JP2014033590A - スイッチギヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】既存の設備を利用して安価に製造することが可能であり、かつ、作業者の感電事故を防止して安全に使用することが可能なスイッチギヤを提供する。
【解決手段】スイッチギヤ1は、シャッタ12の回転軸12aに取り付けられたカム2の回転により接点を開閉するカムスイッチ3と、遮断器51の下部と本体52の床面52aにそれぞれ設置される位置センサ4a,4bと、位置センサ4a,4bが遮断器51を検知した場合に発する検知信号に従って接点を開閉するマグネットスイッチ5と、本体52の外面に設置される表示灯6及びブザー7と、ブザー7の動作を止めるブザー停止ボタン8を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】スイッチギヤ1は、シャッタ12の回転軸12aに取り付けられたカム2の回転により接点を開閉するカムスイッチ3と、遮断器51の下部と本体52の床面52aにそれぞれ設置される位置センサ4a,4bと、位置センサ4a,4bが遮断器51を検知した場合に発する検知信号に従って接点を開閉するマグネットスイッチ5と、本体52の外面に設置される表示灯6及びブザー7と、ブザー7の動作を止めるブザー停止ボタン8を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電路の開閉に用いられる遮断器が本体に格納された構造のスイッチギヤに係り、特に、遮断器が引き出された後に本体の内部において作業を安全に行うことが可能なスイッチギヤに関する。
落雷等によって配電線が故障した場合、遮断器によって一時的に電路が遮断される。一般に、この遮断器は、電力ケーブル等と一緒に金属製の筐体からなる本体に複数個をセットにして格納されており、この装置はスイッチギヤと呼ばれている。
このように、遮断器は主回路端子部に接続された状態でスイッチギヤ本体に格納されているため、充電中であっても、スイッチギヤの外部で作業をしている限り、作業者が感電することはない。
しかし、スイッチギヤの内部点検を行うような場合には、遮断器が引き出された本体の内部において作業を行う必要がある。従って、作業者が勘違い等により通電状態の主回路端子に接触してしまい、感電事故を引き起こすおそれがある。
このように、遮断器は主回路端子部に接続された状態でスイッチギヤ本体に格納されているため、充電中であっても、スイッチギヤの外部で作業をしている限り、作業者が感電することはない。
しかし、スイッチギヤの内部点検を行うような場合には、遮断器が引き出された本体の内部において作業を行う必要がある。従って、作業者が勘違い等により通電状態の主回路端子に接触してしまい、感電事故を引き起こすおそれがある。
ここで、従来のスイッチギヤの構造について図6を用いて説明する。なお、一般に、スイッチギヤの本体には複数の遮断器が格納されているが、ここでは、説明が煩雑になるのを避けるため、遮断器の数を1台とする。
図6(a)は従来のスイッチギヤの外観正面図であり、図6(b)は図6(a)に示したスイッチギヤの本体の内部の様子を模式的に示した断面図である。また、図6(c)は図6(b)においてスイッチギヤの本体から遮断器を引き出した状態を示す図である。なお、図6(b)及び図6(c)は、本体の側壁を省略した状態で図6(a)に示したスイッチギヤを側面から見た図に相当する。
図6(a)は従来のスイッチギヤの外観正面図であり、図6(b)は図6(a)に示したスイッチギヤの本体の内部の様子を模式的に示した断面図である。また、図6(c)は図6(b)においてスイッチギヤの本体から遮断器を引き出した状態を示す図である。なお、図6(b)及び図6(c)は、本体の側壁を省略した状態で図6(a)に示したスイッチギヤを側面から見た図に相当する。
図6(a)及び図6(b)に示すように、従来のスイッチギヤ50では、下面に車輪が取り付けられた引出型の遮断器51が、図示しない電力ケーブル等とともに、本体52に格納されている。なお、本体52は四角柱殻状をなす金属製の筐体であって、内部には、遮断器51を充電するための主回路端子部54a,54bと、遮断器51が外された際に主回路端子部54a,54bの前面を覆う主回路シャッタ53が設置されている。
主回路シャッタ53は、主回路端子部54a,54bの前面をそれぞれ覆うことができるように形成された2枚の矩形板からなり、図示しない駆動機構により、遮断器51に連動して上昇又は下降する。すなわち、主回路シャッタ53は、遮断器51が本体52の内部に格納されている場合には主回路端子部54a,54bの下方に退避して、その前面を開放し、図6(c)に示すように遮断器51が本体52の外部へ引き出された場合には上昇して、主回路端子部54a,54bの前面を覆う構造となっている。
