JP2014049141A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが複数種類のクライアント装置を使用しても、予め登録されたスケジュールに沿ってクライアント装置の種類に応じたアプリケーション実行環境の事前生成を可能にする。
【解決手段】管理サーバ1は、ユーザが使用する各種のクライアント装置について予め設定された起動開始時刻より所定時間前になったか否かを判定し、ユーザが使用する一のクライアント装置について起動開始時刻より所定時間前になったと判定された場合、サーバ2に対し当該一のクライアント装置に対応するアプリケーション実行環境の生成を要求する。サーバ2は、不要なアプリケーション実行環境を記憶装置から破棄し、要求されたアプリケーション実行環境を生成する。管理サーバ1は、ユーザが使用する他のクライアント装置が接続中であれば、一のクライアント装置について予め設定された起動開始時刻を遅らせるように時間調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント装置のアプリケーション実行環境を生成するサーバ装置と、サーバ装置で生成されたアプリケーション実行環境を利用するクライアント装置と、サーバ装置とクライアント装置とがリモート接続されたリモート接続システムと、プログラムと、に関する。
近年、企業等の情報システムにおいて、従業員が使用するコンピュータ(クライアントコンピュータ)に最低限の機能しか搭載させずに、サーバコンピュータ側でアプリケーションソフトやファイルなどの資源を管理するシンクライアントシステムが利用されている。
一般にシンクライアントシステムは、サーバコンピュータと、サーバコンピュータにリモート接続される複数のクライアントコンピュータと、により構成される。サーバコンピュータは、各クライアントコンピュータのアプリケーション実行環境を生成し、クライアントコンピュータは、サーバコンピュータにリモート接続し、サーバコンピュータのアプリケーション実行環境で様々なタスクを実行する。このとき、サーバコンピュータでアプリケーション実行環境を生成して利用可能にするプロセスには時間を要し、アプリケーション実行環境の生存中はサーバのリソース(CPU、メモリ等)を占有し続ける。
特許文献1には、ターミナルサービスを提供するサーバコンピュータのリソースを無駄に消費することなく、リモート接続要求をしたクライアントコンピュータに、即座に仮想デスクトップ環境を利用させるリモート接続システムについての技術が開示されている。具体的には、管理サーバに、サーバコンピュータに接続するクライアントコンピュータのアプリケーション実行環境(仮想デスクトップ環境)の稼動スケジュール(起動時刻と終了時刻)を登録しておき、管理サーバは、この稼動スケジュールに基づいて各クライアントコンピュータの起動時刻を監視し、クライアントコンピュータの起動時刻前にサーバコンピュータにリモート接続要求を行って仮想デスクトップ環境を予め生成させる。そして、サーバコンピュータは、実際に起動時刻にクライアントコンピュータからリモート接続要求があると、即座に接続し、既に生成されている仮想デスクトップ環境を利用させる。また、管理サーバは、各クライアントコンピュータの稼動スケジュールに設定された終了時刻後にクライアントコンピュータとの接続状態をチェックし、リモート接続が切断していた場合には、サーバコンピュータが、そのクライアントコンピュータの仮想デスクトップ環境を破棄し、リソースを開放する。これにより、稼動スケジュールに沿ったクライアントからのリモート接続時には仮想デスクトップ環境が即座に利用可能となり、不要になったアプリケーション実行環境のためのリソースの開放も行われ、複数のクライアントコンピュータがサーバコンピュータに接続した場合でも、効率的な運用を図ることができる。
特開2006−91954号公報
しかしながら、上述の特許文献1におけるリモート接続システムでは、一組の稼働スケジュール(起動時刻、終了時刻)で一種類のクライアントコンピュータに対応したアプリケーション実行環境の生成と破棄を行うことを目的としているため、アプリケーション実行環境が異なる複数種類のクライアントコンピュータ(端末)をユーザが時間によって使い分けるような場合(例えば、午前はオフィスでPC(Personal Computer)を使い、午後は出先でモバイル端末を使い、更にオフィスに戻ってPCを使うような場合)、各々のクライアントコンピュータの使い分けに迅速に対応することができないという問題があった。
本発明の課題は、ユーザが複数種類のクライアント装置(クライアントコンピュータ)を使用していても、予め登録されたスケジュールに沿って、クライアント装置の種類に応じたアプリケーション実行環境の事前生成を可能にすることである。
請求項1に記載の発明は、ユーザが使用する各種のクライアント装置のアプリケーションの実行環境を生成するサーバ装置であって、ユーザが使用する各種のクライアント装置の各々について、予め設定された起動開始時刻より所定時間前になったか否かを判定する時刻判定手段と、前記時刻判定手段により、ユーザが使用する一のクライアント装置について起動開始時刻より所定時間前になったと判定された場合、当該一のクライアント装置に対応するアプリケーションの実行環境を生成する生成手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサーバ装置において、前記時刻判定手段により、ユーザが使用する一のクライアント装置について起動開始時刻より所定時間前になったと判定された場合、当該ユーザが使用する各種のクライアント装置のうちの何れかがサーバ装置に接続されているか否かを判定する接続判定手段を備え、前記生成手段は、前記接