JP2014039293A - 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信パラメータの自動設定方式を複数実施できる装置において、ユーザの利便性を向上する。
【解決手段】 通信装置は、アクセスポイントとの間で通信パラメータの設定処理を実施するか、アクセスポイントとは異なる他の通信装置との間で通信パラメータの設定処理を実施するかを、通信パラメータの設定処理を起動している装置を検出結果に応じて選択する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法およびプログラムに関する。
IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANに代表される無線通信では、使用前に設定しなければならない設定項目が数多く存在する。例えば、設定項目として、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータがあり、ユーザが手入力により設定するには非常に煩雑である。
そこで、様々なメーカーから、通信パラメータを簡単に無線機器に設定するための自動設定方法が考案されている。これら自動設定方法は、接続する機器間で予め定められた手順、及びメッセージにより、一方の機器から他方の機器に通信パラメータを提供し、通信パラメータの設定を自動的に行っている。非特許文献1には、無線LANインフラストラクチャモードの通信(インフラ通信)における通信パラメータの自動設定の一例が開示されている。
特許文献1〜3には、無線LANアドホックネットモードの通信(アドホック通信)における通信パラメータの自動設定の一例が開示されている。特許文献1〜3において、アドホック通信を行う機器は、ネットワークに参加する機器の中から通信パラメータを提供する機器(提供装置)を定め、提供装置は他の機器(受信装置)へ通信パラメータを提供する。
このように、通信パラメータの自動設定を利用することで、ユーザは単純な操作で自動的に通信パラメータを設定することができる。
特開2006−352282号公報 特開2006‐311138 号公報 特開2006‐309458号公報
Wi−Fi CERTIFIED(TM) for Wi−Fi Protected Setup: Easing the User Experience for Home and Small Office Wi−Fi(R) Networks,http://www.wi−fi.org/wp/wifi−protected−setup
ここで、機器に通信パラメータの自動設定方式が複数搭載されている場合を考える。従来、複数の自動設定機能が搭載されている機器では、ユーザがメニュー画面などを介して起動する自動設定方式を選択していた。しかしながら、この場合ユーザ自身が適切な無線パラメータ自動設定方式を選択しなければならず、使い勝手が良くない。間違った自動設定方式を選択すると、自動設定処理が実施されず、無線通信が行えなくなってしまう。
本発明は、通信パラメータの自動設定方式を複数実施できる装置において、ユーザの利便性を向上することを目的とする。また、本発明の他の目的は、以下の明細書の説明及び図面より明らかとなるであろう。
本発明の1形態は、通信装置であって、アクセスポイントとの間で通信パラメータの設定処理を実施するための第1の設定手段と、アクセスポイントとは異なる他の通信装置との間で通信パラメータの設定処理を実施するための第2の設定手段と、通信パラメータの設定処理を起動している装置を検出する検出手段と、前記検出手段による検出に応じて、前記第1の設定手段による第1の設定処理を行うか、前記第2の設定手段による第2の設定処理を行うかを選択する選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明により、装置に複数の通信パラメータの自動設定方式が搭載されている場合でも、ユーザが設定方式を選択しなくても自動的に通信パラメータの自動設定方式を実行することが可能となり、ユーザの使い勝手が向上する。
本発明の実施形態に係わる装置をブロック構成図 本発明の実施形態に係わる装置のソフトウェア機能図 本発明の実施形態に係わるネットワーク構成図 本発明の実施形態に係わる装置Aの通信処理の動作フローチャート図 本発明の実施形態に係わる装置A、装置B、アクセスポイントの動作シーケンス図 本発明の実施形態に係わる装置A、装置B、アクセスポイントの動作シーケンス図 本発明の実施形態に係わる装置A、装置B、アクセスポイントの動作シーケンス図
(実施例1)
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
本実施形態に好適な事例におけるハードウェア構成について説明する。図1は、後述の各装置の構成の一例を表すブロック図である。101は装置全体を示す。102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する制御部であり、CPU,MPU等のコンピュータである。制御部102は、他の装置との間で通信パラメータの自動設定制御も行う。通信パラメータの自動設定制御は、無線LANインフラストラクチャモードの自動設定処理と、無線LANアドホックネットモードの自動設定処理とができる。103は制御部102が実行する制御用のコンピュータプログラムと、通信パラメータ等の各種情報を記憶する記憶部である。後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。なお、記憶部103はROM,RAM等のメモリ、又はフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどを用いることができる。