しかしながら、このような構造のスイッチギヤ50においては、停電作業中に作業者がスイッチギヤ50も停電しているものと錯覚して本体52の内部へ侵入するおそれがある。そして、作業者が誤って主回路シャッタ53を押し下げた場合、主回路端子部54a,54bの前面が開放されるため、作業者が接触して感電事故を起こす危険性がある。
このような課題に対処するべく、従来、様々な構造のスイッチギヤが提案されている。そして、それに関して、既にいくつかの発明や考案が開示されている。
このような課題に対処するべく、従来、様々な構造のスイッチギヤが提案されている。そして、それに関して、既にいくつかの発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には、「スイッチギヤのシャッタ開閉制御装置」という名称で、スイッチギヤにおいて、断路部の前方に配置されたシャッタを開閉制御する装置に関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された発明では、スイッチギヤ本体内の断路部を覆うようにシャッタが設置され、このシャッタに電子錠が取り付けられている。また、床下に設置されたリミットスイッチによって作業者の有無を検出するとともに、母線の充停電状態を検出し、その結果に基づいて電子錠を操作する構成となっている。
このような構成によれば、母線充電中にスイッチギヤ内での作業や遮断器の押し込み作業を安全に行うことができる。
特許文献1に開示された発明では、スイッチギヤ本体内の断路部を覆うようにシャッタが設置され、このシャッタに電子錠が取り付けられている。また、床下に設置されたリミットスイッチによって作業者の有無を検出するとともに、母線の充停電状態を検出し、その結果に基づいて電子錠を操作する構成となっている。
このような構成によれば、母線充電中にスイッチギヤ内での作業や遮断器の押し込み作業を安全に行うことができる。
また、特許文献2には、「スイッチギヤの遮蔽装置」という名称で、引出形遮断器を有するスイッチギヤの保守や点検を行う際に用いられる遮蔽装置に関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、引出形遮断器を格納室から引き出した際に、絶縁材料からなり、台車上に立設される遮蔽板によって、固定接触端子を塞ぐ構造となっている。
このような構造のスイッチギヤの遮蔽装置によれば、保守・点検を行う際に、作業者が固定接触端子に接触し感電してしまうことを防ぐことができる。
特許文献2に開示された発明は、引出形遮断器を格納室から引き出した際に、絶縁材料からなり、台車上に立設される遮蔽板によって、固定接触端子を塞ぐ構造となっている。
このような構造のスイッチギヤの遮蔽装置によれば、保守・点検を行う際に、作業者が固定接触端子に接触し感電してしまうことを防ぐことができる。
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、電子錠の構造が複雑なため、既存の設備を改良しなければならず、製造コストが高くなるという課題があった。また、スイッチギヤの周囲にいる別の作業者は、スイッチギヤ本体内の状況を把握できないため、スイッチギヤ本体内で作業者が感電事故等を起こした場合、迅速に対応できないという課題があった。
次に、特許文献2に開示された発明では、引出形遮断器を格納室から引き出した後、遮蔽板の設置を忘れた場合、作業者による感電事故の発生を防止できないおそれがある。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであって、既存の設備を利用して安価に製造することが可能であり、かつ、作業者の感電事故を防止して安全に使用することが可能なスイッチギヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、主回路端子部によって充電される遮断器が前面に開口部を有する本体に引き出し自在に格納されるスイッチギヤにおいて、開口部に開閉自在に取り付けられるシャッタと、本体の外面に設置されるブザーと、このブザーに接続される電源と、この電源とブザーとの間に形成される第1の回路と、シャッタの回転軸に取り付けられたカムの回転により,この第1の回路を開閉するカムスイッチと、本体に格納された遮断器の位置を検知して検知信号を発する位置センサと、この位置センサの検知信号を受けて,第1の回路を開閉するマグネットスイッチと、を備え、カムスイッチは、シャッタが開いていると第1の回路を閉じるとともに、シャッタが閉じていると第1の回路を開き、マグネットスイッチは、位置センサが本体内で遮断器を検知すると第1の回路を開くとともに、位置センサが本体内で遮断器を検知しないと記第1の回路を閉じ、ブザーは第1の回路が閉じられると作動し、第1の回路が開かれると停止することを特徴とするものである。
