JP2014046144A - 清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 窓ガラスなどの平滑面を洗浄する清掃用部材を容易に絞ることができるとともに、清掃ヘッドに簡便に着脱させて固定することが可能な清掃用具を提供する。
【解決手段】 平滑面を洗浄する平板状の清掃用部材8と、この清掃用部材8が一方側の取付面4に着脱自在に取り付けられる平板状の清掃ヘッド2と、この清掃ヘッド2の他方側に設けられた操作棒13とを備えた清掃具において、清掃ヘッド2は、中央に位置する取付部3と、この取付部3を間に挟んで配設されるとともに、当該取付部3の側部にヒンジ部材5を介して面外方向に回動自在に連結されたウイング部6、7とを有してなり、両ウイング部6、7および取付部3に亘って取り付けられる清掃用部材8は、平滑面を洗浄する清掃体9が表面に配設されているとともに、取付面4と当接される裏面に各々のウイング部6、7を中央部側から個別に挿入して清掃用部材8を清掃ヘッド2に固定するポケット部10が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、窓ガラスなどの平滑面を洗浄するための清掃具に関するものである。
一般に、窓ガラスなどの平滑面の汚れを落とす場合には、雑巾やスポンジたわしなどに洗浄剤を含ませて手で洗浄する。しかし、上記平滑面を均等に洗浄しないと拭きムラが生じてしまう。また、特に室外側のガラス面においては、埃や虫の死骸などが、雨や風などでこびり付いているため、雑巾やスポンジたわしなどを手で掴んで洗浄する場合、多大な労力が必要になる。
そこで、下記特許文献1において、窓ガラス等の平滑面を洗浄するための柄付き清掃具として、柄と直交する本体の前方向に、ゴム板と洗浄体を、断面コ字状で互いに隣接した二つの取付部に取り付けた清掃用具が提案されている。
この従来の清掃用具は、上記洗浄体に洗浄液を含ませ、窓ガラスなどの平滑面に当該洗浄体および上記ゴム板を押し当て、上記柄を下方に移動させることにより、上記平滑面の汚れを洗浄すると同時に、当該平滑面に残った洗浄液を上記ゴム板により拭い取ることができ、効率的に上記平滑面を洗浄することができる。
ところで、上記従来の清掃用具などは、上記洗浄体に含ませる洗浄液の量が多かった場合や、使用後に上記洗浄体を水で洗浄した場合に、当該洗浄体を絞って、余計な洗浄液や残った水分を絞り出す必要がある。しかしながら、上記従来の清掃用具においては、断面コ字状に形成された上記本体に、上記洗浄体が固着されているため、当該洗浄体を絞ることが困難である。
そこで、下記特許文献2において、ガラス面を清掃するためのヘッドと、該ヘッドに角度変更可能なるように連結された操作用の柄とからなり、上記ヘッドが、左右に細長い形をした基台の前面に、ガラス面の水滴を除去するためのエッジを有するへら部材と、ガラス面を摺擦するための摺擦面を有するスポンジ体とを、それらのエッジ及び摺擦面をともに基台の前方に向けた状態で相互に近接させて取付けたガラス用清掃具が提案されている。
この従来のガラス用清掃具は、上記スポンジ体を取り付けた上記基台の取付面が、中間位置で2つに折曲自在になるように形成されているため、当該取付面を折曲させることによって、2つに分割された上記取付面の間で、上記スポンジ体を挟圧することができ、当該スポンジ体に含まれた水分などを絞り出すことができる。
ところが、上記従来のガラス用清掃具は、上記スポンジ体が上記第2部材の取付面に接着剤や両面接着テープによって直接取り付けられているとともに、上記第2部材側に設けられた二つの固定用突起が、第1部材に形成された孔幅の大きい大径部と孔幅の小さい小径部とを有する長孔状からなる二つの係止孔に、各々係止されて上記へら部材を取り付けた当該第1部材に固定されている。
この結果、使用後に汚れた上記スポンジ体を洗浄する場合、上記第2部材から当該スポンジ体を容易に取り外すのが出来ないため、当該第2部材を上記第1部材から取り外して洗浄することになり、取り外すしや取り付けに手間が掛かり面倒であるととともに、上記第2部材を上記第1部材から繰り返し着脱させることにより、上記固定用突起の破損や上記係止孔の摩耗などが生じる可能性が高く、経年に亘り使用には適していないという問題がある。
また、上記固定用突起の破損や上記係止孔の摩耗などが生じた場合には、上手く洗浄することができず、使い続けることができなくなるため、新しい清掃用具を再度買い求めなければならず、経済性に劣るという問題もある。
