JP2014028131A - キャディバッグの開口部を構成する開口部材、キャディバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部材の大きさ(口径)を可変とするキャディバッグを提供する。
【解決手段】筒状の本体部の上端に取付けられてキャディバッグの開口部を構成するリング状の開口部材1において、少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材2と第2部材3とから構成し、第1部材2と第2部材3の分割個所を連結材4でつなぎ、これら連結材4の個所で第1部材2と第2部材3とが互いに遠ざかり或いは近づくように作動して開口部の大きさを調節できるようにした。また、キャディバッグの運搬時や保管時などのプレーをしない場合には、開口部の大きさを小さくしておくことで、開口部が邪魔になることはない。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブを収容するキャディバッグの開口部を構成する開口部材と、その開口部材を有するキャディバッグに関する。
従来のキャディバッグの開口部の大きさは10インチ、9.5インチ、9インチ、8.5インチ、8インチなどの種類があり、この大きさを口径といい横の長さを測ったものである。縦の長さは、一般的には横の長さよりも長い。一般男子ゴルファー用では、口径が8.5インチ、女子用では8インチが一般的である。
従来のキャディバッグは、ウッドやアイアンあるいはパターなどの複数本のクラブがバッグ内に収容されるものであって、そのため、従来のゴルフバッグにあっては、バッグ本体の開口部に、この開口部を複数の収容口に仕切るための仕切り部材が組み付けられ、例えばクラブを種類毎に分けて、各種類のクラブを各収納口からバッグ本体内に収納するようにしている。
特許文献1(特開2004−81297)には、バッグ本体の開口部に、この開口部を複数の収納口に仕切るための仕切り部材が設けられているゴルフバッグにおいて、バッグ本体に対する仕切り部材の取り付け位置を変更可能とする位置変更許容手段が設けられ、この位置変更許容手段による仕切り部材の取り付け位置の変更により、収納口の大きさを変更可能としたことを特徴とするゴルフバッグが開示されている。その実施の形態では、位置変更許容を、支持部材とスプリングとから構成し、具体的には横側仕切り体を内筒、外筒およびスプリングにより構成し、これを伸長させることでバッグ部材の係合孔に嵌め、収縮させることで係合孔から外し、これによって横側仕切り体の移動を実現している。そして、バッグ本体内を仕切る帯状のセパレータの長手方向の両端部に横側仕切り体を包む包持部材を縫いつけ、セパレータ両端部を包持部材を介して横側仕切り体に吊り掛けている。
特許文献1のゴルフバッグの場合、横側仕切り体の位置を変えるときには、先ず、横側仕切り体から包持部材を外し、次いで操作片の操作によりスプリングの弾性力に抗して横側仕切り体を収縮させて係合穴から外し、所望の係合穴に横側仕切り体の両端部を再度係合させ、仕切り体に包持部材を取り付けることになる。このように包持部材の取り外し作業と、横側仕切り体の移動作業と、包持部材の取り付け作業の三工程が必要となり、しかも横側仕切り体の移動作業には横側仕切り体の収縮操作及び両端の係合穴への係合操作が必要であり、総じて作業性が悪く、片手での作業、ワンタッチの作業は不可能である。
そこで、特許文献1の欠点を解消するために、特許文献2(特開2006−28754)が開発された。これは、バッグ本体の開口部付近に対向して設けた横長で且つ底部に向かう複数の分岐部を有する係止部の、いずれかの分岐部に横仕切部材を嵌め、この横仕切部材をバッグ本体に設けた弾性体又は連結部材により引っ張ることで、横仕切部材を係止部に沿って片手で、またワンタッチで作業性よく移動することができるとともに、横仕切部材を分岐部に安定的に保持して内部空間を確実に仕切ることができるキャディバッグである。
特開2004−8127号公報 特開2006−280754号公報
特許文献1、2に記載のいずれのキャディバッグも開口部の仕切部材に関するものであり、開口部の大きさを可変にすることができるというものではなかった。ラウンド中にクラブの出し入れをするとき、特にセルフプレー時には、開口部が大きいほどクラブの出し入れがし易い。しかしながら、開口部を大きくすると、バッグ自体も大きくなり、重量も増える。
