JP2014044517A - 電子コンテンツ管理装置、電子コンテンツ管理サーバ、電子コンテンツ閲覧装置、電子コンテンツ管理システム、電子コンテンツ管理方法および電子コンテンツ管理プログラム - Google Patents

電子コンテンツ管理装置、電子コンテンツ管理サーバ、電子コンテンツ閲覧装置、電子コンテンツ管理システム、電子コンテンツ管理方法および電子コンテンツ管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定する。
【解決手段】電子コンテンツの閲覧を管理する電子端末10であって、電子コンテンツを画面に表示する表示部15と、ユーザの個人識別情報を取得する個人識別情報取得部21と、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断する不特定ユーザ判断部22と、前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定する閲覧許可判定部7と、を備え、前記閲覧許可判定部7にて前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された場合に前記表示部15に前記電子コンテンツを表示することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子コンテンツの閲覧を管理する技術に関する。
従来から、電子コンテンツを管理する技術が知られている。例えば、特許文献1には、コンテンツの作成者によって使用される作成者端末と、コンテンツの利用者によって使用されるユーザ端末とを含むコンテンツ認証システムが開示されている。作成者端末は、コンテンツの利用権限を設定するユーザの指紋認証コードが格納された指紋認証コードデータベースを有している。そして、コンテンツを作成する際に、コンテンツの作成者は、そのコンテンツの利用権限を与えるユーザの指紋認証コードと、各ユーザに与える利用権限を示すデータとをコンテンツのヘッダに含める。この構成により、コンテンツの作成時に、複数のユーザに対し、それぞれのユーザに応じた利用権限を設定することができ、柔軟かつ高いセキュリティをもってコンテンツの利用を制限することができる。
特開2006−243868号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、ユーザ毎にコンテンツの利用権限を付与する手法を採るため、1つの利用権限を複数のユーザで共有するような柔軟な設定を行なうことができない。すなわち、引用文献1記載の技術では、ユーザの利用前に予め利用権限を付与しなければならなかったため、例えば、店舗に来店する顧客のように、不特定多数のユーザを対象とする場合は、その全員に予め利用権限を付与しなければならないこととなり、現実的には不可能であった。今後、コンテンツ配信サービスが多様化し、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定する場面が想定される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することができる電子コンテンツ管理装置、電子コンテンツ管理サーバ、電子コンテンツ閲覧装置、電子コンテンツ管理システム、電子コンテンツ管理方法および電子コンテンツ管理プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の電子コンテンツ管理装置は、電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理装置であって、電子コンテンツを画面に表示する表示部と、ユーザの個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断する不特定ユーザ判断部と、前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定する閲覧許可判定部と、を備え、前記閲覧許可判定部にて前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された場合に前記表示部に前記電子コンテンツを表示することを特徴とする。
このように、電子コンテンツを画面に表示し、ユーザの個人識別情報を取得し、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断し、前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定し、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された場合に前記電子コンテンツを表示するので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
(2)また、本発明の電子コンテンツ管理装置は、さらに、登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致しているかどうかを判断する不特定ユーザ数条件合致判断部を備え、前記閲覧許可判定部は、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザである場合は、閲覧を許可し、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザでない場合は、前記登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致している場合には、閲覧を拒否し、前記登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致していない場合には、前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザを不特定ユーザとして登録するとともに、閲覧を許可することを特徴とする。
