JP2014038400A - フォルト検知装置およびフォルト状況表示方法 - Google Patents

フォルト検知装置およびフォルト状況表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検知した各フォルトの対応状況を容易に確認できるようにする。
【解決手段】フォルト状況設定部23が、フォルト状況設定操作に応じて入力された、個々のフォルトへの対応作業の状況を示す対応状況を、記憶部14のフォルト履歴情報に設定し、フォルト履歴表示部24が、記憶部14のフォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの対応状況をそれぞれ表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、施設管理技術に関し、特に施設から検知したフォルトへの対応状況を画面表示するフォルト状況表示技術に関する。
近年、省エネルギーに対する意識の高まりに応じて、施設における非合理なエネルギー消費状態を回避するため、このような非合理なエネルギー消費状態をフォルトとして検知するフォルト検知装置の導入が進められている(例えば、特許文献1など参照)。
このようなフォルト検知装置では、予め定めた診断パラメータに基づいて、設備に設定されている各管理ポイントからデータを取得し、これらデータを集計して予め定めたフォルト検知ロジックに基づきフォルト発生の有無を判定する。この際、フォルト検知は、日、週、あるいは月ごとに定期的に実行されて、その検知結果がフォルト履歴情報として登録されて、画面表示される。また、フォルトが検知された場合には、警報表示によりフォルト解消のための作業を、設備管理者に促すものとなっている。
特許第4873985号公報
施設で発生するフォルトは、緊急性の高い障害ではなく、非合理なエネルギー消費状態など、比較的緊急性が低いものが多く、またフォルトが解消されるまでにある程度の期間を要するものが多い。例えば、ビルの空調システムで発生する、非合理なエネルギー消費状態からなるフォルトの場合、空調機の制御を見直すなど、広範囲で対策が必要となるため、フォルト解消までに期間を要することになる。このため、フォルト検知を定期的に実行した場合、同一のフォルトが繰り返し検知される場合がある。
しかしながら、前述した従来技術では、フォルト検知を実行するごとに、検知したフォルトが警報表示されるため、設備管理者がフォルト発生をすでに確認し、さらにはフォルト解消のための作業を開始している場合でも、同一のフォルトが繰り返し検知されて、警報表示されることになる。したがって、例えば新規に発生した未確認フォルトと既に確認した確認済フォルトとが、混在して画面表示されるため、未確認フォルトと確認済フォルトとを容易に見分けることができず、設備管理者による作業効率の低下や作業ミスの要因となるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、検知した各フォルトの対応状況を容易に確認できるフォルト状況表示技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるフォルト検知装置は、施設内の各設備から取得した計測値データに基づいて、前記施設におけるフォルト発生を検知するフォルト検知装置であって、検知したフォルトごとに、当該フォルトの内容を示すフォルト履歴情報を記憶する記憶部と、前記フォルト履歴情報を画面表示するフォルト履歴表示部と、フォルト状況設定操作に応じて入力された、個々のフォルトへの対応作業の状況を示す対応状況を、前記フォルト履歴情報に設定するフォルト状況設定部とを備え、前記フォルト履歴表示部は、前記フォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの対応状況をそれぞれ表示するようにしたものである。
また、上記フォルト検知装置にかかる一構成例は、前記フォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの検知からの経過時間を計算する経過時間計算部をさらに備え、前記フォルト履歴表示部は、前記フォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの経過時間を表示するようにしたものである。
また、上記フォルト検知装置にかかる一構成例は、前記フォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの発生からの経過時間を計算する経過時間計算部と、前記フォルト履歴情報に登録されている各フォルトのうち、対応状況が未対応を示すフォルトであって、かつ、当該フォルトの前記経過時間が警報しきい値時間に到達したフォルトについて、フォルト対応忘れを通知するための警報画面を表示するフォルト対応忘れ通知部とをさらに備えるものである。
また、本発明にかかるフォルト状況表示方法は、施設内の各設備から取得した計測値データに基づいて、前記施設におけるフォルト発生を検知するフォルト検知装置で用いられるフォルト状況表示方法であって、記憶部が、検知したフォルトごとに、当該フォルトの内容を示すフォルト履歴情報を記憶する記憶ステップと、フォルト履歴表示部が、前記フォルト履歴情報を画面表示するフォルト履歴表示ステップと、フォルト状況設定部が、フォルト状況設定操作により設定された対象フォルトに関する対応状況を、前記フォルト履歴情報に設定するフォルト状況設定ステップとを備え、前記フォルト履歴表示ステップは、前記フォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの対応状況を表示するようにしたものである。
