JP2014027533A

JP2014027533A - 遠隔操作装置

Info

Publication number: JP2014027533A
Application number: JP2012167128A
Authority: JP
Inventors: Hiromi Masuda; 博美増田
Original assignee: GLOBAL HEART KK
Current assignee: GLOBAL HEART KK
Priority date: 2012-07-27
Filing date: 2012-07-27
Publication date: 2014-02-06

Abstract

【課題】１つのタブレット端末に複数の機種のリモコン機能を組み込んで一括管理及び一括操作が可能な遠隔操作装置を提供する。
【解決手段】通信可能なコントローラを備えた被操作機器と、該被操作機器と無線通信可能なタブレット端末とを備え、前記タブレット端末は、リモコン操作を行う操作部１と、リモコン操作のための操作内容が表示される表示部２と、リモコン操作指令を機器に向けて送信する通信部３と、リモコン操作のための各種データを格納する記憶部４と、前記各機能部の動作を実行し、且つ制御する制御部５とを有する。よって、タブレット端末を安全、且つ容易に複数の操作項目についてリモコンとして利用することができ、複数の操作を手元の一個のタブレット端末により一括管理することができる。
【選択図】図１

Description

本発明は遠隔操作装置に係り、特に、多種類の機器に対する遠隔操作制御を１つのタブレット型の操作装置により操作制御し得る多目的機能型遠隔操作装置に関するものである。

主としてホテルなどの宿泊施設、時には一般家屋やマンション（特に、ワンルームマンション）などにおいては、１つの部屋の中にテレビ、エアコン、照明器具、内・外線用電話機が設置され、さらにはその部屋の出入り口のドアが自動ロックとなっているものが多く存在する。また、このような施設において、上記テレビ、エアコン、照明器具などの装置を操作するのに遠隔操作装置（リモコン）を使うことが一般的になっている。そのようなリモコン操作の技術を示す先行技術としては、例えば特許文献１に示されたものがある。

特開平０７−０６７０９３号公報

しかしながら、従来のリモコン装置にあっては、エアコンの遠隔操作を行うにはエアコン用のリモコン装置、テレビの遠隔操作を行うにはテレビ用のリモコン装置といったように、操作される機種別にリモコン装置が用意されているため、どのリモコン装置を使ってどの機種（操作される装置）を操作したらよいのか混乱を招く虞がある。また、機種が増えればその分リモコン装置も増加し、室内機器の管理が難しくなったり、リモコン装置の紛失や行方不明といった問題も生じ易い。

本発明は上記従来の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、１つのタブレット端末に複数の機種のリモコン機能を組み込んで一括管理及び一括操作が可能な遠隔操作装置を提供することである。

上記課題を解決するために、本発明に係る遠隔操作装置は、通信可能なコントローラを備えた被操作機器と、該被操作機器と無線通信可能なタブレット端末とを備え、前記タブレット端末は、リモコン操作を行う操作部と、リモコン操作のための操作内容が表示される表示部と、リモコン操作指令を機器に向けて送信する通信部と、リモコン操作のための各種データを格納する記憶部と、前記各機能部の動作を実行し、且つ制御する制御部とを有する。

表示部にはタッチパネル式の画面が設けられ、この画面に操作選択用のボタン及び操作内容が表示されるようにしてもよい。

本発明によれば、タブレット端末を安全、且つ容易に複数の操作項目についてリモコンとして利用することができる。また、１つのタブレット端末に複数の機種のリモコン機能を組み込んで一括管理及び一括操作することができる。

本発明の一実施の形態に係る遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。本発明の遠隔操作装置の表示項目の事例を示す概略説明図である。本発明の一実施の形態に係る遠隔操作装置における表示動作を説明するフローチャートである。本発明の一実施の形態に係る遠隔操作装置におけるリモコン操作処理を説明するフローチャートである。本発明の一実施の形態に係る遠隔操作装置の外観構成及びその表示画面の一例を示す概略説明図である。本発明の一実施の形態に係る遠隔操作装置の外観構成及びその表示画面の他の例を示す概略説明図である。