さらに、上記スポンジ体が摩耗した場合や、また破損した場合には、当該スポンジ体の交換が必要になるが、当該スポンジ体が上記第2部材に、接着材などにより直接固着されているため、取り外すのに手間が掛かるとともに、新たなスポンジ体を取り付ける際には、当該スポンジ体を取り付ける取付面に残った接着材などを綺麗に取り除く必要があり、さらに手間が掛かるという問題もある。また、上記スポンジ体を外さずに、当該スポンジ体が固着されている上記第2部材ごと交換する場合は、ランニングコストが嵩むという問題もある。
特開2000−23881号 特開2001−120468号
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、窓ガラスなどの平滑面を洗浄する清掃用部材を容易に絞ることができるとともに、清掃ヘッドに簡便に着脱させて固定することが可能な清掃用具を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、窓ガラスなどの平滑面を洗浄する平板状の清掃用部材と、この清掃用部材が一方側の取付面に着脱自在に取り付けられる平板状の清掃ヘッドと、この清掃ヘッドの他方側に設けられた操作棒とを備えた清掃具において、上記清掃ヘッドは、中央に位置する取付部と、この取付部を間に挟んで配設されるとともに、当該取付部の側部にヒンジ部材を介して面外方向に回動自在に連結されたウイング部とを有してなり、上記両ウイング部および上記取付部に亘って取り付けられる上記清掃用部材は、上記平滑面を洗浄する清掃体が表面に配設されているとともに、上記取付面と当接される裏面に各々の上記ウイング部を中央部側から個別に挿入して当該清掃用部材を上記清掃ヘッドに固定するポケット部が設けられていることを特徴するものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記清掃用部材と上記ポケット部との間に非吸水性素材からなる緩衝部材が配置されていることを特徴とするものである。
そして、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記取付部の取付面に、上記両ウイング部の取付面と当該取付部の取付面との段差分の長さ寸法を有するリブ部材が一つ以上立設されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、上記両ウイング部は、各々のヒンジ部の軸同士の間隔が、上記清掃用部材の厚さに対して、1:0.3〜1:1.0の比率に設定されていることを特徴するものである。
請求項1〜4に記載の本発明によれば、清掃ヘッドの中央に位置する取付部を間に挟んで配設され、当該取付部の側部にヒンジ部材を介して面外方向に回動自在に連結されたウイング部、および上記取付部に亘って取り付けられる清掃用部材が、平滑面を洗浄する清掃体が表面に配設されるとともに、各々の取付面と当接される裏面に、各々の上記ウイング部を中央部側から個別に挿入して、上記清掃用部材を上記清掃ヘッドに固定するポケット部が設けられているため、各々の上記ウイング部を折曲させることにより、簡便に上記清掃用部材を上記清掃ヘッドに着脱させることができる。これにより、使用後の汚れた上記清掃用部材を効率的に洗浄し乾燥させることができるとともに、当該清掃用部材の摩耗や破損により交換する際にも、清掃用部材のみ交換することにより、ランニングコストを低く抑えることができる。
また、上記清掃用部材の上記ポケット部に、各々の上記ウイング部を挿入して、上記清掃ヘッドに当該清掃用部材を取り付けた後、各々の当該ウイング部を開いて元に戻すことにより、上記清掃用部材は、上記清掃ヘッドにしっかりと固定される。この結果、上記清掃用部材を固定する固定部材を別途設ける必要がなく、構造を簡素にすることができるとともに、上記平滑面を強い力で擦っても、当該清掃用部材が上記清掃ヘッドから外れることなく当該平滑面を容易に洗浄することができる。
さらに、上記両ウイング部が上記取付部の側面に設けられた上記ヒンジ部を介して、当該両ウイング部を接近させる方向に回動させることにより、上記清掃用部材が上記両ウイング部の間で均一に押圧されるため、上記清掃用部材全体を均一に絞ることができる。これにより、上記清掃用部材に洗浄液などを含ませ過ぎた場合でも、上記清掃用部材を上記清掃ヘッドに取り付けた状態まま手を汚すことなく、余分な洗浄液を絞り出すことができる。
