JP2014051761A - 衣類 - Google Patents

衣類 Download PDF

Info

Publication number
JP2014051761A
JP2014051761A JP2012197387A JP2012197387A JP2014051761A JP 2014051761 A JP2014051761 A JP 2014051761A JP 2012197387 A JP2012197387 A JP 2012197387A JP 2012197387 A JP2012197387 A JP 2012197387A JP 2014051761 A JP2014051761 A JP 2014051761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
garment
clothing
sewing
around
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012197387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6095304B2 (ja
Inventor
Masayoshi Kobayashi
昌良 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FLAT HEAD CO Ltd
Original Assignee
FLAT HEAD CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FLAT HEAD CO Ltd filed Critical FLAT HEAD CO Ltd
Priority to JP2012197387A priority Critical patent/JP6095304B2/ja
Publication of JP2014051761A publication Critical patent/JP2014051761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6095304B2 publication Critical patent/JP6095304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

【課題】 身生地によって形成された開口部の縁取り作業を容易にすることによりコストの低減を図り、また、開口部の形状の自由度を高め、更には、開口部の膨らみを無くすことにより、着用感とファッション性を向上させることができるようにした衣類を得る。
【解決手段】 身生地2によって形成された開口部3に縁取り4を備える衣類1であって、縁取り4を、開口部3の端部周囲にフラットシーマ縫製の縫着部5を施した構造とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、身生地によって形成された開口部に縁取りを備える衣類に関する。
Tシャツ、ランニングシャツ、その他各種のシャツや下着などの衣類に、ニットなど伸縮性のある生地を使用しているものが多い。このような生地を使用した衣類は首周りや袖口などの開口部が弱く、伸び易くまた解れ易いといったことから、衣類の開口部に補強のための縁取りを備えるといったことが行われている。
従来、身生地によって形成された開口部に縁取りを備えた衣類として、開口部の端部の表裏を、別途用意された二つ折りしたラップ部で挟み込むようにして包み、生地端部とラップ部を縫着して縁取りとした衣類が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−113512号公報
上記衣類の身生地によって形成された開口部に備えた縁取りは、開口部の補強にはなるものの、別途ラップ部となる生地が必要であり、また、開口部の端部の表裏をラップ部で挟み込むようにして包み、生地端部とラップ部を縫着するといった面倒な作業を要するのでコストがかかるといった問題があった。
また、このようなラップ部による縁取りは、複雑な形状の開口部に対応することが困難であり、そのため開口部の形状も単純な形状にならざるを得ないといった問題があった。
さらには、開口部を縁取るラップ部が厚く、開口部の膨らみが肌へ干渉して不快感を与える場合があり、また、衣類がインナーである場合、開口部の膨らみがアウターのシルエットに悪影響を及ぼす場合があるといった問題があった。
本発明の目的は、身生地によって形成された開口部の縁取り作業を容易にすることによりコストの低減を図り、また、開口部の形状の自由度を高め、更には、開口部の膨らみを無くすことにより、着用感とファッション性を向上させることができるようにした衣類を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、身生地によって形成された開口部に縁取りを備える衣類であって、前記縁取りは前記開口部の端部周囲にフラットシーマ縫製の縫着部を施した構造となっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記フラットシーマ縫製の縫着部は、複数列の並走状態に施されていることを特徴とする。
請求項1に記載の衣類によれば、身生地によって形成された開口部に備えた縁取りは、開口部の端部周囲にフラットシーマ縫製の縫着部を施した構造となっているので、縫着部のしっかりとした縫い目が開口部を補強し、耐久性に優れたものとなり、開口部の伸びや解れを効果的に抑えることができる。また、縫い目が扁平なので開口部の膨らみが無く、着用感とファッション性を向上させることができる。
また、従来のラップ部による縁取りを施した開口部に比べ、別途ラップ部となる生地を用意する必要が無く、また縁取り作業が容易なのでコストの低減を図ることができ、また、開口部の形状の自由度が高く、多様な形状の開口部に対応することができる
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記フラットシーマ縫製の縫着部が複数列の並走状態に施されているので、開口部の補強が増し、耐久性に一層優れたものとなり、開口部の伸びや解れを一層効果的に抑えることができる。
本発明に係る衣類の実施の形態の一例を示す正面図である。 (A)、(B)、(C)、(D)、(E)は本発明が実施される衣類の首周りの開口部の形状例を示す説明図である。
以下、本発明に係る衣類の実施の形態を、図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る衣類の実施の形態の一例を示す正面図、図2(A)、(B)、(C)、(D)、(E)は本発明が実施される衣類の首周りの開口部の形状例を示す説明図である。
本発明に係る衣類1は、身生地2によって形成された開口部3に縁取り4を備えている。縁取り4は、開口部3の端部周囲にフラットシーマ縫製による縫着部5を施した構造となっている。フラットシーマ縫製とは、4本針を使用し、針糸4本、下糸1本、上飾り糸1本の6本の糸で縫い目が構成され、縫い代が扁平となる縫製技術であり、生地を縫い合わせる縫製技術として知られており、フラットシーマミシンにより縫製される。
図1に示す本例の衣類1はTシャツであり、衣類1の首周り1a、袖口1b、裾周り1cのそれぞれの開口部3の端部周囲に、縁取り4としてフラットシーマ縫製の縫着部5が施されている。開口部3の端部周囲に施された縫着部5は、1列或いは複数列の並走状態に備えてもよい。本例では、開口部3の端部周囲に2列の縫着部5が備えられている。
また、本例では、衣類1の胴部に、インナーが透視できる装飾窓部6となる開口部3が設けられており、この開口部3の端部周囲にも縫着部5が備えられている。
なお、本例では、衣類1はTシャツとなっているが、本発明が実施される衣類1は、Tシャツに限られるものではなく、ランニングシャツ、その他各種のシャツや下着などに実施される。
以上のように、本発明に係る衣類1によれば、身生地2によって形成された開口部3に備えた縁取り4は、開口部3の端部周囲にフラットシーマ縫製の縫着部5を施した構造となっているので、縫着部5のしっかりとした縫い目が開口部3を補強し、耐久性に優れたものとなり、開口部3の伸びや解れを効果的に抑えることができる。本例では、開口部3の端部周囲に2列の縫着部5が備えられているので、開口部3の補強が増し、耐久性に一層優れたものとなり、開口部3の伸びや解れを一層効果的に抑えることができる。
また、フラットシーマ縫製の縫着部5は、縫い目が扁平なので開口部3に従来のラップ部による縁取りのような膨らみが無く、縫着部5の肌への干渉によるストレスが軽減し良好な着用感が得られる。また、衣類1がインナーである場合、開口部3がアウターのシルエットに悪影響を及ぼすといったことはなく、ファッション性を害するものとはならない。
また、従来のラップ部による縁取りを施した開口部に比べ、別途ラップ部となる生地を用意する必要が無く、また縁取り作業が容易なのでコストの低減を図ることができる。
また、開口部3の形状の自由度が高く、例えば、図2(A)、(B)、(C)、(D)、(E)に示す衣類1の首周り1aの開口部3の形状例のように、多様な形状の開口部に対応することができ、衣類1のデザインを広げることができ、ファッション性に優れた衣類1を得ることができる。
また、本例では、衣類1の胴部に、インナーが透視できる装飾窓部6となる開口部3が設けられているが、装飾窓部6となる開口部3にあっては、衣類1の胴部に開口部3を設け、この後、開口部3の端部周囲に縁取り4としての縫着部5を施すといった縁取り作業の他、衣類1の胴部に、予定される開口部の形状に合わせてその周囲に縫着部5を施し、その後、縫着部5の内周側を切除して装飾窓部6となる開口部3を空けるようにして、端部周囲に縁取り4を備えた開口部3を設けるといった作業も可能となる。
1 衣類
1a 首周り
1b 袖口
1c 裾周り
2 身生地
3 開口部
4 縁取り
5 縫着部
6 装飾窓部