続判定手段により前記ユーザが使用する各種のクライアント装置の何れもサーバ装置に接続されていないと判定された場合、前記一のクライアント装置に対応するアプリケーションの実行環境を生成する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のサーバ装置において、ユーザ別に生成されたクライアント装置のアプリケーションの実行環境のデータを記憶するユーザ別実行環境記憶手段と、前記接続判定手段により前記ユーザが使用する各種のクライアント装置の何れもサーバ装置に接続されていないと判定された場合、前記ユーザ別実行環境記憶手段に当該ユーザに対応するデータが記憶されている場合、前記ユーザ別実行環境記憶手段から当該ユーザに対応するデータを破棄する破棄手段と、を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のサーバ装置において、前記接続判定手段により前記ユーザが使用する各種のクライアント装置のうちの何れかがサーバ装置に接続されていると判定された場合、前記一のクライアント装置について予め設定された起動開始時刻を所定時間遅らせて新たな起動開始時刻とする時間調整手段を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載のサーバ装置において、クライアント装置の種類別にアプリケーションの実行環境に関するデータを記憶するアプリケーション実行環境記憶手段を備え、前記生成手段は、前記アプリケーション実行環境記憶手段に記憶されたデータに基づいてクライアント装置の種類に適応したアプリケーションの実行環境を生成する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載のサーバ装置において、クライアント装置からの接続要求時に、当該クライアント装置の種類を示すデータを受信する受信手段と、前記受信手段によりクライアント装置の種類を示すデータを受信したとき、前記生成手段により当該種類に適応したアプリケーションの実行環境が生成済みである場合、当該実行環境に対応する画面データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備え、前記受信手段によりクライアント装置の種類を示すデータを受信したとき、前記生成手段により当該種類に適応したアプリケーションの実行環境が生成されていない場合、前記生成手段は、当該種類に適応したアプリケーションの実行環境を生成する。
請求項7に記載の発明は、サーバ装置への接続時にクライアント装置の種類を示すデータを当該サーバ装置に送信する送信手段と、前記種類に適応するアプリケーションの実行環境に対応する画面データを前記サーバ装置から受信する受信手段と、を備え、予め設定された稼動スケジュールに沿って前記サーバへ接続する場合、前記受信手段は、当該接続前に前記サーバ装置において予め生成されたアプリケーションの実行環境に対応する画面データを受信する。
請求項8に記載の発明は、請求項1から6の何れか一項に記載のサーバ装置と、前記サーバ装置にリモート接続され、当該サーバ装置で生成されたアプリケーションの実行環境を利用するクライアント装置と、により構成されたリモート接続システムである。
請求項9に記載の発明は、コンピュータを、ユーザが使用する各種のクライアント装置の各々について、予め設定された起動開始時刻より所定時間前になったか否かを判定する時刻判定手段、前記時刻判定手段により、ユーザが使用する一のクライアント装置について起動開始時刻より所定時間前になったと判定された場合、当該一のクライアント装置に対応するアプリケーションの実行環境を生成する生成手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項10に記載の発明は、コンピュータを、サーバ装置への接続時にクライアント装置の種類を示すデータを当該サーバ装置に送信する送信手段、前記種類に適応するアプリケーションの実行環境に対応する画面データを前記サーバ装置から受信する受信手段、として機能させ、前記クライアント装置が予め設定された稼動スケジュールに沿って前記サーバへ接続する場合、前記受信手段は、当該接続前に前記サーバ装置において予め生成されたアプリケーションの実行環境に対応する画面データを受信するプログラムである。
本発明によれば、一人のユーザが複数種類のクライアント装置を使用する場合でも、各クライアント装置について予め設定された起動開始時刻に沿って、クライアント装置に対応したアプリケーション実行環境を事前に生成しておくことにより、各クライアント装置はアプリケーション実行環境を即座に利用することができ、ユーザにとってのクライアント装置の利用環境を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るリモート接続システムの全体構成を示す図。 本実施形態に係る管理サーバの主要部構成を示すブロック図。 管理サーバの記憶装置に記憶されたユーザスケジュールのデータ構成を示す図。 ユーザスケジュールの設定内容の一例を示す図。 管理サーバの記憶装置に記憶された実行環境スケジュールのデータ構成を示す図。 本実施形態に係るサーバの主要部構成を示すブロック図。 サーバの記憶装置に記憶された実行環境テーブルのデータ構成を示す図。 サーバの記憶装置に記憶されたセッション状態テーブルのデータ構成を示す図。 本実施形態に係るクライアント装置の主要部構成を示すブロック図。 サーバへの接続時にクライアント装置において実行される処理を示すフローチャート。 クライアント装置から接続要求を受けるときにサーバにおいて実行される処理を示すフローチャート。 図11に示すアプリケーション実行環境生成処理の詳細を示すフローチャート。 管理サーバにおいて実行される処理を示すフローチャート。 管理サーバからセッション状態の問い合わせを受けるときにサーバにおいて実行される処理を示すフローチャート。 図14に示すアプリケーション実行環境破棄処理の詳細を示すフローチャート。 ユーザのアプリケーション実行環境の推移の一例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、本実施形態における構成について説明する。