このように、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザである場合は、閲覧を許可し、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザでない場合は、前記登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致している場合には、閲覧を拒否し、前記登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致していない場合には、前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザを不特定ユーザとして登録するとともに、閲覧を許可するので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
(3)また、本発明の電子コンテンツ管理装置において、前記登録済みの不特定ユーザの数が、設定された閾値を超えることを前記予め定められた条件とすることを特徴とする。
このように、前記登録済みの不特定ユーザの数が、設定された閾値を超えることを前記予め定められた条件とするので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。また、登録済みの不特定ユーザの数が、閾値を超えている場合、追加の登録を許可しないように制御することが可能となる。
(4)また、本発明の電子コンテンツ管理装置において、前記登録済みの不特定ユーザの数が、設定された期間内に閾値を超えることを前記予め定められた条件とすることを特徴とする。
このように、登録済みの不特定ユーザの数が、設定された期間内に閾値を超えることを予め定められた条件とするので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。また、登録済みの不特定ユーザの数が、設定された期間内に閾値を超えている場合、追加の登録を許可しないように制御することが可能となる。
(5)また、本発明の電子コンテンツ管理装置において、前記閲覧許可判定部は、前記ユーザが前記電子コンテンツのライセンスを購入したライセンス購入者または前記ライセンス購入者から前記電子コンテンツの閲覧権限が与えられている特定ユーザであるか否かを判断し、前記判断の結果、前記ユーザが前記電子コンテンツのライセンス購入者または前記特定ユーザである場合は、前記電子コンテンツの閲覧を許可することを特徴とする。
このように、ユーザが電子コンテンツのライセンス購入者または特定ユーザであるか否かを判断し、この判断の結果、ユーザが電子コンテンツのライセンス購入者または特定ユーザである場合は、電子コンテンツの閲覧を許可するので、ライセンス購入者または特定ユーザは常に電子コンテンツの閲覧が可能になると共に、ライセンス購入者および特定ユーザ以外のユーザ(不特定ユーザ)に対する利用権限を設定し、閲覧の許可または不許可を判断することが可能となる。
(6)また、本発明の電子コンテンツ管理サーバは、電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理サーバであって、電子コンテンツの閲覧を行なう電子コンテンツ閲覧装置と通信を行なう通信部と、前記電子コンテンツ閲覧装置からユーザの個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断する不特定ユーザ判断部と、前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定する閲覧許可判定部と、を備え、前記判定結果を、前記通信部を介して電子コンテンツ閲覧装置に送信することを特徴とする。
このように、電子コンテンツの閲覧を行なう電子コンテンツ閲覧装置と通信を行ない、前記電子コンテンツ閲覧装置からユーザの個人識別情報を取得し、前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断し、前記判断結果に基づき、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定し、前記判定結果を、前記電子コンテンツ閲覧装置に送信するので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
(7)また、本発明の電子コンテンツ閲覧装置は、電子コンテンツの閲覧を行なう電子コンテンツ閲覧装置であって、電子コンテンツを画面に表示する表示部と、ユーザの個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理サーバとの通信を行う通信部を備え、前記電子コンテンツ管理サーバから閲覧を許可すると判定された電子コンテンツを前記表示部に表示することを特徴とする。
このように、電子コンテンツを画面に表示し、ユーザの個人識別情報を取得し、電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理サーバとの通信を行い、前記電子コンテンツ管理サーバから閲覧を許可すると判定された電子コンテンツを表示するので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
(8)また、本発明の電子コンテンツ管理システムは、上記(6)記載の電子コンテンツ管理サーバと、上記(7)記載の電子コンテンツ閲覧装置と、から構成されることを特徴とする。
この構成により、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
(9)また、本発明の電子コンテンツ管理方法は、電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理方法であって、電子コンテンツを画面に表示するステップと、ユーザの個人識別情報を取得するステップと、前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザである否かを判断するステップと、前記判断の結果に基づいて、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおいて、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された電子コンテンツを表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする。