このような構造のスイッチギヤにおいては、シャッタを開いても遮断器が本体に格納されている間はブザーが作動せず、遮断器が本体から引き出されるとブザーが作動するという作用を有する。そして、遮断器を本体に格納する、あるいはシャッタを閉じることによりブザーが停止するという作用を有する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載のスイッチギヤにおいて、本体の外面に設置されて電源に接続される表示灯と、この表示灯と電源との間に形成される第2の回路と、を備え、カムスイッチは、カムの回転により,この第2の回路を開閉するものであって、シャッタが開いていると第2の回路を閉じるとともに、シャッタが閉じていると第2の回路を開き、マグネットスイッチは、位置センサの検知信号を受けて,この第2の回路を開閉するものであって、位置センサが本体内で遮断器を検知すると第2の回路を開くとともに、位置センサが本体内で遮断器を検知しないと第2の回路を閉じ、表示灯は第2の回路が閉じられると作動し、第2の回路が開かれると停止することを特徴とするものである。
このような構造のスイッチギヤにおいては、作業者が本体内に誤って侵入する可能性があることを、請求項1記載の発明のように聴覚を通じて知らせることに加え、視覚を通じて周囲の作業者等に知らせるという作用を有する。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスイッチギヤにおいて、第1の回路と第2の回路の開閉状態を交互に切り替える切り替えスイッチを備えたことを特徴とするものである。
このような構造のスイッチギヤにおいては、請求項2に記載の発明の作用に加えて、周囲の作業者の邪魔にならないようにブザーの動作を停止して場合でも表示灯が点灯するため、本体の内部で作業が行われていることが他の作業者によって認識されるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のスイッチギヤにおいて、表示灯は、第2の回路が閉じられると主回路端子部が充電中である旨を表示することを特徴とするものである。
このような構造のスイッチギヤにおいては、本体の内部の状況が周囲の作業者に視覚を通じて認識されるという請求項2又は請求項3に記載の発明の作用がより一層発揮される。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスイッチギヤにおいて、シャッタの開閉動作を規制するロック機構を備えたことを特徴とするものである。
このような構造のスイッチギヤにおいては、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、ロック機構を用いてシャッタを施錠することで、部外者等の侵入が阻止されるという作用を有する。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、遮断器が本体から引き出された後、シャッタが開いている場合などのように、作業者が本体内に誤って侵入する可能性がある場合にのみブザーが作動するため、他の作業者の邪魔をすることなく、本体に侵入しようとしている作業者のみに対して効率良く注意を促すことが可能である。また、既存の設備をそのまま利用できるため、製造コストを安くすることができる。
本発明の請求項2に記載の発明によれば、間違って本体に侵入してしまった作業者による感電事故を防止するという請求項1記載の効果がより一層発揮される。
本発明の請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、例えば、本体の内部で作業者が感電事故等を起こした場合でも迅速に対応できるという効果を奏する。また、人間は同じ音を聴き続けていると、感覚が麻痺して注意力が低下する傾向にあるが、本発明によれば、作業者は聴覚に対する刺激に続いて、視覚に対する刺激を新たに受けるため、注意力がより一層高まるという効果を奏する。
本発明の請求項4に記載の発明によれば、本体内の状況が周囲の作業者によって確実に認識されるため、請求項2又は請求項3に記載の発明の効果がより一層発揮される。
本発明の請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、感電事故や故障等を防いで安全性を高めることができるという効果を奏する。
本発明のスイッチギヤでは、四角柱殻状をなす金属製の本体に複数の遮断器が引き出し可能に格納されている。なお、説明が煩雑となるのを避けるため、1台の遮断器のみを備えた場合を想定し、その構造及び作用・効果について図1乃至図5を参照しながら、以下、具体的に説明する。