図1に、本発明の実施形態に係るリモート接続システム100の全体構成を示す。リモート接続システム100は、図1に示すように、管理サーバ1、サーバ2、クライアント装置3〜5により構成され、これらはLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークNを介して接続される。
サーバ2は、クライアント装置3〜5が利用するアプリケーションの実行環境(以下、アプリケーション実行環境と呼ぶ。)を生成する装置である。ここで、「アプリケーション実行環境」とは、クライアント装置から送信される入力データ(コマンド等)に従ってサーバ2上でアプリケーションプログラムを実行するための環境である。クライアント装置3〜5は、ユーザ(例えば、会社の従業員)が業務で使用するPC(Personal Computer)、携帯端末、バーコードリーダ等の端末であり、サーバ2で生成されるアプリケーション実行環境を利用する。管理サーバ1は、サーバ2及びクライアント装置3〜5を管理するコンピュータである。
本実施形態では、一人のユーザが業務上、複数の種類のクライアント装置(例えば、PC、携帯端末、バーコードリーダ等)を使用し、時間帯によって各々のクライアント装置を使い分けるものとする。なお、一人のユーザが業務上使用するクライアント装置の種類及び台数は特に限定されない。また、1台のサーバ2に通信ネットワークNを介して接続されるクライアント装置の台数は特に限定されない。
図2に、管理サーバ1の主要部構成を示す。管理サーバ1は、図2に示すように、通信部10、入力部11、表示部12、制御部13、記憶装置14により構成され、各部はバス15を介して接続される。
通信部10は、管理サーバ1を通信ネットワークNに接続するための通信制御を行う。入力部11は、マウス、キーボード等の入力デバイスを備え、入力デバイスによる操作信号を制御部13に出力する。表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを備え、制御部13から入力される制御信号に従って所要の表示処理を行う。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)等を備え、記憶装置14に記憶された各種プログラムに従って管理サーバ1の各部の動作を制御する。
記憶装置14は、制御部13により実行される各種プログラム、当該プロプログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶している。この記憶装置14は、図2に示すように、ユーザスケジュール記憶部16、実行環境スケジュール記憶部17を有する。
ユーザスケジュール記憶部16は、ユーザ別(ユーザA、ユーザB、・・・)に業務上のスケジュールのデータを記憶する。各ユーザのスケジュールのデータは、管理サーバ1の入力部11の操作により、又はクライアント装置から通信ネットワークNを介して、ユーザスケジュール記憶部16に随時登録される。
図3に、ユーザスケジュール記憶部16に記憶されたユーザスケジュールのデータ構成を示す。また、図4に、ユーザスケジュールの設定内容(設定画面)の一例を示す。
ユーザスケジュールは、ユーザの使用端末(クライアント装置)別に、使用端末の稼動スケジュールを表すもので、図3に示すように、日付、開始時刻、終了時刻、使用場所、使用端末の各項目により構成される。ユーザスケジュールにおいて、日付項目は、登録対象のスケジュールの日付、開始時刻項目は端末の起動開始時刻、終了時刻項目は当該端末の使用を終了する時刻、使用場所項目は当該端末の使用場所、使用端末項目は使用する端末の種類を示す。図4(a)、図4(b)の設定内容が、それぞれ、図3の161、162に示すようにユーザスケジュール記憶部16に記憶される。
実行環境スケジュール記憶部17は、ユーザ別(ユーザA、ユーザB、・・・)に、使用する各クライアント装置のアプリケーション実行環境の生成・破棄を行うスケジュールを示す実行環境スケジュールのデータを記憶する。この実行環境スケジュールのデータは、ユーザスケジュール記憶部16に登録されたユーザスケジュールに基づいて作成される。
図5に、図3に示すユーザスケジュールに基づいてユーザの実行環境スケジュールが作成される過程のデータ及び作成後のデータの一例を示す。実行環境スケジュールは、図5に示すように、デフォルト設定、使用端末、開始時刻、終了時刻の各項目により構成される。図5においてデフォルト設定項目は、対応する他の項目(使用端末、開始時刻、終了時刻の各項目)がデフォルトの設定であるか否かを示すものである。デフォルト設定項目において丸印があるものは、デフォルトの設定であることを示し、空欄になっているものは、ユーザスケジュールに対応する設定であることを示す。
実行環境スケジュール記憶部17には、図5(a)に示すように、オフィスのデスクで使用するPCについて、ユーザの就業時間に対応する開始時刻9:00、終了時刻17:00がデフォルトのデータとして予め設定されている。図5(a)において、図3の161のスケジュール(10:00〜12:00にバーコードリーダ端末を使用するというスケジュール)が反映されると、図5(b)に示すように、デフォルトの設定が分割される。同様に、図5(b)において、図3の162のスケジュール(13:00〜15:00に携帯端末を使用するというスケジュール)が反映されると、図5(c)に示すようになる。