以下、本発明の遠隔操作装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。

図１は本発明の一実施の形態に係る遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態に係る遠隔操作装置は、リモコン操作を行う操作部１と、リモコン操作のための操作内容が表示される表示部２と、リモコン操作指令を被操作機器（以下、単に機器という）に向けて送信する通信部３と、リモコン操作のための各種データを格納する記憶部４と、前記各機能部の動作を制御する制御部５とを有するタブレット端末により構成されている。制御部５には、リモコン操作の実行処理を行う演算部（ＣＰＵ）６と、ＣＰＵ６がリモコン処理実行するための各種データ（プログラムなど）が一時記憶されるＲＡＭ７と、その他の各種機能要素が組み込まれており、演算により各機能部の動作を実行させ、且つ制御する。通信部３は、赤外線通信等の通信機能を有し、制御部５からの指示に従い対応する機器との間で通信を行う。或いは、通信部３はＮＩＣ（Network Interface Card）等を備え、制御部５からの指示に従い、インターネットを介して対応する機器と通信を行うようにしてもよい。表示部２はタッチパネル式のリモコン画面を有し、このタッチパネル式の表示部２に各種操作用のボタンや操作内容を表示させるようになっている。

図２は本発明の遠隔操作装置の表示部２に表示される表示項目の事例を示す概略説明図である。この遠隔操作装置では、リモコン操作として、エアコン操作１１、テレビ操作１２、照明操作１３等が表示部２に表示される。その他のリモコン操作としては、ドアロック及び確認操作、フロント呼出操作、窓の日よけ開閉操作などがある。これらのリモコン操作の項目が多い場合は、表示部２にページめくり機能が与えられ、複数のページにわたって各種のリモコン操作が表示されるようにしてもよい。

上述の構成を有する遠隔操作装置について、以下動作を説明する。まず第１に遠隔操作装置における表示処理動作について説明する。これは、本実施の形態に係る遠隔操作装置によってリモコン操作をするためのメニューを表示する動作である。表示処理動作が開始されると、ＣＰＵ６は、ステップＳ１において操作メニューが表示される。操作メニュー項目が１画面に入りきれない場合に備えて、ＣＰＵ６は遠隔操作装置の画面において右方へのページめくり動作があったか否かをチェックし（ステップＳ２）、このページめくり動作があったと判断した場合は右ページ画面の操作メニュー項目を表示する（ステップＳ３）。他方、上記右方へのページめくり動作がなかった場合、ＣＰＵ６は上記画面において左方へのページめくり動作があったか否かをチェックし（ステップＳ４）、このページめくり動作があったと判断した場合は左ページ画面の操作メニュー項目を表示する（ステップＳ５）。そして、右方へも左方へもページめくり動作がなかった場合、ＣＰＵ６は上記操作メニュー表示のスイッチがオフされたか否かをチェックし（ステップＳ６）、オフされた場合は操作メニュー表示の処理を終了する一方、オフされていない場合はステップＳ１に戻って操作メニュー表示を継続し、リモコン操作受付の待機状態となる。

図５は上記遠隔操作装置を構成するタブレット端末における画面の一例を示す概略図である。この図に示されているように、遠隔操作装置を構成するタブレット端末１０は、表示部２としての画面を有し、この表示部２は図２に示された各種のリモコン操作１１，１２，１３を受け付けるための複数の操作選択ボタンを表示するボタン表示部１５と、複数の操作選択ボタンのうちの１つが選択されたときに、その操作選択ボタンに対応する操作内容が表示される操作表示部１６とが設けられている。操作選択ボタンには、例えば、エアコン操作を選択するためのエアコンボタン１７、テレビ操作を選択するためのテレビボタン１８、ドアロック及び確認操作を選択するためのドアボタン１９などのボタンが設けられている。図５の事例ではエアコン操作を選択した場合が示されており、操作者がボタン表示部１５でエアコンボタン１７を押すと、操作表示部１６にはエアコン２０の設定温度（この事例では２３℃）２１と温度設定の方向を表す操作用矢印２２（上昇方向２２ａ、下降方向２２ｂ）とが表示される。操作者は自己の目的に応じて操作用矢印２２を押すことにより設定温度を変更することができる。

図４は、上述した操作選択によるリモコン操作処理を説明するフローチャートである。上記図３の処理フローにおいて操作メニュー表示を継続し、リモコン操作受付の待機状態となっている間に、ＣＰＵ６は、エアコンボタンが操作されたか否かをチェックし（ステップＳ１１）、エアコンボタンが操作されたと判断したときはエアコンリモコン切替処理動作を実行する（ステップＳ１２）。この処理動作において、ＣＰＵ６は上述の操作者がボタン表示部１５でエアコンボタン１７を押したことを検知して操作表示部１６にエアコン２０の設定温度２１と温度設定の方向を表す操作用矢印２２を表示する。さらにＣＰＵ６は、操作者が操作用矢印２２を押す操作を行うと、設定温度２１の表示を変更するとともに、変更された設定温度にエアコン２０が動作するよう制御信号を生成し、この制御信号を通信部３からエアコン２０へ送信する。エアコン２０には上記送信された制御信号を受信し自身の動作を制御するコントローラが設けられている。なお、ＣＰＵ６はエアコンリモコン切替処理動作として、エアコンの風量調節用の画面を操作表示部１６に表示し、操作者に風量変更操作を行わせることもできる。エアコン以外の機器たとえばテレビにもコントローラが設けられていたりする。テレビの場合は、テレビの制御を行うセットトップボックスに接続されていてもよい。

