JP2014030537A - 画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】SVS(Susceptibility Vessel Sign)等の血栓の性状の判定結果を提示することができる画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る画像処理装置は、判定部と、結果出力部とを備える。判定部は、血管が描出された血管画像から血管の閉塞箇所を抽出し、抽出した閉塞箇所に対応するT2強調画像上の位置の信号値に基づいて、血栓の性状を示す情報を判定する。結果出力部は、判定結果を出力する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置に関する。
急性期脳梗塞の治療においては、血栓除去による再開通が速やかに行われることが重要である。この血栓除去の治療法としては、薬物によって血栓を溶解する手法と、機械的に血栓を除去する手法とがある。また、これらの治療法の治療効果に影響する因子として、MRI(Magnetic Resonance Imaging)のT2(スター)強調画像(以下、T2画像)から得られるSVS(Susceptibility Vessel Sign)が報告されている。なお、T2画像は、縦緩和時定数の違いを現す画像であり、T2値が長い組織ほど高信号となる。
SVSは、T2画像上で血管の閉塞箇所が低信号となる所見を示し、閉塞血管の塞栓子を反映する。例えば、SVS反応が陽性(+)であれば、赤血球が多く古い血栓であり、溶解し難いため、機械的な手法が望ましいと判定できる。一方、SVS反応が陰性(−)であれば、フィブリン(fibrin)が多く新しい血栓であり、溶解し易いため、薬物による手法が望ましいと判定できる。このため、従来、読影者は、T2画像からSVSを読影し、望ましい治療法を判定する。しかしながら、通常T2画像から血栓の位置を特定することは難しく、判定を誤るおそれがある。また、判定に時間を要すると、治療の遅れにつながるおそれがある。
特開2011−072500号公報
本発明が解決しようとする課題は、SVS等の血栓の性状の判定結果を提示することができる画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置を提供することである。
実施形態に係る画像処理装置は、判定部と、結果出力部とを備える。判定部は、血管が描出された血管画像から血管の閉塞箇所を抽出し、抽出した閉塞箇所に対応するT2強調画像上の位置の信号値に基づいて、血栓の性状を示す情報を判定する。結果出力部は、前記判定結果を出力する。
図1は、第1の実施形態の概要を示す図。 図2は、第1の実施形態に係る画像処理装置の構成及び処理の流れを示す図。 図3は、第1の実施形態における出力例を示す図。 図4は、第2の実施形態に係る画像処理装置の構成及び処理の流れを示す図。 図5は、第2の実施形態における出力例を示す図。 図6は、第3の実施形態に係る画像処理装置の構成及び処理の流れを示す図。 図7は、第3の実施形態における出力例を示す図。 図8は、第3の実施形態における出力例の変形例を示す図。 図9は、第4の実施形態に係る画像処理装置の構成及び処理の流れを示す図。 図10は、第4の実施形態における出力例を示す図。 図11は、第5の実施形態に係るMRI装置の構成を示す図。
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置)を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の概要を示す図である。第1の実施形態に係る画像処理装置100は、図1において点線の枠内に示す処理を実行する。すなわち、被検体に脳梗塞が発見された後、第1の実施形態に係る画像処理装置100は、血管が描出された血管画像とT2画像とを用いてSVSを判定し、その判定結果を出力する。医師や技師等は、画像処理装置100によって提示された判定結果に基づき治療法を選択する。そして、選択された治療法による治療が被検体に施される。なお、画像処理装置100とは、例えば、ワークステーション、PACS(Picture Archiving and Communication System)の画像保管装置(画像サーバ)や、ビューワ、電子カルテシステムの各種装置等である。
図2は、第1の実施形態に係る画像処理装置100の構成及び処理の流れを示す図である。なお、図2に示す各部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路、又は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路である。また、各部は、必要に応じて、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等を有する。
