JP2014022280A - 充電システム及び充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】充放電サイクル数の増加に従う放電容量維持率の低下を改善可能な充電システム及び充電方法を提供する。
【解決手段】
この充電システムは、有機電解液Lに、負極Kと正極Aを浸してなるリチウムイオン電池1の充電システムにおいて、負極Kに設けられる負極活物質は、Si粒子を含有するSiO粒子を含み、リチウムイオン電池1に充電を行う電源(充電手段)12と、リチウムイオン電池1を加熱する加熱装置(加熱手段)14と、電源12を用いたリチウムイオン電池1の充放電サイクルによる放電量の積算値が、所定値THを超えた場合には、リチウムイオン電池1を加熱するように、加熱装置14を制御する制御装置(制御手段)11とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池の充電システム及び充電方法に関するものである。
リチウム(Li)イオン電池には、幾つかのタイプが知られている。ある種のリチウムイオン電池は、有機電解液に、負極(Cu)と正極(Al)を浸してなり、これらの間にセパレータ(多孔性有機膜など)が介在している。負極及び正極の表面には、活物質(負極側:グラファイトなど、正極側:LiCoOなど)が形成されている。近年、かかるタイプのリチウムイオン電池の負極活物質として、Si粒子を含有するSiO粒子(以下、Si/SiO粒子とする)と、導電性粒子(グラファイトなど)とを混入したものが研究されている(特許文献1〜特許文献4)。また、別のタイプのリチウムイオン電池も知られている(特許文献5)。
特開2010−160985号公報 特開2010−245020号公報 特開2011−18585号公報 特開2011−187169号公報 特開2010−49968号公報
しかしながら、電解液に、負極と正極を浸してなるタイプのリチウムイオン二次電池において、Si/SiO粒子を含有する負極活物質として採用した場合、充放電サイクル数の増加に従って、放電容量維持率が大きく低下することが判明した。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、充放電サイクル数の増加に従う放電容量維持率の低下を改善可能な充電システム及び充電方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本願発明者らは、放電容量維持率の低下の原因について鋭意検討を行った。かかる検討によれば、電解液に、リチウムと合金化反応可能な元素又は元素化合物、特にSi/SiO粒子が接触する場合、その粒子の表面に、固体電解質界面(SEI)といわれる被膜が形成されるが、充放電を繰り返すと、被膜が厚くなり、抵抗値が増大して、放電容量維持率が大きく低下するものと考えられる。
そこで、本発明の態様に係る充電システムは、電解液に、負極と正極を浸してなるリチウムイオン二次電池の充電システムにおいて、前記負極に設けられる負極活物質は、リチウムと合金化反応可能な元素又はリチウムと合金化反応可能な元素化合物を含み、前記リチウムイオン二次電池に充電を行う充電手段と、前記リチウムイオン二次電池を加熱する加熱手段と、前記充電手段を用いた前記リチウムイオン二次電池の充放電サイクルによる放電量の積算値が所定値を超えた場合には、前記リチウムイオン二次電池を加熱するように、前記加熱手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
上述の負極活物質に含まれる「リチウムと合金化反応可能な元素」としては、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Ra、Ti、Ag、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、及びBiの群から選ばれる少なくとも1種からなる材料であるとよい。中でも、珪素(Si)または錫(Sn)からなるとよい。
上述の負極活物質に含まれる「リチウムと合金化反応可能な元素化合物」としては、その構成元素として、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Ra、Ti、Ag、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、及びBiの群から選ばれる少なくとも1種を有する化合物であるとよい。中でも、珪素化合物または錫化合物であることがよい。
