JP2014038003A - 加速度センサのオフセット値導出装置、加速度センサのオフセット値導出方法、およびプログラム - Google Patents

加速度センサのオフセット値導出装置、加速度センサのオフセット値導出方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】加速度センサのオフセットの補正値を導出する機会を増加する技術を提供する。
【解決手段】第1取得部24は、移動体に搭載された加速度センサから、前記移動体の加速度に関する加速度情報を取得する。第2取得部18は、移動体の高度に関する高度情報を取得する。第3取得部22は、移動体の移動速度に関する速度情報を取得する。判定部28は、高度情報により得られた移動体の高度の変化量がしきい値よりも小さいか否かを判定する。オフセット導出部42は、移動体の高度の変化量がしきい値よりも小さい場合、速度情報から算出した移動体の速度の変化量と、取得した加速度情報から得られた移動体の加速度の積算値とをもとに、加速度センサ16のオフセットを導出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加速度センサのオフセット値導出技術に関し、特に車両に搭載された加速度センサのオフセット値を導出する加速度センサのオフセット値導出装置、加速度センサのオフセット値導出方法、およびプログラムに関する。
従来、カーナビゲーション装置は、絶対位置を得ることが可能なGPS(Global Positioning System)と、ジャイロや速度パルス等のセンサから計算される相対位置を得る自立航法を組合わせて、車両位置や進行方位を算出する。自立航法では、道路傾斜を含む車両の姿勢角が考慮されることによって、より高精度な位置を算出することが可能になる。一般的に、車両の姿勢角を算出するために、加速度センサから出力された加速度信号が使用される。加速度センサは、車両に取り付けられる場合に傾斜して取り付けられることが多く、車両は水平であっても、加速度センサ自身の傾斜のために、重力加速度の成分が加速度信号に重畳される。また、温度変化により車両水平時の出力電圧(以下、「オフセット」という)がドリフトすることがある。車両の姿勢角の算出精度を向上させるために、加速度センサのオフセットに対して補正が必要になる。
これまでは、車両等の移動体が停止状態または等速度走行状態にある場合に加速度センサの出力の平均値が導出され、当該平均値をもとに加速度センサ出力のオフセット値が更新されている(例えば、特許文献1参照)。また、GPSレシーバが出力する緯度、経度、高さ方向の車両位置と車両速度、および自律航法部が出力する緯度、経度、高さ方向の車両位置、車両速度を用いて、加速度信号オフセットを含んだ10のパラメータが補正されることもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−307032号公報 特開2008−215917号公報
しかしながら、停止状態または等速度走行状態にある場合に、車両が必ずしも水平であるとは限らない。したがって、上りまたは下りが連続する傾斜路を走行するときに加速度センサに重力成分が連続して重畳される。その結果、真のオフセットに対して生じる偏りが大きくなりやすい。そのため、オフセットを補正することが望まれるが、一般的に、停止状態または等速度走行状態にある場合であり、かつ水平状態である場合に、オフセットが補正される。オフセットの精度を高めるためには、オフセットの補正機会の増加が望まれる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、加速度センサのオフセットの補正値を導出する機会を増加する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の加速度センサのオフセット値導出装置は、移動体に搭載された加速度センサから、移動体の加速度に関する加速度情報を取得する第1取得部と、移動体の高度に関する高度情報を取得する第2取得部と、移動体の移動速度に関する速度情報を取得する第3取得部と、第2取得部において取得した高度情報により得られた移動体の高度の変化量がしきい値よりも小さいか否かを判定する判定部と、判定部において移動体の高度の変化量がしきい値よりも小さい場合、第3取得部において取得した速度情報から算出した移動体の速度の変化量と、第1取得部において取得した加速度情報から得られた移動体の加速度の積算値とをもとに、加速度センサのオフセットを導出する導出部と、を備える。
