JP2014053330A - 太陽電池 - Google Patents

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    • Y02E10/547Monocrystalline silicon PV cells

Abstract

【課題】改善された光電変換効率を有する太陽電池を提供する。
【解決手段】p側電極11pは、複数のp側フィンガー電極部12pと、複数のp側フィンガー電極部12pを電気的に接続するp側バスバー部13pとを有する。n側電極11nは、複数のくし歯状電極部14を有する。複数のくし歯状電極部14のそれぞれは、複数のn側フィンガー電極部12nと、複数のn側フィンガー電極部12nを電気的に接続するn側バスバー部13nとを有する。複数のp側フィンガー電極部12pは、第2の方向yにおいて隣り合うくし歯状電極部14間に位置しているp側フィンガー電極部12p1を含む。p側フィンガー電極部12p1の先端部は、隣り合うくし歯状電極部14のn側バスバー部13n間に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、裏面接合型の太陽電池に関する。
従来、太陽電池の裏面側にp型及びn型の半導体領域が配されている所謂裏面接合型の太陽電池が知られている。例えば、下記の特許文献1には、裏面接合型の太陽電池として、互いに間挿し合うくし歯状のp側電極とn側電極とが裏面の上に形成された太陽電池が記載されている。この裏面接合型の太陽電池では、受光面側に電極を設ける必要がない。このため、裏面接合型の太陽電池では、光の受光効率を高めることができる。従って、より高い光電変換効率を実現し得る。
特開2010−80887号公報
しかしながら、近年、太陽電池に対する光電変換効率向上の要求がさらに高まってきている。
本発明は、斯かる点に鑑みて成されたものであり、その目的は、改善された光電変換効率を有する太陽電池を提供することにある。
本発明に係る太陽電池は、太陽電池基板と、n側電極と、p側電極とを備えている。太陽電池基板は、一主面に、n型表面とp型表面とを有する。n側電極は、n型表面の上に配されている。p側電極は、p型表面の上に配されている。p側電極は、複数のp側フィンガー電極部と、p側バスバー部とを有する。複数のp側フィンガー電極部のそれぞれは、第1の方向の一方側から他方側に向かって延びている。複数のp側フィンガー電極部は、第1の方向に垂直な第2の方向に沿って配列されている。p側バスバー部は、複数のp側フィンガー電極部を電気的に接続している。n側電極は、複数のくし歯状電極部を有する。複数のくし歯状電極部は、第2の方向に沿って配列されている。複数のくし歯状電極部のそれぞれは、複数のn側フィンガー電極部と、n側バスバー部とを有する。複数のn側フィンガー電極部のそれぞれは、第2の方向において隣り合うp側フィンガー電極部間において第1の方向の他方側から一方側に向かって延びている。n側バスバー部は、複数のn側フィンガー電極部を電気的に接続している。複数のp側フィンガー電極部は、第2の方向において隣り合うくし歯状電極部間に位置しているp側フィンガー電極部を含む。隣り合うくし歯状電極部間に位置しているp側フィンガー電極部の先端部は、隣り合うくし歯状電極部のn側バスバー部間に位置している。
本発明によれば、改善された光電変換効率を有する太陽電池を提供することができる。
第1の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。 第2の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。 第3の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。 第4の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。 第5の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。 第5の実施形態に係る太陽電池の一部分を拡大した略図的平面図である。 第1の実施形態に係る太陽電池の一部分を拡大した略図的平面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、以下の実施形態は、単なる例示である。本発明は、以下の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の太陽電池1の裏面の略図的平面図である。この図1及び下記の図2〜図7においては、電極の形状をわかりやすくするためにハッチングを附しているが、図1〜図7においてハッチングが附された領域は、断面ではない。
太陽電池1は、所謂裏面接合型の太陽電池である。太陽電池1は、太陽電池基板10を有する。太陽電池基板10は、受光することによって電子や正孔などのキャリアを生成させる部材である。太陽電池基板10は、受光面と、裏面10aとを有する。裏面10aには、n型表面10anと、p型表面10apとが露出している。
太陽電池基板10は、一の導電型を有する結晶性半導体からなる基板と、その半導体基板の裏面の上に配されたp型非晶質半導体層及びn型非晶質半導体層とを有するものであってもよい。その場合は、p型表面10apは、p型非晶質半導体層の表面により構成される。n型表面10anは、n型非晶質半導体層の表面により構成される。
