JP2014021096A - 消費電力表示装置および消費電力表示システム - Google Patents

消費電力表示装置および消費電力表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】家電機器の電力使用状況を、ユーザがどの機器を節電の対象とすればよいか簡単に把握できるような方法で表示すること。
【解決手段】消費電力表示装置100は、表示部130と、複数の家電機器の消費電力値を受信する受信部111と、受信部111において受信された各家電機器の消費電力値を記憶する記憶部112と、記憶部112に記憶された各家電機器の消費電力値を、同種類の家電機器の消費電力値を合算した上で比較し、それぞれの消費電力値に対して順位付けを行う消費電力評価部113と、順位付けられた各消費電力値を、その順位に基づいて各家電機器の情報とともに表示部130に表示させる表示制御部114と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、家庭用電気機械器具(以下、「家電機器」という)の消費電力の情報を収集して表示するための消費電力表示装置および消費電力表示システムに関する。
近年、全国的に電力不足が懸念されている。そのため、企業や工場に対してだけでなく、各家庭に対しても節電の要請がなされている。また、省エネルギーの観点からも家庭内の各家電機器でどれだけの電力が消費されているのかを把握したいという要望がある。このような目的を達成するために、各家庭において各家電機器の消費電力の推移や現在の総消費電力(総使用電力量)を表示するような各種の装置やシステムが提案されている。
例えば、下記特許文献1には、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)を用いて各家電機器から消費電力情報を取得して、現在の消費電力や各家電機器の特定期間の累積消費電力を表示するような電力測定システムが開示されている。
この特許文献1に開示された電力測定システムによれば、どの家電機器がどれだけ電力を消費しているのかを把握したり、現在の総消費電力が上限値に対してどれだけ余裕があるのか等を把握したりすることが可能となる。
また、下記特許文献2には、機器の温度設定等のレベルを変更した場合に消費電力がどれだけ削減されるかを機器の設定レベル毎に記憶しておき、現在の設定レベルを下げた場合の節電効果を使用者に報知するようにした電力モニタが開示されている。
この特許文献2に開示された電力モニタによれば、使用者は、総消費電力を削減しようとする場合、どの機器の設定レベルを下げればどれだけ総消費電力が下がるかを知ることが可能となる。
特開2007−225374号公報 特開2001−228184号公報
しかし、上記の特許文献1、2に記載のシステムや装置では、家庭内の総消費電力を抑えたい場合に、どの家電機器を優先して設定レベルを変更したり、どの家電機器を優先して使用を中止したりすれば、最も節電効果が高くなるかを容易に把握することはできなかった。
そこで、本発明は、上記課題を解決することを課題とし、家庭内に設置された家電機器の電力使用状況を、ユーザがどの機器を節電の対象とすればよいか簡単に把握できるような方法で表示する消費電力表示装置および消費電力表示システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の消費電力表示装置は、表示手段と、複数の家電機器の消費電力値を受信する受信手段と、前記受信手段において受信された各家電機器の消
費電力値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各家電機器の消費電力値を、同種類の家電機器の消費電力値を合算した上で比較し、それぞれの消費電力値に対して順位付けを行う消費電力評価手段と、前記順位付けられた各消費電力値を、当該順位に基づいて前記各家電機器の情報とともに前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記の消費電力表示装置によれば、複数の家電機器の消費電力値の情報を取得し、同種類の家電機器の消費電力値を合算した上で比較し、それぞれの消費電力値に対して順位付けを行い、その順位に基づいて各家電機器の消費電力値を表示手段に表示することができる。それにより、電力を多く消費している家電機器が表示手段に順番に表示されるようになり、電力の消費状況を、ユーザに対してどの種類の家電機器を節電の対象とすればよいか容易に把握できるように提供できる。
