JP2014022861A - 端末装置、コンピュータプログラム、及びプレゼンテーションシステム - Google Patents

端末装置、コンピュータプログラム、及びプレゼンテーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】プレゼンテーションの進行に影響を受けることなく聴講者が資料を参照でき、注釈がリアルタイムに反映される端末装置、コンピュータプログラム、及びプレゼンテーションシステムを提供する。
【解決手段】端末装置100は、タッチパネル150、画像変更指示に応じてタッチパネルの画像を更新する画像更新手段、転送指示に応じて表示画像を端末装置200へ転送する転送手段、及び、表示画像を端末装置200へリアルタイムに転送するリアルタイム画像転送手段を含む。端末装置100及び200に表示される画像が同じ場合、注釈360を含む画像350は端末装置200へ転送され、画像370が表示される。
【選択図】図6

Description

本発明は、端末装置、コンピュータプログラム、及びプレゼンテーションシステムに関し、特に、複数の表示装置を用いてプレゼンテーションを行なう端末装置、コンピュータプログラム、及びプレゼンテーションシステムに関する。
プレゼンテーションを行なう際、会場に複数の表示装置が設置されることがある。表示装置のうち、1つは発表者の近くに、残りは聴講者が見やすい位置に設置される。発表者は自身の近くに設置された表示装置を操作して、プレゼンテーションの資料を全ての表示装置に表示させる。聴講者は聴講者向けに設置された表示装置に表示された資料を参照しながら、発表者の説明を聞く。このように表示装置を活用することで、発表者はより効果的にプレゼンテーションを行なうことが出来る。資料を参照しながら説明を聞くことで、聴講者は視覚的にも問題点を理解しやすくなる。
複数の表示装置を活用することで、プレゼンテーションを行なう場所や時間帯の選択肢も広がる。例えば、プレゼンテーションの会場が広く、聴講者から発表者がよく見えない場合でも、また、聴講者が離れた場所にいても、ネットワーク等で接続された表示装置を介して、両者が参考資料を共に閲覧することが出来る。参考資料を参照することで、発表者がよく見えなくても、また発表者と同じ場所にいなくとも、聴講者はプレゼンテーションの内容及び進行状況等を理解しやすくなる。
複数の表示装置を活用した従来のプレゼンテーションにおいて、発表者の近くに設置される表示装置と、聴講者に向けて設置される表示装置とは、常に同一内容の画面を表示していた。画面に表示される内容は、多くの場合、プレゼンテーションの進行に応じて変化する。複数ある資料のうち特定の資料が重要であっても、当該資料が長時間表示されるとは限らない。重要資料が短時間しか表示されなかった場合、聴講者は当該資料をじっくり参照できない。そのため、従来のプレゼンテーションにおいて、プレゼンテーションの進行が早い場合、聴講者は重要資料をじっくり参照することが出来なかった。
特開2003−69767号公報
こうした問題に関連して、特許文献1には、メイン画像で表示中の画像をキャプチャして別のディスプレイに表示する表示システムが開示されている。この表示システムでは、画面キャプチャの指示があると、キャプチャした画像が指定のモニタに表示される。そして次の画面キャプチャの指示があるまでは、同じ画面が表示され続ける。したがって、発表者は、重要資料を当該モニタに表示させ続けることができる。プレゼンテーションの進行にかかわらず、聴講者は重要資料をじっくり参照できる。
しかし、この表示システムにおいては、一方のモニタの表示内容を他方のモニタに反映させる場合、反映を行なう度に発表者がキャプチャ指示を入力しなければならないという、新たな問題が生じる。例えば、一方のモニタに入力した手書き入力を他方のモニタに反映させるには、発表者は入力をいったん中断し、キャプチャの操作をしなければならない。そのため、プレゼンテーション中に発表者が一方のモニタに手書き入力を行なっても、他方のモニタを参照している聴講者はリアルタイムで当該入力を見ることができない。
このように、特許文献1に係る表示システムによれば、発表者が一方のモニタに入力した手書き入力を、聴講者は他方のモニタでリアルタイムに参照することが出来ない。プレゼンテーションでは、発表者は資料へ注釈を入力しながら説明を進めることが一般的である。注釈を入力するたびにキャプチャ入力の操作を行なう必要があるのでは、発表者はプレゼンテーションをスムーズに進行できない。この点において、特許文献1に係る表示システムも、複数の表示装置を有効に活用できていない。
それゆえに、本発明の目的は、プレゼンテーションの進行に影響を受けることなく聴講者が資料を参照でき、注釈がリアルタイムに反映される端末装置、コンピュータプログラム、及びプレゼンテーションシステムを提供することである。
本発明に係る端末装置は、表示装置と、操作者による操作入力を受けるための入力手段とを含む。入力手段が受ける操作入力は、画像を指定して表示装置に表示させる表示指示と、表示装置に表示された画像に変更を加える画像変更指示と、表示装置に表示された画像を他の表示装置に転送することを指示する転送指示とを含む。