104は無線通信を行うための無線部である。105は各種表示を行う表示部でありLCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。106は通信パラメータ設定処理を開始するトリガを与える設定ボタンである。制御部102は、ユーザによる設定ボタン106の操作を検出すると、後述する処理を実行する。107はアンテナ制御部、そして108はアンテナである。109は、ユーザが各種入力を行うための入力部である。
図2は、後述の通信パラメータの自動設定動作において、装置が実行するソフトウェア機能ブロックの構成例である。201は装置全体を示している。202は各種通信にかかわるパケットを受信するパケット受信部である。ビーコン(報知信号)の受信は、パケット受信部202によって行われる。また、プローブリクエストなどの機器検索信号も、パケット受信部202によって受信される。なお、プローブリクエストは、所望のネットワークを検索するためのネットワーク検索信号ということもできる。また、プローブリクエストに対する応答信号であるプローブレスポンスの受信もパケット受信部202により行われる。
203は各種通信にかかわるパケットを送信するパケット送信部である。ビーコンの送信は、パケット送信部203によって行われる。また、プローブリクエストの送信や、プローブリクエストに対する応答信号であるプローブレスポンスの送信も、パケット送信部203により行われる。なお機器検索信号、及びその応答信号には、送信元の機器の各種情報(自己情報)が付加される。この自己情報には、通信パラメータの自動設定処理を起動中かどうかを示す情報も含まれる。204はネットワーク接続を制御するネットワーク制御部である。無線LANネットワークへの接続処理などは、ネットワーク制御部204により実施される。
205はパケット送信部203を用いてプローブリクエストを送信し、パケット受信部202を用いてプローブレスポンスを受信することで、周囲に存在する機器を検索する検索部である。検索部205はパケット受信部202を用いてビーコン信号を受信することでも、周囲に存在するネットワークを検索する。206は検索部205の検索の結果、インフラストラクチャ通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中のアクセスポイントの検出処理を行い、検出結果により、自動設定処理を起動中のアクセスポイントが存在するか否かを判定する判定部である。ここで、インフラストラクチャ通信用の通信パラメータ自動設定処理としては、Wi−Fi Protected Setupのように業界標準の処理、各メーカーが独自提供している処理がある。また、判定部206は、アドホックモード通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の機器が存在するか否かも判定する。
207はインフラストラクチャ通信(インフラ通信)用の通信パラメータをステーションとしてアクセスポイントから受信するインフラ通信用設定部である。本機能ブロックは、アクセスポイントと所定の第1の設定処理プロトコルを実施し、アクセスポイントから、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータを受信する。208はアドホックネットワーク通信(アドホック通信)用の通信パラメータを他の装置に提供又は他の装置から受信するアドホック通信用設定部である。本機能ブロックは、他の装置とアドホック通信により所定の第2の設定処理プロトコルを実施し、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータの自動設定処理を行う。209は自動設定方式の起動を制御する自動設定制御部である。本機能ブロックは、選択部210が選択した方式の自動設定処理を行うために、インフラ通信用設定部207又はアドホック通信用設定部208の一方を選択的に起動する。また、自動設定制御部209は、設定ボタン106がユーザにより操作されたか否かを監視し、設定ボタン106の操作の検出処理も行う。210は判定部206の判定結果に応じて、インフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を実行するか、アドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を実行するかを選択する。
図3は、通信装置A301(装置A)、アクセスポイント302、通信装置B304(装置B)を示した図である。装置Aは、先に説明した図1、図2の構成を有している。アクセスポイント302はユーザの指示によりインフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を実行し、ネットワーク303上で通信を行うことにより装置Aへ通信パラメータを提供する。装置Aはインフラストラクチャ通信では、アクセスポイント302のステーション(子局)として動作し、アクセスポイント302を介した通信を行う。また、アドホック通信では、アクセスポイント302を介さずに、他の装置(装置B)と直接通信を行う。アクセスポイント302は基地局、親局、制御装置(局)などと呼ばれることもあり、インフラストラクチャネットワークを構築し、ステーション(子局)である装置が通信するための制御を行う。
また、装置Bはアドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を実行し、ネットワーク305上で通信を行うことにより装置Aとの間で通信パラメータを共有する。ここで、装置Aから装置Bに通信パラメータを提供してもよいし、装置Bから装置Aに提供しても良い。なお、本実施例では、インフラストラクチャ通信、アドホック通信は、IEEE802.11シリーズに準拠した方式とする。
図4は、装置Aにおいて、設定ボタン106がユーザにより押下された際に実施される通信処理の動作フローチャートである。図4は、制御部102が記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより行われる。