なお、p型非晶質半導体層は、例えば、水素を含むp型のアモルファスシリコンにより形成することができる。n型非晶質半導体層は、例えば、水素を含むn型のアモルファスシリコンにより形成することができる。p型非晶質半導体層及びn型非晶質半導体層のそれぞれと、結晶性半導体層との間に、発電に実質的に寄与しない程度の厚みのi型非晶質半導体層が配されていてもよい。i型非晶質半導体層は、例えば、水素を含むi型のアモルファスシリコンにより形成することができる。
また、太陽電池基板10は、一の導電型を有し、裏面側に、p型ドーパントが拡散したp型ドーパント拡散領域及びn型ドーパントが拡散したn型ドーパント拡散領域が設けられている半導体基板により構成されていてもよい。この場合は、p型表面10apは、p型ドーパント拡散領域の表面により構成される。n型表面10anは、n型ドーパント拡散領域の表面により構成される。
半導体基板の厚みは、2mm以下であることが好ましい。半導体基板の厚みの下限は、0.01mmであることが好ましい。結晶性半導体基板の比抵抗は、0.1Ωcm〜100Ωcmであることが好ましい。
以下、本実施形態では、太陽電池基板10が、n型の半導体基板と、半導体基板の裏面の上に配されたp型非晶質半導体層及びn型非晶質半導体層とを有するものである例について説明する。従って、本実施形態では、正孔が少数キャリアとなる。
太陽電池基板10の裏面10aの上には、p側電極11pとn側電極11nとが配されている。p側電極11pは、p型表面10apの上に配されている。n側電極11nは、n型表面10anの上に配されている。
p側電極11p及びn側電極11nの材質は、導電材料である限りにおいて特に限定されない。p側電極11p及びn側電極11nのそれぞれは、例えば、銀、銅、アルミニウム、チタン、ニッケル、クロムなどの金属や、それらの金属のうちの一種以上を含む合金、TCO(Transparent Conductive Oxide)などにより形成することができる。また、p側電極11p及びn側電極11nのそれぞれは、例えば、上記金属や合金、TCOからなる複数の導電層の積層体により構成されていてもよい。p側電極11p及びn側電極11nのそれぞれは、例えば、スパッタ法、蒸着法、スクリーン印刷法或いはメッキ法等を用いて形成することができる。
本実施形態では、p側電極11pは、ひとつのくし歯状電極により構成されている。もっとも、本発明においては、p側電極11pは、複数のくし歯状電極により構成されていてもよい。p側電極11pは、p側フィンガー電極部としての複数のフィンガー電極部12pと、p側バスバー部としてのバスバー部13pとを有する。複数のフィンガー電極部12pのそれぞれは、x方向のx2側からx1側に向かって直線状に延びている。複数のフィンガー電極部12pは、x方向に対して垂直なy方向に沿って配列されている。
複数のフィンガー電極部12pは、バスバー部13pにより電気的に接続されている。本実施形態では、バスバー部13pは、複数のフィンガー電極部12pのx2側に配置されている。バスバー部13pは、直線状に形成されている。但し、本発明は、この構成に限定されない。本発明において、p側バスバー部の形状は、複数のp側フィンガー電極部を電気的に接続している限りにおいて特に限定されない。p側バスバー部は、直線状でなくてもよい。例えば、p側バスバー部は、電極パッドと、その電極パッドとp側フィンガー電極部とを接続している複数の接続部とを有するものであってもよい。
本実施形態では、n側電極11nは、複数の電極部に分離されている。具体的には、n側電極11nは、複数のくし歯状電極部14を有する。n側電極11nに含まれるくし歯状電極部14の数は、2〜50であることが好ましく、3〜5であることがより好ましい。
複数のくし歯状電極部14は、y方向に沿って配列されている。複数のくし歯状電極部14のそれぞれと、p側電極11pとは、互いに間挿し合っている。
複数のくし歯状電極部14のそれぞれは、n側フィンガー電極部としての複数のフィンガー電極部12nと、バスバー部13nとを有する。複数のフィンガー電極部12nは、y方向に沿って配列されている。複数のフィンガー電極部12nのそれぞれは、y方向において隣り合うフィンガー電極部12p間において、x方向のx1側からx2側に向かって直線状に延びている。
複数のフィンガー電極部12nは、バスバー部13nによって電気的に接続されている。本実施形態では、バスバー部13nは、複数のフィンガー電極部12nのx1側に配置されている。バスバー部13nは、直線状に形成されている。但し、本発明は、この構成に限定されない。本発明において、n側バスバー部の形状は、複数のn側フィンガー電極部を電気的に接続している限りにおいて特に限定されない。n側バスバー部は、直線状でなくてもよい。例えば、n側バスバー部は、電極パッドと、その電極パッドとn側フィンガー電極部とを接続している複数の接続部とを有するものであってもよい。
y方向において隣り合うくし歯状電極部14のバスバー部13n間の最短距離は、0.2mm〜10mmであることが好ましく、0.2mm〜4mmであることがより好ましい。
