JP2014041089A - 電力測定装置および電力測定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電力測定装置に設けられたコンセントに接続されない電気機器の消費電力を計測することが可能な電力測定装置を提供する。
【解決手段】電力測定装置は、第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、プラグと第2のコンセントとを接続する電力線と、電力線間に印加される電圧を計測する電圧計測回路と、電流を計測する電流計測回路と、第2の電気機器に流れる電流を検知する外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、第2のコンセントに接続された第1の電気機器に流れる電流を計測する場合の電流計測回路と電力線との間の電気的な接続と、第3のコンセントに接続された第2の電気機器に流れる電流を計測する場合にコネクタを介して検知回路と電流計測回路との間の電気的な接続とを切り替えることが可能な切替スイッチとを設ける。
【選択図】図4
【解決手段】電力測定装置は、第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、プラグと第2のコンセントとを接続する電力線と、電力線間に印加される電圧を計測する電圧計測回路と、電流を計測する電流計測回路と、第2の電気機器に流れる電流を検知する外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、第2のコンセントに接続された第1の電気機器に流れる電流を計測する場合の電流計測回路と電力線との間の電気的な接続と、第3のコンセントに接続された第2の電気機器に流れる電流を計測する場合にコネクタを介して検知回路と電流計測回路との間の電気的な接続とを切り替えることが可能な切替スイッチとを設ける。
【選択図】図4
Description
本発明は、通信機能を備えた電力測定装置および電力測定システムに関する。
従来の電力測定装置は、分電盤に設置されるため、全体の消費電力を計測することは可能であるが、個々の電気機器の消費電力を計測するのは困難であった。個々の電気機器の消費電力を計測しようとすると、コンセント周辺を電力測定のために加工する必要があるが、そのような加工は簡単にできるものではない。そこで、電気機器の消費電力を計測するコンセント接続型の電力測定装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この点で、上記の特許文献1等に示される従来の電力測定装置は、電力測定装置に設けられたコンセントに接続された電気機器の消費電力を計測するものであるが、当該コンセントに電気機器が接続されない電気機器の消費電力を計測することはできない。
本願発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、電力測定装置に設けられたコンセントに接続されない電気機器の消費電力を計測することが可能な電力測定装置および電力測定システムを提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う電力測定装置は、電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、プラグと第2のコンセントとを接続する電力線と、電力線間に印加される電源の電圧を計測する電圧計測回路と、電流を計測する電流計測回路と、別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知するために外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、第2のコンセントに接続された第1の電気機器に流れる電流を計測する場合の電流計測回路と電力線との間の電気的な接続と、電源と接続された第3のコンセントに接続された第2の電気機器に流れる電流を計測する場合にコネクタを介して外部に設けられた検知回路と電流計測回路との間の電気的な接続とを切り替えることが可能な切替スイッチと、電圧計測回路により計測される電圧値と、電流計測回路により計測される電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、A/D変換により変換された電圧値および電流値に基づいて、消費電力に関する情報を演算する演算回路と、演算部により演算された第1あるいは第2の電気機器の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、第1のコンセントに印加される電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを備える。
好ましくは、コネクタは、第2の電気機器の電力線を介して第2の電気機器に流れる電流を検知する検知回路と接続される。
好ましくは、第1の電気機器のプラグと、第2の電気機器のプラグとは形状が異なり、第2のコンセントに第2の電気機器のプラグは接続できない。
