JP2014030609A - 回転収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱着作業を行い易くした回転収納装置を提供する。
【解決手段】本発明は、収納物を収納する回転収納体20と、前方に開口し回転収納体20が180°回転自在で配置された箱体2とを備えた回転収納装置1であって、回転収納体20は、前後に開口した枠体21と、枠体21内を区画する棚板40と、棚板40を前後方向にスライド移動させて棚板40を枠体21に脱着自在で取り付ける取付部56とを備え、取付部56は、爪部50と、爪部50を脱着自在で引っ掛ける被係止部54とを備えるものである。これによって、本発明は、棚板40の枠体21に対する脱着作業を行い易くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部に回転部分を有する回転収納装置に関するものである。
従来から収納装置として、棚板を多段に配置した回転収納体と、回転収納体を180°回転可能で収納した箱体とを備えた回転収納装置がある(特許文献1参照)。
この回転収納装置は、収納物を出し入れするための開口面を回転収納体の前後に有する。箱体は前面が開口しており、回転収納体の開口面の一方を箱体の前面側に位置させることで、この前面を介して収納物を出し入れすることができる。そして、回転収納装置は、回転収納体を180°反転させることで、前記前面側に位置する開口面を、残りの一方に切り替えることができる。
また、回転収納装置は、前後に貫通した棚板保持用穴が回転収納体の縦枠に設けてある。そして、棚板は、縦枠に対向する側端部に棚板保持部材が取り付けてある。棚板保持部材には、棚板を保持した際に、棚板保持用穴に前後両方から夫々ピンを挿入する取付け片が設けてある。そして、棚板は、このピンの挿入によって縦枠に取り付けられる。
特開平10−179277号公報
このように、従来の構成では、前後の取付け片の間に棚板保持用穴を配置した後、前後両方に夫々ピンを挿入して、棚板を取り付けるため、取付作業の工数が多くなる等で、棚板の取付けに手間がかかり易いという問題がある。そして、従来の構成では、後方側の棚板保持用穴の位置が視認し難いため、後方のピンを挿入し難く、棚板の取付作業が行い難くなることがある。また、従来の構成では、棚板を上下方向に移動させるため、例えば上下多段に棚板を配置した場合、例えば上下方向の中間に位置する棚板の脱着時に、上下に並ぶ他の棚板に干渉(接触)する等で、脱着作業が行い難くなることがある。
そこで、本発明は、前記従来の問題点に鑑みて発明したものであり、その目的とするところは、脱着作業を行い易くした回転収納装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、収納物を収納する回転収納体と、前方に開口し前記回転収納体が180°回転自在で配置された箱体とを備えた回転収納装置であって、前記回転収納体は、前後に開口した枠体と、この枠体内を区画する棚板と、この棚板を前後方向にスライド移動させて前記棚板を前記枠体に脱着自在で取り付ける取付部とを備え、この取付部は、爪部と、この爪部を脱着自在で引っ掛ける被係止部とを備えるものであることを特徴とする。
この回転収納装置として、前記枠体に、正面視横向きに開口した矩形U字状の保持部材を設け、前記棚板に、前記保持部材内部に挿通されてこの保持部材に支持される支持部を設け、前記支持部に、前記爪部を設け、前記保持部材の前記支持部を挿通した状態における前記爪部に対応した部位に、前記被係止部を設けたものであることが好ましい。
この回転収納装置として、前記支持部の前記保持部材への挿通方向における後方側の部位に、前記保持部材に当接されて前記支持部の挿通を規制する突出片を設けたものであることが好ましい。
本発明は、前記構成を備えたことで、爪部の被係止部への脱着によって、棚板を枠体に対して容易に脱着させることができる。そして、本発明は、前記構成を備えたことで、棚板の脱着時に棚板を上下移動させずにすみ、例えば上下多段に棚板を配置した場合であっても、所望の棚板を他の棚板に干渉させずに脱着させることができる。これによって、本発明は、従来の構成に比べて、例えば所望の棚板の周囲に位置する他の棚板との干渉を抑制したり、脱着作業を単純化したりする等で、脱着作業を行い易くすることができるという効果を奏する。
