JP2014052414A - 画像加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を避けるため、端部の温度が低い状態で幅の広い用紙を通紙すると、通紙域端部の温度低下の影響により端部の用紙搬送力が低下し高温多湿環境などで紙詩話シワが発生する場合がある。そこで、小エネ性に優れ、装置を大型化することなく、紙シワの発生を防止する。
【解決手段】記録材Pに形成された画像を加熱する画像加熱装置であって、記録材をニップ部Nにて挟持搬送して加熱する可撓性を有する回転可能な無端ベルト1と、ベルト1の内部に設けられ、ニップ部に向かって押圧される押圧部材3、4と、を有し、押圧部材はベルト1の回転軸方向において厚みが異なり、中央部から端部にかけて厚みが薄くなる第一の領域W1と、第一の領域W1の前記回転軸方向の外側で、第一の領域W1の厚みの曲線を延長した厚み分よりも所定の厚み分厚く構成されている第二の領域W2と、を有していること。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像加熱装置、および、例えばプリンターやファクシミリ、複写機などのように像加熱手段をもつ画像形成装置に関する。
例えば、複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画像形成装置においては、電子写真方式・静電記録方式・磁気記録方式等の適宜の作像プロセス機構により転写方式(間接方式)または直接方式で記録材に画像情報に対応未定着トナー像の形成がなされる。記録材は転写材・感光紙・静電記録紙・印刷紙等の紙媒体である。
そして、未定着トナー像を記録材面に加熱定着させるための画像加熱装置としての画像加熱定着装置(以下、定着装置と記す)としては、従来から熱ローラ方式やフィルム加熱方式等の接触加熱方式の装置が広く用いられている。
また、インクジェット方式などの染料や顔料を含む液体により画像形成をおこなう装置においてもインクを速く乾かすため上記のような画像加熱装置が用いられている。
このような画像加熱装置は、加熱体の発熱源としてハロゲンランプや発熱抵抗体を用い、これに電流を流して発熱させ、その熱を伝熱部材としてのローラやフィルム等を介し、被加熱材としての記録材に与えて画像の加熱定着を行っている。
また、電磁(磁気)誘導加熱方式の画像加熱装置として、磁束を発生させて、定着ローラに対して、渦電流を発生させジュール熱によって発熱させる事が提案されている。このように渦電流の発生で直接基材を加熱する事で、ハロゲンランプを用いた熱ローラよりも消費エネルギーの効率アップが達成できる。
また、定着部材は定着ローラの他、無端状の定着ベルトが一般に用いられている。無端状ベルトには複数の支持ローラやガイドによって張架されたタイプ(特許文献1)と、内部に押圧部材を有し無張架の状態で周回駆動されるタイプ(特許文献2)とがある。定着ベルトは薄肉の耐熱性樹脂等を基層とし、加熱ロールに比べ熱容量が小さいため、加熱ロールより短時間でウォーミングアップを行なうことができる。
特開2006−259330号公報 特開2002−148983号公報
近年、印字できる許容用紙幅(記録材幅)が大きくなって、従来のA3用紙より一回り大きい用紙に印字を行なう場合などもある。その場合、オフィス向けプリンターなどでは、装置の小型化が重要である反面、最大通紙幅での用紙の搬送性を保障するために、装置が大型化してしまう。ここで、用紙、装置構成部材、領域の幅とは、用紙搬送方向に対して直角方向を指すものとする。
特許文献1や2における磁場発生手段としての電磁誘導コイルは、定着ベルトの加熱領域幅に比べ、コイル幅が大きくなるので、画像形成装置が大きくなってしまうという問題がある。
装置の大型化を避けるため、端部の温度が低い状態で幅の広い用紙を通紙すると、通紙域端部の温度低下部(端部温度ダレ)の影響により、端部の用紙搬送力が低下し高温多湿環境などで紙シワが発生する場合がある。
そこで本発明は、上述した従来の問題点にかんがみ、省エネ性に優れ、装置を大型化することなく、紙シワを防止することができる画像加熱装置とこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像加熱装置の代表的な構成は、記録材に形成された画像を加熱する画像加熱装置であって、前記記録材をニップ部にて挟持搬送して加熱する可撓性を有する回転可能な無端ベルトと、前記無端ベルトの内部に設けられ、前記ニップ部に向かって押圧される押圧部材と、を有し、前記押圧部材は前記無端ベルトの回転軸方向において厚みが異なり、中央部から端部にかけて厚みが薄くなる第一の領域と、前記第一の領域の前記回転軸方向の外側で、第一の領域の厚みの曲線を延長した厚み分よりも所定の厚み分厚く構成されている第二の領域と、を有していることを特徴とする。