端末装置はさらに、入力手段が表示指示を受けたことに応答して、当該表示指示により定まる画像を表示装置に表示させるための画像表示手段と、入力手段が画像変更指示を受けたことに応答して、当該画像変更指示に応じて変更された画像で表示装置の表示を更新するための画像更新手段と、入力手段が転送指示を受けたことに応答して、表示装置に表示されている画像を他の表示装置に転送するための転送手段と、表示装置に表示されている画像と、転送手段により他の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、表示装置に表示されている画像をリアルタイムで他の表示装置に転送し、それ以外のときにはリアルタイムの転送を中止するためのリアルタイム画像転送手段とを含む。
入力手段が表示指示を受信すると、画像表示手段は当該表示指示により定まる画像を表示装置へ表示する。入力手段が画像変更指示を受信すると、画像更新手段は、表示装置に表示されている画像を、当該画像変更指示に応じて変更された画像で更新する。さらに、入力手段が転送指示を受信すると、転送手段は表示装置に表示されている画像を他の表示装置に転送する。
表示装置に表示されている画像と、転送手段により他の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、表示装置に表示される画像がリアルタイムで他の表示装置に転送される。この状態で入力手段が画像変更指示を受信すると、当該画像が画像変更指示により変更され、表示装置の画像が更新される。リアルタイム画像転送手段により、他の表示装置にも当該変更指示に応じて変更された画像が転送される。
したがって、表示装置に表示される画像の内容及び表示するタイミングを発表者は任意に決めることができる。発表者はさらに、表示装置に表示されている画像を他の表示装置に任意のタイミングで転送できる。発表者は、プレゼンテーションの進行に応じて表示装置に表示される画像を別々のタイミングで切替えることができる。例えば、自分が操作している表示装置の画像については、プレゼンテーションの進行と説明に応じて切り替える一方で、他の表示装置に表示される画像については、その画像の重要度、及び、記載されている内容の複雑さ等に応じて切り替えるタイミングを適宜調整できる。したがって、当該プレゼンテーションを聴講者に対し効果的に主張できる。さらに、各表示装置に同じ画像が表示されているときに発表者が表示装置上の画像に対して注釈などの画像の変更入力を行なうと、当該入力操作に応じて変更された画像がリアルタイムに他の表示装置へ転送される。発表者は説明に応じて、例えば重要な点、特に注意すべき事項等を強調するための注釈の入力を行なうことができ、聴講者は、この発表者の注釈入力をリアルタイムで見ながら、その説明を聞くことができる。したがって、発表者にとってはプレゼンテーションをより効果的に行なうことが可能になり、聴講者にとってはプレゼンテーションを理解することが容易になるという効果がある。一方、表示装置に表示されている画像が他の表示装置に表示されている画像と異なっているときには、リアルタイム画像転送手段は不能化されるため、たとえ発表者が何らかの理由により表示装置の画像に注釈を加えても、他の装置に表示されている画像が影響を受けることはない。
好ましくは、リアルタイム画像転送手段は、表示装置に表示されている画像と、転送手段により他の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、表示装置に表示されている画像を繰返しキャプチャし、リアルタイムで他の表示装置に転送する。
端末装置から他の表示装置に画像を転送する場合、表示装置に表示されている画像を繰返しキャプチャした画像データが転送される。この方法は簡単な処理で実現できる。したがって転送が失敗する可能性を低くでき、帯域幅の狭い通信環境においても確実かつリアルタイムに画像を転送できる。
好ましくは、入力手段は、表示装置と一体となりタッチパネルを形成している。
タッチパネルには指定された画像が表示され、発表者はタッチパネルを操作することで、当該画像への入力操作を行なうことができる。画像を参照しながら入力操作を行なうことで、入力手段及び表示装置が分離している場合に比べて、入力操作が直感的かつ容易になる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、表示装置を有するコンピュータを、操作者による操作入力を受けるための入力手段として機能させる。入力手段が受ける操作入力は、画像を指定して表示装置に表示させる表示指示と、表示装置に表示された画像に変更を加える画像変更指示と、表示装置に表示された画像を他の表示装置に転送することを指示する転送指示とを含む。
コンピュータプログラムは、コンピュータをさらに、入力手段が表示指示を受けたことに応答して、当該表示指示により定まる画像を表示装置に表示させるための画像表示手段と、入力手段が画像変更指示を受けたことに応答して、当該画像変更指示に応じて変更された画像で表示装置の表示を更新するための画像更新手段と、入力手段が転送指示を受けたことに応答して、表示装置に表示されている画像を他の表示装置に転送するための転送手段と、表示装置に表示されている画像と、転送手段により他の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、表示装置に表示されている画像をリアルタイムで他の表示装置に転送し、それ以外のときにはリアルタイムの転送を中止するためのリアルタイム画像転送手段として機能させる。
