JP2014030267A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
不特定の時刻、不特定の位置で撮影し、かつ、撮影中の位置が移動する、不特定多数の映像音声を含む動画情報の中から、特定の場所で、特定の時刻に撮影された映像音声情報のみを抽出し、表示する有効な手段がない。
【解決手段】
GPS内蔵ビデオカメラを用い撮影した動画情報が、動画情報サーバに入力される。入力された動画情報の、撮影時刻と、撮影された動画情報のデータアドレスと撮影位置を対応付けた動画情報対応テーブルを生成し、記憶する。表示装置からの要求に従い、記憶した動画情報対応テーブルを検索し、指定された時刻、位置の情報を持つ動画情報を取得する。
【選択図】 図1
Description
まず、撮影時刻情報と撮影位置情報を有する動画情報の生成を、位置情報、時刻情報の検出にGPSを使用した場合の方法を説明する。
ビデオカメラ104で動画情報を記録するとともに記録装置付GPS(Global Positioning System)105で時刻情報、位置情報を記録し、動画情報と時刻情報と位置情報を、録画機能付TV103、あるいはPC(Personal Computer)106でひとつの纏まりとして関連付ける。
携帯電話において、基地局との位置関係から位置情報を検出する方法もある。この場合、動画撮影機能付の携帯電話109の位置を位置検出サーバ10Aで検出し、位置情報を携帯電話109に通知することにより、携帯電話109で撮影時刻情報と撮影位置情報を有する動画情報を生成できる。時刻情報は位置検出サーバ10Aからも通知できるし、携帯電話自身で時計機能を持ってもよい。
動画情報は光ディスク110や半導体ディスク111などのリムーバブルメディアを用い入力してもよい。
入力部201は、動画情報を入力するためのものである。
情報処理部202は、入力部201から入力された前記動画情報の前記撮影時刻と、前記撮影時刻に撮影された前記動画情報のデータアドレスと撮影位置を対応付けた動画情報対応テーブルを生成し、動画情報とともに記憶部204に記憶する。
動画情報401は、ネットワークあるいはリムーバブルメディアなどを介して、逐次、動画情報サーバ101内の入力部201に入力される。
入力された動画情報に対し、情報処理部202内の動画情報解析部404は、撮影時刻と、撮影された動画情報のデータアドレスと撮影位置を対応付ける解析処理を行い、動画情報対応テーブルを生成する。
例えば、閲覧装置であるTV103のユーザにより、時刻、位置の指定が行われると、ネットワーク102を介して、情報処理部202内の動画情報取得部405に通知される。
動画情報取得部405は、取得した動画情報を、出力部203からTV103に出力する。
第一の動画情報再生部408、第Nの動画情報再生部409で再生された、それぞれの音声は音声合成部40Aで合成され、映像は動画情報の有する位置情報に合わせて映像合成部40Bで、地図描画部40Fで描画した地図と合成する。
合成した音声は、音声出力部40Cから出力し、合成した映像は映像表示部40Dで表示される。
地図描画レイヤ705に地図を描画する。
動画情報Aは、標準時刻501のT_0からT_10の時刻に撮影され、各標準時刻に撮影した、アドレス情報502はFileAOf_0からFileAOf_10、撮影位置(緯度)503は、N_0からN_10、撮影位置(経度)504はE_0からE_10である。
動画情報Aの、アドレス情報502はFileAOf_6であり、緯度503はN_6、経度504はE_6の撮影位置で撮影されたものと、
動画情報Bの、アドレス情報505はFileBOf_2であり、緯度506はN_2、経度507はE_2の撮影位置で撮影されたものであることがわかる。
動画情報が3個以上でも、同様に対応づけることができるのはいうまでもない。
なお、GPSを用いると、時刻情報、位置情報の他に、高度情報、方位情報なども検出可能なので、これらの情報も合わせて記録することも可能である。
