JP2014054150A - 充放電制御装置 - Google Patents

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亮三 吉野
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Abstract

【課題】充放電スイッチ自体の発熱を抑制し,充放電スイッチの温度上昇を許容値以内に抑制する。
【解決手段】バッテリ,該バッテリを充放電する電路に挿入した充放電スイッチ,前記充放電スイッチの温度を検出する温度検出部,前記電路に流れる電流を検出する電流検出部,および前記充放電スイッチを開閉制御するスイッチ制御部を備え,前記バッテリの充放電電流を制御するバッテリの充放電制御装置において,前記スイッチ制御部は,前記電路に流れる充放電電流をもとに算出した充放電スイッチの消費電力が,前記温度検出器が検出した前記充放電スイッチの現在温度および充放電スイッチの絶対最大定格温度をもとに算出した充放電スイッチに許容される消費電力を上回らないように,また,前記電路に流れる充放電電流が,バッテリが許容できる充放電電流である許容バッテリ電流を上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整する。
【選択図】図3

Description

本発明は,バッテリ充放電制御装置に係り,特に充放電スイッチを介してバッテリを充放電するバッテリ充放電制御装置に関する。
電動自転車あるいは電動バイク等の負荷を蓄電池(バッテリ)で駆動する場合において,バッテリの出力電圧と前記負荷の端子電圧が相違する場合,特に負荷に並列にコンデンサが接続されているような場合,負荷の駆動初期にバッテリから負荷に突入電流が流れ,前記負荷,あるいはバッテリを損傷することがある。
また,劣化あるいは過放電により電圧が著しく低下したバッテリを充電する場合において,通常の充電時に使用する電流でバッテリを充電すると,前記バッテリの劣化を促進することがある。
このような問題に関して,バッテリに充電電流を流すメインパスの他に,スイッチと熱容量の大きな抵抗器で構成した充電用あるいは放電用のパスを設け,このパスを介して制限された電流を流して充放電する充放電制御回路が知られている。
しかし,この装置は部品点数が増加し,コストが増加する。さらに熱容量の大きな抵抗器はサイズが大きく,コストも高い。このため,上記対応策は装置の低コスト化あるいは小型化の妨げになる。
このような問題に対し,特許文献1には,パルス信号をフィルタに通して一定のDC信号に変換し,この信号をメインパスのスイッチに供給してスイッチのオン抵抗を調整することにより,バッテリに流れる電流を制限する技術が示されている。
特開2011−83187号公報
前記従来技術によれば,パルス信号をフィルタを通して一定のDC信号に変換し,この信号により充放電スイッチのオン抵抗を調整する。この方式では,電流を制限するために充放電スイッチのオン抵抗を利用するため,充放電スイッチを高電圧あるいは大電流で動作を継続させると充放電スイッチ自体が発熱し過熱されることがある。
本発明はこれらの問題点に鑑みて成されたもので。充放電スイッチ自体の発熱を抑制し,充放電スイッチの温度上昇を許容値以内とすることのできるバッテリ充放電制御装置を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するため,次のような手段を採用した。
バッテリ,該バッテリを充放電する電路に挿入した充放電スイッチ,前記充放電スイッチの温度を検出する温度検出部,前記電路に流れる電流を検出する電流検出部,および前記充放電スイッチを開閉制御するスイッチ制御部を備え,前記バッテリの充放電電流を制御するバッテリの充放電制御装置において,
前記スイッチ制御部は,
前記電路に流れる充放電電流をもとに算出した充放電スイッチの消費電力が,充放電スイッチに許容される消費電力を上回らないように,
また,前記電路に流れる充放電電流が,バッテリが許容できる充放電電流である許容バッテリ電流を上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整する。