このように、電子コンテンツを画面に表示し、ユーザの個人識別情報を取得し、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断し、前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定し、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された場合に前記電子コンテンツを表示するので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
(10)また、本発明の電子コンテンツ管理プログラムは、電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理プログラムであって、電子コンテンツを画面に表示する処理と、ユーザの個人識別情報を取得する処理と、前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザである否かを判断する処理と、前記判断の結果に基づいて、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定する処理と、前記判定する処理において、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された電子コンテンツを表示する処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、電子コンテンツを画面に表示し、ユーザの個人識別情報を取得し、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断し、前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定し、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された場合に前記電子コンテンツを表示するので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
本発明によれば、電子コンテンツを画面に表示し、ユーザの個人識別情報を取得し、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断し、前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定し、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された場合に前記電子コンテンツを表示するので、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
本発明の実施形態に係る電子端末の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る電子端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の変形例に係る電子端末の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の変形例に係る電子端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電子コンテンツ管理システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態の変形例に係る電子コンテンツ管理システムの概略構成を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、予め電子コンテンツのライセンスの購入者であるライセンス購入者およびライセンス購入者からその電子コンテンツの利用権限が与えられている特定ユーザが存在しないことを前提とした形態を説明する。図1は、第1の実施形態に係る電子端末の概略構成を示す図である。ここでは、電子端末10が、電子コンテンツ管理装置としての全ての機能を備えているものとする。
図1において、電子端末10は、ライセンス情報管理部101と、コンテンツ記憶部5と、閲覧許可判定部7と、ライセンス購入者情報管理部8と、入力部13と、表示部15と、ライセンス購入者情報保存部17と、コンテンツ記憶部19と、個人識別情報取得部21と、不特定ユーザ判断部22と、不特定ユーザ数条件合致判断部23と、から構成されている。ライセンス情報管理部101は、複数のライセンス情報を格納しており、図1では、ライセンス情報A、ライセンス情報B、ライセンス情報Cを管理している様子を示している。ライセンス情報Aは、さらに、不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部1と、不特定ユーザ情報記憶部3とを備えている。
不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部1には、コンテンツ(A〜C)毎に、そのコンテンツを閲覧できる不特定ユーザ数(上限)が設定されている。図1では、例えば、コンテンツAについては不特定ユーザ上限として10が設定されている。これにより、コンテンツAは、不特定ユーザが10人に到達するまでは閲覧することが可能である。不特定ユーザ情報記憶部3には、コンテンツ(A、B)毎に、そのコンテンツを閲覧できるユーザが登録されている。例えば、コンテンツAについては、ユーザxとユーザyが登録されている。ライセンス情報Bおよびライセンス情報Cも、ライセンス情報Aと同様の構成を採る。
