JP2014030166A - 無線通信ネットワーク時刻同期システム、無線通信ネットワーク時刻同期方法およびそのプログラム - Google Patents

無線通信ネットワーク時刻同期システム、無線通信ネットワーク時刻同期方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】正確な時刻同期を可能にし、かつ、NTPサーバの負荷を軽減することが可能な無線通信ネットワーク時刻同期システムを提供する。
【解決手段】無線装置NE1〜NE12(以下無線装置NEと略称)は、無線信号品質の劣化または切断が発生した時あるいは無線信号品質の劣化または切断状態が解消した時、SNMP Trapをネットワーク管理システムNMSに対して送信し、ネットワーク管理システムNMSは、無線装置NEから無線信号品質の劣化または切断状態が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapを受け取った際に、該SNMP Trapの送信元の無線装置NEが属するリンクにおいてNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置NE(例えば、リンク1の場合、無線装置NE1)を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置NEに対し時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを指示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信ネットワーク時刻同期システム、無線通信ネットワーク時刻同期方法および無線通信ネットワーク時刻同期プログラムに関する。
従来の技術として、特許文献1の特開2003−110562号公報「時刻同期システムおよび時刻同期方法」に開示された無線通信ネットワークの時刻同期システムは、例えば、図8のシステム構成図に示すように、監視対象の複数の無線装置であるNTPクライアントC11、C12、C13がマルチキャスト用のLinkA(リンクA)上に接続されていて、ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバS1との時刻同期を行うというネットワーク構成からなっている。そして、該時刻同期システムにおいては、NTPサーバS1とNTPクライアントC11、C12、C13との間にはNTPマルチサーバ機能とNTPクライアント機能とを有するルータR1が配置されている。図8は、前記特許文献1に記載の従来の時刻同期システムのシステム構成を示すシステム構成図である。
ここで、ルータR1は、マルチキャスト用のLinkA上に接続されているNTPクライアントC11、C12、C13からの時刻問い合わせ要求があらかじめ定めた所定の数よりも多いと判断すると、時刻問い合わせ要求を送出したLinkA上のすべてのNTPクライアントC11、C12、C13に対してマルチキャスト形式でルータR1の内部時刻を配信する。また、ルータR1の内部時刻とNTPサーバS1の時刻との誤差があらかじめ定めた所定値以内であれば、ルータR1からNTPサーバS1への時刻問い合わせ要求の送出間隔を長くする。而して、該特許文献1に記載の技術を適用することによって、NTPサーバS1の負荷を軽減するという効果を奏することができるとしている。
特開2003−110562号公報(第4−6頁)
しかしながら、マルチキャスト配信を行うマルチキャストサーバは、一般に、指定されたIPv4やIPv6のローカルブロードキャストアドレスやマルチキャストグループアドレスに対して定期的にかつ自発的にメッセージを送り、そして、通常、クライアントからのリクエストを必要としない仕組みが採用されている。したがって、無線通信ネットワークにおいて、図8に示すような従来の時刻同期システムを適用しようとすると、マルチキャストサーバとして動作するルータR1は、NTPクライアントC11、C12、C13側の状況の如何を参酌することなく、NTPクライアントC11、C12、C13に対して定期的にかつ自発的に時刻通知用のマルチキャストパケットを送信する動作を繰り返すことになり、その結果として、無線信号の瞬断が頻繁に起きてしまうと、時刻通知用のマルチキャストパケットを無線通信ネットワーク内で紛失してしまうという問題が発生する。
すなわち、前記特許文献1に記載のような従来の時刻同期システムは、無線通信ネットワークとして、NTPクライアントC11、C12、C13における時刻の正確性を犠牲にして、NTPサーバS1の負荷を軽減するという仕組みであり、正確な時刻同期が必要な無線通信ネットワークに関しては、かくのごとき仕組みを適用することができないという問題があった。
(本発明の目的)
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、正確な時刻同期を可能にし、かつ、NTPサーバの負荷を軽減することが可能な無線通信ネットワーク時刻同期システム、無線通信ネットワーク時刻同期方法および無線通信ネットワーク時刻同期プログラムを提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システム、無線通信ネットワーク時刻同期方法および無線通信ネットワーク時刻同期プログラムは、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムは、無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムであって、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期システムにおいて、
前記無線装置は、無線信号品質の劣化を検知した時および無線信号品質の劣化が解消した時に、無線信号品質の劣化の旨を示すアラーム項目または無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを指示する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする。
(2)本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムは、無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムであって、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期システムにおいて、
前記無線装置は、無線信号の切断を検知した時または無線信号の切断状態から接続状態に回復した時に、無線信号の切断状態発生の旨を示すアラーム項目または無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする。
(3)本発明による無線通信ネットワーク時刻同期方法は、無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムにおける無線通信ネットワーク時刻同期方法であって、前記無線通信ネットワーク時刻同期システムは、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期方法において、
前記無線装置は、無線信号品質の劣化を検知した時および無線信号品質の劣化が解消した時に、無線信号品質の劣化の旨を示すアラーム項目または無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを指示する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする。