制御部102(自動設定制御部209)は、設定ボタン106が押下されかどうかを監視する(S401)。ユーザにより設定ボタン106が押下されたことを検出すると(S401)、制御部102は検索部205を起動する。検索部205は、パケット送信部203を用いてプローブリクエストを送信し、パケット受信部202を用いてプローブレスポンスを受信することで、周囲に存在する機器を検索する(S402)。なお、パケット受信部202を用いてビーコン信号を受信することで、周囲に存在するネットワークを検知しても良い。そして、判定部206は、受信したビーコンまたはプローブレスポンスに含まれる自己情報を確認し、インフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中のアクセスポイントが存在するか否かを確認する(S403)。
インフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中のアクセスポイントが存在する場合には、選択部210はインフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を実行すると決定する。選択部210がインフラ通信用自動設定処理の実行を選択すると、自動設定制御部209は、アドホック通信用設定部208を起動中か否かを確認する(S404)。アドホック通信用設定部208を起動中の場合には、自動設定制御部209は起動中のアドホック通信用設定部208を停止する(S405)。その後、自動設定制御部209はインフラ通信用設定部207を起動し(S406)、インフラ通信用設定部207は、アクセスポイント302との間で通信パラメータの自動設定処理を実行する(S407)。また、アドホック通信用設定部208を起動中でない場合にも(S404)、自動設定制御部209はインフラ通信用設定部207を起動する(S406)。そして、インフラ通信用設定部207は、アクセスポイント302との間で通信パラメータの自動設定処理を実行する(S407)。インフラ通信用設定部207がアクセスポイント302と自動設定処理を実行することにより、装置Aは、アクセスポイント302から通信パラメータを取得する。装置Aは、アクセスポイント302から通信パラメータを取得すると、ネットワーク制御部204の制御により、取得した通信パラメータを利用してアクセスポイント302に接続する。そして、アクセスポイント302が構成するインフラストラクチャネットワークに参加して通信する。
ステップS403の確認の結果、インフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中のアクセスポイントが存在しない場合、選択部210はアドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を実行すると決定する。選択部210がアドホック通信用の自動設定処理の実行を選択すると、自動設定制御部209は、アドホック通信用設定部208を起動中か否かを確認する(S408)。アドホック通信用設定部208を起動していない場合には、自動設定制御部207はアドホック通信用設定部208を起動する(S409)。
自動設定制御部207はステップ402の検索で取得した検索結果を確認し、アドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の機器が存在するか否かを確認する(S410)。アドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の機器(装置B)が存在する場合には、アドホック通信用設定部208は装置Bと通信パラメータの自動設定処理を実行し、通信パラメータを共有する(S411)。装置Aは装置Bと通信パラメータを共有すると、ネットワーク制御部204の制御により、取得した通信パラメータを利用して装置Bとアドホックネットワークを形成する。そして、装置Aと装置B間で通信する。
ステップS410の判定の結果、アドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の機器が存在しない場合には、アドホック通信用設定部208を起動した状態でステップS402に戻り機器検索を再試行する。
図5は、アクセスポイント302の設定ボタンが押下され、自動設定処理を起動後、装置Aにて設定ボタン106が押下され、装置Aとアクセスポイント302との間で通信パラメータの自動設定処理を実施した場合の処理シーケンスである。
アクセスポイント302の設定ボタンが押下されると、アクセスポイント302はインフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動する(F501)。起動後、アクセスポイント302は自身が自動設定処理を起動中であることを示す情報をビーコンやプローブレスポンスに付加して送信する。
装置Aの設定ボタン106が押されると、装置Aは図4にて説明した処理を開始する。装置Aはネットワークを検索するために機器検索信号(プローブリクエスト)を送信し、周囲に自動設定処理を起動中の機器が存在するか否かを確認する(F502)。ここで、アクセスポイント302は自身が自動設定処理を起動中であることを示す自己情報を含む応答信号(プローブレスポンス)を装置Aへ送信する(F503)。装置Aはアクセスポイント302よりプローブレスポンスを受信すると、インフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理が起動中であることを確認する。装置Aはインフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動中のアクセスポイントを発見すると、インフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動する(F504)。そして、装置Aはアクセスポイント302のネットワーク303へ参加し(F505)、アクセスポイント302とインフラ通信用の自動設定処理を実行する(F506)。その結果、装置Aはアクセスポイント302から通信パラメータを取得する(F506)。