この態様によると、速度情報の変化と加速度情報の積算値とをもとに、加速度センサのオフセットを導出するので、平均的な速度と加速度が使用され、停止状態または等速度走行状態でなくてもオフセットを導出できる。
本発明の別の態様は、加速度センサのオフセット値導出方法である。この方法は、移動体に搭載された加速度センサから、移動体の加速度に関する加速度情報を取得するステップと、移動体の高度に関する高度情報を取得するステップと、移動体の移動速度に関する速度情報を取得するステップと、取得した高度情報より得られる高度の変化量がしきい値よりも小さいか否かを判定するステップと、高度の変化量がしきい値よりも小さい場合、取得した速度情報から算出された速度の変化量と、取得した加速度情報から得られた加速度の積算値とをもとに、加速度センサのオフセットを導出するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、加速度センサのオフセットの補正値を導出する機会を増加できる。
本発明の実施例1に係る傾斜角検出装置の構成を示す図である。 図1の傾斜角検出装置が搭載された車両の動作状態を示す図である。 図1のリングバッファに記憶される情報が取得される状況を示す図である。 図4(a)−(b)は、図1のリングバッファに記憶されるデータの構造を示す図である。 図1の傾斜角検出装置による傾斜角の出力手順を示すフローチャートである。 図1の傾斜角検出装置による条件の判定手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る傾斜角検出装置の構成を示す図である。 図7の傾斜角検出装置による傾斜角の出力手順を示すフローチャートである。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、カーナビゲーション装置での自立航法において、車両の傾斜角を検出する傾斜角検出装置に関する。また、傾斜角検出装置には、加速度センサのオフセット値を導出するための加速度センサのオフセット値導出装置が含まれる。実施例1に係る傾斜角検出装置は、加速度センサのオフセットを導出する機会を増加させながら、オフセットを高精度に検出して、傾斜角も高精度に検出するために、次の処理を実行する。傾斜角検出装置は、高度計から高度情報を取得し、距離センサから距離情報を取得し、速度センサから速度情報を取得し、加速度センサから加速度情報を取得する。傾斜角検出装置は、高度情報と距離情報とをもとに水平に近い状態であるかを判定する。
水平に近い状態であると判定すれば、傾斜角検出装置は、加速度情報の積算値と速度情報の変化とをもとに、オフセットを導出する。特に、ここまでの処理が、傾斜角検出装置中のオフセット値導出装置にてなされる処理に相当する。傾斜角検出装置は、導出したオフセットをもとに加速度センサのオフセットを更新してから、加速度情報とオフセットとをもとに車両の傾斜角を算出する。一方、水平に近い状態であると判定されなければ、傾斜角検出装置は、オフセットを新たに更新せずに、加速度情報とすでに更新したオフセットとをもとに車両の傾斜角を算出する。このように、運動加速度の大きさにかかわらず、水平に近い場合に、加速度センサのオフセットを導出するので、導出機会が多くなる。その結果、傾斜路でも加速度センサのオフセットの偏りが小さくされ、傾斜角が高精度に補正される。
図1は、本発明の実施例1に係る傾斜角検出装置100の構成を示す。傾斜角検出装置100は、高度計10、距離センサ12、速度センサ14、加速度センサ16、第2取得部18、第4取得部20、第3取得部22、第1取得部24、リングバッファ26、判定部28、傾斜角導出部30、オフセット導出部42、制御部32を含む。また、傾斜角導出部30は、オフセット補正部38、傾斜角演算部40を含む。傾斜角検出装置100は、図示しない車両に搭載される。
高度計10は、気圧をもとに車両の高度を検出する。また、高度計10は、GPS衛星から受信される信号をもとに車両の高度を検出してもよい。高度計10は、検出した高度に関する情報(以下、「高度情報」という)を第2取得部18へ出力する。距離センサ12は、車両の移動距離を検出する。例えば、距離センサ12は、所定の期間の速度パルスを加算することによって移動距離を導出する。距離センサ12は、検出した距離に関する情報(以下、「距離情報」という)を第4取得部20へ出力する。また、GPSから出力される速度情報に時間を乗算することによって、移動距離が導出されてもよい。
