JP2014040956A - 熱源機 - Google Patents

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Abstract

【課題】より運用時の省電力化が可能であり、運用コストを低減可能な熱源機を提供する。
【解決手段】屋内設置型の熱源機に対し、筐体内部に取り込まれた空気の温度を検知可能な給気温度検知手段と、筐体内部の雰囲気温度を検知可能な雰囲気温度検知手段とを少なくとも含む複数の温度検知手段を設ける。さらに、熱交換器に取り付けられた1以上の凍結防止ヒータからなる第1凍結防止ヒータ群と、熱交換器以外の部材に取り付けられた1以上の凍結防止ヒータからなる第2凍結防止ヒータ群とを少なくとも含む複数の凍結防止ヒータ群を設ける。そして、複数の温度検知手段がそれぞれ検知した複数の温度情報に基づいて、所定の凍結防止ヒータ群を所定期間内に予め定められた時間だけ稼働させる動作及び/又は燃焼用の空気を供給するための送風手段を予め定められた送風量で稼働させる動作を実施する。
【選択図】図3

Description

本発明は、給湯や暖房等を目的として湯水等の熱媒体を加熱する熱源機に関するものであり、特に寒冷地で使用する場合に湯水等の熱媒体の凍結を防止可能な熱源機に関するものである。
ガス等の燃料を燃焼して給湯や暖房等の熱源とする熱源機において、燃焼に使用する空気を屋外から取り込み、燃焼により発生する燃焼ガスを屋外へと排出する、強制給排気式(所謂FF式)と称される熱源機が知られている。この強制給排気式の熱源機では、内蔵されたファンを稼働することで、バーナ等を備えた燃焼室に対して燃焼に供する空気を強制的に供給すると共に、燃焼により発生した燃焼ガスを屋外に強制的に排気する構成とされている。そして、このような熱源機では、排気筒や給気筒を屋内に位置する筐体から屋外まで延伸し、排気と給気を行っている。
その一方で、この種の熱源機では、熱交換器を通過する湯水等の熱媒体と燃焼ガスとの間で熱交換を実施し、湯水等の熱媒体を昇温させている。そして、加熱した湯水をカラン等の給湯栓から供給する一般給湯運転や、ファンコンベクタや床暖房機といった外部の暖房機器に熱媒体を介して熱を供給する暖房運転等の各種運転を実施している。
このことから、熱源機の内部には、熱交換器等の各種機器の内部に形成される湯水の流路、並びに、それらを接続する配管によって湯水が流れるための流水経路が形成されている。したがって、このような熱源機を寒冷地で運用した場合、流水経路内に留まる湯水が外気によって冷却されることで凍結してしまうという問題があった。
詳説すると、一般給湯運転等を実施した後に出湯を停止した場合、流水経路内に湯水が残留した状態となる。ここで、寒冷地では、室内に人がいない場合にはたとえ屋内であっても室温が氷点下を下回ることがある。そのため、熱源機を屋内に設置していても、熱源機が冷たい外気に晒されることがある。そして、流水経路内に湯水が残留した状態で外気によって湯水が冷却されると、機器や配管の内部で湯水が凍結してしまう。このように流水経路内に留まる湯水が凍結してしまうと、給湯栓から湯水を供給できないばかりか、熱源機を構成する各種機器や配管の破損の原因となってしまう。
そこで、熱源機を構成する各種機器、又は配管にヒータを取付けることで、流水経路内での湯水の凍結を防止する技術が知られている。
例えば、特許文献1に開示された給湯装置では、給湯装置本体を3つの領域(ブロック)に区画し、区画したそれぞれの領域に温度検知手段と凍結防止ヒータを設けている。そして、各領域では、それぞれの温度検知手段が検知した温度に基づいて、それぞれの領域に属する凍結防止ヒータを稼働させている。
具体的に説明すると、特許文献1に開示された給湯装置では、上部域が下部域に比べて温度が高くなるといったように給湯装置の各領域で温度分布に差が生じている。そこで、特許文献1に開示された給湯装置では、給湯装置を3つの領域に区画し、各領域にそれぞれ温度検知手段と凍結防止ヒータを配している。そして、各領域にそれぞれ配された温度検知手段が検知した温度に基づいて、検知動作を行った温度検知手段と同じ領域に属する凍結防止ヒータを稼働させている。このように、領域毎に温度検知手段と凍結防止ヒータを配し、それぞれの領域で温度検知手段が検知した温度に基づいて凍結防止ヒータが稼働する構成とすることで、各領域で温度分布に差が生じていても凍結防止ヒータの適正な稼働が可能となっている。
ここで、温度検知手段と凍結防止ヒータとが異なる領域に配された場合について考える。この場合、給湯装置の各領域で温度分布に差が生じていることから、凍結防止ヒータが配された領域では温度が低くなっていないにも関わらず、温度検知手段が配された領域では温度が低くなってしまうことがある。このとき、温度検知手段で温度が低下したことが検知されると、実際に凍結防止ヒータが配された領域では温度が低くなっていないにも関わらず凍結防止ヒータが稼働してしまうので、不必要に凍結防止ヒータを稼働してしまうこととなる。そして、このような不必要な凍結防止ヒータの稼働は、無駄な電力消費となるので好ましくない。
これに対して、特許文献1に開示された給湯装置では、温度検知手段と凍結防止ヒータとが同じ領域に配されている。そして、上記したように、実際に凍結防止ヒータが配された領域の温度に基づいて凍結防止ヒータを稼働させている。このことにより、実際に凍結防止ヒータが配された領域で温度が低下する場合に凍結防止ヒータが稼働することとなるので、凍結防止ヒータが配された場所で温度が低下していないにも関わらず凍結防止ヒータが稼働してしまうといったことがない。つまり、不必要な凍結防止ヒータの稼働を防止できるので、運用時の省電力化が可能となっている。
特開2007−71443号公報
しかしながら、特許文献1に開示された給湯装置で実施されている凍結防止ヒータの稼働方法では、より省電力化を図るという観点からさらなる改良の余地があった。