なお、時間が連続した2つの異なるスケジュールであっても同一の使用端末であれば、実行環境スケジュールとしては1つのスケジュールとみなす。例えば、10:00〜12:00に出先cで携帯端末を使用するスケジュールと、12:00〜14:00に出先dで同一の携帯端末を使用するというスケジュールがある場合、実行環境スケジュールとしては、10:00〜14:00に携帯端末を使用するという1つのスケジュールにまとめられる。
図6に、サーバ2の主要部構成を示す。サーバ2は、図6に示すように、通信部20、制御部21、記憶装置22により構成され、各部はバス23を介して接続される。
通信部20は、サーバ2を通信ネットワークNに接続するための通信制御を行う。制御部21は、CPU等を備え、記憶装置22に記憶された各種プログラムに従ってサーバ2の各部の動作を制御する。
記憶装置22は、制御部21により実行される各種プログラム、当該プロプログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶している。この記憶装置22は、図6に示すように、認証情報記憶部24、アプリケーション実行環境記憶部25、アプリケーション記憶部26、セッション状態記憶部27、ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28を有する。
認証情報記憶部24は、各ユーザのクライアント装置がサーバ2に接続する際の認証情報として、ユーザ別にユーザID及びパスワードのデータを記憶する。
アプリケーション実行環境記憶部25は、サーバ2に接続されるクライアント装置の種類(端末種類)に応じたアプリケーション実行環境に関するデータを記憶した実行環境テーブルを有する。図7に、アプリケーション実行環境記憶部25に記憶された実行環境テーブルのデータ構成を示す。実行環境テーブルは、図7に示すように、端末種類別に、アプリケーション、幅、高さの各項目を対応付けて記憶する。実行環境テーブルにおいて、アプリケーション項目は、該当端末において実行されるアプリケーションを示し、幅項目及び高さ項目は、それぞれ、該当端末の画面サイズの幅及び高さを示す。サーバ2が、接続されたクライアント装置のアプリケーション実行環境を生成するとき、実行環境テーブルで指定された幅及び高さの画面サイズに合わせて、当該クライアント装置の端末種類に適応するアプリケーションを起動させて生成する。
アプリケーション記憶部26は、各種のクライアント装置の種類に適応するアプリケーション(ワードプロセッサ、メーラー、バーコードリーダ等)のデータを記憶する。
セッション状態記憶部27は、ユーザ毎にクライアント装置のセッション状態(接続状態)を示すセッション状態テーブルを有する。図8に、セッション状態記憶部27に記憶されたセッション状態テーブルのデータ構成を示す。セッション状態テーブルは、図8(a)及び図8(b)に示すように、ユーザ名、実行環境、セッション状態の各項目を対応付けて記憶する。セッション状態テーブルにおいて、ユーザ名項目は、ユーザを識別するためのデータ(例えばユーザID)を示し、実行環境項目は、後述のユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28に記憶されているアプリケーション実行環境の識別子を示し、セッション状態項目は、該当ユーザが使用するクライアント装置のセッション状態を示す。
ここで、一人のユーザが使用する各種のクライアント装置の何れについてもアプリケーション実行環境が生成されていない場合、セッション状態テーブルには、当該ユーザに対応するデータは存在しない。一方、ユーザが使用するクライアント装置のアプリケーション実行環境が生成されて当該クライアント装置がサーバ2に接続中である場合、図8(a)に示すように、当該ユーザに対応するセッション状態項目には「接続中」が設定される。アプリケーション実行環境が生成されているが当該クライアント装置がサーバ2に接続されていない場合、図8(b)に示すように、当該ユーザに対応するセッション状態項目には「切断」が設定される。
サーバ2は、セッション状態テーブルに、認証されたユーザのデータが存在する場合、ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28に記憶されている当該ユーザのアプリケーション実行環境を用いて即座にリモート接続の操作を行うことができる。
ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28は、ユーザ別(ユーザA、ユーザB、…)に、生成されたアプリケーション実行環境のデータを記憶する。図8(b)に示すように、セッション状態テーブルのセッション状態項目に「切断」が設定されたアプリケーション実行環境のデータは、ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28から削除される。これにより、サーバ2のリソースが開放される。
図9に、クライアント装置3の主要部構成を示す。他のクライアント装置4、5についても同様の構成ゆえ、ここでの説明は省略する。クライアント装置3は、図9に示すように、通信部30、入力部31、表示部32、制御部33、記憶装置34により構成され、各部はバス35を介して接続される。
通信部30は、クライアント装置3を通信ネットワークNに接続するための通信制御を行う。入力部31は、マウス、キーボード、タッチパネル、バーコードリーダ等を備え、これらの操作による操作信号を制御部33に出力する。表示部32は、LCD等のディスプレイを備え、制御部33から入力される制御信号に従って所要の表示処理を行う。