本発明によれば、省エネ性に優れ、装置を大型化することなく、記録材シワ(紙シワ)を防止することができる画像加熱装置とこれを用いた画像形成装置を提供することができる。
本発明に従う画像加熱装置を定着装置として搭載した画像形成装置の一例の構成模型図 定着装置の要部の正面模式図 同装置の要部の縦断正面模式図 図2の(4)−(4)線に沿う拡大右側面図 定着ベルトの層構成模型図 励磁コイルと外側磁性体コアの分解斜視図 圧力付与部材(加圧パッド)の構成説明図 従来装置(比較例装置)における紙シワ発生のメカニズムを説明する図 実施例1の装置の効果を説明する図(その1) 実施例1の装置の効果を説明する図(その2) 実施例2の構成説明図
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
[実施例1]
(1)画像形成装置例
図1は、本発明に従う画像加熱装置を定着装置Aとして搭載した画像形成装置の一例の構成模型図である。この画像形成装置は電子写真方式を用いたカラー画像形成装置(プリンター)である。Y・C・M・Kはそれぞれイエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの色トナー画像を形成する4つの画像形成部であり、下から上に順に配列してある。各画像形成部Y・C・M・Kは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電装置22、現像装置23、クリーニング装置24等を有している。
画像形成部Yの現像装置23にはイエロー(Y)色トナーが、画像形成部Cの現像装置23にはシアン(C)色トナーが収容されている。また、画像形成部Mの現像装置23にはマゼンタ(M)色トナーが、画像形成部Kの現像装置23にはブラック(K)色トナーが収容されている。
ドラム21に露光を行うことにより静電潜像を形成する光学系25が上記4色の画像形成部Y・C・M・Kに対応して設けられている。光学系としては、レーザー走査露光光学系を用いている。各画像形成部Y・C・M・Kにおいて、帯電装置22により一様に帯電されたドラム21に対して光学系25より画像データに基づいた走査露光がなされることにより、ドラム表面に走査露光画像パターンに対応した静電潜像が形成される。
それらの静電潜像が現像装置23により色トナー画像として現像される。すなわち、画像形成部Yのドラム21にはY色トナー画像が、画像形成部Cのドラム21にはC色トナー画像が、画像形成部Mのドラム21にはM色トナー画像が、画像形成部Kのドラム21にはK色トナー画像が、それぞれ形成される。
各画像形成部Y・C・M・Kのドラム21上に形成された上記の色トナー画像は各ドラム21の回転と同期して、略等速で回転する中間転写体26上へ所定の位置合わせ状態で順に重畳されて一次転写される。これにより中間転写体26上に未定着のフルカラートナー画像が合成形成される。本実施例においては、中間転写体26として、エンドレスの中間転写ベルトを用いており、駆動ローラ27、二次転写ローラ対向ローラ28、テンションローラ29の3本のローラに巻きかけて張架してあり、駆動ローラ27によって駆動される。
各画像形成部Y・C・M・Kのドラム21上からベルト26上へのトナー画像の一次転写手段としては、一次転写ローラ30を用いている。ローラ30に対して不図示のバイアス電源よりトナーと逆極性の一次転写バイアスを印加する。これにより、各画像形成部Y・C・M・Kのドラム1上からベルト26に対してトナー画像が一次転写される。各画像形成部Y・C・M・Kにおいてドラム21上からベルト26への一次転写後、ドラム21上に転写残として残留したトナーはクリーニング装置24により除去される。
上記工程をベルト6の回転に同調して、Y色、C色、M色、K色の各色に対して行い、ベルト26上に、各色の一次転写トナー画像を順次重ねて形成していく。なお、単色のみの画像形成(単色モード)時には、上記工程は、目的の色についてのみ行われる。