本実施例のスイッチギヤの構造について図1乃至図3を用いて説明する。なお、図1(a)乃至図1(c)は、従来技術に係るスイッチギヤ50を示した図6(a)乃至図6(c)にそれぞれ対応する。従って、図6を用いて既に説明した構成要素については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
また、図2及び図3は表示灯とブザーの動作を説明するための図である。そして、表示灯とブザーの回路図、カムとカムスイッチの模式図及び位置センサの模式図を、各図の上段、中段及び下段にそれぞれ示す。
また、図2及び図3は表示灯とブザーの動作を説明するための図である。そして、表示灯とブザーの回路図、カムとカムスイッチの模式図及び位置センサの模式図を、各図の上段、中段及び下段にそれぞれ示す。
図1〜図3に示すように、スイッチギヤ1は、開口した前面の両側に設置されるガイドレール13と、ガイドレール13に沿って上下方向へ摺動自在に取り付けられるシャッタ12と、シャッタ12の回転軸12aに取り付けられたカム2の回転により接点を開閉するカムスイッチ3と、遮断器51の下部と本体52の床面52aにそれぞれ設置される位置センサ4a,4bと、位置センサ4a,4bが遮断器51を検知した場合に発する検知信号に従って接点を開閉するマグネットスイッチ5と、本体52の外面に設置される表示灯6及びブザー7と、ブザー7の動作を止めるブザー停止ボタン8を備えている。
また、シャッタ12には、閉状態で視認可能に「危険充電中」の文字が前面に印刷されている。そして、シャッタ12は作業者が手動で開閉可能な構造であるため、勝手に開閉されることがないようにシャッタ12の開閉動作を規制するロック機構9が設けられている。すなわち、ロック機構9を用いてシャッタ12を施錠することで、シャッタ12の内部への部外者等の侵入が阻止される。従って、感電事故や故障等を防いで安全性を高めることができる。
また、シャッタ12には、閉状態で視認可能に「危険充電中」の文字が前面に印刷されている。そして、シャッタ12は作業者が手動で開閉可能な構造であるため、勝手に開閉されることがないようにシャッタ12の開閉動作を規制するロック機構9が設けられている。すなわち、ロック機構9を用いてシャッタ12を施錠することで、シャッタ12の内部への部外者等の侵入が阻止される。従って、感電事故や故障等を防いで安全性を高めることができる。
表示灯6とブザー7の動作について図2及び図3を用いて説明する。
図2及び図3に示すように、表示灯6及びブザー7はカムスイッチ3及びマグネットスイッチ5を介して交流電源10に接続されるとともに、表示灯6及びブザー7はカムスイッチ3との間に切り替えスイッチ11が設けられている。
すなわち、表示灯6と交流電源10との間及びブザー7と交流電源10との間にそれぞれ形成される回路は、カムスイッチ3及びマグネットスイッチ5によって開閉される。そして、これらの回路の開閉状態は、切り替えスイッチ11の操作によって交互に切り替え可能となっている。そして、切り替えスイッチ11は、ブザー停止ボタン8を押すごとに、上記開閉状態を切り替えるように構成されている。
図2及び図3に示すように、表示灯6及びブザー7はカムスイッチ3及びマグネットスイッチ5を介して交流電源10に接続されるとともに、表示灯6及びブザー7はカムスイッチ3との間に切り替えスイッチ11が設けられている。
すなわち、表示灯6と交流電源10との間及びブザー7と交流電源10との間にそれぞれ形成される回路は、カムスイッチ3及びマグネットスイッチ5によって開閉される。そして、これらの回路の開閉状態は、切り替えスイッチ11の操作によって交互に切り替え可能となっている。そして、切り替えスイッチ11は、ブザー停止ボタン8を押すごとに、上記開閉状態を切り替えるように構成されている。
シャッタ12が全開し、遮断器51が主回路端子部54a,54bに接続されている場合、図2(a)に示すように、カムスイッチ3は接点が閉じて「ON」の状態となっている。また、遮断器51が位置センサ4a,4bによって検知され、検知信号が位置センサ4a,4bからマグネットスイッチ5に送られる。そのため、マグネットスイッチ5は接点が開いて「OFF」の状態となっている。
図2(a)に示した状態において、遮断器51が主回路端子部54a,54bから引き抜かれ、矢印Aで示す方向へ移動すると、図2(b)に示すように、遮断器51が位置センサ4a,4bによって検出されないため、検知信号がマグネットスイッチ5に送られなくなる。その結果、マグネットスイッチ5は接点が閉じて「ON」の状態となる。
この場合、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されるため、ブザー7が鳴動する。すなわち、シャッタ53を開いても遮断器51が本体52に格納されている間はブザー7が鳴動せず、遮断器51を本体52から引き出すことによりブザー7が鳴動する。
