JP2014038679A - ディスクカートリッジ、光記録方法および光記録システム - Google Patents

ディスクカートリッジ、光記録方法および光記録システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の光ディスクに対する記録時間の短縮を図る。
【解決手段】 複数の多層光ディスクを収納自在なディスクカートリッジから取り出された1つの多層光ディスクの1つの記録層に、複数の多層光ディスクに記録を行うための必要な記録管理情報(CMA)がディスクカートリッジ単位の記録管理情報として記録可能な記録管理情報領域を設ける。ホスト装置は、記録管理情報領域が設けられた光ディスクが装填される特定のディスクドライブに対してディスクカートリッジ単位の記録管理情報の読み込みを指示し、取得した記録管理情報をもとに複数のディスクドライブに対してユーザデータの記録のための一連の処理を実行させ、各ディスクドライブから処理結果に関する情報を取得して新たな記録管理情報を生成して、特定のディスクドライブに対して当該新たな記録管理情報を記録管理情報領域に追記するように指示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、それぞれ1以上の記録層を有する複数の光ディスクを出し入れ可能に収納するディスクカートリッジ、このディスクカートリッジから取り出された複数の光ディスクに記録を行う光記録方法および光記録システムに関する。
DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)などの光ディスクの大容量化を目的として、記録層を多層化することが行われる。記録層の多層化に伴い、記録層へのデータの記録または再生時のトラックキング制御を、記録層とは別の層に設けられたガイドトラックを用いて行う方式も知られている。
例えば、溝構造によるガイドトラックが設けられたガイドトラック層に390nm〜420nmの波長(青色)の光を使用してトラッキング制御を行うとともに、複数の記録層の中の一つの記録層に650nm〜680nmの波長(赤色)の光を使用して記録を行う光ドライブ装置などがある(例えば、特許文献1等)。
また、DVD−R(Rewritable)などの追記型光ディスクでは、ユーザデータエリアの記録状態、例えばユーザデータエリアのどの位置まで記録済みであるかといった情報を管理する仕組みが採用されている。具体的には、OPC(Optimum Power Control)に用いられるPCA(Power Calibration Area)の後に記録管理領域(RMA:Recording Management Area)が設けられる。記録管理領域にはユーザデータエリアにおける記録済み領域の開始アドレスと最終アドレスなどが記録される。ディスクドライブは、追記開始前に、光ディスクの記録管理領域を読み込み、記録済み領域と未記録領域との境界を検索し、この境界位置から追記を行うように動作する。例えば、記録管理領域(RMA)に記録される記録管理情報の信頼性を高める技術などが提案されている(特許文献1)。
さらに、DVD−RAM(Randam Access Memory)などの書き換え型光ディスクでは、記録再生が不可な領域である欠陥領域を他の領域に交替する欠陥管理が採用されている。欠陥領域が検出された場合、ディスクドライブは、リードイン領域とリードアウト領域に設けられる欠陥管理領域(DMA:Defect Management Area)に欠陥管理情報(DMS:Defect Management Structure)を記録する。欠陥管理情報は、欠陥領域のアドレスと交替領域のアドレスとの対応を示す情報である。
特開2007−200427号公報 特開2002−352522号公報
近年、光ディスクに対するデータ転送速度のさらなる向上を図るため、複数の多層ディスクに対して複数の光ピックアップを用いて並列して記録/再生を行うことが可能な光記録システムの検討が行われている。このような光記録システムでは、複数の多層ディスクをカートリッジに収めた形でシステムに装填される構成が想定されている。多層ディスクには複数の記録層に連続したアドレスが割り当てられる。つまり多層ディスク一枚に論理的に連続した1つの記録領域があるものとしてユーザデータの記録および追記が行われる。
光記録システムでは、既に記録が行われている多層ディスクを含むカートリッジ単位の追記に先立ち、それぞれの多層ディスクの記録層毎に記録管理領域を読み込んで記録済み領域と未記録領域との境界を検出する必要があった。この動作は、各々のディスクドライブにおいて対応する多層ディスクの記録層毎の記録管理領域を読み込むことによって行われるため、時間がかかるという問題があった。
また、多層ディスクの複数の記録層を論理的に連続した1つの記録領域として用いる場合、記録済み領域と未記録領域との境界を含む1つの記録層の記録管理領域を読み込めば必要十分であるにも拘わらず、その境界の位置を知るために、実際には複数の記録層の記録管理領域を先頭アドレス側から順次探索して行く必要あり、非効率であった。
さらには、追記後の記録管理領域の更新も多層ディスクの記録層毎に行う必要があった。
同様に、欠陥管理情報や、OPCにより得られたレーザ光強度などの最適記録条件などもそれぞれの記録層から読み込むとなると、これらの情報の取得にも時間がかかるという問題があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、複数の光ディスクに対する記録時間の短縮を図ることのできるディスクカートリッジ、光記録方法および光記録システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るディスクカートリッジは、それぞれ1以上の記録層を有する複数の光ディスクを着脱自在なディスクカートリッジであって、前記複数の光ディスクのうち少なくとも1つの光ディスクの、少なくとも1つの前記記録層に、前記複数の光ディスクの前記記録層に記録を行うための必要な記録管理情報が記録可能な記録管理情報領域が設けられる。
前記記録管理情報は、前記記録層毎の記録済み領域の先頭/終了アドレス情報を含むものであってよい。
前記記録管理情報が、PCA(Power Calibration Area)のアドレス情報と、当該PCAを用いたOPC(Optimum Power Control)により得られた記録条件データが記録されたアドレス情報を含むものとしてもよい。