そこで本発明は、上記した従来技術の問題に鑑み、より省電力化を図ると共にさらに運用コストを低減可能な熱源機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、燃料を燃焼して燃焼ガスを生成する燃焼部と、前記燃焼部へ燃焼用空気を供給する送風動作を実施可能な送風手段と、前記燃焼部で生成した燃焼ガスと熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器とを筐体内部に備えており、屋外から前記筐体内部へ空気を供給するための給気経路と、前記筐体内部から屋外へ燃焼ガスを排出するための排気経路とがそれぞれ接続された屋内設置型の熱源機であって、前記給気経路を経由して前記筐体内部に取り込まれた空気の温度を検知可能な給気温度検知手段と、前記筐体内部の雰囲気温度を検知可能な雰囲気温度検知手段とを少なくとも含む複数の温度検知手段と、前記熱交換器に取り付けられた1以上の凍結防止ヒータからなる第1凍結防止ヒータ群と、前記熱交換器を除く他の部材に取り付けられた1以上の凍結防止ヒータからなる第2凍結防止ヒータ群とを少なくとも含む複数の凍結防止ヒータ群とが設けられており、前記複数の温度検知手段がそれぞれ検知した複数の温度情報に基づいて、所定の凍結防止ヒータ群を所定期間内に予め定められた時間だけ稼働させる動作及び/又は前記送風手段を予め定められた送風量で稼働させる動作を実施することを特徴とする熱源機である。
本発明の熱源機は、給気経路を経由して筐体内部に取り込まれた空気の温度を検知可能な給気温度検知手段と、筐体内部の雰囲気温度を検知可能な雰囲気温度検知手段とを含む複数の温度検知手段とを有している。そして、これらが検知した給気温度と筐体内部の温度とを含む複数の温度情報に基づいて、複数の凍結防止ヒータ群のうちの所定の凍結防止ヒータ群を予め定められた所定期間内に所定時間だけ稼働させる動作を実施し、配管等によって構成される流水経路内での湯水等の凍結を防止している。
つまり、本発明の熱源機では湯水等の凍結を防止するために、実験等で判明した最も適正な所定時間だけ凍結防止ヒータを稼働させている。より具体的には、所定期間内に所定時間だけ凍結防止ヒータを稼働させると共に、所定時間だけ凍結防止ヒータを停止させる動作を実施している。
ここで、上記した先行技術の給湯装置では、所定部分の温度が一定以下となった場合に凍結防止ヒータに通電し、所定部分の温度が一定以上となったことを条件に凍結防止ヒータを断電している。すなわち、所定部分の温度が低い間は凍結防止ヒータを継続して稼働する構成となっている。
これに対し、本発明の熱源機は、上記したように、所定期間内に所定時間だけ凍結防止ヒータを稼働させる構成となっている。すなわち、凍結防止ヒータを継続して稼働し続けるのではなく、必要な時間だけ凍結防止ヒータを稼働させ、その他の時間は凍結防止ヒータを停止させている。このため、より省電力で運用可能な構成となっている。
詳説すると、凍結防止ヒータを稼働後に断電した場合、凍結防止ヒータの温度が即座に低下することはなく、凍結防止ヒータの温度は時間の経過と共に少しずつ低下していく。つまり、凍結防止ヒータを断電した直後では、凍結防止ヒータは温度の高い状態を維持しており、凍結防止ヒータによって加熱対象となる配管等は未だ加熱された状態となっている。そのため、所定期間内に所定時間だけ凍結防止ヒータを停止させる動作を実施しても、配管等の内部の湯水を凍結しない温度に維持させることは可能となる。すなわち、本発明の熱源機は、省電力で運用可能であると共に、確実に流水経路内での湯水等の凍結を防止可能となっている。
さらに、本発明の熱源機では、流水経路内での湯水の凍結を防止するために、必要に応じて送風手段を予め定められた送風量で稼働させる動作を実施している。
具体的に説明すると、屋外から筐体内部へ空気を供給するための給気経路を有する熱源機では、その構造上、稼働していない状態でも外部の冷たい空気が筐体内部に流入してしまうことがある。そして、熱源機が稼働していない状態で筐体内部に冷たい空気が流入してしまうと、流水経路内に溜まった湯水等がこの冷たい空気によって冷却され、凍結してしまうことがある。そこで、本発明の熱源機では、筐体内部への冷たい空気の流入を阻止すべく送風手段を稼働させている。このことにより、筐体内部側から筐体外部側へ向かう気流が形成されるので、冷たい空気が外部から筐体内に流入しようとしても、この気流によって筐体内側への侵入が阻止される。つまり、冷たい空気が筐体内部側へと流れても、送風手段の稼働に伴って発生する気流と衝突することとなり、所定の位置からさらに筐体内部側へと流入することがない。そのため、外部から流入した冷たい空気に冷却されることに起因する流水経路内に溜まった湯水等の凍結を防止することができる。つまり、必要以上に多くの凍結防止ヒータを設けることなく、確実に流水経路内での湯水等の凍結を防止可能となっている。
ここで、凍結防止ヒータが稼働している状況下では、凍結防止ヒータによって筐体内の空気が温められるので、筐体内には温かい空気が滞留していることとなる。したがって、送風手段を単に稼働させただけでは、この筐体内に滞留した温かい空気を筐体外部へ排出してしまい、流水経路内に溜まった湯水等が凍結してしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、予め定められた送風量、すなわち、筐体内に滞留した温かい空気を筐体外部へ排出しない程度に抑制された送風量で送風手段を稼働させている。このことにより、筐体内に滞留した温かい空気を筐体外部へ排出してしまうことなく、外部から筐体内部に流入してくる冷たい空気を筐体外部へと排出することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、前記複数の凍結防止ヒータ群を構成する各凍結防止ヒータ群は、前記凍結防止ヒータを予め規定された稼働時間だけ稼働させ、且つ、予め規定された停止時間だけ停止させるオンオフ運転をそれぞれ実施可能であり、さらに前記稼働時間及び/又は前記停止時間の異なる複数の前記オンオフ運転をそれぞれ実施可能であって、前記複数の温度検知手段がそれぞれ検知した複数の温度情報に基づいて、複数の前記オンオフ運転のうちいずれか1つを選択して実施することを特徴とする請求項1に記載の熱源機である。
かかる構成では、複数の凍結防止ヒータ群のそれぞれを予め規定された稼働時間だけ稼働させ、且つ、予め規定された停止時間だけ稼働停止させるオンオフ運転を実施可能となっている。また、凍結防止ヒータ群のそれぞれが稼働時間及び/又は停止時間の異なる複数のオンオフ運転をそれぞれ実施可能であり、複数のオンオフ運転のうちのいずれか1つを選択して実施することが可能となっている。