なお、図2(b)に示した状態において、遮断器51を矢印Bで示す方向へ移動させ、本体52に格納すると、図2(a)に示すように、遮断器51が位置センサ4a,4bによって検出され、検知信号が再びマグネットスイッチ5に送られる。その結果、マグネットスイッチ5は接点が開いて「OFF」の状態となり、ブザー7の鳴動が停止する。
この場合、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されるため、ブザー7が鳴動する。すなわち、シャッタ53を開いても遮断器51が本体52に格納されている間はブザー7が鳴動せず、遮断器51を本体52から引き出すことによりブザー7が鳴動する。
なお、図2(b)に示した状態において、遮断器51を矢印Bで示す方向へ移動させ、本体52に格納すると、図2(a)に示すように、遮断器51が位置センサ4a,4bによって検出され、検知信号が再びマグネットスイッチ5に送られる。その結果、マグネットスイッチ5は接点が開いて「OFF」の状態となり、ブザー7の鳴動が停止する。
図2(b)に示した状態において、シャッタ12を閉じると、回転軸12aに連動してカム2が矢印Cで示す方向へ回転する。そして、シャッタ12が全閉すると、図3(a)に示すように、カムスイッチ3は接点が開いて「OFF」の状態となる。
この場合、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されないため、ブザー7は鳴動しない。すなわち、遮断器51を本体52から引き出した結果、ブザー7が鳴動した場合でも、シャッタ12を全閉することによりブザー7の鳴動が停止する。
なお、図3(a)に示した状態において、シャッタ12を開くと、回転軸12aに連動してカム2が矢印Dで示す方向へ回転し、図2(b)に示すように、カムスイッチ3は接点が閉じて「ON」の状態となる。その結果、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成され、ブザー7が再び鳴動する。
この場合、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されないため、ブザー7は鳴動しない。すなわち、遮断器51を本体52から引き出した結果、ブザー7が鳴動した場合でも、シャッタ12を全閉することによりブザー7の鳴動が停止する。
なお、図3(a)に示した状態において、シャッタ12を開くと、回転軸12aに連動してカム2が矢印Dで示す方向へ回転し、図2(b)に示すように、カムスイッチ3は接点が閉じて「ON」の状態となる。その結果、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成され、ブザー7が再び鳴動する。
また、図2(b)に示した状態において、ブザー停止ボタン8を押すと、図3(b)に示すように、切り替えスイッチ11によって、表示灯6とカムスイッチ3の間の接点が閉じられて「ON」の状態になり、ブザー7とカムスイッチ3の間の接点が開かれて「OFF」の状態になる。その結果、ブザー7の鳴動が停止し、代わりに、表示灯6が点灯する。
なお、図3(b)に示した状態において、再びブザー停止ボタン8を押すと、図2(b)に示すように、切り替えスイッチ11によって、表示灯6とカムスイッチ3の間の接点が開かれて「OFF」の状態になり、ブザー7とカムスイッチ3の間の接点が閉じられて「ON」の状態になる。その結果、表示灯6が消え、代わりに、ブザー7が鳴動する。
なお、図3(b)に示した状態において、再びブザー停止ボタン8を押すと、図2(b)に示すように、切り替えスイッチ11によって、表示灯6とカムスイッチ3の間の接点が開かれて「OFF」の状態になり、ブザー7とカムスイッチ3の間の接点が閉じられて「ON」の状態になる。その結果、表示灯6が消え、代わりに、ブザー7が鳴動する。
次に、スイッチギヤ1の点検を行う場合の作業手順について、図2及び図3を適宜参照しながら図4及び図5を用いて説明する。
図4はスイッチギヤ1における点検作業の工程図であり、図5は表示灯6とブザー7の動作を示すタイミングチャートである。なお、図5中に示した工程は、図4に示した工程にそれぞれ対応している。
図4はスイッチギヤ1における点検作業の工程図であり、図5は表示灯6とブザー7の動作を示すタイミングチャートである。なお、図5中に示した工程は、図4に示した工程にそれぞれ対応している。
本実施例のスイッチギヤ1では、本体52に遮断器51が格納されている場合、シャッタ12は全開となっている。このとき、カムスイッチ3は「ON」の状態であるが、マグネットスイッチ5が「OFF」の状態となっているため、図5に示すように、表示灯6及びブザー7はいずれも作動しない(図2(a)参照)。
