JP2014033391A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ストリーキングを低減することが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】光電変換した電荷を蓄積する画素PCがマトリックス状に配置された画素アレイ部1と、画素PCを垂直方向に走査する垂直走査回路2と、画素PCを水平方向に走査する水平走査回路5と、画素PCから読み出された画素信号を垂直方向に伝送する垂直信号線Vlinと、垂直信号線Vlinの電圧レベルが所定値以下にならないように画素PCから垂直信号線Vlinに流れる電流を制御するクリップ制御回路8とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】光電変換した電荷を蓄積する画素PCがマトリックス状に配置された画素アレイ部1と、画素PCを垂直方向に走査する垂直走査回路2と、画素PCを水平方向に走査する水平走査回路5と、画素PCから読み出された画素信号を垂直方向に伝送する垂直信号線Vlinと、垂直信号線Vlinの電圧レベルが所定値以下にならないように画素PCから垂直信号線Vlinに流れる電流を制御するクリップ制御回路8とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、固体撮像装置に関する。
CMOSイメージセンサでは、画素からの信号を読み出すため定電流回路がカラムごとに設けられることがある。この時、高輝度光が画素に入射すると、定電流回路が定電流動作できなくなり、電源電圧や接地電圧が変動する。そして、この変動が定電流回路の共通バイアスを介してカラム間を伝わると、ストリーキングと呼ばれる白筋が画面の横方向に発生することがあった。
本発明の一つの実施形態は、ストリーキングを低減することが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、画素アレイ部と、垂直走査回路と、水平走査回路と、垂直信号線と、クリップ制御回路とを備える。画素アレイ部は、光電変換した電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配置されている。垂直走査回路は、前記画素を垂直方向に走査する。水平走査回路は、前記画素を水平方向に走査する。垂直信号線は、前記画素から読み出された画素信号を垂直方向に伝送する。クリップ制御回路は、前記画素からの信号の読み出し時に前記垂直信号線の電圧レベルが所定値以下にならないように前記画素から前記垂直信号線に流れる電流を制御する。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる固体撮像装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、一実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、この固体撮像装置には、画像信号S1を出力するCMOSセンサ101、ADクランプ回路102、OBクランプ回路103、ゲイン調整回路104、色分離回路105および自動レベル制御回路106が設けられている。なお、例えば、CMOSセンサ101のフィルタ配列としてベイヤ配列を用いることができ、画像信号S1としてはRAW画像信号を挙げることができる。
図1において、この固体撮像装置には、画像信号S1を出力するCMOSセンサ101、ADクランプ回路102、OBクランプ回路103、ゲイン調整回路104、色分離回路105および自動レベル制御回路106が設けられている。なお、例えば、CMOSセンサ101のフィルタ配列としてベイヤ配列を用いることができ、画像信号S1としてはRAW画像信号を挙げることができる。
CMOSセンサ101には、光電変換した電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配置されている。またCMOSセンサ101には、画素から読み出された画素信号を垂直方向に伝送する垂直信号線が設けられている。そして、画素との間でソースフォロア動作を行うことにより、画素から垂直信号線に読み出された信号をカラムごとに検出することができる。ここで、CMOSセンサ101は、画素からの信号の読み出し時に垂直信号線の電圧レベルが所定値以下にならないように画素から垂直信号線に流れる電流を制御することができる。
ADクランプ回路102は、CMOSセンサ101の遮光画素から読み出された黒レベルが目標値に一致するように制御パラメータPCを設定することができる。
OBクランプ回路103は、CMOSセンサ101の遮光画素から読み出された黒レベルに基づいて、CMOSセンサ101の画素から読み出された画像信号をクランプすることができる。