一方、記録材カセット31内の記録材Pは、給送ローラ32により一枚分離給送され、レジストローラ33により所定のタイミングで、ローラ28に巻きかけられているベルト26部分と二次転写ローラ34との圧接部である二次転写ニップ部に搬送される。ベルト26上に形成された一次転写合成トナー画像は、ローラ34に不図示のバイアス電源より印加されるトナーと逆極性のバイアスにより、記録材P上に一括転写(二次)される。二次転写後にベルト26上に残留した二次転写残トナーは中間転写ベルトクリーニング装置35により除去される。矢印aは記録材搬送方向である。
記録材P上に二次転写されたトナー画像は、定着装置Aにより記録材P上に溶融混色定着され、フルカラープリントとして排紙パス36を通って排紙トレイ37に送り出される。上記において、定着装置Aまでの画像形成機構部が記録材Pに未定着の画像を形成する画像形成手段である。
(2)定着装置A
図2は定着装置Aの要部の正面模式図、図3は同装置Aの要部の縦断正面模式図、図4は図2の(4)−(4)線に沿う拡大右側面図である。以下の説明において、定着装置Aまたはこれを構成している部材の長手方向とは、回転体の回転軸線方向(スラスト方向)、又は記録材搬送路面内において記録材搬送方向aに直交する方向又はその方向に並行な方向である。また、短手方向とは記録材搬送方向aに並行な方向である。
また、定着装置Aに関して、正面とは装置Aを記録材入口側からみた面、背面とはその反対側の面(記録材出口側)、左右とは装置を正面から見て左または右である。上又は下とは重力方向において上又は下である。上流側と下流側とは記録材搬送方向に関して上流側と下流側である。記録材サイズあるいは記録材の通紙幅とは、記録材面において記録材搬送方向aに直交する方向の記録材寸法(幅サイズ)である。
この定着装置Aは、加熱部材の外側に磁場発生手段を設けた外部加熱型の電磁誘導加熱方式の画像加熱装置である。装置Aは、大別して、装置シャーシ50の左右の側板50L・50R間に、加熱アセンブリ10、弾性を有する加圧ローラ2、磁場発生手段としてのコイルユニット7を有する。
(2−1)加熱アセンブリ10
加熱アセンブリ10は、後述するコイルユニット7から発生する磁界が存在する領域を通過したときに電磁誘導発熱する磁性部材(金属層、導電部材)で構成される回転可能な第1の回転体(加熱部材、加熱回転体、定着部材)1を有する。本実施例においてその第1の回転体1は円筒状の可撓性を有する定着ベルト(無端ベルト)である。また、ベルト1の内部に挿入した金属製のステー4を有する。ステー4の下面にはステー長手に沿って、ベルト1と加圧ローラ2との間に押圧力を作用させて定着ニップ部Nを形成する圧力付与部材(加圧パッド)3が取り付けられている。
本実施例においては、上記のステー4および圧力付与部材3がベルト1の内側に設けられ、定着ニップ部(ニップ部)Nに向かって押圧される押圧部材を構成している。
本実施例において圧力付与部材3はベルト1の内面の摺動層1d(図5)と摺動する固定部材3aと、金属製のステー4への熱の逃げを防止するための保持部材3bからなる。固定部材3aのベルト内面対向面には、潤滑剤gが塗布されている。圧力付与部材3は、ベルト1と加圧ローラ2との間に押圧力を作用させて定着ニップ部Nを形成する部材である。保持部材3bはPPSや液晶ポリマーのような熱伝導率の低い耐熱性樹脂材料製である。3aは、SUSである。
ステー4はニップ部Nに圧力を加えるために剛性が必要であるため、本実施例では鉄製である。また、ステー4の上面側にはコイルユニット7から発生される磁界磁場の作用でステー4が誘導加熱して温度上昇するのを防止するための磁気遮蔽部材としての磁気遮蔽コア(内側磁性体コア)5がステー長手にわたって配設されている。
ステー4の左右の両端部にはそれぞれ延長腕部4aが設けられていて、その延長腕部4aがそれぞれベルト1の左右の両端部から外方に突出している。そして、その左右の延長腕部4aに対してそれぞれ左右対称形状のフランジ部材8L・8Rが嵌着されている。ベルト1は上記のステー4・圧力付与部材3・コア5に対してルーズに外嵌されている。フランジ部材8L・8Rはベルト1の長手方向の移動および周方向の形状を規制する規制部材であり、ベルト1の長手方向(左右方向)への移動がフランジ部8aにより規制される。