なお、前記負極活物質は、Si相を有するSiO粒子を含有することができる。Si相は、珪素単体からなり、Liイオンを吸蔵・放出し得る相であり、Liイオンの吸蔵・放出に伴って膨張・収縮する。SiO相は、SiO粒子からなり、Si相の膨張・収縮を吸収する。Si相がSiO粒子により被覆されることで、Si相とSiO粒子とからなるSi系材料を形成している。さらには、微細化された複数のSi相がSiO粒子により被覆されて一体となってSiO粒子(Si/SiO粒子)を形成しているとよい。
固体電解質界面からなる被膜は、有効な電池機能を保持するためには必要ではあるが、積算放電量(=積算充電量)の増加に伴って、被膜が増大する。放電量の積算値が所定値を超えた場合に、リチウムイオン二次電池を加熱することで、固体電解質界面からなる被膜を縮小又は消滅させることで、放電容量維持率の低下を抑制することができる。加熱後には、再充電を行うことができ、再充電によって固体電解質界面からなる被膜が形成される。
また、前記負極活物質は、導電性炭素材料を含有し、前記電解液は、リチウム塩及びカーボネート溶媒を含有することが好ましい。上述の原理に従えば、当該充電システムは、種々の構造のリチウムイオン二次電池の充電に適用可能であると考えられるが、負極活物質及び電解液が、上記材料からなる場合には、確実に放電容量維持率の低下を抑制することができることが確認できた。電解液は有機電解液などから構成することができる。
また、前記加熱手段による加熱温度は、40℃以上75℃以下であることが好ましい。すなわち、加熱温度が40℃未満である場合には、SEIの溶解に非常に時間がかかってしまうという理由から好ましくなく、75℃を超える場合には、電解液の分解が生じるという理由から好ましくないからである。
また、本発明の態様に係る充電方法は、電解液に、負極と正極を浸してなるリチウムイオン二次電池の充電方法において、前記負極に設けられる負極活物質は、リチウムと合金化反応可能な元素又はリチウムと合金化反応可能な元素化合物を含み、前記リチウムイオン二次電池の充放電サイクルによる放電量の積算値が所定値を超えた場合には、前記リチウムイオン二次電池を加熱する工程を備えることを特徴とする。
この場合も上記充電システムの場合と同様に、固体電解質界面からなる被膜は、有効な電池機能を保持するためには必要ではあるが、積算放電量(充電量)の増加に伴って、被膜が増大する。放電量の積算値が所定値を超えた場合に、リチウムイオン二次電池を加熱することで、固体電解質界面からなる被膜を縮小又は消滅させることで、放電容量維持率の低下を抑制することができる。加熱後には、再充電を行うことができ、再充電によって固体電解質界面からなる被膜が形成される。
また、前記負極活物質は、導電性炭素材料を含有し、前記有機電解液は、リチウム塩及びカーボネート溶媒を含有することが好ましい。上述の原理に従えば、当該充電方法は、種々の構造のリチウムイオン二次電池の充電に適用可能であると考えられるが、負極活物質及び電解液が、上記材料からなる場合には、確実に放電容量維持率の低下を抑制することができることが確認できた。
充電方法による前記加熱時の加熱温度は、上記と同様に、40℃以上75℃以下であることが好ましく、その理由は、上述の通りである。
本発明に係る充電システム及び充電方法によれば、充放電サイクル数の増加に従う放電容量維持率の低下を改善することができる。
リチウムイオン二次電池の構成を示す図である。 負極層の構造を示す図である。 充電システムを用いた走行装置を示す図である。 充放電時の電圧V(%)を示すタイミングチャートである。 充放電サイクル数と放電容量維持率(Rdc(%))との関係を示すグラフである。
以下、実施の形態に係る充電システム及び充電方法について説明する。なお、同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。まず、実施の形態に係る充電システム及び充電方法に用いられるリチウムイオン二次電池(リチウムイオン電池)について説明する。
図1は、リチウムイオン二次電池の構成を示す図である。