(4)本発明による無線通信ネットワーク時刻同期方法は、無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムにおける無線通信ネットワーク時刻同期方法であって、前記無線通信ネットワーク時刻同期システムは、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期方法において、
前記無線装置は、無線信号の切断を検知した時または無線信号の切断状態から接続状態に回復した時に、無線信号の切断状態発生の旨を示すアラーム項目または無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする。
(5)本発明による無線通信ネットワーク時刻同期プログラムは、少なくとも前記(3)または(4)に記載の無線通信ネットワーク時刻同期方法を、前記無線装置または前記ネットワーク管理システムに搭載のコンピュータによって実行することが可能なプログラムとして実施していることを特徴とする。
本発明の無線通信ネットワーク時刻同期システム、無線通信ネットワーク時刻同期方法および無線通信ネットワーク時刻同期プログラムによれば、以下のような効果を奏することができる。
すなわち、本発明は、無線通信ネットワークにおいて、各無線装置(NE:Network Equipment)を監視するためのネットワーク管理システム(NMS:Network Management System)を配置して、該ネットワーク管理システム(NMS)が、各無線装置(NE)の無線信号瞬断と接続状況とを監視した結果に基づいて、NTP(Network Time Protocol)マルチキャストサーバの機能を有する無線装置(NE)からNTPマルチキャスト用の同一Link(リンク)に属する各無線装置(NE)に対する時刻通知用のマルチキャストパケットの送信時刻を制御する仕組みを採用している。したがって、時刻通知用のマルチキャストパケットを無線通信ネットワーク内で紛失してしまうことを確実に防止して、無線通信ネットワークとして正確な時刻同期を実現することを可能にし、かつ、ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバの負荷を軽減することができる。
本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 SNMPクライアントである無線装置NEにおける固有の管理情報ベースMIBの項目を例示する説明図である。 無線信号劣化アラーム項目/切断アラーム項目において、受信した無線信号のビットエラーの発生割合を示すBER(Bit Error Rate)があらかじめ定めたhigh BER閾値を超える場合のhigh BER Alarm(無線信号劣化アラーム)を定義したものを例示する説明図である。 無線信号劣化アラーム項目/切断アラーム項目において、受信した無線信号のビットエラーの発生割合を示すBERがあらかじめ定めたlow BER閾値を超える場合のlow BER Alarm(無線信号劣化アラーム)を定義したものを例示する説明図である。 無線信号劣化アラーム項目/切断アラーム項目において、無線信号の切断状態が発生した場合のdisconnect Alarm(切断アラーム)を定義したものを例示する説明図である。 NTPマルチキャスト配信制御項目を定義したものを例示する説明図である。 図1の無線通信ネットワーク時刻同期システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 各無線装置のIPアドレスとマルチキャスト用のNTPマルチサーバIPアドレスとの対応関係を記載したアドレス対応表の一例を示すテーブルである。 本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムの図1の場合とは異なるシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 現用NTPサーバおよび予備NTPサーバのIPアドレス設定項目と時刻同期状態監視項目とを定義する際の無線装置NEにおける装置固有の管理情報ベースMIBを定義した一例を示す説明図である。 現用NTPサーバおよび予備NTPサーバのIPアドレス設定項目を管理情報ベースMIBとして定義した一例を示す説明図である。 現用NTPサーバおよび現用に切り替わった際の予備NTPサーバと親無線装置NEとの間の時刻同期状態監視項目を管理情報ベースMIBとして定義した一例を示す説明図である。 図5の無線通信ネットワーク時刻同期システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 従来の時刻同期システムのシステム構成を示すシステム構成図である。
以下、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システム、無線通信ネットワーク時刻同期方法および無線通信ネットワーク時刻同期プログラムの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムおよび無線通信ネットワーク時刻同期方法について説明するが、かかる無線通信ネットワーク時刻同期方法をコンピュータにより実行可能な無線通信ネットワーク時刻同期プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、無線通信ネットワーク時刻同期プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、無線通信ネットワークにおいて、各無線装置NE(Network Equipment)を監視するためのネットワーク管理システムNMS(Network Management System)を配置して、該ネットワーク管理システムNMSが、各無線装置NEの無線信号瞬断と接続状況とを監視した結果に基づいて、NTP(Network Time Protocol)マルチキャストサーバの機能を有する無線装置NEからNTPマルチキャスト用の同一Link(リンク)に属する各無線装置NEに対する時刻通知用のマルチキャストパケットの送信時刻を制御することによって、正確な時刻同期を実現することを可能にし、かつ、ネットワークの時刻情報を供給するNTPサーバの負荷の軽減を可能にする仕組みを備えることを主要な特徴としている。
より具体的には、本発明は、次のような仕組みを実現している。
(1)無線装置NEの無線信号瞬断の検出時
ネットワーク管理システムNMSは、無線通信ネットワークを監視制御するために、各無線装置NEから、アラーム情報およびイベントログをSNMP Trapパケットによって受信して、保持する機能を備えている。そして、ネットワーク管理システムNMSは、各無線装置NEから通知されてくるアラーム情報の中に、無線信号の劣化に関わる項目(すなわち、high BER(Bit Error Rate)閾値検出アラームまたはlow BER閾値検出アラーム)が含まれていた場合、無線信号の瞬断が発生したものと判定する。
ネットワーク管理システムNMSは、かくのごとき無線信号の瞬断が発生したことを検知した後、無線装置NEから、無線信号瞬断のアラームが解除された旨を示すSNMP Trapパケットを受信したタイミングにおいて、該SNMP Trapパケットの送信元の無線装置NEと同じNTPマルチキャスト用のLink(リンク)に属する各子無線装置NEに対するNTPマルチキャストサーバ機能を有している親無線装置NEに対して、時刻通知用のNTPマルチキャストパケットを配信するように指示する配信指示制御を行う。該配信指示制御により、NTPマルチキャストサーバ機能を有する親無線装置NEは、同じLink(リンク)に属する配下の各子無線装置NEに対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットを配信する処理を行う。