なお、シャッタ12が全開であっても遮断器51が本体52に格納された状態であれば、作業者は本体52の内部に入ることができないため、感電事故が発生することはない。従って、表示灯6やブザー7が作動していなくとも何ら不都合はない。
なお、シャッタ12が全開であっても遮断器51が本体52に格納された状態であれば、作業者は本体52の内部に入ることができないため、感電事故が発生することはない。従って、表示灯6やブザー7が作動していなくとも何ら不都合はない。
ステップS1において、作業者は、主回路端子部54a,54bとの接続状態を解除して遮断器51を本体52の外へ引き出す。その結果、主回路シャッタ53が上昇し、主回路端子部54a,54bの前面が覆われる。また、図5に示すように、マグネットスイッチ5が「OFF」から「ON」の状態に切り替わる。これにより、カムスイッチ3とマグネットスイッチ5がともに「ON」の状態となり、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成される。従って、ブザー7が鳴動する(図2(b)参照)。
このように、シャッタ12が開いており、かつ、遮断器51が本体52に格納されていない場合には、作業者が本体52の内部に入ることができる。従って、例えば、これまでの作業に関与していない別の作業者が本体52の内部に入った後、主回路端子部54a,54bが通電状態でないと勘違いして、主回路シャッタ53を押し下げてしまうと、感電する危険性がある。
これに対し、スイッチギヤ1においては、上述の状態でブザー7が鳴動するため、本体52の内部に入った作業者に対して注意を促し、作業者の感電事故を防ぐことができる。
このように、シャッタ12が開いており、かつ、遮断器51が本体52に格納されていない場合には、作業者が本体52の内部に入ることができる。従って、例えば、これまでの作業に関与していない別の作業者が本体52の内部に入った後、主回路端子部54a,54bが通電状態でないと勘違いして、主回路シャッタ53を押し下げてしまうと、感電する危険性がある。
これに対し、スイッチギヤ1においては、上述の状態でブザー7が鳴動するため、本体52の内部に入った作業者に対して注意を促し、作業者の感電事故を防ぐことができる。
作業者が本体52の外部で作業を行う場合には、他の作業者が間違って本体52の内部に侵入しないように、シャッタ12を閉じておくことが望ましい(ステップS2)。この場合、図5に示すように、カムスイッチ3が「ON」から「OFF」の状態に切り替わり、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されなくなるため、ブザー7の鳴動が停止する(図3(a)参照)。
なお、遮断器51が本体52に格納されていない状態であっても、シャッタ12が閉じられていれば、作業者は本体52の内部に入ることができないため、ブザー7が鳴動しなくとも不都合はない。
なお、遮断器51が本体52に格納されていない状態であっても、シャッタ12が閉じられていれば、作業者は本体52の内部に入ることができないため、ブザー7が鳴動しなくとも不都合はない。
本体52の内部で作業を行うため、作業者がステップS3において、シャッタ12を開くと、図5に示すように、カムスイッチ3は再び「OFF」から「ON」の状態に切り替わる。その結果、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されるため、ブザー7が鳴動する(図2(b)参照)。
前述したように、ブザー7が鳴動することで、作業者の注意が喚起される。しかし、このままでは、作業者が本体52の内部で点検作業を行っている間、ブザー7が鳴動し続けることになり、スイッチギヤ1の周囲にいる他の作業者にとって支障となるおそれがある。
前述したように、ブザー7が鳴動することで、作業者の注意が喚起される。しかし、このままでは、作業者が本体52の内部で点検作業を行っている間、ブザー7が鳴動し続けることになり、スイッチギヤ1の周囲にいる他の作業者にとって支障となるおそれがある。
従って、本体52の内部で作業を行う作業者はブザー7の鳴動を停止することが望ましい。すなわち、ブザー7の鳴動によって主回路端子部54a,54bが通電状態にあることを一度認識した作業者は、ステップS4において、ブザー停止ボタン8を押してブザー7の鳴動を停止する。
すなわち、作業者がブザー停止ボタン8を押すと、図5に示すように、切り替えスイッチ11によって、表示灯6とカムスイッチ3の間の接点は閉じられて「ON」の状態になり、ブザー7とカムスイッチ3の間の接点は開かれて「OFF」の状態になる。この場合、ブザー7と交流電源10との間には閉回路が形成されず、表示灯6と交流電源10との間に閉回路が形成される。従って、ブザー7の鳴動が停止し、代わりに、表示灯6が点灯する(図3(b)参照)。