このように複数の光ディスクのうち少なくとも1つの光ディスクの、少なくとも1つの前記記録層に、前記複数の光ディスクの前記記録層に記録を行うための必要な記録管理情報が記録可能な記録管理情報領域が設けられることで、ユーザデータの記録あるいは追記前に、1機のディスクドライブを制御するだけでディスクカートリッジ単位の記録管理情報を取得することができる。このため、ディスクカートリッジから各光ディスクをディスクドライブに搬送してからユーザデータの記録が開始されるまでの時間を短縮することができ、全体的な記録時間を短縮できる。
本発明の別の形態に係る光記録方法は、それぞれ1以上の記録層を有する複数の光ディスクを着脱自在なディスクカートリッジから取り出された複数の光ディスクがそれぞれ個別に装填される複数のディスクドライブと、これらのディスクドライブと接続されたホスト装置とを準備し、前記複数の光ディスクのうち、少なくとも1つの光ディスクの少なくとも1つの前記記録層に、前記複数の光ディスクの前記記録層に記録を行うために必要な記録管理情報が前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報として記録可能な記録管理情報領域が設けられ、前記ホスト装置の制御部は、前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の記録管理情報の読み込みを指示し、前記読み込まれた前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報をもとに、前記複数のディスクドライブに対してデータの記録のための一連の処理を実行するように指示し、それぞれのディスクドライブから前記処理の結果に関する情報を取得し、これらの情報をもとに前記ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報を生成し、前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報の記録を指示する、というものである。
また、前記ホスト装置の制御部は、前記記録管理情報を取得しながら、同時に他の1以上の前記ディスクドライブを稼働させて記録を行うように制御を行うものであってよい。
本発明の別の形態に係る光記録システムは、それぞれ1以上の記録層を有する複数の光ディスクを着脱自在なディスクカートリッジから取り出された複数の光ディスクがそれぞれ個別に装填される複数のディスクドライブと、これらのディスクドライブと接続されたホスト装置とを具備し、前記複数の光ディスクのうち、少なくとも1つの光ディスクの少なくとも1つの前記記録層に、前記複数の光ディスクの前記記録層に記録を行うために必要な記録管理情報が前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報として記録可能な記録管理情報領域が設けられ、前記ホスト装置は、前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の記録管理情報の読み込みを指示し、前記読み込まれた前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報をもとに、前記複数のディスクドライブに対してデータの記録のための一連の処理を実行するように指示し、それぞれのディスクドライブから前記処理の結果に関する情報を取得し、これらの情報をもとに前記ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報を生成し、前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報の記録を指示する制御部を有する。
以上のように、本発明によれば、複数の光ディスクに対する記録時間の短縮を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る光記録システムを示す図である。 図1の光記録システムにおけるディスクカートリッジ、多層光ディスク、およびドライブユニットの関係を示す図である。 多層光ディスクの構造を示す断面図である。構成を示す断面図である。 ディスクカートリッジにおいて記録管理情報が記録される記録層の物理フォーマットを示す図である。 図4の記録管理情報のブロックのデータ構造を示す図である。 本実施形態の光記録システムにおけるディスクドライブの構成を示す図である。 本実施形態の光記録システムにおいて各ディスクドライブからホスト装置へのディスク識別子の転送を示す図である。 本実施形態の光記録システムにおいてブランクの各多層光ディスクに対する記録時のユーザデータの転送を示す図である。 本実施形態の光記録システムにおいてブランクの各多層光ディスクに対する記録時の、各ディスクドライブからホスト装置への記録結果に関する情報の転送と、ホスト装置から第1のディスクドライブへのディスクカートリッジ単位の記録管理情報の転送を示す図である。 本実施形態の光記録システムにおいて各多層光ディスクに対する追記時の第1のディスクドライブからホスト装置へのディスクカートリッジ単位の記録管理情報の転送を示す図である。 本実施形態の光記録システムにおいて各多層光ディスクに対する追記時の、各ディスクドライブからホスト装置への記録結果に関する情報の転送と、ホスト装置から第1のディスクドライブへのディスクカートリッジ単位の記録管理情報の転送を示す図である。 本実施形態の光記録システムにおいて各多層光ディスクに対する追記時のホスト装置から第1のディスクドライブへのディスクカートリッジ単位の記録管理情報の転送を示す図である。 本発明に係る実施形態の光記録システムの変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光記録システムを示す図である。
図1は光記録システムの全体の構成を示す図である。
この光記録システム1は、ディスクカートリッジ10と、ディスク搬送機構20と、ドライブユニット30と、RAIDコントローラ40と、ホスト装置50とを備える。以下、それぞれの詳細について説明する。
[ディスクカートリッジ10]
ディスクカートリッジ10は、複数の多層光ディスク11が個別に着脱自在に収容されるユニットである。なお、本発明においては、ディスクカートリッジ10に収納される光ディスクは必ずしも多層光ディスクである必要はなく、1以上の記録層を有する光ディスクであればよい。
ディスクカートリッジ10内での複数の多層光ディスク11の収容形態としては平積み、縦並びなどが想定される。いずれの場合も、ディスクカートリッジ10に対して多層光ディスク11の出し入れが円滑に行われるように、隣り合う多層光ディスク11間には一定の隙間が設けられることが好ましい。ディスクカートリッジ10の形状は、ユーザによるハンドリング性、多層光ディスク11の収納効率などの点から、例えば直方体形状、円筒形状などが想定される。図1の例では、複数の多層光ディスク11を平積みで収容した直方体形状のディスクカートリッジ10が用いられる。
