホース20、調圧弁22から成る配管系部品23により、所望量の薬液を薬液タンク2から噴霧ノズルへ供給し続けることができる。なお、図5及び図6中の符号24は、ポンプ4に設けられ薬液の流れを滑らかにするための空気室である。
一方、架台3は、図3、図4、図7及び図8に示すように、薬液タンク2の凹面6を覆うように構成される。具体的には、凹面6を前方及び下方から覆うように、断面L字状を成す前板7及び底部8を備えると共に、凹面6を両側方から覆うように、その左右両端に側板9,9を有する形状を呈し、これらの前板7、底部8及び側板9,9により囲まれる領域により凹部10が画成されている(図7及び図8参照)。
架台3には、図7及び図8に示すように、その下部右側(図7の左側)にバッテリ収容部27が設定され、このバッテリ収容部27内に、モータ17に電力を供給するためのバッテリ5が収容される(図7参照)。バッテリ5からは、電力を供給するため電気配線31が延び、この電気配線31の端部にコネクタ端子32が設けられる。
また、架台3は、図3、図7及び図8に示すように、その右側板9(図3の右側、図7及び図8の左側)の上側の内面に、モータ17を駆動するための電気回路である電子基板28をケース51内に収容して備える。また、架台3は、図4及び図7に示すように、その右側板9の上側の外面から露出するようにしてバッテリチェッカ35を備え、さらに、その右側板9の下側且つ後部側(図4の右側)の外面から露出するようにして、モータ17をオン・オフするためのスイッチ29及び水量を調節するための回転調節摘み30をそれぞれ備える。バッテリチェッカ35は裏側の電子基板28に接続される。また、図7及び図8に示すように、スイッチ29、回転調節摘み30からは電気配線33が延び、この電気配線33の端部にコネクタ端子34が設けられる。
そして、バッテリ5の電気配線31のコネクタ端子32、及び、スイッチ29、回転調節摘み30の電気配線33のコネクタ端子34が、電子基板28の個々に対応するコネクタ端子にそれぞれ接続される。また、薬液タンク2のモータ17の電気配線25のコネクタ端子26も、電子基板28の対応するコネクタ端子に接続される。
また、薬液タンク2側からの吐出ホース20は、架台3の底部8の左側(図7及び図8の右側)に設けられた開口36から底部8内に進入し、左側板9に設けられたホースガイド37を通して外部に導出される。
なお、図3に示すように、架台3の前板7には、薬液タンク2側のポンプ4に対応する位置に、点検用の視認窓38が設けられる。
このような構成の架台3は、図3、図7及び図8に示すように、その前板7の上部に凸状部39を備え、この凸状部39の左右端に、左右方向の外方に突出する一対の軸体40,40を有する。
そして、左右一対の軸体40,40が、図5及び図6に示す薬液タンク2の左右一対の軸受部材13,13に通されることで、薬液タンク2が架台3に対して回動可能に支持され搭載されたスイングタンクとされている。
この薬液タンク2が架台3に直立して搭載された状態で、図1、図3及び図4に示すように、薬液タンク2の下部が、架台3の背面側及び上面側を覆うと共に、図4に示すように、薬液タンク2の前面11と架台3の前板7とが、上下方向に連なるように(面一となるように)構成されている。
また、図3及び図8に示すように、架台3の凸状部39の中央は開口され、この開口を通して、上下方向に延びると共に後方に向かって傾斜する板ばね部41が、前板7側に一体に形成されている。この板ばね部41は、架台3に対して薬液タンク2が前方側に回動すると、板ばね部41の上端が薬液タンク2の中間凹面12に押され薬液タンク2の回動に抗する付勢力を生じながら弾性変形し、この付勢力の好適な抵抗感により薬液タンク2と架台3との回動を円滑にし、背負時の安定感を確保し得るものである。
また、架台3には、その凸状部39を前方側及び上方側から覆い、薬液タンク2と架台3とを、回動可能な状態と回動不能な状態とに切り替えるロック機構42が設けられている。
ロック機構42は、図3に示すように、への字状に形成され、薬液タンク2の中間凹面12に向かって延びるロック部43及びこのロック部43に連設されて垂下するレバー部44を有するロック板45と、このロック板45を凸状部39に回動可能に支持するピン46と、を備え、作業前で作業機本体部1が作業者に背負われずに接地された状態では、レバー部44が押されない限りロック部43の先端部と、薬液タンク2に固定された軸受部材13の前面で平坦面を成すロック受け部47との当接を維持してロック状態とし、薬液タンク2と架台3との回動を阻止する一方で、背負時にあっては、レバー部44の下端部が作業者の背中に圧迫され、後方側へ押されると、ロック板45がピン46を支点として図3の時計回り(図4の反時計回り)に回動し、ロック部43が上方に回動してロック部43先端部のロック受け部47に対する当接を解除し、この解除により、薬液タンク2と架台3とを回動可能とし、架台3に対して薬液タンク2が所定角度前傾すると、ロック部43の先端部が、前傾した薬液タンク2のロック受け部47より多少上方に設けられた凹部48に進入して当接し、凹部48の動きを阻止して所定角度を超えた薬液タンク2の回動を阻止し、続いて、作業者が作業を終え、作業機本体部1を下ろして接地させると作業機本体部1が上記直立状態に戻り、凸状部39とレバー部44との間に介在する圧縮ばね(不図示)の付勢力により、レバー部44が作業前の位置に戻るというものである。
