JP2014033350A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声通信の着呼が優先される事象が発生する場合でも、ユーザによるデータ通信優先モードと音声通信優先モードの選択設定を可能にする。
【解決手段】無線通信装置1は、音声通信優先モードおよびデータ通信優先モードの何れかに設定する機能を提供する移動体通信網2に接続して用いられる。音声通信優先モードは、データ通信中に音声通信の着信があった時にデータ通信を終了または中断して音声通信の着呼を行う。データ通信優先モードは、データ通信中に音声通信の着信があった時に音声通信の着呼を行わずデータ通信を継続させる。制御部4は、データ通信優先モードに設定した後、音声通信の着呼が優先されるべき事象(緊急通報)が発生すると、その優先期間が終了するまでの間データ通信を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ通信中に音声通信の着信を割り込ませるか否かを選択可能な通信網に接続する無線通信装置に関する。
携帯電話機などの無線通信装置が接続する通信網には、データ通信中に他の加入者からの電話着信を割り込ませるか否かを選択する機能(割込通話サービス)が設けられているものがある。例えば、ある特定の番号に発信すると音声通信優先モードに設定され、他の特定の番号に発信するとデータ通信優先モードに設定される。音声通信優先モードでは、データ通信中に音声通信の着信があると、データ通信を終了または中断して音声通信の着呼を行う。データ通信優先モードでは、データ通信中に音声通信の着信があっても、音声通信の着呼を行わず現在のデータ通信を継続させる(特許文献1参照)。
この優先モードの選択機能は、車載無線通信装置においても同様に利用できる。例えば、乗員は、ナビゲーション装置を操作して車載無線通信装置によりサービスセンターに接続し、より付加価値の高い高精度の経路計算を実行させたり、より詳細な案内情報をダウンロードしたりすることができる。このような場合にデータ通信優先モードに設定すれば、データ通信が電話着信により中断されることがないので、目的の計算結果や案内情報を短時間で効率的に取得することができる。
特開2006−333040号公報
一方、音声通信の着呼が優先されなければならない場合がある。その最も典型的な例は、緊急通報装置が衝突検出や乗員の操作により緊急通報信号を送信する場合である。車載無線通信装置は、サービスセンターに緊急通報信号を送信すると、その後サービスセンターなどからの確認や問い合わせのための呼び戻しの電話着信に自動応答する必要が生じる。しかし、緊急通報時にデータ通信優先モードに設定してあると、例えば乗員が緊急通報に続いてサービスセンター側のサービスや情報を利用するためにサービスセンターとの間でデータ通信を開始すると、サービスセンターなどからの呼び戻しの電話が通じないという問題が生じる。
これに対しては、事故の発生等により緊急通報が必要になった時に、データ通信優先モードから音声通信優先モードに設定変更することが考えられる。しかし、優先モードを変更するためには、上述したように電話網を介した音声通話が必要になるので、緊急通報が必要になってから優先モードを変更していたのでは緊急通報が遅れてしまうという問題が生じる。このため、緊急通報のように音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生する可能性があるシステムでは、常に音声通信優先モードに設定しておく必要があり、データ通信優先モードを利用し辛かった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、音声通信の着呼が優先される事象が発生する場合でも、ユーザによるデータ通信優先モードと音声通信優先モードの選択設定を可能にする無線通信装置を提供することにある。
請求項1に記載した無線通信装置は、受け付けた優先モード設定信号に応じて音声通信優先モードおよびデータ通信優先モードの何れかに設定する機能を提供する通信網に接続可能な無線通信装置である。音声通信優先モードは、データ通信中に音声通信の着信があった時にデータ通信を終了または中断して音声通信の着呼を行うモードである。データ通信優先モードは、データ通信中に音声通信の着信があった時に音声通信の着呼を行わずデータ通信を継続させるモードである。
データ通信制限手段は、データ通信優先モードに設定する優先モード設定信号を通信網側に送信した後、データ通信よりも音声通信の着呼が優先されるべき事象(例えば車載緊急通報装置による緊急通報後のセンターからの音声通信の着信待ち)が発生すると、その音声通信の着呼が優先されるべき期間が終了するまでの間データ通信を停止する。