そこで、本発明は、プレーしないときには、開口部の大きさはそのままで、開口部を大きくすることによるキャディバッグ自体の重量の増加を防止し、プレーするとき、特にセルフプレーのとき、開口部の大きさを拡大してクラブの出し入れをし易くしたキャディバッグの開口部を構成する開口部材を提供することを目的とするものである。
上述の目的を達成するため、本発明は、筒状の本体部の上端に少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材と第2部材とから構成し、第1部材と第2部材の分割個所を連結材でつなぎ、これら連結材の個所で第1部材と第2部材とが互いに遠ざかり或いは近づくように作動して開口部の大きさを調節できるようにした。
また、上記の目的を達成するため、筒状の本体部と、その上端に取付けられてキャディバッグの開口部を構成するリング状の開口部材とからなるキャディバッグにおいて、前記開口部材は、少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材と第2部材とを有し、前記本体部は、前記第1部材と連動して動く第1本体部材と前記第2部材と連動して動く第2本体部材とを有し、第1部材と第2部材の分割個所を連結材でつなぎ、これら連結材の個所で第1部材と第2部材とが互いに遠ざかり或いは近づくように作動して開口部の大きさを調節できるようにすると共に、前記第1本体部材と前記第2本体部材もそれに連動して互いに遠ざかり或いは近づくように作動して前記本体部の内部空間の大きさを調節できるようにした。
本発明によれば、筒状の本体部の上端に取付けられてキャディバッグの開口部を構成するリング状の開口部材において、少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材と第2部材とから構成し、第1部材と第2部材の分割個所を連結材でつなぎ、これら連結材の個所で第1部材と第2部材とが互いに遠ざかり或いは近づくように作動して開口部の大きさを調節できるようにしたので、バッグ重量を増やすことなく、プレー中のみ開口部を拡げることができ、プレー時におけるクラブの出し入れを容易にすることができる。また、キャディバッグの運搬時や保管時などのプレーをしない場合には、開口部の大きさを小さくしておくことで、開口部が邪魔になることはない。
また、本発明によれば、筒状の本体部と、その上端に取付けられてキャディバッグの開口部を構成するリング状の開口部材とからなるキャディバッグにおいて、前記開口部材は、少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材と第2部材とを有し、前記本体部は、前記第1部材に取り付けられた第1本体上端部と、前記第2部材に取り付けられた第2本体上端部とを有し、第1部材と第2部材の分割個所を連結材でつなぎ、これら連結材の個所で第1部材と第2部材とが互いに遠ざかり或いは近づくように作動して開口部の大きさを調節できるようにすると共に、前記第1本体上端部と前記第2上端部も互いに遠ざかり或いは近づくように作動して前記本体部の内部空間の大きさを調節できるようにしたので、開口部の大きさを調節すると同時に本体部の内部空間の大きさも調節することができる。
開口部材の斜視図 第1、2部材を連結し、ロックする状態を説明する部分的平面図 係合部材の係合状態を説明する図 連結材の正面図 本体部の分解斜視図 本体部を貼付した斜視図 本体部の上端が拡大した状態の斜視図 別の実施形態を示す斜視図 図8の底面側から見た斜視図 図8の正面図 他の実施形態を示す斜視図 図11の正面図 図11の底面側から見た斜視図 さらに別の実施形態を示す斜視図 図14の正面図 さらに他の実施形態を示す斜視図 図16の正面図 図16の底面側から見た斜視図 また別の実施形態を示す斜視図 開口部材を有するキャディバッグを示す図 キャディバッグの本体部の他の実施例を示す図 キャディバッグの本体部の他の実施例を示す図 キャディバッグの他の実施例を示す図 キャディバッグの他の実施例を示す図 本体部の補強部材を示す図 キャディバッグの本体部の他の実施例を示す図 連結部の保護部材を示す図