このように、本発明のスイッチギヤ1によれば、「遮断器51が本体52から引き出され、かつ、シャッタ12が開いている」という作業者が本体52に誤って侵入する可能性がある場合にのみブザー7が鳴動するため、他の作業者の邪魔をすることなく、本体52に侵入しようとする作業者に対して注意を促すことができる。また、既存の設備をそのまま利用して、安価に製造することができる。
すなわち、作業者がブザー停止ボタン8を押すと、図5に示すように、切り替えスイッチ11によって、表示灯6とカムスイッチ3の間の接点は閉じられて「ON」の状態になり、ブザー7とカムスイッチ3の間の接点は開かれて「OFF」の状態になる。この場合、ブザー7と交流電源10との間には閉回路が形成されず、表示灯6と交流電源10との間に閉回路が形成される。従って、ブザー7の鳴動が停止し、代わりに、表示灯6が点灯する(図3(b)参照)。
このように、本発明のスイッチギヤ1によれば、「遮断器51が本体52から引き出され、かつ、シャッタ12が開いている」という作業者が本体52に誤って侵入する可能性がある場合にのみブザー7が鳴動するため、他の作業者の邪魔をすることなく、本体52に侵入しようとする作業者に対して注意を促すことができる。また、既存の設備をそのまま利用して、安価に製造することができる。
ブザー7の鳴動を停止させただけでは、その作業者が何らかの理由で他の場所へ移動した場合、別の作業者が本体52の内部に入り込んで、主回路端子部54a,54bが通電されていないと勘違いして主回路シャッタ53を押し下げてしまい、感電事故を起こすおそれがある。
これに対し、上記構造のスイッチギヤ1においては、ブザー7の鳴動の停止に伴って表示灯6が点灯するため、他の作業者は本体52の内部で作業が行われていることを視覚によって認識することができる。従って、例えば、本体52の内部で作業者が感電事故等を起こした場合でも迅速に対応することができる。
また、一般に、人間は同じ音を聴き続けていると、感覚が麻痺して注意力が低下することが知られている。しかし、上記構造のスイッチギヤ1においては、まず、作業者はブザー7の音によって注意を喚起され、その後、表示灯6に表示される「箱内充電部注意!」という文字によって再び注意を喚起されるという作用を有する。すなわち、本発明のスイッチギヤ1によれば、作業者は聴覚に対する刺激に続いて、視覚に対する刺激を新たに受けることで、注意力がより一層高まるという効果を奏する。
これに対し、上記構造のスイッチギヤ1においては、ブザー7の鳴動の停止に伴って表示灯6が点灯するため、他の作業者は本体52の内部で作業が行われていることを視覚によって認識することができる。従って、例えば、本体52の内部で作業者が感電事故等を起こした場合でも迅速に対応することができる。
また、一般に、人間は同じ音を聴き続けていると、感覚が麻痺して注意力が低下することが知られている。しかし、上記構造のスイッチギヤ1においては、まず、作業者はブザー7の音によって注意を喚起され、その後、表示灯6に表示される「箱内充電部注意!」という文字によって再び注意を喚起されるという作用を有する。すなわち、本発明のスイッチギヤ1によれば、作業者は聴覚に対する刺激に続いて、視覚に対する刺激を新たに受けることで、注意力がより一層高まるという効果を奏する。
ステップS5で本体52の内部の点検を行った作業者は、ステップS6において、ブザー停止ボタン8を押してブザー7の鳴動の停止を解除する。すなわち、作業者がブザー停止ボタン8を押すと、図5に示すように、切り替えスイッチ11によって、表示灯6とカムスイッチ3の間の接点は開かれて「OFF」の状態になり、ブザー7とカムスイッチ3の間の接点は閉じられて「ON」の状態になる。この場合、表示灯6と交流電源10との間に閉回路が形成される代わりに、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されるため、表示灯6が消灯し、代わりに、ブザー7が再び鳴動する(図2(b)参照)。
ステップS7において、作業者は遮断器51を本体52に格納すると、主回路シャッタ53が下降し、主回路端子部54a,54bの前面が開放される。そこで、作業者は遮断器51を主回路端子部54a,54bに接続する。
このとき、図5に示すように、マグネットスイッチ5が「ON」から「OFF」の状態に切り替わるため、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されなくなって、ブザー7の鳴動が停止する(図2(a)参照)。
このとき、図5に示すように、マグネットスイッチ5が「ON」から「OFF」の状態に切り替わるため、ブザー7と交流電源10との間に閉回路が形成されなくなって、ブザー7の鳴動が停止する(図2(a)参照)。