図6は、装置Aにて設定ボタン106が押下された後に、装置Bにて設定ボタンが押下され、装置Aと装置Bとの間で通信パラメータの自動設定処理を実施した場合の処理シーケンスである。
装置Aの設定ボタン106が押されると、装置Aは図4にて説明した処理を開始する。装置Aはネットワークを検索するためにプローブリクエストを送信し、周囲に自動設定処理を起動中の機器が存在するか否かを確認する(F601)。ここで、アクセスポイント302は自身が自動設定処理を起動していないことを示すプローブレスポンスを装置Aへ送信する(F602)。そのため、装置Aはアドホック通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動する(F603)。起動後、装置Aはネットワーク305を構築する(F604)。
その後、装置Bの設定ボタンが押下されると、装置Bはアドホック通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動する(F605)。なお、装置Bは装置Aと同様に図4の処理を実行してアドホック通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動してもよい。アドホック通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動すると、装置Bはプローブリクエストを送信し、周囲にアドホック通信用の通信パラメータの自動設定を起動中の機器が存在するか否かを確認する(F606)。装置Aは装置Bから送信されたプローブリクエストを受信すると、自身が自動設定処理を起動中であることを示す自己情報を含むプローブレスポンスを装置Bへ送信する(F607)。装置Bは装置Aから送信されたプローブレスポンスを受信すると、装置Aが構築したネットワーク305へ参加する(F608)。そして、装置Aと装置Bとの間で通信パラメータ自動設定処理を行う(F609)。装置Aと装置B間での自動設定処理では、装置Aから装置Bに通信パラメータを提供してもよいし、装置Bから装置Aに提供しても良い。
図7は、装置Aにて設定ボタン106が押下された後に、アクセスポイント302にて設定ボタンが押下され、両者の間で通信パラメータの自動設定処理を実施した場合の処理シーケンスである。
装置Aの設定ボタン106が押されると、装置Aは図4の処理を開始する。装置Aはプローブリクエストを送信し、周囲に自動設定を起動中の機器が存在するか否かを確認する(F701)。ここで、アクセスポイント302は自動設定処理を起動していないので、自身が自動設定処理を起動していないことを示すプローブレスポンスを装置Aへ送信する(F702)。そのため、装置Aはアドホック通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動する(F703)。起動後、装置Aはネットワーク305を構築し(F704)、図4の機器検索処理を続行する。
その後、アクセスポイント302の設定ボタンが押下されると、アクセスポイント302はインフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動する(F705)。起動後、アクセスポイント302は自身が自動設定処理を起動中であることを示す情報をビーコンやプローブレスポンスに付加して送信する。
装置Aは自動設定処理を実行する相手が見つかっていないので、プローブリクエストを再度送信し、周囲に自動設定を起動中の機器が存在するか否かを確認する(F706)。このプローブリクエストを受信したアクセスポイント302は、自身が自動設定処理を起動中であることを示す情報を付加したプローブレスポンスを返す(S707)。装置Aはアクセスポイント302から自動設定処理を起動中であることを示す自己情報を含むプローブレスポンスを受信する(F707)。このプローブレスポンスを受信すると、装置Aはアクセスポイント302がインフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動していることを認識する。そのため、装置Aは起動していたアドホック通信用の通信パラメータの自動設定処理を停止し(F708)、インフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動する(F709)。インフラ通信用の通信パラメータの自動設定処理を起動すると、装置Aはアクセスポイント302のネットワーク303へ参加し(F710)、アクセスポイント302と自動設定処理を実行し、アクセスポイント302から通信パラメータを取得する(F711)。
このように、装置Aは周囲の機器が起動中の自動設定処理を自動的に検知し、適切な通信パラメータの自動設定処理を実施する。なお、図4のステップ402にて機器検索を実施した際に、自動設定処理を起動中の機器が複数検出される場合も考えられる。この場合、自動設定制御部209は意図しない装置と通信パラメータの自動設定処理を実行してしまい、意図しない相手からの通信パラメータの取得又は提供を防止するために、処理をエラー終了する。例えば、図4のステップS402において、インフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中のアクセスポイントの存在を認識すると、S410のように、アドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の機器が存在するか否かを確認する。