本発明は,以上の構成を備えるため,充放電スイッチ自体の発熱を抑制し,充放電スイッチの温度上昇を許容値以内に制限することができる。また,バッテリーを過大な充放電電流から保護することができる。
充放電スイッチのオン,オフ時における各種パラメータの変化の態様を説明する図である。 充放電スイッチのオン,オフ時における各種パラメータの変化の態様を説明する図である。 第1の実施形態を説明する図である。 スイッチ制御部の例を説明する図である。 第2の実施形態を説明する図である。 第3の実施形態を説明する図である。 スイッチ制御部の動作を説明する図である。
以下,最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1,図2,図3は,本発明の第1の実施形態を説明する図であり,図3は,第1の実施形態にかかる充放電制御装置を説明する図である。図1,2は図3に示す充放電スイッチ301のオン,オフ時における各種パラメータの変化の態様を説明する図である。
図1において,パルス信号Vgは,充放電スイッチ301をオンオフ制御するパルス信号であり,パルス信号のハイレベル期間Tonは,パルス信号Vgが充放電スイッチ301をオン制御する期間である。また,パルス信号のロウレベル期間Toffは,パルス信号Vgが充放電スイッチをオフ制御する期間である。
図1に示すように,充放電スイッチが消費する電力(消費電力)Pdは,充放電スイッチに流れる電流により発生する電力であり,充放電スイッチのオン制御時に増加し,オフ制御時に減少する。充放電スイッチの温度(例えばケース温度)Thは,前記消費電力Pdに応じて増減する。このため充放電スイッチ301に許容される許容電力Pk(充放電スイッチがこの電力Pkを消費しても充放電スイッチの温度が許容範囲に収まると見込まれる消費電力)は,充放電スイッチの温度Thによって変化する。
図2に示すように,バッテリを流れる充放電電流Idは,充放電スイッチのオンオフ制御により増減する。
図2において,Ibは,バッテリの特性,温度,使用履歴(劣化の状態)等をもとに設定したバッテリに許容できる電流(ピーク値)であり,バッテリを流れる電流は,Ib以下に制限しなければならない。
次に,図1,図2を用いて,本発明の原理について説明する。
まず,パルス信号Vgのデューティ比と周期は,オン期間Tonとオフ期間Toffを用いて(1)と(2)式で定義できる。
デューティ比=Ton / ( Ton + Toff )・・・(1)
周期=Ton + Toff ・・・(2)
パルス信号Vgにより充放電スイッチ301をオン,オフ制御すると,バッテリ300には,脈動する充放電電流Idが流れ,充放電スイッチ301には電流Idに応じた消費電力Pdが発生する。消費電力Pdが発生すると,消費電力Pd*Rに相当する温度差が生じて充放電スイッチ301の温度Thが上昇する。温度Thが上昇すると充放電スイッチ301の許容電力Pkが減少する。逆に,温度Thが下降すると充放電スイッチの許容電力Pkは増大する。
なお,充放電スイッチの消費電力Pdは脈流状態の充放電電流Idのピーク時に最も大きくなる。このときの消費電力Pdが充放電スイッチの許容電力Pkを越えないように電流を制御する。すなわち,パルス信号Vgのデューティ比もしくは周期を制御して脈流状態の電流Idのピーク値を抑制するので,PkとPdの関係を下式で定義できる。
Pk≦Pd・・・(3)
ここで,(3)式の両辺が等しいときPk=Pd・・・(3)’となるとき,充放電スイッチの許容電力となる。
なお,前記電流Idのピーク値はバッテリが許容できるピーク電流Ib以内となるように制御してバッテリの損傷を抑制する。
また,充放電スイッチの現在温度をTh,充放電スイッチの絶対最大定格温度をTm,充放電スイッチに許容される消費電力をPk,充放電スイッチに電流Idが流れているときの消費電力をPd,充放電スイッチの熱抵抗をRとすると,充放電スイッチの絶対最大定格温度Tmと現在温度Thとの差は,許容消費電力Pkに相当する熱量が充放電スイッチの熱抵抗Rに流れたときに生じる温度差であるから,下式で表すことができる。
Tm−Th=Pk*R・・・(4)
ここで,後述する充放電スイッチ許容電力算出部400は,予め入力された充放電スイッチの絶対最大定格温度Tm,熱抵抗R,および,充放電スイッチに流れる電流Idをもとに,現在温度Thの充放電スイッチに対して許容される消費電力の増加可能分を温度換算した値,すなわち充放電スイッチ許容電力基準電圧Vr1を算出して比較器401に出力する。許容できる消費電力の増加可能分の有無は比較器401により求めることができる。