また、本発明の消費電力表示装置において、前記消費電力評価手段が、同種類の家電機器のうち、機器属性が同じものの消費電力を合算するようにしてもよい。
上記の消費電力表示装置によれば、同種類の家電機器のうち、機器属性が同じものの消費電力値を合算した上で比較する。従って、電力の消費状況を、ユーザに対してどの種類のどの機器属性をもつ家電機器を節電の対象とすればよいか容易に把握できるように提供できる。
また、本発明の消費電力表示装置において、前記消費電力評価手段が、前記受信された消費電力値が所定値以上の家電機器の消費電力値を合算しないようにしてもよい。
上記の消費電力表示装置によれば、所定値以上の電力を消費している家電機器の消費電力値を合算せずに個別に表示手段に表示するので、消費電力値が大きい同種類の家電機器の電力の消費状況を、ユーザに対してどの家電機器を節電の対象とすればよいか容易に把握できるように提供できる。
また、本発明の消費電力表示システムは、商用電源に接続された家電機器で消費される消費電力値を測定する電力測定手段と、前記電力測定手段において測定された消費電力値を送信する送信手段と、表示手段と、前記送信手段から送信された家電機器の消費電力値を受信する受信手段と、前記受信手段において受信された各家電機器の消費電力値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各家電機器の消費電力値を、同種類の家電機器の消費電力値を合算した上で比較し、それぞれの消費電力値に対して順位付けを行う消費電力評価手段と、前記順位付けられた各消費電力値を、当該順位に基づいて前記各家電機器の情報とともに前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記の消費電力表示システムの発明によれば、各家電機器で消費される消費電力値を測定でき、それら測定された消費電力値の情報を収集することができる。また、収集された消費電力値の情報を、同種類の家電機器の消費電力値を合算した上で比較し、それぞれの消費電力値に対して順位付けを行い、その順位に基づいて表示手段に表示することができる。それにより、電力を多く消費している家電機器が表示手段に順番に表示されるようになり、電力の消費状況を、ユーザに対してどの種類の家電機器を節電の対象とすればよいか容易に把握できるように提供できる。
また、本発明の消費電力表示システムにおいて、前記送信手段は、屋内電力配線を使用した電力線搬送通信によって前記受信手段に対して前記消費電力値を送信するようにしてもよい。
上記の消費電力表示システムの発明によれば、各家電機器で消費される消費電力の測定値を、電力線搬送通信を使用して送信するので、消費電力値の情報を収集するために専用の配線をする必要がない。また、電力線搬送通信を使用すれば、一軒の家屋のような一つの電気系統に接続されているすべての家電機器の消費電力値の情報を、専用の配線工事等をすることなく容易に収集することが可能となる。
本発明によれば、消費電力値の情報を、優先的に節電すれば節電効果が高い機器の順番で表示できる。従って、ユーザは、どの機器を節電の対象とすれば節電効果が高いかを容易に把握することができるようになる。
本発明の一実施形態にかかる消費電力表示システムを組み込んだ家の概略説明図である。 本発明の一実施形態にかかる消費電力表示システムおよび消費電力表示装置の内部ブロック図である。 図1および図2の家電機器の一つと商用電源との間にPLC通信アダプタを接続している図である。 本発明の一実施形態にかかる消費電力表示装置における動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる消費電力表示装置の表示画面の一例を示す図である。 図5の表示画面に対する比較例を示す図である。 図5の表示画面に対する比較例を示す図である。
以下、本願発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための消費電力表示装置および消費電力表示システムを例示して説明するものであって、本発明を以下の実施形態に限定することを意図するものではなく特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなくその他の消費電力表示装置および消費電力表示システムにも等しく適用し得るものである。