本発明の別の局面に従う電力測定装置は、電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、プラグと第2のコンセントとを接続する電力線と、電力線間に印加される電源の電圧を計測する電圧計測回路と、第2のコンセントに接続された第1の電気機器に流れる電流を計測する場合に電力線に流れる電流を計測する第1の電流計測回路と、別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知するために外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、電源と接続された第3のコンセントに接続された第2の電気機器に流れる電流を計測する場合にコネクタを介して検知回路に流れる電流を計測する第2の電流計測回路と、電圧計測回路により計測される電圧値と、第1あるいは第2の電流計測回路のうちの少なくとも一方の電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、A/D変換により変換された電圧値および少なくとも一方の電流値に基づいて、第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を演算する演算回路と、演算部により演算された第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、第1のコンセントに印加される電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを備える。
好ましくは、第1の電気機器のプラグと、第2の電気機器のプラグとは形状が異なり、第2のコンセントに第2の電気機器のプラグは接続されない。
本発明のある局面に従う電力測定システムは、電気機器に流れる電流を検知するための検知回路と、電気機器の消費電力を測定する電力測定装置とを備え、電力測定装置は、電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、プラグと第2のコンセントとを接続する電力線と、電力線間に印加される電源の電圧を計測する電圧計測回路と、電流を計測する電流計測回路と、別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知する検知回路と接続可能なコネクタと、第2のコンセントに接続された第1の電気機器に流れる電流を計測する場合の電流計測回路と電力線との間の電気的な接続と、電源と接続された第3のコンセントに接続された第2の電気機器に流れる電流を計測する場合にコネクタを介して外部に設けられた検知回路と電流計測回路との間の電気的な接続とを切り替えることが可能な切替スイッチと、電圧計測回路により計測される電圧値と、電流計測回路により計測される電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、A/D変換により変換された電圧値および電流値に基づいて、消費電力に関する情報を演算する演算回路と、演算回路により演算された第1あるいは第2の電気機器の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、第1のコンセントに印加される電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを含む。
本発明の別の局面に従う電力測定システムは、電気機器に流れる電流を検知するための検知回路と、電気機器の消費電力を測定する電力測定装置とを備え、電力測定装置は、電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、プラグと第2のコンセントとを接続する電力線と、電力線間に印加される電源の電圧を計測する電圧計測回路と、第2のコンセントに接続された第1の電気機器に流れる電流を計測する場合に電力線に流れる電流を計測する第1の電流計測回路と、別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知するために外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、電源と接続された第3のコンセントに接続された第2の電気機器に流れる電流を計測する場合にコネクタを介して検知回路に流れる電流を計測する第2の電流計測回路と、電圧計測回路により計測される電圧値と、第1あるいは第2の電流計測回路のうちの少なくとも一方の電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、A/D変換により変換された電圧値および少なくとも一方の電流値に基づいて、第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を演算する演算回路と、演算回路により演算された第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、第1のコンセントに印加される電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを含む。
本発明に従えば、電力測定装置に設けられたコンセントに接続されない電気機器の消費電力を計測することが可能である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る電力システムについて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<電力システム構成>
図1は、電力システムの概略構成を説明するための図である。
図1は、電力システムの概略構成を説明するための図である。
図1を参照して、電力システムは、宅内に引き込まれた単相3線式の電力線と接続された分電盤1を有し、分電盤1は、主管ブレーカ2と、分岐ブレーカ4〜12とを有する。
主管ブレーカ2、分岐ブレーカ4〜12は、内部の過負荷等の要因で二次側の回路(負荷、電路)に異常な電流が流れたときに電路を開放し、一次側からの電源供給を遮断することにより負荷回路を損傷から回避する。なお、本例において、分岐ブレーカ4〜12は、3線の電力線のうちの同じ2線と接続されており同一の電圧(たとえば125V)が供給されるものとする。