この構成によれば、データ通信優先モードに設定した場合、無線通信装置は、音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生していないときにはデータ通信が可能である。このときには、原則通りデータ通信中において音声通信の着呼を行わない。これに対し、データ通信優先モードにおいて音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生したときには、無線通信装置はデータ通信を停止するので、音声通信の着信を優先的に受けることができる。音声通信優先モードに設定した場合には、無線通信装置は、データ通信中に音声通信の着信があると原則通り音声通信の着呼を行う。
上記作用により、音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生する場合(例えば緊急通報機能を備えた車載無線通信装置)でも、ユーザによるデータ通信優先モードと音声通信優先モードの選択設定が可能になる。また、データ通信優先モードに設定した場合でも、音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生しない限りデータ通信を優先的に行うことができるので、データ通信優先モードの利便性が損なわれない。
本発明の一実施形態を示す無線通信装置の構成図 (a)はデータ通信優先モードに設定するときのシーケンス図、(b)は音声通信優先モードに設定するときのシーケンス図 音声通信優先モードに設定した状態で緊急通報信号を送信するときの通信シーケンス図 データ通信優先モードに設定した状態で緊急通報信号を送信するときの通信シーケンス図 無線通信装置がデータ通信を制限する4つの異なるシーケンスを示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。車両には、図1に示すように、携帯電話網などの移動体通信網2に接続可能な無線通信装置1が搭載されている。この無線通信装置1は、サービスセンターに設置されているセンター装置3、図示しない携帯電話機その他の移動体通信網2に接続可能な電話機および通信装置との間で、音声通信(通話)およびデータ通信を行うことができる。センター装置3は、移動体通信網2に接続する通信装置、経路計算やデータ管理などを実行する制御装置、地図データや施設データなどが格納された記憶装置等から構成されている。
無線通信装置1は、制御部4、無線通信部5、測位部6、計時部7、メモリ部8、LAN送受信部9および音声処理部10を備えて構成されている。制御部4は、CPU、揮発性メモリ(RAM等)、不揮発性メモリ(ROM、フラッシュメモリ等)、入出力I/F等を有する周知のマイクロコンピュータを主体として構成されており、制御プログラムに従って無線通信装置1の動作全般を制御する。制御部4は、本発明でいうデータ通信制限手段として機能する。
無線通信部5は、基地局11を介して移動体通信網2に接続し、音声通信またはデータ通信を行う。測位部6は、制御部4から車両位置情報の要求信号が入力されると、GPS衛星から受信したGPS電波に基づいて取得した車両位置情報を制御部4に出力する。計時部7は、制御部4から計時開始信号が入力されると計時動作を開始し、指定された時間の計時動作を終了すると制御部4に対し計時終了信号を出力する。
メモリ部8は、不揮発性の書き換え可能なメモリ(EEPROM、フラッシュメモリ等)から構成されており、測位部6により取得された過去の車両位置、各車両位置における速度、進行方向、時刻などの履歴情報が記憶される。LAN送受信部9は、車両に搭載されているナビゲーションシステム12等の各種システムや各種ECUと、車両LAN13を介して接続されている。ナビゲーションシステム12は、本発明でいう外部機器に相当する。
音声処理部10は、マイクロホン14により入力された送話音声を音声処理するとともに、スピーカ15から出力する受話音声を音声処理する。操作器16は、乗員(ユーザ)が緊急通報を行うために設けられたスイッチから構成されており、オン操作されると制御部4に操作検出信号が出力される。表示器17は、緊急通報がされた場合とされていない場合とを発光色または点滅などの発光態様により報知するLEDランプである。
制御部4は、キースイッチ18から、IG(イグニッション)スイッチのオンオフ状態を示すIG信号を入力する。このIG信号は、車両が使用されていない時に無線通信装置1を低消費電力動作に切り替えるためなどに用いられる。エアバッグシステム19は、車両に加わる加速度を検出するGセンサの検出信号レベルがしきい値を超えると、重大な衝突事故が発生したと判定してエアバッグを展開し、エアバッグを展開した旨を示す衝突検出信号を制御部4に出力する。
