JP2014046054A - ネイル用ステッカー及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルムの表面に装飾性に優れた立体的な印刷層からなる模様を形成したネイル用ステッカー、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカー1であって、合成樹脂製のフィルム10と、フィルム10の表面10aにオフセット印刷にて印刷形成された平面印刷層21と、平面印刷層21の表面に透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて重ねて印刷形成された立体印刷層25と、フィルム10の裏面に設けた粘着層30と、粘着層30に貼付した剥離シート40とを備える。フィルム10の表面10aに立体的な印刷層からなる装飾性の高い模様を印刷形成することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、人の爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカー及びその製造方法に関する。
一般的に、女性は、お洒落の一つの手段として自分の手や爪(ネイル)を美しく手入れをし、それを維持する。このことで、他人への美的アピールをすることはもちろん、自分自身も満足感を得ている。このように、爪は、ファッションとしての一角を占めるだけではなく、全体コーディネーションの完成とも言え、無くてはならないとても重要な部分として認識されている。さらに、現在の美容産業の発達により単純なマニキュアの代わりに様々な模様や文字などを印刷(ネイルアート)したり、人工ネイル(人工爪)を用いて自分だけの個性と美しさを醸し出すケースが増えている。
しかし、爪にマニキュアを施すネイルアートの場合、その作業に時間や手間がかかるだけでなく、自らの手に作業をすることが容易ではない。そのため、専門家に別途の高費用を払い、作業を行ってもらうケースが殆どである。さらに、度重なる水仕事や手洗いなどにより、せっかく施したネイルアートが幾日も経たないうちに剥がれてしまうので、コストパフォーマンスの面において効率が低いという問題があった。
さらに、例えば特許文献1に示すように、爪に貼り付けて装飾する爪装飾用のステッカーがある。しかしながら、従来の爪装飾用のステッカーは、模様(絵柄)を含めた全体が平面的で単純なものが多く、模様の触り心地があまり良くいうえに、高級感に欠けるという短所が指摘されている。特に、従来の爪装飾用のステッカーは、基材であるフィルムの表面に立体的で装飾性に優れた絵柄の印刷層を形成したものが無かった。また、従来の技術では、フィルムの表面に立体的な印刷層からなる模様を印刷形成したネイル用ステッカーを製造しようとすると、その工程に多大な手間と時間を要するものであった。そのため、立体的な印刷層からなる模様を有するネイル用ステッカーは、短時間で大量に製造できないという課題があった。
特開2004−202768号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、短時間で大量に製造することが可能でありながら、フィルムの表面に立体的な印刷層からなる装飾性に優れた模様を印刷形成したネイル用ステッカー、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るネイル用ステッカーは、爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカーであって、合成樹脂製のフィルム(10)と、フィルム(10)の表面(10a)に印刷形成された平面状の第1印刷層(21)と、透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて第1印刷層(21)の表面に重ねて印刷形成された立体状の第2印刷層(25)と、フィルム(10)の裏面(10b)に設けた粘着層(30)と、粘着層(30)に貼付した剥離シート(40)とを備えることを特徴とする。
本発明にかかるネイル用ステッカーによれば、フィルムの表面に例えばオフセット印刷などの印刷工法にて印刷形成された平面状の第1印刷層と、透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて第1印刷層の表面に重ねて印刷形成された立体状の第2印刷層とを備えることで、フィルムの表面に立体的かつ装飾性に優れた美しい模様(絵柄)を印刷形成することができる。すなわち、平面状の第1印刷層によって模様の高い装飾性及び多色性を確保しながら、透明又は半透明のインキによる立体的な装飾層によって、模様に立体感を持たせることができ、良好な手触りを確保することができる。また、既存の平面印刷(例えば、オフセット印刷)の手法とシルクスクリーン印刷などスクリーン印刷の手法を用いてフィルムの表面に高精細かつ色彩豊かで立体的な印刷層からなる模様(絵柄)を施すことができるので、高度な手法や複雑高価な印刷装置を使用する必要がなく、既存の印刷装置を用いた簡単な工程で、装飾性が高く手触りの良い模様をフィルムの表面に形成することができる。
また、上記のネイル用ステッカーでは、第1印刷層(21)及び第2印刷層(25)は、紫外線硬化型インキを用いて印刷形成された印刷層であってよい。この構成によれば、フィルムの表面に印刷形成した第1印刷層及び第2印刷層を直ちに乾燥(硬化)させることができるので、短時間で大量の模様をフィルムの表面に印刷形成することができ、ネイル用ステッカーの大量生産が可能となる。