(a)が回転収納装置の実施形態の斜視図であり、(b)が図1(a)から箱体を省略した斜視図である。 図1(a)から回転機構部及び上枠を透過した平面図である。 回転機構部による回転動作を模式的に示した平面図である。 図1(b)の一部を拡大した斜視図であり、(a)が棚板の装着状態であり、(b)が棚板のスライド移動状態である。 左右方向の内方から視た枠体の操作部周辺の拡大斜視図である。 (a)が棚板の平面図であり、(b)が被保持部周辺の斜視図である。 棚板の変形例の説明図であり、(a)が平面図であり、(b)が正面図であり、(c)が分解した平面図である。
本発明を、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本実施形態における回転収納装置1は、例えば、図1に示すように、回転収納体20と、箱体2と、回転機構部10とを備える。そして、回転収納装置1は、箱体2の内部に回転収納体20が収納してある。
箱体2は、前方に開口した正面視略矩形の箱状になっており、天面部3と底面部4と背面部5と左右一対の側面部6とで形成してある。そして、箱体2は、例えば、木製や金属製や樹脂製等となっている。また、箱体2は、天面部3及び底面部4に夫々回転機構部10が設けてある。箱体2は、回転機構部10を介して回転収納体20を支持する。言い換えると、回転機構部10は、箱体2の天面部3と回転収納体20の上部との間と、箱体2の底面部4と回転収納体20の下部との間の二箇所に夫々設けてある。そして、二つの回転機構部10は、平面視略重なって作動する。
回転機構部10は、図1や図2に示すように、前後方向に沿って長尺なレール11と、レール11に沿って前後にスライド移動自在の走行体12(図3参照)と、回転収納体20の回転中心となる回転軸13と、長尺の連結アーム14とを備える。レール11は天面部3の下面と底面部4の上面とに夫々固定してある。そして、天面部3側及び底面部4側の両レール11は上下方向に対向して配置してある。
走行体12は前方側にスライド移動することで、走行体12の前端側をレール11の前端より前方に突出させることができる。また、走行体12は長手方向の略中央に、回転軸13が取り付けてある。そのため、回転軸13は、走行体12が前方にスライド移動することで前方に移動し、後方にスライド移動することで後方に移動する。すなわち、回転機構部10は、走行体12をレール11に沿って前後にスライド移動させることで、回転軸13を前後に移動させることができる。
また、回転軸13は軸心が上下方向に沿って配置してある。そして、回転軸13は軸方向の一端側に走行体12が取り付けてあり、反対側(残りの一端側)に回転収納体20が取り付けてある。そのため、走行体12は回転軸13を介して回転収納体20を支持している。また、回転軸13は、走行体12に対して回転軸13の軸周りに回転自在になっている。そのため、回転収納体20は走行体12に対して回転軸13の軸周りに回転自在となっている。なお、回転軸13は、走行体12に対して回転収納体20を回転自在とするものであれば、走行体12に対して回転自在のものに限らず、回転収納体20に対して回転自在のものであってもよい。
連結アーム14は長手方向の一端がレール11の後端部にスライド移動不能で且つ回動自在で接続してある。そのため、連結アーム14はこの一端を支点に対して、左右方向に約90°の範囲で回動する。そして、連結アーム14の長手方向の他端(前記一端の反対側)は、収納状態の回転収納体20を基準に、回転収納体20の左右方向の一端側にスライド移動不能で且つ回動自在に接続してある。
また、連結アーム14は、上部の回転機構部10と下部の回転機構部10とで平面視重なった位置に配置してあり、この重なった状態を略維持して夫々回動する。なお、連結アーム14は、上下の回転機構部10の一方のみ設けたものであってもよい。
回転収納体20は、正面視略矩形枠状の枠体21と、複数の棚板40とを備える。そして、回転収納体20は、枠体21内に棚板40を配置することで、枠体21内が区画される。枠体21は、上枠22と、下枠23と、左右一対の縦枠24とで形成してある。そして、枠体21は、例えば、金属等の剛性部材で形成してある。以下の説明において、特定の場合を除き、回転収納体20を箱体2に収納した状態での方向を基準とする。