図2は、ディスクカートリッジ10、多層光ディスク11およびドライブユニット30の構成を示す図である。
ディスクカートリッジ10の少なくとも一つの側面には多層光ディスク11の出し入れのための開口部101と、この開口部101を開閉する扉(図示せず)とが設けられている。扉はディスク搬送機構20によるディスクカートリッジ10からの多層光ディスク11の出し入れの動作と連動して開閉され、その他のときは閉状態とされる。
なお、本発明において、ディスクカートリッジ10の構成は図2のものに限定されない。ディスクカートリッジ10の形状、開口部の数や位置、扉の有無、複数の多層光ディスク11の収容形態など、様々な変形が可能である。
[多層光ディスク11]
本実施形態においては、ディスクカートリッジ10に収容される多層光ディスク11は、ガイド層と記録層とが別々の層に分離して形成された、いわゆる「ガイド層分離型多層光ディスク」である場合を想定している。
図3は多層光ディスク11の構造を示す断面図である。
多層光ディスク11は、ガイド層112と1以上の記録層113とを有する。同図の多層光ディスク11の例では記録層113の層数は"4"である。ガイド層112とこれに最も近い記録層113との間、隣り合う記録層113の間との間には光透過性を有する中間層114がそれぞれ介層されている。これらの層は、光ピックアップ32からの記録再生光R1およびガイド光R2が入射される側から、保護層115、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、記録層113、中間層114、ガイド層112の順に積層配置される。
ガイド層112において記録層113に対向する側の面には、ランド・グルーブ構造によるガイドトラック121が螺旋状に設けられている。ガイドトラック121の側壁面にはウォブルによって、ディスク全周にわたる位置情報を示す物理アドレス情報が記録されている。ガイドトラック121は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)の記録再生に用いられる赤色レーザ光に対応するトラックピッチ(0.64μm)で形成される。ランドとグルーブ間のピッチの平均は0.32μmである。以後、赤色レーザ光のレーザ光を「ガイド光」と呼ぶ。
本実施形態では、ランド・グルーブ記録を想定しているため、ランド部とグルーブ部が螺旋状に連続するガイドトラック121として用いられる。したがって、ガイドトラック121のピッチは0.32μmとなる。
ガイド層112のガイドトラック121のトラッキングには、DVDの記録再生に用いられる赤色波長(第2の波長)のレーザ光が用いられる。以降において第2の波長のレーザ光を「ガイド光」と呼ぶ場合がある。
本実施形態の光記録システム1では、ガイドトラック121のランド部とグルーブ部のそれぞれにおいて、例えば、差動プッシュプル法(DPP:Differential Push-Pull)などによるトラッキング制御が行われる。ガイドトラック121のランド部とグルーブ部のそれぞれにおいてトラッキング制御が行われることで、記録層113に対する情報の記録は0.32μmのトラックピッチで行うことが可能である。
以上がガイド層112の説明である。
記録層113は、例えばブルーレイディスク(登録商標)の記録再生に用いられる青色波長(第1の波長)のレーザ光を用いて0.32μmのトラックピッチで情報の記録が行われる層である。以後、第1の波長のレーザ光を「記録再生光」または「記録光」と呼ぶ場合がある。
記録層113は、例えば光吸収層と反射層等とにより構成される。光吸収層としてはシアニン系色素やアゾ系色素等の有機色素や、Si、Cu、Sb、Te、Ge等の無機材料が用いられる。記録光が多層光ディスク11における目的の記録層113に照射されると、その記録光が照射された領域の反射率が変化し、反射率が変化した領域がピットとして形成されることで、記録層113に情報が記録される。
なお、記録層113への情報の記録時および再生時のトラッキング制御および物理アドレス情報、ならびに記録クロックなどの記録クロックの取得は、ガイド層112のガイドトラック121のウォブル信号を用いて行われるため、記録層113にはランド・グルーブ構造によるガイドトラック121は不要である。したがって、記録層113の表面は平坦でよい。
[ディスクカートリッジ単位の記録管理情報]
図4はディスクカートリッジ単位の記録管理情報のデータ構造を示す図である。
この例では、ディスクカートリッジ10に5枚の多層光ディスク11が平積み形で収納される場合を想定する。5枚の多層光ディスク11を下側のものから第1の多層光ディスク11−1、第2の多層光ディスク11−2、第3の多層光ディスク11−3、第4の多層光ディスク11−4、第5の多層光ディスク11−5とそれぞれ表記する。
上記5枚の多層光ディスク11のうち少なくともいずれか1つの多層光ディスクの、少なくともいずれか1つの記録層には、ディスクカートリッジ10に収納された複数の多層光ディスクに関する記録管理情報がまとめて記録される記録管理領域が設けられている。ディスクカートリッジ10に収納された複数の多層光ディスクに関する記録管理情報のことを「ディスクカートリッジ単位の記録管理情報」と適宜呼ぶこととする。
ここで、図4に示したように、記録管理領域が5枚の多層光ディスク11のうち第1の多層光ディスク11−1の記録層L0に設けられる場合を想定する。
当該記録層L0には、内周側より少なくともPCA、CMA、ユーザデータ領域などが順に設けられている。
PCA(Power Calibration Area)は当該記録層L0のOPC(Optimum Power Control)に用いられる領域である。
ユーザデータ領域は、ユーザデータの記録に用いられる領域である。
CMA(Cartridge Managment Area)はディスクカートリッジ単位の記録管理情報がまとめて記録される記録管理領域である。CMAはn個のブロック(block_1〜block_n)で構成される。
図5はCMAのブロックのデータ構造を示す図である。
ブロックは、1組の記録管理情報を構成するデータで構成される。具体的には、1組の記録管理情報は、ディスク識別子、PCAアドレス、OPCデータアドレス、記録済み領域の先頭/終了アドレス、欠陥管理情報などで構成される。