ここで、複数の凍結防止ヒータ群の間でそれぞれに属する凍結防止ヒータの発熱量が異なる場合がある。つまり、ある1つの凍結防止ヒータ群に属する凍結防止ヒータの発熱量と、その他の凍結防止ヒータ群に属する凍結防止ヒータの発熱量とが異なっている場合がある。また、凍結防止ヒータ群の加熱対象となる機器や配管は、それぞれの凍結防止ヒータ群で異なるものとなる。これらのことから、複数の凍結防止ヒータ群の間でそれぞれ適正な稼働時間が異なることがある。さらに、凍結防止ヒータ群に属する各凍結防止ヒータの適正な稼働時間は、給気温度や筐体内部の雰囲気温度等といった各種温度条件によっても異なる。そのため、上記したように、複数のオンオフ運転をそれぞれ実施可能とし、複数のオンオフ運転のうちのいずれか1つを選択して実施する構成によると、凍結防止ヒータをより適正な稼働時間で稼働できる。つまり、筐体内部の雰囲気温度が比較的高い場合には凍結防止ヒータの稼働時間を短くして停止時間を長くするといった具合に、凍結防止ヒータをより適正な稼働時間で稼働できる。このことにより、より省電力での運用が可能となる。
ところで、寒冷地では、室内に人がいない場合に室内温度が非常に低くなってしまう場合がある。すなわち、室内温度が氷点下を下回った非常に低い温度となる場合がある。ここで、本発明の熱源機では、上記したように、凍結防止のために予め定められた送風量で送風手段を稼働することが可能となっている。しかしながら、室内温度が氷点下を下回った状態、すなわち、屋内に設置した熱源機の筐体内部の温度が非常に低くなった状態では、送風手段を稼働することで流水経路内の湯水等の凍結を促進してしまう可能性がある。すなわち、送風手段を稼働した結果、流水経路を形成する機器や配管に屋内(筐体内)の冷たい空気を吹き付けることとなってしまい、このことに起因して流水経路内の湯水等が凍結してしまう可能性がある。
かかる知見に基づいて提供される請求項3に記載の発明は、前記送風手段は給気口が前記筐体内部に開放されており、前記給気経路から前記燃焼部を経て前記排気経路に至る空気の流れを前記筐体内部に形成するものであって、前記雰囲気温度検知手段が検知した雰囲気温度が所定温度より低いことを条件として前記送風手段を予め定められた送風量で稼働させる動作を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱源機である。
かかる構成によると、熱源機の筐体内部における雰囲気温度が所定温度より低いことを条件として、送風手段を予め定められた送風量で稼働させる動作を停止する。このことにより、送風手段を稼働することに起因する流水経路内の湯水等の凍結を防止できる。
本発明の熱源機は、複数の温度検知手段がそれぞれ検知した複数の温度情報に基づいて、所定期間内に予め定められた所定時間だけ凍結防止ヒータ群を稼働させる動作を実施している。このことにより、適正な時間だけ凍結防止ヒータを稼働させることが可能となり、不必要に凍結防止ヒータを稼働させることがないので、省電力での運用が可能となっている。
また本発明の熱源機では、送風手段を予め定められた送風量で稼働させ、屋外から筐体内部への冷たい空気の流入を阻止できる構成としている。このため、必要以上に多くの凍結防止ヒータを設けることなく、屋外からの冷たい空気の流入に起因する流水経路内での湯水等の凍結を防止できるので、凍結防止ヒータの稼働に必要な電力を低減することができる。
本発明の実施形態にかかる熱源機を示す構成図である。 図1の熱源機で送風機を稼働したときの空気の流れを示す説明図である。 図1の熱源機が実施する凍結防止のための動作の手順を示すフローチャートである。 図3の動作と並行して実施する凍結防止のための動作の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態にかかる熱源機1について詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。また以下の説明において、前後上下左右の位置関係については特に断りのない限り通常の設置状態を基準として説明する。
本実施形態の熱源機1は、燃焼のための空気を屋外から取り込み、燃焼による排気を屋外へと排出する、所謂FF式(強制給排気式)と称される屋内設置型の熱源機である。より具体的には、図1で示されるように、屋内に設置された熱源機1の上端側に給気筒取付部10と排気筒取付部11が並列して配されており、これらに給気筒12(給気経路)と排気筒13(排気経路)とがそれぞれ別途取り付けられた状態となっている。そして、この給気筒12と排気筒13とがそれぞれ屋内から屋外まで延びた状態となっている。
また、熱源機1は、図1に示すように、筐体2の内部に独立した2つの燃焼系統3を備えており、これら2つの燃焼系統3がそれぞれ別系統の缶体及び配管系統から形成されている、所謂2缶2水型と称される構造を採用している。なお、右側に位置する比較的大きな燃焼系統3aは、主に一般給湯における加熱動作に使用される。そして、左側に位置するもう一方の燃焼系統3bは、主に風呂の追い焚きや暖房機器等の熱負荷への熱の供給に使用される。
さらに、この熱源機1は、図示しない制御装置を備えている。そして、この制御装置は、熱源機1内の各種センサからの信号を受信可能となっている。また、この制御装置が熱源機1の各部に動作指令を送信することにより、熱源機1が各種運転を実施可能な構成となっている。
筐体2は、図1で示されるように、いずれも長方形板状である天板部4、底板部5、左側壁部6、右側壁部7、背板部8、前方蓋部(図示せず)から構成されている。これらは天板部4、底板部5、左側壁部6、右側壁部7、背板部8で囲まれた正面が開放された箱体を形成しており、前方蓋部は正面の開放部分を覆うように取付け可能となっている。そして、図示しない前方蓋部によって正面の開放部分を閉塞した状態で使用する。
この筐体2の天板部4には、天板部4側から外部(上方)へ向かって突出する給気筒取付部10が一体に取り付けられている。詳説すると、この給気筒取付部10は、天板部4から略垂直上方に突出しており、天板部4を貫通する貫通孔4aを環状に取り囲むように位置している。このことから、給気筒取付部10の内孔と天板部4の貫通孔4aとが一体の連通孔を形成し、筐体2の内外を連通している。
筐体2の天板部4には、この貫通孔4aの他に別途貫通孔4bが形成されており、この貫通孔4bに、排気集合管20(詳しくは後述する)と一体に設けられた円筒状の排気筒取付部11が挿通された状態となっている。このとき、排気筒取付部11は天板部4の貫通孔4bに内側から挿通されており、筐体2の外部に向かって突出した状態となっている。より詳細には、排気筒取付部11は、天板部4から略垂直上方に向かって突出した状態となっている。