圧力付与部材3の長手中央部にはベルト1の温度を検知する温度検知手段(温度検出素子)としてのサーミスタ等の温度センサTHが弾性支持部材9を介して配設されている。センサTHはベルト1の内面に対して部材9により弾性的に当接している。これにより、ベルト1のセンサ当接面が波打つなどの位置変動が生じたとしてもセンサTHがこれに追従して良好な接触状態が維持される。
上記の加熱アセンブリ10は左右の側板50L・50R間に左右のフランジ部材8L・8Rの受圧部8bをそれぞれ側板50L・50Rに配設されている縦ガイドスリット部51に係合させて配設されている。したがって、加熱アセンブリ10は左右の側板50L・50R間において縦ガイドスリット部51に沿って上下方向に移動自由度を有する。
図5はベルト1の層構成を示す模型図である。本実施例では、ベルト1は内径が30mmで電気鋳造法によって製造したニッケル基層(磁性部材、金属層)1aを有している。この基層1aの厚みは40μmである。基層1aの外周には弾性層1bとして耐熱性シリコーンゴム層が設けられている。シリコーンゴム層の厚さは100〜1000μmの範囲内で設定するのが好ましい。
本実施例では、ベルト1の熱容量を小さくしてウォーミングアップタイムを短縮し、かつカラー画像を定着するときに好適な定着画像を得ることを考慮して、シリコーンゴム層1bの厚みは300μmとしている。このシリコーンゴムは、JIS−A20度の硬度を持ち、熱伝導率は0.8W/mKである。更に弾性層1bの外周には、表面離型層1cとしてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられている。
また、基層1aの内面側には、ベルト内面と、圧力付与部材3の固定部材3aや温度センサTHとの摺動摩擦を低下させるために摺動層(内面摺動層:滑性層)1dが設けられている。後述するように摺動性と耐磨耗性の観点から、摺動層1dは2〜50μm程度の耐熱樹脂層(例えば、フッ素樹脂やポリイミドなど)が望ましい。
ベルト1は全体的に低熱容量で可撓性(弾性)を有し、自由状態においては円筒形状を保持している。ベルト1の金属層1aにはニッケルのほかに鉄合金や銅、銀などの金属を適宜選択可能である。また、樹脂基層にそれら金属を積層させるなどの構成でも良い。金属層1aの厚みは、後述する励磁コイル(磁場発生コイル)6に流す高周波電流の周波数と金属層1aの透磁率・導電率に応じて調整して良く、5〜200μm程度の間で設定すると良い。
(2−2)加圧ローラ2
加圧ローラ2は第2の回転体(加圧部材、加熱回転体)である。加圧ローラ2は加熱アセンブリ10の下側において、軸線方向をアセンブリ10の長手方向にほぼ並行にして、左右の側板50L・50R間に固定の軸受52L・52Rを介して回転可能に配設されている。
本実施例において、加圧ローラ2は、長手方向中央部の径が20mmで両端部の径が19mmである鉄合金製の芯金2aに、弾性層2bとしてシリコーンゴム層が設けてある、外径が30mmの弾性ローラである。表面は離型層2cとしてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられる。加圧ローラ2の長手方向中央部における硬度は、ASK−C70℃である。芯金2aにテーパー形状をつけているのは、加圧時に圧力付与部材3が撓んでもベルト1と加圧ローラ2との圧接で形成される定着ニップ部N内の圧力が長手方向にわたって均一になるようにするためである。
本実施例におけるニップ部Nの幅は、ニップ圧が600Nにおいては、長手方向両端部で約9mm、中央部では約8.5mmである。これは記録材Pの両端部での搬送速度が中央部と比べて速くなるので紙しわが発生しにくくなるという利点がある。
芯金2aの右側の端部にはドライブギア53が固定して配設されている。このギア53に対して制御回路部(制御手段)100で制御される定着モータMの駆動力が伝達手段(不図示)を介して伝達されて、加圧ローラ2が図4において矢印の反時計方向R2に所定の速度で回転駆動される。
(2−3)加圧部
左右の側板50L・50Rの外側にはそれぞれ固定のバネ受け座54L・54Rが配設されている。その各バネ受け座54L・54Rの下面とそれぞれの側のフランジ部材8L・8Rの受圧部8bの上面との間には加圧バネ(弾性部材)55L・55Rが縮設されている。
この左右の加圧バネ55L・55Rの圧縮反力により左右のフランジ部材8L・8Rと共にステー4が押し下げられて、圧力付与部材3がベルト1を挟んで弾性層2bの弾性に抗して加圧ローラ2に対して全長に渡って圧接する。これにより、ベルト1と加圧ローラ2との間に記録材搬送方向aに関して所定幅の定着ニップ部Nが形成される。圧力付与部材3はニップ部Nの圧プロフィルの形成を補助する。