以下に本発明の第1の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、後述する(図5ないし図7)本体部20の上端に取り付けられてキャディバッグの開口部を構成するリング状の開口部1を示し、少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材2と第2部材3とから構成してある。第1部材2の全体形状は、円弧状に形成され、その両端に連結材4の一端を取り付けてある。第2部材3も円弧状に形成され、その両端側に前記連結材4の他端が挿入される鞘部5を形成してある。この鞘部5に連結材4が挿入され、その挿入の深さにより開口部の大きさが決まる。開口部材1の平面形状は縦長のほぼ楕円形状であり、短い横方向の径に沿って分割されている。なお、鞘部5は櫛状の部材52により強固に開口部材1の内周に取り付けられている。
前記第1部材2にはアーチ状の仕切部材2Aを形成してあり、第2部材3にはH字状の仕切部材3Aを形成してあり、全体で5室に分けられている。これらの仕切部材2A、3Aの配置は、所望の配置を選択することができる。
また、第1部材2の両端にはフック6を一端側で回動可能に取り付けてある。
前記フック6は、図2及び図3に示すように、少なくとも2個所の係合部6A、6Bを備え、これらの係合部6A、6Bが第2部材3に設けた被係合部7に係合する。被係合部7は、この実施形態ではピンを用いた。このピンに溝である係合部6A、6Bが嵌まり込んで係合し、第1部材2と第2部材3とが固定される。
図4は、連結材4の長孔4Aに被係合部(ピン)7が位置している状態を示す。連結材4は、第1部材2と第2部材3とをつなぐものであり、且つ両部材2,3間を遠ざけたり、近づけたりするためのものであり、鞘部5への挿入、深さの調節を行うため被係合部(ピン)7が長孔4A内を移動できるようになっている。なお、第1部材2と第2部材3とは、双方が作動して互いを遠ざけたり近づけたりする場合もあるが、どちらか一方のみが作動して互いを遠ざけたり近づけたりする場合もある。
図5ないし図7は、本体部20の構造の一例を示し、中央部が大きくえぐれ、展開図状態でU字状のU字部材21と、このU字部材21の大きくえぐれた開口部分を覆うようにU字部材21に取付くカバー部材22とから成り、カバー部材22の中段位置の左右両側にスリット23を開けてある。符合30は、底部材を示し、この底部材30にU字部材21が取付けられる。前記U字部材21の両端は合わされ固着されて筒状になる。筒状のU字部材21の開口をカバー部材22で覆うとき、図6に示すようにカバー部材22の下端側をビス25で回動可能にU字部材21に取り付け、スリット23にビス24をU字部材21側から挿通させ、スリット23の長さ分だけカバー部材22の上端側が開くようになっている。図7は、カバー部材22の上端側をビス25を回動支点として開いた状態を示す。この開いた状態で開口部材1の開口径も大きくなっている。開口部材1は、本体部20の上端に取り付けられる。
上述した開口部材1本体部20、底部材30のいずれもプラスチック材料を成型したものが、強度と軽量化を図る上から一般的に使用されている。
図8ないし図10は、他の実施形態を示すものであり、第1部材2と第2部材3とから構成され、両部材2,3を連結材4でつなぎ、両部材2,3が互いに遠ざかったり、近づいたりして開口部材の開口大きさを調節できるものである点は、先の実施形態と同じである。この実施形態では、連結材4は、第2部材3に一体成形され、第1部材2の鞘部5に対して挿入される。鞘部5の外側面側に、内周に歯8Aが規則的に形成された長孔8Bを有するプレート8を取り付けてあり、この長孔8B内に連結材4に形成された突部4Bが嵌まり込んでいる。また、第2部材3にガイドロッド9を設け、このガイドロッド9が挿入されるガイド部10を第1部材2側に設けてある。ガイド部10は桶状のもので、この中にガイドロッド9が深く差し込まれたり、浅く差し込まれて、開口部材の開口大きさに対応している。
図11ないし図13の実施形態は、上述した実施例におけるガイドロッド9とガイド部10がない替わりに、プレート8の歯8Aを鋭くして突部4Bとの係合を強めている。
図14及び図15に示す実施形態は、第1部材2と第3部材3の両端を連結部材4とし、両端を重ね合わせ、重ね合わせた個所にそれぞれ長孔4C、4Dを形成し、これら長孔4C、4Dの重なり合う部分にピン11を挿入するように、このピン11をくわえ部材12(鞘部5に相当)に取り付けてある。また、くわえ部材12の内側に係止手段13を設けた。