下記に充放電スイッチ許容電力基準電圧Vr1の算出式について示す。
まず,充放電スイッチの許容電力時の温度をTh’としたとき,(3)’式と(4)式からを下式で表すことができる。
Th’=Tm−(Pd*R)・・・(5)
(5)式に係数Kをかけると,
Vr1=K*Th’・・・(6)と表すことができ,(5)から
Vr1=K*{Tm−(Pd*R)}・・・(7)で表すことができる。
図3は,本発明の充放電制御装置を説明する図であり,図3において,300はバッテリ,301は,バッテリを流れる充放電電流Idを制御する充放電スイッチである。302は,充放電スイッチ301をオンオフ制御するパルス信号を出力するスイッチ制御部である。303は温度測定手段であり,充放電スイッチ301の温度(例えばケース温度)の測定信号を出力する。304は温度検出部であり,温度測定手段303からの測定信号をもとに充放電スイッチの温度を検出する。
305は,バッテリに流れる充放電電流Idを測定する電流測定手段であり,シャント抵抗器などの電流測定手段で構成される。
306は電流検出部であり,電流測定手段の測定信号をもとに充放電電流を検出する。
302は充放電スイッチ301をオンオフ制御するスイッチ制御部であり,前記電路に流れる充放電電流をもとに算出される充放電スイッチの消費電力Pdが,前記温度検出部が検出した前記充放電スイッチの現在温度をもとに算出した充放電スイッチに許容される損失電力を上回らないように,充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整する。
また,前記電路に流れる充放電電流Idが,バッテリが許容できる充放電電流であるピーク電流Ibを上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整する。
充放電スイッチ301のオンオフ制御に際しては,充放電スイッチ301の温度を温度測定手段303で測定し,測定温度信号310を得る。
スイッチ制御部302は,充放電スイッチの絶対最大定格温度Tm,熱抵抗R,および,充放電スイッチに流れる電流Idをもとに,現在温度Thの充放電スイッチに対して許容される消費電力を演算するとともに前記消費電力に相当する充放電電流を算出する。スイッチ制御部は,さらに算出した充放電電流と現在の充放電電流を比較して,充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整する。
このように,スイッチ制御部302は,バッテリ300に流れる電流Idが,充放電スイッチ301の温度をもとに演算した許容電力を上回らないように,充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整する。また,バッテリが許容できる充放電電流であるピーク電流Ibを上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整する。
図4は,図3に示すスイッチ制御部302の例を説明する図である。
図4において,400は充放電スイッチ許容電力算出部であり,充放電スイッチ301の温度Th,充放電スイッチ絶対最大定格温度(充放電スイッチが超えてはならない温度)Tm,充放電スイッチ熱抵抗R,および充放電電流をもとに前記基準電圧Vr1を生成し充放電スイッチ許容電力比較器401に出力する。比較器401は基準電圧Vr1が現在温度Th以上とならないようにPWM制御部を調整する。
充放電スイッチ許容電力比較器401は,現在の温度を表す温度信号311が基準電圧Vr1を越えているか否かを判定し,判定結果をPWM制御部403に供給する。
402はバッテリ許容ピーク電流比較器であり,バッテリが許容できるピーク電流Ibを電圧値換算したバッテリピーク電流基準電圧Vr2と,充放電電流Idを比較し,電流Idがピーク電流Ibを超えているか否かを判定し,判定結果をPWM制御部403に供給する。