速度センサ14は、車両の移動速度を検出する。例えば、移動速度は、単位時間あたりの速度パルスを加算することによって導出される。具体的に説明すると、速度センサ14は、ドライブシャフトの回転に対応して回転するスピードメータケーブルの中間に設置され、ドライブシャフトの回転に伴った速度パルスを検出した後、車速パルスの単位時間あたりのパルス数を計測することにより移動速度を取得する。ここで、車速パルスは、所定の距離ごとに発生させたパルスに相当する。なお、速度センサ14は、GPSから移動速度を直接取得してもよい。速度センサ14は、検出した移動速度に関する情報(以下、「速度情報」という)を第3取得部22へ出力する。
加速度センサ16は、車両の主たる移動方向、例えば、車両の前後方向に生じる加速度を検出する。ここでは、加速度を説明するために図2を使用する。図2は、傾斜角検出装置100が搭載された車両50の動作状態を示す。車両50は、図1の傾斜角検出装置100を搭載する。また、車両50は、道路面54上を移動する。ここで、車両50に搭載された加速度センサ16(図示せず)の感応軸56は、道路面54に平行であり、かつ車両50の前後方向と一致するものとする。また、感応軸56および道路面54は、水平面52に対して傾斜角θだけ傾いている。加速度においては、車両50の移動加速度と、感応軸56が水平面52となす傾斜角θに応じた重力成分とが重畳されている。図1に戻る。加速度センサ16は、検出した加速度に関する情報(以下、「加速度情報」という)を第1取得部24へ出力する。
第2取得部18は、高度計10に接続され、高度計10からの高度情報を取得する。なお、高度計10がGPS衛星から受信した信号をもとに高度を取得している場合、第2取得部18は、高度情報に加えて、高度情報の信頼性を検証するためにVDOP(Vertical Dilution of Precision)や受信衛星数等を取得する。VDOPは、GPSの高度測位精度の指標である。また、VDOP以外に、HDOP(Horizontal DOP)等のDOPを取得してもよい。第4取得部20は、距離センサ12に接続され、距離センサ12からの距離情報を取得する。
第3取得部22は、速度センサ14に接続され、速度センサ14からの速度情報を取得する。第1取得部24は、加速度センサ16に接続され、加速度センサ16からの加速度情報を取得する。ここで、高度、距離、速度はΔTごとにサンプリングされている。一方、加速度センサ出力はΔT/mごとにサンプリングされている。ただし、mは正の整数であり、例えば、mは「4」である。なお、mは「1」であってもよい。つまり、第1取得部24は、第3取得部22が速度情報を取得する間隔よりも短い間隔で加速度情報を取得する。
リングバッファ26は、第2取得部18、第4取得部20、第3取得部22、第1取得部24のそれぞれにおいて取得した各情報を一時的に記憶する。なお、リングバッファ26は、各情報を定期的に取得しているが、その際、同一タイミングに相当する高度情報、距離情報、速度情報とが組み合わされて記憶される。なお、加速度情報は、これらの情報のm倍あり、m個の加速度情報もまとめて記憶される。m=4の場合、4つの加速度情報がまとめられる。リングバッファ26は、所定数の組合せを記憶しており、最も古いタイミングの情報に最新の情報を上書きして記憶する。図3は、リングバッファ26に記憶される情報が取得される状況を示す。図3は、図2の車両50が移動している軌跡を上空から見下ろしている場合を示す。ここで、車両50は、S地点から移動を開始して、A地点、B地点、C地点、D地点、E地点の順に移動している。現在、車両50は、E地点にいる。
図4(a)−(b)は、リングバッファ26に記憶されるデータの構造を示す。図4(a)のごとく、地点名欄200、アドレス欄202、高度欄204、距離欄206、速度欄208、加速度欄210が含まれる。地点名欄200は、図3に示された地点との対応を明確にするために示されている。実際には地点名欄200が含まれてていなくてもよい。前述の組合せは、高度欄204、距離欄206、速度欄208、加速度欄210に示された情報のうち、ひとつの行に含まれるものに相当する。前述のごとく、加速度情報は、他の情報の4倍取得されているが、ここでは、1つの行に4つの加速度情報がまとめられている。なお、各加速度情報に対応するように行が設けられてもよい。その際、4つの加速度情報のうち、3つの加速度情報には他の情報が対応づけられない。ここで、リングバッファ26に記憶される組合せの所定数は「5」であるとされる。アドレス欄202には、情報を記憶すべきアドレスが示されている。図4(b)には、書込みポインタと読出しポインタとが示されており、これらは、情報を書き込むべきアドレスと、情報を読み出すアドレスとに対応する。図1に戻る。