本発明に係るプレゼンテーションシステムは、第1の表示装置、第2の表示装置、並びに、第1及び第2の表示装置に接続される端末装置を含む。端末装置は、操作者による操作入力を受けるための入力手段を含む。入力手段が受ける操作入力は、画像を指定して第1の表示装置に表示させる表示指示と、第1の表示装置に表示された画像に変更を加える画像変更指示と、第1の表示装置に表示された画像を第2の表示装置に転送することを指示する転送指示とを含む。
端末装置はさらに、入力手段が表示指示を受けたことに応答して、当該表示指示により定まる画像を第1の表示装置に表示させるための画像表示手段と、入力手段が画像変更指示を受けたことに応答して、当該画像変更指示に応じて変更された画像で第1の表示装置の表示を更新するための画像更新手段と、入力手段が転送指示を受けたことに応答して、第1の表示装置に表示されている画像を第2の表示装置に転送するための転送手段と、第1の表示装置に表示されている画像と、転送手段により第2の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、第1の表示装置に表示されている画像をリアルタイムで第2の表示装置に転送し、それ以外のときにはリアルタイムの転送を中止するためのリアルタイム画像転送手段とを含む。
以上のように、本発明によれば、発表者が各表示装置に表示する画像の内容及び表示するタイミングを任意に決めることができる。さらに、各表示装置に同じ画像が表示されているときに、発表者が表示装置上の画像に対して注釈などの画像の変更入力を行なうと、当該入力操作に応じて変更された画像がリアルタイムに他の表示装置に転送される。したがって、プレゼンテーションの発表者は注釈を入力しながら説明を行なうことができ、聴講者はリアルタイムに転送される当該入力を参照しながら説明を聞くことができる。
その結果、プレゼンテーションの進行に影響を受けることなく聴講者が資料を参照でき、注釈がリアルタイムに反映される端末装置、コンピュータプログラム、及びプレゼンテーションシステムを提供できる。
本発明の1実施の形態に係るプレゼンテーションシステムの構成例を模式的に示す図である。 図1に示すプレゼンテーションシステムに含まれる端末装置の機能ブロック図である。 発表者の手元に置かれる第1の端末装置に資料の1ページ目が表示されていることを示す図である。 第1の端末装置に表示される2ページ目の画像が聴講者側の第2の端末装置に転送されることを示す図である。 第1の端末装置に資料の3ページ目が、第2の端末装置に2ページ目が、それぞれ表示されていることを示す図である。 第1の端末装置に表示される画像に加えた変更が第2の端末装置に表示される画像に反映されることを示す図である。 第1の端末装置に資料の4ページ目が、第2の端末装置に注釈入りの2ページ目が、それぞれ表示されていることを示す図である。 第1の端末装置に表示される画像を一定間隔で繰返しキャプチャして得られる画像の集合体を模式的に示す図である。 上記実施の形態に係る端末装置で実行されるメインプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図9に示すプログラム中で実行されるサブルーチンプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
以下の説明及び図面では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[プレゼンテーションシステムの概略]
図1を参照して、本実施の形態に係るプレゼンテーションシステム400は、プレゼンテーションの発表者の手元に置かれる端末装置100、聴講者側に設けられる端末装置200、及びこれら端末装置を接続するネットワーク300を含む。端末装置100は、表示部と、表示部に表示された画像に対する座標情報を入力するための入力部とが一体化したタッチパネル150を有している。端末装置200は表示部230を有している。本実施の形態では、端末装置200は、端末装置100で実行されるプレゼンテーションプログラムからの指令にしたがって動作し、端末装置100とともにプレゼンテーションを実行する。
発表者は端末装置100を操作することで、端末装置100及び200のそれぞれに表示させる画面の内容及び表示のタイミング等を調整できる。例えば、発表者が端末装置100には次々と異なる内容の画像を表示させる一方で、端末装置200には単一の画像を表示させ続けることが出来る。或いは、端末装置100に表示された画像の画面データを端末装置200に転送し、各端末装置に同一の画像を表示させることも出来る。
プレゼンテーションシステム400は、プレゼンテーション時に次のように利用される。プレゼンテーションが行なわれる会場において、端末装置100は発表者の近くに、端末装置200は発表者の説明を聞く聴講者に向けて設置される。各端末装置には、プレゼンテーションに関する資料を示す画像が表示される。発表者は端末装置100を操作し、プレゼンテーションの進行に応じて、端末装置100に表示される画像を切替える。さらに発表者は、任意のタイミングで、端末装置100のタッチパネル150に表示される画像の画面データを端末装置200に転送させて表示部230に表示させる。タッチパネル150に表示されている画像と表示部230に表示されている画像とが一致している場合、発表者がタッチパネル150の画像に注釈等を入力すると、注釈を入力する過程がリアルタイムで端末装置200に転送され、表示部230にアニメーションのように表示される。