請求項2に記載の本発明によれば、上記清掃体と上記ポケット部との間に、非吸水性素材からなる緩衝部材が配置されているため、上記清掃用部材に洗浄剤などを含ませた際に、当該洗浄剤は上記緩衝部材に浸透せずに、上記清掃体のみに含浸させることができるとともに、上記清掃用部材を絞った際にも、上記緩衝部材側に上記洗浄剤を留まらせずに絞ることができる。これにより、上記清掃用部材を上記清掃ヘッドに取り付けた状態のまま、上記両ウイング部を折曲させて、当該清掃用部材を当該両ウイング部により押圧することにより、余分な洗浄剤を絞り出して、適度な量の洗浄剤を上記清掃体に含浸させることができる。
請求項3に記載の本発明によれば、上記取付部の取付面に、上記両ウイング部の取付面と当該取付部の取付面との段差分の長さ寸法を有するリブ部材が一つ以上立設されているため、上記清掃用部材を各々の上記取付面に亘って取り付けた際に、当該清掃用部材の上記清掃体側を上記平滑面に均一に当接させることができる。これにより、上記平滑面をムラなく均等に洗浄することができる。
請求項4に記載の本発明によれば、上記両ウイング部は、各々のヒンジ部の軸同士の間隔が、上記清掃用部材の厚さに対して、1:0.3〜1:1.0の比率に設定されているため、各々の上記ウイング部を近接させる方向に回動させて、上記清掃用部材を当該両ウイング部の間で均一に押圧することができ、当該清掃用部材全体を均一に絞ることができる。これは、上記比率より小さい比率に設定した場合、上記清掃用部材の上記両ウイング部の基端部側のみが押圧されてしまい、また上記比率より大きい比率の場合、上記清掃用部材の上記両ウイング部の先端部側のみが押圧されてしまうため、当該清掃用部材全体を均一に絞ることができないからである。
本発明の清掃具の一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。 本発明の清掃具の清掃ヘッドに回動自在に設けられた各々のウイング部を折曲させて、各々のウイング部を近接させた状態を示す背面図である。 本発明の清掃具の清掃ヘッドを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は(a)のA−A断面図である。 本発明の清掃具のウイング部を示し、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は正面図、(d)は底面図、(e)は(a)のA−A断面図、(f)は(d)B−B断面図である。 本発明の清掃具の清掃用部材を示し、(a)は平面図、(b)は分解断面図である。 本発明の清掃具のスクレーパーを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。 本発明の清掃具の清掃ヘッドと操作棒とを連結する連結部材を示し、(a)は平面図、(b)は右側面図、(c)は正面図、(d)は(a)のA−A断面図である。 本発明の清掃具の操作棒を示し、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は背面図、(e)は(a)のA−A断面図である。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態の清掃具1は、窓ガラスなどの平滑面を洗浄する平板状の清掃用部材8と、この清掃用部材8が一方側の取付面4に着脱自在に取り付けられる平板状の清掃ヘッド2と、この清掃ヘッド2の他方側に設けられた操作棒13と、当該清掃ヘッド2の端部に、嵌合部14aを介して設けられたスクレーパー14とを備えて概略構成されている。
ここで、清掃用部材8は、図5に示すように、長方形の平板状をなしている。この清掃用部材8は、一方側の表面に清掃体9が一面に亘って設けられている。この清掃体9は、例えば、ブラシ素材と極細繊維とを混在させて形成されている。そして、清掃用部材8の両ウイング部6、7の取付面4bおよび取付部3の取付面4aに当接される他方側の裏面に、各々のウイング部6、7を中央部側から個別に挿入して、清掃用部材8を清掃ヘッド2に固定するポケット部10が設けられている。
このポケット部10は、清掃用部材8の上記他方側の中央部に、挿入口10aが間隔を置いて長手方向に対向配置されている。さらに、清掃体9とポケット部10との間に、非吸水性素材からなる緩衝部材11が配置されている。この緩衝部材は、例えば、シリコーン樹脂からなる非吸水性素材により形成されているとともに、清掃体9と略同一のサイズにより形成されている。