制御部33は、CPU等を備え、記憶装置34に記憶された各種プログラムに従ってクライアント装置3の各部の動作を制御する。
記憶装置34は、制御部33により実行される各種プログラム、当該プロプログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶している。この記憶装置34は、クライアント装置3の種類(端末種類)のデータを記憶する端末種類記憶部36と、サーバ2から受信した、アプリケーションの実行結果である画面データを記憶する表示内容記憶部37を有する。
次に、本実施形態における動作について説明する。
まず、図10のフローチャートを参照して、サーバ2への接続時にクライアント装置(ユーザAが使用するクライアント装置3とする。)において制御部33の制御の下で実行される処理について説明する。
まず、接続時の認証に必要なユーザAのユーザID及びパスワードが入力部31によって入力され、サーバ2に送信される(ステップS1)。サーバ2から認証結果がNGであることを示すエラーメッセージが通知された場合(ステップS2;NO)、本処理が終了する。一方、サーバ2から認証結果がOKであることが通知された場合(ステップS2;YES)、端末種類記憶部36に記憶されている端末種類のデータが読み出されてサーバ2に送信される(ステップS3)。
端末種類のデータ送信後、クライアント装置3ではサーバ2から画面データの受信を待機する状態となる(ステップS4)。サーバ2からクライアント装置3の端末種類に適応するアプリケーション実行環境に対応する画面データが受信されると(ステップS4;YES)、その画面データは表示内容記憶部37に記憶され、表示部32に表示される(ステップS5)。
ここで、管理サーバ1の実行環境スケジュール記憶部17に記憶された実行環境スケジュールに沿ってクライアント装置3がサーバ2に接続された場合、サーバ2ではクライアント装置3に対応するアプリケーション実行環境が生成済みであるため、端末種類のデータ送信後にサーバ2から画面データを受信するまでの時間は短縮化される。
サーバ2から受信した画面データの表示中に入力部31からの入力操作があり(ステップS6;YES、ステップS4;NO)、その入力操作がセッション切断を要求するものではない場合(ステップS7;NO)、その入力操作による入力データ(コマンド等)がサーバ2に送信される(ステップS8)。
サーバ2から、その入力データに対応するアプリケーションの実行結果を示す画面データが受信されると(ステップS4;YES)、その画面データは表示内容記憶部37に記憶され、表示部32に表示される(ステップS5)。入力部31からの入力操作がない間は(ステップS6;NO)、同一の画面データが継続して表示される。
入力部31からの入力操作がセッション切断を要求するものである場合(ステップS7;YES)、当該セッション切断を要求するメッセージがサーバ2に送信され(ステップS9)、本処理が終了する。
次に、図11のフローチャートを参照して、クライアント装置(ユーザAが使用するクライアント装置3とする。)からの接続要求を受けるときにサーバ2において制御部21の制御の下で実行される処理について説明する。
ユーザAのクライアント装置3からユーザAのユーザID及びパスワードが受信されると(ステップS20;YES)、認証情報記憶部24に記憶されたデータと照合することにより、認証処理が行われる(ステップS21)。ステップS21の認証結果がNGである場合(ステップS22;NO)、クライアント装置3にエラーメッセージが送信され、本処理が終了する。一方、ステップS21の認証結果がOKである場合(ステップS22;YES)、認証結果がOKであることを通知するメッセージがクライアント装置3に送信される(ステップS24)。
次いで、認証結果がOKであることを確認したクライアント装置3から端末種類を示すデータが受信される(ステップS25)。次いで、ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28を参照することにより、ユーザAのクライアント装置3の端末種類に適応するアプリケーション実行環境が生成済みであるか否かが判定される(ステップS26)。
ステップS26において、アプリケーション実行環境が生成されていないと判定された場合(ステップS26;NO)、当該アプリケーション実行環境を生成する処理が行われ(ステップS27)、その生成されたアプリケーション実行環境に対応する画面データがクライアント装置3に送信される(ステップS29)。ステップS27のアプリケーション実行環境生成処理については、後に図12を参照して詳細に説明する。
ステップS26において、アプリケーション実行環境が生成済みであると判定された場合(ステップS26;YES)、セッション状態記憶部27のセッション状態テーブルにおいて、ユーザAアプリケーション実行環境に対応するセッション状態項目が「接続中」に設定され(ステップS28)、当該アプリケーション実行環境に対応する画面データがクライアント装置3に送信される(ステップS29)。
ステップS29における画面データの送信後、クライアント装置3から入力データが受信された場合(ステップS30;YES)、その入力データがセッション切断を要求するものではない場合(ステップS31;NO)、その入力データが起動アプリケーションに渡され処理される(ステップS32)。そして、ステップS32におけるアプリケーションの実行結果を表す画面データがクライアント装置3に送信され(ステップS33)、ステップS30に戻り、クライアント装置3からの受信データの待ち状態となる。