ゲイン調整回路104は、OBクランプ回路103から出力された画像信号S3のホワイトバランスやゲインを調整することができる。なお、ホワイトバランスやゲインを調整するパラメータは、コマンド設定値またはデジタルゲインGDを用いることができる。
色分離回路105は、ゲイン調整回路104から出力された画像信号S4を色分離信号S5に変換することができる。なお、色分離信号S5としては、RGB信号またはYUV信号を挙げることができる。この時、色分離回路105は、画像信号S4から輝度信号S6を抽出することができる。
自動レベル制御回路106は、画面の輝度調節を行うことができる。この時、自動レベル制御回路106は、輝度信号S6に基づいて画面の明るさを判断し、デジタルゲインGDおよびアナログゲインGAを調整することができる。
そして、CMOSセンサ101において被写体からの入射光が光電変換される。そして、CMOSセンサ101にて生成された画像信号S1がOBクランプ回路103に出力される。また、CMOSセンサ101の遮光画素から読み出されたOB信号S2がADクランプ回路102に出力される。
そして、OBクランプ回路103において、遮光画素から読み出された黒レベルに基づいて画像信号S1がクランプされることで画像信号S3が生成され、ゲイン調整回路104に出力される。
そして、ゲイン調整回路104において、自動レベル制御回路106から出力されたデジタルゲインGDに基づいて画像信号S3のゲインが調整されることで画像信号S4が生成され、色分離回路105に出力される。
そして、色分離回路105において、画像信号S4が色分離信号S5に変換されるとともに、画像信号S4から輝度信号S6が抽出され自動レベル制御回路106に出力される。
そして、自動レベル制御回路106において、輝度信号S6に基づいてデジタルゲインGDおよびアナログゲインGAが調整され、デジタルゲインGDはゲイン調整回路104に出力されるとともに、アナログゲインGAはADクランプ回路102に出力される。
そして、ADクランプ回路102において、所定のクランプ電圧が与えられるように制御パラメータPCが設定され、CMOSセンサ101に出力される。そして、その時にCMOSセンサ101の遮光画素から読み出された黒レベルのAD変換値がOB信号S2としてADクランプ回路102に出力される。そして、ADクランプ回路102において、遮光画素から読み出された黒レベルの目標値に対するクランプ電圧が算出される。そして、黒レベルの目標値に対するクランプ電圧が与えられるように制御パラメータPCが設定され、CMOSセンサ101に出力される。
また、ADクランプ回路102において、アナログゲインGAに応じてランプ波の傾きが制御されるように制御パラメータPCが設定され、CMOSセンサ101に出力される。そして、CMOSセンサ101において、画素から読み出された信号成分のレベルがランプ波のレベルに一致するまでのクロックのカウント結果に基づいて、信号成分がAD変換される。
図2は、図1のCMOSセンサの概略構成を示すブロック図である。
図2において、CMOSセンサ101には、画素アレイ部1が設けられている。画素アレイ部1には、光電変換した電荷を蓄積する画素PCがロウ方向RDおよびカラム方向CDにマトリックス状に配置されている。また、この画素アレイ部1において、ロウ方向RDには画素PCの読み出し制御を行う水平制御線Hlinが設けられ、カラム方向CDには画素PCから読み出された信号を伝送する垂直信号線Vlinが設けられている。
図2において、CMOSセンサ101には、画素アレイ部1が設けられている。画素アレイ部1には、光電変換した電荷を蓄積する画素PCがロウ方向RDおよびカラム方向CDにマトリックス状に配置されている。また、この画素アレイ部1において、ロウ方向RDには画素PCの読み出し制御を行う水平制御線Hlinが設けられ、カラム方向CDには画素PCから読み出された信号を伝送する垂直信号線Vlinが設けられている。
また、CMOSセンサ101には、読み出し対象となる画素PCを垂直方向に走査する垂直走査回路2、画素PCとの間でソースフォロア動作を行うことにより、画素PCから垂直信号線Vlinにカラムごとに信号を読み出す負荷回路3、各画素PCの信号成分をCDSにてカラムごとに検出するカラムADC回路4、読み出し対象となる画素PCを水平方向に走査する水平走査回路5、カラムADC回路4に基準電圧VREFを出力する基準電圧発生回路6、各画素PCの読み出しや蓄積のタイミングを制御するタイミング制御回路7および画素PCからの信号の読み出し時に垂直信号線Vlinの電圧レベルが所定値以下にならないように画素PCから垂直信号線Vlinに流れる電流を制御するクリップ制御回路8が設けられている。なお、基準電圧VREFはランプ波を用いることができる。
