JP2014044923A - 切替スイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】切替スイッチ10は、スイッチ軸15の軸方向に沿って移動可能なようにスイッチ軸15の先端部に取り付けられた、かつ、回されることによりスイッチ軸15を介して接点ユニット14の複数の接点を連動して切り替えるためのハンドル11と、ハンドル11のスイッチ軸15の軸方向に沿った移動をロックするためのストッパ19と、常時はハンドル11を収納できるとともに切替スイッチ10の操作時にはハンドル11を引き出せるようにハンドル11の周囲に装着するための縁カバー20とを具備する。
【選択図】図1
Description
なお、以下では、説明の簡単のため、切替スイッチ110のハンドル111側を「前面側」および「先端側」とし、ハンドル111と反対側を「後面側」および「末端側」とする。
取付部材111bの末端面の中央部には、スイッチ軸115の先端部を挿入できるように開口面が矩形状とされたスイッチ軸挿入孔が形成されている。
取付部材111bおよびスイッチ軸115の軸方向の中央部には、ハンドル取付ネジ116と螺合するハンドル取付用ネジ穴が、取付部材111bおよびスイッチ軸115を上下方向に貫通するように形成されている。
スイッチベース112の前面のスイッチ軸貫通孔を挟んだ左右には、2本のスイッチベース取付ネジ(不図示)と螺合する2個のスイッチベース取付用ネジ穴(図2(a)に示す第1および第2のスイッチベース取付用ネジ穴12d1,12d2参照)が、前面から後面まで貫通するように形成されている。
スイッチベース112の前面の四隅には、銘板113をスイッチベース112の前面に取り付けるための4本の銘板取付ネジ(不図示)と螺合する4個の銘板取付用ネジ穴が形成されている。
銘板113の中央部には、スイッチ軸115を回転可能に貫通させるためのスイッチ軸貫通孔(スイッチベース112のスイッチ軸貫通孔と同一形状および同一寸法)が形成されている。
銘板113の四隅には、4本の銘板取付ネジを貫通させるための4個の銘板取付ネジ貫通孔が形成されている。
その後、銘板113のスイッチ軸貫通孔にスイッチ軸115の先端部を貫通させて銘板113の裏面をスイッチベース112の前面に接合し、4個の銘板取付ネジを銘板113の四隅の4個の銘板取付ネジ貫通孔に挿入したのちに4個の銘板取付ネジをスイッチベース112の四隅の4個の銘板取付用ネジ穴に螺入することにより、銘板113をスイッチベース112に取り付ける。
その後、ハンドル111の取付部材111bおよびスイッチ軸115のハンドル取付用ネジ穴が重なり合うようにスイッチ軸115の先端部をハンドル111の取付部材111bのスイッチ軸挿入孔に挿入したのち、ハンドル取付ネジ116を取付部材111bおよびスイッチ軸115のハンドル取付用ネジ穴に螺入することにより、ハンドル111をスイッチ軸115に取り付ける。
(a)落下などによる衝撃に弱く破損し易い。
(b)磁石が取れると、磁力による吸着能力がなくなり、切替スイッチ110を防護できなくなる。
(c)経年劣化によりプラスチックが変色すると、マーク111cが見えにくくなるため、切替スイッチ110の入/切状態の視認性が低下する。
(d)単体で購入する際には、コストが掛る。
ここで、前記スイッチ軸が、該スイッチ軸の左側面から右側面まで貫通するように該スイッチ軸の先端部に形成された、かつ、該スイッチ軸の軸方向が長手方向とされた縦孔(15a)と、前記スイッチ軸の軸方向に沿った直線上に前記縦孔の長手方向の長さと同じ間隔で位置するように該スイッチ軸の先端部の下面に形成された第1および第2のストッパ穴(15b1,15b2)とを備えてもよい。