本発明のスイッチギヤは本実施例に示した構造に限定されるものではない。例えば、位置センサ4bは本体52の床面52a以外の場所に設置することもできる。また、位置センサ4a,4bは高周波、静電容量、磁気等を利用して非接触で対象物を検知するものに限らず、対象物に接触して位置を検知するものであっても良い。
さらに、切り替えスイッチ11を用いずに、表示灯6とブザー7が同時に作動する構造としても良い。この場合、視覚と聴覚の両方に訴えることで、スイッチギヤ1の周囲にいる作業者は、確実に注意を喚起される。従って、間違って本体52に侵入してしまった作業者による感電事故を防止するという効果がより一層発揮される。
さらに、切り替えスイッチ11を用いずに、表示灯6とブザー7が同時に作動する構造としても良い。この場合、視覚と聴覚の両方に訴えることで、スイッチギヤ1の周囲にいる作業者は、確実に注意を喚起される。従って、間違って本体52に侵入してしまった作業者による感電事故を防止するという効果がより一層発揮される。
本発明の請求項1乃至請求項5に記載された発明は、遮断器が格納されるスイッチギヤに限らず、各種の装置の格納状況に応じて作業者等の出入りが制限される倉庫等に対して適用可能である。
1…スイッチギヤ 2…カム 3…カムスイッチ 4a,4b…位置センサ 5…マグネットスイッチ 6…表示灯 7…ブザー 8…ブザー停止ボタン 9…ロック機構 10…交流電源 11…切り替えスイッチ 12…シャッタ 12a…回転軸 13…ガイドレール 50…スイッチギヤ 51…遮断器 52…本体 52a…床面 53…主回路シャッタ 54a,54b…主回路端子部
Claims (5)
- 主回路端子部によって充電される遮断器が前面に開口部を有する本体に引き出し自在に格納されるスイッチギヤにおいて、
前記開口部に開閉自在に取り付けられるシャッタと、
前記本体の外面に設置されるブザーと、
このブザーに接続される電源と、
この電源と前記ブザーとの間に形成される第1の回路と、
前記シャッタの回転軸に取り付けられたカムの回転により,この第1の回路を開閉するカムスイッチと、
前記本体に格納された前記遮断器の位置を検知して検知信号を発する位置センサと、
この位置センサの前記検知信号を受けて,前記第1の回路を開閉するマグネットスイッチと、
を備え、
前記カムスイッチは、前記シャッタが開いていると前記第1の回路を閉じるとともに、前記シャッタが閉じていると前記第1の回路を開き、
前記マグネットスイッチは、前記位置センサが前記本体内で前記遮断器を検知すると前記第1の回路を開くとともに、前記位置センサが前記本体内で前記遮断器を検知しないと前記第1の回路を閉じ、
前記ブザーは前記第1の回路が閉じられると作動し、前記第1の回路が開かれると停止することを特徴とするスイッチギヤ。 - 前記本体の外面に設置されて前記電源に接続される表示灯と、
この表示灯と前記電源との間に形成される第2の回路と、
を備え、
前記カムスイッチは、前記カムの回転により,この第2の回路を開閉するものであって、前記シャッタが開いていると前記第2の回路を閉じるとともに、前記シャッタが閉じていると前記第2の回路を開き、
前記マグネットスイッチは、前記位置センサの前記検知信号を受けて,この第2の回路を開閉するものであって、前記位置センサが前記本体内で前記遮断器を検知すると前記第2の回路を開くとともに、前記位置センサが前記本体内で前記遮断器を検知しないと前記第2の回路を閉じ、
前記表示灯は前記第2の回路が閉じられると作動し、前記第2の回路が開かれると停止することを特徴とする請求項1記載のスイッチギヤ。 - 前記第1の回路と前記第2の回路の開閉状態を交互に切り替える切り替えスイッチを備えたことを特徴とする請求項2記載のスイッチギヤ。
- 前記表示灯は、前記第2の回路が閉じられると前記主回路端子部が充電中である旨を表示することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のスイッチギヤ。
- 前記シャッタの開閉動作を規制するロック機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスイッチギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012174442A JP2014033590A (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | スイッチギヤ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-08-06 JP JP2012174442A patent/JP2014033590A/ja active Pending
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