そして、垂直走査回路2にて画素PCが垂直方向に走査されることで、ロウ方向RDに画素PCが選択される。そして、負荷回路3において、その画素PCとの間でソースフォロア動作が行われることにより、画素PCから読み出された信号が垂直信号線Vlinを介して伝送され、カラムADC回路4に送られる。また、基準電圧発生回路6において、基準電圧VERFとしてランプ波が設定され、制御パラメータPCに従ってランプ波の傾きが制御された後、カラムADC回路4に送られる。そして、カラムADC回路4において、画素PCから読み出された信号レベルとリセットレベルがランプ波のレベルに一致するまでクロックのカウント動作が行われ、その時の信号レベルとリセットレベルとの差分がとられることで各画素PCの信号成分がCDSにて検出され、出力信号S1として出力される。
また、クリップ制御回路8にはアナログゲインGAが入力される。そして、アナログゲインGAに基づいて、垂直信号線Vlinの電圧レベルが所定値以下にならないように画素PCから垂直信号線Vlinに流れる電流が制御される。
これにより、高輝度光が画素PCに入射した場合においても、垂直信号線Vlinの電圧レベルが所定値以下にならないようにすることができ、画素PCと負荷回路3との間でソースフォロア動作をそのまま継続させつつ、電源電圧や接地電圧の変動を抑制することができる。このため、垂直信号線Vlinの電流分布の変動を抑制しつつ、電源電圧や接地電圧の変動が負荷回路3の共通バイアスを介してカラム間を伝わるのを抑制することができ、ストリーキングと呼ばれる白筋が画面の横方向に発生するのを防止することができる。
図3は、図2のCMOSセンサの画素の構成例を示す回路図である。
図3において、画素PCには、フォトダイオードPD、増幅トランジスタTb、リセットトランジスタTcおよび読み出しトランジスタTdがそれぞれ設けられている。また、増幅トランジスタTbとリセットトランジスタTcと読み出しトランジスタTdとの接続点には検出ノードとしてフローティングディフュージョンFDが形成されている。
図3において、画素PCには、フォトダイオードPD、増幅トランジスタTb、リセットトランジスタTcおよび読み出しトランジスタTdがそれぞれ設けられている。また、増幅トランジスタTbとリセットトランジスタTcと読み出しトランジスタTdとの接続点には検出ノードとしてフローティングディフュージョンFDが形成されている。
そして、読み出しトランジスタTdのソースは、フォトダイオードPDに接続され、読み出しトランジスタTdのゲートには、読み出し信号READが入力される。また、リセットトランジスタTcのソースは、読み出しトランジスタTdのドレインに接続され、リセットトランジスタTcのゲートには、リセット信号RSGが入力され、リセットトランジスタTcのドレインは、電源電位RSDに接続されている。また、増幅トランジスタTbのソースは、垂直信号線Vlinに接続され、増幅トランジスタTbのゲートは、読み出しトランジスタTdのドレインに接続され、増幅トランジスタTbのドレインは、電源電位VDDに接続されている。
また、負荷回路3には、カラムごとに電流原Gが設けられている。そして、電流原Gはカラムごとに垂直信号線Vlinに接続されている。なお、図2の水平制御線Hlinは、読み出し信号READおよびリセット信号RSGをロウごとに画素PCに伝送することができる。
図4は、図3の画素の読み出し動作時の各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。
図4において、電源電位RSDが立ち上がった状態で(t1)、リセット信号RSGが立ち上がると(t2)、リセットトランジスタTcがオンし、リーク電流などで発生した余分な電荷がフローティングディフュージョンFDにリセットされる。そして、フローティングディフュージョンFDのリセットレベルに応じた電圧が増幅トランジスタTbのゲートにかかる。ここで、増幅トランジスタTbと電流原Gとでソースフォロアが構成されているので、増幅トランジスタTbのゲートに印加された電圧に垂直信号線Vlinの電圧が追従し、リセットレベルの出力電圧VSIGが垂直信号線Vlinを介してカラムADC回路4に出力される。
図4において、電源電位RSDが立ち上がった状態で(t1)、リセット信号RSGが立ち上がると(t2)、リセットトランジスタTcがオンし、リーク電流などで発生した余分な電荷がフローティングディフュージョンFDにリセットされる。そして、フローティングディフュージョンFDのリセットレベルに応じた電圧が増幅トランジスタTbのゲートにかかる。ここで、増幅トランジスタTbと電流原Gとでソースフォロアが構成されているので、増幅トランジスタTbのゲートに印加された電圧に垂直信号線Vlinの電圧が追従し、リセットレベルの出力電圧VSIGが垂直信号線Vlinを介してカラムADC回路4に出力される。
そして、カラムADC回路4において、リセットレベルの出力電圧VSIGが入力された状態で、基準電圧VERFとしてランプ波が与えられると、リセットレベルの出力電圧VSIGとランプ波とが比較される。