y方向において隣り合うくし歯状電極部14の間には、フィンガー電極部12pが配されている。すなわち、複数のフィンガー電極部12pは、y方向において隣り合うくし歯状電極部14の間に位置するフィンガー電極部12p1を含む。このフィンガー電極部12p1は、他のフィンガー電極部12pよりも長い。フィンガー電極部12p1の先端部は、y方向において隣り合うくし歯状電極部14のバスバー部13n間に位置している。換言すれば、フィンガー電極部12p1の先端は、x方向において、バスバー部13nの位置にまで至っている。フィンガー電極部12p1の先端部は、y方向において、バスバー部13nの少なくとも一部と対向している。
なお、本実施形態では、フィンガー電極部12p1のx1側先端と、バスバー部13nのx1側の端辺とは面一となっている。但し、本発明は、この構成に限定されない。フィンガー電極部12p1のx1側先端は、バスバー部13nのx1側先端よりもx2側に位置していてもよいし、バスバー部13nのx1側先端よりもx1側に位置していてもよい。すなわち、フィンガー電極部12p1は、バスバー部13nの少なくとも一部とy方向において対向していればよい。
複数のフィンガー電極部12p及び複数のフィンガー電極部12nのうち、y方向における最も外側に位置するフィンガー電極部は、フィンガー電極部12pである。すなわち、複数のフィンガー電極部12pは、複数のフィンガー電極部12p及び複数のフィンガー電極部12nのうちy方向における最も外側に位置するフィンガー電極部12p2を含む。このフィンガー電極部12p2は、y方向においてバスバー部13nの少なくとも一部と対向している。すなわち、フィンガー電極部12p2の先端は、x方向において、バスバー部13nの位置にまで至っている。
なお、本実施形態では、フィンガー電極部12p2のx1側先端と、バスバー部13nのx1側の端辺とは面一となっている。但し、本発明は、この構成に限定されない。フィンガー電極部12p2のx1側先端は、バスバー部13nのx1側先端よりもx2側に位置していてもよいし、バスバー部13nのx1側先端よりもx1側に位置していてもよい。
ところで、下記の特許文献1に記載のように、n側電極及びp側電極のそれぞれをひとつのくし歯状電極により構成した場合は、光電変換効率を十分に改善することは困難である。これは、太陽電池基板のn側電極のバスバー部の下に位置する部分で生じた少数キャリアである正孔がp側電極に収集されるまでに移動しなければならない距離が長いために再結合により消失しやすいことによるものと考えられる。
これに対して本実施形態では、n側電極11nが複数のくし歯状電極部14に分割されている。そして、p側のフィンガー電極部12p1がバスバー部13nの間に位置している。このため、n側のバスバー部13nの面積が小さい。また、太陽電池基板10のバスバー部13nの下に位置する部分で生じた少数キャリアである正孔がp側電極11pにより収集されるまでに移動しなければならない距離が短い。よって、本実施形態では、正孔の再結合による消失を効果的に抑制することができる。従って、光電変換効率を改善することができる。
また、本実施形態では、フィンガー電極部12p2も、フィンガー電極部12p1と同様に、バスバー部13nとy方向において対向するように設けられている。従って、正孔の再結合による消失がより効果的に抑制されている。従って、さらに改善された光電変換効率を実現することができる。
光電変換効率をより大きく改善する観点からは、バスバー部13nの面積を小さくすることが好ましい。よって、バスバー部13n間の最短距離を長くすることが好ましい。具体的には、バスバー部13n間の最短距離は、0.2mm以上であることが好ましい。しかしながら、バスバー部13n間の最短距離を長くしすぎると、抵抗成分の増加等により光電変換効率がかえって低下してしまう場合がある。このため、バスバー部13n間の最短距離は、10mm以下であることが好ましく、4mm以下であることが好ましい。
以下、本発明を実施した好ましい形態の他の例について説明する。以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。
本実施形態の太陽電池2は、バスバー部13nの形状と、フィンガー電極部12p1の形状とにおいて上記第1の実施形態の太陽電池1と異なる。太陽電池2では、バスバー部13nは、x方向のx2側からx1側に向かって幅狭となっている。具体的には、バスバー部13nは、x2側に上底が向く台形状である。フィンガー電極部12p1の先端部は、x方向のx2側からx1側に向かって幅広となっている。具体的には、フィンガー電極部12p1の先端部は、x1側に下底が向く台形状である。
このため、太陽電池2では、上記第1の実施形態の太陽電池1よりも、バスバー部13nの面積が小さくされている。また、フィンガー電極部12p1がx1側に向かって幅広となっているため、太陽電池基板10のバスバー部13nの下に位置する部分で生じた正孔がp側電極11pにより収集されるまでに移動しなければならない距離がより短くなっている。よって、正孔の再結合による消失をより効果的に抑制することができる。従って、さらに改善された光電変換効率を得ることができる。
