JP2014045216A - 治具の特定支援装置、治具の特定支援方法及び治具の特定支援プログラム - Google Patents

治具の特定支援装置、治具の特定支援方法及び治具の特定支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】総数が所定数未満の電子部品を搭載した治具を探し出す際の作業負担を軽減する。
【解決手段】部品運用支援装置11は、マウンタ装置17を使用して基板ユニットに搭載する電子部品20Aを識別する識別子と、電子部品を搭載する治具20を識別する識別子とを対応付けて記憶するデータベース12と接続する。部品運用支援装置11は、マウンタ装置に装着された1又は複数の治具に搭載された電子部品の総数が計画達成までに要する計画必要数未満であるか否かを判定する補充判定部54を有する。更に、部品運用支援装置11は、電子部品の総数が計画必要数未満の場合に、マウンタ装置に装着されていない治具であって、当該電子部品を搭載した治具の識別子をデータベース12から特定する第4表示制御部58を有する。更に、第4表示制御部58は、特定された治具の識別子を有する当該治具のLED20Eを発光させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、治具の特定支援装置、治具の特定支援方法及び治具の特定支援プログラムに関する。
従来、プリント基板に電子部品を実装させた基板ユニットは、マウンタ装置やリフロー装置等が配備された製造ラインで生産される。例えば、製造ラインでは、マウンタ装置等の部品搭載装置が、製造ラインから供給されたプリント基板に電子部品を搭載する。続いて、リフロー装置は、プリント基板に搭載された電子部品を熱処理で硬化させた半田で固定する。このような製造ラインの中で、マウンタ装置は、基板ユニットの生産能力を決定付ける装置の一つである。
では、マウンタ装置の動作について、具体的な例を挙げて説明する。図18は、マウンタ装置が電子部品を配置する動作の一例を示す説明図である。図18に示すマウンタ装置900は、装着位置902に装着された治具905から電子部品903を吸着ヘッド901に吸着させ、吸着された電子部品903をプリント基板904の定められた位置に搭載する。電子部品903を搭載した治具905は、基板ユニットの生産を開始する前に、作業者によってマウンタ装置900の装着位置902に装着される。例えば、図18に示すマウンタ装置900には、アドレス番号が付された装着位置902が設けられており、作業者は、定められたアドレス番号の装着位置902に、電子部品903を搭載した治具905を装着する。
次に、作業者が、電子部品903を搭載した治具905をマウンタ装置900に装着する作業について説明する。ここでは、マウンタ装置900が、計画Aで、電子部品「a、b、c、d、e」を搭載した基板ユニットを生産し、計画Aの終了後、マウンタ装置900が、計画Bで、電子部品「h、i、b、k」を搭載した基板ユニットを生産する場合を例に説明する。
作業者は、計画A及び計画Bに用いられる電子部品903が記された紙リストを参照して、管理倉庫に保管されている電子部品903を収集し、現場に出材する。作業者は、出材された電子部品903を治具905に搭載し、電子部品903が搭載された治具905を待機場に保管する。そして、作業者は、計画A及び計画Bに必要な電子部品903が揃うまで、電子部品903及び治具905を計画単位で保管する。
続いて、作業者は、計画Aに必要な電子部品903の治具905をマウンタ装置900に装着する。図18に示す例の場合、作業者は、装着位置902の「1、2、3、4、5」に電子部品903の「a、b、c、d、e」の順で治具905を装着する。すなわち、作業者は、アドレス「1」の装着位置902に電子部品903の「a」の治具905を装着し、アドレス「2」の装着位置902に電子部品903の「b」の治具905を装着する。また、作業者は、アドレス「3」の装着位置902に電子部品903の「c」の治具905を装着し、アドレス「4」の装着位置902に電子部品903の「d」の治具905を装着し、アドレス「5」の装着位置902に電子部品903の「e」の治具905を装着する。尚、この運用方式は、装着位置902と電子部品903の治具905との組み合わせが計画単位で一意に決定されており、固定配列方式と呼ばれる。
続いて、計画Aが終了して計画Bを開始する場合、作業者は、マウンタ装置900の定められた装着位置902に計画Bで用いられる電子部品903の治具905を装着する、段替え作業を行う。このため、作業者は、段替え作業の都度、マウンタ装置900の装着位置902に装着された全ての電子部品903の治具905を取り外し、計画単位に保管された治具905をマウンタ装置900の装着位置902に装着する。
この段替え作業において、複数の計画で使用される電子部品903については、同じ電子部品903を搭載した治具905を使いまわすように運用する場合がある。例えば、計画Aが終了後、作業者は、計画Aで使用した電子部品903の「b」の治具905を計画Bでもマウンタ装置900に装着する。このように、電子部品903の「b」の治具905を使い回すことで、作業者の作業負担を軽減し、電子部品903の在庫を削減できる。
また、他の運用方式として、装着位置902と電子部品903の治具905との組み合わせをマウンタ装置900に判定させる場合がある。この運用方式では、治具905と電子部品903との組み合わせを治具905内に設けられたメモリに予め記憶しておく。治具905がマウンタ装置900に装着された場合に、マウンタ装置900が治具905内のメモリを読み取って、装着位置902と電子部品903との組み合わせを自動的に判定する。そして、マウンタ装置900は、判定した電子部品903をプリント基板の正確な位置に搭載するので、作業者は、電子部品903をマウンタ装置900のどのアドレスの装着位置902に装着しても良いことになる。この運用方式は自由配列方式と呼ばれ、上述した固定配列方式に比べて作業者の作業負担を軽減できる。
具体的には、電子部品903の「a、b、c、d、e」の治具905を自由配列方式で運用する場合、作業者は、装着位置902の「1、2、3、4、5」に電子部品903の「a、b、c、d、e」や「b、a、d、e、c」等の治具905の順を自由に配置できる。
特開平10−209681号公報 特開平10−34459号公報
マウンタ装置900内の装着位置902に装着された治具905内の生産計画達成に必要な電子部品903の残数がゼロとなると、電子部品903が不足し、基板ユニットの生産が中断する。
そこで、作業者は、補充対象の電子部品903を搭載した治具905を待機場から探し出し、探し出された治具905をマウンタ装置900に装着することで、マウンタ装置900に対して不足の電子部品903を補充できる。
しかしながら、待機場には、膨大な量の類似の電子部品903が保管されているため、作業者が、その待機場から補充対象の電子部品903を探し出す際の作業負担は大である。
一つの側面では、補充対象の部品を探し出す際の作業負担が軽減できる治具の特定支援装置、治具の特定支援方法及び治具の特定支援プログラムを提供することを目的とする。
開示の態様は、部品搭載装置を使用して基板ユニットに搭載される部品を識別する識別子と、前記部品搭載装置に装着可能であって、前記部品を搭載可能な治具を識別する識別子とを対応付けて記憶する記憶部を有する。更に、開示の態様は、前記部品搭載装置に装着された1又は複数の治具に搭載された前記部品の総数が所定数未満であるか否か、又は、前記部品が当該基板ユニットの生産に使用する部品であるか否かを判定する判定部を有する。更に、開示の態様は、前記判定部によって前記部品の総数が前記所定数未満の場合に、前記部品搭載装置に装着されていない治具であって、前記部品を搭載した治具の識別子を前記記憶部から特定する表示制御部を有する。更に、表示制御部は、特定された前記治具の識別子を有する治具の表示部の表示制御を行う表示制御部を有する。
1つの実施態様では、補充対象の部品、すなわち総数が所定数未満の部品を探し出す際の作業負担を軽減できる。
図1は、本実施例の電子部品配置システムの一例を示す説明図である。 図2は、待機ステーションの一例を示す正面図である。 図3は、部品運用支援装置の一例を示すブロック図である。 図4は、カセット条件DBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図5は、マウンタ装置DBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図6は、計画DBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図7は、ユニット図番DBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図8は、治具−部品組み合わせDBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図9は、部品DBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図10は、治具−RFタグ組み合わせDBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図11は、RFアンテナDBが記憶する情報の一例を示す説明図である。 図12は、段替え支援処理に関わる制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、取外し対象部品の報知処理に関わる制御部の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図14は、装着対象部品の報知処理に関わる制御部の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図15は、補充対象部品の報知処理に関わる制御部の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図16は、補充対象部品の報知処理に関わる制御部の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図17は、部品運用支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。 図18は、マウンタ装置が電子部品を配置する動作の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する治具の特定支援装置、治具の特定支援方法及び治具の特定支援プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。
図1は、本実施例の電子部品配置システムの構成の一例を示す説明図である。図2は、待機ステーションの一例を示す正面図である。図1に示す電子部品配置システム1は、部品運用支援装置11と、データベース12と、RF(Radio Frequency)アンテナ制御BOX13とを有する。更に、電子部品配置システム1は、待機場14内の待機ステーション15と、待機ステーション15側のRFアンテナ16と、マウンタ装置17と、マウンタ装置17側のRFアンテナ18とを有する。尚、電子部品配置システム1は、基板ユニットのSMT(Surface Mount Technology:表面実装技術)ラインの一部を構成する。
SMTラインは、基板供給装置と、スクリーン印刷機と、マウンタ装置17と、リフロー装置と、基板収納装置とを有する。基板供給装置は、プリント基板を製造ラインに供給する。スクリーン印刷機は、プリント基板の半田位置に半田ペーストを印刷する。マウンタ装置17は、プリント基板の指定位置に電子部品を搭載する。リフロー装置は、加熱処理によって半田を硬化させる。基板収納装置は、完成した基板ユニットをマガジンに収納する。
待機場14は、作業者によって、電子部品20Aを搭載した治具20を保管するスペースである。例えば、作業者は、図示せぬ管理倉庫に保管されている電子部品20Aを収集して、収集された電子部品20Aを現場に出材し、出材した電子部品20Aを治具20に搭載する。そして、作業者は、電子部品20Aが搭載された治具20を待機場14内の待機ステーション15に保管する。待機ステーション15には、治具20を保管する、図示せぬ棚や、台車25が配置されている。尚、台車25は、保管した治具20を運搬可能にするものである。
また、作業者は、基板ユニットの生産計画に必要な全ての電子部品20Aが揃うまで、治具20に電子部品20Aを搭載する作業を行う。また、今後の生産計画で使用しない電子部品20Aは、作業者によって、治具20から取り外されて管理倉庫へ返却される。尚、今後の生産計画で使用せず、治具20から取り外される電子部品20Aは解体部品と呼ばれる。
また、治具20には、リール状の電子部品20Aを搭載するカセット治具21や、トレイ内の電子部品20Aを搭載するパレット治具がある。カセット治具21は、電子部品20Aを所定ピッチ毎に格納したテープが巻かれたリールを搭載し、テープがリールから間欠的に繰り出されることで、テープに格納された電子部品20Aがマウンタ装置17へ順次供給される。また、パレット治具は、電子部品20Aが平置きされたトレイを備え、マウンタ装置17の装着位置に上下方向に装着される。上下に装着されたパレット治具は、マウンタ装置17が装着位置から引き出してトレイ内の電子部品20Aを吸着ヘッドが吸着する。
待機場14には、電子部品20Aを搭載した治具20(カセット治具21)が保管されている。治具20には、治具20を識別する識別子である治具ID20Bが付与される。治具ID20Bは、治具20毎に重複しない識別番号が割当てられ、図1に示す例では「C345」である。また、治具20には、治具ID20Bが記録されたバーコード等が貼着されている。
また、治具20には、RFタグ20Cが取り付けられている。RFタグ20Cには、RFタグ20Cを識別する識別子であるRFタグID20Dが付与される。このRFタグID20Dは、RFタグ20C毎に重複しない識別番号が割当てられ、図1に示した例では「R123」である。
また、RFタグ20Cは、LED(Light Emitting Diode)20Eを内蔵し、例えば、RFアンテナ16(18)経由でコマンドを受信して電力を供給する。そして、RFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。また、RFタグ20Cは、コマンドを受信した場合、自分のRFタグID20Dを読み取り、読み取られたRFタグID20DをRFアンテナ16(18)経由で部品運用支援装置11に送信する。
電子部品20Aには、電子部品20Aを識別する識別子である部品ID20F及び部品図番20Gが付与される。部品ID20Fは、電子部品20A毎に重複しない識別番号が割当てられ、図1に示した例では「0005」である。また、部品図番20Gは、図1に示した例では「a」である。