本発明によれば、設備管理者は、フォルト履歴画面において、各フォルトの対応状況、例えば未確認フォルトか確認済フォルトか、あるいは未対応フォルトか対応中フォルトかを容易に確認することができる。したがって、各フォルトの対応状況を容易に見分けることができ、設備管理者による作業効率を改善できるとともに、作業ミスの要因を低減させることができ、信頼性の高い設備管理業務を実施することが可能となる。
第1の実施の形態にかかるフォルト検知装置の構成を示すブロック図である。 フォルト履歴情報の構成例である。 第1の実施の形態にかかるフォルト検知処理処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるフォルト履歴画面の表示例である。 第2の実施の形態にかかるフォルト検知装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかるフォルト履歴画面の表示例である。 第3の実施の形態にかかるフォルト検知装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかるフォルト検知処理処理を示すフローチャートである。 対応忘れ警報画面の表示例である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるフォルト検知装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるフォルト検知装置の構成を示すブロック図である。
フォルト検知装置10は、全体としてサーバ装置やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなり、通信回線L1を介したデータ通信により、施設管理装置30から取得した計測値データ31に基づいて、施設で発生した非合理な状況、すなわちフォルトを検知する機能を有している。
施設管理装置30は、全体としてサーバ装置やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなり、通信回線L3を介したデータ通信により、設備40に設定した各管理ポイントで、これら設備40を制御するとともに、これら設備40の状況を示す計測値データ31を取得する機能を有している。
このフォルト検知装置10には、主な機能部として、通信I/F部11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、データ取得部21、フォルト判定部22、フォルト状況設定部23、およびフォルト履歴表示部24が設けられている。
通信I/F部11は、通信回線L1を介して施設管理装置30などの外部装置とデータ通信を行う機能を有している。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、設備管理者の操作を検出する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、操作メニューや管理ポイント設定画面など、各機能部から出力されたデータを画面表示する機能を有している。
記憶部14は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、フォルト検知処理や管理ポイント設定処理などの各種処理に用いる処理データやプログラムを記憶する機能を有している。
プログラムは、CPUに読み込まれて実行されることにより、フォルト検知処理や管理ポイント設定処理などの各種処理を実現するプログラムであり、外部装置や記録媒体から通信I/F部11を介して予め読み込まれ、記憶部14に格納される。
記憶部14が記憶する主な処理情報として、施設管理装置30から取得した計測値データ31のほか、フォルト発生有無を判定するためのフォルト検知ロジック情報や、検知した各フォルトの内容を示すフォルト履歴情報がある。
データ取得部21は、フォルト検知処理を実行する際、通信I/F部11から通信回線L1を介して施設管理装置30とデータ通信を行うことにより、施設管理装置30から、計測値データ31を取得して記憶部14に保存する機能を有している。
フォルト判定部22は、記憶部14の計測値データ31をフォルト検知ロジックに基づき集計し、得られた集計結果をその判定基準と比較することにより、フォルト発生の有無を検知する機能と、フォルト発生が検知された場合には、検知したフォルトの内容を記憶部14のフォルト履歴情報に登録する機能とを有している。
図2は、フォルト履歴情報の構成例である。ここでは、検知したフォルトごとに、当該フォルトを検知した日時を示す発生日、当該フォルトの具体的内容を示すフォルト項目、当該フォルトの発生箇所、当該フォルトへの対応を担当する担当者、および当該フォルトへの対応状況が、それぞれ登録されている。
また、対応状況としては、設備管理者がフォルト検知を確認していない状況を示す「未確認」、設備管理者がフォルト検知を確認したが当該フォルトへの対応作業を開始していない状況を示す「確認済」、設備管理者がフォルトへの対応作業を開始している状況を示す「対応中」、および設備管理者がフォルトへの対応作業を完了した状況を示す「完了済」からなる4つの対応状況が設けられている。