(2)無線装置NEの切断から接続への状態変更の検出時
ネットワーク管理システムNMSは、無線装置NEから、切断アラームが解除された旨を示すSNMP Trapパケットを受信した場合においても、発生していた無線信号の瞬断状態が解消したものと判定して、(1)項の無線装置NEの無線信号瞬断の検出時の場合と同様、該SNMP Trapパケットの送信元の無線装置NEと同じLink(リンク)に属する各子無線装置NEに対するNTPマルチキャストサーバ機能を有する親無線装置NEに対して、時刻通知用のNTPマルチキャストパケットを配信するように指示する配信指示制御を行う。該配信指示制御により、NTPマルチキャストサーバ機能を有する親無線装置NEは、同じLink(リンク)に属する配下の各子無線装置NEに対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットを配信する処理を行う。
また、本発明においては、無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバは、現用予備の冗長構成例えば現用NTPサーバと予備NTPサーバとを備えた構成からなっていて、ネットワーク管理システムNMSは、ネットワークを監視制御するために、あらかじめ定めた周期で、周期的に、各子無線装置NEに対するNTPマルチキャストサーバ機能を有する親無線装置NEと現用NTPサーバとの間の時刻同期状況を監視し、現用NTPサーバと親無線装置NEとの間の時刻同期が得られていない状況が発生したことを検知した場合、直ちに、現用NTPサーバと予備NTPサーバとを切り替える制御を行い、新たに現用になったNTPサーバと親無線装置NEとの間の時刻同期を確立する動作を制御することも主要な特徴としている。
(実施形態の構成例)
次に、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムの実施形態について、そのシステム構成の一例を、図1を用いて説明する。図1は、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図であり、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期方法を適用した無線通信ネットワークの一例として、ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバS1と、該NTPサーバS1の時刻を参照する無線装置NE1〜NE12と、さらに、該無線装置NE1〜NE12を監視するネットワーク管理システムNMSとを少なくとも含んで構成される無線通信ネットワークの構成例を示している。
図1のシステム構成図において、ネットワーク管理システムNMSは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載し、SNMPサーバとして動作し、ネットワーク管理システムNMSの監視対象とされる無線装置NE1〜NE12は、いずれも、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載し、SNMPクライアントおよびNTPクライアントとして動作する。なお、NTPサーバS1は、NTPプロトコルを搭載し、無線通信ネットワークを構成する無線装置NE1〜NE12に対して時刻情報を供給するサーバとして動作する。
ここで、図1に示す例においては、無線装置NE1〜NE12のうち、無線装置NE1、NE5、NE9は、親無線装置であり、NTPサーバS1にはNTPユニキャストクライアントとして設定され、NTPサーバS1と無線装置NE1、NE5、NE9それぞれとの間は、あらかじめ定めた周期で周期的に、1対1のNTPユニキャスト形式のトランザクション通信による時刻同期を行う。さらに、無線装置NE1、NE5、NE9は、NTPクライアントとしての機能のみならず、それぞれ、NTPマルチキャスト用のLink1(リンク1)、Link2(リンク2)、Link3(リンク3)上に子無線装置として接続されている無線装置NE2、NE3、NE4、無線装置NE6、NE7、NE8、無線装置NE10、NE11、NE12それぞれに対する親無線装置として、それぞれの親無線装置と同一のNTPマルチキャスト用のLink(リンク)に属する無線装置NE2、NE3、NE4、無線装置NE6、NE7、NE8、無線装置NE10、NE11、NE12の各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャスト配信を行うNTPマルチサーバとしての機能も備えている。
つまり、無線装置NE1〜NE12のうち、子無線装置である無線装置NE2、NE3、NE4は、親無線装置の無線装置NE1とLink1の無線回線により接続され、子無線装置である無線装置NE6、NE7、NE8は、親無線装置の無線装置NE5とLink2の無線回線により接続され、…、子無線装置である無線装置NE10、NE11、NE12は、親無線装置の無線装置NE9とLink3の無線回線により接続されている。そして、子無線装置である無線装置NE2、NE3、NE4、NE6、NE7、NE8、…、NE10、NE11、NE12は、いずれも、NTPサーバS1にNTPマルチキャストクライアントとして設定され、NTPサーバS1と無線装置NE2、NE3、NE4、NE6、NE7、NE8、NE10、NE11、NE12のマルチキャストクライアントそれぞれとの間は、NTPマルチサーバとして機能する親無線装置の無線装置NE1、NE5、NE9それぞれを介して、1対N(本実施形態の場合は、N=3)のNTPマルチキャスト形式のトランザクション通信による時刻同期を行う。
なお、図1の例においては、Link1を構成する無線装置NE1〜NE4それぞれのIPアドレスは、それぞれ、'171.18.0.1'、'171.18.0.2'、'171.18.0.3'、'171.18.0.4'であり、Link2を構成する無線装置NE5〜NE8それぞれのIPアドレスは、それぞれ、'171.18.1.1'、'171.18.1.2'、'171.18.1.3'、'171.18.1.4'であり、…、Link3を構成する無線装置NE9〜NE12それぞれのIPアドレスは、それぞれ、'171.18.2.1'、'171.18.2.2'、'171.18.2.3'、'171.18.2.4'であるものとする。
また、SNMPサーバであるネットワーク管理システムNMSは、SNMPクライアントである無線装置NE1〜NE12側の管理情報ベースMIB(Management Information Base)として、個別のアラーム項目を、例えば図2に示すように、定義する。図2は、SNMPクライアントである無線装置NE1〜NE12側の管理情報ベースMIBとして個別アラーム項目を定義した一例を示す説明図である。
図2に示すように、SNMPサーバとなるネットワーク管理システムNMSの監視対象である各無線装置NE1〜NE12においては、SNMPクライアントのツリー上のオブジェクトの集合体として、図2(A)の装置固有のMIB項目を示す装置MIBの定義の次に、図2(B)に示す無線信号劣化アラーム項目/切断アラーム項目、あるいは、図2(C)に示すNTPマルチキャスト配信制御項目を定義している。なお、図2(B)の無線信号劣化アラーム項目/切断アラーム項目については、図2(B1)には、受信した無線信号のビットエラーの発生割合を示すBER(Bit Error Rate)があらかじめ定めたhigh BER閾値を超える場合のhigh BER Alarm(無線信号劣化アラーム)を定義したものを例示し、図2(B2)には、受信した無線信号のビットエラーの発生割合を示すBERがあらかじめ定めたlow BER閾値を超える場合のlow BER Alarm(無線信号劣化アラーム)を定義したものを例示し、図2(B3)には、無線信号の切断状態が発生した場合のdisconnect Alarm(切断アラーム)を定義したものを例示している。