箱形形状のクリップ掛り部材(18)をさらに具備し、前記ハンドルが、前面に丸形のマーク(11c)が印された円盤状のつまみ部材(11a)と、該つまみ部材の裏面に立設された、かつ、前記スイッチ軸の先端部を挿入するためのスイッチ軸挿入孔が末端面に形成された取付部材(11b)とを備え、前記ストッパが、先端が尖った上端部分、中央部分および下端部分からなる棒状部材(19a)と、上片部分、U字状に曲げられた曲折部分および下片部分からなるクリップ状部材(19b)とを備え、前記ストッパの前記棒状部材の前記上端部分が、該ストッパの前記中央部分の一端部から上方に向けてほぼ垂直に曲げられており、前記ストッパの前記棒状部材の前記下端部分が、該ストッパの前記中央部分の他端部から下方に向けてほぼ垂直に曲げられており、前記ストッパの前記棒状部材の前記下端部分の開放端部が、前記ハンドルの前記つまみ部材の裏面側の下面に形成された棒状部材貫通孔を貫通されて該つまみ部材の下面から突出されており、前記クリップ掛り部材が、前記クリップ状部材の前記上片部分を挿入するための開口面が前記ハンドル側を向くように該ハンドルの前記取付部材の下面に取り付けられており、前記クリップ状部材の前記下片部分が、該クリップ状部材の前記曲折部分が前記ハンドル側にくるように該棒状部材の上面に取り付けられており、前記クリップ状部材の前記上片部分が、前記クリップ掛り部材に挿入されており、前記ハンドルの前記取付部材に、前記スイッチ軸の前記縦孔を左右方向に貫通させて該ハンドルを該スイッチ軸に取り付けるためのハンドル取付ネジ(16)と螺合するハンドル取付用ネジ穴が、該取付部材を左右方向に貫通するように形成されており、前記ハンドルの前記取付部材の下面に、前記ストッパの前記棒状部材の前記上端部分の尖端部を貫通させて上下方向に移動可能にするための尖端部貫通孔が形成されていてもよい。
前記スイッチベースが、前記ハンドルの前記取付部材の末端部を挿入するためのハンドル挿入穴(12b)と、該ハンドル挿入穴の上部に、斜め右左上方に向けてそれぞれ形成された第1および第2の羽根掛り用穴(12c1,12c2)とを備えてもよい。
前記ハンドルを入位置または切位置まで完全に回したのちに前記スイッチベースに向けて押し込まないと該スイッチベースの前記第1または第2の羽根掛り用穴に差し込まれない位置および角度で該ハンドルの前記取付部材の末端部に取り付けられた回り留め用羽根(17)をさらに具備してもよい。
前記銘板に、前記ハンドルの前記取付部材の末端部、前記スイッチ軸の先端部および前記回り留め用羽根を前記スイッチ軸の軸方向に貫通させるための貫通孔(13a)が形成されていてもよい。
前記縁カバーが、前面が曲面とされた半球面状の形状を有し、前記縁カバーの前面に、前記ハンドルを収納するためのハンドル収納穴(20a)が形成されており、前記縁カバーの下面の前記ハンドル収納穴が形成された部分が開口面とされており、前記ハンドル収納穴の高さが前記スイッチベースの高さと同じにされており、前記ハンドル収納穴の奥行きが、前記縁カバーの裏面の該ハンドル収納穴が形成された部分を前記スイッチベースの裏面と前記切替スイッチ取付板との間の隙間に挿入できる長さとされており、前記縁カバーの裏面の前記ハンドル収納穴が形成された部分の中央部に、前記スイッチ軸を下から上に向けて通すためのスイッチ軸貫通用開口(20b)が形成されていてもよい。
前記縁カバーの前面の前記ハンドル収納穴よりも上の部分に、前記電気設備を示す名前シールが貼られており、該名前シールの斜め左右下側に、前記切替スイッチの入状態および切状態をそれぞれ示す第1および第2の状態表示シールがそれぞれ貼られていてもよい。
(1)常時にはハンドルを押し込んで縁カバーに収納することができるため、作業員の被服などの接触による誤動作を防止することができる。
(2)スイッチ軸に回り留め用羽根を取り付けるとともにスイッチベースに第1および第2の羽根掛り用穴を形成することにより、ハンドルを入位置または切位置まで完全に回さないと回り留め用羽根が第1または第2の羽根掛り用穴に挿入されないようにできるため、ハンドルの回転不足による接点不良を防止することができる。
また、常時には回り留め用羽根が第1または第2の羽根掛り用穴に挿入されているため、ハンドルが回らないようにすることができる。
(3)常時にはストッパによってハンドルを押込み状態に保持できるため、切替スイッチの高さ(切替スイッチ取付板からの突出量)を従来のものよりも小さくできるので、作業員の被服などの接触を未然に防止することができる。