まず、図2に示すように、画像入力部10は、血栓SVS評価部30に、T2画像を入力し(ステップS1)、血管閉塞抽出部20に、血管が描出されたMRA(Magnetic Resonance Angiography)画像を入力する(ステップS2)。なお、画像入力部10は、医用画像診断装置や画像保管装置等から、あるいは、記憶媒体を介した操作者による入力等によりこれらの画像を取得し、取得した画像を血栓SVS評価部30や血管閉塞抽出部20に入力すればよい。
また、第1の実施形態においては、血管画像の一例として、MRI装置によって収集されたMRA画像を用いるが、実施形態はこれに限られるものではない。例えば、X線CT(Computed Tomography)装置によって収集されたCTA(Computed Tomography Angiography)画像等、血管の領域が描出された3次元のボリュームデータであればよい。
次に、図2に示すように、血管閉塞抽出部20は、画像入力部10から入力されたMRA画像から、血管の閉塞箇所を抽出する。具体的には、まず、血管閉塞抽出部20は、MRA画像から血管芯線を抽出する(ステップS3)。例えば、血管閉塞抽出部20は、MRA画像の信号値に基づきヒストグラムを作成し、MRA画像を2値化するための閾値を求める。続いて、血管閉塞抽出部20は、求めた閾値を用いてMRA画像を2値化した2値画像を作成し、解剖学的情報に基づき、作成した2値画像から血管の始点を検出する。そして、血管閉塞抽出部20は、検出した始点から血管領域をトレースすることで、血管芯線を抽出する。
続いて、血管閉塞抽出部20は、血管を抽出する(ステップS4)。例えば、血管閉塞抽出部20は、ステップS3において抽出された血管芯線の情報に基づき、領域拡張法によって血管内壁を抽出する。
そして、血管閉塞抽出部20は、血管の閉塞箇所を抽出する(ステップS5)。例えば、血管閉塞抽出部20は、ステップS3において抽出された血管芯線と、ステップS4において抽出された血管内壁とを用いて、血管芯線終端近傍の血管径を算出する。そして、血管閉塞抽出部20は、ステップS3において抽出された血管芯線に対して、算出した血管径が急激に減少し、経路が消失してしまう芯線の終端を、閉塞箇所と判定する。なお、血管の閉塞箇所の抽出手法は、上記手法に限られるものではなく、公知の技術を用いればよい。
次に、図2に示すように、血栓SVS評価部30は、血管閉塞抽出部20によって抽出された閉塞箇所に対応するT2画像上の位置の信号値に基づいて、SVSを判定する。具体的には、まず、血栓SVS評価部30は、血管閉塞抽出部20によって抽出された閉塞箇所をT2画像上にマッピングする(ステップS6)。例えば、MRA画像とT2画像とが同一検査で撮像された画像で、MRA画像とT2画像との座標空間の相対関係は予め既知であるとする。そこで、血栓SVS評価部30は、血管閉塞抽出部20によって抽出された血管の閉塞箇所の位置情報を、T2画像上の座標空間に座標変換し、血管の閉塞箇所の位置を、T2画像上にマッピングする。
なお、血管閉塞抽出部20に対して入力される血管画像と、T2画像との間で位置合わせが必要な場合、例えば、血栓SVS評価部30は、ステップS6の処理の前に両画像の位置合わせ処理を行えばよい。この位置合わせ手法は、公知の技術を用いればよい。
続いて、血栓SVS評価部30は、ステップS6において血管の閉塞箇所がマッピングされたT2画像上で、血管の閉塞箇所の信号値を抽出する(ステップS7)。そして、血栓SVS評価部30は、抽出した信号値に基づいて、血栓の性状を示すSVSを判定する(ステップS8)。例えば、血栓SVS評価部30は、抽出した信号値に対して閾値判定を行い、信号値が「低信号」を示す場合には、「SVS(反応)あり」と判定する。一方、信号値が「高信号」を示す場合には、「SVS(反応)なし」と判定する。なお、血管の閉塞箇所のT2画像へのマッピング手法は、上記手法に限られるものではなく、入力された画像に応じて公知の技術を用いればよい。
次に、図2に示すように、結果出力部40は、血栓SVS評価部30によって判定されたSVSの判定結果を、画像処理装置100が備える表示部(図示を省略)や他の装置へ出力する(ステップS9)。
図3は、第1の実施形態における出力例を示す図である。例えば、第1の実施形態に係る画像処理装置100は、MRA画像(図3において中央の画像)や、T2画像(図3において右上の画像)、あるいは脳梗塞発見時に撮影されたCT画像(図3において右下の画像)等とともに、SVS「なし」との判定結果を表示部に表示する。なお、各実施形態において、表示画像の有無や種類、表示画像や判定結果の配置、表示する情報の選択等は、任意に変更することができる。