まず、動画情報を表示する装置、例えばTV103のユーザにより、時刻の指定が行われると、ネットワーク102を介して、情報処理部202内に通知され、動画情報取得部405で時刻を取得する。(ステップS100)
時刻の指定方法は時刻のみでもよいし、開始時刻と終了時刻による指定でもよい。
ステップS100と同様に指定位置を取得する。位置の指定方法は住所などによるエリア指定、建物などによるランドマーク指定などでもよく、最終的に緯度、経度で指定できればよい。(ステップS101)
なお、ステップS100とS101の順序は逆でもよいし、1ステップで実行してもよい。
動画情報対応テーブル508の中から、順次各動画情報の対応テーブルを検索し、動画情報があればステップS103に進み、無ければ終了する。(ステップS102)
動画情報対応テーブルの中から動画情報1個分の対応テーブルを取得する。(ステップS103)
ステップS103で取得した動画情報対応テーブルがステップS100で取得した時刻を含むか検索し、あればステップS105に進み、無ければステップS102に戻る。(ステップS104)
ステップS104で検索した指定時刻を含む動画情報対応テーブルの範囲に、ステップS101で取得した位置の情報が含まれるか検索し、あればステップS106に進み、無ければステップS102に戻る。(ステップS105)
ステップS105で検索した指定時刻、指定位置を含む動画情報のデータアドレスを取得する。(ステップS106)
ステップ107で取得したデータアドレスに対応する動画情報を取得し、ステップS102に戻る。(ステップS107)
図8は、図7で説明したフローチャートで行うデータ処理方法の例である。
ステップS100で標準時刻501がT_1からT_9の時刻を取得し、ステップS101で緯度がN_2からN_6、経度がE_2からE_6のエリア位置指定が行われる。
ステップS102で、動画情報A、動画情報Bの存在を確認し、順次、以降の処理を行う。
ステップS103で、動画情報Aの動画情報対応テーブルを取得する。
ステップS104で、動画情報Aに、標準時刻501がT_1からT_9の時刻情報を含むことがわかる。
ステップS106で、ステップS105で検索した動画情報Aのアドレス情報502のFileAOf_2からFileAOf_6を取得する。
ステップS107で、ステップS106で取得した動画情報Aのアドレス情報502に対応する動画情報を取得する。
ステップS102で、次の動画情報が無いことを確認し、処理を終了する。
時刻指定を始点のみにし、記憶中の動画情報を検索することも可能である。
標準時刻501がT_1の画面表示601には、指定された位置情報を持つ映像がないため、地図のみの画面表示となる。
標準時刻501がT_2の画面表示602には、動画情報Aの撮影位置(緯度)503、撮影位置(経度)504に合わせて、地図上の緯度N_2、経度E_2の位置に、動画情報Aのアドレス情報502のFileAOf_2の映像を表示する。
情報処理部202は、第一の実施例に加え、第一の動画情報再生部411から第Nの動画情報再生部412、音声合成部413、映像合成部414、動画情報生成部415を具備する。
出力された動画情報は、TV103内の動画情報受信部407で受信し、動画情報再生部416で再生する。本実施例では、動画情報の合成を動画情報サーバ101で行っているので、動画情報再生部を複数要せず、音声合成部も要しない。
また、表示装置の画面サイズ、あるいは再生のための伸張方式に合わせて、音声合成部413、映像合成部414、および動画情報生成部415で合成する画面サイズ、圧縮方式を変更しても良い。
その他の内容は第一の実施例で示した図4と同一なので省略する。
地図描画レイヤ705に地図を描画する。
その他の内容は、第一の実施例と同一なので省略する。
情報処理部202は、第二の実施例に加え、地図情報取得部421、地図描画部422を具備する。
地図情報取得部421で取得した地図情報は地図描画部422で描画する。
合成した地図、映像、音声から動画情報生成部415で1個の動画情報を生成する。
