JP2014037940A - 冷暖房用輻射パネル及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管部材の組込みが容易な冷暖房用輻射パネル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】冷暖房用輻射パネル1は、水、ガス等の熱媒体が流れる配管部材と、膨張黒鉛を含んで形成され、配管部材と熱結合した熱伝導板と、熱伝導板の一方の主面3aに設けられた表面材6Aと、熱伝導板の他方の主面3bに設けられた表面材6Bと、配管部材に接触する位置に切込み31を有し、切込み31が広げられて配管部材と熱結合した一対の熱伝導板3A、3Bとを備え、熱伝導板3A、3B及び表面材の周縁を保持する枠部材7とを備え、例えば、室内の床、側壁、天井等に配置されて用いられる。
【選択図】図2
【解決手段】冷暖房用輻射パネル1は、水、ガス等の熱媒体が流れる配管部材と、膨張黒鉛を含んで形成され、配管部材と熱結合した熱伝導板と、熱伝導板の一方の主面3aに設けられた表面材6Aと、熱伝導板の他方の主面3bに設けられた表面材6Bと、配管部材に接触する位置に切込み31を有し、切込み31が広げられて配管部材と熱結合した一対の熱伝導板3A、3Bとを備え、熱伝導板3A、3B及び表面材の周縁を保持する枠部材7とを備え、例えば、室内の床、側壁、天井等に配置されて用いられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、熱伝導率に異方性を有する熱伝導板を用いた冷暖房用輻射パネル及びその製造方法に関する。
近年、輻射により室内の冷暖房を行う冷暖房用輻射パネルが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この冷暖房用輻射パネルは、金属製のパネル本体と、パネル本体の裏面に並設された複数の保持金具と、保持金具により蛇行した状態に保持され、水等の熱媒体が流れる樹脂製の熱交換パイプとを備える。
しかし、従来の冷暖房用輻射パネルの製造には、比較的高価な複数の保持金具が平行になるようにパネル本体に固定する工程、及び保持金具に熱交換パイプを固定する工程が必要となることから、コスト高を招くおそれがある。
したがって、本発明の目的は、配管部材の組込みが容易な冷暖房用輻射パネル及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、熱媒体が流れる配管部材と、膨張黒鉛を含んで形成され、前記配管部材に接触する位置に切込みを有し、前記切込みが広げられて前記配管部材と熱結合した熱伝導板と、を備えた冷暖房用輻射パネルを提供する。
また、本発明の他の態様は、上記目的を達成するため、膨張黒鉛を含んで形成された熱伝導板を準備する工程と、前記熱伝導板の一の面に切込みを入れる工程と、前記熱伝導板の前記切込みに前記配管部材を差し込む工程と、を含む冷暖房用輻射パネルの製造方法を提供する。
本発明によれば、配管部材の組込みが容易になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネルの平面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。なお、図1では、配管部材2を実線で示し、他の構成要素は破線で示す。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネルの平面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。なお、図1では、配管部材2を実線で示し、他の構成要素は破線で示す。
この冷暖房用輻射パネル1は、水、ガス等の熱媒体が流れる配管部材2と、膨張黒鉛を含んで形成され、配管部材2を挟むように接合されて配管部材2と熱結合した一対の熱伝導板3A、3Bと、熱伝導板3A、3Bの表面である主面3a、3bに設けられた表面材6A、6Bと、熱伝導板3A、3B及び表面材6A、6Bの周縁を保持する枠部材7とを備え、例えば、室内の床、側壁、天井等に配置されて用いられる。
(配管部材)
本実施の形態の配管部材2は、熱媒体が供給される側に配置される供給側メインパイプ20と、熱媒体が戻る側に配置される戻り側メインパイプ21と、供給側メインパイプ20と戻り側メインパイプ21とを接続する複数の熱交換パイプ22とを備える。なお、図1に示す矢印は、熱媒体の流れを示す。
本実施の形態の配管部材2は、熱媒体が供給される側に配置される供給側メインパイプ20と、熱媒体が戻る側に配置される戻り側メインパイプ21と、供給側メインパイプ20と戻り側メインパイプ21とを接続する複数の熱交換パイプ22とを備える。なお、図1に示す矢印は、熱媒体の流れを示す。
配管部材2は、例えば熱可塑性樹脂等からなり、供給側メインパイプ20と戻り側メインパイプ21と熱交換パイプ22をそれぞれ押出成形し、これらを溶着して組み立てたものである。なお、配管部材2は、射出成型等により一体的に形成してもよい。そして、熱交換パイプ22のピッチは、例えば10〜50mmである。これにより、配管部材2が熱伝導板3A、3Bに対する補強材としても機能する。また、配管部材2の全部又は一部が銅等の金属により形成されてもよい。
