JP2014027728A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡素な構成によって、高調波成分を低減できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置は制御回路4を備える。制御回路4は、電力変換装置の複数のアームにそれぞれ対応する複数の信号波を発生させる信号波源12と、搬送波信号を発生させる搬送波源13と、複数の信号波に対応してそれぞれ設けられ、対応する信号波と搬送波信号とを比較して、制御信号に用いられる比較信号を出力する複数の比較器14U,14V,14Wと、複数の比較器14U,14V,14Wからのそれぞれから出力される複数の比較信号のうちの少なくとも1つを他の比較信号よりも遅延させるための遅延回路15V,15Wとを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は電力変換装置に関し、特に、電力変換装置から発生する高調波を抑制するための技術に関する。
電力変換装置の主回路(たとえばインバータ)の交流側に接続されたLCフィルタのコンデンサと、当該主回路の直流側に設けられるコンデンサとを接続した構成がこれまでに提案されている。たとえば特許第3889714号公報(特許文献1)、および特開2007−330058号公報(特許文献2)は、交流の各相ごとに搬送波源を設けて、それらの搬送波源から発生した搬送波の間でキャリア位相をずらす方式を提案している。この方式によれば、直流側コンデンサの中性点に流れる高調波成分を低減することができる。
特許第3889714号公報 特開2007−330058号公報
上記のように、従来の技術では、交流の各相ごとに搬送波源が設けられるため、電力変換装置の構成および制御が複雑となる。本発明の目的は、より簡素な構成によって、高調波成分を低減できる電力変換装置を提供することである。
本発明のある局面に係る電力変換装置は、多相交流の各相の交流ラインと直流ラインとに接続された複数のアームを含み、直流から交流への変換または交流から直流への変換を行なう変換部と、その一方端が対応の交流ラインに接続されるリアクトル、および、リアクトルの他方端と直流ラインとの間に接続されたコンデンサを含むフィルタと、複数のアームをそれぞれ制御するための複数の制御信号を生成して、複数の制御信号を複数のアームにそれぞれ与える制御回路とを備える。制御回路は、複数のアームにそれぞれ対応する複数の信号波を発生させる信号波源と、搬送波信号を発生させる搬送波源と、複数の信号波に対応してそれぞれ設けられ、対応する信号波と搬送波信号とを比較して、制御信号に用いられる比較信号を出力する複数の比較器と、複数の比較器からのそれぞれから出力される複数の比較信号のうちの少なくとも1つを他の比較信号よりも遅延させるための遅延回路とを含む。
本発明によれば、高調波成分を低減できる電力変換装置をより簡素な構成によって提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置101の概略的な構成を示した図である。 図1に示した制御回路4の構成を示した機能ブロック図である。 図2に示した制御回路4の第1の比較例に係る構成を示したブロック図である。 図3に示した制御回路41の制御によって得られるU相、V相およびW相の各々の電圧と、零相電圧とを説明するための図である。 図2に示した制御回路4の第2の比較例に係る構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置102の概略的な構成を示した図である。 図6に示した制御回路4Aの構成を示した機能ブロック図である。 図7に示したタイマー制御回路20によるタイマー19V,19Wの遅延時間の設定に関する処理を説明したフローチャートである。 第2の実施の形態に係る遅延時間の設定の一例を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置103の概略的な構成を示した図である。 図10に示した制御回路4Bの構成を示した機能ブロック図である。 図11に示したタイマー制御回路22によるタイマー19V,19Wの遅延時間の設定に関する処理を説明したフローチャートである。 図12のステップS12,S13の処理を説明するための図である。 図12のステップS14,S15の処理を説明するための図である。 図12のステップS17の処理を説明するための図である。 U相、V相、W相のPWM制御信号の間の位相差の調整結果の例を示した図である。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の1つの変形例を示した図である。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の別の変形例を示した図である。