また、給気筒取付部10は、天板部4の長手方向(図1の左右方向)において中心からやや片側端部(左端部)よりの部分に位置し、排気筒取付部11は天板部4の長手方向において中心からやや他方端部(右端部)よりの部分に位置した状態となっている。
そして、筐体2の天板部4よりもやや下側に離れた位置であり、給気筒取付部10(給気筒12)に近接する位置には、給気温度センサ16(給気温度検知手段)が取り付けられている。また、筐体2の底板部5の上面側であって、底板部5よりもやや上側に離れた位置には、雰囲気温度センサ17(雰囲気温度検知手段)が取り付けられている。
給気温度センサ16は、筐体2の上端側であって左右方向の左端側(一方端)よりの位置に取り付けられており、雰囲気温度センサ17は、筐体2の下端側であって左右方向の右端側(他方端)よりの位置に取り付けられている。すなわち、給気温度センサ16と雰囲気温度センサ17とは筐体2の斜め方向に離れた部分にそれぞれ配されるものであり、別言すると、上下方向及び左右方向のそれぞれで離れた位置に配されている。
給気温度センサ16は、公知のサーミスタであって、筐体2内の空気の温度を検知可能な状態で取り付けられている。より詳細には、給気温度センサ16は、屋外から給気筒12を介して筐体2の内部に流入した空気の温度を検知可能となっている(詳しくは後述する)。
雰囲気温度センサ17もまた、公知のサーミスタであって、筐体2内の空気の温度を検知可能な状態で取り付けられている(詳しくは後述する)。
燃焼系統3は、図1で示されるように、それぞれ燃焼部21と、燃焼部21に空気を供給する送風機22(送風手段)と、主に顕熱を回収する一次熱交換器23と、主に潜熱を回収する二次熱交換器24によって形成されている。つまり、本実施形態の熱源機1は、潜熱を回収する機能を有している所謂潜熱回収型と称される熱源機でもある。
燃焼部21は、ガス等の燃料を燃焼するバーナを備えており、外部から供給される燃料を燃焼することで高温の燃焼ガスを発生させるものである。
送風機22は、燃焼部21よりやや下方に位置しており、その給気口が筐体2の内部空間に開放され、排気口が燃焼部21側へと向いた状態で配されている。そして、送風機22は、内部に図示しないモータと羽根車を内蔵し、燃焼部21のバーナの燃焼状態に応じて回転数を変化させ、送風量及び送風圧を調整可能となっている。
また、2つの燃焼系統3にそれぞれ属する2つの送風機22は、各々が独立して制御可能となっている。
一次熱交換器23は、公知の気・液熱交換器であって、燃焼部21より燃焼ガスの流れ方向下流側に配置されている。この一次熱交換器23は、主要部分が銅製であり、内部に湯が流れるフィンアンドチューブ式の熱交換器である。
より具体的には、一次熱交換器23は、外形が略角筒状であって上下端部がそれぞれ開放された本体部23aと、本体部23aの内部に位置するプレート状のフィン(図示せず)と、本体部23aの内外に亘って延びると共に本体部23aの内部でフィンを貫通する流水管23bとを備え、これらがロウ付け等により一体に形成されたものである。
ここで、右側に位置する比較的大きな一次熱交換器23、すなわち、一般給湯に使用される一次熱交換器23に注目すると、流水管23bのうち、本体部23aの外側に位置する部分に缶体側温度センサ27と、缶体側凍結防止ヒータ28(凍結防止ヒータ)とが取り付けられている。
缶体側温度センサ27は、公知のサーミスタであって、一次熱交換器23における流水管23bの内部での湯水の温度を検知可能な状態で取り付けられている。
缶体側凍結防止ヒータ28は、セラミックヒータや石英ガラス管ヒータ等の公知のヒータであって、一次熱交換器23における流水管23bの内部での湯水の凍結を防止するためのものである。すなわち、缶体側凍結防止ヒータ28は、一次熱交換器23の流水管23bを加熱可能な状態で取り付けられている。
二次熱交換器24は、公知の気・液熱交換器であって、一次熱交換器23において回収しきれなかった燃焼ガスの熱エネルギーを回収する部分であり、一次熱交換器23より燃焼ガスの流れ方向下流側に配置されている。この二次熱交換器24は、箱状体の内部に湯水が流れる配管(図示せず)を内蔵して形成されるものであり、この配管の原料に耐腐食性が高いステンレス鋼等を採用することで、一次熱交換器23と比べて耐腐食性に優れた構造となっている。
そして、図1で示されるように、2つの燃焼系統3の上側には、各燃焼系統3から排出された燃焼ガスが導入される排気集合管20が設けられている。
この排気集合管20は、図1で示されるように、下方に位置する箱状の本体部20aと、上方に位置する円筒状の排気筒取付部11から形成されている。そして、本体部20aは、各燃焼系統3のそれぞれと連続して一体の排気流路を形成するよう取り付けられている。このことから、各燃焼系統3から排出された燃焼ガスは本体部20aで合流し、排気筒取付部11から排出されることとなる。
つまり、この熱源機1では、それぞれの燃焼系統3において燃焼部21の内部から一次熱交換器23、二次熱交換器24の各内部を経て排気集合管20の内部まで連通する空間が形成されている。さらに、排気集合管20の内部から排気筒13の内部に連通する空間が形成されている。このことから、熱源機1では、燃焼部21から排気集合管20の内部を経て排気筒13へと至り、外部まで連続する空間が形成された状態となっている。そして、この空間を燃焼部21で発生した燃焼ガスが流動可能となっている。
したがって、この熱源機1を稼働すると、送風機22が駆動して空気の流れが形成され、屋外の空気が給気筒12を介して筐体2の内部へと導入される。そして、筐体2の内部に導入された空気は、燃焼部21に燃焼用の空気として供給される。また、燃焼部21では、ガス等の燃料が燃焼されて燃焼ガスが発生する。この燃焼ガスは、一次熱交換器23、二次熱交換器24それぞれの内部を経て排気集合管20へと至り、排気筒13の内部を通過した後に外部へと排出される。
その一方、湯水等の熱媒体が二次熱交換器24へと流入する。そして、湯水等の熱媒体が二次熱交換器24で予備加熱された後に一次熱交換器23へ流入し、一次熱交換器23で本加熱される。そして、加熱された湯水等の熱媒体は一次熱交換器23の出水口から流出し、その後、一般給湯や風呂の落とし込み、暖房機器への熱の供給等の用に供されることとなる。