分岐ブレーカ4〜12は、それぞれコンセント30A、40A、30B、40B、30Cと接続される。コンセント30A〜30Cは、総称してコンセント30とも称する。コンセント40A,40Bは、総称してコンセント40とも称する。
本例においては、コンセント30A〜30Cと、当該コンセント30A〜30Cに対してそれぞれ接続される電力測定装置50A,50B,50#とが設けられる。電力測定装置50A,50B,50#は、各種の被電力測定機器の電力を測定する。
電力測定装置50A,50B,50#は、電力表示装置20と通信可能に設けられ、測定した消費電力に関する情報を電力表示装置20に送信する。
電力表示装置20は、電力測定装置50A,50B,50#から送信された測定した消費電力に関する情報をたとえば、当該装置に設けられたディスプレイ等を用いて表示することが可能である。
本例においては、コンセント30Aに電力測定装置50Aが接続され、当該電力測定装置50Aに被電力測定機器36のプラグ34が接続されて被電力測定機器36の電力を測定する構成が示されている(電力測定システム100)。
また、別の例においては、コンセント30Bに電力測定装置50Bが接続され、コンセント40Aに被電力測定機器42のプラグ38が接続されていて、被電力測定機器42に流れる電流を測定するために外部電流センサ70が被電力測定機器42のプラグ38に接続される配線にクランプされている構成が示されている(電力測定システム200)。
さらに、別の例においては、コンセント30Cに電力測定装置50#が接続され、当該電力測定装置50#に被電力測定機器68のプラグ48が接続されるとともに、コンセント40Bに被電力測定機器46のプラグ44が接続されていて、被電力測定機器46に流れる電流を測定するために電流センサ72が被電力測定機器46のプラグ44に接続される配線にクランプされている構成が示されている(電力測定システム300)。
図2は、コンセント30およびコンセント40について説明する図である。
図2(A)および(B)を参照して、コンセント30とコンセント40との相違点は、差し込まれる(接続する)プラグの形状が異なる。当該プラグの形状は、供給される電圧および定格電流値に従ってそれぞれ異なる。本例においては、一例としてコンセント30は、たとえば電圧125Vおよび定格電流値15Aの電気機器のプラグに対応している。また、コンセント40は、たとえば電圧125Vおよび定格電流値20Aの電気機器のプラグに対応している。
図2(A)および(B)を参照して、コンセント30とコンセント40との相違点は、差し込まれる(接続する)プラグの形状が異なる。当該プラグの形状は、供給される電圧および定格電流値に従ってそれぞれ異なる。本例においては、一例としてコンセント30は、たとえば電圧125Vおよび定格電流値15Aの電気機器のプラグに対応している。また、コンセント40は、たとえば電圧125Vおよび定格電流値20Aの電気機器のプラグに対応している。
以下、それぞれの測定形態(電力測定システム)100について説明する。
<電力測定システム100>
図3は、この実施の形態に係る電力測定システム100の構成を説明する図である。
<電力測定システム100>
図3は、この実施の形態に係る電力測定システム100の構成を説明する図である。
図3を参照して、この実施の形態に係る電力測定システム100は、コンセント30Aと、電力測定装置50Aと、電力表示装置20とを含む。
まず、電力測定装置50Aの詳細な構成について説明する。
電力測定装置50Aは、プラグ52とコンセント54とを含む。
電力測定装置50Aは、プラグ52とコンセント54とを含む。
プラグ52は、家屋等に設置されたコンセント30Aと接続される。コンセント54には、測定対象となる被電力測定機器36のプラグ34が接続される。
電力測定装置50Aは、2本の電力線53をさらに含む。2本の電力線53は、プラグ52とコンセント54とを接続している。
電力測定装置50Aは、電源回路66をさらに含む。電源回路66は、2本の電力線53に接続されている。電源回路66は、プラグ52から印加される交流電圧を、直流電圧に変換して、電力測定装置50内の各部の動作に必要な電源電圧が供給される。
電力測定装置50Aは、電圧計測回路61と電流計測回路62とをさらに含む。
電圧計測回路61は、プラグ52とコンセント54との間の電力線53間に印加される電圧を計測する。
電圧計測回路61は、プラグ52とコンセント54との間の電力線53間に印加される電圧を計測する。
2本の電力線53の他方には電流センサ56が設けられ、当該電流センサ56は、切替スイッチ58を介して電流計測回路62と接続される。
電流計測回路62は、切替スイッチ58を介して電流センサ56あるいは、外部の電流センサからの入力に従う電流を計測する。
切替スイッチ58は、指示に従って電流センサ56と電流計測回路62との電気的な接続と、コネクタ60と電流計測回路62との電気的な接続とを切り替える。本例においては、コネクタ60に対する外部機器(外部電流センサ)の挿入に応答して接続が切り替えられるものとする。なお、本例においては、コネクタ60には外部機器は挿入されておらず、切替スイッチ58は、電流センサ56と電流計測回路62との間の電気的な経路を形成する。
コネクタ60は、後述するが外部機器である外部電流センサと接続可能に設けられている。
電力測定装置50Aは、A/D変換部63、電力演算部64、通信部65をさらに含む。
A/D変換部63は、電圧計測回路61および電流計測回路62からの電圧および電流のアナログ信号をデジタル値に変換して電力演算部64に出力する。