[実施の形態1]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置101の概略的な構成を示した図である。図1を参照して、電力変換装置101は、直流電源1と、変換部2と、LCフィルタ3と、制御回路4と、正側ライン5と、負側ライン6と、中性線7とを備える。
直流電源1は、直流電力を変換部2に供給する。変換部2は、直流電源1からの直流電力を交流電力に変換する。この実施の形態では、変換部2は、三相インバータ回路として構成される。変換部2は、スイッチング素子Q1〜Q6と、ダイオードD1〜D6と、コンデンサC1〜C3とを備える。スイッチング素子Q1〜Q6には、たとえばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられる。
直流電源1の正極は正側ライン5に接続される。直流電源1の負極は負側ライン6に接続される。スイッチング素子Q1,Q2は、正側ライン5と負側ライン6との間に直列に接続される。スイッチング素子Q3,Q4は、正側ライン5と負側ライン6との間に直列に接続される。スイッチング素子Q5,Q6は、正側ライン5と負側ライン6との間に直列に接続される。ダイオードD1〜D6は、スイッチング素子Q1〜Q6にそれぞれ逆並列接続される。コンデンサC1〜C3は、互いに並列に正側ライン5と負側ライン6との間に接続される。
スイッチング素子Q1,Q2およびダイオードD1,D2は、三相交流のU相に対応するアーム(U相アーム)を構成する。スイッチング素子Q3,Q4およびダイオードD3,D4は、交流のV相に対応するアーム(V相アーム)を構成する。スイッチング素子Q5,Q6およびダイオードD5,D6は、交流のW相に対応するアーム(W相アーム)を構成する。
スイッチング素子Q1〜Q6の各々は、制御回路4から与えられる制御信号をそのゲートに受けることによってオン/オフされる。この実施の形態ではスイッチング素子Q1〜Q6の制御方式としてPWM(Pulse Width Modulation)制御が適用される。具体的には、制御回路4は、スイッチング素子Q1〜Q6にゲート制御信号Gu,Gx,Gv,Gy,Gw,Gzをそれぞれ与える。すなわち、ゲート制御信号Gu,Gxは、U相アームの制御信号である。ゲート制御信号Gv,Gyは、V相アームの制御信号である。ゲート制御信号Gw,Gzは、W相アームの制御信号である。
LCフィルタ3は、変換部2から出力される交流電力に含まれる高調波成分を除去する。変換部2(三相インバータ回路)から出力された三相交流は、LCフィルタ3を介して負荷10に供給される。
LCフィルタ3は、リアクトルLu,Lv,Lwと、コンデンサCu,Cv,Cwとを含む。リアクトルLuの一方端は、U相に対応する交流ラインを介してスイッチング素子Q1,Q2の接続点に接続される。リアクトルLuの他方端は、負荷10側の交流ラインに接続される。リアクトルLvの一方端は、V相に対応する交流ラインを介してスイッチング素子Q3,Q4の接続点に接続される。リアクトルLvの他方端は、負荷10側の交流ラインに接続される。リアクトルLwの一方端は、W相に対応する交流ラインを介してスイッチング素子Q5,Q6の接続点に接続される。リアクトルLwの他方端は、負荷10側の交流ラインに接続される。
コンデンサCuは、リアクトルLuの他方端と中性線7とに接続される。コンデンサCvは、リアクトルLvの他方端と中性線7とに接続される。コンデンサCwは、リアクトルLwの他方端と中性線7とに接続される。中性線7は、負側ライン6に接続される。
変換部2の動作時には、変換部2からLCフィルタ3に高調波成分が流入する。変換部2から出力された高調波成分(電流In)は、LCフィルタ3から中性線7を介して負側ライン6へと流れる。
図2は、図1に示した制御回路4の構成を示した機能ブロック図である。図2を参照して、制御回路4は、電圧指令生成回路11と、信号波生成回路12と、搬送波信号生成回路13と、比較器14U,14V,14Wと、遅延回路15V,15Wと、反転回路16U,16V,16Wと、リミッタ回路17Ua,17Ub,17Va,17Vb,17Wa,17Wbとを備える。
電圧指令生成回路11は、U相、V相、W相の各々に対応する電圧指令信号を生成する。信号波生成回路12は、電圧指令生成回路11からの電圧指令信号を受けて、各相アームのための信号波を生成する。具体的には、信号波生成回路12は、U相電圧信号Vu*と、V相電圧信号Vu*と、W相電圧信号Vw*とを生成する。
搬送波信号生成回路13は、搬送波信号を発生させる。一般に搬送波には三角波が用いられる。スイッチング素子Q1〜Q6の周波数は、搬送波信号の周波数により決定される。