クライアント装置3からの入力データがセッション切断を要求するものである場合(ステップS31;YES)、セッション状態記憶部27のセッション状態テーブルにおいて、ユーザAアプリケーション実行環境に対応するセッション状態項目が「切断」に設定され(ステップS34)、本処理が終了する。
次に、図12のフローチャートを参照して、図11のステップS27におけるアプリケーション実行環境生成処理について説明する。
まず、アプリケーション実行環境記憶部25に記憶された実行環境テーブルから、図11のステップS25で受信した端末種類に適応するアプリケーション実行環境が取得される(ステップS40)。
次いで、ステップS40で取得されたアプリケーション実行環境に対するリソース(ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28の記憶領域等)が取得され、実行環境テーブルで指定された幅と高さの画面サイズで、アプリケーション記憶部26に記憶されたアプリケーションが起動されることによって、アプリケーション実行環境が生成される(ステップS41)。ステップS41において生成されたアプリケーション実行環境のデータは、ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28に記憶される。
アプリケーション実行環境が生成されると、セッション状態記憶部27のセッション状態テーブルにおいて、該当するユーザアプリケーション実行環境に対応するセッション状態項目が「接続中」に設定され(ステップS42)、本アプリケーション実行環境生成処理が終了する。
次に、図13のフローチャートを参照して、管理サーバ1において制御部13の制御の下で実行される処理について説明する。
以下では、管理サーバ1が、実行環境スケジュール記憶部17に記憶されている各ユーザの実行環境スケジュールを所定時間間隔(δ(分))毎に監視するものとする。また、実行環境の内容によって差異があるにしても、サーバ2におけるアプリケーション実行環境生成処理に必要な十分な時間をα(分)とする。
管理サーバ1では、監視時刻になると、実行環境スケジュール記憶部17に記憶されている各ユーザの実行環境スケジュールを参照することにより、各ユーザが使用する各クライアント装置について、開始時刻−αになったか否かが判定される(ステップS50)。ステップS50において、ユーザAが使用する一クライアント装置(クライアント装置3とする。)について、開始時刻−αになったと判定されると(ステップS50;YES)、サーバ2に対し、ユーザAに対応するセッション状態の問い合わせが行われる(ステップS51)。
サーバ2において、ユーザAに対応するセッション状態のデータが存在しない場合、アプリケーション実行環境が破棄された状態と同じであるため、ステップS51の問い合わせ結果として、サーバ2から破棄完了を通知するメッセージが受信され(ステップS52;YES)、ユーザAのクライアント装置3の端末種類に適応するアプリケーション実行環境を要求するメッセージがサーバ2に送信される(ステップS58)。
サーバ2に、ユーザAについて接続中のセッション状態が存在する場合(即ち、ユーザAが使用するクライアント装置のうち接続中のものがある場合)、ステップS51の問い合わせ結果として、サーバ2から破棄不可を通知するメッセージが受信され(ステップS53;YES)、クライアント装置3の開始時刻をδだけ遅らせて新たな開始時刻とする時刻調整が行われる(ステップS54)。開始時刻をδだけ遅らせることにより、次の監視時刻(δ後)に再度、セッション状態の問い合わせを行うようにする。
サーバ2に、ユーザAについて切断のセッション状態が存在する場合、ステップS51の問い合わせ結果として、サーバ2から切断のセッション状態が存在する旨を通知するメッセージが受信される(ステップS55)。ステップS55の通知を受けた後、サーバ2に対し、セッション状態が切断に設定されているアプリケーション実行環境について破棄を要求するメッセージが送信される(ステップS56)。
サーバ2において該当するアプリケーション実行環境の破棄が完了し、サーバ2から破棄完了を通知するメッセージが受信されると(ステップS57;YES)、ユーザAのクライアント装置3に対応するアプリケーション実行環境の生成を要求するメッセージがサーバ2に送信される(ステップS58)。ステップS51〜S58の処理は、実行環境スケジュール記憶部17に実行環境スケジュールが登録された全てのユーザについて行われ、全てのユーザについてステップS51〜S58の処理が終了すると(ステップS59;YES)、本処理が終了する。
次に、図14のフローチャートを参照して、管理サーバ1からセッション状態の問い合わせを受けるときにサーバ2において制御部21の制御の下で実行される処理について説明する。
管理サーバ1からユーザ(ユーザAとする。)のセッション状態の問い合わせがあると(ステップS60;YES)、セッション状態記憶部27に記憶されたセッション状態テーブルを参照することにより、ユーザAのセッション状態のデータがあるか否かが判定される(ステップS61)。
ステップS61において、ユーザAのセッション状態のデータが存在しないと判定された場合(ステップS61;NO)、アプリケーション実行環境が破棄された状態と同じであるため、管理サーバ1に対し、破棄完了を通知するメッセージが送信される(ステップS67)。
ステップS61において、ユーザAのセッション状態のデータが存在すると判定された場合(ステップS61;YES)、セッション状態が接続中に設定されているか否かが判定される(ステップS62)。ステップS62において、セッション状態が接続中に設定されていると判定された場合(ステップS62;YES)、管理サーバ1に対し、ユーザAについて接続中のアプリケーション実行環境の破棄不可を通知するメッセージが送信され(ステップS63)、本処理が終了する。
