JP2014045877A - 実物に近似したnゲージ鉄道模型の通電自連型連結器 - Google Patents
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Abstract
【課題】Nゲージ鉄道模型において従来実物に近似した通電自連型連結器が存在しなかったので、機関車等の動力車が集電不良により途中で止まってしまったり、前照灯付き車両ではちらつきが発生するなどその姿態が不自然であった。
【解決手段】通電自連型連結器を用い、車両全てで電気的にも接続されているので、前記のようなトラブルの回避や、レールと車輪との間のスパークによる汚れの低減を期待できる。また実物に近似した通電自連型連結器としたので、編成の先頭にたつ機関車等にも搭載させることが可能になり、より実物に近いNゲージ鉄道模型の実現が図れる。
【選択図】 図1
Description
本発明は実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器の技術に関する。
Nゲージ鉄道模型の連結器において、従来実物に近似した通電自連型連結器は存在しなかった。Nゲージ鉄道模型の通電自連型連結器を用いれば、連結時に電気接点も接続するのでいままで実現しなかったNゲージでの機関車、客車、貨車等の編成全てでの集電ができるものである。
一方Nゲージ鉄道模型の連結器において、従来電気接点付き連結器は新幹線用の特殊な形状の連結器が使用されている。
Nゲージ鉄道模型にあっては、車両同士を連結し通電させるのに実物と形態が違う新幹線用のフックリングカプラーや、縮尺が1/80のHOゲージ用の大きな通電カプラーのものが考えられている。しかしながら、従来は、実物に近似したNゲージ鉄道模型での通電機能付き自連型連結器は存在しなかったので次のような不都合があった。
Nゲージ鉄道模型は、2本のレールからそれぞれ+極−極のDC12Vを受電し、車輪を介しモーター搭載の動力車のモーターを動かし、ギアを伝って動かしたり前照灯や室内灯やヘッドサイン等付きの車両では、LED等を使用し実物同様のイメージでライトの点灯などをしたりしている。しかしレールや車輪等の汚れ等により通電が悪くなり、結果車両が止まってしまったり、ライト付き車両ではライトのちらつきが発生したり、特にスローでの運転中分岐器付近で止まってしまうことが多くその姿態が不自然であった。
Nゲージ鉄道模型における車両同士を連結するための連結器において、連結すべき2個の連結器のそれぞれは、電気伝導性のある材料の連結器フレーム及び、電気伝導性のある材料の連結器フック及び、連結器フレームと連結器フックを電気的に遮断する連結器ベース及び、それぞれの部材をつなぐ割ピンを有してなり、連結器時に連結器フレームが割ピンを軸に動き、相互の連結器のフレーム部とフック部が接触して、電気的に接続できることを特徴とする実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器を特徴とする。
以下本発明に係る実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器の実施例を、図面に基づいて説明する。
図1には実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器の分解斜視図が示されている。この実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器は、特に限定はされないが4つのパーツから構成されている。
つまりこの実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器は図1に示すように、
自連型連結器ピン(以下単にピンと称す)1,自連型連結器ベース(以下単にベースと称す)2,自連型連結器フレーム(以下単にフレームと称す)3,自連型連結器フック(以下単にフックと称す)4,から構成されている。
自連型連結器ピン(以下単にピンと称す)1,自連型連結器ベース(以下単にベースと称す)2,自連型連結器フレーム(以下単にフレームと称す)3,自連型連結器フック(以下単にフックと称す)4,から構成されている。
ここでベース2は、全体が弾力性に富む材料から構成されており、その枝部2aには切り込みが形成され連結時には、2b,3bに入ったピン1を軸にフレームの端部3aがベース2aを押し出し動きお互いのフックとベースの間隔が広がり受容できるようになっている。
一方フック4とフレーム3は、通電性の高い金属を使用しており、図4に示すように車両A側のフレーム3が連結時に車両B側のフック4と接触し、電気的に+が流れ同じく車両A側のフック4’が連結時に、車両B側のフレーム3’と接触し、電気的に−が流れる仕組みである(この場合のフレーム3とフック4の作用については後述する。)
フック4とベース2はベース2の2c部とフック4の4a部が、4cと2dを合わせるようにベース2を上から系合することになり一体化されるようになっている。一体化したものは5である。図5
又ピン1は、前述したフック4とベース2の一体化したもの5と、フレーム3のそれぞれ3bと2b部を貫通し一体化されるようになっている。図2。
これら図2から明らかなように、本発明の一実施形態に係る連結器は、実車に設置されている自連型連結器と極めてよく似た形状で形成されている。
そしてこのようにして一体化されたピン1,ベース2,フレーム3,フック4(以下一体化させたピン1及びベース2及びフレーム3及びフック4全体を指すときは、連結器本体と称す)
連結器は、図3(平面図)に示すように車両の前部及び後部に取り付けられる。
次に本実施例の作用を説明する。
車両A、Bをレールにセットしたままの状態で図3に示すように、連結すべき車両同士を接近させる。するとフック4の背部4bが相手側のフック4b’に突き当たるとともに、両車両のフレーム3が3b,2b部を貫通したピン1を軸に外側へ押し出され、両車両のフレーム3が開き連結器同士が連結される。
同時に車両A側のフレーム3と車両B側のフック4に+電流が流れ、車両A側のフック4と車両B側のフレーム3に−電流が流れ、お互い電気的にも接続される。その時フレーム3部3aはベース2a部の弾性により元に戻る。(図4)
一方連結器同士の連結を解くには同じく車両A、Bどちらか片方の車両を持ち上げると上下方向へ外れる。
前記した手段によれば車両全てで電気的にも接続されているので、前記のようなトラブルの回避やレールと車輪との間のスパークによる汚れの低減を期待できる。また実物に近似した自連式連結器としたので、編成の先頭に立つ機関車等にも搭載させることが可能になりより実物に近いNゲージ鉄道模型の実現が図れる。