比較器14U,14V,14Wは、U相電圧信号Vu*、V相電圧信号Vv*、およびW相電圧信号Vw*にそれぞれ対応して設けられる。
比較器14Uは、U相電圧信号Vu*と搬送波信号とを比較して、U相のためのPWM制御信号を出力する。比較器14Vは、V相電圧信号Vv*と搬送波信号とを比較して、W相のためのPWM制御信号を出力する。比較器14Wは、W相電圧信号Vw*と搬送波信号とを比較して、W相のためのPWM制御信号を出力する。PWM制御信号は矩形波信号である。上記のPWM制御信号は、比較器の比較結果を示す比較信号に対応する。PWM制御信号は、ゲート制御信号に用いられる。この実施の形態ではPWM制御信号からゲート制御信号が生成される。
遅延回路15Vは、比較器14Vから出力されるPWM制御信号を遅延させる。遅延回路15Wは、比較器14Wから出力される信号をPWM制御信号を遅延させる。
本発明の実施の形態によれば、(N−1)個の遅延回路が設けられる。Nは多相交流の相数である。比較器は各相に対応して設けられる。したがって比較器の個数はN個である。(N−1)個の遅延回路は、(N−1)個の比較器の出力にそれぞれ接続される。したがって、N個の比較器のうちの1つの出力には遅延回路が接続されていない。すなわち、(N−1)個の遅延回路の遅延時間は、遅延回路が接続されていない比較器の出力を基準として定められる。
(N−1)個の遅延回路の遅延時間は互いに異なりうる。スイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング周波数をFswとし、多相交流の相の数をN(Nは3以上の整数)とし、mを1以上(N−1)以下の整数とすると、各遅延回路の遅延時間は、m/Fsw/Nで与えられる。
第1の実施の形態ではN=3である。したがって、第1の実施の形態では、2個の遅延回路15V,15Wが設けられる。遅延回路15V,15Wの遅延時間は以下のように定められる。
遅延回路15Vの遅延時間:1/Fsw/N
遅延回路15Wの遅延時間:2/Fsw/N
遅延回路15Vの遅延時間を比較器14Uからの出力信号に対する位相差で示すと120°である。同様に遅延回路15Wの遅延時間を比較器14Uからの出力信号に対する位相差で示すと240°である。
図2に示した構成では、比較器14Uの出力には遅延回路が接続されていない。しかし、比較器14U,14V,14Wのいずれか1つの出力に遅延回路が接続されず、残りの2つの比較器の出力に遅延回路が接続されていればよい。したがって、2つの遅延回路の配置は図2に示されるように限定されるものではない。
反転回路16U,16V,16Wは、それぞれ、比較器14U,14V,14Wの出力信号を反転させる。リミッタ回路17Uaは、比較器14Uから出力されたPWM制御信号の最大値を制限してゲート制御信号Guを出力する。リミッタ回路17Ubは、反転回路16Uからの出力信号の最大値を制限して、ゲート制御信号Guを出力する。同様に、リミッタ回路17Va,17Vbは、それぞれ比較器14Vおよび反転回路16Vからの出力信号の最大値を制限して、ゲート制御信号Gv,Gyを出力する。リミッタ回路17Wa,17Wbは、それぞれ比較器14Wおよび反転回路16Wからの出力信号の最大値を制限して、ゲート制御信号Gw,Gzを出力する。
図2に示された構成によれば、中性線7(図1)を通じてコンデンサC1〜C3の中性点(言い換えると、負側ライン6)に流れる高調波成分を低減することができる。さらに、図2に示された構成によれば、搬送波信号生成回路13は、3つの比較器(14U,14V,14W)に対して共通に設けられる。したがって、制御回路4の構成を簡素化することができる。このような効果についてさらに詳しく説明する。
図3は、図2に示した制御回路4の第1の比較例に係る構成を示したブロック図である。図2および図3を参照して、制御回路41は、遅延回路15V,15Wが省略されている点において制御回路4と異なる。
図4は、図3に示した制御回路41の制御によって得られるU相、V相およびW相の各々の電圧と、零相電圧とを説明するための図である。図4を参照して、搬送波信号は、U相電圧信号Vu*、V相電圧信号Vv*、およびW相電圧信号Vw*に共通である。
U相電圧信号Vu*が搬送波信号より大きい場合には、U相ラインに電圧Eが出力される。U相電圧信号Vu*の値が負である場合には、U相電圧信号Vu*の絶対値が搬送波信号の絶対値より大きい間に、U相ラインに電圧−Eが出力される。V相およびW相の各々の電圧も、各相に対応する電圧信号と搬送波信号との間の上述した関係に従って決定される。