なお、本実施形態の熱源機1では、このように熱源機1を通常に稼働させた場合に限らず、送風機22のみを稼働させることで空気の流れが形成される構成となっている。つまり、燃焼部21での燃焼動作の有無に関わらず、送風機22を稼働させることにより空気の流れが形成される構成となっている。
具体的には、送風機22を稼働させると、図2で示されるように、屋外の空気が給気筒12を介して筐体2の内部へと導入される。給気筒12は、上記したように、天板部4に形成された貫通孔4aと連通した状態となっている。そのため、屋外の空気は、天板部4に形成された貫通孔4aから筐体2の内部空間へ流れ込む。すなわち、屋外の空気は、筐体2の上部側から筐体2の内部空間へ流入する。
続いて、筐体2内へ流入した空気は、筐体2の内部空間を広がりつつ、送風機22が位置する下部側へ向かって流れる。具体的に説明すると、筐体2内へ上方から流入した空気は、下方に位置する送風機22に向かって流れるものであるが、このとき筐体2の空気の流入口となる部分(貫通孔4a)と送風機22との間には、様々な機器や配管、部材等の内蔵物が位置している。そのため、筐体2へと導入された空気は、様々な内蔵物に衝突してその流れ方向を変えつつ、送風機22へと流れていく。結果、筐体2の内部空間に導入された空気は、筐体2の内部空間の前後左右方向に拡散しつつ、下方へ向かって流れていく。別言すると、筐体2の内部へと導入した空気は、内蔵物や筐体2の内壁と衝突し、その流れ方向を変えながら下方へ向かって流れることとなる。
そして、送風機22へと到達した空気は、送風機22から燃焼部21側へ向かって流れ、燃焼部21、一次熱交換器23、二次熱交換器24、排気集合管20の各内部を経て排気筒13まで流れて外部へと排出される。
ここで、給気温度センサ16に注目すると、給気温度センサ16は給気筒12の近傍であり、給気筒12から筐体2の内部へと流入した空気の流れ方向の上流側に位置している。このことから、給気温度センサ16は、外部から筐体2の内部へ流入した直後の空気に晒されることとなり、給気温度の検知が可能となっている。
また、雰囲気温度センサ17に注目すると、雰囲気温度センサ17は送風機22よりも下方側に離れた位置にあり、送風機22を駆動させた際に形成される空気の流れから外れた位置に配されている。この雰囲気温度センサ17は、底板部5よりやや上側に離れた位置に設けられており、天板部4側に位置する給気筒12及び排気筒13から大きく離れた位置にある。つまり、雰囲気温度センサ17は、筐体2のうちで屋外と連続している部分、すなわち、筐体2への屋外の空気の流入口となり得る部分から離れた位置に設けられている。このことから、雰囲気温度センサ17は筐体2の内部の温度を外部から流入する空気の影響を受け難い位置で検知可能となっている。
さらに、本実施形態の熱源機1では、図1で示されるように、上記した缶体側凍結防止ヒータ28の他にも複数の他器具側凍結防止ヒータ29(凍結防止ヒータ)を各部に取り付けている。
他器具側凍結防止ヒータ29は、板状のセラミックヒータであって、スプリング等の適宜な取付手段によって各部に取り付けられている。より具体的には、一般給湯に使用される一次熱交換器23を除いた熱源機1の各部であって、配管やポンプといった内部に湯水等の液体が流れる部材に取り付けられている。つまり、この他器具側凍結防止ヒータ29は、配管やポンプ等の部材を内部の液体が凍結しないように加熱するためのヒータである。
なお、この他器具側凍結防止ヒータ29は、缶体側凍結防止ヒータ28よりも発熱量及び消費電力の少ないヒータとなっている。
ここで、寒冷地等の気温の低い地域では、たとえ室内であっても、例えば未入居の住宅である場合や、使用者が長期間留守で不在の場合のように、室温が非常に低下する場合がある。そのため、熱源機1を屋内に設置していても、熱源機1の周辺温度が非常に低くなってしまう場合がある。すると、熱源機1を構成する部材のうちで内部に湯水等の液体が流れる部材、例えば熱交換器やポンプといった機器や各種配管等において内部の液体が凍結してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態の熱源機1では、このような部材内での液体の凍結を防止すべく、他器具側凍結防止ヒータ29と缶体側凍結防止ヒータ28を稼働させている。
具体的に説明すると、本実施形態の熱源機1は、これら他器具側凍結防止ヒータ29と缶体側凍結防止ヒータ28からなる複数の凍結防止ヒータを複数系統に分割し、それぞれを適宜稼働、停止させることで凍結の防止のために必要な電力を抑制している。本実施形態の特徴的な部分である凍結防止のための動作について、以下で詳細に説明する。
本実施形態では、熱源機1に取り付けた凍結防止ヒータを複数の凍結防止ヒータ群に分割してそれぞれ別途制御している。より具体的には、1つの缶体側凍結防止ヒータ28からなる第1凍結防止ヒータ群と、複数の他器具側凍結防止ヒータ29からなる第2凍結防止ヒータ群の2つの凍結防止ヒータ群に分割している。
ここで、上記したように、缶体側凍結防止ヒータ28は他器具側凍結防止ヒータ29よりも発熱量が多く、稼働時の時間当りの消費電力が多くなっている。すなわち、本実施形態では、稼働時の時間当りの消費電力が多い缶体側凍結防止ヒータ28と、稼働時の時間当りの消費電力が少ない他器具側凍結防止ヒータ29とがそれぞれ別の凍結防止ヒータ群を形成している。換言すると、本実施形態では、熱源機1に取り付けた複数の凍結防止ヒータを稼働時における時間当りの消費電力を基準に複数の凍結防止ヒータ群に分割しており、稼働時の時間当りの消費電力が多い凍結防止ヒータ(缶体側凍結防止ヒータ28)によって構成される凍結防止ヒータ群と、稼働時の時間当りの消費電力が少ない凍結防止ヒータ(他器具側凍結防止ヒータ29)によって構成される凍結防止ヒータ群とが形成されている。
本実施形態の凍結防止のための動作につき、推奨される手順に沿って図3を参照しつつ詳細に説明する。
熱源機1では、給気温度センサ16が検知した温度と雰囲気温度センサ17が検知した温度を比較し(ステップ1)、これらのうちで低い方の温度が所定温度T1(例えば摂氏8度)を下回っているか否かが判別される(ステップ2)。すなわち、給気温度センサ16と雰囲気温度センサ17がそれぞれ検知した温度のうちでより低温となる温度を基準温度とし、基準温度が所定温度T1を下回っているか否かを判別する。