判定部28は、リングバッファ26から高度情報を取得するとともに、距離情報を取得する。判定部28は、リングバッファ26に記憶された高度情報の最大値から最小値を減算することによって、高度の範囲Rhを導出する。これは、第2取得部18において取得した高度情報により得られた車両50の高度の変化量に相当する。具体的には、次のように、5地点の高度h1〜h5の最大値と最小値とを選択し、最大値から最小値が減算される。
Figure 2014038003
判定部28は、リングバッファ26に記憶された距離情報を加算することによって移動距離Sを導出する。これは、第4取得部20において取得した距離情報の積算値に相当する。具体的には、次のように、A地点からE地点までの距離情報、s2からs5が加算される。
Figure 2014038003
判定部28は、高度の範囲Rhが第1のしきい値よりも小さくなり、かつ移動距離Sが第2のしきい値よりも大きくなる場合に、条件を満たすと判定する。これは、車両50が水平に近い状態であることを検出することに相当する。このように、高度の範囲とともに移動距離を条件に加えることによって、停止や非常に速度の遅い状態を水平に近いと判定することが抑制される。なお、移動距離の範囲の判定の代わりに速度の範囲に対する判定に置き換えても同等の効果がある。
ここで、GPS衛星から取得される高度情報を使用する場合、条件に対して以下の判定が追加されてもよい。判定部28は、図4(b)の読出しポインタを「1」に設定し、読出しポインタで指定されたアドレスの情報を読み出す。判定部28は、GPSのVDOPが所定値以下であり、GPSの受信衛星数が所定の値以上であり、GPSの受信衛星数がアドレス1のGPS受信衛星数と同じであるかを確認する。これらの条件をすべて満たす場合、判定部28は、読出しポインタを加算し、最後の情報になるまで以上の処理を繰り返し実行する。
これらの条件を満たす場合に、判定部28は、前述の高度の範囲Rh、移動距離Sに対する判定を実行する。これらの条件を満たさない場合、判定部28は、条件を満たさないと判定する。つまり、判定部28は、条件として、所定の期間にわたって、VDOPが所定値以下でありつつ、信号を受信した衛星数が一定数でかつ所定数以上であることも判定する。
判定部28は、条件を満たしている場合、オフセット導出部42にオフセットの導出を指示する。また、判定部28は、条件を満たしている場合、オフセット補正部38に対してオフセットを更新させてから、傾斜角演算部40に傾斜角を導出させる。一方、条件を満たしていない場合、判定部28は、オフセット導出部42にオフセットを導出させず、かつオフセット補正部38に対してオフセットを更新させずに、傾斜角演算部40に傾斜角を導出させる。
オフセット導出部42は、リングバッファ26から速度情報と加速度情報とを取得する。オフセット導出部42は、判定部28からの指示を受けつけた場合、次のように、加速度センサ16のオフセットを導出する。ΔTごとサンプリングされたn時点の速度はvと示され、(n−1)時点の速度はvn−1と示され、(n−1)時点からn時点までにΔT/mごとにサンプリングされた加速度はaOUT1〜aOUTmと示される。これらの関係は、次のように示される。
Figure 2014038003
ここで、aOFSは加速度センサ16のオフセットであり、ΔT時間内での変動はないとする。
式(3)は、次のように変形される。
Figure 2014038003
ここで、右辺の第1項はΔT間における加速度センサ出力の平均であり、第2項は移動体の加減速による影響を除去するための補正項である。つまり、オフセット導出部42は、式(4)のごとく、速度情報を取得する間隔において取得される加速度情報を積算するとともに、速度情報を取得する間隔における加速度情報の取得回数mを除算することによって、第1項の積算値を導出する。また、オフセット導出部42は、vからvn−1を減算した減算結果をΔTと係数で除算した速度情報の変化を導出する。さらに、オフセット導出部42は、積算値から速度情報の変化を減算することによって、加速度センサ16のオフセットaOFSを導出する。これは、速度情報から算出した車両50の速度の変化量と、取得した加速度情報から得られた車両50の加速度の積算値とをもとに、加速度センサ16のオフセットを導出することに相当する。オフセット導出部42は、オフセットをオフセット補正部38に出力する。
オフセット補正部38は、判定部28からの指示を受けつけた場合、オフセット導出部42からのオフセットをもとに加速度センサ16のオフセットを更新する。
Figure 2014038003