(4)縁カバーの形状を半球面状にすることにより、ハンドルを押し込めば全体を収納できるため、縁カバーを装着したまま引掛りによる誤動作を防止することができる。
(5)縁カバーにハンドル収納穴を形成することにより、縁カバーで切替スイッチ全体を覆わないため、経年劣化によるプラスチックの変色に起因する切替スイッチの入/切状態の視認性の低下を低減することができる。
(6)縁カバーの裏面のハンドル収納穴が形成された部分をスイッチベースの裏面と切替スイッチ取付板との間の隙間に挿入して縁カバーをハンドルの周囲に装着することができるため、操作盤などの特別な加工を不要にすることができる。
なお、以下では、説明の簡単のため、切替スイッチ10のハンドル11側を「前面側」および「先端側」とし、ハンドル11と反対側を「後面側」および「末端側」とする。
(1)図1(b)に示すように、ハンドル11がスイッチ軸15の軸方向に沿って移動可能なようにスイッチ軸15に取り付けられているとともに、ハンドル11の移動をロックするためのストッパ19を備える。
(2)ハンドル11の回転不足による接点不良を防止するために、図1(b)に示すようにハンドル11の取付部材11bの末端部に回り留め用羽根17を取り付け、図2(a)に示すようにスイッチベース12の中央部にハンドル挿入穴12bを形成するとともにハンドル挿入穴12bの上部に第1および第2の羽根掛り用穴12c1,12c2を斜め右左上方に向けてそれぞれ形成し、図2(b)に示すように銘板13の中央部にハンドル11の取付部材11b、スイッチ軸15の先端部および回り留め用羽根17をスイッチ軸15の軸方向に貫通させるための貫通孔13aを形成することにより、ハンドル11を入位置または切位置まで完全に回したのちにスイッチベース12に向けて押し込まないと回り留め用羽根17が第1または第2の羽根掛り用穴12c1,12c2に差し込まれないようにされている。
(3)作業員の被服などの接触による誤動作を防止するために、ハンドル11の周囲に縁カバー20を装着し、常時はハンドル11を縁カバー20内に収納でき、切替スイッチ10の操作時はハンドル11を縁カバー20から手前に引き出せるようにされている。
切替スイッチ10は、図1(a),(b)に示すように、ハンドル11、スイッチベース12と、銘板13と、接点ユニット14と、スイッチ軸15と、ハンドル取付ネジ16と、回り留め用羽根17と、クリップ掛り部材18と、ストッパ19と、縁カバー20とを具備する。
尖端部貫通孔は、図5(a)に示すようにストッパ19をハンドル11に取り付けた際に棒状部材19aの上端部分の尖端部が挿入されるとともに、ハンドル11を引き出したときにはスイッチ軸15の後述の第1のストッパ穴15b1(図3(b)参照)と重なり合い、ハンドル11を押し込んだときにはスイッチ軸15の第2のストッパ穴15b2(図3(b)参照)と重なり合うように形成されている。
ここで、第1および第2のストッパ穴15b1,15b2は、縦孔15aの長手方向の長さと同じ間隔で、かつ、スイッチ軸15の軸方向に沿って縦孔15aに対してスイッチ軸15の末端側に少しずらされて形成されている。
ここで、棒状部材19aの上端部分は、中央部分の一端部から上方に向けてほぼ垂直に曲げられており、棒状部材19aの下端部分は、中央部分の他端部から下方に向けてほぼ垂直に曲げられている。また、ストッパ19の棒状部材19bの下端部分の開放端部は、ストッパ19をハンドル11に取り付けた際には、つまみ部材11aの裏面側の下面に形成された棒状部材貫通孔を貫通されてつまみ部材11aの下面から突出される(図1(a),(b)参照)。
クリップ状部材19bの下片部分は、曲折部分がハンドル11側にくるように棒状部材19aの上面の中央部に取り付けられている。また、クリップ状部材19bの上片部分は、クリップ掛り部材18に挿入されている。