図16ないし図18に示す実施形態は、ワイヤ14を用いたものであり、操作部材15を引き下げると開口径は小さくなり、操作部材15を引き上げると第2部材3がばねの力により外側に押し出されて開口径は大きくなるようにしてある。この実施形態でも、第1部材2と第2部材3との各両端が連結材4を構成し、鞘部5に収容されている。
図19に示す実施形態は、レバー16を引き上げることにより連結材4を鞘部5から引き出して開口部材1の口径を大きくするようにしたものである。
ここまでは主にキャディバッグの上端に取り付けられるキャディバッグの開口部材1について説明したが、ここからは開口部材1を有するキャディバッグについて説明する。
図20は図7の本体部20の上端に開口部1を取り付け、更に本体部20の外周に本体カバー31を取り付けた状態を示すものである。
前述の通り、開口部材1は第1部材2と第2部材3とからなる。また、本体部20は第1本体部材21(U字部材21)と第2本体部材22(カバー部材22)とからなり、第1本体部材21はその上部に第1本体上端部26を有し、第2本体部材はその上部に第2本体上端部27を有する。
第1部材2はリベットなどの固定手段により第2本体部材22に固定されている。よって、第1部材2が開けば第2本体部材22(第2本体上端部27)も開き、第1部材2が閉じれば第2本体部材22(第2本体上端部27)も閉じるよう連動して作動する。
第2部材3はリベットなどの固定手段により第1本体部材21に固定されている。第2部材3は原則として開閉(稼働)しないが、これを開閉するようにしてもよい。開閉する場合は、第2部材3が開けば第1本体部材21(第1本体上端部26)も開き、第2部材3が閉じれば第1本体部材21(第1本体上端部26)も閉じるよう連動して作動する。なお、第2部材3のみを開閉するようにして、第1部材2を開閉しないようにしてもよい。
このように、第1本体部材21(第1本体上端部26)と第2本体部材22(第2本体上端部27)は、第2部材3と第1部材2に連動して作動するので、開口部1を広げれば、本体部20の内部空間も同時に広げることができる。また、開口部1を狭めれば、本体部20の内部空間も同時に狭めることができる。
なお、ここでは第1本体部材21と第2本体部材22との間にこれらを連結する連結部材を設けていないが、連結部材を設けてもよい。
図21は、キャディバッグの本体部20に関する他の実施例である。
本実施例の本体部20は、図5から図7で説明した本体部20に近似した基本構成を有している。異なる点は、図5から図7では第1本体部材21と第2本体部材22を連結するためのスリット23及びビス24が中段位置にのみ設けられているのに対し、本実施例は中段位置及び上段位置に設けられている。また、図5から図7では第1本体部材(U字部材)21がU字型をしているが、本実施例では長方形となっている。更に、本実施例では縦長の連結板32により第1本体部材21と第2本体部材22とを連結する。本実施例では、U字形状の部材などを使わず、一般的な形状(長方形)の部材を使用するので、製造が容易で、製造コストも安く抑えることができる。
図22は、キャディバッグの本体部20に関する他の実施例である。
本実施例の本体部20は、図5から図7で説明した本体部20に近似した基本構成を有している。異なる点は、図5から図7は、第1本体部材21と第2本体部材とが別部材であるが、本実施例では第1本体部材21と第2本体部材とが一体的に形成された1つの部材であるという点である。
第1本体上端部26と第2本体上端部27との間に、第1本体上端部26と第2本体上端部27とを開閉させるためのスリット28が設けられており、これにより開口部材1の開閉に連動して、本体部20も開閉することが可能となる。なお、必ずしもこのスリット28を設ける必要はない。例えば、本体部20が伸縮性のある素材の場合はスリット28を設ける必要はない。
図23は、キャディバッグに関する他の実施例である。
本実施例は、図19で説明した例に近似した基本構成を有している。異なる点は、図19ではレバーを引き上げることにより連結材4を鞘部5から引き出して開口部材1の口径を大きくしていたが、本実施例では、ハンドル33の内側に設けられているハンドルボタン34を引くことで連結材4を鞘部5から引き出して開口部材1の口径を大きくするものである。
図24は、キャディバッグに関する他の実施例である。