[機能ブロック図]
図2を参照して、プレゼンテーションシステム400の概略構成を説明する。端末装置100は、各装置を制御する主制御部120、発表者より表示するよう指示された画像をタッチパネル150に表示させる表示部130、発表者からの操作入力を主制御部120に送信する操作入力インタフェース部(以下、操作入力I/F部と記載する。)140、指定された画像を表示し、発表者からの操作入力を受付けるタッチパネル150、画面データを記憶する記憶部160、ネットワーク300を介して接続されている外部装置との通信を制御する通信制御部170、及び、端末装置100とネットワーク300とを接続するネットワークインタフェース部(以下、ネットワークI/F部と記載する。)180を含む。
タッチパネル150は、表示機能及び操作入力受付機能を有している。タッチパネル150には、発表者により指定される画像が表示される。発表者が当該画像に対してタッチ、フリック、及び手書き入力等の操作を行なうと、タッチパネル150は操作に応じた座標情報を操作入力I/F部140に送信する。主制御部120は、後述するプレゼンテーションプログラムを実行することにより、この座標情報と、そのときのプログラムの状態とに応じて発表者の入力を解釈し、適切な機能を実行する。例えば、発表者がタッチパネル150に表示される画像に対する注釈入力を選択すると、タッチパネル150に発表者がタッチしドラッグすることにより得られる一連の座標によって、注釈の画像が形成され、その画像がタッチパネル150上に反映される。画面に表示されているページ送りのボタンを押せば、その操作に応じ、画像が次の画像に進む処理が行なわれる。
端末装置200に含まれる各機能ブロック220〜270の構成は端末装置100の構成とほぼ同様なので、説明は繰返さない。異なる点として、端末装置200はタッチパネル150に相当するものを含まない。端末装置200は表示部230で画像を表示する。端末装置200は、操作入力I/F部240で発表者からの操作入力を受付けることができるが、プレゼンテーションの実行時には発表者からの操作入力があることは想定されていない。
[プレゼンテーションにおける画像表示の遷移]
図3〜7を参照して、発表者が端末装置100及び200を用いてプレゼンテーションを行なう際の画像表示の遷移について説明する。
図3を参照して、プレゼンテーションの開始にあたり、発表者はタッチパネル150上に表示される開始ボタン(図示せず。)をタッチし、所望のプレゼンテーションファイルを開くことにより、タッチパネル150にプレゼンテーションの参考資料を示す画像を表示させる。典型的には、タッチパネル150には、当該資料の1ページ目の画像310、ページ送りボタン110、ページ戻しボタン112、及び、転送ボタン114が表示される。本実施の形態では、端末装置200の表示部230にはこの時点では何も表示されない。例えば、プレゼンテーション開始に当たって、発表者が予め準備しておいたプレゼンテーション実行時の心覚えなどをここに記載しておいてもよい。
発表者がページ送りボタン110を1回タッチすると、表示画像は次のページ(2ページ目)に進む。2ページ目が実質的なプレゼンテーションの開始画面であり聴講者に見せることが必要であるものとすると、この時点で発表者は転送ボタン114を押す。すると、図4に示すようにタッチパネル150に表示されている画像が端末装置200へ転送され、表示部230に表示される。聴講者もこの2ページ目の画像を参照できる。
図5を参照して、プレゼンテーションの進行に応じて、発表者はページ送りボタン110をタッチして、タッチパネル150に表示される画像を2ページ目の画像320から3ページ目の画像340に切替えることができる。ここでも、発表者は、当該画像の画面データを端末装置200へ転送することもできるし、転送せずにさらに次のページに進んでもよい。発表者が画像の転送をしない場合、端末装置200の表示部230には2ページ目の画像330が表示された状態が維持される。2ページ目の資料が重要である場合、発表者は3ページ目の画像を端末装置200に転送するタイミングを遅くすることができる。すると、発表者の説明が実質的に3ページ目の内容に進んでいても、聴講者は重要資料である2ページ目の画像330を参照し続けることができ、その内容について十分に理解することができる。
端末装置100に表示される画像が3ページ目まで進んだ時点で、発表者が2ページ目の資料について何か追加の説明をしようとした場合、発表者はページ戻しボタン112をタッチする。すると、端末装置100及び200の状態はちょうど図4に示される状態に戻る。このとき両者に表示されている画像が一致しているので、タッチパネル150の画像に対して注釈を入力すると、その内容がリアルタイムで端末装置200の表示部230にも反映される。すなわち、図6に示すように、発表者が画像320に注釈を入力する場合、タッチパネル150の画像に、この注釈360を入力する過程がリアルタイムで反映される。注釈360が入力され始めると、端末装置200の表示部230に表示されている画像330にも同様の入力がリアルタイムで反映される。発表者は、注釈を入力しながら資料を説明できるので、資料の中で特に注意すべき事項を強調したり、資料に記載し忘れた事項を追加したりできる。聴講者は、書き込まれる注釈を参照しながら発表者の説明を聞くことで、当該説明のポイントをより深く理解できる。