上述したように、第1の実施形態によれば、治療の成否に影響する因子であるSVSをT2画像から自動判定し、その判定結果を速やかに提示することができる。SVSの判定結果を提示することで、人為的な判定ミスによって治療効果の低い治療法が選択されてしまう事態を回避することができ、また、判定結果を速やかに提示することで、治療法を決定するまでの時間を短縮することができる。ひいては、急性期脳梗塞において閉塞血管の再開通までの時間を短縮することができる。なお、一般に、T2画像は、例えば図3の右上に示すように、血管の信号値とその周辺部の信号値との間に明瞭に差が表れない画像であり、血管が描出され難い。このため、第1の実施形態においては、他の血管画像を利用して閉塞箇所を特定し、特定した閉塞箇所の位置をT2画像上にマッピングすることで、T2画像上に血管の閉塞箇所を再現する。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る画像処理装置110の構成及び処理の流れを示す図である。図4に示すように、第2の実施形態に係る画像処理装置110は、第1の実施形態に係る画像処理装置100と同様の構成に加え、血管形状評価部50を更に備える。血管閉塞抽出部20によって抽出された血管の閉塞箇所の情報は、血栓SVS評価部30のみならず、血管形状評価部50にも伝えられる。
具体的には、血管形状評価部50は、MRA画像から、血管の閉塞箇所に対するカテーテル等の器具の侵入経路(以下、カテーテル侵入経路)を検索し、検索したカテーテル侵入経路に相当する血管の走行形状を解析する。まず、血管形状評価部50は、カテーテル侵入経路を算出する(ステップS21)。例えば、血管形状評価部50は、カテーテル挿入時の頭頸部血管領域の入り口となる頸動脈等の血管を始点とし、血管の閉塞箇所を終点とし、血管閉塞抽出部20によって抽出された血管の芯線情報から、始点と終点とをつなぐ経路を検索する。なお、検索手法は公知の技術を用いればよい。また、血管形状評価部50は、複数の経路を検出してもよい。
次に、血管形状評価部50は、カテーテル侵入経路の曲率を算出する(ステップS22)。例えば、血管形状評価部50は、ステップS21において求めたカテーテル侵入経路に対応する血管の芯線を用いて、カテーテル侵入経路中の芯線座標に基づいて血管芯線の曲率を計算する。
また、血管形状評価部50は、カテーテル侵入経路の血管径を算出する(ステップS23)。例えば、血管形状評価部50は、ステップS21において求めたカテーテル侵入経路に対応する血管の抽出結果を用いて、カテーテル侵入経路に対応する血管径を計算する。
そして、第2の実施形態において、結果出力部40は、血栓SVS評価部30によって判定されたSVSの判定結果に加え、血管形状評価部50によって算出された血管の走行形状の解析結果(血管曲率、血管径等)を、画像処理装置100が備える表示部(図示を省略)や他の装置へ更に出力する(ステップS24)。
図5は、第2の実施形態における出力例を示す図である。第1の実施形態における出力例との違いを中心に説明する。例えば、血管形状評価部50は、算出した曲率の高いものから順に上位3つを選択する。続いて、血管形状評価部50は、カテーテルの侵入経路上でこれらの曲率に対応する位置を特定する。次に、血管形状評価部50は、これらの位置に対応する血管径を特定し、曲率と血管径とを対応付けた解析結果を結果出力部40に伝える。こうして、結果出力部40は、図5に示すように、SVSの判定結果に加え、血管曲率と湾曲箇所の血管径とを対応付けて表示部に表示する。
上述したように、第2の実施形態によれば、SVSの判定結果に加え、血管の走行状態の解析結果として、血管曲率や湾曲箇所の血管径を提示することができる。一般に、機械的に血栓を除去する手法を用いた場合、血管曲率が大きいと、その箇所は、カテーテル等の器具を引き抜く際にリスクとなるおそれがある。一方で、仮に血管径が大きければ、そのリスクは軽減される。このように、血管曲率や湾曲箇所の血管径は、機械的な手法の関連因子として治療法の決定に有益な情報であるので、第2の実施形態によれば、治療法の決定に有益な情報を更に提供することができる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に係る画像処理装置120の構成及び処理の流れを示す図である。図6に示すように、第3の実施形態に係る画像処理装置120は、第2の実施形態に係る画像処理装置110と同様の構成に加え、表示画像作成部60を更に備える。血栓SVS評価部30によって判定された判定結果の情報や、血管形状評価部50によって算出された解析結果の情報は、結果出力部40とともに表示画像作成部60にも伝えられる。
具体的には、表示画像作成部60は、血栓SVS評価部30によって判定された判定結果や、血管形状評価部50によって算出された解析結果等の評価結果を示す画像を作成する(ステップS31)。例えば、表示画像作成部60は、血栓SVS評価部30によって判定された判定結果を示すオーバーレイ(Overlay)を作成し、作成したオーバーレイを対象画像に合成する。また、表示画像作成部60は、血管形状評価部50によって算出された血管の曲率や血管径を用いて、侵入経路を示すオーバーレイと、曲率が閾値を超える侵入経路範囲を示すオーバーレイとを作成し、作成したオーバーレイを対象画像に合成する。
一方、結果出力部40は、SVSの判定結果や、血管の走行形状の解析結果に加えて、これらの評価結果を重畳表示した画像を表示部に表示する(ステップS32)。