また、電子部品20Aには、吸湿を管理して扱う吸湿管理部品も含まれる。吸湿管理部品は、吸湿保管庫等から取り出されてからリフロー装置投入までの常温・常湿度の環境下で保管できる時間が決められている。従って、決められた時間を超過した場合、吸湿管理部品は、決められた温度で指定時間加熱処理され、内部の水分を除去された後に再使用される。このため、吸湿管理部品は、湿度管理できる密閉された吸湿保管庫等に収納されている。尚、待機場14には、吸湿保管庫が設けられており、吸湿管理部品が保管される。
待機場14には、複数の待機ステーション15が配置されている。待機ステーション15は、表示灯15Aと、表示部15Bとを有する。表示灯15Aは、RFアンテナ16経由で部品運用支援装置11からのコマンドに応じて、特定された電子部品20Aを搭載した治具20が該当の待機ステーション15内に保管されていることを報知すべく点灯表示する。また、表示部15Bは、部品運用支援装置11からのコマンドに応じて、例えば、特定された電子部品20Aの治具20が固定配列方式の電子部品20Aの治具20の場合、当該治具20をマウンタ装置17に装着する装着位置のアドレス番号を識別表示する。
マウンタ装置17は、生産計画に応じて、装着位置に装着された治具20内の電子部品20Aをプリント基板の指定位置に順次搭載する。例えば、マウンタ装置17は、カセット治具21に搭載されたリールやパレット治具に平置きされたトレイから電子部品20Aを取得し、取得された電子部品20Aをプリント基板に搭載する。
部品運用支援装置11は、例えば、LAN(Local Area Network)や無線通信等を介して、バーコードリーダ19、データベース12やRFアンテナ制御BOX13と接続する。バーコードリーダ19は、治具20内に電子部品20Aを搭載する際、電子部品20A及び治具20に貼着されたバーコードを読み取り、電子部品20Aと治具20とを1対1で対応付けた情報を作成する。
図3は、部品運用支援装置11の一例を示すブロック図である。図3に示す部品運用支援装置11は、入力部31と、出力部32と、通信インタフェース33と、記憶部34と、制御部35とを有する。入力部31は、例えば、キーボード、マウスやタッチパネル等であり、作業者によって生産計画の入力、取外し作業、装着作業等の受付等の各種情報を入力する。出力部32は、例えば、モニタ、ディスプレイやタッチパネル等であり、制御部35から受信した電子部品20Aの装着位置や吸湿管理部品の庫外時間等の各種情報を出力する。
通信インタフェース33は、図示せぬ通信ポートを備え、例えば、バーコードリーダ19、データベース12及びRFアンテナ制御BOX13と通信するインタフェースである。記憶部34は、例えば、制御プログラム、各種の処理等を規定したプログラムや所定データ等の各種情報を記憶するものである。制御部35は、部品運用支援装置11全体を制御するものである。
データベース12は、カセット条件DB41と、マウンタ装置DB42と、計画DB43と、ユニット図番DB44と、治具−部品組み合わせDB45と、部品DB46と、治具−RFタグ組み合わせDB47と、RFアンテナDB48とを有する。
図4は、カセット条件DB41が記憶する情報の一例を示す説明図である。図4に示すカセット条件DB41は、カセット治具21毎に、テープ幅41Aと、テープピッチ41Bと、占有装着数41Cとを対応付けて記憶する。テープ幅41Aは、カセット治具21のテープ幅を示し、例えば「8」、「12」、「24」等が格納される。テープピッチ41Bは、電子部品20Aの格納ピッチを示し、例えば「2」、「4」、「16」等が格納される。占有装着数41Cは、テープ幅41A及びテープピッチ41Bに応じてカセット治具21がマウンタ装置17の装着位置に装着する際に占有する装着位置の数を示し、例えば「1」、「2」、「3」等が格納される。
図4に示すカセット条件DB41では、テープ幅41Aが8mm、テープピッチ41Bが2mmのカセット治具21が必要とする占有装着数41Cは1個であることを示す。同様に、テープ幅41Aが12mm、テープピッチ41Bが4mmのカセット治具21が必要とする占有装着数41Cは2個、テープ幅41Aが24mm、テープピッチ41Bが16mmのカセット治具21が必要とする占有装着数41Cは3個であることを示す。
図5は、マウンタ装置DB42が記憶する情報の一例を示す説明図である。図5に示すマウンタ装置DB42は、マウンタ装置17毎のカセット治具21やトレイ治具の装着位置数を記憶する。例えば、図5に示すマウンタ装置DB42は、マウンタ番号42A、カセット装着数(フロント側)42B、カセット装着数(リア側)42C、トレイ装着数(フロント側)42D、トレイ装着数(リア側)42E、トレイ装着ピッチ42Fを対応付けて記憶する。
マウンタ番号42Aは、マウンタ装置17を識別する識別子を示し、例えば、「1」、「2」、「3」等が格納される。カセット装着数(フロント側)42Bは、マウンタ装置17の前面に装着できるカセット治具21の最大装着数を示し、例えば「96」が格納される。カセット装着数(リア側)42Cは、マウンタ装置17の後面に装着できるカセット治具21の最大装着数を示し、例えば「40」、「96」等が格納される。トレイ装着数(フロント側)42Dは、マウンタ装置17の前面に装着できるパレット治具の最大装着数を示し、例えば「0」が格納される。トレイ装着数(リア側)42Eは、マウンタ装置17の後面に装着できるパレット治具の最大装着数を示し、例えば「0」、「24」等が格納される。トレイ装着ピッチ42Fは、パレット治具の装着ピッチを示し、例えば「0」、「25」等が格納される。
図5に示すマウンタ装置DB42を参照すると、マウンタ番号42Aが「1」のマウンタ装置17は、前面にカセット治具21を96個、後面にカセット治具21を96個装着できることを示す。また、マウンタ番号42Aが「2」のマウンタ装置17は、前面にカセット治具21を96個、後面にカセット治具21を96個装着できることを示す。同様に、マウンタ番号42Aが「3」のマウンタ装置17は、前面にカセット治具21を96個、後面にカセット治具21を40個、後面にパレット治具を24個装着できることを示す。
図6は、計画DB43が記憶する情報の一例を示す説明図である。図6に示す計画DB43は、計画順43A、ユニット名称43B、ユニット図番43C、生産枚数43D、部品運用43E、対象部品43F、グループ43G、状態43Hを対応付けて記憶する。
計画順43Aは、生産する基板ユニットの計画順序を示し、例えば「1」、「2」、「3」、「4」等が格納される。ユニット名称43Bは、生産する基板ユニットを識別する識別子を示し、例えば「UNIT-A」、「UNIT-B」、「UNIT-C」、「UNIT-D」等が格納される。ユニット図番43Cは、基板ユニットの図面番号を示し、例えば「U0100」、「U0200」、「U0300」、「U0400」等が格納される。生産枚数43Dは、基板ユニットを生産する枚数を示し、例えば「5」、「100」、「7」、「2」等が格納される。部品運用43Eは、生産計画毎に設定された、マウンタ装置17に装着する電子部品20Aの運用方式を示し、例えば「固定配列」や「自由配列」が格納される。対象部品43Fは、基板ユニットに搭載する電子部品20Aの格納形態を示し、例えば「リール」、「リール+トレイ」等が格納される。グループ43Gは、同時に段替えをする生産計画のグループ名を示し、例えば「A」、「B」、「C」等が格納される。状態43Hは、生産計画の進行状況を示し、例えば「生産中」、「計画中」等が格納される。
図6に示す計画DB43を参照すると、計画順43Aの「1」の計画では、ユニット図番43Cが「U0100」の「UNIT-A」を5枚生産中の計画である。更に、「UNIT-A」の生産では、リール状の電子部品20Aを自由配列方式でマウンタ装置17に装着し、グループ43Gの「A」と同時に段替えされることを示す。同様に、計画順43Aの「2」の計画では、ユニット図番43Cが「U0200」の「UNIT-B」を100枚生産する計画である。更に、「UNIT-B」の生産では、リール状の電子部品20Aを自由配列方式でマウンタ装置17に装着し、グループ43Gの「A」と同時に段替えされることを示す。
同様に、計画順43Aの「3」の計画では、ユニット図番43Cが「U0300」の「UNIT-C」を7枚生産する計画である。更に、「UNIT-C」の生産では、リール状の電子部品20Aとトレイ状の電子部品20Aとを固定配列方式でマウンタ装置17に装着し、グループ43Gの「B」と同時に段替えされることを示す。同様に、計画順43Aの「4」の計画では、ユニット図番43Cが「U0400」の「UNIT-D」を2枚生産する計画である。更に、「UNIT-D」の生産では、リール状の電子部品20Aを固定配列方式でマウンタ装置17に装着し、グループ43Gの「C」と同時に段替えされることを示す。
図7は、ユニット図番DB44が記憶する情報の一例を示す説明図である。図7に示すユニット図番DB44は、基板ユニットに使用する電子部品20Aの情報を記憶する。ユニット図番DB44は、基板ユニット毎に、ユニット名称44A、ユニット図番44B、部品名称44C、部品図番44D、装着位置44E及び実装数44Fを対応付けて記憶する。
ユニット名称44A及びユニット図番44Bは、計画DB43が記憶する情報と同様であるので詳細な説明は省略する。部品名称44Cは、電子部品20A毎の名称を示し、例えば「a」、「b」、「c」、「d」、「e」等が格納される。部品図番44Dは、電子部品20Aの図面番号を示し、例えば「P1234」、「P0023」、「P0412」、「P0411」、「P3726」等が格納される。装着位置44Eは、電子部品20Aをマウンタ装置17に装着する装着位置のアドレス番号を示し、例えば「001」、「002」、「003」、「004」、「005」等が格納される。実装数44Fは、基板ユニット1枚当たりの生産で使用する電子部品20Aの数を示し、例えば「2」、「1」、「12」、「8」、「3」等が格納される。
図7に示すユニット図番DB44を参照すると、ユニット図番44Bが「U0100」の基板ユニット「UNIT-A」には、部品図番44Dが「P1234」の電子部品「a」が2個使用されることを示す。更に、電子部品「a」を搭載した治具20は、マウンタ装置17のアドレス番号「001」の装着位置に装着されることを示す。同様に、ユニット図番44Bが「U0100」の基板ユニット「UNIT-A」には、部品図番44Dが「P0023」の電子部品「b」が1個使用されることを示す。更に、電子部品「b」を搭載した治具20は、マウンタ装置17のアドレス番号「002」の装着位置に装着されることを示す。
同様に、ユニット図番44Bが「U0100」の基板ユニット「UNIT-A」には、部品図番44Dが「P0412」の電子部品「c」が12個使用されることを示す。更に、電子部品「c」を搭載した治具20は、マウンタ装置17のアドレス番号「003」の装着位置に装着されることを示す。同様に、ユニット図番44Bが「U0100」の基板ユニット「UNIT-A」には、部品図番44Dが「P0411」の電子部品「d」が8個使用されることを示す。更に、電子部品「d」の治具20は、マウンタ装置17のアドレス番号「004」の装着位置に装着されることを示す。同様に、ユニット図番44Bが「U0100」の基板ユニット「UNIT-A」には、部品図番44Dが「P3726」の電子部品「e」が3個使用されることを示す。更に、電子部品「e」を搭載した治具20は、マウンタ装置17のアドレス番号「005」の装着位置に装着されることを示す。
図8は、治具−部品組み合わせDB45が記憶する情報の一例を示す説明図である。図8に示す治具−部品組み合わせDB45は、治具20と電子部品20Aとの組み合わせを記憶する。図8に示す治具−部品組み合わせDB45は、治具20毎に、治具ID45A、部品ID45B、部品名称45C、部品図番45D及び所在45Eを対応付けて記憶する。
治具ID45Aは、治具20を識別する識別子であり、例えば「C1234」、「C8014」、「C5102」等が格納される。部品ID45Bは、治具20に搭載された電子部品20Aを識別する識別子であり、例えば「T003983」、「T005689」、「T099201」等が格納される。部品名称45C及び部品図番45Dは、ユニット図番DB44が記憶する情報と同様であるので詳細な説明は省略する。所在45Eは、電子部品20Aを搭載した治具20の現時点の所在場所を示し、例えば「待機ステーション」、「マウンタ」等が格納される。
図8に示す治具−部品組み合わせDB45は、部品ID45Bが「T003983」、部品図番45Dが「P0008」の電子部品「h」と、治具ID45Aが「C1234」の治具20とが組み合わされて、治具20が現時点で「待機ステーション1」に所在していることを示す。
同様に、部品ID45Bが「T005689」、部品図番45Dが「P0023」の電子部品「b」と、治具ID45Aが「C8014」の治具20とが組み合わされて、治具20が現時点で「マウンタ1」に装着されていることを示す。また、部品ID45Bが「T099201」、部品図番45Dが「P3345」の電子部品「k」と、治具ID45Aが「C5102」の治具20とが組み合わされて、治具20が現時点で「待機ステーション1」に所在していることを示す。
尚、治具−部品組み合わせDB45は、作業者によって出材された電子部品20Aが治具20に搭載される際に生成される。作業者が電子部品20Aと治具20とを組み合わす際に、部品運用支援装置11は、バーコードリーダ19を使用して電子部品20Aと治具20との各IDのバーコードを読み取り、読み取られたIDに基づき、電子部品20Aと治具20とを一対一で対応付ける。部品運用支援装置11は、電子部品20Aと治具20とを対応付けてデータベース12内の治具−部品組み合わせDB45を更新する。
図9は、部品DB46が記憶する情報の一例を示す図である。図9に示す部品DB46は、電子部品20A毎に、部品ID46A、部品名称46B、部品図番46C、テープ幅46D、テープピッチ46E、部品高さ46F、吸湿管理時間46G、庫外時間46H及び残数46Iを対応付けて記憶する。
部品ID46A、部品名称46B及び部品図番46Cは、治具−部品組み合わせDB45が記憶する情報と同様であるので詳細な説明は省略する。テープ幅46D及びテープピッチ46Eは、カセット条件DB41が記憶する情報と同様であるので詳細な説明は省略する。部品高さ46Fは、電子部品20Aの高さを示し、例えば「0.5」、「0.7」、「12.5」、「0.6」等が格納される。吸湿管理時間46Gは、吸湿管理部品が吸湿保管庫から取り出されてからリフロー装置に投入されるまでの常温・常湿度の環境下で保管できる時間の上限を示し、例えば、「166:00:00」が格納される。庫外時間46Hは、常温常湿にさらされた累積時間を示し、例えば、「000:10:12」、「054:01:00」、「013:11:32」、「098:00:54」等が格納される。残数46Iは、電子部品20Aの残数を示し、例えば「3500」、「2300」、「3200」、「10000」等が格納される。