リチウムイオン電池1の基本構造は、電解液Lに、負極(カソード)Kと正極(アノード)Aを浸してなる。具体的には、リチウムイオン電池1は、容器100と、容器100内に充填された電解液Lと、容器100内に対向配置された負極K及び正極Aと、負極Kと正極Aとの間に介在するセパレータSと備えている。なお、本例における電解液Lは、有機電解液Lである。
負極Kは、負極金属電極K1と、負極金属電極K1の表面に設けられた負極活物質を含む負極層K2とからなる。本例においては、負極金属電極K1は、銅(Cu)からなり、負極活物質は、Si粒子を含有するSiO粒子(以下、Si/SiO粒子とする)を含有している。詳細には、負極活物質は、Si/SiO粒子と、導電性炭素材料とを混合して含有しており、これらの材料はバインダ樹脂と混合されて、負極層K2を構成し、バインダ樹脂によって、負極金属電極K1の表面に接着・固定されている。負極層K2の製造時においては、Si/SiO粒子及び導電性炭素材料とバインダ樹脂を混合して、これを負極金属電極K1上に塗布すればよい。
負極活物質に含まれる導電性炭素材料は、黒鉛(グラファイト)であるが、負極層K2は、更に、カーボンブラックを含み、バインダ樹脂はPAI(ポリアミドイミド)である。本例では、負極層K2に含まれるSi/SiO粒子、黒鉛、カーボンブラック、ポリアミドイミドの重量パーセントは、それぞれ42(wt%)、40(wt%)、3(wt%)、15(wt%)であるが、この比率は適当に調整することができる。
正極Aは、正極金属電極A1と、正極金属電極A1の表面に設けられた正極活物質を含む正極層A2とからなる。本例においては、正極金属電極A1は、アルミニウム(Al)からなり、正極活物質は、リチウム化合物材料を含有しており、正極層A2は、更にリチウム化合物材料に導電性炭素材料を混合して含有している。これらの材料はバインダ樹脂と混合されて、正極層A2を構成し、バインダ樹脂によって、正極金属電極A1に接着・固定されている。正極層A2の製造時においては、リチウム化合物材料及び導電性炭素材料とバインダ樹脂とを混合して、正極金属電極A1上に塗布すればよい。
本実施の形態において、正極活物質に含まれるリチウム化合物材料は、LiNi1/3Co1/3Mn1/3であるが、正極活物質におけるNi、Co、Mnのモル比はこれに限らない。正極層A2に含まれる導電性炭素材料は、アセチレンブラック(カーボンブラック)であり、バインダ樹脂はPVdF(ポリフッ化ビニリデン樹脂)である。本例では、正極層A2に含まれるリチウム化合物材料、導電性炭素材料、ポリフッ化ビニリデン樹脂の重量パーセントは、それぞれ88(wt%)、6(wt%)、6(wt%)であるが、この比率は適当に調整することができる。
なお、導電性炭素材料は、導電性を付与するものであり、バインダ樹脂は、粒子間及び電極と粒子を接着するものであるため、これらの機能を奏するものであれば、他の材料も適用可能である。
本例の電解液Lは、有機電解液Lであり、リチウム塩及びカーボネート溶媒を含有している。
本例のリチウム塩は、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)であるが、その他、LiClO、LiAsF、Li(CFSO)2N、LiBF、又は、LiCFSOなどを用いることができ、これらのリチウム塩群から選択される1種以上を混合して用いることもできる。
本例のカーボネート溶媒は、EC(エチレンカーボネート)、MEC(メチルエチルカーボネート)、DMC(ジメチルカーボネート)を含んでいる。エチレンカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジメチルカーボネートの体積比は、3:3:4(有効数字一桁)である。
カーボネート溶媒には、鎖状カーボネート及び環状カーボネートが知られている。鎖状カーボネートには、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネートなどがあり、環状カーボネートには、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネートなどがある。放電容量を増加させるためには、誘電率の高い材料を用いることが好ましい。環状カーボネートは、誘電率が高いため、容量の増加には好ましい。鎖状カーボネートは、粘度を低減させる効果がある。本例のカーボネート溶媒では、環状カーボネートと鎖状カーボネートの体積比は、3:7(有効数字一桁)であるが、この比率は、適当に調整することができる。