まず、本実施形態の消費電力表示システム10を、図1および図2を参照して説明する。なお、図1は、本発明の一実施形態にかかる消費電力表示システム10を組み込んだ家1の概略説明図である。また、図2は、本発明の一実施形態にかかる消費電力表示システム10および消費電力表示装置100の内部ブロック図である。家1は、玄関2、居間3、居間3と一続きになった台所4、子ども部屋5、寝室6を備えて構成される。
玄関2には玄関ライト21が設けられる。玄関ライト21は、本実施形態では白熱電球が使用されているものとする。
居間3には、シーリングライト31、エアコン(エアコンディショナー)32、テレビ33、および消費電力表示装置100が設置される。シーリングライト31は、本実施形態ではLED電球が使用されているものとする。
台所4には、ペンダントライト41、冷蔵庫42、電気ポット43が設置されている。ペンダントライト41は、本実施形態では蛍光灯が使用されているものとする。
子ども部屋5には、ペンダントライト51が設置されており、本実施形態では、蛍光灯が使用されているものとする。
寝室6には、シーリングライト61、エアコン62が設置されている。シーリングライト61は、本実施形態では、LED電球が使用されているものとする。
玄関ライト21、シーリングライト31、エアコン32、ペンダントライト41、ペンダントライト51、シーリングライト61、エアコン62は、それぞれPLC通信アダプタ11を介して屋内配線12に接続される。また、テレビ33、冷蔵庫42、電気ポット43は、それぞれ電気コード13、PLC通信アダプタ11を介して屋内配線12に接続される。屋内配線12は、配電盤(図示せず)を経て商用電力系統(図示せず)に接続される。また、消費電力表示装置100も屋内配線12に接続されている。なお、上述した消費電力表示システム10において、屋内配線12に接続された各家電機器は、一例として記載したものであり、他の家電機器が必要に応じて屋内配線12に接続されていてもよい。
図2では、上記の家電機器21〜61を、家電機器A〜家電機器Nとして示している。家電機器A〜家電機器Nは、それぞれPLC通信アダプタ11を介して屋内配線12に接続され、さらに、屋内配線12には消費電力表示装置100が接続されている。PLC通信アダプタ11は、電力測定部11Aと送信部11Bを備えて構成される。また、PLC通信アダプタ11には、コンセント型ソケット11Cと差込プラグ11Dが設けられる。コンセント型ソケット11Cは、家電機器A〜家電機器Nの電気コード13に備え付けられた電源プラグ13Aを差し込むことができる。(図1のテレビ33、冷蔵庫42、電気ポット43等がこれに相当する。)また、家電機器A〜家電機器Nのうちのあるものは、電源プラグ13Aを備えておらず、その代わり電源プラグ13Aと同等の機能をもつプラグやソケットを備えていてコンセント型ソケット11Cに接続されるようにしてもよい。(例えば、図1の玄関ライト21、シーリングライト31、61、ペンダントライト41、51等は、コードの先端にソケットが設けられており、これをPLC通信アダプタ11のコンセント型ソケット11Cに接続する。)また、差込プラグ11Dは、例えば室内の壁面等に設けられたコンセント12Aに差し込まれることによって屋内配線12に接続される。
なお、以下の図2のブロック図における説明においては、家電機器A〜家電機器Nのそれぞれに接続されたPLC通信アダプタ11の働きは同じであるため、家電機器Aに接続されたPLC通信アダプタ11についてのみ説明し、他のPLC通信アダプタ11についての説明は省略する。
家電機器Aの電気コード13の電源プラグ13AをPLC通信アダプタ11のコンセント型ソケット11Cに差し込むとともに、PLC通信アダプタ11の差込プラグ11Dを屋内配線12に接続されたコンセント12Aに差し込んで接続すると、PLC通信アダプタ11の電力測定部11Aは、屋内配線12からの電力を家電機器Aに供給するとともに、このPLC通信アダプタ11を通じて家電機器Aに流れる電流値、および印加される電圧値を監視し、家電機器Aの消費電力値を所定間隔、例えば30秒毎に測定する。送信部11Bは、電力測定部11Aにおいて測定された家電機器Aの消費電力値とPLC通信アダプタ11のID等の情報を電力線搬送通信に適した所定の通信データ形式に変換・変調した後に、屋内配線12を介して消費電力表示装置100に対して送信する。なお、各PLC通信アダプタ11には、異なるIDが割当てられているものとする。
消費電力表示装置100は、屋内配線12に接続されることによって電力の供給を受けるとともに家電機器A〜家電機器Nに接続されたPLC通信アダプタ11から送信された