フォルト状況設定部23は、設備管理者による操作入力部12でのフォルト状況設定操作に応じて、入力された個々のフォルトへの対応作業の状況を示す対応状況を、記憶部14のフォルト履歴情報に設定する機能を有している。
フォルト履歴表示部24は、記憶部14からフォルト履歴情報を取得して、画面表示部13で画面表示する機能と、フォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの対応状況をそれぞれ表示する機能とを有している。
これら機能部のうち、データ取得部21、フォルト判定部22、フォルト状況設定部23、およびフォルト履歴表示部24は、CPUが記憶部14からプログラムを読み込んで実行することにより実現される。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかるフォルト検知装置10のフォルト検知処理について説明する。図3は、第1の実施の形態にかかるフォルト検知処理処理を示すフローチャートである。
フォルト検知装置10は、操作入力部12で検出した設備管理者による処理開始操作に応じて、図3のフォルト検知処理を実行する。なお、このフォルト検知処理に先だって、記憶部14には、それまでに検知されたフォルトに関するフォルト履歴情報が登録されているものとする。
まず、フォルト履歴表示部24は、記憶部14からフォルト履歴情報を読み出して、フォルト履歴画面を生成し、画面表示部13で画面表示する(ステップ100)。
図4は、第1の実施の形態にかかるフォルト履歴画面の表示例である。このフォルト履歴画面50は、表示するフォルトの種別、例えば「熱源」、「搬送」、「空調」、「全体」からなる種別を選択するための種別選択ボタン51と、フォルト履歴情報のうちから選択されたフォルトの内容を一覧表示するためのフォルト発生履歴表示欄52とが設けられている。
また、フォルト発生履歴表示欄52には、フォルトごとに、フォルト履歴情報に登録されている各項目、すなわち当該フォルトを検知した日時を示す発生日、当該フォルトの具体的内容を示すフォルト項目、当該フォルトの発生箇所、当該フォルトへの対応を担当する担当者、および当該フォルトへの対応状況が、それぞれ表示されている。
したがって、設備管理者は、フォルト履歴画面50において、各フォルトの対応状況、すなわち未確認のフォルトか確認済のフォルトか、さらには対応中か完了済かを容易に確認することができる。
次に、データ取得部21は、フォルト検知タイミングが到来したか確認する(ステップ101)。フォルト検知は、日、週、あるいは月ごとに定期的に実行される。
ここで、フォルト検知タイミングが到来した場合(ステップ101:YES)、データ取得部21は、通信I/F部11から通信回線L1を介して施設管理装置30とデータ通信を行うことにより、施設管理装置30から、計測値データ31を取得して記憶部14に保存する(ステップ102)。
続いて、フォルト判定部22は、記憶部14の計測値データ31をフォルト検知ロジックに基づき集計し、得られた集計結果をその判定基準と比較することにより、フォルト発生の有無を検知する(ステップ103)。
ここで、フォルト発生が検知されなかった場合(ステップ104:NO)、ステップ100へ戻る。
一方、フォルト発生が検知された場合(ステップ104:YES)、フォルト判定部22は、新規に検知したフォルトの対応状況を「未確認」に設定した後(ステップ105)、当該フォルトに関する内容を記憶部14のフォルト履歴情報に登録し(ステップ106)、ステップ100へ戻る。
ステップ101において、フォルト検知タイミングが到来していない場合(ステップ101:NO)、フォルト履歴表示部24は、操作入力部12によりフォルト状況設定要求操作があったか確認する(ステップ110)。
ここで、フォルト状況設定要求操作がなかった場合(ステップ110:NO)、ステップ100へ戻る。
一方、フォルト状況設定要求操作があった場合(ステップ110:YES)、フォルト状況設定部23は、フォルト状況設定要求操作で選択されたフォルトの対応状況を設定するためのフォルト状況設定画面を画面表示部13で画面表示する(ステップ111)。
図4の例では、フォルト履歴画面50の手前にフォルト状況設定画面53がポップアップ表示されている。このフォルト状況設定画面53には、対応状況を設定するための操作シンボルとして、ラジオボタンなど設定操作シンボル54が設けられている。
フォルト状況設定部23は、このようなフォルト状況設定画面53を用いた操作入力部12からのフォルト状況設定操作に応じて、設定された新たな対応状況を記憶部14のフォルト履歴情報へ登録し(ステップ112)、ステップ100へ戻る。
これにより、設定された新たな対応状況が、フォルト履歴画面50に表示される。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、フォルト状況設定部23が、フォルト状況設定操作に応じて入力された、個々のフォルトへの対応作業の状況を示す対応状況を、記憶部14のフォルト履歴情報に設定し、フォルト履歴表示部24が、記憶部14のフォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの対応状況をそれぞれ表示するようにしたものである。