搬送波信号の値が最大値(正のピーク値)に達するときに、U相電圧、V相電圧、W相電圧は、ともに−Eとなる。このときの零相成分VU+V+Wの値は、−3Eとなる。搬送波信号の値が最小値(負のピーク値)に達するときに、U相電圧、V相電圧、W相電圧は、ともにEとなる。このときには、零相成分VU+V+Wの値が+3Eとなる。すなわち、図4に示される制御によれば、零相成分が大きい。このことは中性線7を通じてコンデンサC1〜C3の中性点に流れる高調波成分が大きいことを意味する。
図5は、図2に示した制御回路4の第2の比較例に係る構成を示したブロック図である。図2および図5を参照して、制御回路42は、遅延回路15V,15Wが省略されている点において制御回路4と異なる。さらに、制御回路42は、搬送波信号生成回路13に代えて搬送波信号生成回路13U,13V,13Wを備える。すなわち、図5に示された構成では、相ごとに搬送波生成回路が設けられる。
搬送波信号生成回路13U,13V,13Wは搬送波信号18U,18V,18Wをそれぞれ発生させる。搬送波信号18U,18V,18Wの位相は互いに120°異なる。すなわち、搬送波信号18U,18V,18Wのうちの任意の2つの信号の間の位相差が120°である。たとえば搬送波信号18Uの位相を基準とする。この場合、図5に示した制御回路42は、図2に示す制御回路4と同じ動作を行なう。
比較器14Uは、U相電圧信号Vu*と搬送波信号18Uとを比較して、U相のためのPWM制御信号を出力する。比較器14Vは、V相電圧信号Vv*と搬送波信号とを比較して、V相のためのPWM制御信号を出力する。比較器14Wは、W相電圧信号と搬送波信号とを比較して、W相のためのPWM制御信号を出力する。
この構成によれば、搬送波信号18U,18V,18Wの値が最大値(正のピーク値)に達するタイミングが120°ずつずれている。このため、U相電圧、V相電圧、W相電圧が同時に負のピーク値(すなわち−E)となることが避けられる。同じく搬送波信号18U,18V,18Wの値が最小値(負のピーク値)に達するタイミングが120°ずつずれている。このため、U相電圧、V相電圧、W相電圧が同時に正のピーク値(すなわち+E)となることが避けられる。これにより、零相成分VU+V+Wの正のピーク値、および負のピーク値の絶対値を小さくすることができる。このことは、中性線7を通じてコンデンサC1〜C3の中性点に流れる高調波成分が低減されることを意味する。
しかしながら、図5に示された構成では、相ごとに搬送波生成回路が必要である。このため制御回路の構成が複雑となる。これに対して、第1の実施の形態によれば、搬送波生成回路は各相に共通である。
一般に、信号生成回路に比べて、遅延回路は簡素な構成で実現される。したがって、図2に示された構成は、2つの遅延回路15V,15Wを有するものの、全体としては、図5に示された構成よりも簡素化される。さらに、図2に示した制御回路4は図5に示した制御回路42と同様の動作を行なうので、上述した高調波成分の低減効果を得ることができる。
以上のように、第1の実施の形態によれば、高調波成分を低減できる電力変換装置をより簡素な構成によって提供できる。
[実施の形態2]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置102の概略的な構成を示した図である。図1および図6を参照して、電力変換装置102は、制御回路4に代えて制御回路4Aを備える点において電力変換装置101と異なる。電力変換装置102の他の部分の構成は、電力変換装置101の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
図7は、図6に示した制御回路4Aの構成を示した機能ブロック図である。図2および図7を参照して、制御回路4Aは、遅延回路15V,15Wに代えて、タイマー19V,19Wを備える。制御回路4Aは、さらに、タイマー制御回路20およびデータ記憶部21を備える。制御回路4Aの他の部分の構成は、制御回路4の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
タイマーの個数は、第1の実施の形態で示された遅延器の個数と同じであり(N−1)個である。第2の実施の形態ではN=3である。
タイマー19V,19Wは、それぞれ比較器14V,14Wからの信号を受ける。タイマー19V,19Wの各々は、タイマー制御回路20からの制御信号に応答して、遅延時間を設定する。タイマー19Vに比較器14VからのPWM制御信号が入力された場合、タイマー19Vは、その設定された遅延時間の後に信号を出力する。タイマー19Wの動作もタイマー19Vの動作と同様である。
実施の形態2では、実施の形態1と同じく、比較器14U,14V,14Wのいずれか1つの出力に遅延回路が接続されず、残りの2つの比較器の出力にタイマーが接続されていればよい。したがって、2つのタイマーの配置は図7に示されるように限定されるものではない。