ディスク識別子は、多層光ディスク11の識別子である。例えば、多層光ディスク11には当該多層光ディスク11をユニークに識別するIDを含むディスク固有の情報が記録されたBCA(Burst Cutting Area)などが設けられる。この場合には、当該BCAに記録されているIDがディスク識別子として利用される。
PCAアドレスは、ディスク識別子が示す多層光ディスク11の各記録層に割り当てられたPCAの多層光ディスク11上の物理アドレスを示す情報である。ディスクドライブ30はこのPCAを用いて記録層毎のOPC処理を実行する。なお、多層光ディスク11上の物理アドレスは、複数の記録層の記録領域全体が一つのアドレス空間を形成するように複数の記録層の記録領域全体に予め割り当てられたアドレスである。
OPCデータアドレスは、OPC処理によって得られた最適な記録レーザパワーの値などのOPCデータが記録される領域の物理アドレスを示す情報である。
記録済み領域の先頭/終了アドレスは、ディスク識別子が示す多層光ディスク11の記録層のユーザデータ領域においてユーザデータの記録済みの領域の物理アドレスを示す情報である。
欠陥管理情報は、ディスク識別子が示す多層光ディスク11の記録層において欠陥領域のアドレスと交替領域のアドレスとの対応を示す情報である。
なお、ディスクカートリッジ10内の第1の多層光ディスク11−1以外の多層光ディスク11−2、11−3、11−4、11−5における記録管理情報の記録に関しては次のような選択がある。
1.ディスクカートリッジ10内の第1の多層光ディスク11−1以外の多層光ディスク11−2、11−3、11−4、11−5には記録管理情報は記録されない。
2.記録層の劣化などにより第1の多層光ディスク11−1からのCMAの読み込み不可が発生した場合などに備え、第1の多層光ディスク11−1以外の多層光ディスク11−2、11−3、11−4、11−5の少なくとも一つにCMAのコピーを記録する。すなわち、ディスクカートリッジ10内においてディスクカートリッジ単位の記録管理情報を多重に記録する。
また、記録管理領域が設けられる記録層は、第1の多層光ディスク11−1の記録層L0に限定されない。図3において、例えば、第1の多層光ディスク11−1の記録層L0以外の記録層である記録層L1から記録層L3のいずれかに設けられてもよい。また、記録管理領域は1つの記録層に設けられるとは限らず、複数の記録層に分けて設けられてもよい。あるいは、複数の記録層に多重に記録管理情報が記録されるように記録管理領域が設けられてもよい。
[ディスク搬送機構20]
ディスク搬送機構20は、ディスクカートリッジ10から目的の多層光ディスク11を取り出してドライブユニット30内のディスクドライブ31に装填したり、逆にディスクドライブ31から排出された多層光ディスク11をディスクカートリッジ10に戻したりするための機構である。
ディスク搬送機構20は、例えば、ディスクカートリッジ10から同時あるいは順番連続して複数の多層光ディスク11を取り出し、ドライブユニット30内の複数のディスクドライブ31に別々に装填することができるように、独立して動作可能な複数の搬送機構を備えたものであってもよい。
[ドライブユニット30]
ドライブユニット30には複数のディスクドライブ31が搭載される。同図の例では、5機のディスクドライブ31が搭載される。ディスクカートリッジ10に収容される多層光ディスク11の数とドライブユニット30内に搭載されるディスクドライブ31の数は必ずしも同じとする必要はない。
(ディスクドライブ31の構成)
図6はディスクドライブ31の構成を示す図である。
ディスクドライブ31は、光ピックアップ32を備える。
この光ピックアップ32は、記録再生光に対応する第1の光学系と、ガイド光に対応する第2の光学系とを備える。
第1の光学系は、第1の光源33、第1のコリメータレンズ34、第1の偏光ビームスプリッタ35、第1のリレーレンズ36、第2のコリメータレンズ37、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60、第1の受光レンズ61および第1の受光部62などで構成される。ここで、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60は、当該第1の光学系と後述する第2の光学系の両方に属する。
第1の光源33は第1の波長のレーザ光を記録再生光R1として出射するレーザダイオードを備える。第1の光源33から出射された記録再生光R1は第1のコリメータレンズ34によって平行光とされ、第1の偏光ビームスプリッタ35、第1のリレーレンズ36及び第2のコリメータレンズ37を介して合成プリズム38に入射する。合成プリズム38は、第2のコリメータレンズ37から入射される記録再生光R1と、後述する第2の光学系に属する第3のコリメータレンズから入射されるガイド光R2とを互いの光軸が一致するように合成し、1/4波長板39を介して対物レンズ60に入射させる。対物レンズ60にて、入射された記録再生光は、多層光ディスク11の目的の記録層113)に合焦させるように集光される。
記録層113によって反射された記録再生光(戻り光)は、対物レンズ60、1/4波長板39を介して合成プリズム38に入射し、合成プリズム38を入射方向のまま透過して、第2のコリメータレンズ37及び第1のリレーレンズ36を介して第1の偏光ビームスプリッタ35に戻る。第1の偏光ビームスプリッタ35は、第1のリレーレンズ36からの第1の波長の戻り光を約90度の角度で反射して第1の受光レンズ61を介して第1の受光部62に入射させる。
第1の受光部62は、受光面がディスク半径方向とタンジェンシャル方向に4分割された受光素子で構成され、分割された受光面毎に受光強度に応じたレベルの電圧信号を出力し、これらを加算した信号を記録データの再生信号として等化器75に出力し、分割された受光面毎の電圧信号を図示しないフォーカスエラー生成部などに出力する。
第2の光学系は、第2の光源63、第3のコリメータレンズ64、第2の偏光ビームスプリッタ65、第2のリレーレンズ66、第4のコリメータレンズ67、合成プリズム38、1/4波長板39、対物レンズ60、第2の受光レンズ68および第2の受光部69などで構成される。
第2の光源63は、第2の波長のガイド光R2を出射する。第2の光源63から出射されたガイド光R2は第3のコリメータレンズ64によって平行光とされ、第2の偏光ビームスプリッタ65、第2のリレーレンズ66及び第4のコリメータレンズ67を介して合成プリズム38に入射する。合成プリズム38に入射されたガイド光R2は、前述したように、合成プリズム38にて第1の光学系の第2のコリメータレンズ37から入射される第1の波長の記録再生光R1と光軸が一致するように合成され、1/4波長板39を介して対物レンズ60に入射される。対物レンズ60にて、入射されたガイド光R2は多層光ディスク11のガイド層112に合焦させるように集光される。