図2(B1)のhigh BER Alarm(無線信号劣化アラーム)のアラーム項目においては、「highBERAlarm OBJECT-TYPE」のSYNTAXに定義しているように、アラームが発生していない場合は、none(0)、無線信号品質の劣化した状態が解消してhigh BER Alarmのアラームが解除された場合は、'Alarm Clear(1)'、無線信号品質の劣化が発生してhigh BER Alarmのアラームが発生した場合は、'Alarm Occur(2)'が設定される。また、図2(B2)のlow BER Alarm(無線信号劣化アラーム)のアラーム項目においては、「lowBERAlarm OBJECT-TYPE」のSYNTAXに定義しているように、アラームが発生していない場合は、none(0)、無線信号品質の劣化した状態が解消してlow BER Alarmのアラームが解除された場合は、'Alarm Clear(1)'、無線信号品質の劣化が発生してlow BER Alarmのアラームが発生した場合は、'Alarm Occur(2)'が設定される。また、図2(B3)のdisconnect Alarm(切断アラーム)のアラーム項目においては、「disconnectAlarm OBJECT-TYPE」のSYNTAXに定義しているように、アラームが発生していない場合は、none(0)、無線信号の切断状態から接続状態に回復してdisconnect Alarmのアラームが解除した場合は、'Alarm Clear(1)'、無線信号の切断状態が発生してdisconnect Alarmのアラームが発生した場合は、'Alarm Occur(2)'が設定される。
また、図2(C)のNTPマルチキャスト配信制御項目においては、「ntpMulticast OBJECT-TYPE」のSYNTAXに定義しているように、NTPマルチキャスト配信を行わない場合は、none(0)、NTPマルチキャスト配信を行う場合は、'send(1)'が設定される。
(実施形態の動作の説明)
次に、図1に示した無線通信ネットワーク時刻同期システムの動作について図3のシーケンス図を用いてその一例を説明する。図3は、図1の無線通信ネットワーク時刻同期システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図であり、SNMPサーバであるネットワーク管理システムNMS、監視対象となるSNMPクライアントの無線装置NE(図3においては、無線装置NE2〜NE4、無線装置NE6〜NE8、無線装置NE10〜NE11の各子無線装置のいずれかを意味している)、および、SNMPクライアントでありかつ同一Link内の各無線装置NEにNTPマルチキャストを行うNTPマルチサーバとしての機能を有する無線装置NE(無線装置NE1、NE5、NE9の各親無線装置のいずれかを意味している)との間で送受信されるデータと内容とについて時系列的に説明している。
まず、SNMPクライアントのいずれかの無線装置NEにおいてアラームが発生した時またはアラームが解除した時には、当該無線装置NEからネットワーク管理システムNMSに対するSNMP Trapパケットの送信処理を行う(シーケンスSeq1)。ここで、当該無線装置NEにおいて発生または解除するアラームとは、high BER Alarm(無線信号劣化アラーム)、low BER Alarm(無線信号劣化アラーム)、disconnect Alarm(切断アラーム)のいずれかであり、かくのごときアラーム発生時または解除時においては、当該無線装置NEは、図2に個別アラーム項目として定義した、high BER Alarm(無線信号劣化アラーム)、low BER Alarm(無線信号劣化アラーム)、disconnect Alarm(切断アラーム)のいずれかの管理情報ベースMIBの値をSNMP Trapパケットに設定してネットワーク管理システムNMSに対して送信する。
また、アラーム発生時または解除時の無線装置NEからネットワーク管理システムNMSへの通知は、無線装置NE内で、あらかじめ定めた周期(例えば1分周期)で、周期的に、個別アラームに変化があるか否かを確認し、個別アラームに変化があれば、アラーム通知を行うようにしている。また、無線装置NEからネットワーク管理システムNMSへの最初のアラーム通知については、アラーム発生項目のみの通知を行い、個別アラーム項目の値を無線装置NE内に保持しておく。しかる後の1周期後には、当該個別アラーム項目の前の周期で保持していた値と現在の値とを比較して、変化がある場合にのみ、ネットワーク管理システムNMSへのアラーム通知を行う。これにより、アラーム通知による無線通信ネットワークの負荷の増大を抑制するようにしている。
無線装置NEからのSNMP Trapパケットによるアラーム通知を受け取ったネットワーク管理システムNMSは、まず、受け取ったSNMP Trapパケットに記載されている送信元アドレスを参照して、アラーム通知用のSNMP Trapパケットの送信元である無線装置NEのIPアドレスを抽出する(シーケンスSeq2)。さらに、ネットワーク管理システムNMSは、受け取ったSNMP Trapパケットに記載されている個別アラーム項目を解析して、アラームの解除すなわち無線信号劣化アラーム項目(high BER Alarmまたはlow BER Alarm)の解除あるいは切断アラーム項目(disconnect Alarm)の解除を示す項目として、MIB値が'Alarm Clear(1)'を含むSNMP Trapパケットを受け取ったか否かを確認する。アラーム解除を示すSNMP Trapパケットを受け取った場合には、当該無線装置NEにおける無線信号の瞬断状態から回復したものと見做して、まず、SNMP Trapパケットの送信元のIPアドレスをキーにして、ネットワーク管理システムNMSに保持している図4のアドレス対応表を検索する。
図4は、各無線装置NE1〜NE12のIPアドレスとNTPサーバS1が保持している各Linkごとのマルチキャスト用のNTPマルチサーバIPアドレスとの対応関係を記載したアドレス対応表の一例を示すテーブルであり、NE名T1、各NEのIPアドレスT2、同じLinkに属するNTPマルチサーバIPアドレスT3(すなわちNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置のIPアドレス)からなっている。ここで、図4に示すアドレス対応表は、図1のシステム構成図に示したシステム構成例の場合を示しており、NTPマルチサーバIPアドレスT3には、NTPサーバS1に接続されて、各Link1,2,3ごとのNTPマルチサーバとして機能する親無線装置の無線装置NE1、NE5、NE9それぞれのIPアドレスと同じIPアドレスが、各Link1,2,3それぞれの子無線装置に対するマルチキャスト用のIPアドレスとして、無線装置NE2、NE3、NE4、無線装置NE6、NE7、NE8、無線装置NE10、NE11、NE12のそれぞれに設定登録される。
ネットワーク管理システムNMSは、SNMP Trapパケットの送信元のIPアドレスをキーにしたアドレス対応表の検索結果として、NTPマルチサーバIPアドレスT3を参照して、同じLinkに属するNTPマルチサーバIPアドレスつまり同じLinkに属するNTPマルチサーバとして機能する親無線装置NE(すなわち無線装置NE1、NE5、NE9のいずれか)のIPアドレスを探索する。しかる後、ネットワーク管理システムNMSは、探索したNTPマルチサーバIPアドレスを宛先にして、同じLinkに属する各子無線装置NEに対して時刻通知用のNTPマルチキャスト配信を行うことを指示するためのNTPマルチキャスト配信制御用のSet Requestコマンドを送信する(シーケンスSeq3)。