そして、アドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の機器も認識し、インフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理とアドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理の両方が起動されていると認識した場合には、処理をエラー終了する。また、インフラ通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の複数のアクセスポイントを認識した場合、アドホック通信用の通信パラメータ自動設定処理を起動中の複数の機器を認識した場合も処理をエラー終了する。このように、通信パラメータの自動設定処理の相手が複数存在する場合には、自動設定処理を行わないようにし、意図しない相手と通信パラメータの自動設定処理を実行してしまい、意図しない相手からの通信パラメータの取得又は提供を防止する。
以上のように、装置に複数の通信パラメータの自動設定方式が搭載されている場合でも、ユーザが設定方式を選択しなくても自動的に通信パラメータの自動設定方式を選択でき、実行することが可能となり、ユーザの使い勝手が向上する。上記実施例では、アクセスポイントがインフラ通信用の自動設定処理を起動しているか、他の装置(ステーション)がアドホック通信用の自動設定処理を起動しているかに応じた自動設定処理を選択する。そして、選択した処理を実行するので、その場の環境に合った自動設定処理を実行でき、ユーザの使い勝手が向上する。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施例のみに限定する趣旨ではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で、実施形態は種々に変形することが可能である。また、上記説明はIEEE802.11準拠の無線LANを例に説明した。しかしながら、本発明は、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee等の他の無線媒体において実施してもよい。また、有線LAN等の有線通信媒体において実施してもよい。
ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
201 通信装置
202 パケット受信部
203 パケット送信部
204 ネットワーク制御部
205 検索部
206 判定部
207 インフラ通信用設定部
208 アドホック通信用設定部
209 自動設定制御部
210 選択部

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    通信パラメータの第1設定処理を実施するための第1の設定手段と、
    通信パラメータの第2設定処理を実施するための第2の設定手段と、
    通信パラメータの設定処理を起動している他の通信装置を検出する検出手段と、を有し、
    前記通信装置が前記第2の設定手段による設定処理を起動し、かつ、前記第1設定処理を起動している他の通信装置及び前記第2設定処理を起動している他の通信装置が検出されない場合、前記第2の設定手段による設定処理を起動した状態で、前記検出手段は、通信パラメータの設定処理を起動している他の通信装置の検出を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 前記検出手段により前記第1設定処理を起動している他の通信装置を検出すると、前記第1設定処理による通信パラメータの設定を、当該記第1設定処理を起動している他の通信装との間で実行することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記検出手段により前記第1設定処理を起動している他の通信装置を検出し、かつ、前記第2設定処理を起動している他の通信装置を検出しなかった場合に、前記第1設定処理による通信パラメータの設定を、当該記第1設定処理を起動している他の通信装との間で実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記検出手段により前記第1設定処理を起動している他の通信装置を検出しなかった場合に、前記第2設定処理を起動することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記検出手段により前記第2設定処理を起動している他の通信装置を検出し、かつ、前記検出手段により前記第1設定処理を起動している他の通信装置を検出しなかった場合に、前記第2設定処理による通信パラメータの設定を、当該記第2設定処理を起動している他の通信装との間で実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第2の設定手段による設定処理が起動された後に、前記検出手段により前記第1の設定処理を起動している他の通信装置を検出すると、前記第2の設定処理を停止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 通信パラメータの第1設定処理を実施するための第1の設定手段と、通信パラメータの第2設定処理を実施するための第2の設定手段と、を有する通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置が前記第2の設定手段による設定処理を起動し、かつ、前記第1設定処理を起動している他の通信装置及び前記第2設定処理を起動している他の通信装置が検出されない場合、前記第2の設定手段による設定処理を起動した状態で、通信パラメータの設定処理を起動している他の通信装置の検出を行うことを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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