次に、本実施形態の作用について図2ないし図5も参照しながら説明する。移動体通信網2は、音声通信により優先モード設定信号を受け付けると、それ以降、受け付けた優先モード設定信号に応じた音声通信優先モードまたはデータ通信優先モードに設定する機能を備えている。具体的には、特定の番号(例えば「#×××0」)に発信するとデータ通信優先モードに設定され、他の特定の番号(例えば「#×××1」)に発信すると音声通信優先モードに設定される。図2は、ナビゲーションシステム12が備える操作部と表示部を利用して、優先モードを設定するときのシーケンスを示している。
音声通信優先モードは、データ通信中に音声通信(電話)の着信があった時にデータ通信を終了または中断して音声通信の着呼を行うモードである。音声通信中に他の音声通信の着信があった時には着信通知音が出力され、現在の音声通信を保留して他の音声通信により通話できる。データ通信優先モードは、データ通信中に音声通信の着信があった時に音声通信の着呼を行わずデータ通信を継続させるモードである。音声通信中に他の音声通信の着信があっても、現在の音声通信を保留して他の音声通信により通話することはできない。
図3は、音声通信優先モードに設定した後に緊急通報信号を送信するときの通信シーケンスを表している。本ケースでは、データ通信中であっても音声通信の着呼が生じるので、データ通信に制限をかけない。ステップS11において、無線通信装置1が「#×××1」に発信すると、移動体通信網2側は無線通信装置1の局番に対し音声通信優先モードを設定する。
その後、ステップS12において、ナビゲーションシステム12が無線通信装置1に対しセンター装置3へのデータ通信の開始要求を行うと、無線通信装置1は、直ちにデータ通信を開始する。このデータ通信で送受信されるデータは、例えばセンター装置3が経路計算を実行するために必要なデータ、センター装置3で実行した経路計算の結果データ、センター装置3に蓄積されている詳細な地図や施設のデータなどである。ナビゲーションシステム12は、必要なデータを受信すると、無線通信装置1に対しデータ通信の終了要求を行う。これを受けて、無線通信装置1は回線を切断する。
その後、ステップS13において、無線通信装置1の制御部4がエアバッグシステム19から衝突検出信号を入力し、または操作器16から操作検出信号を入力すると、無線通信装置1は、移動体通信網2を介してセンター装置3にデータ通信による緊急通報信号を送信する。この緊急事態の発生時に他のデータ通信を実行中であれば、そのデータ通信を強制終了する。
緊急通報信号には、測位部6から得た現在の車両位置情報、これまでに走行してきた経路途中の車両位置、速度、進行方向、時刻などの走行履歴情報、衝突検出信号/操作検出信号の区別、無線通信装置1を識別するためのIDなどが含まれている。センター装置3は、緊急通報信号を受信すると、緊急通報信号を受信したことを示す応答信号をデータ通信により無線通信装置1に送信する。
その後、センター装置3は、オペレータと乗員との間で緊急事態の確認や状況の問い合わせを行うため、無線通信装置1の局番に対し音声通信(電話)の発信をする。無線通信装置1は、音声通信の着呼を受けると自動応答する。これにより、乗員は特別な操作をすることなくオペレータと通話することが可能になる。通話が終了して回線を切断した後のT分間(例えば30分間)は、再度の呼び戻しを受けるため音声通信の着信待ち状態になる(ステップS14)。以下の説明では、緊急通報の発生から呼び戻し期間が終了するまでの期間(ステップS13、S14およびステップS23、S24)を緊急通報期間と称す。
本ケースでは音声通信優先モードに設定されているので、無線通信装置1は、音声通信の着信があると、データ通信中においても着呼を発生させて自動応答することができる。このため、制御部4は、音声通信の着信待ち状態においてもデータ通信の開始要求を受け付け、データ通信を実行することができる。図3のステップS14は、データ通信中にセンター装置3から音声通信の発信があって自動応答した場合を示している。乗員は、データ通信に優先して通話を行うことができる。通話が終了して回線を切断した後、ナビゲーションシステム12は、無線通信装置1に対しデータ通信の終了要求を行う。
これに対し、図4は、データ通信優先モードに設定した後に緊急通報信号を送信するときの通信シーケンスを表している。ステップS21において、無線通信装置1が「#×××0」に発信すると、移動体通信網2側は無線通信装置1の局番に対しデータ通信優先モードを設定する。その後のステップS22でのデータ通信は、上述したステップS12と同様である。