なお、aOFS1は更新後のオフセット、aOFS0は更新前のオフセット、Kは0〜1の値をとる係数である。Kは、例えば0.8である。Kを大きくすれば更新前のオフセットの重みが大きく、Kを小さくすればオフセットaOFSの重みが大きくなる。そのため、Kの調節によって、更新の度合いが調節される。一方、オフセット補正部38は、判定部28からの指示を受けつけてない場合、オフセット補正部38は、加速度センサ16のオフセットの更新をスキップする。
傾斜角演算部40は、判定部28からの指示を受けつけた場合、速度センサ14からの速度情報、加速度センサ16からの加速度情報、オフセット補正部38にて更新したオフセットとを入力する。傾斜角演算部40は、速度情報、加速度情報、更新したオフセットとをもとに、車両50の傾斜角θを次のように導出する。
Figure 2014038003
ここで、gは重力加速度であり、amは移動加速度であり、aOUTは加速度情報、aOFS1は更新後のオフセット、kは加速度情報の単位を電圧Voltから加速度m/sへ変換するための係数である。また、移動加速度amは、速度情報の単位時間の変化として導出される。なお、θの単位はラジアンであり、θの値が小さい場合の式である。
傾斜角演算部40は、判定部28からの指示を受けつけてない場合、オフセット補正部38において更新したオフセットの代わりに、すでに更新されていたオフセットを使用して、前述のごとく車両50の傾斜角θを導出する。このように、傾斜角導出部30は、判定部28において条件を満たしているか否かに応じて、処理内容を変更しながら、第1取得部24において取得した加速度情報をもとに、移動体の傾斜角θを導出する。制御部32は、傾斜角検出装置100での動作タイミングを制御する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による傾斜角検出装置100の動作を説明する。図5は、傾斜角検出装置100による傾斜角の出力手順を示すフローチャートである。第2取得部18は、高度計10から高度情報を取得する(S10)。第4取得部20は、距離センサ12から距離情報を取得する(S12)。第3取得部22は、速度センサ14から速度情報を取得する(S14)。第1取得部24は、加速度センサ16から加速度情報を取得する(S16)。リングバッファ26は、これらの情報を記憶する(S18)。判定部28は、高度の範囲を計算し(S20)、移動距離を計算する(S22)。判定部28において条件を満たしている場合(S24のY)、オフセット導出部42は、速度変化を計算し(S26)、オフセットを導出する(S28)。
オフセット補正部38は、オフセットを更新する(S30)。一方、判定部28において条件を満たしていない場合(S24のN)、ステップ32へスキップされる。傾斜角演算部40は、傾斜角を計算し(S32)、傾斜角を出力する(S34)。処理を継続する場合(S36のY)、リングバッファ26の書込みポインタと読出しポインタを進め(S38)、ステップ10に戻る。書込みポインタが5、読出しポインタが3の場合、ポインタを進めるとそれぞれ1と4となる。処理を継続しない場合(S36のN)、処理は終了される。
図6は、傾斜角検出装置100による条件の判定手順を示すフローチャートである。これは、図5のステップ24の処理に相当する。判定部28は、読出しポインタを1に設定する(S50)。判定部28は、読出しポインタで指定されたアドレスの情報を読み出す(S52)。GPSのVDOPが所定の値以下であり(S54のY)、GSPの受信衛星数が所定の数以上であり(S56のY)、GSPの受信衛星数がアドレス1のGPS受信衛星数と同じであれば(S58のY)、最後の情報であるかが確認される(S60)。最後の情報でなければ(S60のN)、読出しポインタに1が加算されて(S62)、ステップ52に戻る。
最後の情報である場合(S60のY)、高度の範囲が第1のしきい値よりも小さく(S64のY)、移動距離が第2のしきい値よりも大きければ(S66のY)、判定部28は、条件を満たすと判定する(S68)。一方、GPSのVDOPが所定の値以下でない場合(S54のN)、あるいはGSPの受信衛星数が所定の数以上でない場合(S56のN)、あるいはGSPの受信衛星数がアドレス1のGPS受信衛星数と同じでない場合(S58のN)、あるいは高度の範囲が第1のしきい値よりも小さくない場合(S64のN)、あるいは移動距離が第2のしきい値よりも大きくない場合(S66のN)、判定部28は、条件を満たさないと判定する(S70)。