図9に示す部品DB46を参照すると、部品ID46Aが「T000012」、部品図番46Cが「P1234」の電子部品「a」では、テープ幅46Dが8mm、テープピッチ46Eが2mm、部品高さ46Fが0.5mm、残数46Iが3500個であることを示す。更に、電子部品「a」は、庫外時間46Hが10分12秒であり、吸湿管理時間46Gの上限時間以内である。同様に、部品ID46Aが「T005689」、部品図番46Cが「P0023」の電子部品「b」では、テープ幅46Dが8mm、テープピッチ46Eが4mm、部品高さ46Fが0.7mm、残数46Iが2300個であることを示す。また、電子部品「b」は、庫外時間46Hが54時間1分であり、吸湿管理時間46Gの上限時間以内である。
部品ID46Aが「T000421」、部品図番46Cが「P0412」の電子部品「c」は、テープ幅46Dが12mm、テープピッチ46Eが8mm、部品高さ46Fが12.5mm、残数46Iが3200個であることを示す。更に、電子部品「c」は、庫外時間46Hが13時間11分32秒であるが、吸湿管理部品ではない。同様に、部品ID46Aが「T000033」、部品図番46Cが「P0411」の電子部品「d」では、テープ幅46Dが8mm、テープピッチ46Eが2mm、部品高さ46Fが0.6mm、残数46Iが10000個であることを示す。更に、電子部品「d」は、庫外時間46Hが98時間54秒であるが、吸湿管理部品ではない。
図10は、治具−RFタグ組み合わせDB47が記憶する情報の一例を示す説明図である。治具−RFタグ組み合わせDB47は、治具20とRFタグ20Cとの組み合わせを記憶する。図10に示す治具−RFタグ組み合わせDB47は、治具ID47A、テープ幅47B、テープピッチ47C及びRFタグID47Dを対応付けて記憶する。
治具ID47Aは、治具−部品組み合わせDB45が記憶する情報と同様であるので詳細な説明は省略する。テープ幅47B及びテープピッチ47Cは、カセット条件DB41が記憶する情報と同様であるので詳細な説明は省略する。RFタグID47Dは、RFタグ20Cを識別する識別子であり、例えば「RF0001」、「RF0127」、「RF8120」、「RF3389」等が格納される。
図10に示す治具−RFタグ組み合わせDB47は、治具ID47Aが「C1234」、テープ幅47Bが8mm、テープピッチ47Cが2mmの治具20に、RFタグID47Dが「RF0001」のRFタグ20Cが取り付けられていることを示す。同様に、治具ID47Aが「C0011」、テープ幅47Bが16mm、テープピッチ47Cが8mmの治具20に、RFタグID47Dが「RF0127」のRFタグ20Cが取り付けられていることを示す。
同様に、治具ID47Aが「C8014」、テープ幅47Bが8mm、テープピッチ47Cが4mmの治具20に、RFタグID47Dが「RF8120」であるRFタグ20Cが取り付けられていることを示す。また、治具ID47Aが「C5102」であり、テープ幅47Bが24mm、テープピッチ47Cが12mmである治具20に、RFタグID47Dが「RF3389」であるRFタグ20Cが取り付けられていることを示す。
図11は、RFアンテナDB48が記憶する情報の一例を示す説明図である。図11に示すRFアンテナDB48は、アンテナID48A及び所在48Bとして「ANT1、待機ステーション1」、「ANT2、待機ステーション2」、「ANT3、マウンタ4」、「ANT4、マウンタ1」を記憶する。
アンテナID48Aは、RFアンテナ16,18を識別する識別子であり、例えば「ANT1」、「ANT2」、「ANT3」、「ANT4」等が格納される。所在48Bは、RFアンテナ16,18が設置された場所を示し、例えば「待機ステーション1」、「待機ステーション2」、「マウンタ4」、「マウンタ1」等が格納される。
図11の例では、RFアンテナDB48は、「ANT1」で識別されるRFアンテナ16が「待機ステーション1」に設置され、「ANT2」で識別されるRFアンテナ16が「待機ステーション2」に設置されていることを示す。また、RFアンテナDB48は、「ANT3」で識別されるRFアンテナ18が「マウンタ4」に設置され、「ANT4」で識別されるRFアンテナ18が「マウンタ1」に設置されていることを示す。
RFアンテナ制御BOX13は、部品運用支援装置11からのコマンド内のアンテナIDで特定される、例えば、RFアンテナ16を使用して、コマンド内のRFタグIDで特定される待機ステーション15内の治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する。待機ステーション15内の治具20のRFタグ20Cは、RFアンテナ16経由のコマンドに応じてLED20Eを発光する。また、RFタグ20Cは、コマンドを受信した場合、RFタグIDを読み取り、読み取られたRFタグIDを部品運用支援装置11に送信する。
RFアンテナ制御BOX13は、部品運用支援装置11からのコマンド内のアンテナIDで特定される、例えば、RFアンテナ18を使用して、コマンド内のRFタグIDで特定されるマウンタ装置17に装着中の治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する。マウンタ装置17に装着された治具20のRFタグ20Cは、RFアンテナ18経由のコマンドに応じてLED20Eを発光する。また、RFタグ20Cは、コマンドを受信した場合、RFタグIDを読み取り、読み取られたRFタグIDを部品運用支援装置11に送信する。
また、部品運用支援装置11内の制御部35は、受信したRFタグIDと受信元を示すアンテナIDとを対応付けた情報を制御部35に送信する。その結果、制御部35は、アンテナIDからRFタグ20Cの所在場所を特定できる。また、制御部35は、RFタグIDから対応する治具IDの治具20を特定し、特定された治具20の所在場所を特定できる。その結果、制御部35は、電子部品20A及び治具20の所在場所を最新の情報に治具−部品組み合わせDB45内に更新して記憶する。
RFアンテナ制御BOX13は、制御部35内の後述する第1表示制御部55からコマンドを受信する。RFアンテナ制御BOX13は、受信したコマンド内のアンテナIDで特定されたマウンタ装置17側のRFアンテナ18経由でコマンド内のRFタグIDで特定されたRFタグ20Cにコマンドを送信する。マウンタ装置17に装着された治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。その結果、作業者は、LED20Eの発光に応じて、マウンタ装置17に装着された、取外し対象部品の治具20を識別できる。
また、RFアンテナ制御BOX13は、制御部35内の後述する第2表示制御部56からコマンドを受信する。RFアンテナ制御BOX13は、受信したコマンド内のアンテナIDで特定された待機ステーション15側のRFアンテナ16経由でコマンド内のRFタグIDで特定されたRFタグ20Cにコマンドを送信する。待機ステーション15内の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。その結果、作業者は、LED20Eの発光に応じて、待機ステーション15内の装着対象部品の治具20を識別できる。
また、RFアンテナ制御BOX13は、制御部35内の後述する第3表示制御部57からコマンドを受信する。RFアンテナ制御BOX13は、受信したコマンド内のアンテナIDで特定された待機ステーション15側のRFアンテナ16経由でコマンド内のRFタグIDで特定されたRFタグ20Cにコマンドを送信する。待機ステーション15内の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。その結果、作業者は、LED20Eの発光に応じて、待機ステーション15内の解体部品の治具20を識別できる。
また、RFアンテナ制御BOX13は、制御部35内の後述する第4表示制御部58からコマンドを受信する。RFアンテナ制御BOX13は、受信したコマンド内のアンテナIDで特定された待機ステーション15側のRFアンテナ16経由でコマンド内のRFタグIDで特定されたRFタグ20Cにコマンドを送信する。待機ステーション15内の補充対象部品の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。その結果、作業者は、LED20Eの発光に応じて、待機ステーション15内の補充対象部品の治具20を識別できる。
制御部35は、運用判定部51と、部品特定部52と、吸湿管理部53と、補充判定部54と、第1表示制御部55と、第2表示制御部56と、第3表示制御部57と、第4表示制御部58とを有する。例えば、制御部35は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路、又は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路である。
運用判定部51は、作業者から受付けた段替え作業の設定が、計画DB43に記憶された設定に適合するか否かを判定する。例えば、運用判定部51は、電子部品20Aの運用方式を判定する処理と、電子部品20Aの種別を判定する処理と、装着する電子部品20Aの治具20がマウンタ装置17に装着可能であるか否を判定する処理とを実行する。そして、運用判定部51は、各処理の判定結果に基づき、作業者から受付けた段替え作業の設定を判定する。
(電子部品20Aの運用方式を判定する処理)
運用判定部51は、電子部品20Aの運用方式が固定配列方式又は自由配列方式の何れかであるかを判定する。尚、説明の便宜上、電子部品20Aの運用方式では自由配列方式で運用される場合を例に説明する。運用判定部51は、作業者から受付けた電子部品20Aの運用方式と計画DB43に記憶された電子部品20Aの運用方式とが自由配列方式であるか否かを判定する。
運用判定部51は、作業者から受付けた運用方式と計画DB43に記憶された運用方式とが共に自由配列方式であると判定した場合、以下で説明する「電子部品の種別を判定する処理」を実行する。
また、運用判定部51は、計画DB43に記憶された運用方式が自由配列方式であり、作業者から受付けた運用方式が自由配列方式ではないと判定された場合、作業者から受付けた段替え作業の設定が、計画DB43に記憶された設定に適合していないと判定する。この場合、運用判定部51は、作業者から受付けた段替え作業の設定が適合していないことを出力部32に出力して、作業者に通知する。
(電子部品20Aの種別を判定する処理)
運用判定部51は、作業者から受付けた電子部品20Aの種別がリール状の電子部品20Aであるか、若しくはトレイ状の電子部品20Aであるかを判定し、計画DB43に記憶された電子部品20Aの種別と一致するか否かを判定する。
運用判定部51は、作業者から受付けた電子部品20Aの種別と計画DB43に記憶された電子部品20Aの種別とが一致すると判定した場合、「装着する電子部品20Aの治具20がマウンタ装置17に装着可能であるか否を判定する処理」を実行する。運用判定部51は、作業者から受付けた電子部品20Aの種別と計画DB43に記憶された電子部品20Aの種別とが一致しないと判定した場合、作業者から受付けた電子部品20Aの種別が適合してないことを出力部32に出力して、作業者に通知する。
(装着する電子部品20Aの治具20がマウンタ装置17に装着可能であるか否かを判定する処理)
運用判定部51は、電子部品20Aの治具20がマウンタ装置17へ装着可能か否かを判定する。運用判定部51は、電子部品20Aの種別がリール状の電子部品20Aの場合と、電子部品20Aの種別がトレイ状の電子部品20Aの場合とでマウンタ装置17へ装着可能か否かの判定が異なる。従って、運用判定部51による、リール状の電子部品20Aの治具20がマウンタ装置17へ装着可能か否かの判定について説明した後、トレイ状の電子部品20Aの治具20がマウンタ装置17へ装着可能か否かの判定について説明する。
(リール状の電子部品20Aの判定)
運用判定部51による、リール状の電子部品20Aの治具20(カセット治具21)がマウンタ装置17へ装着可能か否かの判定について説明する。カセット治具21は、搭載する電子部品20Aの部品形状に応じてマウンタ装置メーカから複数種提供されている。従って、テープ幅及びテープピッチに応じてカセット治具21の種別が異なる。また、リール幅が広い大型部品を搭載した大型カセット治具と、リール幅が狭い小型部品を搭載した小型カセット治具とでは、マウンタ装置17の装着位置に装着できる占有装着数が異なる。従って、運用判定部51は、リール状の電子部品20Aが対象とされた場合、基板ユニットに使用される全てのリール状の電子部品20Aがマウンタ装置17へ装着可能か否かを判定する。
運用判定部51は、基板ユニットに使用するリール状の電子部品20Aを搭載するカセット治具21の種類と、カセット治具21の実装数44Fとをユニット図番DB44から取得する。運用判定部51は、カセット治具21の種類、例えば、テープ幅及びテープピッチに応じて占有装着数41Cをカセット条件DB41から取得する。そして、運用判定部51は、カセット治具21を装着できるマウンタ装置17の最大装着数をマウンタ装置DB42から取得する。運用判定部51は、マウンタ装置17のカセット治具21の最大装着数が基板ユニットに使用するリール状の電子部品20Aの治具20の占有装着数以上であるか否かを判定する。
運用判定部51は、マウンタ装置17のカセット治具21の最大装着数が基板ユニットに使用するリール状の電子部品20Aの治具20の占有装着数以上と判定した場合、受付けた段替え作業の設定が適合と判定する。その結果、入力部31は、作業者から電子部品20Aの取外し作業の開始指示を受付けることができる。
一方、運用判定部51は、マウンタ装置17のカセット治具21の最大装着数が基板ユニットに使用するリール状の電子部品20Aの治具20の占有装着数以上でないと判定した場合、受付けた段替え作業の設定が適合しないと判定する。そして、運用判定部51は、受付けた段替え作業の設定が適合しないことを出力部32に出力し、作業者に通知する。
(トレイ状の電子部品20Aの判定)
運用判定部51による、トレイ状の電子部品20Aのパレット治具がマウンタ装置17へ装着可能か否かの判定について説明する。トレイ状の電子部品20Aを搭載するパレット治具は、マウンタ装置17の上下に装着される。このため、マウンタ装置17の上下に装着されるパレット治具は、トレイ状の電子部品20Aの高さに応じた間隔をあけて搭載される。このため、運用判定部51は、トレイ状の電子部品20Aが対象とされた場合、基板ユニットに使用されるトレイ状の電子部品20Aがマウンタ装置17へ装着可能か否かを判定する。