消費電力値に関する情報を受信して表示するものであり、制御部110、操作入力部120、表示部130を備えて構成される。制御部110は、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロプロセッサで構成されており、ROMに記憶された制御プログラムをCPUにおいて実行することによって下記の各部の動作を制御・統括する。すなわち、制御部110は、受信部111、記憶部112、消費電力評価部113、表示制御部114を備えて構成される。
受信部111は、各PLC通信アダプタ11から屋内配線12を介して送信されてきた消費電力値に関する情報を含む信号を受信して復調し、そこから家電機器A〜家電機器Nの各消費電力値の情報を取得して、記憶部112に記憶する。記憶部112には、各PLC通信アダプタ11のID、ユーザが操作入力部120を操作することによって予め各PLC通信アダプタ11のIDに対応して設定された家電機器の種類と属性、受信部111から出力された消費電力値の情報が対応付けられて記憶される。
ここで、家電機器の「種類」と「属性」は、ユーザが任意に設定することができるが、例えば、「種類」としては、「照明器具」、「冷暖房器具」、「洗濯機」、「冷蔵庫」、「電子レンジ」、「映像・音響機器」、「情報機器」等の大まかな分類を設定することができる。なお、冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、炊飯器等を「台所用家電」のように一つの「種類」にまとめてもよい。また、「属性」とは、「種類」の下位の分類であるが、例えば種類が「照明器具」の場合、「白熱電球」、「蛍光灯」、「LED電球」等の属性を設定することができる。
消費電力評価部113は、家電機器A〜家電機器Nの消費電力値を比較して、消費電力値の大きい順番に順位を付す。表示制御部114は、家電機器A〜Nの消費電力値を、消費電力評価部113によって順位付けられた順番に表示部130に表示するための画像を生成し、表示部130に出力する。なお、家電機器A〜家電機器Nの消費電力値の比較、および表示の方法については、後で詳細に説明する。
操作入力部120は、ボタン式スイッチ、或いは表示部130の表面に形成されるタッチパネル式入力装置であり、表示部130に表示される表示形式を変更する指示を入力操作したり、どのPLC通信アダプタ11にどのような家電機器が接続されているかを設定するための入力操作をしたりするためのものである。表示部130は、液晶表示ユニットで構成され、表示制御部114から出力された表示画像を表示する。
図3は、図1および図2の家電機器A〜家電機器Nのうちの一つと屋内配線12との間にPLC通信アダプタ11を接続しようとしている図である。PLC通信アダプタ11には、コンセント型ソケット11Cがハウジング11Eの第1の面に形成されている。コンセント型ソケット11Cには、家電機器A〜家電機器Nの電気コード13の電源プラグ13Aが差し込まれて接続される。PLC通信アダプタ11のハウジング11Eの第2の面には、差込プラグ11D(図3では不図示)が設けられており、部屋の壁面に等に設けられたコンセント12Aに差し込まれる。これにより、家電機器A〜家電機器Nのうちの一つと屋内配線12とがPLC通信アダプタ11を介して接続され、その特定の家電機器に対して電力が供給されるようになる。また、このPLC通信アダプタ11に接続された家電機器の消費電力値を測定し、この情報を、コンセント12A、屋内配線12を介して消費電力表示装置100に対して送信できる。
なお、本実施形態においては、PLC通信アダプタ11は、家電機器A〜家電機器Nとは別体である場合を説明しているが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。このPLC通信アダプタ11に相当する機能をもつものを、家電機器A〜家電機器Nがそれぞれ内蔵するようにし、家電機器A〜家電機器Nの電気コード13の電源プラグ13A
を直接コンセント12Aに接続することによって電力線搬送通信を行うようにしてもよい。その場合、家電機器毎にPLC通信アダプタ11に相当する機能をもつものが、その家電機器の種類、属性等の固有の情報を消費電力表示装置100に対して送信する。そのようにすれば、ユーザは消費電力表示装置100に対してPLC通信アダプタ11のIDとそれに接続された家電機器A〜家電機器Nの種類や属性を設定する必要はない。また、PLC通信アダプタ11に相当する機能を各家電機器に内蔵してしまえば、例えば、掃除機のように接続するコンセントが毎回異なるような家電機器であっても家電機器の電源プラグをコンセントに差し込むだけで家電機器の消費電力値の情報を消費電力表示装置100に送信することができるようになる。
