JP2014022327A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】全体の体格を小さく抑え、信号や電力の伝達にかかる影響を抑え、金属疲労の発生を抑え、全体のコストを安く抑えることができるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】車両の配線に用いられるワイヤハーネス10A(ワイヤハーネス)において、複数本の電線12,13と、両端の接続部11,14で複数本の電線12,13の端部をまとめて固定する固定部位11b,14bとを有する構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、1つの固定部位(固定部位11bや固定部位14b)で複数本の電線12,13の端部をまとめて固定するので、全体の体格が小さく抑えられる。よって、電線12,13の抜けを防止し、信号や電力の伝達にかかる影響を抑え、金属疲労の発生を抑え、全体のコストを安く抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の配線に用いられ、接続部を両端に有するワイヤハーネスに関する。
従来では、太さの異なるワイヤハーネス(本発明の電線に相当する)でも確実に圧着できるとともに、2本のワイヤハーネスを圧着でき、あるいは2ヶ所以上の電気的接続点がある場合でも接続可能にすることを目的とする圧着端子に関する技術の一例が開示されている(例えば特許文献1を参照)。この圧着端子は、電気接触部に連成された本体部の両側から外方に延びた後に内側へ折り曲げられた一対の折曲片を形成するとともに、これら折曲片をさらに折り曲げて導体を圧着するときに折曲片の先端が挿入されるスリットを形成する。
特開2008−053048号公報
しかし、一対の折曲片で2本のワイヤハーネスを圧着することができても、高電圧・大電流に対応するために各ワイヤハーネスの断面積を大きくすると、一対の折曲片もそれぞれ大きく成形せざるを得ない。一対の折曲片が大きくなれば圧着端子の体格も大きくなるので、当該圧着端子を収容するスペースを確保する必要がある。
また、太さの異なるワイヤハーネスを折曲片で圧着することができても、ワイヤハーネスが太い(断面積が大きい)場合には反動でスリットより折曲片が戻される可能性がある。この場合には、圧着力が低下してワイヤハーネスが抜ける等の不具合が生じ得る。
2本のワイヤハーネスは個別に折曲片で圧着されるので、圧着端子全体としての接触抵抗は大きくならざるを得ない。特許文献1の圧着端子を複数用いる場合には電圧低下等が大きくなるので、機器間の電力伝達に影響が少なからず生じる。
一対の折曲片は金属薄板の両端を曲げて成形されるので、当該折曲片の相互間方向に幅広くなる。太さの異なるワイヤハーネスを折曲片で圧着すると重心が偏位するので、振動が継続する環境下では金属疲労が発生し易くなる。
特許文献1の圧着端子は折曲片を曲げる際に通すためのスリットを成形する必要があり、さらに導体圧着部と被覆圧着部とで圧着を行う際に工具も特殊となる。圧着端子の成形コストだけでなく、工具の作製コストもかかるので、全体としてコスト高になる。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、第1の目的は、全体の体格を小さく抑え、信号や電力の伝達にかかる影響を抑え、金属疲労の発生を抑え、全体のコストを安く抑えることができるワイヤハーネスを提供することである。第2の目的は、電線の抜けを防止することができるワイヤハーネスを提供することである。
上記課題を解決するためになされた発明は、車両の配線に用いられ、電気的な接続を行う接続部を両端に有するワイヤハーネスにおいて、複数本の電線と、両端の接続部で複数本の電線の端部をまとめて固定する固定部位とを有することを特徴とする。この構成によれば、1つの固定部位で複数本の電線の端部(つまり導線やワイヤ等の導電部材)をまとめて固定する。よって、1つの固定部位で済むので全体の体格を小さく抑えられる。固定部位が1つで済むので、電線の抜けを防止し、信号や電力の伝達にかかる影響を抑え、金属疲労の発生を抑え、全体のコストを安く抑えることができる。
なお「車両」は、主に自動車が該当する。「接続部」は、電線を固定する固定部位や、端子やコネクタ等のように電気的な接続を行うターミナル部位を含む。「電線」は、裸電線、絶縁電線、ケーブル、コードなどを含む。「固定部位」の形状は複数本の電線の端部を挿入(収容の意味を含む。以下同じである。)して固定できれば任意であり、筒状・環状・U字状等が該当する。「複数本の電線の端部」は、電気的な接続が行える導電部材(芯線,導線,ワイヤ等)が該当する。