例えば、運用判定部51は、基板ユニットに使用するトレイ状の電子部品20Aの実装数44Fをユニット図番DB44から取得し、トレイ状の電子部品20Aの部品高さを部品DB46から取得する。更に、運用判定部51は、マウンタ装置DB42からトレイ装着ピッチ42Fを取得し、部品高さをトレイ装着ピッチで除算して、小数点以下を切り上げた商を占有トレイ装着数と算出する。運用判定部51は、パレット治具を装着できるマウンタ装置17の最大装着数をマウンタ装置DB42から取得する。運用判定部51は、マウンタ装置17の最大装着数が基板ユニットに使用するトレイ状の電子部品20Aの治具20の占有トレイ装着数以上であるか否かを判定する。
運用判定部51は、マウンタ装置17のパレット治具の最大装着数が基板ユニットに使用するトレイ状の電子部品20Aの治具20の占有トレイ装着数以上であると判定した場合、受付けた段替え作業の設定が適合と判定する。その結果、入力部31は、作業者から電子部品20Aの取外し作業の開始指示を受付けることができる。
一方、運用判定部51は、マウンタ装置17のパレット治具の最大装着数が基板ユニットに使用するトレイ状の電子部品20Aの治具20の占有装着数以上でないと判定した場合、受付けた段替え作業の設定が適合しないと判定する。そして、運用判定部51は、受付けた段替え作業の設定が適合しないことを出力部32に出力し、作業者に通知する。
また、部品運用支援装置11は、異なる電子部品20Aを運用する計画を同時に支援できない。また、部品運用支援装置11は、段替え対象である電子部品20Aが異なると作業を支援できない。そこで、運用判定部51は、複数の計画について同時に段替えを支援する場合、対象である計画内で電子部品20Aの運用の設定が混在しているか否か、対象である電子部品20Aが異なっているか否かを判定する。例えば、運用判定部51は、複数の計画のそれぞれについて、電子部品20Aの運用方式の判定処理と、電子部品20Aの種別を判定する処理と、装着する電子部品20Aがマウンタ装置17に装着可能であるか否を判定する処理とを実行する。そして、運用判定部51は、段替え作業の設定が適合であるか否かを判定する。
部品特定部52は、マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aを特定する処理と、マウンタ装置17へ装着する電子部品20Aを特定する処理と、解体する電子部品20Aを特定する処理とを実行して、段替えする電子部品20Aを特定する。また、部品特定部52は、マウンタ装置17に装着した治具20の内、生産計画達成に必要な電子部品20Aを補充する補充対象の電子部品20Aを特定する。
(マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aを特定する処理)
まず、マウンタ装置17から取り外す電子部品(取外し対象部品)20Aを特定する処理について説明する。部品特定部52は、生産中又は生産完了の部品図番を特定する処理と、生産する計画の部品図番を特定する処理と、取り外す電子部品20Aを特定する処理とを実行して、マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aの部品図番を特定する。
(生産中又は生産完了の部品図番を特定する処理)
部品特定部52は、マウンタ装置17が新たな基板ユニットを生成する場合に、新たな基板ユニットに使用する電子部品20Aを示す新部品の部品IDを計画DB43から特定する。
例えば、部品特定部52は、入力部31から電子部品20Aの取り外し作業の開始指示が通知された場合、計画DB43を検索し、状態43Hが「生産中」の計画が存在するか否かを判定する。部品特定部52は、「生産中」の計画が存在すると判定した場合、「生産中」の計画のグループ43Gを計画DB43から取得する。更に、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一であり、状態43Hが「生産中」又は「計画中」のユニット図番43Cを計画DB43から取得する。
図6に示す例の場合、部品特定部52は、「生産中」の計画としてグループ43Gの「グループ=A」を計画DB43から取得する。そして、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一で「生産中」の「UNIT-A」の「ユニット図番=U0100」を計画DB43から取得する。また、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一で「計画中」の「UNIT-B」の「ユニット図番=U0200」を計画DB43から取得する。
そして、部品特定部52は、取得したユニット図番43C(44B)に対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から取得する。図7に示す例の場合、部品特定部52は、「ユニット図番=U0100」として「部品図番=P1234、P0023、P0412、P0411、P3726」をユニット図番DB44から取得する。また、部品特定部52は、「ユニット図番=U0200」として「部品図番=P0023、P0008、P9222、P3345」をユニット図番DB44から取得する。更に、部品特定部52は、後述する「生産する計画の部品図番を特定する処理」を実行する。
一方、部品特定部52は、計画DB43を検索し、「生産中」又は「計画中」の計画が存在しないと判定した場合、「生産完了」の計画があるか否かを判定する。ここで、部品特定部52は、「生産完了」の計画が存在すると判定した場合、「生産完了」の計画で最後に生産した計画のグループ43Gを計画DB43から取得する。
更に、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一であり、「状態」が「生産中」のユニット図番43Cを計画DB43から取得する。そして、部品特定部52は、取得したユニット図番43C(44B)に対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から取得する。続いて、部品特定部52は、後述する「生産する計画の部品図番を特定する処理」を実行する。一方、部品特定部52は、「生産完了」の計画が存在しないと判定した場合、後述する「生産する計画の部品図番を特定する処理」を実行する。
(生産する計画の部品図番を特定する処理)
部品特定部52は、マウンタ装置17が新たな基板ユニットを生成する場合に、マウンタ装置17が現に生産している基板ユニットに使用する電子部品20Aを示す現部品のユニット図番43Cを計画DB43から特定する。
例えば、部品特定部52は、生産する計画、すなわち計画中のグループ43Gを計画DB43から取得する。更に、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一であり、状態43Hが「計画中」である全ての計画のユニット図番43Cを計画DB43から取得する。
図6に示す例の場合、部品特定部52は、「計画中」の計画として「グループ=A」を計画DB43から取得する。そして、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一で「計画中」の「UNIT-B」の「ユニット図番=U0200」を計画DB43から取得する。
そして、部品特定部52は、取得したユニット図番43C(44B)に対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から取得する。図7に示す例の場合、部品特定部52は、「ユニット図番=U0200」として「部品図番=P0023、P0008、P9222、P3345」をユニット図番DB44から取得する。
(取り外す電子部品20Aを特定する処理)
部品特定部52は、特定された新部品の部品図番と現部品の部品図番とを比較し、現部品の内、新部品に含まれない電子部品20Aを特定する。
例えば、部品特定部52は、治具−部品組み合わせDB45から所在45Eが「マウンタ」の部品図番45Dを取得する。図8に示す例の場合、部品特定部52は、「所在=マウンタ」として「部品図番=P1234、P0023、P0412、P0411、P3726」を治具−部品組み合わせDB45から取得する。
更に、部品特定部52は、取得した所在45Eが「マウンタ」の部品図番45Dの中で、「生産中」又は「生産完了」の部品図番、「計画中」の部品図番にも含まれない部品図番を抽出する。図8に示す例の場合、部品特定部52は、「部品図番=P1234、P0412、P0411」を抽出する。すなわち、部品特定部52は、マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aとして「部品名称=a、c、d」を抽出する。更に、部品特定部52は、抽出した電子部品20Aの部品図番をマウンタ装置17から取り外す電子部品20Aの部品図番として、第1表示制御部55へ通知する。
(マウンタ装置17へ装着する電子部品20Aを特定する処理)
次に、マウンタ装置17へ装着する電子部品20Aを特定する処理について説明する。部品特定部52は、装着する電子部品20Aの部品図番を特定する処理と、装着する電子部品20Aの部品図番が待機ステーション15内にあるか否かを判定する処理とを実行して、マウンタ装置17へ装着する電子部品20Aの部品図番を特定する。以下では、これらについて順に説明する。
(装着する電子部品20Aの部品図番を特定する処理)
部品特定部52は、特定された新部品の部品図番と、現部品の部品図番とを比較し、新部品の内、現部品に含まれない電子部品20Aを特定する。例えば、部品特定部52は、入力部31から電子部品20Aの装着作業の開始指示が通知された場合、治具−部品組み合わせDB45から所在45Eが「マウンタ」の部品図番を取得する。図8に示す例の場合、部品特定部52は、「所在=マウンタ」として「部品図番=P1234、P0023、P0412、P0411、P3726」を治具−部品組み合わせDB45から取得する。
更に、部品特定部52は、取得した所在45Eが「マウンタ」の部品図番45Dの中で生産する計画の部品図番に含まれない部品図番を抽出する。そして、部品特定部52は、抽出した部品図番を「装着する電子部品」の部品図番として特定する。図8に示す例の場合、部品特定部52は、「部品図番=P0008、P9222、P3345」を抽出する。
(装着する電子部品20Aの部品図番が待機ステーション15にあるか否かを判定する処理)
また、部品特定部52は、治具−部品組み合わせDB45から所在45Eが「待機ステーション」の部品図番45D及び部品ID45Bを取得する。図8に示す例の場合、部品特定部52は、「部品図番=P0008、P9222、P3345」を抽出する。
そして、部品特定部52は、取得した所在45Eが「待機ステーション」の部品図番45Dの中に、特定した「装着する電子部品」の部品図番が含まれるか否かを判定する。部品特定部52は、取得した所在45Eが「待機ステーション」の部品図番45Dの中に、特定した「装着する電子部品」の部品図番が含まれると判定した場合、特定した「装着する電子部品」の部品図番を第2表示制御部56へ通知する。図8に示す例の場合、部品特定部52は、「部品図番=P0008、P9222、P3345」を第2表示制御部56へ通知する。
一方、部品特定部52は、取得した所在45Eが「待機ステーション」の部品図番45Dの中に、「装着する電子部品」の部品図番が含まれないと判定した場合、「装着する電子部品」が待機ステーション15に準備されていないと判定して、処理を終了する。
(解体する電子部品を特定する処理)
次に、解体する電子部品20Aを特定する処理について説明する。部品特定部52は、基板ユニットの生産が終了した場合に、治具20から取り外されて解体される電子部品20A、すなわち解体部品を特定する。言い換えると、部品特定部52は、作業者による電子部品20Aの装着作業が終了後、マウンタ装置17から取り外された電子部品20Aの中から、今後の生産計画で運用予定のない電子部品20A、すなわち解体部品を特定する。
例えば、部品特定部52は、入力部31から作業者による電子部品20Aの解体作業の開始指示が通知された場合、計画DB43から状態43Hが「計画中」のユニット図番43Cを抽出する。更に、部品特定部52は、抽出したユニット図番43C(44B)に対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から特定する。図6に示す例の場合、部品特定部52は、「状態=計画中」として「ユニット図番=U0300、U0400」を抽出し、抽出したユニット図番44Bに対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から特定する。ここでは、説明の便宜上、部品図番ではなく、部品名称を用い、「ユニット図番=U0300」として「部品名称=e、n、o、p、q」、「ユニット図番=U0400」として「部品名称=d、s、t、u、v」を仮定して説明する。
更に、部品特定部52は、特定された部品名称44Cの中に、取外された電子部品20Aが含まれるか否かを判定する。ここで、部品特定部52は、特定された部品名称44Cの中に、取外された電子部品20Aが含まれると判定した場合、取外された電子部品20Aが今後の生産計画でも運用されるものと判定し、特別な処理を実行しなくても良い。
一方、部品特定部52は、特定された部品名称44Cの中に、取外された電子部品20Aが含まれないと判定した場合、取外された電子部品20Aが今後の生産計画では運用されないものと判定し、取外された電子部品20Aを解体する電子部品20Aと特定する。そして、部品特定部52は、特定された解体する電子部品20Aの部品図番の内、所在が「マウンタ」以外の「待機ステーション」の部品図番を抽出し、抽出された部品図番を第3表示制御部57へ通知する。図7に示す例の場合、部品特定部52は、マウンタ装置17から取り外された電子部品20Aの「部品名称=a、c、d」の中で、「部品名称=a、c」を解体する電子部品20Aとして特定する。そして、部品特定部52は、特定された解体する電子部品20Aの部品図番を第3表示制御部57へ通知する。
吸湿管理部53は、所定の時間が経過するたびに、吸湿管理部品が吸湿保管庫から取り出された時間である庫外時間を計測する。例えば、吸湿管理部53は、待機ステーション15のRFアンテナ16を使用して吸湿管理部品の所在が確認できない場合、吸湿管理部品が吸湿保管庫から取り出され、常温常湿にさらされているものと判定する。そして、吸湿管理部53は、吸湿管理部品の所在が待機ステーション15でなくなった時間を計測し、計測した時間を庫外時間とする。そして、吸湿管理部53は、部品DB46の庫外時間46Hに計測した時間を記憶する。