このように,充放電スイッチ許容電力算出部400は,基準電圧Vr1を生成して,充放電スイッチ許容電力比較器401に伝送し,電流検出部306は検出電流信号313を生成し,バッテリピーク電流比較器402へ伝達する。充放電スイッチ許容電力比較器401は充放電スイッチ許容電力基準電圧Vr1と検出温度信号311を比較して,検出温度信号311が基準電圧以下であるか否かを判定し,判定結果である充放電スイッチ許容電力判定信号406をPWM制御部403へ出力する。
バッテリ許容ピーク電流比較器402は,バッテリ許容ピーク電流を表す電圧(基準電圧)Vr2と検出電流信号313を比較して,検出電流信号313がバッテリに許容されるピーク電流Ibを超えているか否かを判定し,判定結果であるバッテリ許容ピーク電流判定信号407をPWM制御部403へ出力する。
PWM制御部403は,充放電スイッチ許容電力判定信号406およびバッテリ許容ピーク電流判定信号407の信号レベルが中間レベルの範囲(不感帯)にあるとき,パルス信号Vgを現状付近に維持する。何れかの信号レベルが中間レベルを逸脱してハイもしくはロウレベルにあるとき,パルス信号Vgのデューティ比もしくは周期を制御し,信号レベルが中間レベルになるように制御する。
充放電スイッチ許容電力算出部400は,前述したように絶対最大定格温度Tm408,検出温度信号311,熱抵抗R409をもとに充放電スイッチ301の許容電力Pkを算出し,検出電流信号313に応じた消費電力Pdが許容電力Pkを超えない最大温度を算出して電圧値換算した充放電スイッチ許容電力基準電圧Vr1を充放電スイッチ許容電力比較器401に伝達する。
本実施形態によれば,充放電スイッチの許容電力以内に充放電電流を制御できるので,高電圧もしくは大電流で充放電電流を流し続けても充放電スイッチ自体の発熱による充放電スイッチの故障を抑制することができる。また,バッテリの許容するピーク電流値以内に電流を制御できるのでバッテリを傷めることもない。
(実施形態2)
図5は本発明の第2の実施形態を説明する図である。
図5において,503は電圧検出部であり,バッテリ電圧検出ライン501,入出力端子電圧検出ライン502を介してバッテリ電圧および入出力端子電圧を検出し,検出電圧信号504としてスイッチ制御部500に伝達する。
なお,充放電スイッチ301の温度はサーミスタなどの温度測定手段303により測定する。温度測定手段203からの測定温度信号310は温度検出部304により検出され,検出温度信号311としてスイッチ制御部500に伝達される。また,前記検出電圧信号504はスイッチ制御部500に伝達される。
スイッチ制御部500は,検出電圧信号504をもとにバッテリ300の電圧と入出力端子308に接続された充電電源あるいは負荷との電位差を算出し,算出した電位差をもとに,始動時に流れる充放電電流はバッテリが許容できるピーク電流Ib以下となるように,また,検出温度信号311をもとに算出した充放電スイッチ301に許容される充放電電流(許容電力Pkに相当する電流)以下になるように,充放電スイッチに供給するパルス信号Vgのデューティ比もしくは周期を制御する。
本実施形態によれば,充放電スイッチの許容消費電力以内に電流を制御できるので,高電圧もしくは大電流で充放電電流を流し続けても充放電スイッチ自体の発熱による充放電スイッチの故障を抑制することができる。また,バッテリと入出力端子の電圧からバッテリ状態に応じ,かつバッテリの許容するピーク電流値以内となる最適な電流に制御できるのでバッテリを傷めることもない。
(実施形態3)
図6は本発明の第3の実施形態を説明する図である。
図6において,600はスイッチ制御部であり,検出電流信号313と検出温度信号311と検出電圧信号504をもとにパルス信号Vgを生成し,生成した信号を充放電スイッチ302に供給して充放電スイッチ302をオンオフ制御する。
スイッチ制御部600は,検出電圧信号504をもとにバッテリ300の電圧と入出力端子308に接続された充電電源あるいは負荷との電位差を算出し,算出した電位差をもとに,始動時に流れる充放電電流はバッテリが許容できるピーク電流Ib以下となるように,また,充放電電流Idが検出温度信号311をもとに算出した充放電スイッチ301に許容される充放電電流(許容電力Pkに相当する電流)以下になるように,充放電スイッチに供給するパルス信号Vgのデューティ比もしくは周期を制御する。