ガイド層112によって反射されたガイド光R2(戻り光)は、対物レンズ60、1/4波長板39を介して合成プリズム38に入射し、合成プリズム38にて約90度の角度で反射され、第4のコリメータレンズ67及び第2のリレーレンズ66を介して第2の偏光ビームスプリッタ65に戻る。第2の偏光ビームスプリッタ65は、第2のリレーレンズ66からのガイド光R2の戻り光を、約90度の角度で反射して第2の受光レンズ68を介して第2の受光部69に入射させる。
第2の受光部69は、例えば、受光面がトラックと直交するディスク半径方向に2分割された受光素子、あるいは、受光面がディスク半径方向とタンジェンシャル方向に4分割された受光素子、あるいは受光面が少なくとも2分割されたメインの受光素子とこのメインの受光素子のタンジェンシャル方向の両側にそれぞれ配置され、2分割された2つのサブの受光素子との組み合わせ、などで構成される。第2の受光部69は、分割された各受光面の受光強度に応じたレベルの電圧信号を選択的にトラッキング制御部71およびウォブル信号処理部78などに出力する。
また、光ピックアップ32には、トラッキングアクチュエータ70とフォーカシングアクチュエータ(図示せず)が設けられている。トラッキングアクチュエータ70はトラッキング制御部71からのトラッキング駆動信号をもとに対物レンズ60をディスク半径方向に移動させる。フォーカシングアクチュエータは、図示しないフォーカス制御部からのフォーカス駆動信号により対物レンズ60を光軸方向に移動させる。
さらに、図示は省略したが、光ピックアップ32には、記録再生光が照射される記録層113を切り替えるように第1のリレーレンズ36を光軸方向に移動させる第1のリレーレンズアクチュエータと、第2のリレーレンズ66を光軸方向に移動させる第2のリレーレンズアクチュエータが設けられている。
以上が、光ピックアップ32の説明である。
ディスクドライブ31は、上記の光ピックアップ32のほか、データ変調部72、第1の光源駆動部73、第2の光源駆動部74、等化器75、データ再生部76、トラッキング制御部71、ウォブル信号処理部78、ディスクモータ駆動部79、フィード機構80、コントローラ82、さらには図示しないフォーカス制御部、リレーレンズ制御部などを有する。
データ変調部72は、コントローラ82より供給された記録用のデータを記録マークの形成に適したビット列信号に変調し、変調信号を第1の光源駆動部73に供給する。
第1の光源駆動部73は、データ変調部72からの変調信号をもとに第1の光源33を駆動するための駆動パルスを生成する。
等化器75は、第1の受光部62からの再生RF信号に対して、例えばPRML(Partial Response Maximum Likelihood)などの等化処理を行ってから所定のスライスレベルで二値化する。
データ再生部76は、等化器75より出力された二値信号からデータを復調し、復調されたデータから誤り訂正などの復号処理を行って再生データを生成し、コントローラ82に供給する。
トラッキング制御部71は、第2の受光部69の分割された各受光面の電圧信号をもとに、例えばPP(プッシュプル)法あるいはDPP(差動プッシュプル)法などによってトラッキングエラー信号を生成し、このトラッキングエラー信号をもとにトラッキングアクチュエータ70に供給するトラッキング駆動信号を生成する。また、トラッキング制御部71は、フラグ処理部83からのトラッキングサーボ極性の切り替え信号を受け、トラッキング駆動信号の極性つまり対物レンズ60を移動させる方向をディスク半径方向の+方向(ディスク外周に向かう方向)と−方向(ディスク内周に向かう方向)とで切り替える。
ウォブル信号処理部78は、第2の受光部69の出力をもとにウォブル信号を再生し、物理アドレス情報を復調してコントローラ82に供給する。また、ウォブル信号処理部78はウォブル信号から基準の記録クロックを生成する。
ディスクモータ駆動部79は、ディスクモータ制御部81による制御のもと多層光ディスク11を回転駆動させるディスクモータ85に駆動信号を供給する。
フィード機構80は、光ピックアップ32を多層光ディスク11の半径方向に搬送する機構である。
図示しないフォーカス制御部は、図示しないフォーカスエラー生成部からのフォーカスエラー信号をもとにフォーカシングアクチュエータにフォーカス駆動信号を供給して対物レンズ60を光軸方向に移動させる。
コントローラ82は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。コントローラ82は、RAMに割り当てられたメインメモリの領域にロードされたプログラムに基づいて、ディスクドライブ31の全体の制御を行う。
ドライブユニット30には、上記のディスクドライブ31が複数搭載され、それぞれ独立して制御可能とされ、装填された多層光ディスク11に対する情報の記録および再生をそれぞれ同時に行うことができる。
[RAIDコントローラ40]
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)コントローラ40は、ホスト装置50からの記録命令などに対して、ドライブユニット30内の1以上のディスクドライブ31にデータを多重に記録したり、ストライピングにより分散して記録したりするRAID制御を行う。
RAIDコントローラ40より記録または再生の指示が与えられたそれぞれのディスクドライブ31のコントローラ82は、多層光ディスク11に対してデータを記録したり再生したりするための制御を行う。
以上、ディスクドライブ31の構成について説明したが、ドライブユニット30内には複数のディスクドライブ31が搭載されており、これらのディスクドライブ31を個々に示す場合には、図1および図2において下のものから、第1のディスクドライブ31−1、第2のディスクドライブ31−2、第3のディスクドライブ31−3、第4のディスクドライブ31−4、第5のディスクドライブ31−5と呼ぶ。
[ホスト装置50]
ホスト装置50は、本光記録システム1を制御する最上位の装置である。ホスト装置50はパーソナルコンピュータでもよい。ホスト装置50は、記録用のデータを作成または準備し、RAIDコントローラ40に対して当該記録用のデータの記録命令を供給する。また、ホスト装置50は、ユーザなどより指定されたファイル名を含む読出命令をRAIDコントローラ40に供給し、RAIDコントローラ40よりその応答として該当するファイル名のデータを取得する。