そして、基準温度が所定温度T1を下回っている場合(ステップ2でYesの場合)、缶体側温度センサ27で検知された温度が所定温度T2(例えば摂氏15度)以下であるかが判別される(ステップ3)。そして、缶体側温度センサ27で検知された温度が所定温度T2以下であり(ステップ3でYesの場合)、熱源機1が一般給湯動作を実施していない場合(ステップ4でYesの場合)、基準温度に応じて第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群とを稼働させる(ステップ5)。
対して、缶体側温度センサ27で検知された温度が所定温度T2より大きい場合(ステップ3でNoの場合)や、熱源機1が一般給湯動作を実施していた場合(ステップ4でNoの場合)は、第1凍結防止ヒータ群を稼働させず、基準温度に応じて第2凍結防止ヒータ群のみを稼働させる(ステップ6)。
すなわち、缶体側温度センサ27で検知された温度が所定温度T2より大きい場合、何らかの理由で一般給湯動作で使用される一次熱交換器23(燃焼系統3aに属する比較的大きな一次熱交換器23)がすでに温まった状態であることが考えられる。また、熱源機1が一般給湯動作を実施している場合、一般給湯動作によって一次熱交換器23が昇温されることが考えられる。すなわち、一次熱交換器23の温度が低い状態であっても、一般給湯動作を実施することにより、時間の経過に伴って一次熱交換器23の温度が上昇していくことが考えられる。これらの場合、第1凍結防止ヒータ群を稼働させて一次熱交換器23を昇温しなくても、一次熱交換器23を温度の高い状態とすることができるので、第1凍結防止ヒータ群の稼働を実施しない構成となっている。ここで、第1凍結防止ヒータ群に属する缶体側凍結防止ヒータ28は、第2凍結防止ヒータ群に属する他器具側凍結防止ヒータ29よりも発熱量が高く、時間当たりの消費電力の大きなヒータとなっている。本実施形態の熱源機1は、時間当たりの消費電力の大きな第1凍結防止ヒータ群の稼働時間を必要最小限とすることができるので、省電力での運用が可能となっている。
また、本実施形態の熱源機1では、給気温度センサ16が検知した温度と雰囲気温度センサ17が検知した温度のうちでより低い温度(基準温度)に応じて、第1凍結防止ヒータ群又は第2凍結防止ヒータ群とを稼働させている。より具体的には、基準温度に応じて予め定められた複数の稼働方法から1つの稼働方法を選択している。
第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群の稼働方法につき、表1を参照しつつ説明する。
Figure 2014040956
まず、基準温度が摂氏8度より小さく摂氏3度以上であり、且つ、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群の双方を稼働させる場合には、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群をそれぞれパターン1で示される稼働方法で稼働させる。つまり、基準温度が摂氏8度より小さく摂氏3度以上である状況下で第1凍結防止ヒータ群を稼働させる場合、第1凍結防止ヒータ群を1分稼働させた後、32分稼働停止させる動作を実施する。また、基準温度が摂氏8度より小さく摂氏3度以上である状況下で第2凍結防止ヒータ群を稼働させる場合、第2凍結防止ヒータ群を3分稼働させた後、30分稼働停止させる動作を実施する。
また、基準温度が摂氏8度より小さく摂氏3度以上であり、且つ、第1凍結防止ヒータ群を稼働させずに第2凍結防止ヒータ群を稼働させる場合は、第1凍結防止ヒータ群を停止させたまま第2凍結防止ヒータ群をパターン1で示される稼働方法で稼働させる。
以下同様に、基準温度が摂氏3度より小さく摂氏−1度以上であり、且つ、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群とを稼働させる場合には、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群の双方をパターン2で示される稼働方法で稼働させる。また、基準温度が摂氏3度より小さく摂氏−1度以上であり、且つ、第2凍結防止ヒータ群だけを稼働させる場合は、第1凍結防止ヒータ群を停止させたまま第2凍結防止ヒータ群をパターン2で示される稼働方法で稼働させる。
さらに、基準温度が摂氏−1度より小さく摂氏−6度以上であり、且つ、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群とを稼働させる場合には、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群の双方をパターン3で示される稼働方法で稼働させる。また、基準温度が摂氏−1度より小さく摂氏−6度以上であり、且つ、第2凍結防止ヒータ群だけを稼働させる場合は、第1凍結防止ヒータ群を停止させたまま第2凍結防止ヒータ群をパターン3で示される稼働方法で稼働させる。
そして、基準温度が摂氏−6度より小さく摂氏−9度以上であり、且つ、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群とを稼働させる場合には、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群の双方をパターン4で示される稼働方法で稼働させる。また、基準温度が摂氏−6度より小さく摂氏−9度以上であり、且つ、第2凍結防止ヒータ群だけを稼働させる場合は、第1凍結防止ヒータ群を停止させたまま第2凍結防止ヒータ群をパターン4で示される稼働方法で稼働させる。
加えて、基準温度が摂氏−9度より低い状況下において、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群とを稼働させる場合には、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群の双方をパターン5で示される稼働方法で稼働させる。また、基準温度が摂氏−9度より低い状況下において、第2凍結防止ヒータ群だけを稼働させる場合は、第1凍結防止ヒータ群を停止させたまま第2凍結防止ヒータ群をパターン5で示される稼働方法で稼働させる。
パターン1乃至パターン5のそれぞれの動作は、いずれも第1凍結防止ヒータ群及び/又は第2凍結防止ヒータ群を予め定められた期間内(所定期間内)に予め定められた時間(所定時間)だけ稼働させている。より具体的には、予め定められた期間内に予め定められた時間だけ稼働させ、且つ、予め定められた時間だけ停止させている。このように、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群の稼働時間を必要最小限とすることで、省電力で凍結防止のための運転を実施可能となっている。