或いは、一部の家電機器はPLC通信アダプタ11に相当する機能をもつものを内蔵するようにしてその電気コード13の電源プラグ13Aをコンセント12Aに接続することによって電力線搬送通信を行い、消費電力値を含む情報を消費電力表示装置100に送信し、残りの家電機器はPLC通信アダプタ11を接続することによってこのPLC通信アダプタ11を介して消費電力表示装置100に対して消費電力値を含む情報を送信するようにしてもよい。そのようにすれば、既に家庭内で使用されている家電機器の消費電力値の情報をPLC通信アダプタ11を接続するだけで容易に監視できるようになるうえ、新たに家電機器を設置する場合には、PLC通信アダプタ11の機能を内蔵するものを購入すれば、ただ単純に電源プラグをコンセントに差し込むだけでその家電機器の消費電力値の情報を消費電力表示装置100に送信できるようになる。
次に、図4、図5を参照して、消費電力表示装置100における消費電力表示の動作について説明する。なお、以下においては、図1の玄関2の玄関ライト21の消費電力値が60W、居間3のシーリングライト31の消費電力値が30W、エアコン32の消費電力値が800W、テレビ33の消費電力値が250W、台所4のペンダントライト41の消費電力値が60W、冷蔵庫42の消費電力値が150W、電気ポット43の消費電力値が20W、子ども部屋5のペンダントライト51の消費電力値が80W、寝室6のシーリングライト61の消費電力値が20W、エアコン62の消費電力値が700Wであった場合を、一例として説明する。
なお、図4は、本発明の一実施形態にかかる消費電力表示装置100における動作を示すフローチャートである。また、図5は、本発明の一実施形態にかかる消費電力表示装置100の表示画面の一例を示す図であり、図6および図7は、図5の表示画面に対する比較例を示す図である。
図4のステップS401において、消費電力表示装置100の受信部111は、家電機器A〜家電機器Nに接続された各PLC通信アダプタ11から屋内配線12を介して送信されてきた消費電力値とPLC通信アダプタ11のIDを含む情報を受信し、記憶部112に、ユーザが操作入力部120を操作することによって予め各PLC通信アダプタ11に対応して設定された家電機器の種類と属性とを対応付けて記憶する。
ステップS402において、消費電力評価部113は、記憶部112に記憶された各家電機器の種類の情報を参照し、同種類の家電機器があるか否かを判定する。同種類の家電機器がない場合、ステップS409の処理に進み、同種類の家電機器がある場合、ステップS403の処理に進む。本実施形態では、玄関2の玄関ライト21、居間3のシーリングライト31、台所4のペンダントライト41、子ども部屋5のペンダントライト51、寝室6のシーリングライト61が同種類の家電機器であり、また、居間3のエアコン32と寝室6のエアコン62が同種類の家電機器である。
ステップS403において、消費電力評価部113は、家電機器の消費電力値が単体で所定値以上のものがあるか否かを判定する。家電機器の消費電力値が単体で所定値以上のも
のがない場合、ステップS405の処理に進む。一方、家電機器の消費電力値が単体で所定値以上のものがある場合、ステップS404の処理に進み、該当する機器を以下の合算の対象から除外し、ステップS405の処理に進む。例えば、本実施形態では、所定値は500Wに設定されているものとする。すると、居間3に設置されたエアコン32の消費電力値が800W、また、寝室6に設置されたエアコン62の消費電力値が700Wであるので、これらの家電機器は合算の対象から除外し、ステップS405以降の処理に進む。
ステップS405において、消費電力評価部113は、記憶部112に記憶された属性情報を参照し、合算の対象となっている同種類の家電機器のうちで機器属性が同じものがあるか否かを判定する。機器属性の同じものがある場合、ステップS406の処理に進み、消費電力評価部113は属性の同じ家電機器の消費電力値を合算して記憶部112に記憶する。例えば、本実施形態では、居間3に設置されたシーリングライト31と寝室6に設置されたシーリングライト61がそれぞれLED電球を使用しており、機器属性が同一であるので、消費電力評価部113はこれらの家電機器における消費電力値を合算する。また、台所4に設置されたペンダントライト41と子ども部屋5に設置されたペンダントライト51がそれぞれ蛍光灯を使用しており、機器属性が同一であるので、消費電力評価部113は、これらの家電機器における消費電力値を合算する。次いで、ステップS407において、消費電力評価部113は、属性を同じくする家電機器以外の同種類の家電機器の消費電力値を合算して記憶部112に記憶し、ステップS409の処理に進む。