また、清掃用部材8の厚さ寸法は、例えば、スクレーパー14が嵌合されている嵌合部14aの先端と、両ウイング部6、7の取付面4bとが面一線上にある場合に、図1(b)に示すように、スクレーパー14の先端部14bが当該取付面4bから突出した突出量Cに対して、その比率か1:0.3〜1:1.0に設定されている。
そして、平板状の清掃ヘッド2は、図3に示すように、長方形をなし、当該清掃ヘッドの長辺部の一方側から突出した平面視において凸状の取付部3が一体に設けられている。そして、この取付部3を間に挟んで、上記長辺部の長手方向に配設され、かつ取付部3の側部にヒンジ部材5を介して面外方向に回動自在に連結された一対のウイング部6、7が設けられている。
また、両ウイング部6、7は、各々のヒンジ部5aの軸5b同士の間隔が、清掃用部材8の厚さに対して、1:0.3〜1:1.0の比率に設定されている。この比率は、両ウイング部を近接する方向に回動させた際に、両ウイング部の間で清掃用部材8を押圧した際に、清掃用部材8全体が両ウイング部6、7により均一に押圧される間隔である。
そして、ウイング部6、7は、図4に示すように、長方形の平板状に形成されているとともに、長手方向の一方が基端部6c、7cをなし、当該基端部6c、7cに、ヒンジ部5aが形成されている。また、長手方向の他方が先端部6d、7dをなし、角隅部がR状に形成されているとともに、各々の当該角隅部に掛け部6b、7bが突出して形成されている。そして、清掃用部材8が取り付けられる取付面4bに、格子状に配置されたリブ6a、7aが一体に設けられている。
さらに、取付部3の取付面4aに、リブ部材12が複数個(図では3つ)設けられている。このリブ部材12は、当該取付部3の側部にヒンジ部材5を介して設けられた両ウイング部6、7の取付面4bと、当該取付部3の取付面4aとの段差分の長さ寸法に形成されて、清掃ヘッド2の短手方向に延在して立設されている。
また、清掃ヘッド2の長辺部の他方側から下面側に、スクレーパー14を取り付ける嵌合部14aが所定の角度、例えば45°に傾斜され、当該長辺部から突出し、かつ延設されて一体的に設けられている。この嵌合部14aに、スクレーパー14が嵌合されて、一体的に設けられている。このスクレーパー14は、図6に示すように、平板状の軟質材、例えば、シリコーン樹脂から形成されているとともに、清掃ヘッド2の上記長辺部の長寸法と略同一寸法に形成されている。また、スクレーパー14は、短手方向の略半分の幅の先端部14bと、残り半分の幅の基端部14cとに構成され、当該基端部14cが嵌合部14aに嵌合される。
そして、清掃ヘッド2の他方側の上面に、連結部材15を介して操作棒13が回動自在に連結されている。この連結部材15は、図7に示すように、平面視において略T字状をなし、水平棹部15aが垂直棹部15bから下方に傾斜して形成されている。この水平棹部15aの両端に設けられた凸部が、清掃ヘッド2の上面の長手方向に対向配置されて形成された係止部16の凹部に係止されて回動自在に連結されている。
また、垂直棹部15bの先端に貫通穴部15cが穿設されている。この貫通穴部15cは、操作棒13の先端部13aと連結され、清掃ヘッド2を操作棒13の軸線に対して、左右に回動させるように、ピン17を介して連結されている。また、操作棒13は、図8に示すように、先端部13aが側面視において凹部に形成されて、連結部材15の先端を挟み込むとともに、貫通孔13cが穿設されてピン17が挿通される。そして、操作棒13の基端部13bに、連結棒18が着脱自在に連結されている。
以上の構成による清掃具1を用いて、窓ガラスなどの平滑面を洗浄するには、まず、図2に示すように、清掃ヘッド2の取付部3に回動自在に連結された各々のウイング部6、7を折曲させて、当該両ウイング部6、7を近接させる方向に回動させる。
次いで、ウイング部6の先端部6d およびウイング7の先端部7dを清掃用部材8の各々のポケット部10の挿入口10aから挿入して、各々の先端部6d、7dをポケット部10の閉塞した端部側まで挿入する。この際に、各々の先端部6d、7dの角隅部がR状に形成されているため、各々のポケット部10にスムーズに挿入させることができるとともに、この角隅部に形成された掛け部6b、7bにより、各々のウイング部6、7から清掃用部材8が簡単に抜け出さないようになっている。
そして、両ウイング部6、7を離間する方向に回動させて、平板状の清掃用部材8を元の状態に戻す。この際に、清掃用部材8には、非吸水性素材としてシリコーン樹脂からなる緩衝部材11が設けられているため、当該シリコーン樹脂の弾性によって、清掃用部材8が元の状態に自然に戻るため、両ウイング部6、7にスプリングなどの付勢部材を別途設ける必要がない。