これにより、設備管理者は、フォルト履歴画面50において、各フォルトの対応状況、例えば未確認フォルトか確認済フォルトか、あるいは未対応フォルトか対応中フォルトかを容易に確認することができる。したがって、各フォルトの対応状況を容易に見分けることができ、設備管理者による作業効率を改善できるとともに、作業ミスの要因を低減させることができ、信頼性の高い設備管理業務を実施することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるフォルト検知装置10について説明する。図5は、第2の実施の形態にかかるフォルト検知装置の構成を示すブロック図であり、前述した図1と同じまたは同等の部分には同一符号を付してある。
本実施の形態は、第1の実施の形態において、フォルト発生からの経過時間をフォルト履歴画面で表示するようにしたものである。
本実施の形態において、経過時間計算部25は、記憶部14のフォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの検知からの経過時間を計算する機能を有している。
フォルト履歴表示部24は、前述した図3のステップ100において、記憶部14から読み出したフォルト履歴情報を画面表示する際、経過時間計算部25で計算されたフォルトごとに当該フォルトの経過時間を表示する。
図6は、第2の実施の形態にかかるフォルト履歴画面の表示例である。ここでは、フォルト発生履歴表示欄52において、フォルトごとに、発生日、フォルト項目、発生箇所、担当者、対応状況に加えて、経過時間が表示されている。経過時間については、1秒単位でもよいが、精度を要するものではないため、経過時間計算部25において、1日単位、1週間単位、月単位など、設備管理者が視認しやすい単位で、丸め処理を行えばよい。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、経過時間計算部25が、記憶部14のフォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの検知からの経過時間を計算し、フォルト履歴表示部24が、フォルト履歴情報を画面表示する際、経過時間計算部25で計算されたフォルトごとに当該フォルトの経過時間を表示するようにしたものである。
これにより、設備管理者がフォルト履歴情報を画面表示で確認するごとに、フォルト対策が未完了のまま保持されている期間が経過時間として視認されるため、設備管理者に対して、各フォルトへの対応が完了できていないことを強く意識付けすることができる。したがって、設備管理者によるフォルト対応忘れを低減させることが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるフォルト検知装置10について説明する。図7は、第3の実施の形態にかかるフォルト検知装置の構成を示すブロック図であり、前述した図5と同じまたは同等の部分には同一符号を付してある。
本実施の形態は、第1の実施の形態において、フォルト発生からの経過時間が一定の警報しきい値時間に到達した場合、対応忘れ警報を画面表示するようにしたものである。
本実施の形態において、経過時間計算部25は、記憶部14のフォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの検知からの経過時間を計算する機能を有している。
フォルト対応忘れ通知部26は、フォルト履歴情報に登録されている各フォルトのうち、対応状況が未対応を示すフォルトであって、かつ、当該フォルトの経過時間が警報しきい値時間に到達したフォルトについて、フォルト対応忘れを通知するための警報画面を表示する機能を有している。
[第3の実施の形態の動作]
次に、図8を参照して、本実施の形態にかかるフォルト検知装置10のフォルト検知処理について説明する。図8は、第3の実施の形態にかかるフォルト検知処理処理を示すフローチャートであり、前述した図3と同じまたは同等の部分には同一符号を付してある。
フォルト検知装置10は、操作入力部12で検出した設備管理者による処理開始操作に応じて、図8のフォルト検知処理を実行する。なお、このフォルト状況表示処理に先だって、記憶部14には、それまでに検知されたフォルトに関するフォルト履歴情報が登録されているものとする。
まず、経過時間計算部25は、記憶部14のフォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの検知からの経過時間を計算する(ステップ200)。
次に、フォルト履歴表示部24は、記憶部14からフォルト履歴情報を読み出して、フォルト履歴画面を生成し、画面表示部13で画面表示する(ステップ100)。
続いて、フォルト対応忘れ通知部26は、フォルト履歴情報に登録されている各フォルトのうち、対応状況が未対応を示すフォルト、すなわち未確認または確認済の状態であり、対応中へ移行していないフォルトであって、かつ、当該フォルトの経過時間が警報しきい値時間に到達したフォルトを検索する(ステップ300)。
ここで、該当するフォルトが見つからなかった場合(ステップ300:NO)、ステップ101へ移行する。
一方、該当するフォルトが見つかった場合(ステップ300:YES)、フォルト対応忘れ通知部26は、当該フォルトについて、フォルト対応忘れを通知するための対応忘れ警報画面を表示した後(ステップ301)、ステップ101へ移行する。なお、ステップ101以降は、図3と同等であり、ここでの説明は省略する。