図7を参照して、図6に示す状態から、プレゼンテーションの進行に応じて、発表者がページ送りボタン110を2回タッチして、タッチパネル150上に4ページ目の画像390を表示させる。この間、発表者が転送ボタン114を操作しなければ、端末装置200の表示部230には注釈が入力された2ページ目の画像370が表示されたままである。したがって、聴講者はプレゼンテーションがある程度進行しても、注釈が入力された2ページ目の画像370をじっくり参照できる。
[画面データキャプチャ処理]
図8を参照して、端末装置100のタッチパネル150に表示されている画像と、端末装置200の表示部230が一致しているときに、タッチパネル150に表示されている画像が端末装置200へリアルタイムで転送される際に実行される画面データキャプチャ処理について説明する。画面データを転送する際、端末装置100では後述するようにリアルタイム画面データキャプチャプログラムが実行される。このプログラムが実行されている間、タッチパネル150に表示される画像が一定の時間間隔で繰返しキャプチャされる。静止画像データ410〜450は、画像320に注釈360が入力され画像350へと変化する間に、当該画像の画面データを一定の時間間隔で繰返しキャプチャした静止画像データである。
端末装置100は、逐次キャプチャされる静止画像データを基にリアルタイムで動画データを生成し、いわゆるストリーム配信によって端末装置200に送信する。本実施の形態では、静止画像データのキャプチャ及び動画データの配信は一定の時間間隔で行なわれる。端末装置200では、このとき、動画データを表示するためのプログラム(後述)が起動され、動画データを受信して表示部230に表示する。
[ソフトウェア構成]
図9を参照して、プレゼンテーション時に端末装置100及び200において実行されるプログラムは以下のような制御構造を有する。なお、以下の説明において、変数「P1」及び「P2」はそれぞれ、端末装置100のタッチパネル150に表示されている画像のページ番号、及び、端末装置200の表示部230に表示されている画像、すなわち端末装置100から最後に端末装置200に転送された画像のページ番号を示す。
発表者からプレゼンテーションプログラムの開始指示が入力されたことに応答して、端末装置100の主制御部120はプレゼンテーションプログラムを起動し、選択されたプレゼンテーションファイルを開いて読出し、通信制御部170及び260、並びに、ネットワークI/F部180及び270を介して、端末装置200の主制御部220に、プレゼンテーションプログラムの起動コマンドを送信する(ステップ512)。
この起動コマンドに応答し、端末装置200の主制御部220は、ステップ514において端末装置200のプレゼンテーションプログラムを起動させる。この後端末装置200は、端末装置100から画像データが送信されてくるのを待つ状態に入る。
端末装置200の主制御部120は、ステップ516において変数P2の値に0を代入する。ステップ518において、主制御部120は、発表者からの選択指示に基づき、プレゼンテーションファイルのうちで表示すべきページを特定し、変数P1の値にその値を代入する。さらに、変数P1の値が示すページの画像をタッチパネル150に表示する。
ステップ520において、変数P1の示す値と変数P2の示す値とが等しいか否かが判定される。この判定が肯定ならば制御はステップ600へ進み、否定ならば制御はステップ522へ進む。ステップ600では、端末装置100から端末装置200に対してリアルタイムでタッチパネル150の画像を送信する処理(リアルタイム画面データ配信処理)が実行されるが、その処理の詳細については後述する。また端末装置200では、受信した画像を表示部230に表示するためのプログラムがこのリアルタイム画面データ配信処理により呼び出され実行されるが、その処理の詳細についても後述する。
ステップ522において、タッチパネル150に表示される画像を端末装置200に転送する指示を受けたか否かが判定される。この判定が否定の場合、制御はステップ518へ戻る。肯定の場合、制御はステップ524へ進み、主制御部120は変数P1が示す値を変数P2に代入する。
ステップ526において、タッチパネル150に表示されている画像の画面データが端末装置200へ送信される。端末装置200においては、ステップ528において、主制御部220がこの画面データを受信し、当該画面データに基づいて画像を表示部230に表示する。
端末装置100においては、ステップ530で、プレゼンテーションプログラムを終了させる指示があったか否かが判定される。この判定が肯定の場合、制御部120はプログラム終了コマンドを端末装置200へ送信し、端末装置100における本プログラムの実行は終了する(ステップ532)。否定の場合、制御はステップ518へ戻る。
一方、端末装置200においては、ステップ528の後、ステップ534で、プログラム終了コマンドを受信したか否かが判定される。この判定が否定の場合、制御はステップ528へ戻る。肯定の場合、端末装置200におけるプレゼンテーションプログラムの実行は終了する。
図10を参照して、端末装置100において図9のステップ600で実行されるリアルタイム画面データ配信処理サブルーチンプログラムの制御構造と、リアルタイム画面データ配信処理により呼び出され実行される画面データの受信及び表示処理プログラムの制御構造を説明する。