セパレータSは、多孔性有機膜からなる。セパレータの基本機能は、正極活物質を含む正極層A2と負極活物質を含む負極層K2との間に介在し、内部短絡を防止するものである。また、多孔性有機膜が微多孔膜からなる場合、電池に過大の電流が流れたとき、その発熱により多孔性有機膜の空孔が閉鎖され、電流を遮断することができる。セパレータ材料には、PP(ポリプロピレン)を用いるが、その他、PE(ポリエチレン)を用いることも可能である。セパレータSは、単層又はPP膜及びPE膜を含む複層とすることができる。多孔性有機膜の孔径は1μm以下であり、微多孔膜では0.1μm以下である。
負極Kには負極端子TKが電気的に接続され、正極Aには正極端子TAが電気的に接続されている。負極端子TKと正極端子TAとの間に、電源から順方向の電圧を印加すると、充電が行われる。充電時には、正極A中におけるリチウムイオンが引き抜かれ、有機電解液L内を移動して、負極Kの中に吸い込まれる。負極端子TKと正極端子TAとの間に、負荷を接続すると、放電が行われ、負荷においてエネルギー消費が行われる。放電時には、負極Kの中からリチウムイオンが放出され、正極A内に吸い込まれる。
次に、負極層K2に含まれる負極活物質について更に説明する。
図2は、負極層K2の構造を示す図である。同図では、バインダ樹脂と有機電解液の記載は省略してある。バインダ樹脂は、粒子と粒子、又は、電極と粒子を接着するものであるが、負極層K2の内部において、有機電解液が入り込むように、粒子間に空隙が生じるようにされている。
負極層K2内には、負極活物質として、少なくとも2種類の粒子M1,M2が含まれている。
粒子M1は、Si/SiO粒子であり、大径のSiO粒子内に、これよりも小径のSi粒子を含有している。一部のSi粒子の表面は、SiO粒子の外側に露出しており、有機電解液に接触することができる。粒子M1の周囲には、固体電解質界面(SEI)といわれる被膜が形成される。この被膜は、充放電サイクルを繰り返すのに伴って厚くなる。 なお、本例における粒子M1の粒径は、平均5μmであり、形成されるSEI被膜の厚みまたは量を適正に保持する観点から、2μm〜10μmが好ましい。すなわち、粒子M1の粒径が下限値よりも小さい場合には、SEI被膜の厚みは、その下限値よりも小さくなり、十分な充電が効率的に行えず、粒子M1の粒径が上限値よりも大きい場合には、SEI被膜の厚みは、その上限値よりも大きくなり、寿命の低下を導く傾向が高くなると考えられる。
粒子M2は、導電性炭素材料である。粒子M2はグラファイトを示している。なお、同図は、負極層K2を模式的に示すものであり、これらの粒子の形状及び寸法は、必ずしも図示のものとは一致しない。グラファイトは網目構造を有する炭素材料である。炭素材料は負極活物質に導電性を付与している。なお、本例における粒子M2の粒径は、20μmであり、導電パスの観点から、5μm〜20μmが好ましい。なお、粒径は、各粒子の平均径の平均値を用いて示している。
また、粒子M1の重量と、粒子M1及びM2の合計の重量との比率Rは、42:82、すなわち、R=0.51である。この比率Rは、電池容量の観点から、0.2〜0.65 が好ましい。
次に、上述のリチウムイオン電池の充電システムについて説明する。
図3は、実施の形態に係る充電システムを用いた走行装置を示す図である。
この走行装置は、一般車両の他、特殊車両や工作機械を代表して示している。走行装置は、充電システムを内部に収納する包囲体10を備えている。包囲体10は、一般車両であれば車体である。包囲体10内には、制御装置11、インバータ(電源)12、放電量モニタ13、リチウムイオン電池1、加熱装置14、モータ15、発電機16、内燃機関17、動力分割機構DM、及び動力伝達機構DGが収容されている。
内燃機関17からのトルクは、動力分割機構DMによって、走行用のモータ15と発電機16に振り分けられる。動力分割機構DMは、内燃機関17からの動力をモータ15と発電機16に効率よく振り分けるものであり、モータ15による走行や、内燃機関17の始動、停止を含めた最適制御を実現し、エネルギーの利用効率を高めている。