また、上記のネイル用ステッカーでは、第1印刷層(21)は、オフセット印刷にて印刷形成された印刷層であってよい。この構成によれば、オフセット印刷にて多色かつ高精細な模様を印刷することができるので、ネイル用ステッカーに装飾性が高く美しい模様を施すことができる。また、オフセット印刷によれば、短時間での印刷が可能となるので、ネイル用ステッカーの大量生産を実現できる。
また、上記のネイル用ステッカーでは、フィルム(10)は、塩化ビニル樹脂製又はウレタン樹脂製のフィルム(10)であってよい。この構成によれば、フィルムに適度の伸縮性を持たせることができるので、爪又は人工爪の湾曲面に沿って綺麗に貼付することが可能なネイル用ステッカーとなる。また、塩化ビニル樹脂製又はウレタン樹脂製のフィルムは、特に紫外線硬化型インキとの相性が良いので、フィルムの表面に高精細な模様を印刷形成することが可能となる。
また、本発明に係るネイル用ステッカーの製造方法は、爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカーの製造方法であって、合成樹脂製のフィルム(10)の表面(10a)に平面状の第1印刷層(21)を印刷形成する工程と、透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて第1印刷層(21)の表面に重ねて立体状の第2印刷層(25)を印刷形成する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明に係るネイル用ステッカーの製造方法によれば、既存の印刷機械を用いた簡単な工程で、フィルムの表面に立体的な印刷層からなる装飾性に優れた模様を形成することができる。また、フィルムの表面に立体的な印刷層からなる装飾性に優れた模様を形成したネイル用ステッカーを短時間で大量に製造することが可能となる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかるネイル用ステッカー及びその製造方法によれば、簡単な工程で、フィルムの表面に立体的かつ高精細な模様を印刷形成することで、装飾性に優れた高級感のあるネイル用ステッカーを大量生産することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかるネイル用ステッカーを示す概略の平面図である。 ネイル用ステッカーの概略の側断面図である。 ネイル用ステッカーの製造方法を説明するための図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるネイル用ステッカーを示す概略の平面図、図2は、ネイル用ステッカーを示す概略の側断面図(図1のX−X矢視断面図)、図3は、ネイル用ステッカーの製造方法を説明するための図である。
図1及び図2に示すネイル用ステッカー1は、爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカーであって、合成樹脂製のフィルム10と、該フィルム10の表面10aに印刷形成された印刷層20と、フィルム10の裏面10bに設けた粘着層30と、粘着層30に貼付した剥離シート40とを備えて構成されている。なお、本実施形態のネイル用ステッカー1には、フィルム10と粘着層30と剥離シート40が予め一体となった市販品のステッカー(シール)を用いることもできる。その場合は、当該市販品のステッカーの表面(フィルム10の表面10a)に、後述する印刷工程により印刷層20を形成する。
フィルム10を構成する合成樹脂材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル樹脂、ポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニルなどのハロゲン化樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂などが挙げられる。特に、フィルム10の材料としては、ポリ塩化ビニル系樹脂とポリウレタン系樹脂が好適に用いられる。また、フィルム10を構成する合成樹脂材は、透明(着色された透明を含む)又は半透明であることが好ましい。
図2に示すように、フィルム10の表面10aに印刷形成された印刷層20は、フィルム10の表面に紫外線硬化型インキ(UVインキ)を用いたオフセット印刷(平版印刷)にて平面状に印刷形成された平面印刷層(第1印刷層)21と、該平面印刷層21の表面に透明又は半透明(着色されたものであってもよい)のUVインキを用いたスクリーン印刷にて立体状に印刷形成された立体印刷層(第2印刷層)25とを備えている。立体印刷層25は、平面印刷層21の形状(外縁形状)と同形状に重ねて印刷形成されている。
上記構成のネイル用ステッカー1を製造する際に、フィルム10の表面10aに印刷層20を印刷形成する工程について説明する。フィルム10の表面10aに印刷層20を印刷形成するには、まず、UVインキを用いたオフセット印刷によって、フィルム10の表面10aに平面印刷層21を形成する。ここで、オフセット印刷は、安価であり大量かつ精密に印刷できる印刷技術である。また、多色による印刷が可能である。そのため、平面印刷層21の印刷形成にオフセット印刷を用いれば、高精細な模様(絵柄)を高速で印刷することが可能となる。なお、模様の印刷に際しては、形成する模様に応じて色の選択や配置を適宜に行う。