ステップS405において、合算の対象となっている同種類の家電機器のうちで機器属性が同じものがないと判定された場合、ステップS408の処理に進み、消費電力評価部113は、同種類の家電機器の消費電力値を合算して記憶部112に記憶し、ステップS409の処理に進む。
ステップS409において、消費電力評価部113は、機器属性が同一の家電機器、それ以外の同種類の家電機器、その他の家電機器のそれぞれの消費電力値を比較し、消費電力値の大きい順に順位を関連付ける。ステップS410において、表示制御部114は、機器属性が同一の家電機器、それ以外の同種類の家電機器、その他の家電機器のそれぞれの消費電力値をステップS409で順位付けられた順番に従って表示部130に表示させ、処理を終了する。この時の表示画面の一例が図5に示されている。
図5において、各家電機器における消費電力値が大きい順に表示されている。表示画面500には、左側から居間3に設置されたエアコン32の消費電力値(800W)、寝室6に設置されたエアコン62の消費電力値(700W)、居間3に設置されたテレビ33の消費電力値(250W)、台所4の冷蔵庫42の消費電力値(150W)、台所4と子ども部屋5にそれぞれ設置されたペンダントライト41、51の合算消費電力値(140W)、玄関2の玄関ライト21の消費電力値(60W)、居間3と寝室6にそれぞれ設置されたシーリングライト31、61の合算消費電力値(50W)、台所4の電気ポット43の消費電力値(20W)の順に消費電力値がそれぞれ表示されている。また、各家電機器における消費電力値の表示の上部には、家1における総消費電力値の合計値(2.17KW)が表示される。
図5を参照すると、居間3のエアコン32の消費電力値が最も大きく、次いで寝室6のエアコン62の消費電力値が大きいことが理解できる。そこで、家族の皆が居間3にいる場合、寝室6のエアコン62の電源を切るか消費する電力が少なくなるように設定を変更すれば節電効果が高くなることを容易に把握することが可能となる。
ここで、図6に示した図5の表示画面500に対する比較例の表示画面600を参照す
る。比較例の表示画面600では、PLC通信アダプタ11に割り振られたID順に各家電機器が並べられ、それぞれの消費電力値が表示されている。この表示画面600では、居間3に設置されたエアコン32と寝室6に設置されたエアコン62の消費電力値が高いことは認められるが、その他の家電機器については、どの家電機器を優先して節電すれば効果性が高いかわかりにくい表示となっている。また、実際には、エアコン以外にも消費電力値の大きな家電機器がいくつも存在することを考えると、表示画面600のように家電機器の消費電力値をPLC通信アダプタ11のID順に並べて表示した場合は、どの家電機器を節電の対象とすればよいか把握しにくいことが理解できる。
次に、図7に示した図5の表示画面500に対するもう一つの比較例の表示画面700を参照する。比較例の表示画面700では、すべての家電機器の消費電力値が、大きい順に並べ替えて表示されている。この比較例の表示画面700の場合、消費電力値の同じような機器がいくつも存在するために、やはり、どの家電機器を優先して節電すれば効果性が高いかわかりにくい表示となっている。
対照的に、本実施形態の図5の表示画面500では、同種類の家電機器、また、同じ属性を有する家電機器の消費電力値をそれぞれ合算し、その上で消費電力値の大きな順に並べ替えて表示するようにしている。従って、例えば、同じ種類の家電機器、例えば照明であっても、蛍光灯の消費電力値がLED電球の消費電力値よりも大きくなっているので、蛍光灯をLED電球に交換する等すれば、節電効果を高めることができるということが容易に把握できるようになる。
なお、上記本実施形態では、図5の表示画面500を消費電力表示装置100の表示部130に表示した例を説明したが、ユーザが操作入力部120を操作することによって図6の表示画面600や図7の表示画面700を切り替えて表示できるようにしてもよい。
上記においては、PLC通信アダプタ11にIDを割り当てておき、消費電力表示装置100の記憶部112に各PLC通信アダプタ11のIDとそれに接続される家電機器の種類と属性を対応付けて記憶させておく場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。PLC通信アダプタ11のそれぞれにそこに接続される家電機器の情報を記憶しておき、消費電力値の情報とともに家電機器の情報を消費電力表示装置100に送信するように構成してもよい。