包囲体10の下部には車輪Wが設けられている。本例では、後輪駆動の例が示されている。後ろの2つの車輪Wの車軸にはデファレンシャルギアなどの動力伝達装置DGが設けられている。動力伝達装置DGは、モータ15からのトルクを車軸に伝達させ、車輪Wを回転させることができる。モータ15には、動力分割機構DMを介して、内燃機関17が機械的に結合している。したがって、内燃機関17を動作させるか、モータ15を動作させることで、これらからのトルクが、動力伝達装置DGを介して車軸に伝達され、後ろの2つの車輪Wを回転させることができる。なお、前輪駆動の場合には、後輪に代えて前輪に同様の機構が設け、四輪駆動の場合には、全ての車輪に同様の機構を設ければよい。
また、モータ15は、リチウムイオン電池1に対する負荷であり、本例では、車輪Wを駆動するものであるが、走行装置の種類によっては、ロボットアームや、工作機械等の特殊用途車両の駆動部を動かす動力源として機能させることもできる。
車両走行中に、リチウムイオン電池1を充電する場合、制御装置11からインバータ(電源)12に指令を出して、リチウムイオン電池1に電力(電荷)を供給する。サービスセンターなどで、リチウムイオン電池1を充電する場合、商用又は家庭用電源にインバータ12に接続し、制御装置11からインバータ12に指令を出して、リチウムイオン電池1に電力(電荷)を供給する。放電量モニタ(充電量モニタ)13は、リチウムイオン電池1から放電された電荷量(=電流I×時間t)を計測する装置である。基準電圧から充電を行った後に、基準電圧まで放電を行った場合には、放電量=充電量である。したがって、放電量モニタ13は、間接的には、充電量モニタでもある。放電量モニタ(充電量モニタ)13は、リチウムイオン電池1の正負の端子間電圧Vも測定することができる。リチウムイオン電池1の正負の端子には、インバータ12を介して、モータ(負荷)15が接続されており、蓄積された電荷を放電することができる。
放電量モニタ13の計測値は、制御装置11に入力されている。制御装置11は、放電量(=充電量)の積算値が、所定値THを超えた場合には、加熱装置14を制御して、リチウムイオン電池1を加熱する。加熱装置14は、リチウムイオン電池1を加熱する装置であり、電熱ヒータの他、内燃機関17で発生する熱をリチウムイオン電池1に向けて伝達する送風器などから構成することができる。
リチウムイオン電池1に電力を供給するインバータ12は、発電機16からの電力(交流電圧)をリチウムイオン電池において蓄積可能な形態(直流電圧)に変換するAC/DC変換回路であり、また、リチウムイオン電池1からの電力(直流電圧)をモータ15において使用可能な形態(交流電圧)に変換するDC/AC変換回路である。負荷としてモータ15に代えて、電球や直流ヒータなどの直流駆動素子を用いる場合には、インバータが不要な場合がある。発電機16は内燃機関17の駆動に連動して、動力分割機構DMからのトルクを受け、電力を発生する。なお、発電機16と、モータ15は、それぞれ別の装置であってもよいが、これらは共通の装置とすることも可能である。インバータ(電源)12からリチウムイオン電池1に供給される電力は、直流電圧であるが、インバータ12から出力された直流電圧を適当なパルス電圧に変換してリチウムイオン電池1に供給することもできる。
次に、リチウムイオン電池1の充放電について、説明する。
図4は、リチウムイオン電池1における充放電時の端子間電圧V(%)を示すタイミングチャートである。
リチウムイオン電池1の端子間電圧Vを、これが初期の放電容量を有する場合の端子間電圧(定格電圧)V0で正規化する(V=V/V0)と、正規化した初期の電圧Vは100(%)で表せる。初期の電圧V=100(%)から、電圧V=0(%)まで放電を行うと、放電量モニタ13では、放電された電荷量Qを測定する。この場合の初期の放電容量維持率Rdc(%)=100%とする。
図4(A)では、リチウムイオン電池1の端子間電圧Vを0%から(時刻t0)、100%(時刻t1)まで充電した後、次に0%まで放電し(時刻t2)、時刻t2以降、時刻txまで、これを繰り返す。リチウムイオン電池1の使用による劣化に伴って、充電後の端子間電圧Vの最大値は、徐々に低下するが、原則的には、基準電圧(端子間電圧0%)から定格電圧(端子間電圧100%)まで充電を行い、その後、基準電圧まで放電した場合の放電量(充電量)を、放電モニタ13により計測する。充電後の端子間電圧Vの最大値が、定格電圧に届かない場合には、充電時の電圧上昇が飽和するまで充電を行い、その後、基準電圧(0%)まで放電を行い、放電量(充電量)を、放電モニタ13により計測する。