即ち、ベルト1の内部に設けられた押圧部材としてのステー4および圧力付与部材3がニップ部Nに向かって押圧されることで、ベルト1と加圧ローラ2とが圧接して画像tを担持した記録材Pを挟持搬送して画像を加熱するニップ部Nが形成される。
(2−4)コイルユニット7
コイルユニット7はベルト1を誘導加熱する加熱源(誘導加熱手段)であり、アセンブリ10の上面側、即ちアセンブリ10の加圧ローラ2側とは180°反対側において、左右の側板50L・50Rに対して位置が固定されて配設されている。ユニット7はベルト1に沿って長いハウジング11に対して励磁コイル6、磁性体コア12等を組み付けたものである。
ハウジング11は左右方向を長手とする横長箱型の耐熱樹脂成型品(電気絶縁性樹脂のモールド部材)である。ハウジング11の底板11a側がベルト1に対する対向面である。底板11aは横断面においてベルト1の外周面の略半周範囲に沿うようにハウジング11の内側に湾曲している。ハウジング11は、底板11a側をベルト1の上面に対して所定のギャップ(隙間)αを存して対面させて、左右端部を左右の側板50L・50Rに対してブラケット56で固定して配設される。
コイル6は、電線として例えばリッツ線を用い、これを、図6に示すように、横長・船底状にしてベルト1の周面と側面の一部に対向するように巻回してなる。そして、ハウジング内側に湾曲しているハウジング底板11aの内面に当てがわれてハウジング11の内部に収められている。即ち、コイル6はベルト1の回転軸方向に巻きまわされて配置されている。コイル6には、制御回路部100で制御される電源装置(励磁回路)101から20〜50kHzの高周波電流が印加される。
コア12は、コイル6によって発生した磁界がベルト1の金属層(導電層)1a以外に実質漏れないようにコイル6を覆わせた外側磁性体コアであり、ベルト1の長手方向に沿って配設されていて、コイル6の巻き中心部と周囲を囲むように構成されている。
(2−5)定着動作
画像形成装置のスタンバイ状態においては、定着装置Aは、定着モータMがOFFにされていて加圧ローラ2の回転は停止している。ユニット7のコイル6に対する給電はOFFにされている。
制御回路部100は、画像形成スタート信号の入力に基づいて所定の制御タイミングにてモータMをONする。これにより、加圧ローラ2が図4において矢印R2の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。
この加圧ローラ2の回転により、ニップ部Nにおける加圧ローラ2の表面とベルト1の表面との摩擦力でベルト1に回転力が作用する。ベルト1はその内面が圧力付与部材3の固定部材3aの下面に密着して摺動しながらステー4・圧力付与部材3・コア5の外周りを矢印R1の時計方向に加圧ローラ2の回転速度と同じ速度で従動回転する。ベルト1の回転に伴うスラスト方向への移動は左右のフランジ部材8L・8Rのフランジ部8aにより規制される。
ベルト1は、少なくとも画像形成実行時には、制御回路部100で制御されるモータMによって加圧ローラ2が回転駆動されることで上記のように従動回転する。この回転は、二次転写ニップ部側から搬送されてくる、未定着トナー画像tを担持した記録材Pの搬送速度とほぼ同一の周速度でなされる。本実施例の場合、ベルト1の表面回転速度が321mm/secで回転し、フルカラーの画像を1分間にA4サイズで80枚、A4Rサイズで58枚定着することが可能である。
制御回路部100は電源装置101からコイル6に対して、例えば20kHz〜500kHzの交番電流(高周波電流)を供給する。コイル6は交番電流の供給により交番磁束(磁場)を発生する。その交番磁束がコア12により回転しているベルト1の上面側においてベルト1の金属層1aに導かれる。そうすると、金属層1aに渦電流が発生して、その渦電流によるジュール熱により金属層1aが自己発熱(電磁誘導発熱)してベルト1が昇温していく。
即ち、回転するベルト1はコイルユニット7から発生される磁界が存在する領域を通過したときに金属層1aが電磁誘導発熱して全周的に加熱されて昇温する。本実施例において、ベルト1とユニット7のコイル6は厚さ0.5mmのハウジング底板(モールド)11aにより電気絶縁の状態を保つ。そして、ベルト1とコイル6との間隔は1.5mm(ハウジング底板11aの表面とベルト表面の距離(隙間α)は1.0mm)で一定であり、ベルト1は均一に加熱される。