ネットワーク管理システムNMSからのNTPマルチキャスト配信制御用のSet Requestコマンドを受け取ったNTPマルチサーバとして機能する親無線装置NE(すなわち無線装置NE1、NE5、NE9のいずれか)は、まず、内部に保持しているマルチキャスト配信制御用のMIB項目の値を、図2(C)に示したように、マルチキャスト配信を行うために'send(1)'に設定する。しかる後、同じLinkに属する配下の子無線装置NE(例えば、NTPマルチサーバとなる親無線装置NEがLink1の無線装置NE1の場合は、同じLink1に属する配下の子無線装置である無線装置NE2、NE3、NE4)に対して、時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをNTPマルチキャスト配信する処理を行う(シーケンスSeq4)。当該NTPマルチサーバに該当する親無線装置NEは、NTPマルチキャストの配信処理が完了すると、マルチキャスト配信制御用のMIB項目の値を、'send(1)'から'none(0)'にクリアする。
しかる後においては、当該NTPマルチサーバに該当する親無線装置NEは、あらかじめ定めた周期で、周期的に、ネットワーク管理システムNMSからのNTPマルチキャスト配信制御のSet Requestコマンドを受け取って、マルチキャスト配信制御用のMIB項目の値が'none(0)'から'send(1)'に変わったか否かのチェックを行う。'none(0)'から'send(1)'に変わったことを検出すると、同じLinkに属する配下の子無線装置NEに対して、NTPマルチキャスト配信を行う処理を繰り返す。
(本実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、次のような効果が得られる。
すなわち、図1に示すように、無線通信ネットワークにおいて、各無線装置NE(Network Equipment)を監視するためのネットワーク管理システムNMS(Network Management System)を配置して、該ネットワーク管理システムNMSが、各無線装置NEの無線信号瞬断と接続状況とを監視した結果に基づいて、NTP(Network Time Protocol)マルチキャストサーバの機能を有する親無線装置NE(無線装置NE1、NE5、NE9のいずれかの無線装置)からNTPマルチキャスト用の同一Link(リンク)に属する各子無線装置NE(無線装置NE2〜NE4、無線装置NE6〜NE8、無線装置NE10〜NE11のいずれかの無線装置群)に対する時刻通知用のマルチキャストパケットの送信時刻を制御する仕組みを採用している。したがって、時刻通知用のマルチキャストパケットを無線通信ネットワーク内で紛失してしまうことを確実に防止して、無線通信ネットワークとして正確な時刻同期を実現することを可能にし、かつ、ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバの負荷を軽減することができる。
(他の実施形態の構成例)
次に、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムの前記実施形態とは異なる他の実施形態について、そのシステム構成の一例を、図5を用いて説明する。図5は、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期システムの図1の場合とは異なるシステム構成の一例を示すシステム構成図であり、図1の場合のシステム構成とは、ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバが、現用NTPサーバS1と予備NTPサーバS2とを有する現用予備冗長構成からなっている点を除いて、全く同様のシステム構成である場合を示している。すなわち、図5の無線通信ネットワーク時刻同期システムは、本発明による無線通信ネットワーク時刻同期方法を適用した無線通信ネットワークの一例として、ネットワークの時刻情報を供給する現用NTPサーバS1と予備NTPサーバS2、該現用NTPサーバS1の時刻を参照する無線装置NE1〜NE12と、さらに、該無線装置NE1〜NE12を監視するネットワーク管理システムNMSとを少なくとも含んで構成されている。
図5のシステム構成図において、ネットワーク管理システムNMSは、図1のシステム構成図の場合と同様、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載し、SNMPサーバとして動作し、ネットワーク管理システムNMSの監視対象とされる無線装置NE1〜NE12は、図1のシステム構成図の場合と同様、いずれも、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載し、SNMPクライアントおよびNTPクライアントとして動作する。なお、現用NTPサーバS1および予備NTPサーバS2は、いずれも、NTPプロトコルを搭載し、現用NTPサーバS1および現用に切り替わった際の予備NTPサーバS2は、無線通信ネットワークを構成する無線装置NE1〜NE12に対して時刻情報を供給するサーバとして動作する。
ここで、図5に示す例においても、図1の場合と同様、無線装置NE1〜NE12のうち、無線装置NE1、NE5、NE9は、親無線装置であり、現用NTPサーバS1および予備NTPサーバS2にはNTPユニキャストクライアントとして設定され、現用NTPサーバS1および現用に切り替わった際の予備NTPサーバS2と無線装置NE1、NE5、NE9それぞれとの間は、あらかじめ定めた周期で、周期的に、1対1のNTPユニキャスト形式のトランザクション通信による時刻同期を行う。さらに、無線装置NE1、NE5、NE9は、NTPクライアントとしての機能のみならず、それぞれ、NTPマルチキャスト用のLink1(リンク1)、Link2(リンク2)、Link3(リンク3)上に子無線装置として接続されている無線装置NE2、NE3、NE4、無線装置NE6、NE7、NE8、無線装置NE10、NE11、NE12それぞれに対する親無線装置として、それぞれの親無線装置と同一のNTPマルチキャスト用のLink(リンク)に属する無線装置NE2、NE3、NE4、無線装置NE6、NE7、NE8、無線装置NE10、NE11、NE12の各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャスト配信を行うNTPマルチサーバとしての機能も備えている。
つまり、無線装置NE1〜NE12のうち、子無線装置である無線装置NE2、NE3、NE4は、親無線装置の無線装置NE1とLink1の無線回線により接続され、子無線装置である無線装置NE6、NE7、NE8は、親無線装置の無線装置NE5とLink2の無線回線により接続され、…、子無線装置である無線装置NE10、NE11、NE12は、親無線装置の無線装置NE9とLink3の無線回線により接続されている。そして、子無線装置である無線装置NE2、NE3、NE4、NE6、NE7、NE8、…、NE10、NE11、NE12は、いずれも、NTPサーバS1にNTPマルチキャストクライアントとして設定され、NTPサーバS1と無線装置NE2、NE3、NE4、NE6、NE7、NE8、NE10、NE11、NE12のマルチキャストクライアントそれぞれとの間は、NTPマルチサーバとして機能する親無線装置の無線装置NE1、NE5、NE9それぞれを介して、1対N(本実施形態の場合は、N=3)のNTPマルチキャスト形式のトランザクション通信による時刻同期を行う。