タイマー制御回路20は、タイマー19V,19Wの各々の遅延時間を制御する。データ記憶部21は、リアクトルLu,Lv,Lwのインダクタンス値(図7において、Lu,Lv,Lwと示す)を記憶する。タイマー制御回路20は、データ記憶部21に記憶されたインダクタンス値に基づいて、タイマー19V,19Wの各々における遅延時間を算出する。
データ記憶部21には、リアクトルLu,Lv,Lwのインダクタンス値が予め入力される。データ記憶部21に入力される値は、たとえば、リアクトルLu,Lv,Lwの測定値あるいは公称値である。
図8は、図7に示したタイマー制御回路20によるタイマー19V,19Wの遅延時間の設定に関する処理を説明したフローチャートである。電力変換装置102の起動時に、図8に示された処理が実行される。図8を参照して、ステップS1において、タイマー制御回路20は、インダクタンスLu,Lv,Lwの値をデータ記憶部21から取得する。これによりタイマー制御回路20にLu,Lv,Lwの値が入力される。
ステップS2において、タイマー制御回路20は、タイマー19V,19Wの各々での遅延時間を算出する。ステップS3において、タイマー制御回路20は、算出された遅延時間を、タイマー19V,19Wの各々の遅延時間に設定する。ステップS3の処理が終了すると、全体の処理が終了する。
ステップS2において実行される遅延時間の算出についてより詳しく説明する。なお、以下に示したLu,Lv,Lwの間の関係は一例であって、本発明の構成を限定するためのものではない。
たとえば、Lu=Lv=Lwの場合、U相電圧信号と、V相電圧信号と、W相電圧信号との間で120°ずつ位相がずれていると電流Inが最小となる。この場合、タイマー制御回路20は、タイマー19Vの遅延時間をT/3に設定し、タイマー19Wの遅延時間を2T/3に設定する。ここでTは、搬送波信号の周期(搬送波信号の周波数の逆数)である。搬送波信号の周期は、電圧信号の周期に等しい。
別の例が図9に示される。図9は、第2の実施の形態に係る遅延時間の設定の一例を示した図である。図9(a)は、U相、V相、W相の各々のPWM制御信号(比較器から出力される比較信号)の間の位相差を説明するための図である。図9(b)は、U相、V相、W相の各々の負荷側の交流ラインに発生するリプル電流を説明するための図である。
図9(a)を参照して、たとえば、Lu:Lv:Lw=1:2:2の場合、V相のPWM制御信号の位相をU相のPWM制御信号の位相に対して180°ずらす。同じくW相のPWM制御信号の位相をU相のPWM制御信号の位相に対して180°ずらす。すなわちタイマー19V,19Wにおける遅延時間はT/2に設定される。
この場合、図9(b)に示されるように、U相のリプルは、V相およびW相のリプルと位相が180°異なる。なお、V相およびW相の間では、リプルの位相差は0°である。したがって、U相のリプルをV相およびW相のリプルの和でキャンセルできる。これにより、電流Inを最小化できる。なお、実際には、コンデンサCu,Cv,Cwに交流電圧が印加されるので、In=0にはならないが、上記の位相差(遅延時間)を設定することで電流Inを最小化することができる。
なお、上記の説明では、タイマー制御回路20は、インダクタンス値のみに基づいて遅延時間を算出したが、タイマー制御回路20は、インダクタンス値だけでなく、コンデンサCu,Cv,Cwの容量値も含めて遅延時間を算出してもよい。
このように、第2の形態によれば、タイマー制御回路20は、少なくともインダクタンス値に基づいて、タイマー19V,19Wの遅延時間を算出する。そしてタイマー制御回路20は、タイマー19V,19Wにおける遅延時間を、その算出された遅延時間に設定する。これにより、電流Inを低減することができる。
[実施の形態3]
図10は、本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置103の概略的な構成を示した図である。図1および図10を参照して、電力変換装置103は、制御回路4に代えて制御回路4Bを備える点において電力変換装置101と異なる。さらに、電力変換装置103は、電流センサ8を備える点において電力変換装置101と異なる。電流センサ8は、中性線7を流れる電流Inを計測して、その計測された電流値(In)を制御回路4Bに出力する。電力変換装置103の他の部分の構成は、電力変換装置101の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