これにより、棒状部材19bの下端部分の開放端を手で上に向けて押すと、クリップ状部材19bの反発力(下片部分を上片部分に向かって引き寄せようとする力)に抗して棒状部材19bの下端部分側が上方向に移動するとともに棒状部材19bの上端部分側が下方向に移動する(図5(b)参照)。一方、棒状部材19bの下端部分の開放端から手を離すと、クリップ状部材19bの反発力によって棒状部材19bの下端部分側が下方向に移動するとともに棒状部材19bの上端部分側が上方向に移動する(図5(d)参照)。
ここで、縁カバー20の下面のハンドル収納穴20aが形成された部分は、上述したストッパ19の操作を可能とするために、開口面とされている。
ハンドル収納穴20aの高さは、スイッチベース12の高さ(縦方向の長さ)と同じとされており、また、ハンドル収納穴20aの奥行き(スイッチ軸15の軸方向の長さ)は、図6(d)に示すように縁カバー20の裏面のハンドル収納穴20aが形成された部分をスイッチベース12の裏面と操作盤1の前面板との間の隙間(スイッチベース12を操作盤1の前面板へ取り付ける際に設けられる。)に挿入できる長さとされている。
縁カバー20の裏面のハンドル収納穴20aが形成された部分の中央部には、図6(c),(d)に白抜き矢印で示すように縁カバー20を上から下に向けて移動させて取り付ける際に2本のスイッチベース取付ネジ(スイッチベース12を操作盤1の前面板に取り付けるためのもの)およびスイッチ軸15が引っ掛からないように、2本のスイッチベース取付ネジおよびスイッチ軸15を下から上に向けて通すためのスイッチ軸貫通用開口20bが形成されている。
縁カバー20の前面のハンドル収納穴20aよりも上の部分には、切替スイッチ10を用いた入/切操作の対象電気設備である制御電源を示す「制御電源」の名前シールが中央部に貼られているとともに、切替スイッチ10の切状態および入状態をそれぞれ示す「切」および「入」の状態表示シールが「制御電源」の名前シールの斜め左右下側にそれぞれ貼られている。これにより、経年劣化によりプラスチックが変色して銘板13の前面に記された「制御電源」、「入」および「切」の文字が見難くなっても、作業員は縁カバー20に貼られた「制御電源」の名前シールおよび「入」および「切」の状態表示シールを見てハンドル11の切替操作を正確に行うことができる。
図5(a)に示すように、ハンドル11が引き出されている状態では、ストッパ19の棒状部材19aの上端部分の尖端部がスイッチ軸15の第1のストッパ穴15b1(図3(b)参照)に挿入されて、ハンドル11のスイッチ軸15の軸方向に沿った移動ができないようにされている。
この状態で、図5(b)に白抜き矢印で示すようにストッパ19の棒状部材19aの下端部分の開放端が手で押し上げられると、棒状部材19aの上端部分の尖端部が同図に矢印で示すように下方に移動してスイッチ軸15の第1のストッパ穴15b1から飛び出すため、ハンドル11のスイッチ軸15の軸方向に沿った移動が可能となる。
その後、図5(c)に白抜き矢印で示すようにハンドル11がスイッチベース12に向けて押し込まれると、ハンドル取付ネジ16がスイッチ軸15の縦孔15aにガイドされながらハンドル11がスイッチ軸15の軸方向に沿って移動する。
このようにしてハンドル取付ネジ16が縦孔15aのスイッチベース12側の端に当接するまでハンドル11が押し込まれると、棒状部材19aの上端部分がスイッチ軸15の第2のストッパ穴15b2(図3(b)参照)の位置に来るため、棒状部材19aの下端部分の開放端から手を離すと、棒状部材19aの上端部分が図5(d)に矢印で示すように上方に移動して、棒状部材19aの上端部分の尖端部が第2のストッパ穴15b2に挿入されるため、ハンドル11のスイッチ軸15の軸方向に沿った移動ができないようされる。また、棒状部材19aの下端部分が図5(d)に矢印で示すように下方に移動して、棒状部材19aの下端部分の開放端部がハンドル11のつまみ部材11aの下面から突出する。
なお、スイッチベース12側に押し込まれたハンドル11を手前に引き出す場合のストッパ19の操作は、上述した手順と同様の手順で行うことができる。
この場合には、ハンドル11は、マーク11cが縁カバー20の「入」の状態表示シールの位置に来るように回されているとともに、回り留め用羽根17は、スイッチベース12の第1の羽根掛り用穴12c1に挿入されている。また、ストッパ18の棒状部材19aの上端部分の尖端部は、スイッチ軸15の第2のストッパ穴15b2に挿入されている。