供給側メインパイプ20は、一端に導入口20aを有し、他端に止水部20bを有する。戻り側メインパイプ21は、一端に導出口21aを有し、他端に止水部21bを有する。供給側メインパイプ20の導入口20aには、図示しない熱源装置から供給側配管が接続される。戻り側メインパイプ21の導出口21aには、図示しない熱源装置から戻り側配管が接続される。供給側メインパイプ20及び戻り側メインパイプ21は、互いに平行に配置されているが、平行でなくてもよい。供給側メインパイプ20及び戻り側メインパイプ21は、熱交換パイプ22の内径よりも大きい内径を有する。
(熱伝導板)
熱伝導板3A、3Bは、膨張黒鉛を含んで構成されているが、膨張黒鉛の他に、結合剤や追加剤を含んでもよい。一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3d同士は、本実施の形態では、接着剤を用いずに接合されているが、接着剤を用いて接合されていてもよい。
熱伝導板3A、3Bは、膨張黒鉛を含んで構成されているが、膨張黒鉛の他に、結合剤や追加剤を含んでもよい。一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3d同士は、本実施の形態では、接着剤を用いずに接合されているが、接着剤を用いて接合されていてもよい。
熱伝導板3A、3Bは、例えば、5〜50mmあるいは10〜40mmの厚さを有し、床、側壁及び天井に適用される場合には、例えば、平面のサイズとして600×600mm〜1000×3000mmを有する。
熱伝導板3A、3Bは、主面3a、3bに対して垂直な方向(厚さ方向)の熱伝導率よりも主面3a、3bに平行な方向(面内方向)の方が高い熱伝導率(例えば1.2倍以上、好ましくは1.5倍以上)を有する。熱伝導板3A、3Bの面内方向の熱伝導率は、例えば5W/m・K以上である。一対の熱伝導板3A、3Bは厚さ方向に圧縮されることで、所定の密度(例えば0.01〜0.5g/cm3)を有する。
一対の熱伝導板3A、3Bは、それぞれの接合面3c、3dの配管部材2に接触する位置に切込み31を有し、配管部材2を一対の熱伝導板3A、3B間に配置するとき、切込み31が広げられて配管部材2と熱結合するように構成されている。
表面材6A、6Bは、例えば印刷フイルム(住友スリーエム株式会社製、登録商標「ダイノック」)や、樹脂製の繊維からなる不織布、紙等を用いることができる。
枠部材7は、図2に示すように、縦壁7aと、一対の横壁7b、7cを有して断面コ字状又は断面U字状に形成されている。枠部材7としては、例えば、アルミニウム板、アルミニウム合金板、鋼板等の厚さ0.5〜2mm程度の金属板を用いることができる。
(第1の実施の形態の製造方法)
次に、第1の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネル1の製造方法の一例について図3を参照して説明する。
次に、第1の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネル1の製造方法の一例について図3を参照して説明する。
まず、図3(a)に示すように、一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3dの配管部材2を構成する供給側メインパイプ20、戻り側メインパイプ21及び熱交換パイプ22に接触する位置に切込み31を形成する。ステージ8上に熱伝導板3Bを配置し、熱伝導板3Bの接合面3dに配管部材2を配置する。
次に、図3(b)に示すように、ステージ8上で一対の熱伝導板3A、3Bを配管部材2とともに上方から圧縮する。この圧縮によって一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3d同士が接合されるとともに、切込み31が広げられて配管部材2と熱結合した状態となる。また、一対の熱伝導板3A、3Bの密度は、接合作業時の圧縮によって所定の値となる。
次に、熱伝導板3A、3Bの主面3a、3bにそれぞれ表面材6A、6Bを接着する。最後に熱伝導板3A、3B及び表面材6A、6Bの周縁を枠部材7で保持する。以上のようにして冷暖房用輻射パネル1が製造される。
(第1の実施の形態の動作)
次に、第1の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネル1の動作の一例について説明する。図示しない熱源装置から温度及び流量が制御された熱媒体が配管部材2の供給側メインパイプ20の導入口20aに導入されると、供給側メインパイプ20の導入口20aに導入された熱媒体は、図1の矢印に示すように、供給側メインパイプ20の止水部20bに向かって流れるとともに、各熱交換パイプ22に分岐する。各熱交換パイプ22に分岐した熱媒体は、戻り側メインパイプ21で合流して戻り側メインパイプ21の導出口21aから熱源装置に戻る。熱媒体が配管部材2を通過する間に、熱伝導板3A、3Bで熱交換され、冷暖房用輻射パネル1による輻射が行われて室内が冷暖房される。