図11は、図10に示した制御回路4Bの構成を示した機能ブロック図である。図2および図11を参照して、制御回路4Bは、遅延回路15V,15Wに代えて、タイマー19V,19Wを備える。制御回路4Bは、さらに、タイマー制御回路22を備える。制御回路4Bの他の部分の構成は、制御回路4の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
なお、制御回路4Bは、図7に示した制御回路4Aに対して、データ記憶部21が省略されている点、およびタイマー制御回路20に代えてタイマー制御回路22を備える点で異なる。タイマー制御回路22は、タイマー19V,19Wの各々の遅延時間を制御するとともに、その制御結果に対するフィードバックとして、電流センサ8から電流Inの値を受ける。タイマー制御回路20は、電流Inの値が最小値(電流Inの絶対値の最小値を意味する)となるように、タイマー19V,19Wの各々の遅延時間を制御する。
図12は、図11に示したタイマー制御回路22によるタイマー19V,19Wの遅延時間の設定に関する処理を説明したフローチャートである。電力変換装置103の起動時に、図12に示された処理が実行される。
図12を参照して、ステップS11において、タイマー制御回路22は、U相、V相、W相の各々のPWM制御信号(比較器から出力される比較信号)の遅延時間を初期値である0に設定する。遅延時間Tdvは、タイマー19Vでの遅延時間であり、遅延時間Tdwは、タイマー19Wでの遅延時間である。ステップS11では、遅延時間Tdv,Tdwは0に設定される。
ステップS12において、タイマー制御回路22は、タイマー19Vでの遅延時間、すなわちV相の遅延時間を0からTまで連続的に変化させる。ここでTは、搬送波信号の周期を示す。
変換部2は、制御回路4Bからのゲート制御信号Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzにより駆動される。タイマー制御回路22は、タイマー19Vでの遅延時間を変化させるとともに電流センサ8から電流Inの値を取得する。なお、タイマー19Wでの遅延時間は0のままである。
ステップS13において、タイマー制御回路22は、電流Inが最小となるV相の遅延時間(タイマー19Vでの遅延時間)を決定し、その遅延時間をTdvとする。
ステップS14において、タイマー制御回路22は、タイマー19Wでの遅延時間をTdwからTdvまで連続的に変化させる。Tdwは初期の状態では0である。なお、上記のとおり、変換部2は、制御回路4Bからのゲート制御信号Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzにより駆動される。タイマー制御回路22は、電流センサ8から電流Inの値を取得する。
ステップS15において、タイマー制御回路22は、電流Inが最小となるW相の遅延時間(タイマー19Wでの遅延時間)を決定し、その遅延時間をTdwとする。
ステップS16において、タイマー制御回路22は、ステップS15の処理によって電流Inの最小値が更新されるかどうかを判定する。電流Inの最小値が更新される場合(ステップS16においてYES)、処理はステップS17に進む。ステップS17において、タイマー制御回路22は、V相の遅延時間をTdvからn×Tまで変化させる。nは1または2である。
1つの実施形態では、ステップS17において、タイマー制御回路22は、V相の遅延時間をTdvからTまで変化させる。他の実施形態では、ステップS17において、タイマー制御回路22は、Tdvに応じてV相の遅延時間の変化の範囲を異ならせる。具体的には、TdvがT/2未満である場合には、タイマー制御回路22は、V相の遅延時間をTdvからTまで変化させる。一方、TdvがT/2以上、T未満である場合には、タイマー制御回路22は、V相の遅延時間をTdvから2Tまで変化させる。
ステップS17の処理の後、全体の処理はステップS13に戻る。すなわち、ステップS15の処理で取得されるInの最小値が更新される限り、ステップS13〜S17の処理が繰り返される。一方、ステップS15の処理で取得されるInの最小値が更新されない場合(ステップS16においてNO)、全体の処理は終了する。この場合には、電流Inを最小にするためのTdv,Tdwの最適値が得られたことになる。
続いて、図12に示したフローチャートに沿った処理の具体例を説明する。ステップS11において、タイマー制御回路22は、U相、V相、W相の各々のPWM制御信号の遅延時間を0(初期値)に設定する。ステップS12において、タイマー制御回路22は、タイマー19Vでの遅延時間を0からTまで連続的に変化させる。