このベルト1の温度が温度センサTHにより検知される。温度センサTHはベルト1の通紙域になる部分の温度を検知し、その検知温度情報が制御回路部100にフィードバックされる。制御回路部(温度制御手段)100はこの温度センサTHから入力する検知温度(検知される温度に関する情報)が所定の目標温度(定着温度:所定の温度に対応する情報)に維持されるように電源装置101からコイル6に対する供給電力を制御している。
すなわち、ベルト1の検出温度が所定温度に昇温した場合、コイル6への通電が遮断される。本実施例では、ベルト1の目標温度である180℃で一定になるように、温度センサTHの検出値に基づいて高周波電流の周波数を変化させてコイル6に入力する電力を制御して温度調節を行っている。
上記のように加圧ローラ2が駆動され、ベルト1が所定の定着温度に立ち上がって温調された状態において、ニップ部Nに未定着トナー画像tを有する記録材Pがそのトナー画像担持面側をベルト1側に向けてガイド部材57で案内されて導入される。記録材Pはニップ部Nにおいてベルト1の外周面に密着し、ベルト1と一緒にニップ部Nを挟持搬送されていく。
これにより、主にベルト1の熱が付与され、またニップ部Nの加圧力を受けて未定着トナー画像tが記録材Pの表面に熱圧定着される。ニップ部Nを通った記録材Pはベルト1の外周面からベルト1の表面がニップ部Nの出口部分の変形によって自己分離(曲率分離)して定着装置外へ搬送される。
(2−6)圧力付与部材3の詳細説明
(2−6−1)本実施例において、ステー4と共に押圧部材を構成する圧力付与部材3は、前述したように、ベルト1と加圧ローラ2との間に押圧力を作用させてニップ部Nを形成する部材である。そして、圧力付与部材3は加圧バネ55L・55Rにより長手端部から加圧ローラ方向に加圧されている金属製のステー4に保持されている。
圧力付与部材3には潤滑剤gが塗布されている。潤滑剤gは、固体成分(コンパウンド)と基油成分(オイル)からなる半固体状潤滑剤(以下、グリス)であり、圧力付与部材3とベルト1の内面摺動層1dとの摺動性を確保している。
半固形状潤滑剤のコンパウンドとしては、グラファイトや二硫化モリブデンなど固体潤滑剤、酸化亜鉛やシリカなど金属酸化物、PFPEやPTFEなどフッ素樹脂などが挙げられる。これらの材料は全て、粒径が3μm程度の粉体としてグリスに添加されている。また、基油成分としては、シリコーンオイルやフルオロシリコーンオイルなど、耐熱性のある高分子樹脂オイルが挙げられる。本実施例では、グリスを構成するコンパウンドとしてPTFE粉体微粒子(粒径3μm)、オイルとしてフルオロシリコーンオイルを用いたグリスを使用した。
圧力付与部材3には、記録材Pを効率よく加熱し、ニップ部Nからステー4への熱の逃げを防ぐため、PPSや液晶ポリマーのような熱伝導率の低い耐熱性樹脂材料を用いることが望ましい。さらに、圧力付与部材3及びベルト1の摺動層1dの摩耗を防ぐために、フッ素コートを被覆したポリイミドシートなどで圧力付与部材3を覆ってもよい。
(2−6−2)圧力付与部材3の長手形状
圧力付与部材3の長手形状について図7を用いて説明する。ステー4は長手端部から加圧され、たわみにより変形する。
そこで、従来の定着装置において圧力付与部材3’は、図7の点線示のように、加圧による長手方向の圧力を補正するために長手端部よりも中央の厚み(ニップ部Nの面に垂直な方向)が厚くなるような正クラウン形状を有している。
本実施例における圧力付与部材3は、長手中央部近傍の第一の領域W1と長手端部近傍の第二の領域W2がある。第一の領域W1は従来の圧力付与部材3と同様に正クラウン形状を有しており、第二の領域W2は、図7の実線示のように、第一の領域の正クラウン形状よりも厚くなるように構成している。
第二の領域W2の厚みの増加分は、第二の領域W2に記録材搬送力を付与するために効果が得られれば良い。厚すぎると定着ベルト1や加圧ローラ2に局所圧により摩耗や変形のダメージをあたえる可能性があるため、0.1〜0.4mm程度が望ましい。本実施例では、第二領域W2の厚み増加分は0.2mmとした。