コンテンツ記憶部5は、少なくとも一つの電子コンテンツを記憶し、読み出し要求に応じて記憶している電子コンテンツを出力する。
閲覧許可判定部7は、ユーザの個人識別情報に基づいて、そのユーザが登録済みの不特定ユーザである否かを判断する。この判断の結果、ユーザが登録済みの不特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザの数が、条件に合致したかどうか、すなわち、予め定められている設定値に到達したかどうかを判断し、この条件に合致していない場合は、そのユーザを不特定ユーザとして登録し、電子コンテンツの閲覧を許可する。また、登録済みの不特定ユーザである場合、電子コンテンツの閲覧を許可する。
ライセンス購入者情報管理部8は、電子コンテンツのライセンスの購入者の情報を管理する。図1では、例えば、IDが「abc」、パスワードが「xxx」で特定されるユーザが、コンテンツAのライセンスを購入したことを示している。また、例えば、IDが「def」、パスワードが「yyy」で特定されるユーザが、コンテンツBのライセンスを購入したことを示している。ここで、ライセンス購入者情報と共に、ライセンス購入者から当該電子コンテンツの利用権限を取得した特定ユーザを管理しても良い。
入力部13は、ユーザインタフェースとして機能し、ユーザの操作を契機として、情報の入力を受け付ける。入力部は、操作ボタンやタッチパネルから構成される。
表示部15は、画像を表示する画面とタッチパネルを備え、電子コンテンツを表示する。また、タッチパネルを介してユーザからの入力を受け付ける。ライセンス購入者情報保存部17は、電子コンテンツのライセンスの購入者の情報を保存する。コンテンツ記憶部19は、外部装置、例えば、サーバからダウンロードし、記憶する。そして、読み出し要求に応じて電子コンテンツを出力する。個人識別情報取得部21は、ユーザの個人識別情報を取得する。例えば、タッチパネルへの接触を検知して、ユーザの指紋を取得したり、カメラによってユーザの顔、網膜、光彩のいずれかを撮影したりすることによって、個人識別情報を取得する。また、マイクによってユーザの声を個人識別情報として取得しても良い。さらに、簡易的な手法としては、ユーザにIDを付与して、入力されたIDを個人識別情報とすることも可能である。
不特定ユーザ判断部22は、現在使っているユーザの個人識別情報と、不特定ユーザ情報記憶部3内の不特定ユーザの個人識別情報とを比較し、現在使っているユーザが、これらの記憶部に記憶されているユーザであるかどうかを判断する。これらの記憶部に記憶されているユーザであるならは、「登録済の不特定ユーザ」であるため、閲覧を許可する。
不特定ユーザ数条件合致判断部23は、不特定ユーザ情報記憶部3内に何人の不特定ユーザが登録されているか(U)と、不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部1で現在閲覧中のコンテンツの不特定ユーザ上限(L)の情報を入手し、U≧Lであるかどうかを判断する。U≧Lであるなら、新たな不特定ユーザの登録は行わず、閲覧も許可しない。
図2は、以上のように構成された第1の実施形態に係る電子端末の動作を示すフローチャートである。まず、ライセンス購入者情報が保存されているかどうかを判断し(ステップS1)、ライセンス購入者情報が保存されていない場合は、ライセンス購入者情報の入力を受け付ける(ステップS2)。次に、入力されたIDとパスワードが正しいかどうかを判断し(ステップS3)、入力されたIDとパスワードが正しくなければ、ステップS2へ遷移してこの判断を繰り返す。一方、ステップS3において、入力されたIDとパスワードが正しい場合は、ライセンス購入者情報を保存して(ステップS4)、ステップS5へ遷移する。
次に、ユーザが、電子コンテンツを選択し(ステップS5)、コンテンツの閲覧を行なう(ステップS6)。次に、個人識別情報を取得したかどうかを判断する(ステップS7)。ここでは、ユーザがコンテンツを閲覧する際に、タッチパネルに触れるとそのユーザの個人識別情報としての指紋を取得する構成を採っている。ステップS7において、ユーザの個人識別情報を取得していない場合は、ステップS7の判断を繰り返す。
一方、ステップS7において、ユーザの個人識別情報を取得した場合は、その個人識別情報に基づいて、登録済みの不特定ユーザであるかどうかを判断する(ステップS8)。登録済みの不特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザの数が、条件に合致したかどうか、すなわち、予め定められている設定値に到達したかどうかを判断し(ステップS9)、この条件に合致していない場合は、そのユーザを不特定ユーザとして登録し(ステップS10)、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップS11)。また、ステップS8において、登録済みの不特定ユーザである場合、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップS11)。一方、条件に合致した場合は、不特定ユーザの登録を拒否し、コンテンツの閲覧を許可しない(ステップS12)。なお、ステップS9において期間を設定し、不特定ユーザ数が、予め設定された設定値を超えているかどうかを判断する際に、その期間内で不特定ユーザ数が設定値(閾値)を超えたかどうかを判断しても良い。例えば、期間を「1日」とし、「1日あたり、閲覧許可となった不特定ユーザ数が30人」と定めても良い。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態の変形例では、予め電子コンテンツのライセンスの購入者であるライセンス購入者およびライセンス購入者からその電子コンテンツの利用権限が与えられている特定ユーザが存在することを前提とした形態を説明する。図3は、第1の実施形態の変形例に係る電子端末の概略構成を示すブロック図である。ここでは、電子端末20が、電子コンテンツ管理装置としての全ての機能を備えているものとする。