端末装置100の主制御部120は、ステップ612において、動画データ再生プログラムの起動指示を端末装置200へ送信する。後述するように、端末装置200の主制御部220はこの起動指示を受信し、動画データ再生プログラムを起動し、さらに動画データの配信要求を端末装置100に送信してくる。
端末装置100の主制御部120は、ステップ616において、記憶部160に格納されたリアルタイム画面データキャプチャプログラムを起動する。この結果、タッチパネル150に表示された画面を連続的に繰返しキャプチャする画面連続キャプチャ処理が開始される。さらに、ステップ618において主制御部120は、動画データ配信プログラムを起動する。
ステップ622において主制御部120は、端末装置200からの動画データの配信要求を待つ。主制御部120は、端末装置200から配信要求を受信したことに応答して、リアルタイム画面データキャプチャプログラムによって逐次生成される動画データを、端末装置200へ送信する処理をステップ624で開始する。
ステップ628において、主制御部120は発表者による編集指示があれば、その指示に対応した編集結果を、タッチパネル150に表示される画像の画面データに反映させる。この処理により、当該編集結果は表示中の画像に重ねて直ちに表示される。
ステップ630において、タッチパネル150に表示される画像のページを変更する指示があったか否かが判定される。この判定が否定の場合、制御はステップ624へ戻る。判定が肯定の場合、主制御部120は動画データ再生プログラムを終了させる指示を端末装置200へ送信する。主制御部120はさらに、リアルタイム画面データキャプチャプログラム及び動画データ配信プログラムを終了させる(ステップ632)。ステップ632の処理が終了すると、端末装置100における本プログラムの実行は終了する。
一方、端末装置200の主制御部220は、以下のような制御構造のプログラムを実行する。主制御部220は、ステップ614において、端末装置100から前述したステップ612で送信される起動指示を受信し、動画データ再生プログラムを起動する。動画データ再生プログラムの起動が完了すると、主制御部220は、ステップ620において動画データの配信要求を端末装置100へ送信する。この後、主制御部220は、端末装置100から動画データが送信されてくるのを待つ状態となる。ステップ626において、主制御部220は動画データを受信し、再生表示を開始する。続くステップ634において、動画データ再生プログラムを終了させる指示を端末装置100から受信したか否かが判定される。この判定が否定ならば制御はステップ626へ戻り、動画データの受信及び再生を継続する。ステップ634の判定が肯定の場合、主制御部220は最後に受信した画像を静止画像として表示部230に表示させ(ステップ636)、本プログラムの実行を終了する。すなわち、ステップ626での動画データの再生処理は、端末装置100がステップ632で動画データ再生プログラムの終了指示を端末装置200に送信してくるまで繰返し実行される。
[動作]
図2〜10、特に図9〜10を参照して、プレゼンテーションシステム400は以下のように動作する。なお、端末装置100及び200はいずれも動作可能な状態にあり、互いにネットワーク300を介して通信可能な状態にあるものとする。
図9を参照して、発表者は端末装置100を操作して、プレゼンテーションプログラムを起動させ、所望のプレゼンテーションファイルを指定して読込ませる(ステップ512)。端末装置100から端末装置200へ起動コマンドが送信され(ステップ512及び514)、変数P2に0が代入される(ステップ516)。変数P1には1ページ目の画像を示す値が代入され、さらに、タッチパネル150にはプレゼンテーションで使用される参考資料の1ページ目を示す画像310が表示される(ステップ518)。端末装置200の表示部230には何も表示されない。端末装置100の主制御部120は発表者の操作を待つ状態となる(ステップ518)。
発表者が画面転送以外の指示をステップ518で行なったものとすると、その指示にしたがった処理がステップ518で行なわれる。さらに、ステップ520及び522の判定結果はいずれもNOとなるので、制御はステップ518に戻る。例えばステップ518でページ送りの操作がされると、ステップ518でタッチパネルの表示が1ページ進められる。しかし端末装置200の表示は変化しない。
発表者が画面転送の指示をステップ518で行なったものとすると、ステップ520の判定結果はNO、ステップ522の判定結果はYESとなる。その結果、ステップ524で変数P1の値が変数P2に代入される(ステップ524)。この結果、P1=P2となる。続いて、タッチパネル150に表示されている画面の画像データが端末装置100から端末装置200に転送される。このデータは端末装置200で実行されているプログラムのステップ528で受信され、表示部230には、この画像が表示される。端末装置100で実行されるプログラムの制御は、ステップ530の判定がNOであるためステップ518に戻る。
ここで、発表者が注釈の入力を行なったものとする。現時点ではP1=P2なので、ステップ520の判定がYESとなり、ステップ600のリアルタイム画面データ配信処理が呼び出される。
図10を参照して、端末装置100の主制御部120は、動画データ再生プログラム起動指示を端末装置200に送信する(ステップ612)。端末装置200の主制御部220は、この起動指示に応答して動画データ再生プログラムを起動する。