また,スイッチ制御部600は,パルス信号Vgを出力した後,電流検出部306を介して得られた充放電電流Idと上記許容消費電力から導かれる許容電流を比較し,電流値が概ね等しくなるようにパルス信号Vgのデューティ比もしくは周期を制御する。
図7は,スイッチ制御部302の動作を説明する図である。
まず,ステップ1において,充放電スイッチ許容電力判定信号406が中間値にあるか否かを判定し,ステップ2において,バッテリ許容ピーク電流判定信号407が中間値にあるか否かを判定し,それぞれが中間値にある場合は,処理を行わない。
ステップ3において,充放電スイッチ許容電力判定信号406がロウレベルにある(許容電力算出部が算出した基準電圧Vr1が検出温度信号311より大きい)か否かを判定し,ステップ4において,バッテリ許容ピーク電流判定信号407がLowレベルにある(電流検出部306が検出した電流がバッテリピーク電流基準電圧Vr2より小さい)か否かを判定し,それぞれの判定結果がYESの場合は,ステップ5において,パルス信号Vgのデューティ比を大きくする(あるいは周期を短くする)。また,それぞれの判定結果がNOの場合は,ステップ6において,パルス信号Vgのデューティ比を小さく(あるいは周期を長く)する。
以上説明したように,本発明の実施形態によれば,充放電スイッチの許容電力以内に電流を制御できるので,高電圧もしくは大電流で電流を流し続けても充放電スイッチ自体の発熱による充放電スイッチの故障を防ぐことができる。また,バッテリと入出力端子の電圧をもと判定されるバッテリ状態に応じ,かつバッテリの許容するピーク電流値以内となる最適な値に充放電電流を制御できるので,バッテリを損傷することがない。また,スイッチ制御部に充放電電流をフィードバックするので,目標電流への収束を早める効果がある。
なお,本発明は上記実施形態に限定されるものではなく,様々な変形例が含まれる。例えば,上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり,必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また,ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えること,あるいはある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また,上記の各構成,機能,処理部,処理手段等は,それらの一部又は全部を,例えばハードウェアで実現してもよい。またソフトウェアで実現してもよい。
300・・・バッテリ
301・・・充放電スイッチ
302・・・スイッチ制御部
303・・・温度測定手段
304・・・温度検出部
305・・・電流測定手段
306・・・電流検出部
307・・・抵抗器
308・・・正極電力入出力端子
309・・・負極電力入出力端子
310・・・測定温度信号
311・・・検出温度信号
312・・・測定電流信号
313・・・検出電流信号
314・・・パルス信号Vg
315・・・バッテリに流れる電流Id
400・・・充放電スイッチ許容消費電力算出部
401・・・充放電スイッチ許容消費電力比較器
402・・・バッテリ許容ピーク電流比較器
403・・・PWM制御部
404・・・充放電スイッチ許容消費電力基準電圧Vr1
405・・・バッテリ許容ピーク電流基準電圧Vr2
406・・・充放電スイッチ許容消費電力判定信号
407・・・バッテリ許容ピーク電流判定信号
500・・・スイッチ制御部
501・・・バッテリ電圧検出ライン
502・・・正極電力出力端子電圧検出ライン
503・・・電圧検出部
504・・・検出電圧信号
600・・・スイッチ制御部

Claims (5)

  1. バッテリ,該バッテリを充放電する電路に挿入した充放電スイッチ,前記充放電スイッチの温度を検出する温度検出部,前記電路に流れる電流を検出する電流検出部,および前記充放電スイッチを開閉制御するスイッチ制御部を備え,前記バッテリの充放電電流を制御するバッテリの充放電制御装置において,
    前記スイッチ制御部は,
    前記電路に流れる充放電電流をもとに算出した充放電スイッチの消費電力が,充放電スイッチに許容される消費電力を上回らないように,