ところで、上記したように、本実施形態の熱源機1は屋内設置型の熱源機であり、筐体2の内部と屋外とが給気筒12や排気筒13を介して連続した状態となっている。そのため、熱源機1で燃焼動作を実施していない場合、熱源機1を設置した室内で換気扇等を稼働させたりすると、屋外から筐体2の内部に温度の低い外気が流入してしまうことがある。
具体的に説明すると、本実施形態の熱源機1は、燃焼のための空気を屋外から取り込む屋内設置型の熱源機であるので、熱源機1を設置した室内の空間と筐体2の内部空間とが給気口等で連通しない構造となっている。すなわち、筐体2の内部空間は、室内の空間に対して閉塞された状態となっている。しかしながら、熱源機1を規定通り稼働させるにあたって筐体2が完全に密閉される必要はないので、筐体2には僅かな隙間が形成されている場合がある。そして、筐体2の内部空間は、この僅かな隙間によって熱源機1を設置した室内の空間と連通されてしまうことがある。したがって、送風機22が稼働してない状態で屋内側が負圧となった場合等に、屋外から筐体2の内部に温度の低い外気が流入してしまうことがある。屋外から筐体2の内部に温度の低い外気が流入して筐体2の内部に滞留すると、筐体2に内蔵された各種機器やそれらを接続する配管によって形成される流水経路が冷却され、流水経路内に留まる湯水等が凍結してしまうおそれがある。
このため、本実施形態の熱源機1では、温度の低い外気が筐体2の内部で滞留することのないように、予め定められた送風量で送風機22を稼働させる動作を実施している。このことにより、冷たい外気の筐体2の内部への侵入を防止し、冷たい外気によって流水経路が重度に冷却されてしまうことを防止できる。したがって、流水経路を凍結防止ヒータで加熱する際、長い時間加熱することなく流水経路を内部の湯水等が凍結しない温度に昇温することができる。換言すると、凍結防止ヒータを長時間稼働しなくてもよいので、省電力での運転が可能となる。
この動作につき、図4を参照しつつ詳細に説明する。
上記した凍結防止のための動作において、第1凍結防止ヒータ群又は第2凍結防止ヒータ群を稼働させた場合(ステップ21でYesの場合)、それに伴って送風機22を所定の送風量で稼働させる(ステップ22)。
具体的には、2つの燃焼系統3のうちで一般給湯の用に供される燃焼系統3aに属する送風機22のみを稼働させ、もう一方の燃焼系統3bに属する送風機22は稼働させない状態とする。つまり、複数の送風機22のうちの一方のみを稼働させた状態としている。このように送風機22を稼働させると、排気筒13側へと向かう気流が形成される。さらに詳細には、燃焼系統3aに属する燃焼部21、燃焼系統3aに属する一次熱交換器23、燃焼系統3aに属する二次熱交換器24、排気集合管20、燃焼系統3bに属する二次熱交換器24、燃焼系統3bに属する一次熱交換器23、燃焼系統3bに属する燃焼部21、を順に通過する外気よりも暖かい空気の循環流が形成される。このことにより、排気筒13から筐体2の内部へと冷たい外気が侵入しようとしても、排気集合管20でこの循環流と衝突することとなり、冷たい外気が排気集合管20より下方に侵入することはない。
加えて、送風機22の送風量が所定の送風量となるように、送風機22を通常動作時の回転数よりも低回転となる所定の回転数(例えば、1000rpm)で稼働させている。
さらに、送風機22を稼働させる際、予め定められた時間(例えば、7分)稼働させた後、予め定められた時間(例えば、8分)だけ稼働停止させる動作を実施している。すなわち、送風機22が稼働している期間中、稼働と稼働停止とを繰り返しつつ稼働させている。
つまり、稼働させる送風機22を1つのみとし、通常動作時の回転数よりも低回転で稼働させることで、筐体2に緩やかな空気の流れを形成している。別言すると、筐体2の内部に形成される気流の流速が速くなりすぎないように抑制している。
さらに、送風機22を稼働させる際に、稼働と稼働停止とを繰り返す間欠運転(オンオフ運転)を実施することにより、送風機22の稼働に起因して形成される気流が常時形成された状態とならないようにしている。
ここで、第1凍結防止ヒータ群又は第2凍結防止ヒータ群を稼働すると、缶体側凍結防止ヒータ28や他器具側凍結防止ヒータ29によって筐体2内の空気が温められるので、比較的温度の高い空気が滞留することとなる。この状態において、複数の送風機22を稼働させたり、送風機22を通常動作時と同様の回転数で稼働させたりすると、筐体2内の温められた空気を外部へ排出してしまうこととなる。そこで、本実施形態の熱源機1では、稼働させる送風機22を1つのみとし、通常動作時の回転数よりも低回転で稼働させ、筐体2に形成される空気の流れを速くなりすぎないようにしている。加えて、送風機22を間欠運転させることにより、送風機22の稼働に起因して形成される気流が常時形成された状態とならないようにしている。このことにより、筐体2内に滞留する温められた空気が即座に外部へと排出されたりすることなく、筐体2内に長く留まることとなる。したがって、筐体2内に温められた空気を長く滞留させることが可能となり、筐体2の内部を効率よく昇温することができる。
そして、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群とが稼働停止した場合、又は雰囲気温度センサ17が所定温度以下を検知した場合に(ステップ23でYesの場合)、送風機22を稼働停止する(ステップ24)。
具体的に説明すると、第1凍結防止ヒータ群と第2凍結防止ヒータ群とが稼働停止した場合、すなわち、缶体側凍結防止ヒータ28や他器具側凍結防止ヒータ29を稼働させる凍結防止のための動作が終了したとき、それに伴って送風機22を稼働させる凍結防止のための動作も終了する。
また、雰囲気温度センサ17が所定温度T3(例えば摂氏−6度)以下を検知した場合は、熱源機1を設置した室内の温度が非常に低下し、さらに筐体2の隙間から筐体2の内部へと室内の冷たい空気が流入した等の理由により、筐体2内の温度が非常に低下した状態となっている。この場合は、送風機22を稼働させると、流水経路を形成する機器や配管に筐体2内の冷たい空気を吹き付けることとなってしまうので、このことに起因して流水経路内の湯水等が凍結してしまうおそれがある。そのため、筐体2内の温度が非常に低下した場合は、送風機22の稼働を停止させる構成とし、このような送風機22の稼働に起因する流水経路内の湯水等の凍結を防止している。