ＣＰＵ６は、上記ステップＳ１１においてエアコンボタンが操作されなかったと判断したときは、次に、テレビボタンが操作されたか否かをチェックし（ステップＳ１３）、テレビボタンが操作されたと判断したときはテレビリモコン切替処理動作を実行する（ステップＳ１４）。この処理動作におけるＣＰＵ６の動作も、テレビ切替、制御に沿っているが、上述のエアコンリモコン切替処理動作と同様である。さらに、ＣＰＵ６は、上記ステップＳ１３においてテレビボタンが操作されなかったと判断したときは、次に、照明ボタンが操作されたか否かをチェックし（ステップＳ１５）、照明ボタンが操作されたと判断したときは照明リモコン切替処理動作を実行する（ステップＳ１６）。この処理動作におけるＣＰＵ６の動作も、照明切替、制御に沿っているが、上述のエアコン、或いはテレビリモコン切替処理動作と同様に実行される。そして、上記ステップＳ１５において照明ボタンが操作されなかったと判断したときは、ＣＰＵ６は上記タブレット端末１０のスイッチがオフされたか否かをチェックし（ステップＳ１７）、オフされた場合はリモコン操作処理を終了する一方、オフされていない場合はステップＳ１１に戻って操作選択が行われるかどうかのチェック処理を引き続き行う。

なお、ステップＳ１５とステップＳ１７との間にはさらに他のボタン操作がされたか否かのチェック処理が行われてもよい。その他のボタン操作としては、例えば、ドアロック及び確認ボタン操作、ホテルのフロント呼出ボタン操作、窓の開閉或いは窓の日よけ開閉ボタン操作、室内時計ボタン操作などがある。これらの各種ボタン操作に対応する各種機器の動作プログラムは記憶部４に格納されている。室内時計の設定に関しては、タブレット端末１０自体に時計を内蔵し直接設定操作を行うようにしてもよい。さらに、ステップＳ１１、Ｓ１３，Ｓ１５及び上記その他のボタン操作のチェック処理動作の処理順序は固定されるものではなく、自由に入れ替えることができる。

図６は上記遠隔操作装置を構成するタブレット端末１０における図５とは別の画面の一例を示す概略図である。この図に示されたタブレット端末１０においては、ボタン表示部１５については図４と同じ表示内容であるが、操作表示部１６にはドアロック及び確認操作を選択した場合が示されており、操作者がボタン表示部１５でドアロック及び確認ボタン１９を押すと、ＣＰＵ６によりドア・チェーンセンサ２５のチェックが行われ、操作表示部１６にはドアロック及び確認操作用画面として、ドアノブ及びチェーン２３の画面とＯＫ表示２４が表示される。これにより操作者はドアがロックされているか否かを確認することができる。

以上、本発明によれば、タブレット端末を安全、且つ容易に複数の操作項目についてリモコンとして利用することができる。よって、複数の操作を手元の一個のタブレット端末により一括管理することができる。

１操作部
２表示部
３通信部
４記憶部
５制御部
６演算部（ＣＰＵ）
７ＲＡＭ
１０タブレット端末
１５ボタン表示部
１６操作表示部
１７エアコンボタン
１８テレビボタン
１９ドアボタン

Claims

通信可能なコントローラを備えた被操作機器と、該被操作機器と無線通信可能なタブレット端末と、を備える遠隔操作装置であって、
前記タブレット端末は、リモコン操作を行う操作部と、リモコン操作のための操作内容が表示される表示部と、リモコン操作指令を機器に向けて送信する通信部と、リモコン操作のための各種データを格納する記憶部と、前記各機能部の動作を制御する制御部とを有することを特徴とする遠隔操作装置。
表示部にはタッチパネル式の画面が設けられ、この画面に操作選択用のボタン及び操作内容が表示されることを特徴とする請求項１記載の遠隔操作装置。