また、吸湿管理部53は、部品特定部52からマウンタ装置17へ装着する電子部品20Aの部品図番が通知された場合、部品図番に対応する電子部品20Aが吸湿管理時間を超過したか否かを判定する。例えば、吸湿管理部53は、部品DB46から吸湿管理時間46Gを取得し、計測した庫外時間が吸湿管理時間46Gを超過したか否かを判定する。
ここで、吸湿管理部53は、庫外時間が吸湿管理時間46Gを超過していない場合、吸湿管理時間46Gを超過していない電子部品20Aを特定する。そして、吸湿管理部53は、特定された電子部品20Aの部品ID46Aと、電子部品20Aが吸湿管理時間46Gを超過していないこととを対応付けて第2表示制御部56へ通知する。一方、吸湿管理部53は、庫外時間が吸湿管理時間46Gを超過していた場合、吸湿管理時間46Gを超過した電子部品20Aを特定する。吸湿管理部53は、特定された電子部品20Aの部品ID46Aと、電子部品20Aが吸湿管理時間46Gを超過していたこととを対応付けて第2表示制御部56に通知する。
図9に示した例では、吸湿管理部53は、「部品ID=T000012」の庫外時間46Hが「000:10:12」であるので、吸湿管理時間46Gとして「166:00:00」を超過していないと判定する。同様に、吸湿管理部53は、「部品ID=T005689」の庫外時間46Hが「054:01:00」であるので、吸湿管理時間46Gとして「166:00:00」を超過していないと判定する。そして、吸湿管理部53は、「部品ID=T000012、T005689」の庫外時間46Hが吸湿管理時間46Gを超過していないことを第2表示制御部56へ通知する。
また、補充判定部54は、マウンタ装置17内の複数の装着位置の内、各装着位置に装着された治具20内の電子部品20Aの合計残数(総数)が生産計画達成までに要する計画必要数未満であるか否かを判定する。
補充判定部54は、計画DB43の生産枚数43D及びユニット図番DB44の実装数44Fを参照し、選択された生産計画毎の電子部品20Aの(実装数*生産枚数)で電子部品20Aの必要数を算出する。更に、補充判定部54は、算出された生産計画毎の全ての必要数を合計し、生産計画に使用する電子部品20A毎の計画必要数(計画必要数=計画1の必要数+計画2の必要数+…)を算出する。
また、補充判定部54は、電子部品20A毎の計画必要数を算出した後、電子部品20Aの部品図番44D毎に、マウンタ装置17所在の部品ID46Aに対応する残数46Iの合計残数を算出する。
第1表示制御部55は、部品特定部52によって特定された現部品が取り付けられた治具20を特定し、特定された治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。言い換えると、第1表示制御部55は、取り外す電子部品20Aの部品図番に対応する治具IDを取得する処理と、取得した治具IDに対応するRFタグIDを取得する処理と、取得したRFタグIDに基づきコマンドを送信する処理とを実行する。そして、第1表示制御部55は、RFタグIDに基づきコマンドを送信する処理を実行することで、治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。以下では、これらについて順に説明する。
(取り外す電子部品20Aの部品図番に対応する治具IDを取得する処理)
第1表示制御部55は、マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aの部品図番45Dが部品特定部52から通知された場合、マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aを装着した治具20の治具ID45Aを治具−部品組み合わせDB45から取得する。
例えば、第1表示制御部55は、部品特定部52によって特定された部品図番45Dに対応する治具ID45Aを治具−部品組み合わせDB45から取得する。図8に示す例の場合、第1表示制御部55は、「部品図番=P1234、P0412、P0411」に対応する「治具ID=C0111、C2248、C0365」を取得する。
(取得した治具IDに対応するRFタグIDを取得する処理)
第1表示制御部55は、特定された現部品の治具20に取り付けられたRFタグ20Cを特定する。例えば、第1表示制御部55は、取得した治具ID47Aに対応するRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する。図10に示す例の場合、第1表示制御部55は、「治具ID=C0111、C2248、C0365」に対応する「RFタグID=RF2625、RF0312、RF7001」を取得する。
(取得したRFタグIDに基づきコマンドを送信する処理)
第1表示制御部55は、取得したRFタグID及び、RFタグIDに対応する所在のRFアンテナのアンテナIDに基づき、コマンドを送信する。例えば、第1表示制御部55は、RFタグID47Dに対応する治具ID45Aに対応する所在45Eを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、第1表示制御部55は、取得された所在48Bに対応するアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する。第1表示制御部55は、所在48Bが「マウンタ」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得し、取得されたRFタグID及びアンテナIDに基づきコマンドを送信する。
図11に示す例の場合、第1表示制御部55は、所在48Bが「マウンタ1」の「アンテナID=ANT4」をRFアンテナDB48から取得する。そして、第1表示制御部55は、取得された「アンテナID=ANT4」及び「RFタグID=RF2625、RF0312、RF7001」に基づき、各治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する。そして、これら取り外す電子部品20A、すなわち取外し対象部品の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。
また、第1表示制御部55は、RFタグIDとアンテナIDとを対応付けた情報を通信インタフェース33から受信する。第1表示制御部55は、受信したアンテナIDからRFアンテナ16,18の所在する場所を特定する。
また、第1表示制御部55は、RFタグID47Dから対応する治具ID47Aを特定し、特定された治具ID47A(45A)の所在45Eを治具−部品組み合わせDB45から特定する。第1表示制御部55は、所在45E(48B)に対応したRFアンテナ16,18をRFアンテナDB48から特定する。そして、第1表示制御部55は、特定された治具20の所在場所を治具−部品組み合わせDB45へ格納する。この結果、治具−部品組み合わせDB45は、電子部品20Aの所在する場所を最新の情報に更新して記憶できる。
また、第2表示制御部56は、第1表示制御部55によってLED20Eが発光させられた治具20がマウンタ装置17から取り外された後、特定された新部品、装着する電子部品20Aの治具20を特定し、特定された治具20のLED20Eを発光させる。言い換えると、第2表示制御部56は、装着する電子部品20Aの部品図番に対応した治具IDを取得する処理と、取得された治具IDに対応するRFタグIDを取得する処理と、取得されたRFタグIDに基づきコマンドを送信する処理とを実行する。そして、第2表示制御部56は、取得されたRFタグIDに基づくコマンド送信に応じて、装着する電子部品20Aを搭載した治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。以下では、これらについて順に説明する。
(装着する電子部品20Aの部品図番に対応する治具IDを取得する処理)
例えば、第2表示制御部56は、マウンタ装置17へ装着する電子部品20Aの部品図番45Dを部品特定部52から通知された場合、マウンタ装置17へ装着する電子部品20Aを搭載した治具20の治具ID45Aを治具−部品組み合わせDB45から特定する。図8に示す例の場合、第2表示制御部56は、「部品図番=P0008、P9222、P3345」に対応する「治具ID=C1234、C0011、C5102」を取得する。
また、第2表示制御部56は、特定された新部品の内、電子部品20Aを保管する待機ステーション15から出材されてからの経過時間が所定値未満の新部品の治具20を特定する。言い換えると、第2表示制御部56は、取得した部品IDの中から、吸湿管理部53から通知された吸湿管理時間を超過していない部品IDを抽出する。尚、ここでは、吸湿管理部53からは、吸湿管理時間を超過していないことを示す通知を受信したものとして説明する。
(取得した治具IDに対応するRFタグIDを取得する処理)
第2表示制御部56は、特定された新部品を搭載した治具20のRFタグ20Cを特定する。例えば、第2表示制御部56は、特定した治具20の治具ID47Aに対応するRFタグ20CのRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する。図10に示す例の場合、第2表示制御部56は、「治具ID=C1234、C0011、C5102」に対応する「RFタグID=RF0001、RF0127、RF3389」を取得する。
(取得したRFタグIDに基づきコマンドを送信する処理)
第2表示制御部56は、取得したRFタグID及び、RFタグIDに対応する所在のRFアンテナのアンテナIDに基づき、コマンドを送信する。例えば、第2表示制御部56は、RFタグID47Dに対応する治具ID45Aに対応する所在45Eを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、第2表示制御部56は、取得された所在48Bに対応するアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する。第2表示制御部56は、所在48Bが「待機ステーション」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得し、取得されたRFタグID及びアンテナIDに基づきコマンドを送信する。
図11に示す例の場合、第2表示制御部56は、所在48Bが「待機ステーション1」の「アンテナID=ANT1」をRFアンテナDB48から取得する。第2表示制御部56は、取得された「アンテナID=ANT1」及び「RFタグID=RF0001、RF0127、RF3389」に基づき、各治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する。そして、これら装着する電子部品20Aの治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。
また、第2表示制御部56は、吸湿管理部53から吸湿管理部品の庫外時間が吸湿管理時間を超過したことを示す通知を受信した場合、通知された吸湿管理部品を搭載した治具20のRFタグ20CのLED20Eを点滅させるようにしても良い。例えば、第2表示制御部56は、部品特定部52によって特定された部品図番45Dに対応する治具ID45Aと部品ID45Bとを治具−部品組み合わせDB45から取得する。
そして、第2表示制御部56は、取得した部品ID45Bの中から、吸湿管理部53から通知された吸湿管理時間を超過した部品IDを抽出する。更に、第2表示制御部56は、取得した治具ID45A(47A)に対応するRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する。第2表示制御部56は、所在48Bが「待機ステーション」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する。そして、第2表示制御部56は、取得したアンテナID48A及びRFタグIDに基づきコマンドを送信する。その結果、第2表示制御部56は、RFタグIDに対応したRFタグ20Cの治具20のLED20Eを点滅させる。
第3表示制御部57は、基板ユニットの生産計画が終了した場合に、治具20から取り外されて解体される電子部品20Aの治具20を特定し、特定された治具20のRFタグ20CのLED20を発光させる。言い換えると、第3表示制御部57は、解体する電子部品20Aの部品図番が部品特定部52から通知された場合、解体する電子部品20Aの治具20を特定し、特定された治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する。
例えば、第3表示制御部57は、部品特定部52によって特定された部品図番45Dに対応する治具ID45Aを治具−部品組み合わせDB45から取得する。図8に示す例の場合、第3表示制御部57は、「部品図番=P1234、P0412」に対応する「治具ID=C0111、C2248」を取得する。
更に、第3表示制御部57は、取得した治具ID45A(47A)に対応するRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する。図10に示す例の場合、第3表示制御部57は、「治具ID=C0111、C2248」に対応する「RFタグID=RF2625、RF0312」を取得する。
また、第3表示制御部57は、所在48Bが「待機ステーション」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する。そして、第3表示制御部57は、取得されたアンテナID48A及びRFタグIDに基づきコマンドを送信する。例えば、第3表示制御部57は、RFタグID47Dに対応する治具ID45Aの所在45Eを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、第3表示制御部57は、取得された所在48Bに対応するアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する。第3表示制御部57は、所在48Bが「マウンタ」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得し、取得されたRFタグID及びアンテナIDに基づきコマンドを送信する。図11に示す例の場合、第3表示制御部57は、所在48Bが「待機ステーション1」の「アンテナID=ANT1」をRFアンテナDB48から取得する。第3表示制御部57は、取得した「アンテナID=ANT1」及び「RFタグID=RF2625、RF0312」に基づき、各治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する。そして、これら解体する電子部品20A、すなわち解体部品の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。