ワイヤハーネスの第1構成例を模式的に示す斜視図である。 図1に示すII方向からみた外観図である。 ワイヤハーネスの第2構成例を模式的に示す斜視図である。 図3に示すIV方向からみた外観図である。 ワイヤハーネスの第3構成例を模式的に示す斜視図である。 図5に示すVI方向からみた外観図である。 ワイヤハーネスの第4構成例を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、特に明示しない限り、「接続する」という場合には電気的に接続することを意味する。各図は、本発明を説明するために必要な要素を図示し、実際の全要素を図示しているとは限らない。上下左右等の方向を言う場合には、図面の記載を基準とする。
〔実施の形態1〕
実施の形態1は図1と図2を参照しながら説明する。図1と図2には、ワイヤハーネス10の一形態であるワイヤハーネス10Aの構成例(第1構成例)を示す。ワイヤハーネス10Aは、接続部11,14や、複数本(本形態では2本)の電線12,13などを有する。本形態の接続部11,14は同一構成であるので、接続部11を代表して説明する。接続部11は、ターミナル部位11aや固定部位11bなどを有する。
ターミナル部位11aは、電線12,13が延びる方向と同一方向に延びて成形される導電部材である。本形態ではリングターミナル、すなわち所定形状の穴(図1では丸穴)を有する平板で成形される。固定部位11bは、電線12,13を挿入して固定する導電部材である。本形態では電線12,13を水平方向に並べられて挿入可能な筒状に形成され、工具を用いてかしめることで電線12,13を一括して固定する。かしめた後の状態を図2に示す。実際には、かしめの圧力や工具等の形状に応じて端面の形状が異なってくる。かしめる固定に加えて(あるいは代えて)、ハンダ付けや溶接等などによって接合する固定を行ってもよい。
なお接続部11と接続部14との関係は、ターミナル部位14aがターミナル部位11aに相当し、固定部位14bが固定部位11bに相当する。図1では、ターミナル部位11aとターミナル部位14aとでは180度回転させる配置で構成している。ただし、回転角度は180度以外の任意の角度を設定することも可能である。
電線12は、芯線12aや絶縁被覆12bなどを有する。電線13も電線12と同様の構成であり、芯線13aや絶縁被覆13bなどを有する。これらの電線12,13は、ターミナル部位11a,14aに対して水平方向に並べられて固定される。芯線12a,13aは、いずれも総断面積が10[mm2]以上50[mm2]以下を有する。総断面積に代えて、1[本]以上1000[本]以下の本数を適用してもよい。総断面積や本数は、目的とする電流を電線12,13に流す際に導線の絶縁被覆が溶融しない範囲の温度に収まるように適切に設定する。具体的な温度は電流の大きさや絶縁被覆の材質等に応じて異なる。総断面積が50[mm2]以上や本数が1000[本]以上を有する電線12の場合には、固定部位11b,14bでの固定(特にかしめ)が行い難くなる。絶縁被覆12b,13bは、上記許容温度まで溶融しない樹脂材料を用いて、芯線12a,13aの全体(ただし固定用の端部を除く)を被覆する。
「総断面積」は、1本の電線12に含まれる芯線12aの断面積を含めた全体の断面積を意味する。電線13についても同様である。総断面積と本数との関係は、1本の芯線12aにかかる断面積にもよる。一例として、総断面積が10[mm2]であれば150〜200本に相当し、総断面積が30[mm2]であれば300〜400本に相当し、総断面積が50[mm2]であれば800〜1000本に相当する。芯線12aと芯線13aとは、同一の総断面積や同一の本数を設定してもよく、異なる同一総断面積や異なる本数を設定してもよい。
上述のように構成されたワイヤハーネス10Aは、機器相互間との接続や、ワイヤハーネス10A同士の接続、機器とワイヤハーネス10Aとの接続などに用いることができる。機器は、5[A]以上350[A]未満の電流が入出力する機器であれば任意である。例えば、電力源の電池(二次電池や燃料電池であり、電池セルを含む)や、回転電機(電動機,発電機,電動発電機等)、電力変換機器(インバータ,コンバータ等)などが該当する。電線12,13はターミナル部位11a,14aに対して水平方向に並べられて固定されているので、垂直方向(図1に示す矢印D1方向)には曲げ易いが、水平方向(図1に示す矢印D2方向)には曲げ難い。本形態では、両端の接続部11,14のうちで一方または双方の接続部を車両に備える電池(図示せず)と接続する。
上述した実施の形態1によれば、以下に示す各効果を得ることができる。