第1の実施形態の変形例では、電子端末20は、不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部301と、特定ユーザ情報記憶部302と、不特定ユーザ情報記憶部303とを有する。また、コンテンツ記憶部5と、閲覧許可判定部7と、入力部13と、表示部15と、コンテンツ記憶部19と、個人識別情報取得部21と、不特定ユーザ判断部22と、不特定ユーザ数条件合致判断部23と、から構成されている。
不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部301には、第1の実施形態と同様に、コンテンツ(A〜C)毎に、そのコンテンツを閲覧できる不特定ユーザ数(上限)が設定されている。特定ユーザ情報記憶部302には、電子コンテンツ毎にライセンスの購入を行なったユーザが登録されている。例えば、図3では、コンテンツAのライセンスを購入したユーザがユーザa、ユーザb、ユーザcであることを示している。
ここで、ライセンス購入者情報と共に、ライセンス購入者から当該電子コンテンツの利用権限を取得した特定ユーザを管理しても良い。不特定ユーザ情報記憶部303には、コンテンツ(A、B)毎に、そのコンテンツを閲覧できる不特定ユーザが登録されている。例えば、コンテンツAについては、ユーザxとユーザyが登録されている。なお、コンテンツ記憶部5、閲覧許可判定部7、通信部9について、第1の実施形態と同様である。
図4は、第1の実施形態の変形例に係る電子コンテンツ管理システムの動作を示すフローチャートである。前提として、図2で示したステップS1〜ステップS4までの処理が必要となる。すなわち、ライセンス購入者情報が保存されているかどうかを判断し(ステップS1)、ライセンス購入者情報が保存されていない場合は、ライセンス購入者情報の入力を受け付ける(ステップS2)。次に、入力されたIDとパスワードが正しいかどうかを判断し(ステップS3)、入力されたIDとパスワードが正しくなければ、ステップS2へ遷移してこの判断を繰り返す。一方、ステップS3において、入力されたIDとパスワードが正しい場合は、ライセンス購入者情報を保存して(ステップS4)、ステップT1へ遷移する。
ステップS1において、ライセンス購入者情報が保存されている場合、ユーザが、電子コンテンツを選択し(ステップT1)、コンテンツの閲覧を行なう(ステッT2)。次に、個人識別情報を取得したかどうかを判断する(ステップT3)。ここでは、ユーザがコンテンツを閲覧する際に、タッチパネルに触れるとそのユーザの個人識別情報としての指紋を取得する構成を採っている。ステップT3において、ユーザの個人識別情報を取得していない場合は、ステップT3の判断を繰り返す。
一方、ステップT3において、ユーザの個人識別情報を取得した場合は、その個人識別情報に基づいて、そのユーザが特定ユーザであるか否かを判断する(ステップT4)。特定ユーザである場合は、ステップT9へ遷移し、特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザであるかどうかを判断する(ステップT5)。登録済みの不特定ユーザである場合は、ステップT9へ遷移し、登録済みの不特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザの数が、条件に合致したかどうか、すなわち、予め定められている設定値に到達したかどうかを判断し(ステップT6)、この条件に合致していない場合は、そのユーザを不特定ユーザとして登録し(ステップT7)、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップT9)。また、ステップT5において、登録済みの不特定ユーザである場合、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップT9)。一方、ステップT6において、条件に合致した場合、すなわち、登録済みの不特定ユーザの数が、予め設定された設定値を超えている場合は、不特定ユーザの登録を拒否し、コンテンツの閲覧を許可しないで(ステップT8)、終了する。なお、ステップT6において、期間を設定し、閲覧許可となった不特定ユーザ数が、予め設定された設定値を超えているかどうかを判断する際に、その期間内で、閲覧許可となった不特定ユーザ数が設定値(閾値)を超えたかどうかを判断しても良い。例えば、期間を「1日」とし、「1日あたり、閲覧許可となった不特定ユーザ数が30人」と定めても良い。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、予め電子コンテンツのライセンスの購入者であるライセンス購入者およびライセンス購入者からその電子コンテンツの利用権限が与えられている特定ユーザが存在しないことを前提とした形態を説明する。図5は、第2の実施形態に係る電子コンテンツ管理システムの概略構成を示す図である。ここでは、電子コンテンツ管理システムがサーバ100とクライアント200とから構成されている例を示しているが、本発明は、この態様に限定されるわけではない。
図5において、サーバ100は、ライセンス情報管理部101と、コンテンツ記憶部5と、閲覧許可判定部7と、ライセンス購入者情報管理部8と、通信部9と、から構成されている。ライセンス情報管理部101は、複数のライセンス情報を格納しており、図5では、ライセンス情報A、ライセンス情報B、ライセンス情報Cを管理している様子を示している。ライセンス情報Aは、さらに、不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部1と、不特定ユーザ情報記憶部3とを備えている。