[光記録システム1の動作]
次に、この光記録システム1の動作を説明する。
(ディスクドライブによる多層光ディスクへの基本的な記録動作)
ホスト装置50からRAIDコントローラ40を通じて、ドライブユニット30内の1以上のディスクドライブ31のコントローラ82にユーザデータの記録命令がそれぞれ与えられる。記録命令を受けたときの各ディスクドライブ31の動作は同様であるため、一つのディスクドライブ31の動作について説明する。
ディスクドライブ31のコントローラ82は、光ピックアップ32を多層光ディスク11の記録層113の記録領域においてデータが未記録の領域の最内周に対応する位置にそれぞれ移動させるようにフィード機構80を制御するとともに、ディスクモータ駆動部79を制御してディスク11をCLV方式またはCAV方式において適切な速度で回転駆動させる。
さらに、コントローラ82は、多層光ディスク11の目的の記録層113に光ピックアップ32の対物レンズ60からの記録光が焦点をむすぶように、光ピックアップ32の第1のリレーレンズ36の光軸方向の位置を制御するとともに、多層光ディスク11のガイド層112に光ピックアップ32の対物レンズ60からのガイド光が焦点をむすぶように光ピックアップ32の第2のリレーレンズ66の光軸方向の位置を制御する。
ディスクドライブ31のコントローラ82は、ホスト装置50からRAIDコントローラ40を通じて転送されてきた記録用のデータをデータ変調部72に供給する。データ変調部72では、記録用のデータの変調およびエラー訂正符号の付加などが行われることによって記録信号が生成され、第1の光源駆動部73に供給される。第1の光源駆動部73は、記録信号をもとに第1の光源33の駆動用パルスを生成して第1の光源33に供給する。同時にコントローラ82は、第2の光源63を駆動するように第2の光源駆動部74に制御信号を出力する。これにより光ピックアップ32からの記録光による記録層113へのデータの記録が開始される。すなわち、多層光ディスク11の目的の記録層113に対して内周から外周へ向けてCLV方式またはCAV方式でのデータ記録が開始される。
(記録管理情報に関連する動作)
次に、記録管理情報に関連する動作を、
1.ブランクディスクに対する記録時の動作
2.追記時の動作
の順で説明する。
1.ブランクディスクに対する記録時の動作
図7ないし図9は、ブランクディスクに対する記録時の動作の概念図である。
まず、ディスク搬送機構20によって、ディスクカートリッジ10内の複数のブランクの多層光ディスク11がドライブユニット30内の複数のディスクドライブ31にそれぞれ装填される。
ドライブユニット30内の各ディスクドライブ31はそれぞれ、多層光ディスク11が装填されたことを検出すると、例えば、当該多層光ディスク11のBCAを読み込むなどしてディスク識別子ID_1〜ID_5(図7参照)を取得し、取得したディスク識別子ID_1〜ID_5をホスト装置50に転送する。
ホスト装置50のCPU(Central Processing Unit)51は、それぞれのディスクドライブ31から転送されたディスク識別子ID_1〜ID_5を受け取り、ディスクドライブ31に予め割り当てられたドライブIDとディスク識別子ID_1〜ID_5との対応テーブルを作成して、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ52に保存する。
前提条件として、
1.CMAはディスクカートリッジ10内の一番下の第1の多層光ディスク11−1の記録層L0に記録される。
2.第1の多層光ディスク11−1がドライブユニット30内の一番下の第1のディスクドライブ31−1に装填される。
こととする。
ホスト装置50のCPU51は、ドライブユニット30内の各ディスクドライブ31に多層光ディスク11が装填された後、ドライブユニット30内の第1のディスクドライブ31−1に対してCMAの読み込みを指示する。第1のディスクドライブ31−1に装填された第1の多層光ディスク11−1がブランクディスクである場合、第1のディスクドライブ31−1はCMAからの記録管理情報の読み込みに失敗し、ホスト装置50にこの旨を通知する。ホスト装置50のCPU51は、この通知により、ドライブユニット30内の各ディスクドライブ31に装填された各多層光ディスク11がブランクディスクであることを判定する。
この後、ドライブユニット30内の各ディスクドライブ31に装填されたブランクの多層光ディスク11に対して、OPC処理、ユーザデータの記録処理および欠陥交替処理などを含む、ユーザデータUD_1〜UD_5(図8参照)の記録のための一連の処理が実行される。
ブランクの多層光ディスク11に対する記録の際には、OPC処理によって記録層毎に予め割り当てられたPCAの一部が内周側より消費され、ユーザデータの記録によって記録層毎に予め割り当てられたユーザデータ領域の少なくとも一部が内周側より消費される。
各ディスクでライブ31においてユーザデータの記録のための一連の処理が完了すると、それぞれのディスクドライブ31のコントローラ82からホスト装置50に、記録結果に関する情報RD_1〜RD_5(図9参照)として、OPC処理によって消費されたPCA内のアドレス、このOPC処理の結果得られた最適記録レーザパワーの値などのOPCデータが記録されたアドレス、ユーザデータ領域における記録済み領域の先頭/終了アドレス、欠陥管理情報などが転送される。
ホスト装置50のCPU51は、ディスクドライブ31毎に取得した上記各情報RD_1〜RD_5に、当該ディスクドライブのドライブIDに対応するディスク識別子などの情報を付加して多層光ディスク毎の記録管理情報を作成し、これらをディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_1(図9参照)として、第1の多層光ディスク11−1の記録層L0に予め割り当てられたCMAの空き領域の内周側より記録するように、第1のディスクドライブ31−1に指示する。この指示に従って、第1のディスクドライブ31−1は、当該第1の多層光ディスク11−1の記録層L0のCMAにディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_1を記録する。
以上が、ドライブユニット30内の各ディスクドライブ31に装填されたブランクの多層光ディスク11に対するユーザデータの記録時の動作説明である。
2.追記時の動作
続いて、ユーザデータが既に記録された多層光ディスク11を含む複数の多層光ディスク11がドライブユニット30内の各ディスクドライブ31に装填された場合にユーザデータを追記する場合の動作を説明する。