    また,前記電路に流れる充放電電流が,バッテリが許容できる充放電電流である許容バッテリ電流を上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整することを特徴とするバッテリの充放電制御装置。
  2. バッテリ,該バッテリを充放電する電路に挿入した充放電スイッチ,前記充放電スイッチの温度を検出する温度検出部,前記電路に流れる電流を検出する電流検出部,および前記充放電スイッチを開閉制御するスイッチ制御部を備え,前記バッテリの充放電電流を制御するバッテリの充放電制御装置において,
    前記スイッチ制御部は,
    前記電路に流れる充放電電流をもとに算出した充放電スイッチの消費電力が,前記温度検出器が検出した前記充放電スイッチの現在温度および充放電スイッチの絶対最大定格温度をもとに算出した充放電スイッチに許容される消費電力を上回らないように,
    また,前記電路に流れる充放電電流が,バッテリが許容できる充放電電流である許容バッテリ電流を上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整することを特徴とするバッテリの充放電制御装置。
  3. バッテリ,該バッテリを充放電する電路に挿入した充放電スイッチおよび該充放電スイッチを開閉制御するスイッチ制御部を備え,前記バッテリの充放電電流を制御するバッテリの充放電制御装置において,
    充放電スイッチの絶対最大定格温度,熱抵抗,および充放電スイッチに流れる電流をもとに,現在温度の充放電スイッチに対して許容される消費電力の温度換算値を出力する放電スイッチ許容電力算出部と,
    前記充放電スイッチ許容電力算出部が算出した温度と前記充放電スイッチの温度を比較する比較器と,
    バッテリが許容できる充放電電流である許容バッテリ電流と充放電電流を比較する比較器を備え,
    前記スイッチ制御部は,前記充放電スイッチ許容電力算出部が算出した温度が前記充放電スイッチの温度以下であり,かつ前記電路に流れる電流が前記許容バッテリ電流を上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整することを特徴とするバッテリの充放電制御装置。
  4. 請求項2記載のバッテリの充放電制御装置において,
    前記バッテリは直列接続された複数の電池セルを備え,前記電圧検出器は各電池セルの電圧を検出することを特徴とするバッテリの充放電制御装置。
  5. バッテリ,該バッテリを充放電する電路に挿入した充放電スイッチ,前記充放電スイッチの温度を検出する温度検出部,前記電路に流れる電流を検出する電流検出部,バッテリ電圧および負荷側あるいは充電電源側電圧を検出し,バッテリが許容できる許容バッテリ電流を演算する電圧検出器,並びに前記充放電スイッチを開閉制御するスイッチ制御部を備え,前記バッテリの充放電電流を制御するバッテリの充放電制御装置において,
    前記スイッチ制御部は,
    前記電路に流れる充放電電流をもとに算出した充放電スイッチの消費電力が,充放電スイッチに許容される消費電力を上回らないように,
    また,前記電路に流れる充放電電流が,バッテリが許容できる充放電電流である許容バッテリ電流を上回らないように充放電スイッチのデューティ比あるいは制御周期を調整することを特徴とするバッテリの充放電制御装置。
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CN105024418A (zh) * 2014-04-22 2015-11-04 英飞凌科技股份有限公司 线缆质量检测和电力消耗设备
KR101800816B1 (ko) * 2015-04-06 2017-11-23 주식회사 엘지화학 배터리 충방전 제어 장치 및 방법
CN107769293A (zh) * 2016-08-17 2018-03-06 通用汽车环球科技运作有限责任公司 电池充电过程中的动态功率限制调整
JP2020031498A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 Asti株式会社 放電制御装置と充電器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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