電力演算部64は、A/D変換部63からの出力である電圧値および電流値に基づいて、所定の演算を行って、被電力測定機器の消費電力に関する計測データを算出する。たとえば、電圧値および電流値を乗算することにより消費電力を算出することが可能である。
通信部65は、電力演算部64から被電力測定機器の消費電力に関する計測データの入力を受けて、その計測データを、アンテナを介して無線通信により外部機器である電力表示装置20に送信する。通信部65は、例えば、ZigBee(登録商標)モジュールである。
電力表示装置20は、電力測定装置50Aとの間で無線通信を行うため、ZigBee(登録商標)モジュールを内蔵している。電力表示装置20は、電力測定装置50Aから送信された被電力測定機器の消費電力に関する計測データを受信して、表示することが可能である。たとえば、数値又はグラフ表示等のユーザに分かりやすい形式にて、電力測定装置50Aが計測した被電力測定機器の消費電力や、消費電力量等の消費電力に関する計測データを表示することが可能である。
本電力測定システム100の構成においては、電力測定装置50Aのコンセント54に被電力測定機器36のプラグ34が接続される。
電力測定装置50Aのプラグ52から入力される交流電圧は、電源回路66で整流されて、直流電圧に変換され、各部に必要な電源電圧を供給する。電源電圧が供給されることにより、各部の駆動動作を開始する。
そして、電圧計測回路61は、プラグ52を介して入力されるコンセント30Aに印加される電圧信号を計測する。
また、被電力測定機器36がプラグ34を介してコンセント54に接続されている。電流計測回路62は、被電力測定機器36の接続に従い切替スイッチ58を介して電流センサ56で検知された電流信号を計測する。
A/D変換部63は、電圧計測回路61および電流計測回路62で計測された電圧信号および電流信号をデジタル値に変換して電力演算部64に出力する。通信部65は、電力演算部64で算出された消費電力に関する計測データを電力表示装置20に送信する。
当該構成により電力測定装置50Aは、被電力測定機器36の消費電力に関する計測データを演算して、電力表示装置20に送信することが可能である。
<電力測定システム200>
図4は、この実施の形態に係る電力測定システム200の構成を説明する図である。
図4は、この実施の形態に係る電力測定システム200の構成を説明する図である。
図4を参照して、この実施の形態に係る電力測定システム200は、コンセント40Aと、コンセント30Bと、電力測定装置50Bと、電力表示装置20と、被電力測定機器42と、被電力測定機器42のプラグ38と、外部電流センサ70とを含む。
電力測定装置50Bの構成については、電力測定装置50Aの構成と同様であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
本例においては、コネクタ60に外部電流センサ70が接続された場合が示されている。当該接続に従い切替スイッチ58が切り替えられて、切替スイッチ58は、コネクタ60を介して外部に設けられた電流センサ56と電流計測回路62との間の電気的な経路を形成する。
また、本例においては、コンセント40Aには、被電力測定機器42のプラグ38が接続される。また、コンセント30Bには、電力測定装置50Bのプラグ52が接続される。なお、電力測定装置50Bのコンセント54には何も接続されない。外部電流センサ70は、プラグ38と被電力測定機器42とを接続する電力線の一方に設けられるものとする。具体的には、外部電流センサ70は、クランプ型の電流センサを用いるものとする。
本電力測定システム200においては、コンセント30Bに電力測定装置50Bが接続され、プラグ52から入力される交流電圧は、電源回路66で整流されて、直流電圧に変換され、各部に必要な電源電圧を供給する。電源電圧が供給されることにより、各部の駆動動作を開始する。
そして、電圧計測回路61は、電力線53間に印加される電圧信号を計測する。なお、コンセント40Aおよびコンセント30Bは、3線の電力線のうちの同じ2線と接続されており印加される電圧信号は同じであり同じ値となる。
また、被電力測定機器42は、プラグ38を介してコンセント40Aに接続されている。また、外部電流センサ70がプラグ38と被電力測定機器42とを接続する電力線の一方に設けられており、外部電流センサ70で電流信号が検知され、電流計測回路62で計測される。
A/D変換部63は、電圧計測回路61および電流計測回路62で計測された電圧および電流信号をデジタル値に変換して電力演算部64に出力する。通信部65は、電力演算部64で算出された消費電力に関する計測データを電力表示装置20に送信する。
当該構成により電力測定装置50Bは、被電力測定機器42の消費電力に関する計測データを演算して、電力表示装置20に送信することが可能である。
すなわち、被電力測定機器42のプラグ38の形状がコンセント40Aに対応したものであり、コンセント30Bに対応したものでない場合であっても外部電流センサ70と接続された電力測定装置50Bにより消費電力に関する計測データを演算した電力表示装置20に送信することが可能である。つまり、外部電流センサ70を接続可能なコネクタを電力測定装置50に設けることにより機能を拡張し、当該電力測定装置に設けられたコンセントに接続されない被電力測定機器であっても消費電力に関する計測データを計測することが可能となる。すなわち、当該コネクタを設けることにより、電力測定装置で測定可能な被電力測定機器の自由度が増大する。
なお、切替スイッチ58が切り替えられて、電流センサ56と電流計測回路62との間の電気的な経路が形成される場合であっても電力測定装置50Bを駆動するための電源電圧は切り替えられず、プラグ52から印加される交流電圧を、直流電圧に変換して、電力測定装置50B内の各部の動作に必要な電源電圧が供給される。