(1)車両の配線に用いられるワイヤハーネス10Aにおいて、複数本の電線12,13と、両端の接続部11,14でそれぞれ複数本の電線12,13の端部をまとめて固定する固定部位11b,14bとを有する構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、1つの固定部位(固定部位11bや固定部位14b)で複数本の電線12,13の端部をまとめて固定するので、全体の体格が小さく抑えられる。よって、電線12,13の抜けを防止し、信号や電力の伝達にかかる影響を抑え、金属疲労の発生を抑え、全体のコストを安く抑えることができる。
(2)車両に備える機器が入出力する電流に対応して、1本の電線12,13が有する芯線12a,13aの総断面積を10[mm2]以上50[mm2]以下、または、1本の電線12,13が有する芯線12a,13aの本数を1[本]以上1000[本]以下に設定する構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、機器が入出力する電流を流せるとともに、通電時に絶縁被覆12b,13bが溶融するのを抑止することができる。
(3)両端の接続部11,14のうちで一方または双方の接続部は、車両に備える電池と接続を行う構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、電池との接続において、電力の伝達にかかる影響を抑え、金属疲労の発生を抑え、全体のコストを安く抑えることができる。
(4a)複数本の電線12,13は、接続部11,14のターミナル部位11a,14aに対して水平方向に並べられて固定される構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、水平方向(図1に示す矢印D2方向)には曲げ難いものの、垂直方向(図1に示す矢印D1方向)には曲げ易いので接続が容易に行える。
(5a)接続部11,14のターミナル部位11a,14aは、電線12,13が延びる方向と同一方向に延びて成形される構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、電線12,13を含めて直線的な接続を容易に行うことができる。
(7)固定部位11b,14bでは、筒状に形成されて複数本の電線12,13の端部を挿入してかしめる固定と、複数本の電線12,13の端部を接合する固定との一方または双方を行う構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、かしめは既存の工具で容易かつ迅速に行うことができる。接合は、接触抵抗を大幅に低減することができ、電線12,13の抜けを防止することができる。
(8)接続部11,14のターミナル部位11a,14aは、リングターミナルで成形される構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、ネジやボルト等を通して容易に接続を行うことができる。
〔実施の形態2〕
実施の形態2は図3と図4を参照しながら説明する。図示および説明を簡単にするため、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図3と図4には、ワイヤハーネス10の一形態であるワイヤハーネス10Bの構成例(第2構成例)を示す。ワイヤハーネス10Bは、ワイヤハーネス10Aと同様に、接続部11,14や、複数本(本形態では2本)の電線12,13などを有する。
ワイヤハーネス10Bがワイヤハーネス10Aと相違するのは、電線12,13を並べる方向である。すなわちワイヤハーネス10Aが電線12,13を水平方向に並べるのに対して(図2を参照)、ワイヤハーネス10Bは垂直方向に並べる(図4を参照)。
上述した実施の形態2によれば、以下に示す各効果を得ることができる。なお、電線12,13の並べ方以外の構成については実施の形態1と同様であるので、(3a)を除いて実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
(3b)複数本の電線12,13は、接続部11,14のターミナル部位11a,14aに対して垂直方向に並べられて固定される構成とした(図3,図4を参照)。この構成によれば、垂直方向(図3に示す矢印D3方向)には曲げ難いものの、水平方向(図3に示す矢印D4方向)には曲げ易いので接続が容易に行える。
〔実施の形態3〕
実施の形態3は図5と図6を参照しながら説明する。図示および説明を簡単にするため、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図5と図6には、ワイヤハーネス10の一形態であるワイヤハーネス10Cの構成例(第3構成例)を示す。ワイヤハーネス10Cは、接続部11,15や、複数本(本形態では2本)の電線12,13などを有する。接続部15は、ターミナル部位15aや固定部位15bなどを有する。ターミナル部位15aはターミナル部位11aに相当し、固定部位15bは固定部位11bに相当する。