すなわち実施例の連結器によれば、通電性を持ったフック4及びフレーム3が絶縁体で出来たベース2をピン1を介して出来上がったので、つまり通電式連結器としたので動力車や前照灯、室内灯等搭載の車両を、隣合う車両全てと電気的にも接続することが可能となりより趣味感を満足させるNゲージ鉄道模型の連結器の実現が図れる。
又外観的にも自連型の連結器としたので、スケーリング則に従って実物の連結器を縮尺したものとほぼ同様の幅の連結器が得られることになり、この点でも趣味感を満足させるNゲージ鉄道模型の連結器の実現が図れることになる。
本発明の実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器は、Nゲージ鉄道模型における車両同士を電気的にも接続するための連結器において、連結すべき2個のそれぞれがピン,ベース,フレーム,フックを有してなり、フレーム3の3a部がベース2の2a部を押し出してフレーム3が開き連結できると同時に、電気的にも接続できるように構成されているので全車両を電気的にも結び、且つ実物に近い形を縮尺したものとほぼ同様の幅の連結器の外観が得られるようになりより趣味感の高いNゲージ鉄道模型の連結器の実現が図れる。
Nゲージ鉄道模型における車両同士を連結するための連結器において、連結すべき2個の連結器のそれぞれは、電気伝導性のある材料の連結器フレーム及び電気伝導性のある材料の連結器フック及び連結器フレームと連結器フックを電気的に遮断する連結器ベース及びそれぞれの部材をつなぐ割ピンを有してなり、連結時に連結器フレームが割ピンを軸に動き相互の連結器のフレーム部とフック部が接触して電気的に接続でき且つ実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器が提供でき趣味性を満足させることができる。
1 ピン
2 ベース
2a ベース枝部
2b ベース貫通穴
2c バース固定突起部
2d ベースナックル窪み部
3 フレーム
3a フレーム胴部
3b フレーム貫通穴
4 フック
4a フック固定窪み部
4b フックナックル部
4c フックナックル突起部
2 ベース
2a ベース枝部
2b ベース貫通穴
2c バース固定突起部
2d ベースナックル窪み部
3 フレーム
3a フレーム胴部
3b フレーム貫通穴
4 フック
4a フック固定窪み部
4b フックナックル部
4c フックナックル突起部
Claims (3)
- Nゲージ鉄道模型における車両同士を連結するための連結器において、連結すべき2個の連結器のそれぞれは電気伝導性のある材料の連結器フレーム及び、電気伝導性のある材料の連結器フック及び、連結器フレームと連結器フックを電気的に遮断する連結器ベース及び、それぞれの部材をつなぐ割ピンを有してなり連結時に連結器フレームが割ピンを軸に動き相互の連結器のフレーム部とフック部が接触して電気的に接続できることを特徴とする実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器。
- 連結器フレームと連結器フック及び連結器ベース及び割ピンとは別パーツによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器。
- 連結器フレームと連結器フックは、電気伝導性のある材料で連結器ベースは、弾力のある樹脂製、割ピンはステンレスで構成されていることを特徴とする請求項1記載の実物に近似したNゲージ鉄道模型の通電自連型連結器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012190092A JP2014045877A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 実物に近似したnゲージ鉄道模型の通電自連型連結器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012190092A JP2014045877A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 実物に近似したnゲージ鉄道模型の通電自連型連結器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014045877A true JP2014045877A (ja) | 2014-03-17 |
Family
ID=50606186
Family Applications (1)
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JP2012190092A Pending JP2014045877A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 実物に近似したnゲージ鉄道模型の通電自連型連結器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014045877A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6480070B1 (ja) * | 2018-09-05 | 2019-03-06 | 株式会社トミーテック | 模型用通電カプラー、鉄道模型車両および模型用通電ユニット |
-
2012
- 2012-08-30 JP JP2012190092A patent/JP2014045877A/ja active Pending
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JP6480070B1 (ja) * | 2018-09-05 | 2019-03-06 | 株式会社トミーテック | 模型用通電カプラー、鉄道模型車両および模型用通電ユニット |
EP3623026A1 (en) | 2018-09-05 | 2020-03-18 | TOMYTEC Co., Ltd. | Model energization coupler, railway model vehicle, and model energization unit |
US11745113B2 (en) | 2018-09-05 | 2023-09-05 | Tomytec Co., Ltd. | Model energization coupler, railway model vehicle, and model energization unit |
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