図7は、第3の実施形態における出力例を示す図である。第2の実施形態における出力例との違いを中心に説明する。例えば、表示画像作成部60は、血管閉塞抽出部20によって抽出された血管の閉塞箇所を対象画像に重畳表示するためのオーバーレイを作成し、表示画像を作成する。このとき、表示画像作成部60は、血栓SVS評価部30から各閉塞箇所のSVSを受け取り、その信号値を反映した表示態様で各閉塞箇所を示すオーバーレイを作成する。例えば、表示画像作成部60は、図7に示すように、MRA画像上及びT2画像上の両方で、閉塞箇所を円の記号で示し、その円の中のパターンを高信号か低信号かに応じて変更する。なお、表示態様の変更はパターンの変更に限られるものではなく、色を変える(例えば、高信号は「赤」、低信号は「青」)等、任意に変更することができる。
また、例えば、表示画像作成部60は、血管形状評価部50によって算出されたカテーテル侵入経路を対象画像に重畳表示するためのオーバーレイを作成し、表示画像を作成する。また、表示画像作成部60は、血管形状評価部50から受け取った曲率のうち、最も高い曲率の位置をカテーテルの侵入経路上で特定し、その湾曲箇所を強調表示するオーバーレイを作成する。例えば、表示画像作成部60は、カテーテルの侵入経路全体を「緑」で表示するとともに、曲率の高い湾曲箇所を「赤」で表示するオーバーレイを作成する。なお、表示態様の変更は色の変更に限られるものではなく、図7に示すように、パターンを変える等、任意に変更することができる。
なお、図7においては、「1」の曲率とそれに対応する血管径とが操作者によって選択された状態を示す。例えば、操作者が、「2」の曲率とそれに対応する血管径とを選択した場合には、結果出力部40は、「2」に対応する湾曲箇所を強調表示するオーバーレイを重畳表示すればよい。なお、実施形態はこれに限られるものではなく、全ての湾曲箇所を強調表示してもよく、どのように表示するかは、任意に変更可能である。
図8は、第3の実施形態における出力例の変形例を示す図である。図8においては、更に、プラークの有無の情報が表示され、また、表示画像上にも、カテーテル侵入経路中のプラークが表示されている。この場合、例えば、血管形状評価部50は、ステップS21において算出されたカテーテル侵入経路上で、血管画像(例えば、CTA画像)のCT値を解析し、プラークによる狭窄の有無や位置を特定する。表示画像作成部60は、血管形状評価部50からこの情報を受け取り、プラークを対象画像に重畳表示するためのオーバーレイを作成し、表示画像を作成する。一方、結果出力部40は、表示画像作成部60によって作成された表示画像を表示部に表示するとともに、血管形状評価部50からプラークの有無の情報を受け取り、これを表示部に表示する。なお、MRA画像においてもプラークの描出は可能である。そこで、この場合も同様に、血管形状評価部50が、プラークによる狭窄の有無や位置を特定し、表示画像作成部60が、プラークを対象画像に重畳表示するためのオーバーレイを作成し、表示画像を作成することができる。
上述したように、第3の実施形態によれば、画像上にも判定結果や解析結果が表示されるので、医師や技師等は、血管の閉塞箇所の位置や、カテーテル侵入経路やその曲率等を視覚的に確認しながら、治療法を選択することができる。例えば、カテーテルを用いた治療が選択される場合には、そのまま術中の侵入経路の確認をすることができる。
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態に係る画像処理装置130の構成及び処理の流れを示す図である。図9に示すように、第4の実施形態に係る画像処理装置130は、第3の実施形態に係る画像処理装置120と同様の構成に加え、治療適用評価部70を更に備える。血栓SVS評価部30によって判定された判定結果の情報や、血管形状評価部50によって算出された解析結果の情報は、治療適用評価部70にも伝えられる。なお、図9においては、表示画像作成部60の図示を省略する。
具体的には、治療適用評価部70は、血栓SVS評価部30によって判定された判定結果や、血管形状評価部50によって算出された解析結果を用いて、各治療法の期待効果及び適用リスクを算出する(ステップS41)。例えば、治療適用評価部70は、SVSの判定結果が陽性(+)であれば、薬物による手法の期待効果が低く、機械的な手法による期待効果が高いと判定する。一方、治療適用評価部70は、SVSの判定結果が陰性(−)であれば、薬物による手法の期待効果が高く、機械的な手法による期待効果が低いと判定する。また、例えば、治療適用評価部70は、血管曲率を判定するための閾値を予め設定し、閾値以上であれば、この治療法を適用した場合の適用リスクが高いと判定し、閾値未満であれば、適用リスクが低いと判定する。なお、期待効果及び適用リスクを算出手法はこれに限られるものではない。例えば、プラークの有無の情報を併せて考慮して、期待効果や適用リスクを算出してもよい。
そして、結果出力部40は、これらの情報を治療適用評価部70から受け取り、図10に示すように、表示部に表示する(ステップS42)。
なお、図10において、薬物による治療法として「経静脈的血栓溶解」と「経動脈的血栓溶解」とが挙げられている。これらのうちいずれの治療法が適しているかは、例えば、脳梗塞の発生からの経過時間に応じて判定される。そこで、例えば、治療適用評価部70は、この経過時間も考慮して期待効果やリスクを判定し、その評価結果を結果出力部40に表示させてもよいし、あるいは、その点の判定は、医師や技師等が行ってもよい。この場合、画像処理装置130は、医師や技師等の参照用に、経過時間の情報を表示部に表示してもよい。