そして、リセットレベルの出力電圧VSIGがランプ波のレベルと一致するまでダウンカウントされることで、リセットレベルの出力電圧VSIGがデジタル値に変換され保持される。
次に、読み出し信号READが立ち上がると(t3)、読み出しトランジスタTdがオンし、フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷がフローティングディフュージョンFDに転送され、フローティングディフュージョンFDの信号レベルに応じた電圧が増幅トランジスタTbのゲートにかかる。ここで、増幅トランジスタTbと電流原Gとでソースフォロアが構成されているので、増幅トランジスタTbのゲートに印加された電圧に垂直信号線Vlinの電圧が追従し、信号レベルの出力電圧VSIGが垂直信号線Vlinを介してカラムADC回路4に出力される。
そして、カラムADC回路4において、信号レベルの出力電圧VSIGが入力された状態で、基準電圧VERFとしてランプ波が与えられると、信号レベルの出力電圧VSIGとランプ波とが比較される。
そして、信号レベルの出力電圧VSIGがランプ波のレベルと一致するまで今度はアップカウントされることで、信号レベルの出力電圧VSIGとリセットレベルの出力電圧VSIGとの差分がデジタル値に変換され、出力信号S1として出力される。
次に、電源電位RSDが立ち下がった状態でリセット信号RSGが立ち上がると(t4)、リセットトランジスタTcがオンし、フローティングディフュージョンFDの電位がロウレベルに設定される。このため、増幅トランジスタTbがオフし、直信号線Vlinの電圧がフローティングディフュージョンFDの電位に追従しないようになる。
ここで、画素PCからの信号の読み出し時にリセットトランジスタTcがカットオフしないようにリセット信号RSGの基準レベルRSLが設定される。このため、高輝度光がフォトダイオードPDに入射した場合においても、リセットトランジスタTcを介して垂直信号線Vlinに電流Ieが流れ、フローティングディフュージョンFDの電圧レベルが所定値以下にならないようにすることができる。従って、垂直信号線Vlinの出力電圧VSIGが所定値以下にならないようにすることができ、電流原Gは定電流動作を継続することができる。この結果、画素PCと負荷回路3との間でソースフォロア動作をそのまま継続させつつ、電源電圧や接地電圧の変動を抑制することができ、ストリーキングと呼ばれる白筋が画面の横方向に発生するのを防止することができる。
図5(a)は、アナログゲインとリセット信号の基準レベルとの関係を示す図である。
図5(a)において、アナログゲインGAがしきい値TH以下ならば、画素PCからの信号の読み出し時にリセットトランジスタTcがカットオフするようにリセット信号RSGの基準レベルRSLが設定される。一方、アナログゲインGAがしきい値THを越えたならば、画素PCからの信号の読み出し時にリセットトランジスタTcがカットオフしないようにリセット信号RSGの基準レベルRSLが上昇される。なお、高輝度光によるストリーキングが画面上で目立つのは画面が暗い時である。このため、高輝度光がCMOSセンサ101にスポット状に入射した場合においても、アナログゲインGAを高くしたままにすることができ、高輝度光によるストリーキングを抑制することができる。
図5(a)において、アナログゲインGAがしきい値TH以下ならば、画素PCからの信号の読み出し時にリセットトランジスタTcがカットオフするようにリセット信号RSGの基準レベルRSLが設定される。一方、アナログゲインGAがしきい値THを越えたならば、画素PCからの信号の読み出し時にリセットトランジスタTcがカットオフしないようにリセット信号RSGの基準レベルRSLが上昇される。なお、高輝度光によるストリーキングが画面上で目立つのは画面が暗い時である。このため、高輝度光がCMOSセンサ101にスポット状に入射した場合においても、アナログゲインGAを高くしたままにすることができ、高輝度光によるストリーキングを抑制することができる。
ここで、リセット信号RSGの基準レベルRSLが上昇されると、出力電圧VSIGの下限がリセット信号RSGの基準レベルRSLで制限されるため、ダイナミックレンジDRが狭くなる。
図5(b)は、アナログゲインと読み出し信号のダイナミックレンジとの関係を示す図である。
図5(b)において、アナログゲインGAが大きい場合は、画像が暗い場合であるので、アナログゲインGAが大きくなるに従って出力電圧VSIGのダイナミックレンジDRが狭くなる。このため、アナログゲインGAが大きい場合はダイナミックレンジDRが元々狭いのでの、リセット信号RSGの基準レベルRSLを上昇させた場合においても、ダイナミックレンジDRの低下を抑制することができる。
図5(b)は、アナログゲインと読み出し信号のダイナミックレンジとの関係を示す図である。