即ち、本実施例においては、ステー4と共に押圧部材を構成する圧力付与部材3について、ベルト1の回転軸方向において厚みが異なり、次のような第一の領域W1と第二の領域W2とを有する。第一の領域W1は中央部から端部にかけて厚みが薄くなる領域であり、第二の領域W2は第一の領域W1の前記回転軸方向の外側で、第一の領域W1の厚みの曲線を延長した厚み分よりも所定の厚み分厚く構成されている領域である。
このとき、第一の領域W1の長さと、ユニット7の励磁コイル6の長手内径長さWc(ベルト1の回転軸線方向におけるコイル6の内径長さ)との関係は、
Wc−100<第一の領域W1の長さ<Wc
となっている。本実施例では、W1=310mm、Wc=360mmとしている。
本実施例では、長手方向において、圧力付与部材3の第一の領域W1の両端部は、対応する励磁コイル6の内径部(励磁コイルの最も内側の巻き線が長手方向端部で折り返す部分)よりも内側に位置する。さらに、圧力付与部材3の第一の領域W1の両端部は、対応する励磁コイル6の内径部よりも50mm内側の位置よりも外側に位置する。
(2−6−3)本実施例の効果
実施例の構成における効果を確認するため、本実施例における形状の圧力付与部材3(図7の実線)および比較のために従来の形状の圧力付与部材3’(図7の点線)を用いて、画像形成装置の紙搬送評価を行った。
キヤノン株式会社製カラー複合機imageRUNNER ADVANCE C7065に本実施例の定着装置Aが搭載できるように改造し評価を行った。室温30℃湿度80%の環境において、記録材Pとしてキヤノン株式会社製GF−C081の13×19インチサイズを画像は全面マゼンタの両面画像で10枚連続で通紙した。本実施例の構成では、10枚中一枚も紙シワや画像不良が発生しなかったものの、比較例の構成では、10枚中10枚の紙シワが発生した。
本実施例の効果について図8〜図10を用いて説明する。
まず、図8により、比較例の構成における紙シワ発生のメカニズムを説明する。(a)、(b)、(c)に、それぞれ、コイル6の電流、ベルト1に発生する渦電流、長手方向のベルト1の表面の温度、の模式図を示した。
コイル6に電源装置101から電力供給されたとき、コイル6に流れる電流((a)の矢印)により生じる磁界を打ち消すように対向したベルト1に渦電流が発生する((b)の矢印)。しかし、ベルト1に生じる渦電流はコイル6のリッツ線のように電流経路がそれぞれ絶縁されていないため、長手端部では渦電流がコイル6の長手内径長さWcよりも内側において、短手方向にショートカットして流れやすくなる((b)のUターン矢印部)。
その結果、ベルト1の表面温度の模式図((c)の実線)が示すように、長手端部で急峻に温度低下する部分(温度ダレ部)が発生する。この温度ダレ部の急峻な長手の温度差により、加圧ローラ2の外径が熱膨張差が生じ((c)の点線)、その結果、ニップ部Nの長手端部に行くに従い記録材Pの搬送力の低下する領域が発生する(図6e上矢印)。
従来の定着装置における圧力付与部材3’を用いた構成では、記録材Pの端部の搬送力の差により、定着ニップ部Nの記録材搬送方向上流に内側のモーメントが働く((e)の下矢印)。この結果、記録材Pが変形したまま定着ニップ部Nに押しつぶされることにより、紙シワが発生する。
図9は本実施例の効果を示す模式図である。(a)〜(c)は上述図8の(a)〜(c)と同様である。本実施例では、記録材搬送力の低下する領域W2において、圧力付与部材3の厚みをW1の領域よりも厚く構成している((d))。この結果、W2の領域の圧力を局所的に高くすることにより、記録材搬送力の低下を補正し、良好な記録材搬送性を確保できる((e)の上点線矢印部)。
次に、圧力付与部材3のトータル長さ(W1+2×W2)を一定として、領域W1及びW2の長さを変えて、紙搬送評価を行った結果を表1に示す。
表1の結果から、圧力付与部材3の第一の領域W1がコイル6の長手内径長さWcと同じ幅であると、Wcよりも長手方向内側から温度ダレ領域が発生しているため、記録材搬送力の補正が十分機能しないため、紙シワが発生してしまう。
図10は圧力付与部材3の第二の領域W2が温度ダレ領域よりも長手方向中央部に重なった場合の模式図である。(a)〜(c)は図8、図9の(a)〜(c)と同様の結果であるが、圧力付与部材3の厚みが厚い領域W2が(d)のように通紙域中央部に重なっている。
この時の記録材搬送力分布を(e)に示す。このように長手の温度ダレが大きくなっていな箇所に局所的な圧力を付与してしまうと、必要な温度ダレ部分に記録材搬送力差によるモーメントの発生が得られず、紙シワが発生してしまうことがわかる。本実施例では、端部でショートカットしてくる電流による温度ダレ領域の分が片側50mm程度(両側合わせて100mm程度)になる。