本発明の実施例によれば、速度情報の変化と加速度情報の積算値とを使用するので、平均的な速度と加速度を使用して加速度センサのオフセットを導出できる。また、平均的な速度と加速度とが使用されるので、停止状態または等速度走行状態でなくてもオフセットを導出できる。また、停止状態または等速度走行状態でなくてもオフセットが導出されるので、オフセットの導出機会を増加できる。また、オフセットの導出機会が増加されるので、オフセットの導出精度を向上できる。また、移動体が加速や減速をしている場合でもその影響を低減できるので、加速度センサのオフセットを高精度で補正することが可能になり、また、補正機会を増やすことができる。また、等速走行の条件を削除、または緩和させることが可能なため、補正機会を増やすことができる。
また、水平に近いか否かに応じて、処理内容を変更して車両の傾斜角を導出するので、車両の状況に応じて傾斜角を高精度に検出できる。また、オフセット値の精度が向上するので、傾斜角の検出精度を向上できる。また、水平に近くない場合に、オフセット値を更新しないので、オフセット値の精度を維持できる。また、水平に近くない場合に、オフセット値を更新せずに、傾斜角を導出するので、最新の傾斜角を検出できる。また、車両が水平に近い状態であるかを判定するために、距離情報の積算値が大きいかを判定するので、車両が静止している状態を除外できる。
また、所定の期間にわたって、VDOPが所定値以下でありつつ、信号を受信した衛星数が一定数でかつ所定数以上であることも判定するので、移動体が水平に近い状態であるかの判定精度を向上できる。また、水平に近いことを検出すればよいので、カーナビゲーションシステムならば標準に搭載されているGPS等を高度計として使用することができる。また、カーナビゲーションシステムならば標準に搭載されているGPS等が高度計として使用されるので、高価なセンサを新規に装備することを不要にできる。また、高価なセンサを新規に装備することなく、カーナビゲーションシステムならば標準に搭載されているセンサのみから、加速度センサのオフセットを容易に推定できるので、精度の高い傾斜角検出装置を容易に実現できる。
(実施例2)
本発明の実施例2は、実施例1と同様に、傾斜角を検出するための傾斜角検出装置に関する。実施例2における傾斜角検出装置は、加速度センサのオフセットおよび傾斜角を状態変数として設定し、カルマンフィルタ処理を実行することによって、オフセットおよび傾斜角を更新する。ここで、傾斜角検出装置は、条件を満たしている場合、観測誤差として第1値を設定して、カルマンフィルタ処理に使用し、条件を満たしていない場合、観測誤差として第2値を設定して、カルマンフィルタ処理を実行する。ここで、第2値は第1値よりも大きな値として規定されている。
図7は、本発明の実施例2に係る傾斜角検出装置100の構成を示す。傾斜角検出装置100は、図1の傾斜角検出装置100と比較して、傾斜角導出部30を含まず、傾斜角導出部70を含む。傾斜角導出部70は、設定部72、処理部74を含む。ここでは差異を中心に説明する。
設定部72は、判定部28において条件を満たしている場合、加速度センサ16の観測誤差δaとして第1値を設定する。一方、設定部72は、判定部において条件を満たしていない場合、加速度センサ16の観測誤差δaとして第2値を設定する。前述のごとく、第2値は、大きな値として設定する。設定部72は、設定した観測誤差を処理部74に使用させる。
処理部74は、第1取得部24からの加速度情報aOUTを入力する。なお、タイミングnでの加速度情報は、aOUTnと示されるものとする。ここでは、タイミングnでの状態変数xを定義する。状態変数xは、次のように、速度v、傾斜角θ、加速度のオフセットaOFSnの3要素を含む。
Figure 2014038003
ここで、上付きの添え字Tは、ベクトルまたは行列の転置を示す。前述のごとく、下付きの添え字nはタイミングnを示す。
処理部74は、入力uと、1回前の状態変数、つまりタイミングn−1での状態変数xn−1とをもとに、次に示された状態方程式を計算することによって、タイミングnでの推定値x’を演算する。なお、状態変数xn−1は、すでに導出された後、保持されている。
Figure 2014038003
ここで、入力uは、加速度情報aOUTnである。
Figure 2014038003
また、式(8)におけるシステム行列Aと入力行列Bとは、式(10)および式(11)のように示される。
Figure 2014038003
Figure 2014038003
ここで、gは重力加速度、kは加速度情報から加速度単位(例えばm/s)への変換係数、ΔTはサンプリング間隔を示す。前述のごとく、加速度センサの感応軸は、車両50の前後方向と一致するものとする。