また、第4表示制御部58は、補充判定部54によって電子部品20Aの残数が計画必要数未満と通知された場合に、装着位置に未装着の治具20の内、補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20を特定する。第4表示制御部58は、特定された治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。言い換えると、第4表示制御部58は、補充対象の電子部品20Aの部品図番に対応した治具IDを取得する処理と、取得された治具IDに対応するRFタグIDを特定する処理とを実行する。更に、第4表示制御部58は、取得されたRFタグIDに基づきコマンドを送信する処理を実行することで、補充対象部品の治具20のLED20Eを発光させる。以下では、これらについて順に説明する。
(補充対象の電子部品20Aの部品図番に対応する治具IDを取得する処理)
例えば、第4表示制御部58は、補充対象の電子部品20Aの部品図番45Dを部品特定部52から通知された場合、マウンタ装置17へ装着する補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20の治具ID45Aを治具−部品組み合わせDB45から特定する。図8に示す例の場合、第4表示制御部58は、「部品図番=P0008、P9222、P3345」に対応する「治具ID=C1234、C0011、C5102」を特定する。
また、第4表示制御部58は、補充対象の電子部品20Aを保管する待機ステーション15から出材されてからの経過時間が所定値未満の補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20を特定する。言い換えると、第4表示制御部58は、取得した部品IDの中から、吸湿管理部53から通知された吸湿管理時間を超過していない部品IDを抽出する。尚、ここでは、吸湿管理部53からは吸湿管理時間を超過していないことを示す通知を受信したものとして説明する。
(特定された治具IDに対応するRFタグIDを特定する処理)
第4表示制御部58は、特定された補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20のRFタグ20Cを特定する。例えば、第4表示制御部58は、特定された治具20の治具ID47Aに対応するRFタグ20CのRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から特定する。図10に示す例の場合、第4表示制御部58は、「治具ID=C1234、C0011、C5102」に対応する「RFタグID=RF0001、RF0127、RF3389」を特定する。
(特定されたRFタグIDに基づきコマンドを送信する処理)
第4表示制御部58は、取得したRFタグID及び、RFタグIDに対応する所在のRFアンテナのアンテナIDに基づき、コマンドを送信する。例えば、第4表示制御部58は、RFタグID47Dに対応する治具ID45Aの所在45Eを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、第4表示制御部58は、取得された所在48Bに対応するアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する。第4表示制御部58は、所在48Bが「マウンタ」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得し、取得されたRFタグID及びアンテナIDに基づきコマンドを送信する。
図11に示す例の場合、第4表示制御部58は、所在48Bが「待機ステーション1」の「アンテナID=ANT1」をRFアンテナDB48から取得する。そして、第4表示制御部58は、取得した「アンテナID=ANT1」及び「RFタグID=RF0001、RF0127、RF3389」に基づき、各治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する。そして、補充対象の電子部品20A、すなわち補充対象部品の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。
次に図12を用いて部品運用支援装置11の動作について説明する。図12は、段替え支援処理に関わる制御部15の動作の一例を示すフローチャートである。
部品運用支援装置11内の制御部35は、入力部31を通じて、運用する電子部品20Aの設定を受付けた場合(ステップS101肯定)、入力部31を通じて、段替作業毎に対象計画の設定を作業者から受付ける(ステップS102)。更に、制御部35内の運用判定部51は、受付けた設定が条件に適合するか否かを判定する(ステップS103)。ここで、運用判定部51は、受付けた設定が条件に適合すると判定した場合(ステップS103肯定)、入力部31を通じて、電子部品20Aの取外し作業の開始指示を受付ける(ステップS104)。一方、運用判定部51は、受付けた設定が条件に適合しないと判定した場合(ステップS103否定)、新たな部品運用の設定を受付けるべく、ステップS101に移行する。尚、この場合、部品運用支援装置11は、条件に適合しない設定である旨を出力部32から出力しても良い。
更に、制御部35は、取外す電子部品20A、すなわち取外し対象部品の報知処理を実行する(ステップS105)。更に、制御部35は、取外し対象部品の報知処理を実行した後、入力部31を通じて、電子部品20Aの装着作業の開始指示を作業者から受付けたか否かを判定する(ステップS106)。ここで、制御部35は、電子部品20Aの装着作業の開始指示を作業者から受付けたと判定した場合(ステップS106肯定)、装着する電子部品20A、すなわち装着対象部品の報知処理を実行し(ステップS107)、図12に示す処理動作を終了する。一方、制御部35は、電子部品20Aの装着作業の開始指示を作業者から受付けていないと判定した場合(ステップS106否定)、作業者から電子部品20Aの装着作業の開始指示を受付けるまで処理を実行しない。
図13は、取外し対象部品の報知処理に関わる制御部35の処理動作の一例を示すフローチャートである。尚、本処理は、図12に示すステップS105に対応する処理である。
制御部35内の部品特定部52は、「生産中」の計画が存在するか否かを判定する(ステップS201)。ここで、部品特定部52は、「生産中」の計画が存在すると判定した場合(ステップS201肯定)、「生産中」の計画のグループ43Gを計画DB43から取得する(ステップS202)。更に、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一であり、状態43Hが「生産中」又は「計画中」の計画のユニット図番43Cを計画DB43から取得する(ステップS203)。そして、部品特定部52は、ステップS203で取得したユニット図番43C(44B)に対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から取得する(ステップS204)。
一方、部品特定部52は、「生産中」の計画が存在しないと判定した場合(ステップS201否定)、「生産完了」の計画が存在するか否かを判定する(ステップS205)。ここで、部品特定部52は、「生産完了」の計画が存在すると判定した場合(ステップS205肯定)、「生産完了」の計画の中で最後に生産した計画のグループ43Gを計画DB43から取得する(ステップS206)。更に、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一であり、状態43Hが「計画中」の計画のユニット図番43Cを計画DB43から取得する(ステップS207)。そして、部品特定部52は、ステップS207で取得したユニット図番43C(44B)に対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から取得する(ステップS208)。一方、部品特定部52が「生産完了」の計画が存在しないと判定した場合(ステップS205否定)、ステップS209へ移行する。
部品特定部52は、新たに生産する計画のグループ43Gを計画DB43から取得する(ステップS209)。更に、部品特定部52は、取得したグループ43Gと同一である全ての計画のユニット図番43Cを計画DB43から取得する(ステップS210)。そして、部品特定部52は、ステップS210で取得したユニット図番43C(44B)に対応する部品図番44Dをユニット図番DB44から取得する(ステップS211)。
部品特定部52は、所在45Eが「マウンタ」の部品図番45Dを治具−部品組み合わせDB45から取得する(ステップS212)。更に、部品特定部52は、取り外す電子部品20Aの部品図番45Dを特定する。すなわち、部品特定部52は、ステップS212で取得した部品図番45Dの中で、ステップS204、208、209で取得した部品図番以外の部品図番を抽出する(ステップS213)。
第1表示制御部55は、ステップS213で特定した、取り外す電子部品20Aの部品図番45Dの中で所在45Eが「マウンタ」の治具ID45Aを取得する(ステップS214)。更に、第1表示制御部55は、ステップS214で取得した治具ID45A(47A)に対応するRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する(ステップS215)。更に、第1表示制御部55は、所在48Bが「マウンタ」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する(ステップS216)。そして、第1表示制御部55は、取得したアンテナID48A及びRFタグIDに基づき、取り外す電子部品20Aの治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する(ステップS217)。取り外す電子部品20Aの治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。
尚、制御部35の処理手順において、ステップS201からステップS208までの処理と、ステップS209からステップS211までとの処理の順序は互いに入れ替え可能であり、また同時に実行してもよい。
図13に示す処理では、マウンタ装置17に装着中の治具20内に取外し対象部品の治具20がある場合、取外し対象部品の治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させた。その結果、作業者は、マウンタ装置17に装着中の治具20から取外し対象部品の治具20を簡単に識別できる。
(装着する電子部品の報知処理)
図14は、装着対象部品の報知処理に関わる制御部35の処理動作の一例を示すフローチャートである。尚、本処理は、図12に示すステップS107に対応する処理である。
制御部35内の部品特定部52は、所在45Eが「マウンタ」の部品図番45Dを治具−部品組み合わせDB45から取得する(ステップS301)。更に、部品特定部52は、装着する電子部品20Aの部品図番45Dを特定する。すなわち、部品特定部52は、取得した部品図番45Dの中で、ステップS211で取得した部品図番にないものを抽出する(ステップS302)。また、部品特定部52は、所在45Eが「待機ステーション」の部品図番45Dの部品ID45Bを治具−部品組み合わせDB45から取得する(ステップS303)。
部品特定部52は、装着する電子部品20Aが待機ステーション15にあるか否かを判定する(ステップS304)。すなわち、部品特定部52は、ステップS303で取得した部品図番45Dの中に、ステップS302で特定した部品図番があるか否かを判定する。ここで、部品特定部52によって、ステップS303で取得した部品図番の中で、ステップS302で選択した部品図番があると判定された場合(ステップS304肯定)、第2表示制御部56は、ステップS305の処理を実行する。すなわち、第2表示制御部56は、ステップS303で取得した部品図番45Dに対応する治具ID45Aと部品ID45Bとを治具−部品組み合わせDB45から取得する(ステップS305)。一方、部品特定部52は、ステップS303で取得した部品図番45Dの中で、ステップS302で選択した部品図番にないと判定した場合(ステップS304否定)、装着する電子部品20Aが待機ステーション15に準備されていないと判定する。そして、部品特定部52は、図14に示す処理動作を終了する。
吸湿管理部53は、庫外時間が吸湿管理時間を超過していない部品ID46Aを部品DB46から取得する(ステップS306)。更に、第2表示制御部56は、ステップS306で取得した部品ID46Aに対応するRFタグIDを取得する(ステップS307)。すなわち、第2表示制御部56は、ステップS306で取得した部品ID46A(45B)に対応する治具ID45Aを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、第2表示制御部56は、取得した治具ID45A(47A)に対応するRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する。また、第2表示制御部56は、所在48Bが「待機ステーション」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する(ステップS308)。
吸湿管理部53は、庫外時間が吸湿管理時間を超過している部品ID46Aを部品DB46から取得する(ステップS309)。更に、第2表示制御部56は、ステップS309で取得した部品ID46A(45B)の治具ID45A(47A)に対応したRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する(ステップS310)。尚、第2表示制御部56は、ステップS309で取得した部品ID45Bに対応する治具ID45Aを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、第2表示制御部56は、取得された治具ID47Aに対応するRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する。また、第2表示制御部56は、所在48Bが「待機ステーション」のアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する(ステップS311)。