上枠22及び下枠23は夫々、左右方向に長尺に形成してある。そして、上枠22は左右方向の略中央に、上部の回転機構部10の回転軸13の下端側が取り付けてある。下枠23は左右方向の略中央に、下部の回転機構部10の回転軸13の上端側が取り付けてある。そのため、回転収納体20は、走行体12を介して箱体2から前方側にスライド移動自在で、且つ回転軸13を介して走行体12に対して回転自在になっている。
そして、上枠22及び下枠23は夫々、左右方向の一端側に連結アーム14他端が回転自在で取り付けてあり、回転軸13での回転範囲(回転動作の範囲)が規制される。そのため、回転収納体20は、例えば、図3に示すように、前後方向にスライド移動しながら、箱体2に対して約180°の範囲で回転することができる。これによって、回転収納体20は、箱体2収納時の姿勢を前後反転可能(180°反転可能)となる。言い換えると、回転収納装置1は、回転機構部10によって回転収納体20の前後を入れ替える(切り替える)ことができる。
更に、回転収納体20は、前方側にスライド移動させることで、箱体2の背面部5との間に回転するための空間が生じる。回転収納体20は、この生じた空間を利用して、回転軸13の軸周りに回転する。言い換えると、回転収納装置1は、回転機構部10が回転収納体20を前後方向にスライド移動させながら前記前後の切替を行うため、回転収納体20が回転時に箱体2に収納した位置より後方側に突出するのを防止することができる。これによって、回転収納装置1は、箱体2の回転収納体20を収納した位置より後方側に回転用の空間を設ける必要を無くすことができて、箱体2の奥行きを抑えた構成にし易くすることができる。
図1に示すように、左右の縦枠24(両側の縦枠24)は夫々、上下方向に沿って長尺になっており、例えば、平面視矩形の筒部材で形成してある。そして、両側の縦枠24は略平行に並んで配置してある。一方の縦枠24(第1縦枠24a)は、上端が上枠22の左右方向の一端(連結アーム14を接続した側の端部)に固定してある。そして、第1縦枠24aの下端は、下枠23の左右方向の一端(上枠22と同じ側の端部)に固定してある。他方の縦枠24(第2縦枠24b)は、上端が上枠22の左右方向の他端(上記一端とは反対側の端部)に固定してある。そして、第2縦枠24bの下端は、下枠23の左右方向の他端(上枠22と同じ側の端部)に固定してある。
更に、第2縦枠24bの長手方向(上下方向)の略中央には、回転収納体20のスライド移動及び回転動作の操作用の操作部26が設けてある。操作部26は、図5に示すように、側面視矩形枠状に形成してある。そして、操作部26は、ねじ等の固定具を介して前後方向の略中央で第2縦枠24bに固定してある。また、操作部26はこの固定位置を基準に、前後方向の一方(前方)に突出した第1把持部26aと、第1把持部26aと反対向き(後方)に突出した第2把持部26bとを有する。
また、両縦枠24の互いに対向する側面(左右方向を向く対向面)には、上下方向に略等間隔で保持部材30が複数設けてある。複数の保持部材30は夫々、第1縦枠24a側と第2縦枠24b側とが左右方向に並んで位置する。言い換えると、第1縦枠24a側に設けた保持部材30と第2縦枠24b側に設けた保持部材30とが、左右方向において対を成しており、この対をなす保持部材30が、上下方向に複数組設けてある。
保持部材30は、正面視横向きに開口した矩形U字状(所謂コ字状)の剛性部材で形成してあり、例えば、金属製等となっている。対をなす保持部材30は、U字の開口側が左右方向に向かい合って配置してある。そして、保持部材30は前後方向に沿って長さを有する。以下、保持部材30の構成を具体的に説明するにあたって、図1に示す状態を基準に、第1縦枠24a側を左側とし、第2縦枠24b側を右側として、左右を規定する。
右側の保持部材30は、図5に示すように、左右方向を向いて板面を有した側板部31と、側板部31の上端から左側に突出した上板部32と、側板部31の下端から左側に突出した下板部33とを有する。側板部31は第2縦枠24bの左側(枠の内側)に配置してある。そして、側板部31は、前後方向の略中央が溶接等で第2縦枠24bの前記対向面に固定してある。
上板部32は板面が下板部33の板面と上下方向に略平行に並んで位置する。そして、上板部32は下板部33に比べて左右方向の寸法が小さい。言い換えると、下板部33は、側板部31から左右方向への突出寸法が上板部32に比べて大きい。
左側の保持部材30は、左右方向を向いて板面を有した側板部31と、側板部31の上端から右側に突出した上板部32と、側板部31の下端から右側に突出した下板部33とを有する。側板部31は第1縦枠24aの右側(枠の内側)に配置してあり、前後方向の略中央で第1縦枠24aの前記対向面に固定してある。