処理部74は、速度情報v、加速度情報aOUTnとを構成要素として、観測値zを規定する。処理部74は、次のように、推定値x’から抜き出された状態変数の速度と加速度のオフセットとに対して、観測値zとの観測残差yを導出する。なお、観測値zとして、オフセット導出部42において導出されたオフセットが使用される。
Figure 2014038003
ここで、出力行列Cは次のように示される。
Figure 2014038003
処理部74は、設定部72で設定された観測誤差δa、速度センサ14の観測誤差δvとを入力し、これらの観測誤差が標準偏差を表すものとして、共分散行列Rを次のように導出する。
Figure 2014038003
なお、速度センサ14の観測誤差δvは一定の値として設定される。処理部74は、共分散行列Rnとシステム誤差とをもとに、カルマンフィルタのゲインKを演算する。ここで、共分散行列R等からカルマンフィルタのゲインの導出には、公知の技術が使用されればよい。公知の技術は、例えば、MOHINDER S. GREWAL、ANGUS P. ANDREWS著「Kalman Filtering:Theory and Practice Using MATLAB」、A Wiley−Interscience Publicationの116頁から120頁に示されている。処理部74は、次のように、6つの構成要素によって形成されるゲインを導出する。
Figure 2014038003
処理部74は、推定値x’、ゲインK、観測残差yをもとに、式(16)を演算することによって、状態変数xを更新する。
Figure 2014038003
ゲインKが小さければ、推定値x’の重みが大きく、ゲインKが大きければ、観測残差yの重みが大きい。なお、式(16)は、x’+Kを新たにxに代入することを表している。以上の処理は、設定部72において設定した観測誤差と、第1取得部24において取得した加速度情報とをもとに、カルマンフィルタ処理を実行することによって、加速度センサ16のオフセットと車両50の傾斜角θを導出することに相当する。
図8は、傾斜角検出装置100による傾斜角の出力手順を示すフローチャートである。第2取得部18は、高度計10から高度情報を取得する(S100)。第4取得部20は、距離センサ12から距離情報を取得する(S102)。第3取得部22は、速度センサ14から速度情報を取得する(S104)。第1取得部24は、加速度センサ16から加速度情報を取得する(S106)。リングバッファ26は、これらの情報を記憶する(S108)。判定部28は、高度の範囲を計算し(S110)、移動距離を計算する(S112)。判定部28において条件を満たしている場合(S114のY)、オフセット導出部42は、速度変化を計算し(S116)、オフセットを導出する(S118)。
設定部72は、観測誤差として第1値を設定する(S120)。一方、判定部28において条件を満たしていない場合(S114のN)、設定部72は、観測誤差として第2値を設定する(S122)。処理部74は、カルマンフィルタ処理を実行し(S124)、傾斜角を出力する(S126)。処理を継続する場合(S128のY)、リングバッファ26の書込みポインタと読出しポインタを進め(S130)、ステップ100に戻る。処理を継続しない場合(S128のN)、処理は終了される。
本発明の実施例によれば、カルマンフィルタを使用するので、加速度センサのオフセットと傾斜角とを同時に推定できる。また、観測誤差として第1値よりも第2値を大きくするので、車両が低速で上りまたは下りが連続する傾斜路を走行するときに、加速度センサに重力成分が連続して重畳され、真のオフセットに対して偏りが生ずることによる傾斜角の検出精度の悪化を抑制できる。また、速度情報が小さければ、加速度センサに対するカルマンゲインを所定の値に設定するので、精度の悪化を抑制しながら、処理量を低減できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例1または2において、傾斜角検出装置100は車両50に搭載されているとしている。しかしながらこれに限らず例えば、傾斜角検出装置100は歩行者に携帯されてもよい。本変形例によれば、傾斜角検出装置100をさまざまな製品に適用できる。
本発明の実施例2において、傾斜角検出装置は、速度情報の値にかかわらず、カルマンフィルタのゲインを導出し、カルマンフィルタ処理を実行する。速度情報の値が小さい場合、一部のゲインはある程度小さな値になる。そのようなゲインの値が小さければ、ゲインの乗算結果も小さくなるので、ゲインの精度があまり重要ではなくなる。そのため、処理量を低減することを目的として、処理部74は、第3取得部22において取得した速度情報と所定値とを比較してもよい。