第2表示制御部56は、ステップS308で取得したアンテナID48Aに基づき、該当する待機ステーション15の表示灯15Aを点灯するコマンドを送信する(ステップS312)。待機ステーション15の表示灯15Aは、コマンドに応じて点灯する。その結果、作業者は、表示灯15Aの点灯に応じて、装着する電子部品20Aの治具20が保管された待機ステーション15を識別できる。
更に、第2表示制御部56は、ステップS308で取得したアンテナID48A及びステップS307で取得したRFタグIDに基づき、吸湿管理時間未超過の装着対象部品の治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する(ステップS313)。装着対象部品の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。その結果、作業者は、LED20Eの発光に応じて、吸湿管理時間未超過の装着する電子部品20Aの治具20を識別できる。
更に、第2表示制御部56は、ステップS311で取得したアンテナID48Aに基づき、該当する待機ステーション15の表示灯15Aを点灯するコマンドを送信する(ステップS314)。待機ステーション15の表示灯15Aは、コマンドに応じて点灯する。その結果、作業者は、表示灯15Aの点灯に応じて、装着する電子部品20Aの治具20が保管された待機ステーション15を識別できる。
更に、第2表示制御部56は、ステップS311で取得したアンテナID48A及びステップS310で取得したRFタグIDに基づき、吸湿管理時間超過の装着対象部品の治具20のRFタグ20Cにコマンドを送信する(ステップS315)。吸湿管理時間超過の装着対象部品の治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを点滅する。その結果、作業者は、LED20Eの点滅に応じて、吸湿時間超過の装着する電子部品20Aの治具20を識別できる。
尚、制御部35の処理手順において、ステップS306からステップS308までの処理と、ステップS309からステップS311までの処理との順序は互いに入れ替え可能であり、また同時に実行しても良い。また、ステップS312とステップS313との処理の順序は互いに入れ替え可能であり、また同時に実行しても良い。また、ステップS314とステップS315との処理の順序は互いに入れ替え可能であり、また同時に実行しても良い。また、ステップS313とステップS315との処理の順序は互いに入れ替え可能であり、また同時に実行しても良い。
図14に示す処理では、例えば、待機ステーション15内に吸湿管理時間未超過の装着対象部品の治具20がある場合、装着対象部品の治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させた。その結果、作業者は、吸湿管理時間未超過の装着対象部品の治具20を簡単に識別できる。
また、図14に示す処理では、例えば、待機ステーション15内に吸湿管理時間超過の装着対象部品の治具20がある場合、装着対象部品の治具20のRFタグ20CのLED20Eを点滅させた。その結果、作業者は、吸湿管理時間超過の装着対象部品の治具20を簡単に識別できる。
また、図14に示す処理では、待機ステーション15内に装着対象部品の治具20がある場合、待機ステーション15の表示灯15Aを点灯させた。その結果、作業者は、装着対象部品の治具20がある待機ステーション15を簡単に識別できる。
次に、部品運用支援装置11は、段替え作業後の部品切れによる設備停止を防止するため、マウンタ装置17に搭載した治具20内の基板ユニットの生産計画達成に必要な電子部品20Aの不足を予測する。そして、部品運用支援装置11は、不足が予測された補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20を作業者に報知する。図15及び図16は、補充対象部品の報知処理に関わる制御部35の処理動作の一例を示すフローチャートである。
図15において制御部35は、入力部31を通じて、作業者による基板ユニットの生産計画の内、対象の生産計画を選択する(ステップS401)。制御部35は、対象の生産計画が選択されると、計画DB43の計画順43A及び状態43Hを参照し、対象の生産計画の適合条件を満たしたか否かを判定する(ステップS402)。尚、適合条件は、対象の生産計画が「生産中」又は「計画中」の計画であって、その状態が「生産中」又は「計画中」で直前が生産完了の計画から計画順が連続していることを条件とする。
制御部35の部品特定部52は、対象の生産計画の適合条件を満たした場合(ステップS402肯定)、選択された生産計画の基板ユニットに使用する電子部品20Aの部品図番44Dをユニット図番DB44から取得する(ステップS403)。
制御部35の補充判定部54は、電子部品20Aの部品図番44Dが取得されると、選択された生産計画の部品図番44D毎の電子部品20Aの計画必要数を算出する(ステップS404)。尚、補充判定部54は、計画DB43の生産枚数43D及びユニット図番DB44の実装数44Fを参照し、選択された生産計画毎の電子部品20Aの(実装数*生産枚数)で電子部品20Aの必要数を算出する。更に、補充判定部54は、算出された生産計画毎の全ての必要数を合計し、生産計画に使用する電子部品20Aの計画必要数(計画必要数=計画1の必要数+計画2の必要数+…)を算出する。
補充判定部54は、部品図番44D毎の電子部品20Aの計画必要数を算出した後、部品図番44D毎に、マウンタ装置17所在の部品ID46Aに対応する残数46Iの合計残数を算出する(ステップS405)。尚、補充判定部54は、部品図番44D(45D)の内、所在45Eが「マウンタ」の部品ID45Bを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、補充判定部54は、部品ID45B(46A)に対応する残数46Iを部品DB46から取得し、取得された残数46Iに基づき、マウンタ装置17所在の電子部品20A毎の合計残数を算出する。
補充判定部54は、マウンタ装置17所在の電子部品20A毎に、ステップS405で算出した合計残数がステップS404で算出した計画必要数未満の補充対象の電子部品20Aの部品図番を抽出する(ステップS406)。つまり、補充判定部54は、対象の生産計画の中で部品切れが生じる補充対象の電子部品20Aを特定する。
補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品図番が抽出されると、補充対象の電子部品20Aを使用する生産計画の内、電子部品20Aの合計残数が0以下となる生産計画を特定する(ステップS407)。尚、補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの合計残数から計画順に電子部品20Aの計画必要数を順次差し引き、合計残数が0以下、すなわち部品切れが発生する生産計画を特定する。
補充判定部54は、電子部品20Aの合計残数が0以下となる生産計画が特定されると、特定された計画の開始時点の補充対象の電子部品20Aの最終残数を算出する(ステップS408)。尚、補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品切れが発生する生産計画までの計画必要数を合計残数から減算、例えば、(最終残数=合計残数−計画1の計画必要数−計画2の計画必要数−…)を用いて補充対象の電子部品20Aの最終残数を算出する。
補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの最終残数が算出されると、特定された計画時の実装数44Fで最終残数を除算して補充対象の電子部品20Aの部品切れが生じる枚数を算出する(ステップS409)。尚、補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品図番44Dに対応する実装数44Fをユニット図番DB44から取得する。そして、補充判定部54は、最終残数÷計画3の実装数44Fで計画3時点の部品切れ枚数を算出する。
補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品切れが生じる枚数が算出されると、補充対象の電子部品20Aの部品図番に対応する待機ステーション15所在の電子部品20Aの残数を取得する(ステップS410)。尚、補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品図番45Dの内、所在45Eが待機ステーション15の部品図番45Dを治具−部品組み合わせDB45から取得する。補充判定部54は、部品図番45Dが取得されると、補充対象の電子部品20Aの部品図番45Dに対応する残数46Iを部品DB46から取得する。
補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品図番45Dに対応する電子部品20Aの計画必要数から合計残数を減算して電子部品20Aの不足数を算出する(ステップS411)。
補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品図番45D(46C)毎の待機ステーション15所在の部品ID46Aの残数46Iの内、最小の残数を不足数から差し引く(ステップS412)。尚、補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの部品図番45Dの内、所在45Eが待機ステーション15の部品図番45Dを治具−部品組み合わせDB45から取得する。更に、補充判定部54は、取得された部品図番45D(46C)に対応する部品ID46Aの残数46Iを部品DB46から取得する。更に、補充判定部54は、取得された部品ID46Aの残数46Iの中から最小の残数を選択し、選択された最小の残数で不足数を差し引く。補充判定部54は、差し引きに使用された部品IDを補充対象の部品を搭載した治具20の治具IDを記憶部34に記憶する。
補充判定部54は、ステップS412の差し引いた結果として不足数が0以下であるか否かを判定する(ステップS413)。補充判定部54は、不足数が0以下でない場合(ステップS413否定)、ステップS412で未処理の部品ID46Aの残数があるか否かを判定する(ステップS414)。尚、ステップS412で未処理の部品IDの残数とは、待機ステーション15所在の部品ID46Aの最小の残数46Iの内、ステップS412で不足数から未だ差し引かれていない部品ID46Aの残数46Iである。
補充判定部54は、未処理の部品IDの残数がある場合(ステップS414肯定)、待機ステーション15所在の部品ID46Aの最小の残数46Iの内、未処理の部品ID46Aの残数を選択して不足数から差し引くべく、ステップS412に移行する。また、補充判定部54は、不足数が0以下の場合(ステップS413肯定)、図16に示すM1に移行する。補充判定部54は、待機ステーション15所在の補充対象の電子部品20Aの部品IDのテープ幅及びテープピッチに基づき、補充対象の電子部品20Aの全治具20をマウンタ装置17に装着した場合の合計装着数を算出する(ステップS421)。尚、補充判定部54は、待機ステーション15所在の補充対象の電子部品20Aの全部品ID46Aのテープ幅46D及びテープピッチ46Eを部品DB46から取得する。更に、補充判定部54は、待機ステーション15所在の補充対象の電子部品20A毎に、テープ幅41A及びテープピッチ41Bに対応した占有装着数41Cをカセット条件DB41から取得する。そして、補充判定部54は、待機ステーション15所在の電子部品20A毎の治具20の占有装着数の合計で合計装着数を算出する。
更に、補充判定部54は、マウンタ装置17所在の電子部品20Aの部品IDのテープ幅及びテープピッチに基づき、マウンタ装置17に現時点で装着済みの全治具20の合計装着数を算出する(ステップS422)。
補充判定部54は、ステップS421で算出した合計装着数とステップS422で算出した合計装着数との和で合計必要装着数を算出する(ステップS423)。補充判定部54は、合計必要装着数がマウンタ装置17の最大装着数以内であるか否かを判定する(ステップS424)。尚、マウンタ装置17の最大装着数は、マウンタ装置DB42を参照し、例えば、マウンタ番号1のマウンタ装置17の場合、フロント側の装着数42Bが「96」、リア側の装着数42Cが「96」のため、最大装着数は「192」ということになる。
補充判定部54は、合計必要装着数がマウンタ装置17の最大装着数以内である場合(ステップS424肯定)、補充対象の全電子部品20Aの全治具20を一度にマウンタ装置17に装着できると判定する。そして、補充判定部54は、補充対象の全電子部品20Aの部品IDを報知対象に特定する(ステップS425)。
制御部35内の第4表示制御部58は、特定された報知対象の部品ID45Bの電子部品20Aを搭載した治具20の治具ID45A及び所在45Eを治具−部品組み合わせDB45から取得する(ステップS426)。第4表示制御部58は、特定された報知対象の部品ID45Bに関わる治具20の治具ID45A及び所在45Eが取得されると、治具ID45A(47A)の治具20のRFタグID47Dを治具−RFタグ組み合わせDB47から取得する(ステップS427)。
また、第4表示制御部58は、取得された所在45E(48B)の待機ステーション15に対応したアンテナID48AをRFアンテナDB48から取得する。そして、第4表示制御部58は、取得されたアンテナID48Aに基づき、待機ステーション15の表示灯15Aを点灯するコマンドを送信する(ステップS428)。待機ステーション15の表示灯15Aは、コマンドに応じて点灯する。その結果、作業者は、表示灯15Aの点灯に応じて、補充対象の電子部品20Aの治具20が保管された待機ステーション15を識別できる。
更に、第4表示制御部58は、所在48Bの待機ステーション15に対応したアンテナID48A及びRFタグID47Dに基づきLED20Eを発光するコマンドを送信する(ステップS429)。補充対象の電子部品20Aの治具20のRFタグ20Cは、コマンドに応じてLED20Eを発光する。その結果、作業者は、LED20Eの発光に応じて、補充対象の電子部品20Aの治具20を識別できる。
また、補充判定部54は、合計必要装着数がマウンタ装置17の最大装着数以内でない場合(ステップS424否定)、補充対象の全電子部品20Aの全治具20を一度にマウンタ装置17に装着できないと判定する。そして、補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの内、部品切れが最も早く到来する電子部品20Aの部品ID46Aを報知対象に特定する(ステップS430)。尚、補充判定部54は、補充対象の電子部品20Aの内、マウンタ装置17の空き装着数が無くなるまで報知対象の電子部品20Aの治具20を繰り返し特定することになる。