なお、図5の例においても、図1の場合と同様、Link1を構成する無線装置NE1〜NE4それぞれのIPアドレスは、それぞれ、'171.18.0.1'、'171.18.0.2'、'171.18.0.3'、'171.18.0.4'であり、Link2を構成する無線装置NE5〜NE8それぞれのIPアドレスは、それぞれ、'171.18.1.1'、'171.18.1.2'、'171.18.1.3'、'171.18.1.4'であり、…、Link3を構成する無線装置NE9〜NE12それぞれのIPアドレスは、それぞれ、'171.18.2.1'、'171.18.2.2'、'171.18.2.3'、'171.18.2.4'であるものとする。
また、SNMPサーバであるネットワーク管理システムNMSは、装置固有の管理情報ベースMIB(Management Information Base)として、現用NTPサーバS1および予備NTPサーバS2のIPアドレス(NTP Server IP Address)の設定項目と、現用NTPサーバS1と親無線装置NE1、NE5、NE9との間の時刻同期状態を監視するための時刻同期状態監視項目とを、例えば図6に示すように、定義している。図6は、現用NTPサーバS1および予備NTPサーバS2のIPアドレス設定項目と時刻同期状態監視項目とを無線装置NE1、NE5、NE9における装置固有の管理情報ベースMIBとして定義した一例を示す説明図である。つまり、図6(A)は、現用NTPサーバS1および予備NTPサーバS2のIPアドレス設定項目と時刻同期状態監視項目とを定義する際の無線装置NEにおける装置固有の管理情報ベースMIBを定義した一例を示す説明図であり、また、図6(B)は、現用NTPサーバS1および予備NTPサーバS2のIPアドレス設定項目を管理情報ベースMIBとして定義した一例を示す説明図であり、また、図6(C)は、現用NTPサーバS1および現用に切り替わった際の予備NTPサーバS2と親無線装置NE1、NE5、NE9との間の時刻同期状態監視項目を管理情報ベースMIBとして定義した一例を示す説明図である。
図6に示すように、SNMPサーバとなるネットワーク管理システムNMSの監視対象である各親無線装置NE1、NE5、NE9においては、SNMPクライアントのツリー上のオブジェクトの集合体として、図6(A)の装置固有のMIB項目を示す装置MIBの定義の次に、図6(B)に示す現用NTPサーバS1のIPアドレス(NTP Server IP Address)の設定項目、あるいは、図6(C)に示す時刻同期状態監視項目を定義している。なお、図6(B)の現用NTPサーバS1のIPアドレス設定項目については、現用のNTPサーバのIPアドレスが設定されており、現用のNTPサーバが予備NTPサーバS2に切り替わった場合には、現用に切り替わった予備NTPサーバS2のIPアドレスが設定される。
また、図6(C)の時刻同期状態監視項目においては、「NTPstatus OBJECT-TYPE」のSYNTAXに定義しているように、現用NTPサーバS1と親無線装置NE1、NE5、NE9との間の時刻同期外れが発生していない場合は、none(0)、NTPサーバの現用予備切替により時刻同期外れが解消された場合は、'Success(1)'、現用NTPサーバS1と親無線装置NE1、NE5、NE9との間の時刻同期外れが発生した場合は、'Failed(2)'が設定される。
(他の実施形態の動作の説明)
次に、図5に示した無線通信ネットワーク時刻同期システムの動作について図7のシーケンス図を用いてその一例を説明する。図7は、図5の無線通信ネットワーク時刻同期システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図であり、SNMPサーバであるネットワーク管理システムNMSと監視対象となるSNMPクライアントの親無線装置NE(図7においては、SNMPクライアントでありかつ同一Link内の各無線装置NEにNTPマルチキャストを行うNTPマルチサーバとしての機能を有する各親無線装置NE1、NE5、NE9のいずれかを意味している)との間で送受信されるデータと内容とについて時系列的に説明している。
まず、ネットワーク管理システムNMSは、あらかじめ定めた周期(例えば1日に1回)ごとに、周期的に、時刻同期状態の監視対象である各親無線装置NEに対して、時刻同期状況監視項目の取得要求となるGet Requestコマンドの送信処理を行う(シーケンスSeq11)。ここで、取得要求の時刻同期状況監視項目とは、図6(C)のSNMP MIBとして定義した項目のことである。
ネットワーク管理システムNMSからのGet Requestコマンドを受け取った親無線装置NEは、当該親無線装置NEと現用NTPサーバS1との間の時刻同期状態を示す時刻同期状況監視項目として保持しているMIB値を取り出して、取り出した該時刻同期状況監視項目のMIB値を含むGet Responseコマンドを生成して、Get Requestコマンドの送信元のネットワーク管理システムNMSに対して返信する(シーケンスSeq12)。ここで、親無線装置NEは、時刻同期状況監視項目として、前回の時刻同期失敗状態から今回の状態が異なり時刻同期成功の状態に回復した場合には、MIB値を'Success(1)'に設定して保持しており、前回の時刻同期成功状態が今回も継続していた場合には、MIB値を'none(0)'に設定して保持している。一方、今回の時刻同期状態が失敗していた場合には、前回の時刻同期状態の如何によらず、MIB値を'Failed(2)'に設定して保持している。
親無線装置NEからのGet Responseコマンドを受け取ったネットワーク管理システムNMSは、該Get Responseコマンドに含まれている時刻同期状況監視項目のMIB値を解析して、当該親無線装置と上位の現用NTPサーバS1との間の時刻同期が外れた時刻同期失敗の状態になっているか否かを判別する(シーケンスSeq13)。つまり、図6(C)に示すMIB定義においては、該Get Responseコマンドに含まれている時刻同期状況監視項目のMIB値が'Failed(2)'であるか否かを判別する。
親無線装置NEと上位の現用NTPサーバS1との間の時刻同期が外れた時刻同期失敗の状態になり、時刻同期状況監視項目のMIB値が'Failed(2)'のGet Responseコマンドを受け取った場合には、ネットワーク管理システムNMSは、当該親無線装置NEに関する上位のNTPサーバを現用NTPサーバS1から予備NTPサーバS2へ切り替えるNTPサーバの現用予備切替動作を実施する。例えば、図5に×印を付して示すように、親無線装置NE1、NE5、NE9のうち、親無線装置NE9と上位の現用NTPサーバS1との間の時刻同期が外れた時刻同期失敗の状態になっていることを検知した場合には、ネットワーク管理システムNMSは、図5に一点鎖線で示すように、親無線装置NE9は、現用NTPサーバS1から予備NTPサーバS2へ切り替えた状態に接続することにより、時刻同期を回復させるように動作する。一方、その他の親無線装置NE1、NE5については、上位の現用NTPサーバS1との間の時刻同期が確保されている状態になっているので、上位のNTPサーバの現用予備切替動作を行うことなく、そのまま、現用NTPサーバS1との間の接続状態を継続する。
ネットワーク管理システムNMSは、上位の現用NTPサーバS1との間の時刻同期が外れた時刻同期失敗の状態になっている親無線装置NE例えば親無線装置NE9に関する上位のNTPサーバの現用予備切替動作を行うために、予備NTPサーバS2のIPアドレスを取り出して、親無線装置NE9に関するIPアドレスを宛先にして、予備NTPサーバS2のIPアドレスを含むSet Requestコマンドを生成して送信することにより、親無線装置NE9の上位の現用NTPサーバとして、予備NTPサーバS2のIPアドレスを設定することを指示する(シーケンスSeq14)。