ステップS23における緊急通報信号の送信とその直後の音声通信の着信待ち、およびその後のステップS24のT分間の音声通信の着信待ちは、乗員の救援、救助、確認、状況の問い合わせなどのため、データ通信よりも音声通信の着呼が優先されるべき事象である。例えば、事故に遭った乗員が自らナビゲーションシステム12を操作し、センター装置3に病院に関するデータの検索を行わせたり、病院までの経路計算をさせることが考えられる。また、乗員が誤って緊急通報信号を送信したことに気付かずに、ナビゲーションシステム12を操作してデータ通信を行うことも考えられる。無線通信装置1がナビゲーションシステム12からの要求に応じてこうしたデータ通信を行うと、センター装置3などからの電話着信が妨げられる。
そこで、無線通信装置1がデータ通信優先モードに設定した後、データ通信よりも音声通信の着呼が優先されるべき事象である緊急通報が発生すると(ステップS23)、制御部4は、音声通信の着信待ち状態(ステップS24)が終了するまでの間データ通信を停止する。これにより、無線通信装置1は、音声通信の着信があると着呼を発生させて自動応答することができる。図5(a)から(d)は、無線通信装置1がデータ通信を停止(制限)する種々の方法を示している。
(1)図5(a)に示す制限方法
制御部4は、ナビゲーションシステム12からデータ通信の開始要求を入力しても、その開始要求を受け付けない。この制限方法は、後述する(2)から(4)に示す制限方法と組み合わせて用いることができる。制御部4は、開始要求を受け付けなかった場合、ナビゲーションシステム12に対しデータ通信を開始できないことを通知するので、ナビゲーションシステム12は表示部にその旨を表示することができる。
(2)図5(b)に示す制限方法
制御部4は、緊急通報信号を送信する事態が発生した時(ステップS22)、ナビゲーションシステム12に対しデータ通信を実行できないことを通知し、音声通信の着呼が優先されるべき着信待ち状態(ステップS24)が終了すると、データ通信を実行できることを通知する。ナビゲーションシステム12は、データ通信を実行できないとの通知を受けてからデータ通信を実行できるとの通知を受けるまでの間、データ通信の開始要求を行わない。
(3)図5(c)に示す制限方法
ナビゲーションシステム12は、無線通信装置1に対しデータ通信の可否を問い合わせ、データ通信を実行できないとの通知を受けたときにはデータ通信の開始要求を行わない。制御部4は、音声通信の着呼が優先されるべき緊急通報期間に、ナビゲーションシステム12からデータ通信の可否問い合わせを受けたとき、ナビゲーションシステム12に対しデータ通信を実行できないことを通知する。緊急通報期間が経過した後であれば、データ通信を実行できることを通知する。
(4)図5(d)に示す制限方法
制御部4は、緊急通報信号を送信する事態が発生すると、緊急通報期間が終了するまでの残り時間以下に設定した待ち時間(例えば10分)を指定して、ナビゲーションシステム12に対しデータ通信を実行できないことを通知する。この時、計時部7に指定時間(10分)の計時開始信号を出力する。ナビゲーションシステム12は、指定時間とともにデータ通信を実行できないとの通知を受けると、その指定時間が経過するまでの間データ通信の開始要求を行わない。
制御部4は、計時部7から指定時間の計時終了信号を受けても未だ緊急通報期間の終了前である場合には、再び上述したように決定した待ち時間を指定して、ナビゲーションシステム12に対し通知する。音声通信の着呼が優先されるべき緊急通報期間が終了するまでの間、上記指定時間の通知を繰り返す。図5(d)では、緊急通報期間が35分の場合を示している。これにより、緊急通報期間におけるデータ通信を停止することができる。
以上説明したように、本実施形態の無線通信装置1は、優先モード設定信号に応じて音声通信優先モードおよびデータ通信優先モードの何れかに設定する機能を提供する移動体通信網2に接続する場合に用いられる。制御部4は、データ通信優先モードに設定されているときに緊急通報が発生すると、呼び戻しのための緊急通報期間が終了するまでの間データ通信を停止する。これにより、呼び戻しの電話着信がデータ通信により妨げられることがなくなり、乗員は、サービスセンターのオペレータなどとの間で通話することが可能になる。
データ通信優先モードに設定した場合でも、緊急通報など音声通信の着呼を優先すべき事象が発生していないときには、無線通信装置1は、原則通りにデータ通信を優先し、データ通信中に音声通信の着呼を行わない。このため、センター装置3との間のデータ通信が電話着信により中断されることがなく、通信時間が短い効率的なデータ通信を行うことができる。すなわち、本実施形態によれば、データ通信よりも音声通信の着呼が優先される事象(緊急通報)が発生する場合でも、乗員(ユーザ)による音声通信優先モードとデータ通信優先モードの選択設定が可能であり、緊急通報時を除いてデータ通信優先モードの利便性が損なわれることがない。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