これにより、回り留め用羽根17がスイッチベース12の第1の羽根掛り用穴12c1から引き出され、ストッパ18の棒状部材19aの下端部分の開放端部がハンドル11のつまみ部材11aの下面から突出するとともに、ストッパ18の棒状部材19aの上端部分の尖端部がスイッチ軸15の第1のストッパ穴15b1に挿入される。
その結果、ハンドル11を回すことができるようになるため、作業員は、マーク11cが縁カバー20の「切」の状態表示シールの位置に来るようにハンドル11のつまみ部材11aを手で回す。
このとき、ハンドル11を縁カバー20の「切」の状態表示シールの位置まで完全に回している場合には、回り留め用羽根17がスイッチベース12の第2の羽根掛り用穴12c2に挿入されるため、ハンドル11を縁カバー20のハンドル収納穴20aに収納することができるが、ハンドル11を縁カバー20の「切」の状態表示シールの位置まで完全に回していない場合(すなわち、ハンドル11の回転不足が生じている場合)には、回り留め用羽根17がスイッチベース12の第2の羽根掛り用穴12c2に挿入されないため、ハンドル11を縁カバー20のハンドル収納穴20aに収納することができず、また、ストッパ18の棒状部材19aの下端部分の開放端部がハンドル11のつまみ部材11aの下面から突出しないので、作業員はハンドル11の回転不足を即座に認識できる。
なお、ハンドル11を縁カバー20の「切」の状態表示シールの位置まで完全に回している場合には、回り留め用羽根17はスイッチベース12の第2の羽根掛り用穴12c2に挿入されるため、ハンドル11を回すことができなくなる。
10,110 切替スイッチ
11,111 ハンドル
11a,111a つまみ部材
11b,111b 取付部材
11c,111c マーク
12,112 スイッチベース
12a スイッチ軸貫通孔
12b ハンドル挿入孔
12c1,12c2 第1および第2の羽根掛り用穴
12d1,12d2 第1および第2のスイッチベース取付用ネジ穴
13,113 銘板
13a 貫通孔
14,114 接点ユニット
15,115 スイッチ軸
15a 縦孔
15b1,15b2 第1および第2のストッパ穴
16,116 ハンドル取付ネジ
17 回り留め用羽根
18 クリップ掛り部材
19 ストッパ
19a 棒状部材
19b クリップ状部材
20 縁カバー
20a ハンドル収納穴
20b スイッチ軸貫通用開口
Claims (8)
- 電気設備の入/切操作を行うための切替スイッチ(10)であって、
複数の接点が収納された接点ユニット(14)と、
該接点ユニットの前面から先端部が突出されたスイッチ軸(15)と、
該スイッチ軸の軸方向に沿って移動可能なように該スイッチ軸の先端部に取り付けられた、かつ、回されることにより該スイッチ軸を介して前記接点ユニットの前記複数の接点を連動して切り替えるためのハンドル(11)と、
前記接点ユニットと前記ハンドルとの間に設けられた、かつ、前記スイッチ軸の先端部が回転可能に貫通された、かつ、前記切替スイッチを切替スイッチ取付板に取り付けるためのスイッチベース(12)と、
該スイッチベースの前面に取り付けられた銘板(13)と、
前記ハンドルの前記スイッチ軸の軸方向に沿った移動をロックするためのストッパ(19)と、
常時は前記ハンドルを収納できるとともに前記切替スイッチの操作時には該ハンドルを引き出せるように該ハンドルの周囲に装着するための縁カバー(20)と、
を具備することを特徴とする、切替スイッチ。 - 前記スイッチ軸が、
該スイッチ軸の左側面から右側面まで貫通するように該スイッチ軸の先端部に形成された、かつ、該スイッチ軸の軸方向が長手方向とされた縦孔(15a)と、
前記スイッチ軸の軸方向に沿った直線上に前記縦孔の長手方向の長さと同じ間隔で位置するように該スイッチ軸の先端部の下面に形成された第1および第2のストッパ穴(15b1,15b2)と、
を備えることを特徴とする、請求項1記載の切替スイッチ。 - 箱形形状のクリップ掛り部材(18)をさらに具備し、