以下、端末装置100の主制御部120は、図10のステップ616,618,622を経て動画データの配信を開始し、ページ変更の指示を受けるまでステップ624,628及び630の処理を繰返し、タッチパネル150の画面をキャプチャし、その画像データを動画として端末装置200に送信する処理を繰返す。一方、端末装置200の主制御部220は、ステップ614の後、ステップ620で動画データ配信要求を端末装置100に送信し、以後、端末装置100からプログラム終了指示を受信するまでステップ626及び634を繰返し実行する。この結果、端末装置100において発表者がタッチパネル150に表示されている画像に対して追加した注釈画像も含め、タッチパネル150の画像がリアルタイムで端末装置200の表示部230にも表示される。聴講者は、発表者の説明を聞きながら、その説明に応じて発表者が画像に書き入れる注釈をその入力途中の画面変化を含め、リアルタイムで見ることができる。
発表者がページ変更をすると、図10のステップ630の判定結果が肯定となり、端末装置100から端末装置200への画像のリアルタイム配信処理が終了する。
さらに、発表者がプレゼンテーションプログラムの終了指示を出すと、図9のステップ530の判定が肯定となり、ステップ532及びステップ534の処理によって、端末装置100及び200の双方において、プレゼンテーションプログラムの実行が終了する。
以上のとおり、本実施の形態に係る端末装置100によれば、発表者は聴講者に閲覧させたい資料の画像を端末装置200に転送して閲覧させることができる。この画像は発表者による画面転送の指示がされるまで表示される。発表者は端末装置200に表示されている資料が重要なものである場合、それを表示させたまま、端末装置100の表示をプレゼンテーションの進行に合わせて進めることができる。したがって、聴講者は重要資料のみを参照して発表者による説明を聞くことができ、プレゼンテーションのポイントを深く理解することができる。さらに、端末装置100及び200に表示される画像が同じものであるときには、当該資料に対して発表者が注釈等の入力を行なった場合、自動的に、端末装置200に表示される画像にリアルタイムに当該入力が転送され反映される。発表者は注釈の入力を行ないながら説明を進めることができるため、表示されている画像のうち、重要な部分を特に強調したり、記載し忘れた部分を追加したりすることができる。聴講者は、発表者による注釈入力を参照しながら説明を聞くことができる。
上記実施の形態では、聴講者が参照する端末装置は端末装置200のみとなっているが複数台設置されてもよい。使用する端末装置の台数は、プレゼンテーションが行なわれる会場の広さ及び構造、並びに聴講者数等に応じて、任意に変更できる。或いは、発表者が使用する端末装置を複数台設置しても構わない。この場合、いずれの端末装置に格納される画面データをどのように表示するか、及び、どのように編集指示を入力し各端末装置の表示画像に反映させるか等を、発表者の間で事前に決めておく必要がある。
上記実施の形態では、端末装置100はタッチパネル150を有しているが、発表者が利用する端末装置は表示機能及び入力機能が別々の装置であってもよい。例えば、タッチパネルの代わりに、ディスプレイ等の表示装置と、マウス及びキーボード等の入力装置を含む構成が考えられる。このような構成の場合、発表者はマウス等の入力装置を用いてディスプレイ上に表示される画像の画面データに入力できる。或いは、入力装置は音声に基づき入力するものでもよい。音声入力であれば、発表者が入力装置を操作する手間を減らすことができる。また或いは、入力装置はリモコンのように遠隔操作できるものでもよい。小型の入力装置を携帯すれば、発表者はプレゼンテーションの会場内を自由に移動し、聴講者の反応をうかがいながら、表示画像への入力操作及び説明を行なうことができる。
上記実施の形態では、表示画像のページを変更する際はページ送りボタン又はページ戻しボタンを使用したが、直接表示画像をフリックしてページを変更させてもよい。或いは、ページを送る又は戻す機能を有するキーを予めキーボード上のいずれかのキーに設定しておき、当該キーを操作することにより表示画像のページを変更してもよい。同様に、転送ボタンについても予め任意のキーを転送キーとして設定してもよい。
上記実施の形態では、プレゼンテーションの参考資料はページ単位で編集された資料が想定されている。しかし、参考資料はページ単位の資料でなくてもよい。例えば、仮想的な面上に多数の資料を配置し、その面上を見るためのカメラの視点を予め定められた軌道に沿って移動し、指示に応じてズームインしたりズームアウトしたりするプレゼンテーションソフトウェアを考えることができる。そうしたソフトウェアを使用する場合、端末装置100のタッチパネル150に表示される画像と端末装置200の表示部230に表示される画像とが一致するか否かは、ページ番号とは異なるデータで判定してもよい。例えば、各表示装置に表示される画像の、上記面上のウィンドウ位置の座標を両者について記憶しておき、両者の座標が一致すれば、タッチパネル150の画像を表示部230に自動的にリアルタイム転送し、両者が一致しなければリアルタイム転送をしないようにしてもよい。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
100、200 端末装置
110 ページ送りボタン
112 ページ戻しボタン