上記した実施形態では、第1凍結防止ヒータ群又は第2凍結防止ヒータ群を稼働させるとき、複数の稼働方法から1つの稼働方法を選択して実施する例について説明した。しかしながら本発明の熱源機は、1つの稼働方法が選択された際にこれを終了するまで実行するものに限るものではなく、1つの稼働方法を選択して実施している最中に他の稼働方法に切り替えてもよい。
具体的に説明すると、上記した凍結防止のための動作において表1のパターン1で示される稼働方法が選択され、第1凍結防止ヒータ群が1分稼働した後に稼働停止していたとする。この状態において、32分が経過するより前に基準温度がさらに低下した場合、基準温度が所定温度T1(摂氏3度)より小さくなったことを条件として、他のパターンで第1凍結防止ヒータ群を稼働してもよい。すなわち、所定の稼働方法で稼働している状態において基準温度がさらに低下した場合、稼働方法を切替えてもよい。
また、所定の稼働方法で稼働している状態において、基準温度がさらに低下した場合、一時的にON時間を長くしてもよい。具体的に説明すると、上記した凍結防止のための動作において表1のパターン1で示される稼働方法が選択され、第1凍結防止ヒータ群が1分稼働した後に稼働停止していたとする。この状態において、基準温度がさらに低下した場合は、本来はOFF時間である時間であっても第1凍結防止ヒータ群を一時的に所定時間だけ稼働させてもよい。すなわち、基準温度が低下したことを条件として、所定期間内における凍結防止ヒータ群の稼働時間を長くしてもよい。
なお、上記した具体例に限らず、凍結防止ヒータ群の稼働中に基準温度がさらに低下した場合、すなわち、缶体側凍結防止ヒータ28又は他器具側凍結防止ヒータ29によって対象となる部材を加熱しているにも関わらず基準温度がさらに低下した場合もまた、他の稼働方法への切り替えや凍結防止ヒータ群の稼働時間の延長を実施してもよい。
また、本実施形態の熱源機1は、給気温度センサ16や雰囲気温度センサ17で異常が発生した場合、すなわち、これらの温度センサで温度が検知できなかった場合等に、最も稼働時間の長い稼働方法(上記した実施形態では表1のパターン5で示される稼働方法)で凍結防止ヒータ群を稼働させる構成であってもよい。すなわち、給気温度センサ16や雰囲気温度センサ17で温度が正確に検知できなかった場合、筐体2への給気温度や筐体2の雰囲気温度は不明であるが非常に低くなってしまっている場合がある。この場合、確実に流水経路内の湯水等の凍結を防止するべく、最も稼働時間の長い稼働方法で凍結防止ヒータ群を稼働させることが好ましい。
また、上記した実施形態では、送風機22を稼働させる凍結防止のための動作(図4参照)を実施している際、雰囲気温度センサ17が所定温度以下を検知した場合、送風機22を稼働停止した。この場合、雰囲気温度センサ17が所定温度以下を検知したことが確認された直後に送風機22を稼働停止してもよく、所定時間の経過後に稼働停止してもよい。
具体的に説明すると、送風機22を7分稼働させた後に8分稼働停止する動作を繰り返し実施していたとする。そして、送風機22が稼働開始から3分経過した時点で、雰囲気温度センサ17が所定温度以下を検知したとする。この場合、残り12分(実質的には残り稼働時間である3分)が経過した後に送風機22を停止してもよい。すなわち、間欠運転の周期が終了する(所定期間が経過する)まで、送風機22の停止を待機する構成であってもよい。
1 熱源機
2 筐体
12 給気筒(給気経路)
13 排気筒(排気経路)
16 給気温度センサ(給気温度検知手段)
17 雰囲気温度センサ(雰囲気温度検知手段)
21 燃焼部
22 送風機(送風手段)
23 一次熱交換器(熱交換器)
24 二次熱交換器(熱交換器)
28 缶体側凍結防止ヒータ(凍結防止ヒータ)
29 他器具側凍結防止ヒータ(凍結防止ヒータ)

Claims (3)

  1. 燃料を燃焼して燃焼ガスを生成する燃焼部と、前記燃焼部へ燃焼用空気を供給する送風動作を実施可能な送風手段と、前記燃焼部で生成した燃焼ガスと熱媒体との間で熱交換を行う熱交換器とを筐体内部に備えており、
    屋外から前記筐体内部へ空気を供給するための給気経路と、前記筐体内部から屋外へ燃焼ガスを排出するための排気経路とがそれぞれ接続された屋内設置型の熱源機であって、
    前記給気経路を経由して前記筐体内部に取り込まれた空気の温度を検知可能な給気温度検知手段と、前記筐体内部の雰囲気温度を検知可能な雰囲気温度検知手段とを少なくとも含む複数の温度検知手段と、
    前記熱交換器に取り付けられた1以上の凍結防止ヒータからなる第1凍結防止ヒータ群と、前記熱交換器を除く他の部材に取り付けられた1以上の凍結防止ヒータからなる第2凍結防止ヒータ群とを少なくとも含む複数の凍結防止ヒータ群とが設けられており、
    前記複数の温度検知手段がそれぞれ検知した複数の温度情報に基づいて、所定の凍結防止ヒータ群を所定期間内に予め定められた時間だけ稼働させる動作及び/又は前記送風手段を予め定められた送風量で稼働させる動作を実施することを特徴とする熱源機。
  2. 前記複数の凍結防止ヒータ群を構成する各凍結防止ヒータ群は、前記凍結防止ヒータを予め規定された稼働時間だけ稼働させ、且つ、予め規定された停止時間だけ停止させるオンオフ運転をそれぞれ実施可能であり、さらに前記稼働時間及び/又は前記停止時間の異なる複数の前記オンオフ運転をそれぞれ実施可能であって、
    前記複数の温度検知手段がそれぞれ検知した複数の温度情報に基づいて、複数の前記オンオフ運転のうちいずれか1つを選択して実施することを特徴とする請求項1に記載の熱源機。
  3. 前記送風手段は給気口が前記筐体内部に開放されており、前記給気経路から前記燃焼部を経て前記排気経路に至る空気の流れを前記筐体内部に形成するものであって、
    前記雰囲気温度検知手段が検知した雰囲気温度が所定温度より低いことを条件として前記送風手段を予め定められた送風量で稼働させる動作を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱源機。
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