不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部1には、コンテンツ(A〜C)毎に、そのコンテンツを閲覧できる不特定ユーザ数(上限)が設定されている。図5では、例えば、コンテンツAについては不特定ユーザ上限として10が設定されている。これにより、コンテンツAは、不特定ユーザが10人に到達するまでは閲覧することが可能である。不特定ユーザ情報記憶部3には、コンテンツ(A、B)毎に、そのコンテンツを閲覧できるユーザが登録されている。例えば、コンテンツAについては、ユーザxとユーザyが登録されている。ライセンス情報Bおよびライセンス情報Cも、ライセンス情報Aと同様の構成を採る。
コンテンツ記憶部5は、少なくとも一つの電子コンテンツを記憶し、読み出し要求に応じて記憶している電子コンテンツを出力する。
閲覧許可判定部7は、ユーザの個人識別情報に基づいて、そのユーザが登録済みの不特定ユーザである否かを判断する。この判断の結果、ユーザが登録済みの不特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザの数が、条件に合致したかどうか、すなわち、予め定められている設定値に到達したかどうかを判断し、この条件に合致していない場合は、そのユーザを不特定ユーザとして登録し、電子コンテンツの閲覧を許可する。また、登録済みの不特定ユーザである場合、電子コンテンツの閲覧を許可する。
ライセンス購入者情報管理部8は、電子コンテンツのライセンスの購入者の情報を管理する。図5では、例えば、IDが「abc」、パスワードが「xxx」で特定されるユーザが、コンテンツAのライセンスを購入したことを示している。また、例えば、IDが「def」、パスワードが「yyy」で特定されるユーザが、コンテンツBのライセンスを購入したことを示している。ここで、ライセンス購入者情報と共に、ライセンス購入者から当該電子コンテンツの利用権限を取得した特定ユーザを管理しても良い。
通信部9は、通信インタフェースとして機能し、無線または優先でクライアント200と双方向通信を行なう。なお、通信インタフェースがどのような方式を採るかどうかについては、本発明では限定しない。
また、図5において、クライアント200は、通信部11と、入力部13と、表示部15と、ライセンス購入者情報保存部17と、コンテンツ記憶部19と、個人識別情報取得部21と、から構成されている。通信部11は、通信インタフェースとして機能し、無線または優先でクライアント200と双方向通信を行なう。なお、通信インタフェースがどのような方式を採るかどうかについては、本発明では限定しない。入力部13は、ユーザインタフェースとして機能し、ユーザの操作を契機として、情報の入力を受け付ける。入力部は、操作ボタンやタッチパネルから構成される。
表示部15は、画像を表示する画面とタッチパネルを備え、電子コンテンツを表示する。また、タッチパネルを介してユーザからの入力を受け付ける。ライセンス購入者情報保存部17は、電子コンテンツのライセンスの購入者の情報を保存する。コンテンツ記憶部19は、サーバ100で閲覧許可された電子コンテンツを、通信部9、11を介してダウンロードし、記憶する。そして、読み出し要求に応じて電子コンテンツを出力する。個人識別情報取得部21は、ユーザの個人識別情報を取得する。例えば、タッチパネルへの接触を検知して、ユーザの指紋を取得したり、カメラによってユーザの顔、網膜、光彩のいずれかを撮影したりすることによって、個人識別情報を取得する。また、マイクによってユーザの声を個人識別情報として取得しても良い。さらに、簡易的な手法としては、ユーザにIDを付与して、入力されたIDを個人識別情報とすることも可能である。
以上のように構成された第2の実施形態に係る電子コンテンツ管理システムの動作は、図2に示すフローチャートに基づいて行われる。まず、ライセンス購入者情報が保存されているかどうかを判断し(ステップS1)、ライセンス購入者情報が保存されていない場合は、ライセンス購入者情報の入力を受け付ける(ステップS2)。次に、入力されたIDとパスワードが正しいかどうかを判断し(ステップS3)、入力されたIDとパスワードが正しくなければ、ステップS2へ遷移してこの判断を繰り返す。一方、ステップS3において、入力されたIDとパスワードが正しい場合は、ライセンス購入者情報を保存して(ステップS4)、ステップS5へ遷移する。
次に、ユーザが、電子コンテンツを選択し(ステップS5)、コンテンツの閲覧を行なう(ステップS6)。次に、個人識別情報を取得したかどうかを判断する(ステップS7)。ここでは、ユーザが試聴用コンテンツを閲覧する際に、タッチパネルに触れるとそのユーザの個人識別情報としての指紋を取得する構成を採っている。ステップS7において、ユーザの個人識別情報を取得していない場合は、ステップS7の判断を繰り返す。
一方、ステップS7において、ユーザの個人識別情報を取得した場合は、その個人識別情報に基づいて、登録済みの不特定ユーザであるかどうかを判断する(ステップS8)。登録済みの不特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザの数が、条件に合致したかどうか、すなわち、予め定められている設定値に到達したかどうかを判断し(ステップS9)、この条件に合致していない場合は、そのユーザを不特定ユーザとして登録し(ステップS10)、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップS11)。また、ステップS8において、登録済みの不特定ユーザである場合、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップS11)。一方、条件に合致した場合は、不特定ユーザの登録を拒否し、コンテンツの閲覧を許可しない(ステップS12)。なお、ステップS9において期間を設定し、不特定ユーザ数が、予め設定された設定値を超えているかどうかを判断する際に、その期間内で不特定ユーザ数が設定値(閾値)を超えたかどうかを判断しても良い。例えば、期間を「1日」とし、「1日あたり、閲覧許可となった不特定ユーザ数が30人」と定めても良い。
(第2の実施形態の変形例)