114 転送ボタン
120、220 主制御部
130、230 表示部
150 タッチパネル
300 ネットワーク
400 プレゼンテーションシステム

Claims (5)

  1. 表示装置と、
    操作者による操作入力を受けるための入力手段とを含む端末装置であって、
    前記入力手段が受ける操作入力は、
    画像を指定して前記表示装置に表示させる表示指示と、
    前記表示装置に表示された画像に変更を加える画像変更指示と、
    前記表示装置に表示された画像を他の表示装置に転送することを指示する転送指示とを含み、
    前記端末装置はさらに、
    前記入力手段が前記表示指示を受けたことに応答して、当該表示指示により定まる画像を前記表示装置に表示させるための画像表示手段と、
    前記入力手段が前記画像変更指示を受けたことに応答して、当該画像変更指示に応じて変更された画像で前記表示装置の表示を更新するための画像更新手段と、
    前記入力手段が前記転送指示を受けたことに応答して、前記表示装置に表示されている画像を前記他の表示装置に転送するための転送手段と、
    前記表示装置に表示されている画像と、前記転送手段により前記他の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、前記表示装置に表示されている画像をリアルタイムで前記他の表示装置に転送し、それ以外のときにはリアルタイムの転送を中止するためのリアルタイム画像転送手段とを含む、端末装置。
  2. 前記リアルタイム画像転送手段は、前記表示装置に表示されている画像と、前記転送手段により前記他の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、前記表示装置に表示されている画像を繰返しキャプチャし、リアルタイムで前記他の表示装置に転送する、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記入力手段は、前記表示装置と一体となりタッチパネルを形成している、請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
  4. 表示装置を有するコンピュータを、
    操作者による操作入力を受けるための入力手段として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記入力手段が受ける操作入力は、
    画像を指定して前記表示装置に表示させる表示指示と、
    前記表示装置に表示された画像に変更を加える画像変更指示と、
    前記表示装置に表示された画像を他の表示装置に転送することを指示する転送指示とを含み、
    前記コンピュータをさらに、
    前記入力手段が前記表示指示を受けたことに応答して、当該表示指示により定まる画像を前記表示装置に表示させるための画像表示手段と、
    前記入力手段が前記画像変更指示を受けたことに応答して、当該画像変更指示に応じて変更された画像で前記表示装置の表示を更新するための画像更新手段と、
    前記入力手段が前記転送指示を受けたことに応答して、前記表示装置に表示されている画像を前記他の表示装置に転送するための転送手段と、
    前記表示装置に表示されている画像と、前記転送手段により前記他の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、前記表示装置に表示されている画像をリアルタイムで前記他の表示装置に転送し、それ以外のときにはリアルタイムの転送を中止するためのリアルタイム画像転送手段として機能させる、コンピュータプログラム。
  5. 第1の表示装置、第2の表示装置、並びに、前記第1及び第2の表示装置に接続される端末装置を含むプレゼンテーションシステムであって、
    前記端末装置は操作者による操作入力を受けるための入力手段を含み、
    前記入力手段が受ける操作入力は、
    画像を指定して前記第1の表示装置に表示させる表示指示と、
    前記第1の表示装置に表示された画像に変更を加える画像変更指示と、
    前記第1の表示装置に表示された画像を前記第2の表示装置に転送することを指示する転送指示とを含み、
    前記端末装置はさらに、
    前記入力手段が前記表示指示を受けたことに応答して、当該表示指示により定まる画像を前記第1の表示装置に表示させるための画像表示手段と、
    前記入力手段が前記画像変更指示を受けたことに応答して、当該画像変更指示に応じて変更された画像で前記第1の表示装置の表示を更新するための画像更新手段と、
    前記入力手段が前記転送指示を受けたことに応答して、前記第1の表示装置に表示されている画像を前記第2の表示装置に転送するための転送手段と、
    前記第1の表示装置に表示されている画像と、前記転送手段により前記第2の表示装置に最後に転送された画像とが一致しているときには、前記第1の表示装置に表示されている画像をリアルタイムで前記第2の表示装置に転送し、それ以外のときにはリアルタイムの転送を中止するためのリアルタイム画像転送手段とを含む、プレゼンテーションシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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