図5(b)において、アナログゲインGAが大きい場合は、画像が暗い場合であるので、アナログゲインGAが大きくなるに従って出力電圧VSIGのダイナミックレンジDRが狭くなる。このため、アナログゲインGAが大きい場合はダイナミックレンジDRが元々狭いのでの、リセット信号RSGの基準レベルRSLを上昇させた場合においても、ダイナミックレンジDRの低下を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101 CMOSセンサ、102 ADクランプ回路、103 OBクランプ回路、104 ゲイン調整回路、105 色分離回路、106 自動レベル制御回路、 PC 画素、Tb 増幅トランジスタ、Tc リセットトランジスタ、Td 読み出しトランジスタ、PD フォトダイオード、FD フローティングディフュージョン、Vlin 垂直信号線、Hlin 水平制御線、1 画素アレイ部、2 垂直走査回路、3 負荷回路、4 カラムADC回路、5 水平走査回路、6 基準電圧発生回路、7 タイミング制御回路、8 クリップ制御回路
Claims (5)
- 光電変換した電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配置された画素アレイ部と、
前記画素を垂直方向に走査する垂直走査回路と、
前記画素を水平方向に走査する水平走査回路と、
前記画素から読み出された画素信号を垂直方向に伝送する垂直信号線と、
前記画素からの信号の読み出し時に前記垂直信号線の電圧レベルが所定値以下にならないように前記画素から前記垂直信号線に流れる電流を制御するクリップ制御回路と、
前記画素との間でソースフォロア動作を行うことにより、前記画素から前記垂直信号線にカラムごとに信号を読み出す負荷回路と、
前記画素から読み出された輝度信号に基づいてアナログゲインを調整する自動レベル制御回路とを備え、
前記画素は、
光電変換を行うフォトダイオードと、
前記フォトダイオードからフローティングディフュージョンに信号を転送する読み出しトランジスタと、
前記フローティングディフュージョンに蓄積されている信号をリセットするリセットトランジスタと、
前記フローティングディフュージョンの電位を検出する増幅トランジスタとを備え、
前記クリップ制御回路は、前記アナログゲインに基づいて、前記リセットトランジスタに印加されるリセット信号の基準レベルを制御することにより、前記画素から前記垂直信号線に流れる電流を制御することを特徴とする固体撮像装置。 - 光電変換した電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配置された画素アレイ部と、
前記画素を垂直方向に走査する垂直走査回路と、
前記画素を水平方向に走査する水平走査回路と、
前記画素から読み出された画素信号を垂直方向に伝送する垂直信号線と、
前記画素からの信号の読み出し時に前記垂直信号線の電圧レベルが所定値以下にならないように前記画素から前記垂直信号線に流れる電流を制御するクリップ制御回路とを備えることを特徴とする固体撮像装置。 - 前記画素との間でソースフォロア動作を行うことにより、前記画素から前記垂直信号線にカラムごとに信号を読み出す負荷回路を備えることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
- 前記画素は、
光電変換を行うフォトダイオードと、
前記フォトダイオードからフローティングディフュージョンに信号を転送する読み出しトランジスタと、
前記フローティングディフュージョンに蓄積されている信号をリセットするリセットトランジスタと、
前記フローティングディフュージョンの電位を検出する増幅トランジスタとを備え、
前記クリップ制御回路は、前記リセットトランジスタに印加されるリセット信号の基準レベルに基づいて前記画素から前記垂直信号線に流れる電流を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の固体撮像装置。 - 前記画素から読み出された輝度信号に基づいてアナログゲインを調整する自動レベル制御回路を備え、
前記クリップ制御回路は、前記アナログゲインに基づいて前記画素から前記垂直信号線に流れる電流を制御することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2018046484A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置及びその駆動方法 |
-
2012
- 2012-08-06 JP JP2012173825A patent/JP2014033391A/ja active Pending
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