この場合、最初の放電量(=充電量)は、放電容量維持率Rdc(%)に換算すると、100%であり、次のサイクルの放電量は、100%よりも僅かに低下し(例:99%)、更に、次のサイクルの放電量は更に低下していく(例:98%)。これらの放電量(=充電量)の積算値(例:100%+99%+98%・・・)が、所定値THを超えた場合には、上述の制御装置11は、SEIの被膜が厚くなり過ぎたと判断して、加熱装置14により、リチウムイオン電池1の加熱を行う。
なお、充放電のサイクルは、電圧Vが100%と0%との間を往復するものでなくてもよい。
図4(B)では、リチウムイオン電池1の端子間電圧Vを基準電圧V1から(時刻t0)、第2電圧V2(<端子間電圧100%)まで充電した後(時刻t1)、次にV1(>端子間電圧0%)まで放電し(時刻t2)、時刻t2以降、時刻txまで、これを繰り返す。リチウムイオン電池1の使用による劣化に伴って、充電後の端子間電圧VがV2に到達しない場合には、充電時の電圧上昇が飽和するまで充電を行い、その後、基準電圧(V1)まで放電を行い、放電量(充電量)を、放電モニタ13により計測する。
この場合も、充放電サイクル数が増加するのに伴って、放電量(=充電量)が低下する傾向にあるが、これらの放電量(=充電量)の積算値が、所定値THを超えた場合には、上述の制御装置11は、SEIの被膜が厚くなり過ぎたと判断して、同様に、リチウムイオン電池1の加熱を行う。
図4(C)では、リチウムイオン電池1の端子間電圧Vを基準電圧V1から(時刻t0)、第3電圧V3(<端子間電圧100%)まで充電した後(時刻t1)、次にV1(>端子間電圧0%)まで放電し(時刻t2)、続いて、第2電圧V2(<端子間電圧V3)まで充電した後(時刻t3)、次にV1(>端子間電圧0%)まで放電し(時刻t4)、時刻t4以降、時刻txまで、これを繰り返す。リチウムイオン電池1の使用による劣化に伴って、充電後の端子間電圧VがV3又はV2に到達しない場合には、充電時の電圧上昇が飽和するまで充電を行い、その後、基準電圧(V1)まで放電を行い、放電量(充電量)を、放電モニタ13により計測する。
この場合も、充放電サイクル数が増加するのに伴って、放電量(=充電量)が低下する傾向にあるが、これらの放電量(=充電量)の積算値が、所定値THを超えた場合には、上述の制御装置11は、SEIの被膜が厚くなり過ぎたと判断して、同様に、リチウムイオン電池1の加熱を行う。
図5は、実際に計測した充放電サイクル数Nsと放電容量維持率Rdc(%)との関係を示すグラフである。充放電パターンは、図4(A)の場合である。同図において、実線は、加熱装置によりリチウムイオン電池1の加熱を行ったデータ(実施例)を示し、2本の点線は、加熱を行わなかった場合のデータ(比較例)を示している。なお、1回の充放電サイクルは、基準電圧から規定値まで充電した後、基準電圧まで放電した場合を示す(Ns=1)。
充放電サイクル数Nsが増加するのに伴って、放電容量維持率Rdc(%)は徐々に低下し、Ns=100を超えたあたりから、急速に放電容量維持率Rdc(%)が低下を始める。Ns=100の場合の放電量の積算値(総放電電荷量Q)は、放電容量維持率Rdc(%)に換算すると、9328(%)である。すなわち、有効数字を1桁とすると、実施例では、放電量の積算値(総放電電荷量Q)が、所定値TH=9×10(%)を超えた場合に、リチウムイオン電池1の加熱を行っている。一方、2つの比較例では、放電量の積算値(総放電電荷量Q)が、所定値TH=9×10(%)を超えた場合においても、リチウムイオン電池1の加熱を行っていない。実施例における加熱温度は55℃、加熱時間は72時間であり、かかる加熱工程の後、充放電サイクルを繰り返した。
実施例の場合においては、放電容量維持率Rdc(%)の低下が、比較例の場合よりも抑制されていることが分かる。これは、実施例のように、加熱を行うことにより、厚くなり過ぎたSEIの被膜の厚みを減少させたためと考えられる。これにより、電池寿命を長くすることができる。