上板部32は板面が下板部33の板面と上下方向に略平行に並んで位置する。そして、上板部32は下板部33に比べて左右方向の寸法が小さい。言い換えると、下板部33は、側板部31から左右方向への突出寸法が上板部32に比べて大きい。
また、左右の各保持部材30の側板部31には、左右方向に開口した開口部55が設けてあり、対をなす保持部材30は、開口部55が左右方向において重なって位置する。また、開口部55は、縦枠24への固定位置から前後方向のいずれか一方へずれた位置に形成してある。そのため、保持部材30は、前記固定位置より前方に開口部55を設けた第1保持部材30aと、前記固定位置より後方に開口部55を設けた第2保持部材30bとに区別される。そして、第1保持部材30aと第2保持部材30bとは、上下方向において、交互に配置してある。
回転収納装置1は、図4に示すように、対をなす保持部材30毎に夫々、棚板40を保持することができる。そのため、第1縦枠24aと第2縦枠24bの間(両側の縦枠24の左右方向の間)には、保持部材30を介して、複数の棚板40が上下多段に配設される。そして、棚板40は、第1保持部材30aに保持される第1棚板40aと、第2保持部材30bに保持される第2棚板40bとに区別される。第1棚板40aと第2棚板40bとは、略同寸同形になっている。そして、第1棚板40aは平面視180°回転させることで第2棚板40bとして利用可能になっている。以下、第1棚板40aを例示して、棚板40の形状等を説明する。なお、左右方向等の方向の条件は、前述の保持部材30と同じ条件とする。
棚板40(第1棚板40a)は、図6に示すように、平板状の本体部41と、保持部材30(第1保持部材30a)に保持される被保持部45とを有する。そして、棚板40は、例えば、本体部41と被保持部45とを一体成形した樹脂成型品等になっている。本体部41は上面(上方を向く板面)に靴等の収納物が配置される(載置される)。これによって、回転収納装置1は、回転収納体20に収納物が収納される。そして、本体部41の上面の後端側には、滑り止めが設けてある。回転収納体1は、収納物をこの滑り止め上に載置することで、載置した収納物の棚板40の上面上での滑りを抑制することができる。また、本体部41は、下面にリブ42が設けてある。これによって、棚板40は本体部41が補強されている。
被保持部45は本体部41の左右の両端に夫々設けてあり、左右二つの被保持部45は、左右対称形状となっている。被保持部45は、保持部材30に当接支持される支持部47と、支持部47を配置する凹部46とを有する。凹部46は、左右方向に凹んで第1棚板40aの左右の端部に形成してある。そして、凹部46は、下部の略全体が開口している。
支持部47は、凹部46の前縁から後方に突出し且つ第1棚板40aの上面に対して下向きに傾斜して形成してある。そして、支持部47は、側面視矩形枠状になっている。支持部47は、第1棚板40aの枠体21への取付時に、図4に示すように、保持部材30の前方側から保持部材30のU字の内部(上板部32と下板部33との間)に挿通して、保持部材30内に配置される。このとき、支持部47の上端部は上板部32に当接されて、支持部47の下端部は下板部33に当接されて、支持部47の外方の側端(左側の側端)は側板部31に当接される。
これによって、被保持部45は保持部材30に保持される(支持される)と共に、枠体21に対して上下方向及び左右方向に位置決めされる。言い換えると、被保持部45は、支持部47を保持部材30に挿通することで、支持部47を介して保持部材30に支持されると共に、支持部47と保持部材30との当接によって上下方向及び左右方向に位置決めされる。そして、第1棚板40aは、被保持部45が保持部材30に支持されることで、支持部47の突出方向が前後方向に沿って位置する。言い換えると、第1棚板40aは、上面に対して支持部47が下向き傾斜するため、前下がり(後上がり)の前傾状態(上面を上下方向から前方側に傾けた姿勢)で枠体21(保持部材30)に支持される。
更に、支持部47は前端の外側面(左右方向の外方を向く面)に、図6に示すように、左右方向の外方に突出した突出片48が設けてある。支持部47は、図4に示すように、突出片48を保持部材30の側端部の前端に当接させることで、保持部材30への挿入(取付)が完了となる。言い換えると、支持部47は、保持部材30への装着時の挿通方向(挿入方向)における後方側の部位(すなわち前記前端)に、突出片48が設けてある。