次に、第1の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネル1の動作の一例について説明する。図示しない熱源装置から温度及び流量が制御された熱媒体が配管部材2の供給側メインパイプ20の導入口20aに導入されると、供給側メインパイプ20の導入口20aに導入された熱媒体は、図1の矢印に示すように、供給側メインパイプ20の止水部20bに向かって流れるとともに、各熱交換パイプ22に分岐する。各熱交換パイプ22に分岐した熱媒体は、戻り側メインパイプ21で合流して戻り側メインパイプ21の導出口21aから熱源装置に戻る。熱媒体が配管部材2を通過する間に、熱伝導板3A、3Bで熱交換され、冷暖房用輻射パネル1による輻射が行われて室内が冷暖房される。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(ア)一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3dに予め切込み31を入れておくことで、配管部材2の組込みが容易になる。
(イ)熱伝導板3A、3Bは、熱交換パイプ22の表面全周に密着するため、良好な熱結合が得られる。
(ウ)枠部材7を有しているので、冷暖房用輻射パネル1の床、側壁、天井等への取り付けが容易になる。
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(ア)一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3dに予め切込み31を入れておくことで、配管部材2の組込みが容易になる。
(イ)熱伝導板3A、3Bは、熱交換パイプ22の表面全周に密着するため、良好な熱結合が得られる。
(ウ)枠部材7を有しているので、冷暖房用輻射パネル1の床、側壁、天井等への取り付けが容易になる。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る輻冷暖房用射パネルの図2に対応する断面図である。第1の実施の形態では、一対の熱伝導板3A、3Bを用いたが、本実施の形態は、1つの熱伝導板3を用いたものである。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る輻冷暖房用射パネルの図2に対応する断面図である。第1の実施の形態では、一対の熱伝導板3A、3Bを用いたが、本実施の形態は、1つの熱伝導板3を用いたものである。
本実施の形態の冷暖房用輻射パネル1は、水、ガス等の熱媒体が流れる配管部材2と、膨張黒鉛を含んで形成され、配管部材2と熱結合した熱伝導板3と、熱伝導板3の一方の主面3aに設けられた表面材9と、熱伝導板3の他方の主面3bに設けられた表面材6と、熱伝導板3A、3B及び表面材6、9の周縁を保持する枠部材7とを備え、例えば、室内の床、側壁、天井等に配置されて用いられる。
熱伝導板3の上側の主面3aには、切込み31及び凹部32が形成され、凹部32内に配管部材2が差し込まれる。表面材9は、主面3aから凹部32に差し込まれた配管部材2までの隙間に充填された充填部9aと、主面3aに形成された表面部9bとを有する。熱伝導板3に切込み31を形成する理由は、膨張黒鉛に密度のばらつきがあり、均一な凹部32が形成できないためである。
充填部9aは、熱伝導板3の上側の主面3aに形成された切込み31及び凹部32の穴を埋める役割を有する。また、充填部9aを熱交換パイプ22に密着させることで熱伝導性を高めることができる。このため、充填部9aは、熱伝導性の高い無機系充填材が適している。一方、主面3aに形成された表面部9bは、脆い膨張黒鉛を保護し、他の表面材や断熱材を接着するものであるので、表面部9bの材料を充填部9aと変えてもよい。例えば、表面部9bとして表面材6を接着させる合成樹脂系接着剤を選択しても構わない。
表面材6は、例えば印刷フイルム(住友スリーエム株式会社製、登録商標「ダイノック」)や、樹脂製の繊維からなる不織布、紙等を用いることができる。
(第2の実施の形態の製造方法)
次に、第2の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネル1の製造方法の一例について図5を参照して説明する。
次に、第2の実施の形態に係る冷暖房用輻射パネル1の製造方法の一例について図5を参照して説明する。
まず、図5(a)に示すように、熱伝導板3の主面3aの配管部材2を構成する供給側メインパイプ20、戻り側メインパイプ21及び熱交換パイプ22に接触する位置に配管部材2の厚さよりも深い切込み31を形成する。次に、ステージ8上に熱伝導板3を配置し、熱伝導板3の主面3a上に配管部材2を配置する。
次に、図5(b)に示すように、ステージ8上でベース11に凸部12を設けた押し込み治具10により配管部材2を熱伝導板3の切込み31に押し込む。この押込みによって、図5(c)に示すように、熱伝導板3の主面3aに凹部32が形成される。
次に、熱伝導板3の主面3aに表面材9用の無機系充填材を塗布し硬化させる。配管部材2までの隙間である凹部32に充填部9aが充填され、主面3aに表面部9bが形成される。なお、充填部9aの充填材と、表面部9bの接着剤は同じ無機系充填材でもよいし、表面部9bの接着剤を合成系接着剤や無機系接着剤等の接着剤としてもよい。