なお、バスバー部13nの底角(及びフィンガー電極部12p1の先端部の底角は)、0°〜90°(180°〜90°)であることが好ましく、30°〜60°(150°〜120°)であることがより好ましい。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。図3に示すように、本実施形態に係る太陽電池3は、y方向において隣り合うくし歯状電極部14間に複数のフィンガー電極部12p1が配置されている点で、上記第1の実施形態の太陽電池1と異なる。この場合であっても、上記第1の実施形態と同様に、改善された光電変換効率を実現することができる。
(第4の実施形態)
図4は、第4の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。図4に示すように、本実施形態に係る太陽電池4は、上記第2の実施形態と同様に、バスバー部13n及びフィンガー電極部12p1の先端部のそれぞれが台形状に形成されている点で上記第3の実施形態の太陽電池3と異なる。このため、本実施形態の太陽電池4では、太陽電池3よりもさらに高い光電変換効率を有する。
(第5の実施形態)
図5は、第5の実施形態に係る太陽電池の略図的平面図である。図6は、第5の実施形態に係る太陽電池の一部分を拡大した略図的平面図である。図5に示すように、本実施形態の太陽電池5は、p側電極11pが、電極部15pを有する点で、第1の実施形態の太陽電池1と異なる。
電極部15pは、フィンガー電極部12p1に電気的に接続されている。具体的には、本実施形態では、電極部15pは、複数のフィンガー電極部12p1の先端部を接続している。電極部15pは、バスバー部13nのx1側において、y方向に沿って延びるように設けられている。
例えば、第1の実施形態の太陽電池1では、図7に示すように、太陽電池基板10のうち、バスバー部13nのx1側部分の下に位置する部分で生じた正孔16は、フィンガー電極部12pにより収集されるまでに長い距離を移動しなければならない。従って、正孔16は、再結合により消失しやすい。
それに対して、本実施形態では、上述のような電極部15pが設けられている。このため、図6に示すように、太陽電池基板10のうち、バスバー部13nのx1側部分の下に位置する部分で生じた正孔16がp側電極11pの電極部15pにより収集されるまでに移動しなければならない距離が短い。よって、正孔16は、再結合により消失し難い。従って、より改善された光電変換効率を実現することができる。
1〜5…太陽電池
10…太陽電池基板
10a…裏面
10an…n型表面
10ap…p型表面
11n…n側電極
11p…p側電極
12n…フィンガー電極部
12p…フィンガー電極部
13n…バスバー部
13p…バスバー部
14…くし歯状電極部
15p…電極部
16…正孔

Claims (6)

  1. 一主面にn型表面とp型表面とを有する太陽電池基板と、
    前記n型表面の上に配されたn側電極と、
    前記p型表面の上に配されたp側電極と、
    を備え、
    前記p側電極は、第1の方向の一方側から他方側に向かって延び、前記第1の方向に垂直な第2の方向に沿って配列された複数のp側フィンガー電極部と、前記複数のp側フィンガー電極部を電気的に接続しているp側バスバー部とを有し、
    前記n側電極は、前記第2の方向に沿って配列されており、前記第2の方向において隣り合う前記p側フィンガー電極部間において前記第1の方向の他方側から一方側に向かって延びる複数のn側フィンガー電極部と、前記複数のn側フィンガー電極部を電気的に接続しているn側バスバー部とを有する複数のくし歯状電極部を有し、
    前記複数のp側フィンガー電極部は、前記第2の方向において隣り合う前記くし歯状電極部間に位置しているp側フィンガー電極部を含み、
    前記隣り合うくし歯状電極部間に位置しているp側フィンガー電極部の先端部は、前記隣り合うくし歯状電極部のn側バスバー部間に位置している、太陽電池。
  2. 前記n側バスバー部は、前記第1の方向の他方側に向かって幅狭となっており、
    前記隣り合うくし歯状電極部間に位置しているp側フィンガー電極部の先端部は、前記第1の方向の他方側に向かって幅広となっている、請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記第2の方向において隣り合う前記くし歯状電極部間に複数のp側フィンガー電極部が配されている、請求項1または2に記載の太陽電池。
  4. 前記p側電極は、前記p側フィンガー電極部に電気的に接続されており、前記n側バスバー部よりも前記第1の方向の他方側において前記第2の方向に沿って延びる電極部をさらに有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の太陽電池。
  5. 前記隣り合うくし歯状電極部のn側バスバー部間の最短距離が10mm以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽電池。
  6. 前記複数のp側フィンガー電極部及び前記複数のn側フィンガー電極部のうち、前記第2の方向における最も外側に位置するフィンガー電極部が前記p側フィンガー電極部であり、当該p側フィンガー電極部の先端部は、前記第2の方向において前記n側バスバー部と対向している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の太陽電池。
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