これによって、第1棚板40aは、枠体21に対して前後方向に位置決めされると共に、例えば過剰な挿入(押し込み)等での保持部材30より後方への抜け落ちが防止される。なお、左右方向の外方とは、例えば、右側の被保持部45の場合、右側であり、左側の被保持部45の場合、左側であり、各被保持部45において、棚板40から離れる左右方向の向きである。
また、図6に示すように、支持部47には爪部50が設けてある。爪部50は、支持部47と一体に形成してあり、支持部47の枠内に設けてある。爪部50は、前後方向に長尺な基部51と、基部51から左右方向の外方に突出した凸部52とを有する。
基部51は後端が、支持部47の後端の枠内面に一体で形成してある。そして、基部51は支持部47の枠内において、支持部47の後端から前方に突出した形状になっている。また、基部51は、支持部47の外方の側端より左右方向の内方に位置する。そして、基部51は、支持部47に対して左右方向に弾性変形可能になっている。
凸部52は、基部51の前後方向の前方側の略半分の部位(前方半部)に一体で設けてあり、前方半部の外方側の側面から左右方向の外方に突出して形成してある。そして、凸部52は、第1斜辺部52aと第2斜辺部52bとを有した平面視略三角形状になっている。
第1斜辺部52aは、基部51からの突出先端より前方側に設けてあり、前方に向かう程左右方向の内方(本体部41側)に位置するよう傾斜する。第2斜辺部52bは前記突出先端より後方側に設けてあり、後方に向かう程左右方向の内方(本体部41側)に位置するよう傾斜する。更に、凸部52は前後方向の寸法が開口部55の前後方向の寸法より大きくなっており、第1斜辺部52aより第2斜辺部52bの前後方向の寸法が大きくなっている。
また、凸部52は、被保持部45に支持部47を取り付けた状態で、一部が開口部55から左右方向の外方に突出する。このとき、凸部52は第1斜辺部52aが開口部55の前端縁に当接されて、第2斜辺部52bが開口部55の後端縁に当接される。これによって、支持部47は、保持部材30から前後方向への抜け止めがなされて、前記位置決めした状態で保持部材30に保持される。言い換えると、第1棚板40aは、爪部50を被係止部54である開口部55に脱着自在で引っ掛けることで、保持部材30に被保持部45を保持させた状態で枠体21に取り付けられる。そして、爪部50を被係止部45に引っ掛けた際には、この爪部50を被係止部45に引っ掛けた状態で、突出片48が支持部47の挿通(挿入)を規制する。
更に、第1棚板40aは、爪部50(凸部52)を左右方向の内方に押し込み、支持部47を保持部材30から前方に引き出すことで、枠体21から取り外すことができる。言い換えると、爪部50と被係止部54(開口部55)と保持部材30とが、棚板40を枠体21に脱着自在で取り付ける取付部56になっている。
このように、第1棚板40aは、前傾状態で、枠体21(第1保持部材30a)に脱着自在で取り付けられる。そして、第2棚板40bは、第1棚板40aを平面視180°回転させた姿勢となるため、前上がり(後下がり)の後傾状態で、枠体21(第2保持部材30b)に脱着自在に取り付けられる。そのため、棚板40は、前傾状態と後傾状態とで上下方向において交互に配置される。更に、最下段の棚板40は、保持部材30を前後方向に対して傾斜して設けたり、被保持部45を本体部41に沿って設けたりすることで、本体部41の板面を傾斜させずに略水平の状態で枠体21に取り付けられる。
また、第2棚板40bは、例えば図1に示す状態から、回転収納体20を平面視180°反転させた姿勢に切り替えることで、第1棚板40aに切り替わるため、この反転させた姿勢で枠体21に対する脱着が行われる。なお、棚板40の前傾状態や後傾状態における前後方向に沿った水平面に対する傾斜角度は、10〜20度程度が好ましい。
そして、回転収納体20は、棚板40の上面とこの棚板40の上方に位置する他の棚板40の下面との間が夫々、収納物を収納するための収納空間となり、最上段の棚板40では上枠22との間が収納空間となる。更に、回転収納体20は、前傾状態の棚板40(第1棚板40a)に対して収納物を出し入れ自在になっており、後傾状態の棚板40(第2棚板40b)からは、回転収納体20を180°反転させて、前傾状態に切り替えることで、出し入れ自在となる。