ネットワーク管理システムNMSからのSet Requestコマンドを受け取った親無線装置NE9は、Set Requestコマンドに含まれている予備NTPサーバS2のIPアドレスに基づいて、図6(B)のNTP Server IP Address設定項目のMIB値について、現用に切り替わるべき予備NTPサーバS2のIPアドレスを設定することによって、現用のNTPサーバとして予備NTPサーバS2を用いるように、現用NTPサーバS1を予備NTPサーバS2に切り替える処理を実施する。しかる後、親無線装置NE9は、新たに現用に設定した予備NTPサーバS2との間の時刻同期処理を実施して、時刻同期が得られ、予備NTPサーバS2の現用への切り替えが成功した場合には、切り替えが成功した旨の情報を含むSet Responseコマンドを生成して、Set Requestコマンドの送信元のネットワーク管理システムNMSに対して返信する(シーケンスSeq15)。
親無線装置NE9からのSet Responseコマンドを受け取ったネットワーク管理システムNMSは、該Set Responseコマンドに含まれている切り替えが成功したか否かを示す情報を解析して、予備NTPサーバS2への切り替えが成功したことを確認する。ネットワーク管理システムNMSは、その後、あらかじめ定めた周期(例えば1日に1回)に達すると、シーケンスSeq11の場合と同様、時刻同期状態の監視対象である各親無線装置NEに対して、時刻同期状況監視項目の取得要求となるGet Requestコマンドの送信処理を行う(シーケンスSeq16)。
ネットワーク管理システムNMSからのGet Requestコマンドを受け取った親無線装置NEは、シーケンスSeq12の場合と同様、当該親無線装置NEと現用NTPサーバS1との間の時刻同期状態を示す時刻同期状況監視項目として保持しているMIB値を取り出して、取り出した該時刻同期状況監視項目のMIB値を含むGet Responseコマンドを生成して、Get Requestコマンドの送信元のネットワーク管理システムNMSに対して返信する(シーケンスSeq17)。ここで、親無線装置NEは、時刻同期状況監視項目として、前述したように、前回の時刻同期失敗状態から今回の状態が異なり時刻同期成功の状態に回復した場合には、MIB値を'Success(1)'に設定して保持しており、前回の時刻同期成功状態が今回も継続していた場合には、MIB値を'none(0)'に設定して保持している。一方、今回の時刻同期状態が失敗していた場合には、前回の時刻同期状態の如何によらず、MIB値を'Failed(2)'に設定して保持している。
親無線装置NEからのGet Responseコマンドを受け取ったネットワーク管理システムNMSは、シーケンスSeq13の場合と同様、該Get Responseコマンドに含まれている時刻同期状況監視項目のMIB値を解析して、当該親無線装置NEと上位の現用NTPサーバS1との間の時刻同期が外れた時刻同期失敗の状態になっているか否かを判別する(シーケンスSeq18)。つまり、図6(C)に示すMIB定義においては、前述したように、該Get Responseコマンドに含まれている時刻同期状況監視項目のMIB値が'Failed(2)'であるか否かを判別する。
親無線装置NEと上位の現用NTPサーバS1との間の時刻同期が得られている時刻同期成功の状態にあり、時刻同期状況監視項目のMIB値が'none(0)'または'Success(1)'のGet Responseコマンドを受け取った場合には、ネットワーク管理システムNMSは、何も処理を行うことなく、時刻同期監視動作を終了する(シーケンスSeq19)。
以上にように、ネットワーク管理システムNMSは、各親無線装置NEについて上位の現用NTPサーバS1との時刻同期状況をあらかじめ定めた周期ごとに周期的に監視し、時刻同期が外れた時刻同期失敗状態に陥った親無線装置NEを検知した場合には、直ちに、該当する親無線装置NEの現用のNTPサーバS1を予備NTPサーバS2へ切り替える動作を行って、上位のNTPサーバとの正確な時刻同期を迅速かつ容易に回復することを可能にしている。この結果、NTP(Network Time Protocol)マルチキャストサーバの機能を有する親無線装置NE(無線装置NE1、NE5、NE9のいずれかの無線装置)からNTPマルチキャスト用の同一Link(リンク)に属する各子無線装置NE(無線装置NE2〜NE4、無線装置NE6〜NE8、無線装置NE10〜NE11のいずれかの無線装置群)に対する時刻通知用のマルチキャストパケットの送信時刻を正確な時刻に設定することを可能にし、ネットワークとして正確な時刻同期を確保することが可能になる。
つまり、図1に示した前述の実施形態においては、上位のNTPサーバS1が単一の構成であり、上位のNTPサーバS1と親無線装置NE(無線装置NE1、NE5、NE9のいずれかの無線装置)との間の時刻同期が外れた時刻同期失敗状態が発生した場合には、代替する手段がなく、該当する親無線装置NEとNTPマルチキャスト用の同一Link(リンク)に属する各子無線装置NE(無線装置NE2〜NE4、無線装置NE6〜NE8、無線装置NE10〜NE11のいずれかの無線装置群)に対して正確な時刻を通知することができなくなり、同一Link(リンク)に属する各子無線装置NEにおける時刻もずれてしまうという問題が発生してしまう。
これに対して、図5に示す本実施形態においては、上位のNTPサーバは、例えば現用NTPサーバS1と予備NTPサーバS2とを備えた現用予備冗長構成からなっており、かつ、ネットワーク管理システムNMSは、上位の現用NTPサーバS1と各親無線装置NE(無線装置NE1、NE5、NE9)との間の時刻同期状況をあらかじめ定めた周期ごとに周期的に監視する仕組みを備えているので、時刻同期が外れた時刻同期失敗状態になった親無線装置NEを検知した際に、該親無線装置NEの上位の現用NTPサーバS1を予備NTPサーバS2に切り替える制御を行い、当該親無線装置NEは、新たに現用に切り替わった予備NTPサーバS2との間で時刻同期を実施することを可能にしている。
而して、上位の現用NTPサーバS1と親無線装置NEとの間の時刻同期が外れた時刻同期失敗状態が発生した場合であっても、ネットワークの監視制御を行うネットワーク管理システムNMSの制御により、上位の現用のNTPサーバS1を予備NTPサーバS2に切り替えることによって、当該親無線装置NEの時刻同期を迅速かつ容易に回復させ、該当する親無線装置NEと同一Link(リンク)に属する各子無線装置NE(無線装置NE2〜NE4、無線装置NE6〜NE8、無線装置NE10〜NE11のいずれかの無線装置群)に対して正確な時刻を通知することができ、ネットワークとして正確な時刻に同期させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
C11 NTPクライアント
C12 NTPクライアント
C13 NTPクライアント
NE 無線装置
NE1 無線装置
NE2 無線装置
NE3 無線装置
NE4 無線装置
NE5 無線装置
NE6 無線装置
NE7 無線装置
NE8 無線装置
NE9 無線装置
NE10 無線装置
NE11 無線装置
NE12 無線装置
NMS ネットワーク管理システム
R1 ルータ
S1 NTPサーバ(現用NTPサーバ)
S2 NTPサーバ(予備NTPサーバ)
T1 NE名
T2 各NE IPアドレス
T3 NTPマルチサーバIPアドレス

Claims (10)

  1. 無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムであって、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期システムにおいて、