<電力測定システム300>
図5は、この実施の形態に係る電力測定システム300の構成を説明する図である。
図5は、この実施の形態に係る電力測定システム300の構成を説明する図である。
図5を参照して、この実施の形態に係る電力測定システム300は、コンセント40Bと、コンセント30Bと、電力測定装置50#と、電力表示装置20と、被電力測定機器46と、被電力測定機器46のプラグ44と、外部電流センサ72とを含む。
電力測定装置50#の詳細な構成について説明する。
電力測定装置50#は、電力測定装置50と比較して、切替スイッチ58を除くとともに、電流計測回路67をさらに設けた点が異なる。すなわち、電流センサ56は、電流計測回路62と電気的に接続され、電流計測回路67はコネクタ60と接続される。そして、A/D変換部63は、電圧計測回路61、電流計測回路62,67からのアナログ信号を受けてデジタル値に変換する。その他の構成については同様であるのでその詳細な構成については説明を繰り返さない。
電力測定装置50#は、電力測定装置50と比較して、切替スイッチ58を除くとともに、電流計測回路67をさらに設けた点が異なる。すなわち、電流センサ56は、電流計測回路62と電気的に接続され、電流計測回路67はコネクタ60と接続される。そして、A/D変換部63は、電圧計測回路61、電流計測回路62,67からのアナログ信号を受けてデジタル値に変換する。その他の構成については同様であるのでその詳細な構成については説明を繰り返さない。
本例においては、コンセント40Bに被電力測定機器46のプラグ44が接続される場合が示されている。また、コンセント30Cには、電力測定装置50#のプラグ52が接続される。
電力測定装置50#のコンセント54には、被電力測定機器68のプラグ48が接続される。
また、コネクタ60に外部電流センサ72が接続された場合が示されている。
外部電流センサ72は、プラグ44と被電力測定機器46とを接続する電源線の一方に設けられるものとする。具体的には、外部電流センサ72は、クランプ型の電流センサを用いるものとする。
外部電流センサ72は、プラグ44と被電力測定機器46とを接続する電源線の一方に設けられるものとする。具体的には、外部電流センサ72は、クランプ型の電流センサを用いるものとする。
本電力測定システム300においては、コンセント30Cに電力測定装置50#が接続され、プラグ52から入力される交流電圧は、電源回路66で整流されて、直流電圧に変換され、各部に必要な電源電圧を供給する。電源電圧が供給されることにより、各部の駆動動作を開始する。
そして、電圧計測回路61は、電力線53間に印加される電圧信号を計測する。なお、コンセント40Bおよびコンセント30Cは、3線の電力線のうちの同じ2線と接続されており印加される電圧信号は同じであり同じ値となる。
また、被電力測定機器68は、プラグ48を介してコンセント54に接続されている。
電流計測回路62は、被電力測定機器68の接続に従い電流センサ56で検知された電流信号を計測する。
電流計測回路62は、被電力測定機器68の接続に従い電流センサ56で検知された電流信号を計測する。
A/D変換部63は、電圧計測回路61および電流計測回路62で計測された電圧および電流信号をデジタル値に変換して電力演算部64に出力する。通信部65は、電力演算部64で算出された消費電力に関する計測データを電力表示装置20に送信する。
当該構成により電力測定装置50#は、被電力測定機器68の消費電力に関する計測データを演算して、電力表示装置20に送信することが可能である。
また、被電力測定機器46は、プラグ44を介してコンセント40Bに接続されている。また、外部電流センサ72がプラグ44と被電力測定機器46とを接続する電源線の一方に設けられており、外部電流センサ72で検知された電流信号がコネクタ60を介して電流計測回路67で計測される。
A/D変換部63は、電圧計測回路61および電流計測回路67で計測された電圧および電流信号をデジタル値に変換して電力演算部64に出力する。通信部65は、電力演算部64で算出された消費電力に関する計測データを電力表示装置20に送信する。
当該構成により電力測定装置50#は、被電力測定機器46の消費電力に関する計測データを演算して、電力表示装置20に送信することが可能である。
すなわち、被電力測定機器46のプラグ44の形状がコンセント40Bに対応したものであり、コンセント30Cに対応したものでない場合であっても外部電流センサ72と接続された電力測定装置50#により消費電力に関する計測データを演算した電力表示装置20に送信することが可能である。つまり、外部電流センサ72と接続可能なコネクタを電力測定装置50#に設けることにより機能を拡張し、当該電力測定装置に設けられたコンセントに接続されない被電力測定機器であっても消費電力に関する計測データを計測することが可能となる。また、電力測定装置50#においては、電流計測回路を複数設けることにより、電力測定装置50#のコンセント54に接続された被電力測定機器についても消費電力に関する計測データを計測することが可能となる。
したがって、1つの電力測定装置において、複数の被電力測定機器の消費電力を計測することが可能であるためコストや、設置面積の面でも有利である。
なお、電力測定装置50#は、被電力測定機器のコンセント54に接続された被電力測定機器およびコネクタを介して接続された被電力測定機器の一方あるいは両方について消費電力に関する計測データを計測することが可能な場合について説明したが、いずれの場合であってもプラグ52から印加される交流電圧を、直流電圧に変換して、電力測定装置50#内の各部の動作に必要な電源電圧が供給される。