ワイヤハーネス10Cがワイヤハーネス10Aと相違するのは、接続部の構成要素であるターミナル部位の形態である。すなわちワイヤハーネス10Aのターミナル部位11aが電線12,13が延びる方向と同一方向に延びて成形されるのに対して(図1を参照)、ワイヤハーネス10Cのターミナル部位15aは電線12,13が延びる方向と異なる方向に延びて成形される(図5を参照)。また図6に示すように、ターミナル部位11aの平面から角度θ1だけ傾斜させて成形される。角度θ1は任意の角度に設定することができ、図6の例では30度に傾斜させている。言い換えれば、ターミナル部位11aとターミナル部位15aとは所定の二面角を有して成形される。
なお図示しないが、実施の形態2と同様に電線12,13を垂直方向に並べて固定部位11b,15bでそれぞれ固定する構成としてもよい(図4を参照)。
上述した実施の形態3によれば、以下に示す各効果を得ることができる。なお、接続部11と接続部15との相違以外の構成については実施の形態1と同様であるので、(5a)を除いて実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
(5b)接続部15のターミナル部位15aは、電線12,13が延びる方向とは異なる方向(すなわち交差する方向)に延びて成形される構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、電線12,13を含めて直線的な接続を容易に行うことができる。
(6a)両端の接続部11,15は、それぞれ平面状のターミナル部位11a,15aを有し、一端側のターミナル部位11aと他端側のターミナル部位15aとが角度θ1(所定の二面角)を有する構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、電線12,13を含めて直線的な接続を容易に行うことができる。
〔実施の形態4〕
実施の形態4は図7を参照しながら説明する。図示および説明を簡単にするため、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図7には、ワイヤハーネス10の一形態であるワイヤハーネス10Dの構成例(第4構成例)を示す。ワイヤハーネス10Dは、接続部16,17や、複数本(本形態では2本)の電線12,13などを有する。接続部16はターミナル部位16aや固定部位16bなどを有する。接続部17はターミナル部位17aや固定部位17bなどを有する。ターミナル部位16a,17aはそれぞれターミナル部位11aに相当し、固定部位16b,17bはそれぞれ固定部位11bに相当する。
ワイヤハーネス10Dがワイヤハーネス10Aと相違するのは、接続部の構成要素であるターミナル部位の形態である。すなわちワイヤハーネス10Aのターミナル部位11a,14aが双方とも電線12,13が延びる方向と同一方向に延びて成形されるのに対して(図1を参照)、ワイヤハーネス10Dのターミナル部位16a,17aは双方とも電線12,13が延びる方向と異なる方向に延びて成形される(図7を参照)。
本形態のターミナル部位16aとターミナル部位17aとは、所定の二面角を有して成形される。すなわちターミナル部位16aは、電線12,13の軸線方向に対して角度θ2だけ傾斜させて成形される。角度θ2は任意の角度に設定することができ、図7の例では45度に傾斜させている。またターミナル部位17aは、電線12,13の平面方向に対して角度θ3だけ傾斜させて成形される。角度θ3は任意の角度に設定することができ、図7の例では90度に曲げている。なお図示しないが、ターミナル部位16aとターミナル部位17aとを同一面または平行面で成形されてもよい。
なお図示しないが、実施の形態2と同様に電線12,13を垂直方向に並べて固定部位11b,15bでそれぞれ固定する構成としてもよい(図4を参照)。
上述した実施の形態4によれば、以下に示す各効果を得ることができる。なお、電線12,13については実施の形態1と同様であるので、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
(6b)両端の接続部11,14は、それぞれ平面状のターミナル部位11a,14aを有し、一端側のターミナル部位11a,14aと、他端側のターミナル部位11a,14aとが所定の二面角を有する構成とした(図1,図2を参照)。この構成によれば、電線12,13を含めて直線的な接続を容易に行うことができる。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための形態について実施の形態1〜4に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