図15に示す処理では、待機ステーション15内の補充対象の電子部品20Aの治具20がある場合、補充対象の電子部品20Aの治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させた。その結果、作業者は、補充対象の電子部品20Aの治具20を簡単に識別できる。
また、図15に示す処理では、待機ステーション15内に補充対象の電子部品20Aの治具20がある場合、待機ステーション15の表示灯15Aを点灯させた。その結果、作業者は、補充対象の電子部品20Aの治具20がある待機ステーション15を簡単に識別できる。
また、図15に示す処理では、マウンタ装置17に装着済みの治具20の電子部品20Aの残数が今後の生産計画で必要な計画必要数未満の場合、補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させた。その結果、作業者は、待機ステーション15から補充対象の電子部品20Aの治具20を簡単に識別できるため、電子部品20Aの補充作業を効率的に実行できる。
本実施例の部品運用支援装置11は、マウンタ装置17に装着する新たな電子部品20Aを搭載した治具20がある場合、この治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させた。部品運用支援装置11は、LED20Eの発光で、待機ステーション15に保管された、マウンタ装置17に装着する治具20を作業者に報知する。その結果、作業者は、装着する電子部品20Aの治具20が簡単に識別できるため、段替え作業を効率的に実行できる。
更に、部品運用支援装置11は、マウンタ装置17に装着する新たな電子部品20Aの治具20が保管された待機ステーション15の表示灯15Aを点灯表示させた。その結果、作業者は、複数の待機ステーション15の中から、装着する電子部品20Aの治具20が保管された待機ステーション15を識別できるため、段替え作業を効率的に実行できる。
また、部品運用支援装置11は、マウンタ装置17に装着済みの治具20の電子部品20Aの残数が今後の生産計画で必要な計画必要数未満の場合、補充対象の電子部品20を搭載した治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。部品運用支援装置11は、LED20Eの発光で、待機ステーション15に保管された、補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20を作業者に報知する。その結果、作業者は、待機ステーション15から補充対象の電子部品20Aの治具20が簡単に識別できるため、電子部品20Aの補充作業を効率的に実行できる。
更に、部品運用支援装置11は、補充対象の電子部品20Aを搭載した治具20が保管された待機ステーション15の表示灯15Aを点灯表示する。その結果、作業者は、複数の待機ステーション15から補充対象の電子部品20Aの治具20が保管された待機ステーション15を識別できるため、電子部品20Aの補充作業が効率的に行える。
また、部品運用支援装置11は、マウンタ装置17に装着済みの治具20の内、今後の生産計画に共通の電子部品20A以外の電子部品20Aを搭載した治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。部品運用支援装置11は、マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aの治具20を作業者に報知する。その結果、作業者は、マウンタ装置17から取り外す電子部品20Aの治具20が簡単に識別できるため、段替え作業を効率的に実行できる。
また、部品運用支援装置11は、庫外時間が所定の吸湿管理時間を超過していない吸湿管理部品を搭載する治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。その結果、作業者は、吸湿管理時間を超過した電子部品20Aを誤って使用してしまうような事態を回避できる。
更に、部品運用支援装置11は、庫外時間が所定の吸湿管理時間を超過した吸湿管理部品を搭載する治具20のRFタグ20CのLED20Eを点滅させる。その結果、作業者は、吸湿管理時間を超過した電子部品20Aの放置を防止できる。
部品運用支援装置11は、待機ステーション15にある電子部品20Aに対して、今後の生産計画で運用予定が無い解体部品の治具20のRFタグ20CのLED20Eを発光させる。その結果、作業者は、解体部品の治具20が簡単に識別できるため、段替え作業を効率的に実行できる。
尚、本実施例の部品運用支援装置11では、自由配列方式の運用を例に挙げて説明したが、固定配列方式の運用にも適用できる。この場合、部品運用支援装置11は、マウンタ装置17に装着する電子部品20Aの治具20を装着位置のアドレス番号が小さいものから順に1つずつRFタグ20CのLED20Eを発光させる。その結果、作業者は、計画別や装着順に並んでいなくても電子部品20Aの治具20を待機ステーション15から簡単に識別できる。
また、本実施例では、マウンタ装置17に装着中の治具20内の電子部品20Aの残数が計画必要数未満の場合、マウンタ装置17に未装着の補充対象部品の治具20のRFタグ20CのLED20Cを発光した。しかしながら、マウンタ装置17に装着中の治具20内の電子部品20Aの残数と比較する所定数が計画必要数に限定されるものではない。
また、部品運用支援装置11は、固定配列方式で運用した場合、補充対象の電子部品20Aの治具20を保管した待機ステーション15の表示灯15Aを点灯する際、治具20の装着位置のアドレス番号を待機ステーション15の表示部15Bに表示させても良い。同様に、部品運用支援装置11は、マウンタ装置17に装着する電子部品20Aの治具20を保管した待機ステーション15の表示灯15Aに点灯表示する際、治具20の装着位置のアドレス番号を待機ステーション15の表示部15Bに表示させても良い。この場合、作業者は、表示部15Bの内容を見て治具20の装着位置が認識できるため、その作業効率の向上が図れる。
本実施例の部品運用支援装置11は、自由配列方式の運用を例に挙げて説明したが、自由配列方式の運用後、固定配列方式に切替えて運用しても良く、また、固定配列方式の運用後、自由配列方式に切替えて運用しても良い。
部品運用支援装置11は、取外し対象部品の治具20と、装着対象部品の治具20と、解体部品の治具20と、補充対象部品の治具20とで発光させるLED20Eの色を変えても良い。例えば、部品運用支援装置11は、取外し対象部品の治具20を白色、装着対象部品の治具20を青色、解体部品の治具20を赤色、補充対象部品の治具20を緑色としても良い。
また、部品運用支援装置11は、1台のマウンタ装置17に対する段替え作業を支援するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、部品運用支援装置11は、複数台のマウンタ装置17に対して段替え作業を支援しても良い。かかる場合、マウンタ装置17に装着する電子部品20Aは、装着するマウンタ装置17毎に発光させるLED20Eの色や発光周期を変化させ、作業者に、装着するマウンタ装置17と電子部品20Aとを通知しても良い。
部品運用支援装置11は、各種DBを格納したデータベース12と接続し、データベース12から各種DBの内容を収集するようにしたが、記憶部34内部に各種DBを格納するようにしても良い。また、各種DBは、例えば、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の部品運用支援装置11が読取り可能な可搬用の物理媒体に格納されるようにしても良い。
また、本実施例において説明した各処理のうち自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図17は、部品運用支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
図17に示す部品運用支援プログラムを実行するコンピュータ100では、HDD(Hard Disk Drive)110、RAM(Random Access Memory)120、ROM(Read Only Memory)130及びCPU140を有する。更に、コンピュータ100は、操作部150、表示部160及び通信部170を有する。そして、コンピュータ100は、HDD110、RAM120、ROM130、CPU140、操作部150、表示部160及び通信部170がバス180を介して接続される。
そして、HDD110には、上記実施例と同様の機能を発揮する部品運用支援プログラムが予め記憶されている。尚、HDD110ではなく、ROM130や、図示せぬドライブでコンピュータ読取可能な記録媒体に部品運用支援プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。部品運用支援プログラムとしては、図17に示すように、判定プログラム120A及び表示制御プログラム120Bである。尚、プログラム120A及び120Bについては、図3に示した制御部35の各構成要素と同様、適宜統合又は分散してもよい。
そして、CPU140が、これらのプログラム120A及び120BをHDD110から読み出してRAM120上に転送して判定プロセス140A及び表示制御プロセス140Bを実行する。図17は、各プログラム120A及び120Bが、RAM120上に転送された様子を示す。尚、CPU140が、プログラム120A及び120BをHDD110から読み出しながら実行するようにしても良い。
HDD110は、部品搭載装置を使用して基板ユニットに搭載される部品を識別する識別子と、部品搭載装置に装着可能であって、部品を搭載可能な治具を識別する識別子とを対応付けて記憶する。CPU140は、部品搭載装置に装着された1又は複数の治具に搭載された部品の総数が所定数未満であるか否かを判定する。CPU140は、部品の総数が所定数未満の場合に、部品搭載装置に装着されていない治具であって、当該部品を搭載した治具の識別子をHDD110から特定する。そして、CPU140は、特定された治具の識別子を有する治具の表示部の表示制御を行う。その結果、作業者は、総数が所定数未満の部品を搭載した治具の識別表示で、治具を探し出す際の作業負担が軽減できる。
1 電子部品配置システム
11 部品運用支援装置
12 データベース
15 待機ステーション
15A 表示灯
17 マウンタ装置
20 治具
20A 電子部品
20E LED
35 制御部
52 部品特定部
54 補充判定部
58 第4表示制御部

Claims (7)

  1. 部品搭載装置を使用して基板ユニットに搭載される部品を識別する識別子と、前記部品搭載装置に装着可能であって、前記部品を搭載可能な治具を識別する識別子とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記部品搭載装置に装着された1又は複数の治具に搭載された前記部品の総数が所定数未満であるか否か、又は、前記部品が当該基板ユニットの生産に使用する部品であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記部品の総数が前記所定数未満の場合に、前記部品搭載装置に装着されていない治具であって、前記部品を搭載した治具の識別子を前記記憶部から特定し、特定された前記治具の識別子を有する治具の表示部の表示制御を行う表示制御部と
    を有することを特徴とする治具の特定支援装置。
  2. 前記判定部の前記所定数は、
    前記基板ユニットの生産計画達成に要する計画必要数であることを特徴とする請求項1に記載の治具の特定支援装置。
  3. 前記記憶部は、
    前記治具の保管場所を識別する識別子を前記治具の識別子に対応付けて記憶しておき、
    前記表示制御部は、
    特定された前記治具の識別子に対応する前記保管場所の識別子を前記記憶部から特定し、特定された前記保管場所の識別子に基づき、前記保管場所の表示灯を識別表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の治具の特定支援装置。
  4. 前記記憶部は、
    前記治具毎に搭載する前記部品の在庫数を前記治具の識別子に対応付けて記憶しておき、
    前記表示制御部は、
    前記部品搭載装置に装着されていない治具であって、前記在庫数に基づき、前記部品を搭載した前記治具の識別子を前記記憶部から特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の治具の特定支援装置。
  5. 前記部品搭載装置に装着されていない治具の空き装着位置を検出する検出部を有し、
    前記表示制御部は、
    前記検出部によって検出された前記空き装着位置の個数内で、前記治具内の前記部品の総数が前記生産計画達成までに無くなる順に、前記部品を搭載した前記治具の識別子を優先的に特定することを特徴とする請求項2に記載の治具の特定支援装置。
  6. 基板ユニットに部品を搭載する部品搭載装置に装着可能な、当該部品を搭載した治具を特定する治具の特定支援装置に、
    前記部品搭載装置に装着された1又は複数の治具に搭載された前記部品の総数が所定数未満であるか否か、又は、前記部品が当該基板ユニットの生産に使用する部品であるか否かを判定し、
    前記部品を識別する識別子及び、前記部品搭載装置に装着可能であって、前記部品を搭載可能な前記治具を識別する識別子を対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記部品の総数が前記所定数未満である場合に、前記部品搭載装置に装着されていない治具であって、前記部品を搭載した前記治具の識別子を特定し、特定された前記治具の識別子を有する治具の表示部の表示制御を行う
    各処理を実行させることを特徴とする治具の特定支援方法。
  7. 基板ユニットに部品を搭載する部品搭載装置に装着された1又は複数の治具に搭載された前記部品の総数が所定数未満であるか否か、又は、前記部品が当該基板ユニットの生産に使用する部品であるか否かを判定し、
    前記部品を識別する識別子及び、前記部品搭載装置に装着可能であって、前記部品を搭載可能な前記治具を識別する識別子を対応付けて記憶する記憶部を参照し、前記部品の総数が前記所定数未満である場合に、前記部品搭載装置に装着されていない治具であって、前記部品を搭載した前記治具の識別子を特定し、特定された前記治具の識別子を有する治具の表示部の表示制御を行う
    各処理をコンピュータに実行させることを特徴とする治具の特定支援プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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