なお、本例においては、コネクタ60と接続される外部機器としてクランプ型の外部電流センサと接続可能に設けられている場合について説明したが、特に、クランプ型に限らず、電流を検知可能であればどのような方式を採用していても良い。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 分電盤、2 主管ブレーカ、4〜12 分岐ブレーカ、20 電力表示装置、30A〜30C,40A,40B,54 コンセント、34,38,44,48,52 プラグ、36,42,46,68 被電力測定機器、50A,50B,50# 電力測定装置、53 電力線、56,72 電流センサ、58 切替スイッチ、60 コネクタ、61 電圧計測回路、62,67 電流計測回路、63 A/D変換部、64 電力演算部、65 通信部、66 電源回路、72 外部電流センサ。
Claims (7)
- 電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、
測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、
前記プラグと前記第2のコンセントとを接続する電力線と、
前記電力線間に印加される前記電源の電圧を計測する電圧計測回路と、
電流を計測する電流計測回路と、
別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知するために外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、
前記第2のコンセントに接続された前記第1の電気機器に流れる電流を計測する場合の前記電流計測回路と前記電力線との間の電気的な接続と、前記電源と接続された第3のコンセントに接続された前記第2の電気機器に流れる電流を計測する場合に前記コネクタを介して前記外部に設けられた検知回路と前記電流計測回路との間の電気的な接続とを切り替えることが可能な切替スイッチと、
前記電圧計測回路により計測される電圧値と、前記電流計測回路により計測される電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、
前記A/D変換により変換された前記電圧値および電流値に基づいて、消費電力に関する情報を演算する演算回路と、
前記演算回路により演算された前記第1あるいは第2の電気機器の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、
前記第1のコンセントに印加される前記電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを備える、電力測定装置。 - 前記コネクタは、前記第2の電気機器の電力線を介して前記第2の電気機器に流れる電流を検知する前記検知回路と接続される、請求項1記載の電力測定装置。
- 前記第1の電気機器のプラグと、前記第2の電気機器のプラグとは形状が異なり、
前記第2のコンセントに前記第2の電気機器のプラグは接続できない、請求項1記載の電力測定装置。 - 電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、
測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、
前記プラグと前記第2のコンセントとを接続する電力線と、
前記電力線間に印加される前記電源の電圧を計測する電圧計測回路と、
前記第2のコンセントに接続された前記第1の電気機器に流れる電流を計測する場合に前記電力線に流れる電流を計測する第1の電流計測回路と、
別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知するために外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、
前記電源と接続された第3のコンセントに接続された前記第2の電気機器に流れる電流を計測する場合に前記コネクタを介して前記検知回路に流れる電流を計測する第2の電流計測回路と、
前記電圧計測回路により計測される電圧値と、前記第1あるいは第2の電流計測回路のうちの少なくとも一方の電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、
前記A/D変換により変換された前記電圧値および前記少なくとも一方の電流値に基づいて、前記第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を演算する演算回路と、
前記演算回路により演算された前記第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、
前記第1のコンセントに印加される前記電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを備える、電力測定装置。 - 前記第1の電気機器のプラグと、前記第2の電気機器のプラグとは形状が異なり、
前記第2のコンセントに前記第2の電気機器のプラグは接続されない、請求項4記載の電力測定装置。 - 電気機器に流れる電流を検知するための検知回路と、
電気機器の消費電力を測定する電力測定装置とを備え、
前記電力測定装置は、
電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、
測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、
前記プラグと前記第2のコンセントとを接続する電力線と、