そして、回転収納装置1は、平面視において、左右方向の連結アーム14を接続した側とは反対側に操作部26を設けたことで、使用者が操作部26を前方に引き出し操作することで、回転収納体20の反転操作を開始することができる。そのため、回転収納装置1は、回転収納体20の回転方向を使用者に認識し易くすることができる等で、回転収納体20の反転操作(反転作業)を行い易くすることができる。
また、回転収納装置1は、取付部56が爪部50と被係止部54とを有したことで、爪部50の被係止部54への係脱(引っ掛けとその解除)によって、簡単に(容易に)棚板40を枠体21から取外し可能な状態にしたり、取り付けたりすることができる。言い換えると、回転収納装置1は、爪部50と被係止部54を有した取付部56を備えたことで、棚板40の枠体21への脱着作業を単純化することができる。
そして、回転収納装置1は、棚板40の枠体21への脱着時に、棚板40を枠体21に対して前後方向にスライド移動させる。そのため、回転収納装置1は、棚板40の脱着時に棚板40を上下移動させなくてもすみ、例えば上下多段に棚板40を配置した場合であっても、脱着時に、棚板40を他の棚板40に干渉し難くすることができる。
これらによって、回転収納装置1は、ピンを用いたり上下に移動させたりする等の従来の構成に比べて、脱着作業を行い易くすることができる。
更に、回転収納体1は、支持部47に、爪部50が設けてあり、保持部材30の支持部47を挿通した状態における爪部50に対応した部位に、被係止部54が設けてある。そのため、回転収納装置1は、支持部47を保持部材30に挿通させることで、爪部50を被係止部54に引っ掛ける位置に配置し易くすることができる。言い換えると、回転収納装置1は、被保持部45を保持部材30に押し込む(支持部47を挿通させる)際に、被保持部45(支持部47)の押し込み(スライド移動)用のスライドガイドとして保持部材30を機能させることができる。これによって、回転収納装置1は、爪部50を開口部55に引っ掛ける際に、開口部55に対する爪部50の位置を規定し易くなり、棚板40の取付を行い易くすることができる。
そして、回転収納装置1は、第1保持部材30aと第2保持部材30bとで開口部55の位置を前後逆さまに設けてある。そのため、回転収納装置1は、棚板40の取付時に開口部55の位置を視認することで、例えば第1保持部材30aと第2保持部材30bとの区別を使用者に行い易くさせることができる。これによって、回転収納装置1は、棚板40の装着作業を行い易くすることができる。更に、回転収納装置1は、棚板40の抜き出し時に、手前側(抜き出す側)に開口部55が位置するため、爪部50の左右方向の内方への押し込み操作を行い易くすることができる。これによって、回転収納装置1は、棚板40の離脱作業を行い易くすることができる。
また、棚板40は、上方に突出した落下防止片43が、本体部41の上面の最下端側に設けてある。そして、落下防止片43は、本体部41に一体で形成してある。
具体的には、第1棚板40aの場合、落下防止片43が、本体部41の上面の前端(最下端)及び左右の両側端の前方側に設けてあり、前端辺及び側端辺に沿って形成してある。そのため、第1棚板40aの落下防止片43は、平面視後方に開口した矩形U字状になっている。
そして、第2棚板40bの場合では、本体部41の上面の後端(最下端)及び左右の両側端の後方側に設けてあり、後端辺及び側端辺に沿って形成してある。そのため、第2棚板40bの落下防止片43は、平面視前方に開口した矩形U字状となっている。
このように、回転収納装置1は、落下防止片43を棚板40に設けたことで、傾斜させた棚板40の下端側からの収納物の落下を抑制し易くすることができる。そして、回転収納装置1は、落下防止片43を本体部41に一体で設けたことで、棚板40のスライド移動時等に、使用者が落下防止片43周辺を把持した場合であっても、棚板40の脱着作業を安定して行い易くすることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。例えば、回転収納装置1は、前傾状態のみや後傾状態のみ、或いは略水平状態のみで棚板40を上下多段に配置したもの等であってもよく、最下段の棚板40を前傾状態や後傾状態に配置したものであってもよい。また例えば、箱体2は、少なくとも前方に開口したものであればよく、前方と後方とに開口したものであってもよい。また、回転収納装置1に収納可能な収納物は、靴に限らず、例えば、書籍や、衣服や、帽子や装飾品等、或いは食品等であってもよい。