次に、透明又は半透明のUVインキを用いたスクリーン印刷によって、平面印刷層21の表面に重ねて立体印刷層25を印刷形成する。すなわち、メッシュ状のスクリーンを通過させた透明又は半透明のUVインキを平面印刷層21の表面に付着させることで、平面印刷層21に立体印刷層25を重ねて形成する。このとき、立体印刷層25は、平面印刷層21と同形状とし、平面印刷層21の上に立体印刷層25が完全に重なるように印刷形成する。ここでのスクリーン印刷としては、シルクスクリーンを用いたスクリーン印刷(シルクスクリーン印刷)が望ましい。スクリーン印刷は、様々な対象物に印刷が可能である。したがって、平面印刷層21の表面にスクリーン印刷で立体印刷層25を重ねて印刷することが簡単に行える。こうして、フィルム10の表面10aに立体的な印刷層20からなる高精細かつ多色の模様を印刷形成することが可能となる。すなわち、立体印刷層25を透かして見える平面印刷層21によって模様(絵柄)及びその色彩に高い装飾性を持たせることが可能であり、かつ、立体印刷層25によって模様に立体感を持たせることで、模様の手触りを良好にすることができ、かつ外観に高級感を持たせることができる。
ネイル用ステッカー1を作成するには、図3(a)に示すような、フィルム10と粘着層30と剥離シート40が一体になったステッカーを用意する。そして、当該ステッカーにおけるフィルム10の表面10aに、まず、UVオフセット印刷機(UVインキによるオフセット印刷を行う印刷機)を用いて、平面印刷層(UV印刷層)21からなる模様を印刷形成する(図3(b))。次に、オフセット印刷により形成された平面印刷層21の上に、透明又は半透明のUVインキを使用したスクリーン印刷機により立体印刷層25を印刷形成する(図3(c))。これにより、ネイル用ステッカー(フィルム10)の表面に立体的な印刷層20からなる模様を印刷形成することができる。なおこの場合、図示は省略するが、予めロールに巻き取られているステッカーを引き出して送りながら、その表面に上記の平面印刷層21と立体印刷層25をこの順に印刷形成することで、フィルム10の表面10aに連続的に模様(絵柄)を形成することができる。その後、フィルム10を模様の外周に沿う型抜線50にて型抜き加工する(図3(d))。以上により、ネイル用ステッカー1が完成する。
図1に示すネイル用ステッカー1は、図示しないピンセットなどで摘んで型抜線50に沿って剥離シート40から剥がし、爪の表面、又は爪に装着した人工爪の表面に貼付する。爪又は人工爪の表面には、予めベースコートと呼ばれる下地剤を塗布しておいてもよい。そして、爪又は人工爪の表面に貼付したネイル用ステッカー1の上からトップコートと呼ばれるコーティング剤を塗布することで、ネイル用ステッカー1及びその周辺の表面をコーティングする。
以上説明したように、本実施形態に係るネイル用ステッカー1によれば、フィルム10の表面10aにオフセット印刷にて印刷形成された平面印刷層(第1印刷層)21と、この平面印刷層21の表面に透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて重ねて印刷形成された立体印刷層(第2印刷層)25とを備えることで、簡単な工程で、フィルム10の表面10aに立体的な印刷層からなる模様を印刷形成することができる。すなわち、オフセット印刷にて印刷形成された平面印刷層21の上に、スクリーン印刷にて立体印刷層25を重ねて形成することで、フィルム10の表面10aに立体的な印刷層からなる装飾性に優れた模様(絵柄)を短時間で効率良く形成することができる。また、既存のオフセット印刷の手法とスクリーン印刷の手法を用いてフィルム10の表面10aに立体的な印刷層からなる模様を施すことができるので、高度な手法や複雑高価な印刷装置を使用する必要がなく、既存の印刷装置を用いた簡単な工程で、装飾性が高く、手触りが良く、高級感のある模様をフィルム10の表面10aに印刷形成することができる。
また、本実施形態のネイル用ステッカー1では、平面印刷層21及び立体印刷層25は、紫外線硬化型インキを用いたUV印刷にて印刷形成された印刷層である。この構成によれば、フィルム10の表面10aに印刷形成した平面印刷層21及び立体印刷層25を直ちに乾燥(硬化)させることができるので、短時間で大量の模様をフィルム10の表面10aに印刷形成することができる。したがって、装飾性の高い立体的な模様を施したネイル用ステッカーの大量生産が可能となる。
また、ネイル用ステッカー1に形成した印刷層は、シルクスクリーン印刷によって形成された立体印刷層25を有している。このシルクスクリーン印刷による立体印刷層25は、表面が粗く手触りにざらつき感を有する印刷層である。そのため、立体印刷層25の外観及び手触りに高級感を持たせることができる。また、立体印刷層25の表面が粗いことで、爪などに貼付したネイル用ステッカー1の表面にコーティング剤などを塗布した場合でも、コーティング剤の接着性を高めることができるので、立体印刷層25からコーティング剤が剥がれ難くなるという効果を有する。したがって、塗布したコーティング剤を長期に渡って維持することができるようになる。
また、本実施形態のネイル用ステッカーでは、平面印刷層21は、オフセット印刷にて印刷形成された印刷層である。これによれば、オフセット印刷にて多色かつ高精細な模様を印刷することができるので、ネイル用ステッカー1に装飾性が高く美しい模様を施すことができる。また、オフセット印刷によれば、短時間での印刷が可能となるので、ネイル用ステッカーの大量生産を実現できる。