上述したように、第4の実施形態によれば、治療法を選択した場合の期待効果やリスクの情報までもが提示されるので、医師や技師等は、これらの情報に従って容易に治療法を選択することができる。
(第5の実施形態)
上述した各実施形態に係る画像処理装置は、医用画像診断装置に組み込まれて実現されてもよい。第5の実施形態においては、MRI装置200に組み込まれた例を説明する。この場合、MRI装置200によって収集されたMRA画像やT2画像をそのまま処理に用いてもよい。
図11は、第5の実施形態に係るMRI装置200の構成を示す図である。なお、MRI装置200に被検体Pは含まれない。図11に示すように、第5の実施形態に係るMRI装置200は、静磁場磁石201、傾斜磁場コイル202、傾斜磁場電源203、寝台204、寝台制御部205、送信RF(Radio Frequency)コイル206、送信部207、受信RFコイル208、受信部209、及び計算機システム210を備える。
静磁場磁石201は、中空の円筒形状に形成され、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石201としては、例えば永久磁石、超伝導磁石等が使用される。傾斜磁場コイル202は、中空の円筒形状に形成され、静磁場磁石201の内側に配置される。この傾斜磁場コイル202は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3つのコイルが組み合わされて形成されており、これら3つのコイルは、後述する傾斜磁場電源203から個別に電流供給を受けて、X,Y,Zの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生する。なお、Z軸方向は、静磁場と同方向とする。
傾斜磁場電源203は、計算機システム210から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、傾斜磁場コイル202に電流を供給する。寝台204は、被検体Pが載置される天板204aを備え、後述する寝台制御部205による制御のもと、天板204aを、被検体Pが載置された状態で傾斜磁場コイル202の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、この寝台204は、長手方向が静磁場磁石201の中心軸と平行になるように設置される。寝台制御部205は、寝台204を駆動して、天板204aを長手方向及び上下方向へ移動する。
送信RFコイル206は、傾斜磁場コイル202の内側に配置され、送信部207から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。送信部207は、計算機システム210から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル206に送信する。送信部207は、発振部、位相選択部、周波数変換部、振幅変調部、高周波電力増幅部等を有する。発振部は、静磁場中における対象原子核に固有の共鳴周波数の高周波信号を発生する。位相選択部は、高周波信号の位相を選択する。周波数変換部は、位相選択部から出力された高周波信号の周波数を変換する。振幅変調部は、周波数変調部から出力された高周波信号の振幅を例えばsinc関数に従って変調する。高周波電力増幅部は、振幅変調部から出力された高周波信号を増幅する。これらの各部の動作の結果として、送信部207は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル206に送信する。
受信RFコイル208は、傾斜磁場コイル202の内側に配置され、高周波磁場の影響によって被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する。この受信RFコイル208は、磁気共鳴信号を受信すると、その磁気共鳴信号を受信部209へ出力する。受信部209は、計算機システム210から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、受信RFコイル208から出力される磁気共鳴信号に基づいて磁気共鳴信号データを生成する。この受信部209は、磁気共鳴信号データを生成すると、その磁気共鳴信号データを計算機システム210に送信する。なお、受信部209は、静磁場磁石201や傾斜磁場コイル202等を備える架台装置側に備えられていてもよい。
計算機システム210は、MRI装置200の全体制御や、データ収集、画像再構成等を行う装置であり、インタフェース部211、データ収集部212、演算部213、記憶部214、表示部215、入力部216及び制御部217を有する。インタフェース部211は、傾斜磁場電源203、寝台制御部205、送信部207及び受信部209に接続されており、これらの接続された各部と計算機システム210との間で授受される信号の入出力を制御する。データ収集部212は、インタフェース部211を介して、受信部209から送信される磁気共鳴信号データを収集する。データ収集部212は、磁気共鳴信号データを収集すると、収集した磁気共鳴信号データを記憶部214に格納する。