また例えば、回転収納装置1は、支持部47の上面側に突出して爪部50を設けて、上板部32に被係止部54を設けたものや、支持部47の下面側に突出して爪部50を設けて、下板部33に被係止部54を設けたもの等であってもよい。また例えば、回転収納装置1は、支持部47の保持部材30への挿通方向における後方側の部位のうち、上面又は下面に突出片48を設けたものや、外側面、上面、下面のうちの二面或いは三面に夫々突出片48を設けたもの等であってもよい。また例えば、支持部47は、枠状に限らず、前後方向の中央部に、左右方向の内方に凹んだ凹部を備え、この凹部に爪部50を配置したものであってもよい。なお、支持部47は、爪部50が上面側に突出する前記場合、前記凹部が下方に凹んだ形状となり、爪部50が前記下面側に突出する前記場合、前記凹部が上方に凹んだ形状となる。
また例えば、回転収納装置1は、基部51を弾性変形させるための操作片を爪部50に設けて、操作片を介して凸部52を左右方向の内方に押し込み操作可能としたもの等であってもよい。この場合、回転収納装置1は、凸部52を直接押し込み操作せずに、爪部50を被係止部54(開口部55)から抜き出すことができる。そのため、被係止部54は、左右方向の内方から外方に凹んだ凹部を、開口部55の代わりに設けてもよい。また例えば、前記操作片が突出片48の機能を兼ねたものであってもよい。
また例えば、棚板40は、図7に示すように、本体部41の左右両端に夫々サイドキャップ60を本体部41と別部材で設けて、サイドキャップ60に被保持部45を形成した構成であってもよい。
この場合、回転収納装置1は、本体部41、天面部3及び底面部4、レール11及び連結アーム14等を変更することで、容易に棚板40の左右方向の寸法を所望の寸法に変更することができる。またこの場合、回転収納装置1は、例えば、左右方向の寸法の異なる複数種を製造した場合に、被保持部45や保持部材30等を共用部品にすることができて、コスト削減を行い易くすることができる。そして、サイドキャップ60は、従来のピン等に比べて、大きい部材となるため、本体部41から取り外した場合に、ピン等に比べて使用者が見付け易く、紛失し難くすることができる。
なお、サイドキャップ60は、本体部41に対して傾斜した被保持部45を備えたものや、本体部41に対して傾斜してサイドキャップ60自体を取り付けるもの等、棚板40を前傾状態や後傾状態で取付可能としたものであってもよい。また、本変形例では、落下防止片43を設けていないが、落下防止片43を前端と後端との両方或いは一方に設けてもよい。
1 回転収納装置
2 箱体
10 回転機構部
20 回転収納体
21 枠体
24 縦枠
30 保持部材
40 棚板
41 本体部
45 被保持部
50 爪部
54 被係止部
56 取付部
60 サイドキャップ

Claims (3)

  1. 収納物を収納する回転収納体と、前方に開口し前記回転収納体が180°回転自在で配置された箱体とを備えた回転収納装置であって、
    前記回転収納体は、前後に開口した枠体と、この枠体内を区画する棚板と、この棚板を前後方向にスライド移動させて前記棚板を前記枠体に脱着自在で取り付ける取付部とを備え、
    この取付部は、爪部と、この爪部を脱着自在で引っ掛ける被係止部とを備えるものである
    ことを特徴とする回転収納装置。
  2. 前記枠体に、正面視横向きに開口した矩形U字状の保持部材を設け、
    前記棚板に、前記保持部材内部に挿通されてこの保持部材に支持される支持部を設け、
    前記支持部に、前記爪部を設け、
    前記保持部材の前記支持部を挿通した状態における前記爪部に対応した部位に、前記被係止部を設けたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転収納装置。
  3. 前記支持部の前記保持部材への挿通方向における後方側の部位に、前記保持部材に当接されて前記支持部の挿通を規制する突出片を設けたものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転収納装置。
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