また、上記のネイル用ステッカーでは、フィルム10を構成する合成樹脂として、塩化ビニル樹脂又はウレタン樹脂を用いるとよい。この構成によれば、フィルム10に適度の伸縮性を持たせることができるので、爪又は人工爪の湾曲面に沿って綺麗に貼付することが可能なネイル用ステッカーとなる。また、塩化ビニル樹脂製又はウレタン樹脂製のフィルム10は、紫外線硬化型インキとの相性が良いので、フィルム10の表面10aに高精細な模様を印刷形成することが可能となる。
また、本実施形態のネイル用ステッカーの製造方法は、合成樹脂製のフィルム10の表面10aに平面印刷層21をオフセット印刷にて印刷形成する工程と、平面印刷層21の表面にスクリーン印刷(シルクスクリーン印刷)にて該平面印刷層21と同形状に重ねて立体印刷層25を印刷形成する工程とを含むものである。
このネイル用ステッカーの製造方法によれば、既存の印刷機械を用いた簡単な工程で、フィルム10の表面10aに立体的で装飾性に優れた模様を形成することができる。また、フィルム10の表面10aに立体的で装飾性に優れた模様の印刷層を形成したネイル用ステッカー1を短時間で大量に製造することが可能となる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。たとえば、上記実施形態では、平面印刷層21を印刷形成する手法(工法)として、オフセット印刷を挙げたが、これ以外にも平面状の印刷層を形成できる手法であれば、例えばグラビア印刷など他の手法を用いて印刷することも可能である。
1 ネイル用ステッカー
10 フィルム
10a 表面
10b 裏面
20 印刷層
21 平面印刷層(第1印刷層)
25 立体印刷層(第2印刷層)
30 粘着層
40 剥離シート
50 型抜線
本発明に係るネイル用ステッカーは、爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカーであって、合成樹脂製のフィルム(10)と、フィルム(10)の表面(10a)に印刷形成された平面状の第1印刷層(21)と、透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて第1印刷層(21)の表面に該第1印刷層(21)の外縁形状と同形状に重ねて印刷形成された立体状の第2印刷層(25)とからなる模様の印刷層と、フィルム(10)の裏面(10b)に設けた粘着層(30)と、粘着層(30)に貼付した剥離シート(40)とを備えることを特徴とする。
本発明にかかるネイル用ステッカーによれば、フィルムの表面に例えばオフセット印刷などの印刷工法にて印刷形成された平面状の第1印刷層と、透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて第1印刷層の表面に該第1印刷層の外縁形状と同形状に重ねて印刷形成された立体状の第2印刷層とからなる模様の印刷層を備えることで、フィルムの表面に立体的かつ装飾性に優れた美しい模様(絵柄)を印刷形成することができる。すなわち、平面状の第1印刷層によって模様の高い装飾性及び多色性を確保しながら、透明又は半透明のインキによる立体的な装飾層によって、模様に立体感を持たせることができ、良好な手触りを確保することができる。また、既存の平面印刷(例えば、オフセット印刷)の手法とシルクスクリーン印刷などスクリーン印刷の手法を用いてフィルムの表面に高精細かつ色彩豊かで立体的な印刷層からなる模様(絵柄)を施すことができるので、高度な手法や複雑高価な印刷装置を使用する必要がなく、既存の印刷装置を用いた簡単な工程で、装飾性が高く手触りの良い模様をフィルムの表面に形成することができる。

Claims (5)

  1. 爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカーであって、
    合成樹脂製のフィルムと、
    前記フィルムの表面に印刷形成された平面状の第1印刷層と、
    透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて前記第1印刷層の表面に重ねて印刷形成された立体状の第2印刷層と、
    前記フィルムの裏面に設けた粘着層と、
    前記粘着層に貼付した剥離シートと
    を備えることを特徴とするネイル用ステッカー。
  2. 前記第1印刷層及び前記第2印刷層は、紫外線硬化型インキを用いて印刷形成された印刷層である
    ことを特徴とする請求項1に記載のネイル用ステッカー。
  3. 前記第1印刷層は、オフセット印刷にて印刷形成された印刷層である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のネイル用ステッカー。
  4. 前記フィルムは、塩化ビニル樹脂製又はウレタン樹脂製のフィルムである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のネイル用ステッカー。
  5. 爪又は人工爪に貼付するネイル用ステッカーの製造方法であって、
    合成樹脂製のフィルムの表面に平面状の第1印刷層を印刷形成する工程と、
    透明又は半透明のインキを用いたスクリーン印刷にて前記第1印刷層の表面に重ねて立体状の第2印刷層を印刷形成する工程と、
    を含むことを特徴とするネイル用ステッカーの製造方法。
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