この結果から、本実施例の構成では、
Wc−100<W1<Wc
とすることで、ニップ部Nの長手の記録材搬送力のバランスを整え、紙シワ等の発生を防止することができる。
本実施例では圧力付与部材3の図7における上面(ステー4に当接する側)に凸形状を有するように構成したが、下面(ベルト内面当接側)に構成した場合においても、同様の効果が得られる。
[実施例2]
実施例1でニップ部Nの長手端部の温度ダレによる記録材搬送力の低下をステー4と共に押圧部材を構成する圧力付与部材3の長手厚みにより対策した。これに対し、本実施例2の構成は、圧力付与部材3と共に押圧部材を構成するステー4の圧力付与部材3に当接する部分の長手高さ(ニップ部Nの面に垂直な方向)により対策する構成である。実施例1と同様の構成においては、説明を省略する。
本実施例においては、実施例1の圧力付与部材3の代わりに従来の形状の圧力付与部材3’(図7の点線で示す形状のもの)を用いて、実施例1のステー4の代わりに図11の実線部に示すステー4’を用いた。
本実施例のステー4’は、実施例1におけるW2に対応する部分で図11の点線部のように高さを0.2mm高く構成している。これにより、圧力付与部材3’を介して定着ニップ部NのW2領域において、実施例1と同様に局所的に圧力をあげて記録材搬送力をあけることができる。その結果、本実施例2における構成においても実施例1と同様の効果が得られる。
[その他の事項]
1)第1の回転体であるベルト1は複数の張架部材間に懸回張設して循環移動させる可撓性を有するエンドレスベルト部材にすることも出来る。
2)第2の回転体である加圧ローラ2を無端ベルトにし、第1の回転体であるベルト1をローラ体にした装置構成にすることも出来る。第1の回転体1と第2の回転体2の両方を無端ベルトにした装置構成にすることも出来る。
3)第1の回転体1と第2の回転体2を共に加熱手段で加熱する装置構成にすることも出来る。加熱手段は電磁誘導加熱に限られない。ハロゲンヒータ、赤外線ランプ、セラミックヒータなど他の加熱源を使用する構成とすることも出来る。
4)本発明に係る画像加熱装置は、実施例の定着装置Aとしての使用に限られない。記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢度を向上させる光沢付与装置(画像改質装置)としても有効に私用することが出来る。
A・・画像加熱装置、1・・無端ベルト(第1の回転体)、N・・ニップ部、3・・圧力付与部材(押圧部材)、4・・ステー(押圧部材)、W1・・第一の領域、W2・・第二の領域

Claims (4)

  1. 記録材に形成された画像を加熱する画像加熱装置であって、
    前記記録材をニップ部にて挟持搬送して加熱する可撓性を有する回転可能な無端ベルトと、
    前記無端ベルトの内部に設けられ、前記ニップ部に向かって押圧される押圧部材と、
    を有し、前記押圧部材は前記無端ベルトの回転軸方向において厚みが異なり、中央部から端部にかけて厚みが薄くなる第一の領域と、前記第一の領域の前記回転軸方向の外側で、第一の領域の厚みの曲線を延長した厚み分よりも所定の厚み分厚く構成されている第二の領域と、を有していることを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記無端ベルトを誘導加熱により加熱する加熱手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記加熱手段は励磁コイルを有し、励磁コイルは前記無端ベルトの回転軸方向に巻きまわされて配置されており、前記励磁コイルの前記回転軸方向の内径長さをWcとしたとき、
    Wc−100<前記第一の領域の長さ<Wc
    となることを特徴とする請求項2に記載の画像加熱装置。
  4. 記録材に未定着の画像を形成する画像形成手段と、記録材に形成された画像を加熱する画像加熱手段と、を有する画像形成装置であって、前記画像加熱手段が請求項1ないし3の何れか一項に記載の画像加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
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