演算部213は、記憶部214に記憶されている磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成処理を施すことによって、画像を生成する。記憶部214は、データ収集部212によって収集された磁気共鳴信号データと、演算部213によって生成された画像等を記憶する。例えば、記憶部214は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等である。表示部215は、制御部217による制御のもと、再構成された画像等の各種の情報を表示する。この表示部215としては、液晶表示器等の表示デバイスを利用可能である。
入力部216は、操作者から各種操作や情報入力を受け付ける。この入力部216としては、マウスやトラックボール等のポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
制御部217は、MRI装置200を総括的に制御する。例えば、制御部217としては、ASIC、FPGA等の集積回路、CPU、MPU等の電子回路を利用可能である。
ここで、例えば、上述した各実施形態に係る画像処理装置の各部は、この制御部217に備えられればよい。例えば、第1の実施形態に係る画像処理装置100の各部が備えられる場合、制御部217は、画像入力部217a、血管閉塞抽出部217b、血栓SVS評価部217c、及び結果出力部217dを備える。画像入力部217aは、データ収集部212によって収集され、演算部213によって再構成されたMRA画像やT2画像を、血管閉塞抽出部217bや血栓SVS評価部217cに入力する。なお、画像入力部217aは、例えば血管画像については、予め他のX線CT装置によって収集されたCTA画像を用いる等、入力する画像を適宜変更することができる。
(その他の実施形態)
なお、実施形態は、上述した実施形態に限られるものではない。例えば、各実施形態で説明した機能は、適宜省略したり、組み合わせて用いることができる。また、図3、図5、図7、図8、図10等で示した出力例は、あくまで一例に過ぎず、運用の形態に応じて任意に変更することができる。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の画像処理装置及び磁気共鳴イメージング装置によれば、SVS等の血栓の性状の判定結果を提示することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 画像処理装置
10 画像入力部
20 血管閉塞抽出部
30 血栓SVS評価部
40 結果出力部

Claims (7)

  1. 血管が描出された血管画像から血管の閉塞箇所を抽出し、抽出した閉塞箇所に対応するT2強調画像上の位置の信号値に基づいて、血栓の性状を示す情報を判定する判定部と、
    前記判定結果を出力する結果出力部と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記血管画像から前記閉塞箇所に対する器具の侵入経路を検索し、検索した侵入経路に相当する血管の走行形状を解析する解析部を更に備え、
    前記結果出力部は、前記解析結果を更に出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記解析部は、血管の曲率、湾曲箇所の血管径、及びプラークの有無のうち少なくともいずれかひとつを解析することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定結果と前記解析結果とを用いて、治療法毎の効果及びリスクのうち少なくともいずれかひとつを評価する評価部を更に備え、
    前記結果出力部は、前記評価結果を更に出力することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 前記結果出力部は、前記判定結果及び前記解析結果のうち少なくともいずれかひとつを、前記血管画像上及び前記T2強調画像上のうち少なくともいずれか一方に重畳して出力することを特徴とする請求項2〜4のいずれかひとつに記載の画像処理装置。
  6. 血管が描出された血管画像及びT2強調画像を用いて血栓の性状を示す情報を判定する判定部と、
    前記判定結果を出力する結果出力部と
    を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記判定部は、前記血管画像から血管の閉塞箇所を抽出し、抽出した閉塞箇所に対応する前記T2強調画像上の位置の信号値に基づいて、前記血栓の性状を示す情報を判定することを特徴とする請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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