次に、図5(d)に示すように、熱伝導板3の主面3bに表面材6を接着する。最後に熱伝導板3及び表面材6、9の周縁を枠部材7で保持する。以上のようにして冷暖房用輻射パネル1が製造される。
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(ア)熱伝導板3の主面3aに予め切込み31を入れておくことで、配管部材2の組込みが容易になる。
(イ)熱伝導板3は、熱交換パイプ22の表面のほぼ全周に密着するため、良好な熱結合が得られる。
(ウ)枠部材7を有しているので、冷暖房用輻射パネル1の床、側壁、天井等への取り付けが容易になる。
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(ア)熱伝導板3の主面3aに予め切込み31を入れておくことで、配管部材2の組込みが容易になる。
(イ)熱伝導板3は、熱交換パイプ22の表面のほぼ全周に密着するため、良好な熱結合が得られる。
(ウ)枠部材7を有しているので、冷暖房用輻射パネル1の床、側壁、天井等への取り付けが容易になる。
なお、本発明の実施の形態は、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施が可能である。例えば、熱伝導板の上側に断熱材を設けてもよい。また、第2の実施の形態において、表面部9bを形成せずに充填部9aのみを形成した後、熱伝導板3の主面3aに熱伝導板3の下面に設けた表面材6と同じ表面材6を設けてもよい。また、配管部材2は、供給側メインパイプ20、戻り側メインパイプ21及び熱交換パイプ22を備えるものとしたが、特許文献1の蛇行した状態に保持された樹脂製の熱交換パイプでもよい。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で上記実施の形態の構成要素のうち一部を除くことも可能である。例えば、第1の実施の形態の表面材6A、6Bや第2の実施の形態の表面材6を省いてもよい。また、枠部材7以外に熱伝導板を天井等に取り付ける手段があれば、枠部材7を省いてもよい。
1…冷暖房用輻射パネル、2…配管部材、3、3A、3B…熱伝導板、3a、3b…主面、3c、3d…接合面、6、6A、6B…表面材、7…枠部材、7a…縦壁、7b…横壁、8…ステージ、0…表面材、9a…充填部、9b…表面部、10…押込み治具、11…ベース、12…凸部、20…供給側メインパイプ、20a…導入口、20b…止水部、21…戻り側メインパイプ、21a…導出口、21b…止水部、22…熱交換パイプ、31…切込み、32…凹部
Claims (7)
- 熱媒体が流れる配管部材と、
膨張黒鉛を含んで形成され、前記配管部材に接触する位置に切込みを有し、前記切込みが広げられて前記配管部材と熱結合した熱伝導板と、
を備えた冷暖房用輻射パネル。 - 前記熱伝導板は、前記配管部材を挟むようにして接合された一対の熱伝導板であり、
前記一対の熱伝導板は、それぞれの接合する面の前記配管部材に接触する位置に切込みを有し、前記切込みが広げられて前記配管部材と熱結合したものである請求項1に記載の冷暖房用輻射パネル。 - 前記熱伝導板は、一の主面に前記配管部材の厚さよりも深い前記切込みを有し、
前記配管部材は、その厚さの全てが前記切込みに差し込まれ、前記一の主面から前記配管部材までの隙間に充填材が充填された請求項1に記載の冷暖房用輻射パネル。 - 前記熱伝導板は、前記充填材が前記熱伝導板の前記一の主面にも形成された請求項3に記載の冷暖房用輻射パネル。
- 膨張黒鉛を含んで形成された熱伝導板を準備する工程と、
前記熱伝導板の一の面に切込みを入れる工程と、
前記熱伝導板の前記切込みに配管部材を差し込む工程と、
を含む冷暖房用輻射パネルの製造方法。 - 膨張黒鉛を含んで形成された一対の熱伝導板を準備する工程と、
前記一対の熱伝導板の対向する面にそれぞれ切込みを入れる工程と、
前記一対の熱伝導板の対向する面で配管部材を挟むようにして前記対向する面を接合するとともに、前記配管部材を前記切込みに差し込む工程と、
を含む冷暖房用輻射パネルの製造方法。 - 膨張黒鉛を含んで形成された熱伝導板を準備する工程と、
前記熱伝導板の一の主面に配管部材の厚さよりも深い切込みを入れる工程と、
前記熱伝導板の前記切込みに前記配管部材の前記厚さの全てを差し込む工程と、
前記一の主面から前記配管部材までの隙間に充填材を充填する工程と、
を含む冷暖房用輻射パネルの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104833023A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-08-12 | 西安宜新环境科技有限公司 | 一种负离子光辐衡温系统 |
-
2012
- 2012-08-20 JP JP2012181654A patent/JP2014037940A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN104833023B (zh) * | 2015-04-29 | 2017-12-15 | 西安宜新环境科技有限公司 | 一种负离子光辐衡温系统 |
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