図10ないし図12は追記時の動作の概念図である。
ホスト装置50のCPU51は、ドライブユニット30内の各ディスクドライブ31に多層光ディスク11が装填された後、各ディスクドライブ31から装填された多層光ディスク11のディスク識別子ID_1〜ID_5(図7参照)を同様に取得し、ドライブIDとディスク識別子ID_1〜ID_5との対応テーブルを作成して、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ52に保存する。
次に、ホスト装置50のCPU51は、ドライブユニット30内の第1のディスクドライブ31−1に対してCMAの読み込みを指示する。第1のディスクドライブ31−1に装填された第1の多層光ディスク11−1の記録層L0のCMAに既にディスクカートリッジ単位の有効な記録管理情報CMA_1が記録されている場合、第1のディスクドライブ31−1は当該CMAからディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_1を読み込み、ホスト装置50に転送する(図10参照)。
ホスト装置50のCPU51は、第1のディスクドライブ31−1からのディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_1の取得に成功すると、この記録管理情報CMA_1をメモリ52にストアする。
以後、ドライブユニット30内のそれぞれのディスクドライブ31において、OPC処理、ユーザデータの記録処理および欠陥交替処理などを含む、ユーザデータUD_11〜UD_15(図11参照)の追記のための一連の処理が、メモリ52にストアされたディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_1を参照して行われる。
各ディスクでライブ31においてユーザデータUD_11〜UD_15の追記のための一連の処理が完了すると、それぞれのディスクドライブ31のコントローラ82からホスト装置50に、記録結果に関する情報RD_11〜RD_15(図12参照)として、OPC処理によって消費されたPCA内のアドレスの情報、このOPC処理の結果得られた最適記録レーザパワーの値などのOPCデータが記録されたアドレスの情報、ユーザデータ領域における記録済み領域の先頭/終了アドレスの情報、欠陥管理情報などが転送される。
ホスト装置50のCPU51は、ディスクドライブ31毎に取得した上記各情報RD_11〜RD_15に、当該ディスクドライブのドライブIDに対応するディスク識別子などの情報を付加して多層光ディスク毎の記録管理情報を作成し、これらをディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_2(図11参照)として、第1の多層光ディスク11−1の記録層L0のCMAの空き領域の内周側より記録するように、第1のディスクドライブ31−1に指示する。この指示に従って、第1のディスクドライブ31−1は、当該第1の多層光ディスク11−1の記録層L0のCMAにディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_2を記録する。
複数の多層光ディスク11に対して再度ユーザデータの追記が行われる際、第1のディスクドライブ31−1は、ホスト装置50からのCMAの読み込み指示に対して、第1の多層光ディスク11−1の記録層L0のCMAから、ディスクカートリッジ単位の記録管理情報CMA_2を読み込み、ホスト装置50に転送する。
[効果等]
この実施形態の光記録システム1では、ディスクカートリッジ10単位の複数の多層光ディスク11のうち少なくともいずれか1つの多層光ディスク11(第1の多層光ディスク11−1)の、少なくともいずれか1つの記録層113にディスクカートリッジ10単位の記録管理情報がまとめて記録される。このことにより、それぞれの多層光ディスクに記録管理情報が個別に記録される方式(比較例方式1)や、それぞれの多層光ディスクのそれぞれの記録層に記録管理情報が個別に記録される方式(比較例方式2)に比較して、次のような効果を期待できる。
すなわち、この光記録システム1において、ホスト装置50は、ユーザデータの記録あるいは追記前に、ドライブユニット30内の1機のディスクドライブ31とやりとりするだけでディスクカートリッジ10単位の記録管理情報を取得することができる。このため、ホスト装置がすべてのディスクドライブとの間で記録管理情報をやりとりする比較例方式1や、ホスト装置がすべてのディスクドライブとの間で記録管理情報をやりとりするのみならず、個々のディスクドライブにおいて、記録管理情報を読み込むためにフォーカスを合わせる記録層を切り替える必要がある比較例方式2に比較して、ディスクカートリッジ10の投入からユーザデータの記録が開始されるまでの時間を短縮することができ、全体的な記録時間を短縮できる。
<変形例1>
次に、上記の実施形態の光記録システム1の変形例を説明する。
図13に示すように、ディスクカートリッジ10A単位の記録管理情報を当該記録管理情報専用の光ディスク11−6に記録するようにしてもよい。記録管理情報専用の光ディスク11−6は、例えば、CD−RW、DVD−RW、DVD+RW、ブルーレイディスクなど、ガイド層のない書き換え可能型の光ディスクでよいし、ガイド層付き光ディスクであってもよい。ガイド層のない書き換え可能型の光ディスクを用いた場合には、ドライブユニット30に専用のディスクドライブを組み込む必要がある。
<変形例2>
ディスクカートリッジ10単位の記録管理情報がまとめて記録される第1の多層光ディスク11−1から優先してディスクカートリッジ10から第1のディスクドライブ31−1に搬送されるようにディスク搬送機構20を動作させる。搬送完了後、直ちにホスト装置50が第1のディスクドライブ31−1にディスクカートリッジ10単位の記録管理情報の読み込みを指示する。これにより、ディスクカートリッジ10の交換からユーザデータの記録あるいは追記が開始されるまでの時間をよりいっそう短縮することができる。
<変形例3>
複数の多層光ディスク11へのユーザデータの記録終了後、第1の多層光ディスク11−1に対する記録管理情報の更新中に他の多層光ディスク11をディスクカートリッジ10に戻すようにディスク搬送機構20を動作させる。これにより、複数の多層光ディスク11へのユーザデータの記録終了から、これらの多層光ディスク11を収納したディスクカートリッジ10を取り出せるまでの時間を短縮することができる。
<変形例4>