次に、このような構成を有する作業機本体部1の組立方法について説明する。薬液タンク2にあっては、図6に示すように、モータ17及びポンプ4を固定し、配管系部品23を組み付けることで、薬液タンク2側のユニットを組み立てる。
また、架台3にあっては、図7及び図8に示すように、バッテリ5及び電子基板28を配置し、バッテリ5の電気配線31のコネクタ端子32、スイッチ29、回転調節摘み30の電気配線33のコネクタ端子34を、電子基板28の個々に対応するコネクタ端子にそれぞれ接続することで、架台3側のユニットを組み立てる。
次いで、薬液タンク2と架台3を互いに近接配置し、薬液タンク2のモータ17の電気配線25のコネクタ端子26を、電子基板28の対応するコネクタ端子に接続すると共に、薬液タンク2側からの吐出ホース20を、架台3の開口36、ホースガイド37に通して外部に導出した状態とする。
次いで、図6に示す軸受部材13,13に、図7及び図8に示す架台3側のユニットの軸体40を通し、この状態で、図3に示すように、軸受部材13,13を薬液タンク2側のユニットの中間凹面12に対してネジ49により固定することによって、薬液タンク2、架台3間に形成された空間、より具体的には、図7及び図8に示す架台3の凹部10と当該凹部10に対面する薬液タンク2の下側の凹面6とにより形成された空間50(図3及び図4参照)に、モータ17、ポンプ4、配管系部品23、電気配線25,31,33等を収容し、図3に示すように、架台3に対し薬液タンク2を回動可能に搭載した状態として、図2に示す背当部材16及び背負バンドを取り付けることで、背負式動力噴霧機100を得る。
このようにして得られた背負式動力噴霧機100にあっては、背負時にあっては、薬液タンク2と架台3との回動により薬液タンク2の架台3に対する姿勢が変えられて屈曲され、優れた背負い心地や快適な作業性を与えることができる。
特に本実施形態の背負式動力噴霧機100によれば、薬液タンク2と架台3とが相対回動可能に構成され、ポンプ4及びモータ17は薬液タンク2に固定され、モータ17を駆動するための電気回路である電子基板28は架台3に設けられ、これらのモータ17と電子基板28とを接続する電気配線25は、薬液タンク2と架台3の相対的な回動を許容する長さを有するため、薬液タンク2と架台3との相対的な回動を支障なく行うことができる。また、このようにポンプ4が薬液タンク2に固定されているため、薬液タンク2とポンプ4を接続する配管である吸余水ホース18,21を長くする必要がなく、且つ、これらのホース18,21のレイアウトの自由度を向上できる。
また、本実施形態においては、モータ17及び電気配線25,31,33が、薬液タンク2、架台3間に形成された空間50に収容されているため、これらの薬液タンク2及び架台3により、モータ17及び電気配線25,31,33を容易に保護できると共に、モータ17及び電気配線25,31,33を覆うためのカバーを設ける必要がなくなる。また、このような構成としても、ホース18,20,21の組み付けには支障がない。
さらにまた、本実施形態においては、以下の効果もある。すなわち、配管系部品23と電気配線25,31,33が、空間50内で左右に分けて配置されるため、これらが渾然となるような事態を防止できる。そして、このような構成では、ポンプ4及び配管系部品23が薬液タンク2側に設けられ、バッテリ5、電子基板28及び電気配線31,33が架台3側に設けられているため、薬液流動系統の部品と電気系統の部品とを、薬液タンク2側と架台3側とで個別にそれぞれ組み立てることができ、作業性を極めて高めることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、特に好ましいとして、薬液タンク2と架台3とが相対回動可能な背負式動力噴霧機に対する適用を述べているが、薬液タンク2と架台3とが相対移動可能な背負式動力噴霧機であれば適用できる。
2…薬液タンク、3…架台、4…ポンプ、17…モータ、28…電子基板(電気回路)、25…電気配線、50…空間、100…背負式動力噴霧機。

Claims (2)

  1. 薬液タンク(2)と、前記薬液タンク(2)を搭載する架台(3)と、前記薬液タンク(2)内の薬液を圧送するポンプ(4)と、前記ポンプ(4)を駆動するモータ(17)と、を具備し、これら(2,3,4,17)を作業者が背負いながら前記薬液を噴霧するための背負式動力噴霧機(100)であって、前記薬液タンク(2)と前記架台(3)とが相対移動可能に構成された背負式動力噴霧機(100)において、
    前記ポンプ(4)及び前記モータ(17)は、前記薬液タンク(2)に固定され、
    前記モータ(17)を駆動するための電気回路(28)は、前記架台(3)に設けられ、
    前記モータ(17)と前記電気回路(28)を接続する電気配線(25)は、前記薬液タンク(2)と前記架台(3)の相対移動を許容する長さを有することを特徴とする背負式動力噴霧機(100)。
  2. 前記モータ(17)及び前記電気配線(25)は、前記薬液タンク(2)、前記架台(3)間に形成された空間(50)に収容されていることを特徴とする請求項1記載の背負式動力噴霧機(100)。
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