第2の実施形態の変形例では、予め電子コンテンツのライセンスの購入者であるライセンス購入者およびライセンス購入者からその電子コンテンツの利用権限が与えられている特定ユーザが存在することを前提とした形態を説明する。図6は、第2の実施形態の変形例に係る電子コンテンツ管理システムの概略構成を示すブロック図である。ここでは、電子コンテンツ管理システムがサーバ300とクライアント400とから構成されている例を示しているが、本発明は、この態様に限定されるわけではない。
第2の実施形態の変形例では、サーバ300は、不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部301と、特定ユーザ情報記憶部302と、不特定ユーザ情報記憶部303とを有する。また、コンテンツ記憶部5と、閲覧許可判定部7と、通信部9と、を有する。不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部301には、第2の実施形態と同様に、コンテンツ(A〜C)毎に、そのコンテンツを閲覧できる不特定ユーザ数(上限)が設定されている。特定ユーザ情報記憶部302には、電子コンテンツ毎にライセンスの購入を行なったユーザが登録されている。例えば、図6では、コンテンツAのライセンスを購入したユーザがユーザa、ユーザb、ユーザcであることを示している。ここで、ライセンス購入者情報と共に、ライセンス購入者から当該電子コンテンツの利用権限を取得した特定ユーザを管理しても良い。不特定ユーザ情報記憶部303には、コンテンツ(A、B)毎に、そのコンテンツを閲覧できる不特定ユーザが登録されている。例えば、コンテンツAについては、ユーザxとユーザyが登録されている。なお、コンテンツ記憶部5、閲覧許可判定部7、通信部9について、第1の実施形態と同様である。
また、図6において、クライアント400は、通信部11と、入力部13と、表示部15と、コンテンツ記憶部19と、個人識別情報取得部21とを有する。これらの構成要素は、第2の実施形態と同様である。
第2の実施形態の変形例に係る電子コンテンツ管理システムの動作は、図4に示すフローチャートに基づいて行われる。すなわち、前提として、図2で示したステップS1〜ステップS4までの処理が必要となる。すなわち、ライセンス購入者情報が保存されているかどうかを判断し(ステップS1)、ライセンス購入者情報が保存されていない場合は、ライセンス購入者情報の入力を受け付ける(ステップS2)。次に、入力されたIDとパスワードが正しいかどうかを判断し(ステップS3)、入力されたIDとパスワードが正しくなければ、ステップS2へ遷移してこの判断を繰り返す。一方、ステップS3において、入力されたIDとパスワードが正しい場合は、ライセンス購入者情報を保存して(ステップS4)、ステップT1へ遷移する。
ステップS1において、ライセンス購入者情報が保存されている場合、ユーザが、電子コンテンツを選択し(ステップT1)、コンテンツの閲覧を行なう(ステッT2)。次に、個人識別情報を取得したかどうかを判断する(ステップT3)。ここでは、ユーザがコンテンツを閲覧する際に、タッチパネルに触れるとそのユーザの個人識別情報としての指紋を取得する構成を採っている。ステップT3において、ユーザの個人識別情報を取得していない場合は、ステップT3の判断を繰り返す。
一方、ステップT3において、ユーザの個人識別情報を取得した場合は、その個人識別情報に基づいて、そのユーザが特定ユーザであるか否かを判断する(ステップT4)。特定ユーザである場合は、ステップT9へ遷移し、特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザであるかどうかを判断する(ステップT5)。登録済みの不特定ユーザである場合は、ステップT9へ遷移し、登録済みの不特定ユーザでない場合は、登録済みの不特定ユーザの数が、条件に合致したかどうか、すなわち、予め定められている設定値に到達したかどうかを判断し(ステップT6)、この条件に合致していない場合は、そのユーザを不特定ユーザとして登録し(ステップT7)、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップT9)。また、ステップT5において、登録済みの不特定ユーザである場合、電子コンテンツの閲覧を許可する(ステップT9)。一方、ステップT6において、条件に合致した場合、すなわち、登録済みの不特定ユーザの数が、予め設定された設定値を超えている場合は、不特定ユーザの登録を拒否し、コンテンツの閲覧を許可しないで(ステップT8)、終了する。なお、ステップT6において、期間を設定し、閲覧許可となった不特定ユーザ数が、予め設定された設定値を超えているかどうかを判断する際に、その期間内で、閲覧許可となった不特定ユーザ数が設定値(閾値)を超えたかどうかを判断しても良い。例えば、期間を「1日」とし、「1日あたり、閲覧許可となった不特定ユーザ数が30人」と定めても良い。
以上説明したように、本実施形態に係る電子コンテンツ管理システムによれば、一つのコンテンツを、複数のユーザが閲覧できるように利用権限を設定することが可能となる。これにより、従来存在しなかったコンテンツサービスを実現することが可能となる。
1 不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部
3 不特定ユーザ情報記憶部
5 コンテンツ記憶部
7 閲覧許可判定部
8 ライセンス購入者情報管理部
9 通信部
10 電子端末
11 通信部
13 入力部
15 表示部
17 ライセンス購入者情報保存部
19 コンテンツ記憶部
20 電子端末
21 個人識別情報取得部
22 不特定ユーザ判断部
23 不特定ユーザ数条件合致判断部
100 サーバ
101 ライセンス情報管理部
200 クライアント
300 サーバ
301 不特定ユーザ閲覧許可設定情報記憶部
302 特定ユーザ情報記憶部
303 不特定ユーザ情報記憶部
400 クライアント

Claims (10)

  1. 電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理装置であって、
    電子コンテンツを画面に表示する表示部と、