ディスクカートリッジ10単位の記録管理情報がまとめて記録される第1の多層光ディスク11−1から記録管理情報を取得し、それと同時に他のディスクドライブを稼働させて記録作業を行う。これによりディスクカートリッジ10単位の記録時間を短縮することができる。
1…光記録システム
10…ディスクカートリッジ
11…多層光ディスク
11−1…第1の多層光ディスク
30…ドライブユニット
31…ディスクドライブ
31−1…第1のディスクドライブ
50…ホスト装置
51…CPU
52…メモリ
113…記録層

Claims (13)

  1. それぞれ1以上の記録層を有する複数の光ディスクを着脱自在なディスクカートリッジであって、
    前記複数の光ディスクのうち少なくとも1つの光ディスクの、少なくとも1つの前記記録層に、前記複数の光ディスクの前記記録層に記録を行うための必要な記録管理情報が記録可能な記録管理情報領域が設けられる
    ディスクカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のディスクカートリッジであって、
    前記記録管理情報が、記録済み領域の先頭/終了アドレス情報を含む
    ディスクカートリッジ。
  3. 請求項1または2に記載のディスクカートリッジであって、
    前記記録管理情報が、欠陥管理情報を含む
    ディスクカートリッジ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のディスクカートリッジであって、
    前記記録管理情報が、PCA(Power Calibration Area)のアドレス情報と、当該PCAを用いたOPC(Optimum Power Control)により得られた記録条件データが記録されたアドレス情報を含む
    ディスクカートリッジ。
  5. それぞれ1以上の記録層を有する複数の光ディスクを着脱自在なディスクカートリッジから取り出された複数の光ディスクがそれぞれ個別に装填される複数のディスクドライブと、これらのディスクドライブと接続されたホスト装置とを準備し、
    前記複数の光ディスクのうち、少なくとも1つの光ディスクの少なくとも1つの前記記録層に、前記複数の光ディスクの前記記録層に記録を行うために必要な記録管理情報が前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報として記録可能な記録管理情報領域が設けられ、
    前記ホスト装置の制御部は、
    前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の記録管理情報の読み込みを指示し、
    前記読み込まれた前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報をもとに、前記複数のディスクドライブに対してデータの記録のための一連の処理を実行するように指示し、
    それぞれのディスクドライブから前記処理の結果に関する情報を取得し、
    これらの情報をもとに前記ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報を生成し、
    前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報の記録を指示する
    光記録方法。
  6. 請求項5に記載の光記録方法であって、
    前記ホスト装置の制御部は、前記記録管理情報を取得しながら、同時に他の1以上の前記ディスクドライブを稼働させて記録を行うように制御を行う
    光記録方法。
  7. 請求項5または6に記載の光記録方法であって、
    前記記録管理情報が、記録済み領域の先頭/終了アドレス情報を含む
    光記録方法。
  8. 請求項5ないし7のいずれか1項に記載の光記録方法であって、
    前記記録管理情報が、欠陥管理情報を含む
    光記録方法。
  9. 請求項5ないし8のいずれか1項に記載の光記録方法であって、
    前記記録管理情報が、PCA(Power Calibration Area)のアドレス情報と、当該PCAを用いたOPC(Optimum Power Control)により得られた記録条件データが記録されたアドレス情報を含む
    光記録方法。
  10. それぞれ1以上の記録層を有する複数の光ディスクを着脱自在なディスクカートリッジから取り出された複数の光ディスクがそれぞれ個別に装填される複数のディスクドライブと、これらのディスクドライブと接続されたホスト装置とを具備し、
    前記複数の光ディスクのうち、少なくとも1つの光ディスクの少なくとも1つの前記記録層に、前記複数の光ディスクの前記記録層に記録を行うために必要な記録管理情報が前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報として記録可能な記録管理情報領域が設けられ、
    前記ホスト装置は、前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の記録管理情報の読み込みを指示し、前記読み込まれた前記ディスクカートリッジ単位の記録管理情報をもとに、前記複数のディスクドライブに対してデータの記録のための一連の処理を実行するように指示し、それぞれのディスクドライブから前記処理の結果に関する情報を取得し、これらの情報をもとに前記ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報を生成し、前記記録管理情報領域が設けられた少なくとも1つの光ディスクが装填される少なくとも1つの前記ディスクドライブに対して、当該ディスクカートリッジ単位の新たな記録管理情報の記録を指示する制御部を有する
    光記録システム。
  11. 請求項10に記載の光記録システムであって、
    前記記録管理情報が、記録済み領域の先頭/終了アドレス情報を含む
    光記録システム。
  12. 請求項10または11に記載の光記録システムであって、
    前記記録管理情報が、欠陥管理情報を含む
    光記録システム。
  13. 請求項9ないし12のいずれか1項に記載の光記録システムであって、
    前記記録管理情報が、PCA(Power Calibration Area)のアドレス情報と、当該PCAを用いたOPC(Optimum Power Control)により得られた記録条件データが記録されたアドレス情報を含む
    光記録システム。
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