前記電力線間に印加される前記電源の電圧を計測する電圧計測回路と、
電流を計測する電流計測回路と、
別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知する前記検知回路と接続可能なコネクタと、
前記第2のコンセントに接続された前記第1の電気機器に流れる電流を計測する場合の前記電流計測回路と前記電力線との間の電気的な接続と、前記電源と接続された第3のコンセントに接続された前記第2の電気機器に流れる電流を計測する場合に前記コネクタを介して前記外部に設けられた検知回路と前記電流計測回路との間の電気的な接続とを切り替えることが可能な切替スイッチと、
前記電圧計測回路により計測される電圧値と、前記電流計測回路により計測される電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、
前記A/D変換により変換された前記電圧値および電流値に基づいて、消費電力に関する情報を演算する演算回路と、
前記演算回路により演算された前記第1あるいは第2の電気機器の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、
前記第1のコンセントに印加される前記電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを含む、電力測定システム。 - 電気機器に流れる電流を検知するための検知回路と、
電気機器の消費電力を測定する電力測定装置とを備え、
前記電力測定装置は、
電源と接続された第1のコンセントと接続することが可能なプラグと、
測定対象である第1の電気機器のプラグと接続することが可能な第2のコンセントと、
前記プラグと前記第2のコンセントとを接続する電力線と、
前記電力線間に印加される前記電源の電圧を計測する電圧計測回路と、
前記第2のコンセントに接続された前記第1の電気機器に流れる電流を計測する場合に前記電力線に流れる電流を計測する第1の電流計測回路と、
別の測定対象である第2の電気機器に流れる電流を検知するために外部に設けられた検知回路と接続可能なコネクタと、
前記電源と接続された第3のコンセントに接続された前記第2の電気機器に流れる電流を計測する場合に前記コネクタを介して前記検知回路に流れる電流を計測する第2の電流計測回路と、
前記電圧計測回路により計測される電圧値と、前記第1あるいは第2の電流計測回路のうちの少なくとも一方の電流値を、A/D変換するためのA/D変換回路と、
前記A/D変換により変換された前記電圧値および前記少なくとも一方の電流値に基づいて、前記第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を演算する演算回路と、
前記演算回路により演算された前記第1あるいは第2の電気機器のうちの少なくとも一方の消費電力に関する情報を無線通信により外部機器に送信する通信回路と、
前記第1のコンセントに印加される前記電源の電圧により装置を駆動するために必要な電圧を供給する電源回路とを含む、電力測定システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012184229A JP2014041089A (ja) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | 電力測定装置および電力測定システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012184229A JP2014041089A (ja) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | 電力測定装置および電力測定システム |
Publications (1)
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JP2014041089A true JP2014041089A (ja) | 2014-03-06 |
Family
ID=50393449
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JP2012184229A Pending JP2014041089A (ja) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | 電力測定装置および電力測定システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014041089A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018028477A (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 株式会社Sassor | 電力測定装置 |
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2012
- 2012-08-23 JP JP2012184229A patent/JP2014041089A/ja active Pending
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JP2018028477A (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 株式会社Sassor | 電力測定装置 |
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