次に、窓ガラスなどの平滑面を洗浄するには、まず、清掃用部材8に洗浄剤を含ませる。この際、清掃用部材8に内部に、非吸水性の緩衝部材11が配設されていることにより、含ませた洗浄剤が内部に浸透せずに表面の清掃体9に含浸される。
そして、清掃用具1の操作棒13または連結棒18を把持して、清掃ヘッド2の両ウイング部6、7および取付部3に亘って取り付けられた清掃用部材8を窓ガラスの平滑面に押し当てるとともに、清掃ヘッド2の他方側の長辺部に設けられたスクレーパー14を当該平滑面に押し当てる。
この際、清掃用部材8の厚さ寸法が、スクレーパー14を嵌合する嵌合部14aの先端と、両ウイング部6、7の取付面4bとを面一線上に形成されて、スクレーパー14が当該取付面4bから突出する突出量に対して、その比率を1:0.3〜1:1.0に設定されているため、上記平滑面に清掃ヘッド2を操作棒13によって押し当てることにより、スクレーパー14と清掃用部材8とを同時に当該平滑面に当接させることになる。
そして、操作棒13を操作して、清掃ヘッド2を上から下へと移動させる。これより、上記平滑面に付着した汚れなどが、清掃体9のブラシ素材により掻き取られるとともに、極細繊維によって、掻き取られた汚れを拭いとり、かつスクレーパー14によって、上記平滑面に残った洗浄剤などの水分を拭うことができる。
さらに、清掃用部材8に洗浄剤をつぎ足しならがら、上記平滑面を隅々まで洗浄する。その際、清掃用部材8に上記洗浄剤を足し過ぎた場合には、清掃ヘッド2の取付部3に設けられた各々のウイング部6、7を近接する方向に回動させて、清掃用部材8をウイング部6、7により押圧して余分な洗浄剤などの水分を絞り出す。
また、ベランダなどが無い部屋の窓ガラスの外側を洗浄する際には、操作棒13の先端部13aと清掃ヘット2とを連結している連結部材15において回動させるとともに、操作棒13の基端部13bに連結棒18を取り付けて、室内側から洗浄する。その際に、連結部材15と操作棒13との接続部において、一定角度で固定可能な機構を用いることにより、安定した洗浄を行うことが可能となる。
そして、上記平滑面の洗浄が終了した際には、清掃ヘッド2の取付部3に回動自在に連結された各々のウイング部6、7を折曲させて、当該両ウイング部6、7を近接させるとともに、両ウイング部6、7が挿入されている清掃用部材8のポケット部10から、当該両ウイング部6、7を抜き取って、当該清掃用部材8を清掃ヘッド2から取り外す。そして、取り外した清掃用部材8に付着した洗浄剤や汚れを水などで洗浄し、手で絞った後に乾燥させる。そして、乾燥した清掃用部材8は、そのまま保管するか、また清掃ヘッド2に取り付けて,清掃具ごと保管する。
このように、清掃用部材8を清潔に保ちながら、当該清掃用部材8が摩耗や破損により使用不可能になるまで、繰り返し使用することになる。
上述の実施形態による清掃具1によれば、清掃ヘッド2の中央に位置する取付部3を間に挟んで配設され、当該取付部3の側部にヒンジ部材5を介して面外方向に回動自在に連結されたウイング部6、7、および取付部3に亘って取り付けられる清掃用部材8が、平滑面を洗浄する清掃体9が表面に配設されるとともに、各々の取付面4a、4bと当接される裏面に、各々のウイング部6、7を中央部側から個別に挿入して、清掃用部材8を清掃ヘッド2に固定するポケット部10が設けられているため、各々のウイング部6、7を折曲させることにより、簡便に清掃用部材8を清掃ヘッド2に着脱させることができる。これにより、使用後の汚れた清掃用部材8を効率的に洗浄することができるとともに、清掃用部材8の摩耗や破損により交換する際にも、清掃用部材8のみ交換することにより、ランニングコストを低く抑えることができる。
また、清掃用部材8のポケット部10に、各々のウイング部6、7を挿入して、清掃ヘッド2に清掃用部材8を取り付けた後、各々のウイング部6、7を開いて元に戻すことにより、清掃用部材8は、清掃ヘッド2にしっかりと固定される。この結果、清掃用部材8を固定する固定部材を別途設ける必要がなく、構造を簡素にすることができるとともに、上記平滑面を強い力で擦っても、清掃用部材8が清掃ヘッド2から外れることなく当該平滑面を容易に洗浄することができる。
さらに、両ウイング部6、7が取付部3の側面に設けられたヒンジ部5を介して、両ウイング部6、7を接近させる方向に回動させることにより、清掃用部材8が両ウイング部6、7の間で均一に押圧されるため、清掃用部材8全体を均一に絞ることができる。これにより、清掃用部材8に洗浄液などを含ませ過ぎた場合でも、清掃用部材8を清掃ヘッド2に取り付けた状態まま手を汚すことなく、余分な洗浄液を絞り出すことができる。