図13は、図12のステップS12,S13の処理を説明するための図である。図13(a)は、U相、V相、W相の各々のPWM制御信号(比較器から出力される比較信号)の間の位相差を説明するための図である。図13(b)は、電流Inの変化を説明するための図である。図13を参照して、タイマー制御回路22は、タイマー19Vでの遅延時間を0からTまで連続的に変化させる。たとえば電流Inは、タイマー19Vでの遅延時間がT/2のときに最小となる。この場合、V相電圧信号の位相は、U相、W相の各々の電圧信号の位相に対して180°ずれている。ステップS13において、タイマー制御回路22は、電流Inが最小となるV相の遅延時間Tdv=T/2とする。
図14は、図12のステップS14,S15の処理を説明するための図である。図14(a)は、U相、V相、W相の各々のPWM制御信号(比較器から出力される比較信号)の間の位相差を説明するための図である。図14(b)は、電流Inの変化を説明するための図である。図14を参照して、タイマー制御回路22は、タイマー19Wでの遅延時間をTdw(=0)からTdv(=T/2)まで連続的に変化させる。たとえば電流Inは、タイマー19Wでの遅延時間がT/4のときに最小となる。この場合、W相のPWM制御信号の位相は、U相のPWM制御信号の位相に対して90°ずれている。ステップS15において、タイマー制御回路22は、電流Inが最小となるW相の遅延時間TdwをTdw=T/4とする。
ステップS16において、タイマー制御回路22は、電流Inの最小値が更新されたかどうかを判定する。この場合、電流Inの最小値が更新される。従ってステップS17の処理が実行される。
図15は、図12のステップS17の処理を説明するための図である。図15を参照して、タイマー制御回路22は、タイマー19Vでの遅延時間をTdv(=T/2)からTまで連続的に変化させる。なお、この場合にはステップS17の処理においてn=1である。
たとえばタイマー19Vでの遅延時間が5T/8の場合に電流Inが最小になったとする。この場合、ステップS13において、タイマー制御回路22は、Tdv=5T/8とする。次にステップS14において、タイマー制御回路22は、タイマー19Wでの遅延時間をTdw(=T/4)からTdv(=5T/8)まで連続的に変化させるとともに、電流Inの値を取得する。ステップS16において、タイマー制御回路22は、電流Inの最小値が更新されたかどうかを判定する。
以上説明したように、タイマー制御回路22は、電流Inが最小値となるようにタイマー19V,19Wの遅延時間を設定する。具体的には、タイマー制御回路22は、電流Inの最小値が更新されなくなるまでステップS13〜S17の処理を繰り返す。図16は、U相、V相、W相のPWM制御信号の間の位相差の調整結果の例を示した図である。たとえば図16に示されるように位相差が決定される。
以上のように、第3の実施の形態では、タイマー制御回路22がタイマー19V,19Wでの遅延時間を調整する。これにより、最適な遅延時間を得ることができる。
なお、本発明の実施形態に係る電力変換装置の構成は上述した構成に限定されるものではない。上記の構成の種々の変形も本発明の実施形態に係る電力変換装置に含まれる。以下に、本発明の実施形態に係る電力変換装置の変形例を示す。
図17は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の1つの変形例を示した図である。図1および図17を参照して、電力変換装置104は、コンデンサC2,C3に代えてコンデンサC4を備える。コンデンサC4は、コンデンサC1と直列に、正側ライン5と負側ライン6との間に接続される。中性線7は、コンデンサC1,C7の接続点に接続される。
電力変換装置104は、制御回路4を備える。ただし電力変換装置104は、制御回路4に代えて制御回路4Aあるいは制御回路4Bを備えてもよい。電力変換装置104の他の部分の構成は、電力変換装置101の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
図18は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の別の変形例を示した図である。図1および図18を参照して、電力変換装置105は、コンバータとして構成される点で電力変換装置101と異なる。詳細には、電力変換装置105は、LCフィルタ3に代えてLCフィルタ33を備える。LCフィルタ33は、交流電源31と変換部2との間に接続される。
LCフィルタ3は、コンデンサCr,Cs,Ctと、リアクトルLr,Ls,Ltとを含む。コンデンサCrは、リアクトルLrの交流電源31側の交流ラインと中性線7とに接続される。コンデンサCsは、リアクトルLsの交流電源31側の交流ラインと中性線7とに接続される。コンデンサCtは、リアクトルLtの交流電源31側の交流ラインと中性線7とに接続される。中性線7は、負側ライン6に接続される。