以上、説明したように、上述の実施形態に係る充電システムは、図1に示すように、有機電解液Lに、負極Kと正極Aを浸してなるリチウムイオン電池1の充電システムにおいて、負極Kに設けられる負極活物質は、Si粒子を含有するSiO粒子を含み、図3に示すように、リチウムイオン電池1に充電を行うインバータ(電源:充電手段)12と、リチウムイオン電池1を加熱する加熱装置(加熱手段)14と、電源12を用いたリチウムイオン電池1の充放電サイクルによる放電量の積算値が、所定値THを超えた場合には、リチウムイオン電池1を加熱するように、加熱装置14を制御する制御装置(制御手段)11とを備えている。
なお、電解液Lとして有機電解液L以外の電解液を用いることも可能であり、負極活物質としては、「リチウムと合金化反応可能な元素」又は「リチウムと合金化反応可能な元素化合物」であれば、Si/SiO粒子でない場合も、本発明に適用が可能である。なぜならば、SEIの厚みの加熱制御は、これらの場合においても適用可能であると考えられるからである。
上述の負極活物質に含まれる「リチウムと合金化反応可能な元素」としては、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Ra、Ti、Ag、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、及びBiの群から選ばれる少なくとも1種からなる材料であるとよい。中でも、珪素(Si)または錫(Sn)からなるとよい。
上述の負極活物質に含まれる「リチウムと合金化反応可能な元素化合物」としては、その構成元素として、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Ra、Ti、Ag、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、及びBiの群から選ばれる少なくとも1種を有する化合物であるとよい。中でも、珪素化合物または錫化合物であることがよい。なお、「リチウムと合金化反応可能な元素化合物」としては、具体的には、ZnLiAl、AlSb、SiB、SiB、MgSi、MgSn、NiSi、TiSi、MoSi、CoSi、NiSi、CaSi、CrSi、CuSi、FeSi、MnSi、NbSi、TaSi、VSi、WSi、ZnSi、SiC、Si、SiO、SiO(0<v≦2)、SnO(0<w≦2)、SnSiO、LiSiOあるいはLiSnOなどの化合物が挙げられる。
なお、実施例のように、負極活物質は、Si相を有するSiO粒子を含有することができる。Si相は、珪素単体からなり、Liイオンを吸蔵・放出し得る相であり、Liイオンの吸蔵・放出に伴って膨張・収縮する。SiO相は、SiO粒子からなり、Si相の膨張・収縮を吸収する。Si相がSiO粒子により被覆されることで、Si相とSiO粒子とからなるSi系材料を形成している。さらには、微細化された複数のSi相がSiO粒子により被覆されて一体となってSiO粒子(Si/SiO粒子)を形成している。
SEIの被膜は、有効な電池機能を保持するためには必要ではあるが、積算放電量(=積算充電量)の増加に伴って、被膜が増大する。放電量の積算値が所定値THを超えた場合に、リチウムイオン電池1を加熱することで、SEIの被膜を縮小又は消滅させることで、放電容量維持率の低下を抑制することができる。加熱後には、再充電を行うことができ、再充電によってSEIからなる被膜が形成される。
また、上述の原理に従えば、当該充電システムは、種々の構造のリチウムイオン電池の充電に適用可能であると考えられるが、負極活物質及び有機電解液が、上記材料からなる場合には、確実に放電容量維持率の低下を抑制することができることが確認できた。
なお、加熱装置14(図3)による加熱温度は、40℃以上75℃以下であることが好ましい。すなわち、加熱温度が40℃未満である場合には、SEIを溶解するのに非常に時間がかかってしまうという理由から好ましくなく、75℃を超える場合には、電解液分解という理由から好ましくないからである。加熱時間は、未使用時の加熱も考慮するという観点から、10分以上5000分以下であることが好ましい。