本実施例は、図23で説明した例に近似した基本構成を有している。異なる点は、図23では、ハンドル33の内側に設けられているハンドルボタン34を引くことで連結材4を鞘部5から引き出して開口部材1の口径を大きくするものであるが、本実施例では、スライド部35をスライドさせることにより連結材4を鞘部5から引き出して開口部材1の口径を大きくし、又は連結材4を鞘部5に収めて開口部材1の口径を小さくするものである。
図25は、本体部20の強度を補強する補強部材を表した図である。
第1本体部21及び第2本体部22の構成は図5から図7において説明したとおりであるが、図5から図7の場合、第1本体部材21及び第2本体部材22の強度を保てない場合がある。即ち、開口部を広げた際に、本体部(第1本体部材21、第2本体部材22)が開口部材1(第1部材、第2部材)の重みにより折れ曲がってしまうことがある。
これを防止するため、図25のように本体部20の強度を補強する補強部材を設けるとよい。
この補強部材は、補強芯棒41と芯棒支持部材42と芯棒受部43からなる。
補強芯棒41は、棒状部材であり、素材としては可撓性のある素材(例えばグラスファイバーなど)が好ましい。ただし、これに限るものではなく、本体部(第1本体部材21、第2本体部材22)の強度を補強できるのであれば他の素材や形状でもよい。
補強芯棒41の長さは第1本体部材21(又は第2本体部材22)の上端部から下端部(底部)までの長さと同じ長さが好ましい。ただし、これより短くてもよい。即ち、第1本体部材21(又は第2本体部材22)の上端部から下端部すべてを支える必要はなく、上端部付近から下端部付近にかけて支えることができればよい。
芯棒支持部材42は、内側に空洞部(空間部44)を有する円筒状の部材であり、空間部44に補強芯棒41を挿入し固定することにより芯棒を支持するものである。芯棒支持部材42は、円柱状に形成された厚みのあるナイロン布地であり、その外周面の一部が第1本体部材21(又は第2本体部材22)に縫い付けられている。なお、芯棒支持部材42の素材や第1本体部材21(又は第2本体部材22)への取り付け方法は、これに限るものではなく、補強芯棒41を支持することができれば他の素材や取り付け方法であってもよい。
芯棒受部43は、キャディバッグの底面30に設けられていおり、補強芯棒41を嵌め込むための穴(芯棒受穴46)を有する。
この芯棒支持部材42の空間部44に補強芯棒41を挿入し、補強芯棒41を芯棒受穴46に嵌め込むことにより補強芯棒41を支持・固定する。これにより本体部20の強度を補強することができる。なお、この補強芯棒41は、何本設けてもよい。
この補強部材は、第1本体部材21と第2本体部材22双方に設けてもよいが、第1本体部材21と第2本体部材22のうち、その大きさ(面積や容積)が小さい方にのみ設けてもよい。大きい方であれば開口部材1の重さに耐えられる場合もあるが、小さい方はその重さに耐えられない場合が多いからである。
また、傾き角度が大きくなる方に、この補強部材を設けてもよい。即ち、キャディバッグを垂直に立てた状態で、第1本体部と第2本体部とを遠ざけた際に、垂直方向に対して傾き角度が大きくなる方に補強部材を設けるのである。傾きが大きい方が開口部材1の重さに耐えられない場合が多いからである。
更に、第1本体部材21と第2本体部材22のうち稼働(開閉)する方にのみこの補強部材を設けてもよい。稼働する方が、開口部材1の重さに耐えられない場合が多いからである。
図26は、補強部材に関する他の実施例である。
本実施例の補強部材は、本体部20に収納可能な2つの棒状部材(棒状部材36、棒状部材37)からなる。この棒状部材36と棒状部材37とを、その中心よりやや下方の位置において、ビス38等で回転可能に連結する。これにより図26のように補強部材がX状に形成される。なお、この補強部材は、本体部20内の対向する2つの側面に対になるように設けることが好ましい。
開口部材1の第1部材と第2部材が開閉すると、それに連動してこの補強部材も第1本体上端部26と第2本体上端部27とを開閉するように作動する。
次に、連結材4の詳細について説明する。図27は、連結材4を表す図である。
キャディバッグにゴルフクラブを収納した際、ゴルフクラブが連結材4の内側に接触してゴルフクラブを傷つけてしまう場合がある。これを防止するため、連結材4の内側にゴルフクラブを保護するための保護部材51を設ける。
この保護部材51の素材としては熱可塑性ポリウレタンなどが使用されるがこれに限るものではない。