また、清掃用部材8は、清掃体9がブラシ素材と極細繊維とを混在させて形成されているため、窓ガラスなどの平滑面にこびりついた汚れを上記ブラシ素材により掻き落とすとともに、掻き落とした汚れを上記極細繊維により拭い取ることができる。この結果、塵や虫などがこびりつく室外側の窓ガラスにも、好適に使用することができる。
そして、清掃体9とポケット部10との間に、非吸水性素材からなる緩衝部材11が配置されているため、清掃用部材8に洗浄剤などを含ませた際に、当該洗浄剤は緩衝部材11に浸透せずに、清掃体9のみに含浸させることができるとともに、清掃用部材8を絞った際にも、緩衝部材側11に上記洗浄剤を留まらせずに絞ることができる。これにより、清掃用部材8を清掃ヘッド2に取り付けた状態のまま、両ウイング部6、7を折曲させて、清掃用部材8を両ウイング部6、7により押圧することにより、余分な洗浄剤を絞り出して、適度な量の洗浄剤を清掃体9に含浸させることができる。
さらに、取付部3の取付面4aに、両ウイング部6、7の取付面4bと当該取付部3の取付面4aとの段差分の長さ寸法を有するリブ部材12が三つ立設されているため、清掃用部材8を各々の取付面4a、4bに亘って取り付けた際に、清掃用部材8の清掃体9側を上記平滑面に均一に当接させることができる。これにより、上記平滑面をムラなく均等に洗浄することができる。
また、両ウイング部6、7は、各々のヒンジ部5aの軸同士の間隔が、清掃用部材8の厚さに対して、1:0.3〜1:1.0の比率に設定されているため、各々のウイング部6、7を近接させる方向に回動させて、清掃用部材8を両ウイング部6、7の間で均一に押圧することができ、清掃用部材8全体を均一に絞ることができる。これは、上記間隔を上記比率より小さい比率に設定した場合、清掃用部材8の両ウイング部6、7の基端部6c、7c側のみが押圧されてしまい、また上記比率より大きい比率の場合、清掃用部材8の両ウイング部6、7の先端部6d、7d側のみが押圧されてしまうため、清掃用部材8全体を均一に絞ることができないからである。
なお、上記実施の形態において、清掃部材8に積層された非吸水性部材からなる緩衝部材11をシリコーン樹脂を用いる場合のみ説明したが、これに限定されるものでなく、例えば、EVAやポリウレタン、またはクッション性を出すため発泡させた無膜スポンジを用いても対応可能である。
窓ガラスなどの平滑面を洗浄する清掃具に利用することができる。
1 清掃具
2 清掃ヘッド
3 取付部
4 取付面
5 ヒンジ部材
5a ヒンジ部
5b 軸
6,7 ウイング部
8 清掃用部材
9 清掃体
10 ポケット部
11 緩衝部材
12 リブ部材
13 操作棒

Claims (4)

  1. 窓ガラスなどの平滑面を洗浄する平板状の清掃用部材と、この清掃用部材が一方側の取付面に着脱自在に取り付けられる平板状の清掃ヘッドと、この清掃ヘッドの他方側に設けられた操作棒とを備えた清掃具において、
    上記清掃ヘッドは、中央に位置する取付部と、この取付部を間に挟んで配設されるとともに、当該取付部の側部にヒンジ部材を介して面外方向に回動自在に連結されたウイング部とを有してなり、
    上記両ウイング部および上記取付部に亘って取り付けられる上記清掃用部材は、上記平滑面を洗浄する清掃体が表面に配設されているとともに、上記取付面と当接される裏面に各々の上記ウイング部を中央部側から個別に挿入して当該清掃用部材を上記清掃ヘッドに固定するポケット部が設けられていることを特徴する清掃具。
  2. 上記清掃用部材は、上記清掃体と上記ポケット部との間に非吸水性素材からなる緩衝部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
  3. 上記取付部の取付面に、上記両ウイング部の取付面と当該取付部の取付面との段差分の長さ寸法を有するリブ部材が一つ以上立設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の清掃具。
  4. 上記両ウイング部は、各々のヒンジ部の軸同士の間隔が、上記清掃用部材の厚さに対して、1:0.3〜1:1.0の比率に設定されていることを特徴する請求項1〜3のいずれかに記載の清掃具。
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