生成した動画情報は、出力部203からTV103に出力される。
その他の内容は第二の実施例で示した図10と同一なので省略する。
映像レイヤは動画映像レイヤ711のみであり、動画情報サーバ101合成され圧縮された1つの動画情報の再生合成を表示する。その内容は、地図表示領域708の地図上の位置に合わせて配置した第一の映像702と第二の映像704があり、地図情報も合わせて1つの映像情報となっている。
その他の内容は、第二の実施例と同一なので省略する。
情報処理部202は、第一の実施例に加え、第二の動画情報生成部431を具備する。第二の動画情報生成部431は動画情報の画素数の縮小、映像圧縮、音声圧縮、または圧縮方式を変更することにより、再生時に要する演算性能を第一の動画情報より低減可能な第二の動画情報を生成する機能を持つ。
動画情報対応テーブルと第一の動画情報、第二の動画情報は、記憶部204に記憶される。
その他の内容は第一の実施例で示した図4と同一なので省略する。
第一の動画情報は、標準時刻501のT_0からT_10の時刻に撮影され、各標準時刻に撮影した、第二の動画情報のアドレス情報512はFileA_SumOf_0からFileASumOf_10である。
その他の内容は、第一の実施例と同一なので省略する。
情報処理部202は、第二の実施例に加え、第二の動画情報生成部431を具備する。
第二の動画情報生成生成部431の動作は実施例4と同一である。
動画情報取得部405は、記憶部204に記憶した動画情報の中から、指定された時刻、位置の情報を持つ第二の動画情報を取得する。
その他の内容は、第二の実施例と同一なので省略する。
情報処理部202は、第一の実施例に加え、第二の動画情報生成部431を具備する。第二の動画情報生成部431の動作は実施例4と同一である。
動画情報取得部405は、記憶部204に記憶した動画情報の中から、指定された時刻、位置の情報を持つ動画情報を取得する。
取得した動画情報に対し、第二の動画情報生成部431で第二の動画情報情報を生成し、出力部203から出力する。
その他の内容は、第一の実施例と同一なので省略する。
また、動画情報対応テーブルには第一の動画情報のデータアドレスを記憶するだけで良いので、動画情報解析部で行う処理を低減することができる。
CPU301には、HDD302、LAN303、メモリ304、光ディスクドライブ305が接続されている。
動画情報はネットワークを介しLAN303から入力される。
本実施例では、実施例7で示した図3ハードウェア構成に加え、CPU301に第一のデコーダ306から第Nのデコーダ307からなる複数のデコーダとエンコーダ308が接続されている。
その他の内容は、第二の実施例と同じなので省略する。
また、動画情報の再生と合成をハードウェアで行うことにより、CPUの負荷を低減することが可能である。
また、同時刻に複数の位置で撮影した複数の映像を同時に表示するマルチアングル表示においても、表示装置の性能を高くすることなく表示できる。
Claims (9)
- 撮影時刻情報と撮影位置情報を有する動画情報を管理する動画情報管理装置であって、
前記動画情報を入力する入力部と、
前記入力部から入力された前記動画情報の撮影時刻と、前記撮影時刻に撮影された前記動画情報のデータアドレスと、撮影位置と、を対応付けた動画情報対応テーブルを生成する情報処理部と、
前記入力部から入力された前記動画情報と、前記情報処理部で生成した前記動画情報対応テーブルを記憶する記憶部と、
前記動画情報を出力する出力部と、
を具備し、
前記情報処理部は前記記憶部に記憶した前記動画情報対応テーブルから、特定の撮影時刻と撮影位置を有する前記動画情報のデータアドレスを取得し、
取得したデータアドレスに対応する前記動画情報を取得し、
取得した前記動画情報を出力部から出力する、
ことを特徴とする動画情報管理装置。 - 請求項1に記載の動画情報管理装置であって、
前記情報処理部は、前記記憶部に記憶した前記動画情報対応テーブルから、特定の撮影時刻と撮影位置を有する前記動画情報のデータアドレスを取得し、