上述した実施の形態1〜4では、電線12,13を水平方向または垂直方向に並べて固定部位(11b,14b,15b,16b,17b)で固定する構成とした(図1〜図7を参照)。この形態に代えて、電線12,13の端部を密集させて固定する構成としてもよい。すなわち上記固定部位の断面が所定形状になるように密集させて固定する。密集形態は任意であり、例えば電線12,13の端部を捩る形態などが該当する。この構成によれば、芯線12a,13aが密集するので接触抵抗を低減することができる。
上述した実施の形態1〜4では、ワイヤハーネス10(10A,10B,10C,10D)は2本の電線12,13を備える構成とした(図1〜図7を参照)。この形態に代えて、3本以上の電線を備える構成としてもよい。単に電線の本数が相違するに過ぎないので、実施の形態1〜4と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、電線12,13に芯線12a,13aを絶縁被覆12b,13bで被覆する絶縁電線を用いる構成とした(図1,図3,図5,図7を参照)。この形態に代えて、裸電線、ケーブル、コードなどの他の電線を用いてもよい。他の電線を用いても、実施の形態1〜4と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、ターミナル部位11a,14a,15a,16a,17aに所定形状の穴(図1では丸穴)を有する平板で成形されるリングターミナルを用いる構成とした(図1,図3,図5,図7を参照)。この形態に代えて、Y字ターミナルやフック状ターミナルなどの他のターミナルを用いてもよい。他のターミナルを用いても、実施の形態1〜4と同様の作用効果を得ることができる。
上述した実施の形態1〜4では、複数本の電線12,13の端部を挿入する固定部位11b,14b,15b,16b,17bは筒状に成形する構成とした(図2,図4,図6を参照)。この形態に代えて、環状・U字状等のように、筒状以外の形状で成形する構成としてもよい。固定するための形状が相違するに過ぎないので、実施の形態1〜4と同様の作用効果を得ることができる。
10(10A,10B,10C,10D) ワイヤハーネス
11,14,15,16,17 接続部
11a,14a,15a,16a,17a ターミナル部位
11b,14b,15b,16b,17b 固定部位
12,13 電線
12a,13a 芯線
12b,13b 絶縁被覆

Claims (8)

  1. 車両の配線に用いられ、電気的な接続を行う接続部を両端に有するワイヤハーネスにおいて、
    複数本の電線と、
    両端の前記接続部で前記複数本の電線の端部をまとめて固定する固定部位と、
    を有することを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記車両に備える機器が入出力する電流に対応して、1本の前記電線が有する芯線の総断面積を10mm以上50mm以下、または、1本の前記電線が有する芯線の本数を1本以上1000本以下に設定することを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 両端の前記接続部のうちで一方または双方の前記接続部は、前記車両に備える電池と電気的な接続を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記複数本の電線は、前記接続部のターミナル部位に対して水平方向または垂直方向に並べられて固定されるか、または、前記固定部位の断面が所定形状になるように密集させて固定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記接続部のターミナル部位は、前記電線が延びる方向と同一方向、または、前記電線が延びる方向とは異なる方向に延びて成形されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  6. 両端の前記接続部は、それぞれ平面状のターミナル部位を有し、
    一端側のターミナル部位と、他端側のターミナル部位とが所定の二面角を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  7. 前記固定部位では、筒状に形成されて前記複数本の電線の端部を挿入してかしめる固定と、前記複数本の電線の端部を接合する固定との一方または双方を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  8. 前記接続部のターミナル部位は、リングターミナル、Y字ターミナル、フック状ターミナルのいずれかで成形されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
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