Claims (2)

  1. 身生地によって形成された開口部に縁取りを備える衣類であって、前記縁取りは前記開口部の端部周囲にフラットシーマ縫製の縫着部を施した構造となっていることを特徴とする衣類。
  2. 前記フラットシーマ縫製の縫着部は、複数列の並走状態に施されていることを特徴とする請求項1に記載の衣類。
JP2012197387A 2012-09-07 2012-09-07 衣類 Active JP6095304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012197387A JP6095304B2 (ja) 2012-09-07 2012-09-07 衣類

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012197387A JP6095304B2 (ja) 2012-09-07 2012-09-07 衣類

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014051761A true JP2014051761A (ja) 2014-03-20
JP6095304B2 JP6095304B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=50610482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012197387A Active JP6095304B2 (ja) 2012-09-07 2012-09-07 衣類

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6095304B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0931708A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 O I Kogyo Kk スパッツタイプのタイツ
JPH11245750A (ja) * 1998-02-27 1999-09-14 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2009062640A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Wacoal Corp 縫製糸及び該縫製糸で縫製された衣類

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0931708A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 O I Kogyo Kk スパッツタイプのタイツ
JPH11245750A (ja) * 1998-02-27 1999-09-14 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2009062640A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Wacoal Corp 縫製糸及び該縫製糸で縫製された衣類

Also Published As

Publication number Publication date
JP6095304B2 (ja) 2017-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102107613B1 (ko) 상반신용의 플랫-니트 지지 의복
KR101527704B1 (ko) 발가락 양말 및 그 제조방법
KR101660651B1 (ko) 깨끼한복용 이음매의 박음질 방법
JP2009102772A (ja) カフスとその製造方法
ITMI972870A1 (it) Procedimento per la produzione di un manufatto del tipo maglietta body o simile con una macchina circolare per maglieria, e manufatto
JP3200361U (ja) 伸縮性経編地
JP6095304B2 (ja) 衣類
CN205728394U (zh) 一种带环圈护眼的鞋面
KR101832674B1 (ko) 라운딩 셔츠
JP4066075B2 (ja) 5本指タイプのストッキング類の製造方法及び5本指タイプのストッキング類
US9192196B2 (en) Underwear with seamless neck portion
KR101666772B1 (ko) 의복의 개선된 트임구조 및 의복 트임부의 제작 방법
JP4776607B2 (ja) 衣類の袖口部の縫製方法および衣類の袖部の縫製方法
JP6930063B2 (ja) パワー帯を備えた衣類
JP5096820B2 (ja) 袋編みによる開口部を有する衣類
JP3185287U (ja) 靴下
JP3224045U (ja) ビジネスカジュアルウェア
JP2018040073A (ja) 上半身用衣類
JP3154379U (ja) パンツ
JP6656690B2 (ja) 衣類
JP2017066573A (ja) 襟付き肌着
JP2009235610A (ja) シャツ
US9057149B1 (en) Embroidery and method thereof
JP3203648U (ja) 手袋用抜型
JP3200532U (ja) 衣服

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6095304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250