取得したデータアドレスに対応する前記動画情報を取得し、
取得した少なくとも1つの前記動画情報の時刻情報を同期させて再生し、
再生した映像を、前記撮影位置に合わせて配置し、1つの映像に合成し、
再生した音声を1つの音声に合成し、
合成した映像、音声から1つの動画情報を生成し、
生成した動画情報を前記出力部から出力する、
ことを特徴とする動画情報管理装置。 - 請求項2に記載の動画情報管理装置であって、
前記情報処理部は、再生した映像を、前記撮影位置に合わせて配置する際に、地図上の位置に合わせて配置し、1つの映像に合成する、
ことを特徴とする動画情報管理装置。 - 請求項2または3に記載の動画情報管理装置であって、
前記情報処理部は、
合成した映像、音声から一つの動画情報を生成する際に、
表示する機器の画面サイズ、または対応する映像、音声の再生方式と同一となるように、動画情報を生成する、
ことを特徴とする動画情報管理装置。 - 請求項1に記載の動画情報管理装置であって、
前記情報処理部は、
前記入力部から入力された第一の動画情報から、
画素数の縮小、映像圧縮、音声圧縮、または圧縮方式の変更を施した第二の動画情報を生成し、
撮影時刻と、前記撮影時刻に撮影された、前記第一の動画情報のデータアドレスと、前記第二の動画情報のデータアドレスと、前記撮影位置を対応付けた動画情報対応テーブルを生成し、
前記記憶部は、
前記入力部から入力された前記第一の動画情報と、前記情報処理部で生成した前記第二の動画情報と前記動画情報対応テーブルを記憶し、
前記情報処理部は、
前記記憶部に記憶した前記動画情報対応テーブルから、特定の撮影時刻と撮影位置を有する前記第二の動画情報のデータアドレスを取得し、
取得したデータアドレスに対応する前記第二の動画情報を取得し、
取得した前記第二の動画情報を前記出力部から出力する、
ことを特徴とする動画情報管理装置。 - 請求項1に記載の動画情報管理装置であって、
前記情報処理部は、
前記記憶部から取得した第一の動画情報から、
画素数の縮小、映像圧縮、音声圧縮、または圧縮方式の変更を施した第二の動画情報を生成し、生成した前記第二の動画情報を出力部から出力する、
ことを特徴とする動画情報管理装置。 - 請求項1に記載の動画情報管理装置であって、
前記動画情報は、
位置検出機能と時刻管理機能を持つ動画撮影装置により記録された撮影時刻情報と撮影位置情報を有する動画情報、または、
時刻管理機能を持つ位置検出装置により記録された時刻情報と、位置情報および時刻管理機能を持つ動画撮影装置により撮影された動画情報の組み合わせである、
ことを特徴とする動画情報管理装置。 - 撮影時刻情報と撮影位置情報を有する動画情報を管理する動画情報管理方法であって、
前記動画情報を入力し、
入力された前記動画情報の撮影時刻と、前記撮影時刻に撮影された前記動画情報のデータアドレスと、撮影位置と、を対応付けた動画情報対応テーブルを生成し、
入力された前記動画情報と、生成した前記動画情報対応テーブルを記憶し、
記憶した前記動画情報対応テーブルから、特定の撮影時刻と撮影位置を有する前記動画情報のデータアドレスを取得し、
取得したデータアドレスに対応する前記動画情報を取得し、
取得した前記動画情報を出力する、
ことを特徴とする動画情報管理方法。 - 動画情報を合成する動画情報合成方法であって
撮影時刻情報と撮影位置情報を有する少なくとも1つの動画情報の、
時刻情報を同期させて再生し、
再生した映像を、撮影位置に合わせて配置し、1つの映像に合成し、
再生した音声を1つの音声に合成する、
ことを特徴とする動画情報合成方法。
Priority Applications (1)
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JP2013222877A JP2014030267A (ja) | 2013-10-28 | 2013-10-28 | 撮像装置 |
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