保護部材51を設ける位置は、ゴルフクラブと連結材4とが接する位置(主に連結材4の内側)が好ましい。ただし、これに限るものではない。
次にフック6の詳細について説明する。このフック6は脱着可能に取り付けられている。例えば、図1の留め具50は、取り外すことが可能な既知の留め具であり、これを取り外すことによりフック6も脱着可能となる。脱着可能にすることによりフック6が破損した場合でも、フック6を買い換えるだけで済み、キャディバッグそのものを買い換える必要がないので経済的である。
また、連結材4・鞘部5・フック6はいずれも塗装が可能で、これにより各部材に好みの色や模様などの変化を持たせ、キャディバッグを自分好みのお洒落なものにすることができる。
1 開口部材
2 第1部材
3 第2部材
4 連結材
5 鞘部
20 本体部
21 第1本体部材
22 第2本体部材
26 第1本体上端部
27 第2本体上端部

Claims (10)

  1. 筒状の本体部の上端に取付けられてキャディバッグの開口部を構成するリング状の開口部材において、
    少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材と第2部材とから構成し、
    第1部材と第2部材の分割個所を連結材でつなぎ、
    これら連結材の個所で第1部材と第2部材とが互いに遠ざかり或いは近づくように作動して開口部の大きさを調節できるようにしたことを特徴とするキャディバッグの開口部を構成する開口部材。
  2. 前記連結材の一端を第1部材又は第2部材に取付け、第2部材又は第1部材に連結材の他端側が挿入される鞘部を形成し、連結材の鞘部への挿入具合で開口部の大きさを調節したことを特徴とする請求項1に記載のキャディバッグの開口部を構成する開口部材。
  3. 前記第1部材又は第2部材に少なくとも2個所の係合部を備えたフックを回動可能に取付け、第2部材又は第1部材にフックの係合部が保合する被係合部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャディバッグの開口部を構成する開口部材。
  4. 前記第1部材及び第2部材のそれぞれの内周に仕切部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のキャディバッグの開口部を構成する開口部材。
  5. 前記連結材は、ゴルフクラブを傷つけることを防止するための保護部材を有し、
    前記保護部材は、ゴルフクラブと前記連結材とが接する位置に設けられることを特徴とする請求項1記載のキャディバッグの開口部を構成する開口部材。
  6. 前記フックは脱着可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のキャディバッグの開口部を構成する開口部材。
  7. 筒状の本体部と、その上端に取付けられてキャディバッグの開口部を構成するリング状の開口部材とからなるキャディバッグにおいて、
    前記開口部材は、少なくとも径方向に沿って2分割して第1部材と第2部材とを有し、
    前記本体部は、前記第1部材に取り付けられた第1本体上端部と、前記第2部材に取り付けられた第2本体上端部とを有し、
    第1部材と第2部材の分割個所を連結材でつなぎ、
    これら連結材の個所で第1部材と第2部材とが互いに遠ざかり或いは近づくように作動して開口部の大きさを調節できるようにすると共に、前記第1本体上端部と前記第2上端部も互いに遠ざかり或いは近づくように作動して前記本体部の内部空間の大きさを調節できるようにしたことを特徴とするキャディバッグ。
  8. 前記本体部は、第1本体部材と第2本体部材とからなり、
    前記第1本体部材は前記第1本体上端部を有し、前記第2本体部材は前記第2本体上端部を有することを特徴とする請求項7記載のキャディバッグ。
  9. 前記本体部は、前記本体部の強度を補強するための補強部材を有し、
    前記補強部材は、前記本体部の上部方向から下部方向にかけて設けられていることを特徴とする請求項7記載のキャディバッグ。
  10. 前記補強部材は、可撓性のある棒状の部材であることを特徴とする請求項9記載のキャディバッグ。

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