JP2014034297A - 冷媒加熱装置 - Google Patents

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JP2014034297A
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refrigerant
heating device
tank
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drain plug
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Hiroki Yoshioka
宏起 吉岡
Tadayoshi Onda
忠義 恩田
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】冷媒が上限温度を超えた温度に上昇した場合には、速やかに暖房装置外に排出す
る。
【解決手段】冷媒加熱装置4は、LLCを貯水するタンク5と、タンク5内に収容され、LLC
を加熱する発熱装置6と、タンク5内において発熱装置6の下端よりも下方に配置された
ドレン栓7と、を備え、ドレン栓7は、LLCが所定温度以上になると、開栓する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、不凍液などの冷媒を加熱する冷媒加熱装置に関する。
電気ヒータによって加熱された冷媒(不凍液)を利用して、車両を暖房するように構成
した自動車用暖房装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平5−238245号公報
通常、上記の暖房装置に用いられる冷媒には使用温度帯が設定されている。このため、
冷媒が上限温度を超えた温度に上昇した場合には、速やかに暖房装置外に排出することが
望ましい。
本発明によれば、冷媒を貯水するタンクと、前記タンク内に収容され、前記冷媒を加熱
する加熱手段と、前記タンク内において前記加熱手段の下端よりも下方に配置されたドレ
ン栓と、を備え、前記ドレン栓は、前記冷媒が所定温度以上になると、開栓する冷媒加熱
装置を提供することによって上記課題を解決する。
図1は、本発明の実施形態における暖房装置の概略図である。 図2は、本発明の実施形態における冷媒加熱装置の斜視図である。 図3は、図2のIII-III線に沿った断面図である。 図4は、本発明の実施形態におけるドレン栓の断面斜視図である。 図5は、本発明の実施形態における冷媒加熱装置及びドレンホースの配置を示す車両搭載図である。 図6は、本発明の実施形態における冷媒加熱装置の変形例を示す車両搭載図である。 図7は、本発明の実施形態における冷媒加熱装置の作動を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明における冷媒加熱装置を車両用暖房装置に適用
した場合について説明する。
図1は、本実施形態における暖房装置の概略図である。
本実施形態における車両用暖房装置1は、図1に示すように、ダクト11内に配置され
たファン12と、ダクト11内においてファン12の風下に配置されたヒータコア2と、
ヒータコア2にLLC(不凍液)を送るポンプ3と、ヒータコア2に送るLLCを加熱する冷媒
加熱装置4と、を備えている。なお、本実施形態におけるLLCが本発明の冷媒の一例に相
当する。
本実施形態では、ポンプ3及び冷媒加熱装置4は、ダクト11の外に配置されている。
そして、ヒータコア2、ポンプ3及び冷媒加熱装置4は、特に図示しない冷媒配管によっ
て、図中の太矢印に沿ってLLCが循環するように接続されている。
このように構成された車両用暖房装置1では、冷媒加熱装置4によって加熱されたLLC
がヒータコア2に送られ、このヒータコア2に向かってファン12が送風する。
図2は本実施形態における冷媒加熱装置の斜視図である。図3は、図2のIII-III線に
沿った断面図である。図4は、本実施形態におけるドレン栓の断面斜視図である。
本実施形態における冷媒加熱装置4は、図2及び図3に示すように、LLCを貯水するタ
ンク5と、タンク5内に収容された発熱装置6(本発明における加熱手段の一例である)
と、タンク5の底に設置されたドレン栓7と、を備えている。
タンク5は、図2及び図3に示すように、凹状に形成されたタンク本体51と、タンク
本体51の蓋となる天板52を有している。タンク本体51には、2つの配管53,54
が接続されている。本実施形態では、一方の配管53がLLCの入口部となり、他方の配管
54がLLCの出口部となる。
本実施形態における発熱装置6は、電気ヒータで構成されているが、LLCを加熱するも
のであれば特に限定されない。なお、本実施形態のように車両用暖房装置1に用いられる
電気ヒータとしては、例えば、ニクロム線を芯材とするシーズヒータ(sheathed heater
)やPTCヒータ(Positive Temperature Coefficient heater)を挙げることができる。
ドレン栓7は、図2及び図3に示すように、タンク5の底に配置されている。すなわち、
ドレン栓7は、配管53,54及び発熱装置6よも下方に配置されている。これにより、
タンク5のLLCのみならず、配管53,54内のLLCも外部に排出させることができる。
なお、特に図示しないが、ドレン栓7からLLCの排出を促進するように、タンク本体5
1の底を、ドレン栓7に向かって下り勾配となるように傾斜させてもよい。
本実施形態におけるドレン栓7は、栓本体71と、溶融部材72とで構成された可溶栓
であり、LLCが所定温度になると溶融部材72が溶解(溶融)する。これにより、LLCがタ
ンク5外に排出されるようになっている。
栓本体71は、図4に示すように、軸方向に貫通孔を有するボルト状に形成されており
、頭部71aとネジ部71bを有している。本実施形態では、タンク本体51の底に、ネ
ジ溝が形成されたLLC排出孔55(図3参照)が形成されており、このLLC排出孔55にネ
ジ部71bが螺合している。
溶融部材72は、栓本体71の貫通孔内に充填されており、所定温度で溶解する。ここ
でいう所定温度とは、LLCの通常使用における使用温度帯よりも高い温度であって、LLCの
沸点以下に設定される。
本実施形態における溶融部材72は、例えば、鉛や錫などの比較的融点の低い金属で構
成されており、上記の所定温度に応じて適宜設定される。
図5は、本実施形態における冷媒加熱装置及びドレンホースの配置を示す車両搭載側面
ある。図6は、本実施形態における冷媒加熱装置の変形例を示す車両搭載図である。
本実施形態では、図5に示すように、ドレン栓7から放出されたLLCがドレンホース8
を通って車外に排出される。このドレンホース8は、エンジンやモータなどの発熱部から
隔離した経路を通って、高温のLLCが歩道に飛び散らないようにホイルハウスの内側で開
口している。また、本実施形態では、ドレンホース8内でLLCが滞留しないように、ドレ
ンホース8は、水平成分や上り勾配を含まないように形成される。
なお、図6に示すように、タンク5から排出されたLLCをドレンパン9で受け止めるよ
うにしてもよい。
次に、本実施形態における暖房装置1の作用を、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態における冷媒加熱装置の作動を示すフローチャートである。
本実施形態では、図7のStep10〜30に示すように、LLCが異常温度(通常時に使用
する温度帯を超えた温度)になった場合には、特に図示しない水温センサがこれを検知し
、コントローラが、発熱装置6による加熱を停止させる。通常は、この制御によって正常
状態が保たれるが、何からの事情によって発熱装置6がLLCを加熱し続けると、Step51
において、ドレン栓7が開栓し、LLCを外部に排出する。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、
本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示さ
れた各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である
。例えば、本実施形態における「暖房」とは、単なる暖房のみならず除湿暖房も含む。