ステップS62において、セッション状態が切断に設定されていると判定された場合(ステップS62;NO)、管理サーバ1に対し、ユーザAのセッション状態が切断であることを通知するメッセージが送信される(ステップS64)。
ステップS64の通知後、管理サーバ1から、ユーザAについてセッション状態が切断に設定されているアプリケーション実行環境の破棄を要求するメッセージが受信されると(ステップS65;YES)、ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28に記憶されているユーザAアプリケーション実行環境を破棄する処理が行われる(ステップS66)。ステップS66のアプリケーション実行環境破棄処理については、後に図15を参照して詳細に説明する。
アプリケーション実行環境破棄処理が終了すると、管理サーバ1に対し、破棄完了を通知するメッセージが送信される(ステップS67)。ステップS67の破棄完了通知後、管理サーバ1から、ユーザAのクライアント装置3に対応するアプリケーション実行環境の生成を要求するメッセージが受信されると(ステップS68;YES)、クライアント装置3の端末種類に適応するアプリケーション実行環境生成処理が行われ(ステップS69)、本処理が終了する。ステップS69での処理は、図12に示した処理と同等であるため、ここでの説明は省略する。
次に、図15のフローチャートを参照して、図14のステップS66におけるアプリケーション実行環境破棄処理について説明する。
まず、ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部28に記憶されている各ユーザのアプリケーション実行環境の中から、破棄要求に対応するユーザのアプリケーション実行環境のデータが破棄(削除)される(ステップS80)。これにより、不要になったアプリケーション実行環境のためのリソースが開放される。ステップS80の後、セッション状態記憶部27に記憶されたセッション状態テーブルから当該ユーザのデータが削除され(ステップS81)、本アプリケーション実行環境破棄処理が終了する。
図16に、図5(c)に示す実行環境スケジュールに沿ったアプリケーション実行環境の推移を示す。図16において横軸は時間軸を表し、符号71〜76は、アプリケーション実行環境の生成・破棄のタイミングを示している。
以上のように、本実施形態のリモート接続システム100によれば、一人のユーザが複数種類のクライアント装置を使用する場合でも、管理サーバ1に登録された実行環境スケジュールに沿って、ダイナミックに各々のクライアント装置に対応した適正なアプリケーション実行環境を事前に(当該スケジュールで設定された開始時刻より前に)生成しておくことにより、各々のクライアント装置はサーバ2で生成されたアプリケーション実行環境を即座に利用することが可能となる。これにより、ユーザにとってのクライアント装置の利用環境を向上させることができる。
また、ユーザが使用する各種のクライアント装置の何れもサーバ2に接続されていない場合に、開始時刻が近づいた一のクライアント装置に対応するアプリケーション実行環境を生成することにより、効率的な生成処理が可能となる。
また、不要になったアプリケーション実行環境を破棄することにより、サーバ2のリソースが開放され、サーバ2のリソースを効率的且つ有効に活用することが可能となる。
更に、ユーザが使用する一のクライアント装置の開始時刻に近づいたときに、当該ユーザが使用する他のクライアント装置で接続中のものがある場合、当該一のクライアント装置について実行環境スケジュールに設定された開始時刻を遅らせて、次の監視時刻に再度、当該ユーザのセッション状態の問い合わせを行えるようにしたことにより、クライアント装置の実際の起動開始時刻が実行環境スケジュールで設定された開始時刻より遅くなっても、柔軟に対応することができる。
また、クライアント装置の種類に適応したアプリケーション実行環境を事前に生成することにより、クライアント装置は、当該装置にとって最適なアプリケーション実行環境を即座に利用することが可能となる。
なお、本実施形態における記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、本実施形態は、管理サーバ1とサーバ2を別個に設ける構成としたが、両サーバの機能を1台の装置(サーバ装置)で実現するようにしてもよい。この場合、図13及び図14において、セッション状態の問い合わせ、破棄不可通知、破棄完了通知、実行環境破棄要求、実行環境生成要求等の処理が省かれる。
1 管理サーバ
2 サーバ
3、4、5 クライアント装置
10、20、30 通信部
11、31 入力部
12、32 表示部
13、21、33 制御部
14、22、34 記憶装置
16 ユーザスケジュール記憶部
17 実行環境スケジュール記憶部
24 認証情報記憶部
25 アプリケーション実行環境記憶部
26 アプリケーション記憶部
27 セッション状態記憶部
28 ユーザ別アプリケーション実行環境記憶部
36 端末種類記憶部
37 表示内容記憶部
100 リモート接続システム
本発明は、情報処理装置に関する。
本発明の課題は、複数の時間帯のそれぞれに応じた時間で適切な処理を行えるようにすることある。