    ユーザの個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、
    前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断する不特定ユーザ判断部と、
    前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定する閲覧許可判定部と、を備え、
    前記閲覧許可判定部にて前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された場合に前記表示部に前記電子コンテンツを表示することを特徴とする電子コンテンツ管理装置。
  2. さらに、登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致しているかどうかを判断する不特定ユーザ数条件合致判断部を備え、
    前記閲覧許可判定部は、
    前記ユーザが登録済みの不特定ユーザである場合は、閲覧を許可し、
    前記ユーザが登録済みの不特定ユーザでない場合は、
    前記登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致している場合には、閲覧を拒否し、
    前記登録済みの不特定ユーザの数が、予め定められた条件に合致していない場合には、前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザを不特定ユーザとして登録するとともに、閲覧を許可することを特徴とする請求項1記載の電子コンテンツ管理装置。
  3. 前記登録済みの不特定ユーザの数が、設定された閾値を超えることを前記予め定められた条件とすることを特徴とする請求項2記載の電子コンテンツ管理装置。
  4. 前記登録済みの不特定ユーザの数が、設定された期間内に閾値を超えることを前記予め定められた条件とすることを特徴とする請求項2または請求項3記載の電子コンテンツ管理装置。
  5. 前記閲覧許可判定部は、前記ユーザが前記電子コンテンツのライセンスを購入したライセンス購入者または前記ライセンス購入者から前記電子コンテンツの閲覧権限が与えられている特定ユーザであるか否かを判断し、前記判断の結果、前記ユーザが前記電子コンテンツのライセンス購入者または前記特定ユーザである場合は、前記電子コンテンツの閲覧を許可することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子コンテンツ管理装置。
  6. 電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理サーバであって、
    電子コンテンツの閲覧を行なう電子コンテンツ閲覧装置と通信を行なう通信部と、
    前記電子コンテンツ閲覧装置からユーザの個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、
    前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザであるか否かを判断する不特定ユーザ判断部と、
    前記不特定ユーザ判断部の判断結果に基づき、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定する閲覧許可判定部と、を備え、
    前記判定結果を、前記通信部を介して電子コンテンツ閲覧装置に送信することを特徴とする電子コンテンツ管理サーバ。
  7. 電子コンテンツの閲覧を行なう電子コンテンツ閲覧装置であって、
    電子コンテンツを画面に表示する表示部と、
    ユーザの個人識別情報を取得する個人識別情報取得部と、
    電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理サーバとの通信を行う通信部を備え、
    前記電子コンテンツ管理サーバから閲覧を許可すると判定された電子コンテンツを前記表示部に表示することを特徴とする電子コンテンツ閲覧装置。
  8. 請求項6記載の電子コンテンツ管理サーバと、請求項7記載の電子コンテンツ閲覧装置と、から構成されることを特徴とする電子コンテンツ管理システム。
  9. 電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理方法であって、
    電子コンテンツを画面に表示するステップと、
    ユーザの個人識別情報を取得するステップと、
    前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザである否かを判断するステップと、
    前記判断の結果に基づいて、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップにおいて、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された電子コンテンツを表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする電子コンテンツ管理方法。
  10. 電子コンテンツの閲覧を管理する電子コンテンツ管理プログラムであって、
    電子コンテンツを画面に表示する処理と、
    ユーザの個人識別情報を取得する処理と、
    前記取得した個人識別情報に基づいて、前記ユーザが登録済みの不特定ユーザである否かを判断する処理と、
    前記判断の結果に基づいて、前記ユーザに対して、前記電子コンテンツの閲覧を許可するか否かを判定する処理と、
    前記判定する処理において、前記電子コンテンツの閲覧を許可すると判定された電子コンテンツを表示する処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする電子コンテンツ管理プログラム。
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