Claims (6)

  1. 冷媒を貯水するタンクと、
    前記タンク内に収容され、前記冷媒を加熱する加熱手段と、
    前記タンク内において前記加熱手段の下端よりも下方に配置されたドレン栓と、を備え、
    前記ドレン栓は、前記冷媒が所定温度以上になると、開栓する冷媒加熱装置。
  2. 請求項1に記載の冷媒加熱装置であって、
    前記タンクは、
    前記冷媒の入口部と、
    前記冷媒の出口部と、を有し、
    前記ドレン栓は、前記入口部及び前記出口部よりも下方に配置されている冷媒加熱装置。
  3. 請求項1又は2に記載の冷媒加熱装置であって、
    前記ドレン栓は、可溶栓であることを特徴とする冷媒加熱装置。
  4. 請求項3に記載の冷媒加熱装置であって、
    前記可溶栓は、前記冷媒の沸点以下の温度で溶融する溶融部材を有し、
    前記溶融部材が溶融することで、前記可溶栓が開栓する冷媒加熱装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の冷媒加熱装置であって、
    前記ドレン栓を介して前記タンクから排出される前記冷媒を収容可能なドレンパンをさら
    に備えた冷媒加熱装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の冷媒加熱装置であって、
    前記ドレン栓を介して前記タンクから排出される前記冷媒を車両外部に導く、冷媒排出管
    をさらに備えた冷媒加熱装置。
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WO2021060172A1 (ja) * 2019-09-27 2021-04-01 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用熱媒体加熱装置及び車両用空調装置
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