リアクトルLuは、スイッチング素子Q1,Q2の接続点と負荷10との間に接続される。リアクトルLvは、スイッチング素子Q3,Q4の接続点と負荷10との間に接続される。リアクトルLwは、スイッチング素子Q5,Q6の接続点と負荷10との間に接続される。
制御回路4は、スイッチング素子Q1〜Q6にゲート制御信号Gr,Gx,Gs,Gy,Gt,Gzをそれぞれ与える。これにより、変換部2は、交流電源31からの交流電力を直流電力に変換する。
制御回路4は、ゲート制御信号Gu,Gv,Gwに代えてゲート制御信号Gr,Gs,Gtを出力する。制御回路4の構成は図2に示された構成と同様であるので制御回路4の構成に関する説明は繰り返さない。さらに、電力変換装置104と同様に、電力変換装置105は、制御回路4に代えて制御回路4Aあるいは制御回路4Bを備えてもよい。
なお、この実施の形態においてはN=3である。ただし、Nが3より大きい整数である場合にも本発明は適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 直流電源、2 変換部、3,33 フィルタ、4,4A,4B,41,42 制御回路、5 正側ライン、6 負側ライン、7 中性線、8 電流センサ、10 負荷、11 電圧指令生成回路、12 信号波生成回路、13,13U,13V,13W 搬送波信号生成回路、14U,14V,14W 比較器、15V,15W 遅延回路、16U,16V,16W 反転回路、17Ua,17Ub,17Va,17Vb,17Wa,17Wb リミッタ回路、19V,19W タイマー、20,22 タイマー制御回路、21 データ記憶部、31 交流電源、101〜105 電力変換装置、C1〜C7,Cr,Cs,Ct,Cu,Cv,Cw コンデンサ、D1〜D6 ダイオード、Lr,Ls,Lt,Lu,Lv,Lw リアクトル、Q1〜Q6 スイッチング素子。

Claims (6)

  1. 多相交流の各相の交流ラインと直流ラインとに接続された複数のアームを含み、直流から交流への変換または交流から直流への変換を行なう変換部と、
    その一方端が対応の交流ラインに接続されるリアクトル、および、前記リアクトルの他方端と前記直流ラインとの間に接続されたコンデンサを含むフィルタと、
    前記複数のアームをそれぞれ制御するための複数の制御信号を生成して、前記複数の制御信号を前記複数のアームにそれぞれ与える制御回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記複数のアームにそれぞれ対応する複数の信号波を発生させる信号波源と、
    搬送波信号を発生させる搬送波源と、
    前記複数の信号波に対応してそれぞれ設けられ、対応する信号波と前記搬送波信号とを比較して、前記制御信号に用いられる比較信号を出力する複数の比較器と、
    前記複数の比較器からのそれぞれから出力される複数の比較信号のうちの少なくとも1つを他の比較信号よりも遅延させるための遅延回路とを含む、電力変換装置。
  2. 前記多相交流の相の数をN(Nは3以上の整数)とすると、前記遅延回路の数は、(N−1)である、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. (N−1)個の遅延回路の遅延時間は、互いに異なる、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記複数のアームの各々は、複数のスイッチング素子を含み、
    前記制御信号は、前記複数のスイッチング素子のうちの対応するスイッチング素子のスイッチングのための信号であり、
    前記スイッチング素子のスイッチング周波数をFswとし、mを1以上(N−1)以下の整数とすると、前記(N−1)個の遅延回路のうちの1つの遅延時間は、m/Fsw/Nで与えられる、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記遅延回路は、遅延時間が可変となるように構成され、
    前記制御回路は、
    少なくとも前記リアクトルのインダクタンス値に基づいて、前記遅延回路の遅延時間を算出して、その算出された遅延時間を前記遅延回路に設定する遅延時間設定部をさらに含む、請求項1に記載の電力変換装置。
  6. 前記電力変換装置は、
    前記コンデンサから前記直流ラインに流れる電流を検出するための電流センサをさらに備え、
    前記遅延回路は、遅延時間が可変となるように構成され、
    前記制御回路は、
    前記電流センサによって検出された電流値を受けて、前記電流値が最小となるように、前記遅延回路の前記遅延時間を設定する遅延時間設定部をさらに含む、請求項1に記載の電力変換装置。
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