図9は、対応忘れ警報画面の表示例である。ここでは、フォルト履歴画面50の手前に対応忘れ警報画面55がポップアップ表示されている。この対応忘れ警報画面55には、対象となるフォルトに関する内容と、当該フォルトへの対応を促す警報メッセージが表示されている。
図9では、警報しきい値時間が2ヶ月の例が示されており、フォルト発生から2ヶ月経過した時点で、対応状況が未対応であるフォルトが、対応忘れ警報画面で警報表示されている。
また、警報しきい値時間については、2ヶ月以外でもよく、また1ヶ月と3ヶ月など、複数の警報しきい値時間を設定し、これら警報しきい値時間ごとに対応忘れ警報画面で警報表示するようにしてもよい。
なお、対応忘れ警報画面については、フォルトごとに表示の要否を設定するようにしてもよい。図9のフォルト履歴画面50では、フォルトごとに、対応忘れ警報欄が設けられており、表示要否がON/OFFで切替設定可能となっている。
この場合、フォルト履歴表示部24は、フォルト履歴情報に登録されている各フォルトのうち、対応状況が未対応を示すフォルトであって、かつ、当該フォルトの経過時間が警報しきい値時間に到達したフォルトであって、かつ、対応忘れ警報がON(表示要)であるフォルトを検索すればよい。
[第3の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、経過時間計算部25が、記憶部14のフォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの検知からの経過時間を計算し、フォルト対応忘れ通知部26が、フォルト履歴情報に登録されている各フォルトのうち、対応状況が未対応を示すフォルトであって、かつ、当該フォルトの経過時間が警報しきい値時間に到達したフォルトについて、フォルト対応忘れを通知するための警報画面を表示するようにしたものである。
これにより、フォルト発生から警報しきい値時間だけ経過した時点で、まだ未対応の状態にあるフォルトについて、自動的に警報画面が表示されるため、設備管理者に対して、フォルト対応忘れを通知することができる。したがって、設備管理者によるフォルト対応忘れを低減させることが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
10…フォルト検知装置、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…画面表示部、14…記憶部、21…データ取得部、22…フォルト判定部、23…フォルト状況設定部、24…フォルト履歴表示部、25…経過時間計算部、26…フォルト対応忘れ通知部、30…施設管理装置、31…計測値データ、40…設備。

Claims (4)

  1. 施設内の各設備から取得した計測値データに基づいて、前記施設におけるフォルト発生を検知するフォルト検知装置であって、
    検知したフォルトごとに、当該フォルトの内容を示すフォルト履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記フォルト履歴情報を画面表示するフォルト履歴表示部と、
    フォルト状況設定操作に応じて入力された、個々のフォルトへの対応作業の状況を示す対応状況を、前記フォルト履歴情報に設定するフォルト状況設定部とを備え、
    前記フォルト履歴表示部は、前記フォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの対応状況をそれぞれ表示する
    ことを特徴とするフォルト検知装置。
  2. 請求項1に記載のフォルト検知装置において、
    前記フォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの検知からの経過時間を計算する経過時間計算部をさらに備え、
    前記フォルト履歴表示部は、前記フォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの経過時間を表示する
    ことを特徴とするフォルト検知装置。
  3. 請求項1に記載のフォルト検知装置において、
    前記フォルト履歴情報に登録されている各フォルトの発生日時に基づいて、フォルトごとに当該フォルトの発生からの経過時間を計算する経過時間計算部と、
    前記フォルト履歴情報に登録されている各フォルトのうち、対応状況が未対応を示すフォルトであって、かつ、当該フォルトの前記経過時間が警報しきい値時間に到達したフォルトについて、フォルト対応忘れを通知するための警報画面を表示するフォルト対応忘れ通知部と
    をさらに備えることを特徴とするフォルト検知装置。
  4. 施設内の各設備から取得した計測値データに基づいて、前記施設におけるフォルト発生を検知するフォルト検知装置で用いられるフォルト状況表示方法であって、
    記憶部が、検知したフォルトごとに、当該フォルトの内容を示すフォルト履歴情報を記憶する記憶ステップと、
    フォルト履歴表示部が、前記フォルト履歴情報を画面表示するフォルト履歴表示ステップと、
    フォルト状況設定部が、フォルト状況設定操作により設定された対象フォルトに関する対応状況を、前記フォルト履歴情報に設定するフォルト状況設定ステップとを備え、
    前記フォルト履歴表示ステップは、前記フォルト履歴情報を画面表示する際、フォルトごとに当該フォルトの対応状況を表示する
    ことを特徴とするフォルト状況表示方法。
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