また、上記においては、PLC通信アダプタ11において、例えば30秒ごとに各家電機器の消費電力値を測定し、消費電力表示装置100においてそれら瞬間的な消費電力値を比較した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。PLC通信アダプタ11において継続的に消費電力値を測定するとともに累積し、消費電力表示装置100において所定期間毎の平均消費電力値を比較するようにしてもよいし、所定期間毎の消費電力量を比較するようにしてもよい。
さらに、上記においては、それぞれの家電機器の消費電力値を、PLC通信アダプタ11と屋内配線12を使用することによって消費電力表示装置100に対して送信する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。各家電機器の消費電力値を測定し、この消費電力値の情報を無線LAN送信装置によって無線信号を使用、或いは、有線LAN送信装置によってLAN回線を使用して、消費電力表示装置100に対して送信するようにしてもよい。
また、消費電力値を測定するPLC通信アダプタ11や上記測定装置および無線LAN送信装置を、各家電機器に内蔵させた構成としてもよい。
1 家
2 玄関
3 居間
4 台所
5 子ども部屋
6 寝室
10 消費電力表示システム
11 PLC通信アダプタ
11A 電力測定部
11B 送信部
11C コンセント型ソケット11
11D 差込プラグ
11E ハウジング11E
12 屋内配線
12A コンセント
13 電気コード
13A 電源プラグ
21 玄関ライト
31 シーリングライト
32 エアコン
33 テレビ
41 ペンダントライト
42 冷蔵庫
43 電気ポット
51 ペンダントライト
61 シーリングライト
62 エアコン
110 制御部
111 受信部
112 記憶部
113 消費電力評価部
114 表示制御部
120 操作入力部
130 表示部

Claims (5)

  1. 表示手段と、
    複数の家電機器の消費電力値を受信する受信手段と、
    前記受信手段において受信された各家電機器の消費電力値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された各家電機器の消費電力値を、同種類の家電機器の消費電力値を合算した上で比較し、それぞれの消費電力値に対して順位付けを行う消費電力評価手段と、
    前記順位付けられた各消費電力値を、当該順位に基づいて前記各家電機器の情報とともに前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備える消費電力表示装置。
  2. 前記消費電力評価手段が、同種類の家電機器のうち、機器属性が同じものの消費電力を合算することを特徴とする請求項1に記載の消費電力表示装置。
  3. 前記消費電力評価手段が、前記受信された消費電力値が所定値以上の家電機器の消費電力値を合算しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の消費電力表示装置。
  4. 商用電源に接続された家電機器で消費される消費電力値を測定する電力測定手段と、
    前記電力測定手段において測定された消費電力値を送信する送信手段と、
    表示手段と、
    前記送信手段から送信された家電機器の消費電力値を受信する受信手段と、
    前記受信手段において受信された各家電機器の消費電力値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された各家電機器の消費電力値を、同種類の家電機器の消費電力値を合算した上で比較し、それぞれの消費電力値に対して順位付けを行う消費電力評価手段と、
    前記順位付けられた各消費電力値を、当該順位に基づいて前記各家電機器の情報とともに前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備える消費電力表示システム。
  5. 前記送信手段は、屋内電力配線を使用した電力線搬送通信によって前記受信手段に対して前記消費電力値を送信することを特徴とする請求項4に記載の消費電力表示システム。
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