請求項1記載の発明は、端末装置からの情報要求に基づいて情報を生成して送信する情報処理装置であって、所定の時間帯に応じて前記端末装置に対して提供すべき表示情報の実行環境を、その時間帯になる前に予め生成する生成手段と、前記端末装置からの情報要求があった際は、その端末装置に対する実行環境を予め生成済みか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で予め生成済みと判別された際は、その予め生成された前記実行環境に基づく表示情報を前記端末装置に対して送信する送信手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、複数の時間帯のそれぞれに応じた時間で適切な処理を自動的に行うことができる。


Claims (10)

  1. ユーザが使用する各種のクライアント装置のアプリケーションの実行環境を生成するサーバ装置であって、
    ユーザが使用する各種のクライアント装置の各々について、予め設定された起動開始時刻より所定時間前になったか否かを判定する時刻判定手段と、
    前記時刻判定手段により、ユーザが使用する一のクライアント装置について起動開始時刻より所定時間前になったと判定された場合、当該一のクライアント装置に対応するアプリケーションの実行環境を生成する生成手段と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記時刻判定手段により、ユーザが使用する一のクライアント装置について起動開始時刻より所定時間前になったと判定された場合、当該ユーザが使用する各種のクライアント装置のうちの何れかがサーバ装置に接続されているか否かを判定する接続判定手段を備え、
    前記生成手段は、前記接続判定手段により前記ユーザが使用する各種のクライアント装置の何れもサーバ装置に接続されていないと判定された場合、前記一のクライアント装置に対応するアプリケーションの実行環境を生成する請求項1に記載のサーバ装置。
  3. ユーザ別に生成されたクライアント装置のアプリケーションの実行環境のデータを記憶するユーザ別実行環境記憶手段と、
    前記接続判定手段により前記ユーザが使用する各種のクライアント装置の何れもサーバ装置に接続されていないと判定された場合、前記ユーザ別実行環境記憶手段に当該ユーザに対応するデータが記憶されている場合、前記ユーザ別実行環境記憶手段から当該ユーザに対応するデータを破棄する破棄手段と、
    を備える請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記接続判定手段により前記ユーザが使用する各種のクライアント装置のうちの何れかがサーバ装置に接続されていると判定された場合、前記一のクライアント装置について予め設定された起動開始時刻を所定時間遅らせて新たな起動開始時刻とする時間調整手段を備える請求項2又は3に記載のサーバ装置。
  5. クライアント装置の種類別にアプリケーションの実行環境に関するデータを記憶するアプリケーション実行環境記憶手段を備え、
    前記生成手段は、前記アプリケーション実行環境記憶手段に記憶されたデータに基づいてクライアント装置の種類に適応したアプリケーションの実行環境を生成する請求項1から4の何れか一項に記載のサーバ装置。
  6. クライアント装置からの接続要求時に、当該クライアント装置の種類を示すデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段によりクライアント装置の種類を示すデータを受信したとき、前記生成手段により当該種類に適応したアプリケーションの実行環境が生成済みである場合、当該実行環境に対応する画面データを前記クライアント装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記受信手段によりクライアント装置の種類を示すデータを受信したとき、前記生成手段により当該種類に適応したアプリケーションの実行環境が生成されていない場合、前記生成手段は、当該種類に適応したアプリケーションの実行環境を生成する請求項1から5の何れか一項に記載のサーバ装置。
  7. サーバ装置への接続時にクライアント装置の種類を示すデータを当該サーバ装置に送信する送信手段と、
    前記種類に適応するアプリケーションの実行環境に対応する画面データを前記サーバ装置から受信する受信手段と、を備え、
    予め設定された稼動スケジュールに沿って前記サーバへ接続する場合、前記受信手段は、当該接続前に前記サーバ装置において予め生成されたアプリケーションの実行環境に対応する画面データを受信するクライアント装置。
  8. 請求項1から6の何れか一項に記載のサーバ装置と、前記サーバ装置にリモート接続され、当該サーバ装置で生成されたアプリケーションの実行環境を利用するクライアント装置と、により構成されたリモート接続システム。
  9. コンピュータを、
    ユーザが使用する各種のクライアント装置の各々について、予め設定された起動開始時刻より所定時間前になったか否かを判定する時刻判定手段、
    前記時刻判定手段により、ユーザが使用する一のクライアント装置について起動開始時刻より所定時間前になったと判定された場合、当該一のクライアント装置に対応するアプリケーションの実行環境を生成する生成手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    サーバ装置への接続時にクライアント装置の種類を示すデータを当該サーバ装置に送信する送信手段、
    前記種類に適応するアプリケーションの実行環境に対応する画面データを前記サーバ装置から受信する受信手段、として機能させ、
    前記クライアント装置が予め設定された稼動スケジュールに沿って前記サーバへ接続する場合、前記受信手段は、当該接続前に前記サーバ装置において予め生成されたアプリケーションの実行環境に対応する画面データを受信するプログラム。
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