また、上述の充電方法は、有機電解液Lに、負極Kと正極Aを浸してなるリチウムイオン電池の充電方法において、負極Kに設けられる負極活物質は、Si粒子を含有するSiO粒子を含み、リチウムイオン電池の充放電サイクルによる放電量の積算値が、所定値THを超えた場合には、リチウムイオン電池1を加熱する工程を備えている。
また、この充電方法においても、SEIの被膜は、有効な電池機能を保持するためには必要ではあるが、積算放電量(充電量)の増加に伴って、被膜が増大する。放電量の積算値が所定値THを超えた場合に、リチウムイオン電池1を加熱することで、SEIの被膜を縮小又は消滅させることで、放電容量維持率の低下を抑制することができる。加熱後には、再充電を行うことができ、再充電によってSEIの被膜が形成される。上述の原理に従えば、当該充電方法は、種々の構造のリチウムイオン電池の充電に適用可能であると考えられるが、負極活物質及び有機電解液が、上記材料からなる場合には、確実に放電容量維持率の低下を抑制することができることが確認できた。
この充電方法による前記加熱時の加熱温度は、上記と同様に、40℃以上75℃以下であることが好ましく、その理由は、上述の通りである。
なお、実施の形態においては、上述の工程は、走行装置において、行われる例を説明したが、電池のメンテナンスを行うサービスセンターにおいても、行うこともできる。
L…(有機)電解液、K…負極、A…正極、1…リチウムイオン電池、K2…負極層、12…インバータ(充電手段)、14…加熱装置(加熱手段)、11…制御装置(制御手段)。

Claims (5)

  1. 電解液に、負極と正極を浸してなるリチウムイオン二次電池の充電システムにおいて、
    前記負極に設けられる負極活物質は、リチウムと合金化反応可能な元素又はリチウムと合金化反応可能な元素化合物を含み、
    前記リチウムイオン二次電池に充電を行う充電手段と、
    前記リチウムイオン二次電池を加熱する加熱手段と、
    前記充電手段を用いた前記リチウムイオン二次電池の充放電サイクルによる放電量の積算値が所定値を超えた場合には、前記リチウムイオン二次電池を加熱するように、前記加熱手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする充電システム。
  2. 前記負極活物質はSi相を有するSiO粒子を含有する請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記負極活物質は、導電性炭素材料を含有し、
    前記電解液は、リチウム塩及びカーボネート溶媒を含有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システム。
  4. 前記加熱手段による加熱温度は、40℃以上75℃以下である、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電システム。
  5. 電解液に、負極と正極を浸してなるリチウムイオン二次電池の充電方法において、
    前記負極に設けられる負極活物質は、リチウムと合金化反応可能な元素又はリチウムと合金化反応可能な元素化合物を含み、
    前記リチウムイオン二次電池の充放電サイクルによる放電量の積算値が所定値を超えた場合には、前記リチウムイオン二次電池を加熱する工程を備えることを特徴とする充電方法。
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US10320038B2 (en) 2014-12-25 2019-06-11 Maxell Holdings, Ltd. Charging method for lithium ion secondary battery and charging control system therefor, and electronic apparatus and battery pack having charging control system
EP3201977B1 (en) * 2014-10-02 2022-03-23 Toyota Motor Europe Calcium-based secondary cell and battery comprising the same

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