    前記無線装置は、無線信号品質の劣化を検知した時および無線信号品質の劣化が解消した時に、無線信号品質の劣化の旨を示すアラーム項目または無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを指示する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする無線通信ネットワーク時刻同期システム。
  2. 前記無線装置が無線信号品質の劣化を検知する場合は、受信した無線信号のビットエラーの割合を示すBER(Bit Error Rate)が、あらかじめ定めたhigh BER閾値を超える場合、または、あらかじめ定めたlow BER閾値を超える場合であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信ネットワーク時刻同期システム。
  3. 無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムであって、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期システムにおいて、
    前記無線装置は、無線信号の切断を検知した時または無線信号の切断状態から接続状態に回復した時に、無線信号の切断状態発生の旨を示すアラーム項目または無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする無線通信ネットワーク時刻同期システム。
  4. 前記無線装置は、あらかじめ定めた周期で周期的に、無線信号品質または無線信号の切断に関する状況を監視し、前記ネットワーク監視システムに対して前回送信した前記SNMP Trapパケットのアラーム項目が示していた状況と異なる状況を検知した際に、その旨を示すアラーム項目を含む前記SNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の無線通信ネットワーク時刻同期システム。
  5. 前記NTPサーバは、現用と予備との冗長構成からなり、前記ネットワーク管理システムは、あらかじめ定めた周期で周期的に、上位の現用NTPサーバと各前記親無線装置との間の時刻同期状況を監視し、時刻同期が外れた時刻同期失敗状態の前記親無線装置を検知した際に、当該親無線装置に対して、上位の現用NTPサーバを予備NTPサーバに切り替える指示を送信することにより、当該親無線装置と上位のNTPサーバとの間の時刻同期を回復させる制御を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の無線通信ネットワーク時刻同期システム。
  6. 無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムにおける無線通信ネットワーク時刻同期方法であって、前記無線通信ネットワーク時刻同期システムは、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期方法において、
    前記無線装置は、無線信号品質の劣化を検知した時および無線信号品質の劣化が解消した時に、無線信号品質の劣化の旨を示すアラーム項目または無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号品質の劣化が解消した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを指示する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする無線通信ネットワーク時刻同期方法。
  7. 前記無線装置が無線信号品質の劣化を検知する場合は、受信した無線信号のビットエラーの割合を示すBER(Bit Error Rate)が、あらかじめ定めたhigh BER閾値を超える場合、または、あらかじめ定めたlow BER閾値を超える場合であることを特徴とする請求項6に記載の無線通信ネットワーク時刻同期方法。
  8. 無線通信ネットワークにおける時刻同期を行う無線通信ネットワーク時刻同期システムにおける無線通信ネットワーク時刻同期方法であって、前記無線通信ネットワーク時刻同期システムは、前記無線通信ネットワークの時刻情報を供給するNTP(Network Time Protocol)サーバと、該NTPサーバの時刻情報を参照する1ないし複数の無線装置と、該無線装置を監視するネットワーク管理システムとを少なくとも含んで構成され、前記NTPサーバは、NTPプロトコルを搭載したサーバとして動作し、また、前記ネットワーク管理システムは、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを搭載したSNMPサーバとして動作し、また、前記無線装置それぞれは、SNMPプロトコルとNTPプロトコルとを搭載して、SNMPクライアントとして動作するとともに、1ないし複数のNTPマルチキャスト用のリンクそれぞれを構成するNTPマルチサーバ機能を有する親無線装置と該親無線装置に対するNTPクライアントとして動作する子無線装置とからなり、該NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、前記NTPサーバからの時刻通知用のNTPパケットをあらかじめ定めた周期で周期的にユニキャスト形式で受け取り、かつ、同一リンクに属するNTPクライアントとして動作する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する無線通信ネットワーク時刻同期方法において、
    前記無線装置は、無線信号の切断を検知した時または無線信号の切断状態から接続状態に回復した時に、無線信号の切断状態発生の旨を示すアラーム項目または無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを前記ネットワーク管理システムに対して送信し、前記ネットワーク管理システムは、前記無線装置からの該SNMP Trapパケットのうち無線信号の切断状態から回復した旨を示すアラーム項目を含むSNMP Trapパケットを受け取った際に、該SNMP Trapパケットの送信元の前記無線装置が属するリンクにおいて前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置を宛先として、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信する配信指示を送信することにより、該配信指示を受け取った前記NTPマルチサーバ機能を有する親無線装置は、当該リンクに属する各子無線装置に対して時刻通知用のNTPマルチキャストパケットをマルチキャスト形式で配信することを特徴とする無線通信ネットワーク時刻同期方法。
  9. 前記NTPサーバは、現用と予備との冗長構成からなり、前記ネットワーク管理システムは、あらかじめ定めた周期で周期的に、上位の現用NTPサーバと各前記親無線装置との間の時刻同期状況を監視し、時刻同期が外れた時刻同期失敗状態の前記親無線装置を検知した際に、当該親無線装置に対して、上位の現用NTPサーバを予備NTPサーバに切り替える指示を送信することにより、当該親無線装置と上位のNTPサーバとの間の時刻同期を回復させる制御を行うことを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の無線通信ネットワーク時刻同期方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれかに記載の無線通信ネットワーク時刻同期方法を、前記無線装置または前記ネットワーク管理システムに搭載のコンピュータによって実行することが可能なプログラムとして実施していることを特徴とする無線通信ネットワーク時刻同期プログラム。
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