車両に搭載された無線通信装置に限らず、固定して用いる無線通信装置であっても同様に適用できる。通信網は、移動体通信網に限られない。
データ通信制限手段が、データ通信よりも音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生したときにデータ通信を停止することには、データ通信の遮断(強制終了)のみならずデータ通信の保留も含まれる。
図5(a)から(d)の各方法は、互いに組み合わせて用いることができる。
ナビゲーションシステム12が備える操作部(ダイアルボタン)と表示部を利用して優先モードの設定を行ったが、無線通信装置1に操作部(ダイアルボタン)と表示部を備え、それらを利用して行ってもよい。また、ダイアルボタンに替えて、音声通信優先モードに設定するスイッチとデータ通信優先モードに設定するスイッチを備えてもよい。
図面中、1は無線通信装置、2は移動体通信網(通信網)、4は制御部(データ通信制限手段)、12はナビゲーションシステム(外部機器)である。

Claims (5)

  1. 受け付けた優先モード設定信号に応じて、データ通信中に音声通信の着信があった時にデータ通信を終了または中断して音声通信の着呼を行う音声通信優先モードおよびデータ通信中に音声通信の着信があった時に音声通信の着呼を行わずデータ通信を継続させるデータ通信優先モードの何れかに設定する機能を提供する通信網(2)に接続可能な無線通信装置(1)であって、
    前記データ通信優先モードに設定する優先モード設定信号を前記通信網側に送信した後、データ通信よりも音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生すると、その音声通信の着呼が優先されるべき期間が終了するまでの間データ通信を停止するデータ通信制限手段(4)を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記データ通信制限手段は、前記データ通信優先モードに設定した後に音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生すると、その音声通信の着呼が優先されるべき期間が終了するまでの間、外部機器(12)から与えられるデータ通信の開始要求を受け付けないことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. データ通信を実行できないとの通知を受けてからデータ通信を実行できるとの通知を受けるまでの間、データ通信の開始要求を行わない外部機器が接続可能に構成され、
    前記データ通信制限手段は、前記データ通信優先モードに設定した後に音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生すると、前記外部機器に対しデータ通信を実行できないことを通知し、前記音声通信の着呼が優先されるべき期間が終了すると、前記外部機器に対しデータ通信を実行できることを通知することを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。
  4. データ通信の可否を問い合わせ、データ通信を実行できないとの通知を受けたときにはデータ通信の開始要求を行わない外部機器が接続可能に構成され、
    前記データ通信制限手段は、前記外部機器からデータ通信の可否問い合わせを受けたとき、前記データ通信優先モードに設定しており且つ音声通信の着呼が優先されるべき期間である場合には、前記外部機器に対しデータ通信を実行できないことを通知することを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。
  5. 指定時間とともにデータ通信を実行できないとの通知を受けたとき、当該指定時間が経過するまでの間データ通信の開始要求を行わない外部機器が接続可能に構成され、
    前記データ通信制限手段は、前記データ通信優先モードに設定した後に音声通信の着呼が優先されるべき事象が発生すると、その音声通信の着呼が優先されるべき期間が終了するまでの間、当該期間が終了するまでの残り時間以下に設定した待ち時間を指定して、前記外部機器に対しデータ通信を実行できないことを通知することを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。
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