その後、処理部74は、比較の結果、第3取得部22において取得した速度情報が所定値よりも小さい場合、カルマンフィルタ処理において加速度センサ16に対するカルマンゲインを導出する代わりに、予め定めた値をカルマンゲインとして設定する。予め定めた値は、例えば所定の固定値である。加速度情報に対するゲインは、式(15)におけるゲインK32に相当する。ゲインK32はゼロまたは小さな値に設定される。本変形例によれば、速度情報が小さければ、加速度情報に対するゲインを所定の値に設定するので、処理量を低減できる。また、速度情報が小さければ、加速度情報に対するゲインがゼロに近くなるべきなので、所定の値にゲインを設定しても、傾斜角の検出精度の悪化を抑制できる。
本発明の実施例2において、設定部72が設定すべき観測誤差として、第1値と第2値の2種類が規定されている。しかしながらこれに限らず例えば、観測誤差として3種類以上の値が規定されていてもよい。その場合、設定部72は、水平への近さの程度や等速度移動への近さの程度に応じて、観測誤差の値を設定する。具体的には、水平や等速度移動に近くなるほど、観測誤差が小さくなるように設定される。本変形例によれば、観測誤差を詳細に設定できる。
10 高度計、 12 距離センサ、 14 速度センサ、 16 加速度センサ、 18 第2取得部、 20 第4取得部、 22 第3取得部、 24 第1取得部、 26 リングバッファ、 28 判定部、 30 傾斜角導出部、 32 制御部、 38 オフセット補正部、 40 傾斜角演算部、 42 オフセット導出部、 50 車両、 52 水平面、 54 道路面、 56 感応軸、 70 傾斜角導出部、 72 設定部、 74 処理部、 100 傾斜角検出装置。

Claims (4)

  1. 移動体に搭載された加速度センサから、前記移動体の加速度に関する加速度情報を取得する第1取得部と、
    前記移動体の高度に関する高度情報を取得する第2取得部と、
    前記移動体の移動速度に関する速度情報を取得する第3取得部と、
    前記第2取得部において取得した高度情報により得られた前記移動体の高度の変化量がしきい値よりも小さいか否かを判定する判定部と、
    前記判定部において前記移動体の高度の変化量がしきい値よりも小さい場合、前記第3取得部において取得した速度情報から算出した前記移動体の速度の変化量と、前記第1取得部において取得した加速度情報から得られた前記移動体の加速度の積算値とをもとに、前記加速度センサのオフセットを導出する導出部と、
    を備えることを特徴とする加速度センサのオフセット値導出装置。
  2. 前記第1取得部は、前記第3取得部が速度情報を取得する間隔よりも短い間隔で加速度情報を取得し、
    前記導出部は、速度情報を取得する間隔において取得される加速度情報を積算するとともに、速度情報を取得する間隔における加速度情報の取得回数を除算することによって、積算値を導出し、積算値から速度情報の変化を減算することによって、前記加速度センサのオフセットを導出することを特徴とする請求項1に記載の加速度センサのオフセット値導出装置。
  3. 移動体に搭載された加速度センサから、前記移動体の加速度に関する加速度情報を取得するステップと、
    前記移動体の高度に関する高度情報を取得するステップと、
    前記移動体の移動速度に関する速度情報を取得するステップと、
    取得した高度情報より得られる高度の変化量がしきい値よりも小さいか否かを判定するステップと、
    前記高度の変化量がしきい値よりも小さい場合、取得した速度情報から算出された速度の変化量と、取得した加速度情報から得られた加速度の積算値とをもとに、前記加速度センサのオフセットを導出するステップと、
    を備えることを特徴とする加速度センサのオフセット値導出方法。
  4. 移動体に搭載された加速度センサから、前記移動体の加速度に関する加速度情報を取得するステップと、
    前記移動体の高度に関する高度情報を取得するステップと、
    前記移動体の移動速度に関する速度情報を取得するステップと、
    取得した高度情報より得られる高度の変化量がしきい値よりも小さいか否かを判定するステップと、
    前記高度の変化量がしきい値よりも小さい場合、取得した速度情報から算出された速度の変化量と、取得した加速度情報から得られた加速度の積算値とをもとに、前記加速度センサのオフセットを導出するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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