前記ハンドルが、
前面に丸形のマーク(11c)が印された円盤状のつまみ部材(11a)と、
該つまみ部材の裏面に立設された、かつ、前記スイッチ軸の先端部を挿入するためのスイッチ軸挿入孔が末端面に形成された取付部材(11b)とを備え、
前記ストッパが、
先端が尖った上端部分、中央部分および下端部分からなる棒状部材(19a)と、
上片部分、U字状に曲げられた曲折部分および下片部分からなるクリップ状部材(19b)とを備え、
前記ストッパの前記棒状部材の前記上端部分が、該ストッパの前記中央部分の一端部から上方に向けてほぼ垂直に曲げられており、
前記ストッパの前記棒状部材の前記下端部分が、該ストッパの前記中央部分の他端部から下方に向けてほぼ垂直に曲げられており、
前記ストッパの前記棒状部材の前記下端部分の開放端部が、前記ハンドルの前記つまみ部材の裏面側の下面に形成された棒状部材貫通孔を貫通されて該つまみ部材の下面から突出されており、
前記クリップ掛り部材が、前記クリップ状部材の前記上片部分を挿入するための開口面が前記ハンドル側を向くように該ハンドルの前記取付部材の下面に取り付けられており、
前記クリップ状部材の前記下片部分が、該クリップ状部材の前記曲折部分が前記ハンドル側にくるように該棒状部材の上面に取り付けられており、
前記クリップ状部材の前記上片部分が、前記クリップ掛り部材に挿入されており、
前記ハンドルの前記取付部材に、前記スイッチ軸の前記縦孔を左右方向に貫通させて該ハンドルを該スイッチ軸に取り付けるためのハンドル取付ネジ(16)と螺合するハンドル取付用ネジ穴が、該取付部材を左右方向に貫通するように形成されており、
前記ハンドルの前記取付部材の下面に、前記ストッパの前記棒状部材の前記上端部分の尖端部を貫通させて上下方向に移動可能にするための尖端部貫通孔が形成されている、
ことを特徴とする、請求項1または2記載の切替スイッチ。 - 前記スイッチベースが、
前記ハンドルの前記取付部材の末端部を挿入するためのハンドル挿入穴(12b)と、
該ハンドル挿入穴の上部に、斜め右左上方に向けてそれぞれ形成された第1および第2の羽根掛り用穴(12c1,12c2)とを備える、
ことを特徴とする、請求項3記載の切替スイッチ。 - 前記ハンドルを入位置または切位置まで完全に回したのちに前記スイッチベースに向けて押し込まないと該スイッチベースの前記第1または第2の羽根掛り用穴に差し込まれない位置および角度で該ハンドルの前記取付部材の末端部に取り付けられた回り留め用羽根(17)をさらに具備することを特徴とする、請求項4記載の切替スイッチ。
- 前記銘板に、前記ハンドルの前記取付部材の末端部、前記スイッチ軸の先端部および前記回り留め用羽根を前記スイッチ軸の軸方向に貫通させるための貫通孔(13a)が形成されていることを特徴とする、請求項5記載の切替スイッチ。
- 前記縁カバーが、前面が曲面とされた半球面状の形状を有し、
前記縁カバーの前面に、前記ハンドルを収納するためのハンドル収納穴(20a)が形成されており、
前記縁カバーの下面の前記ハンドル収納穴が形成された部分が開口面とされており、
前記ハンドル収納穴の高さが前記スイッチベースの高さと同じにされており、
前記ハンドル収納穴の奥行きが、前記縁カバーの裏面の該ハンドル収納穴が形成された部分を前記スイッチベースの裏面と前記切替スイッチ取付板との間の隙間に挿入できる長さとされており、
前記縁カバーの裏面の前記ハンドル収納穴が形成された部分の中央部に、前記スイッチ軸を下から上に向けて通すためのスイッチ軸貫通用開口(20b)が形成されている、
ことを特徴とする、請求項1乃至6いずれかに記載の切替スイッチ。 - 前記縁カバーの前面の前記ハンドル収納穴よりも上の部分に、前記電気設備を示す名前シールが貼られており、
該名前シールの斜め左右下側に、前記切替スイッチの入状態および切状態をそれぞれ示す第1および第2の状態表示シールがそれぞれ貼られている、
ことを特徴とする、請求項7記載の切替スイッチ。
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