JP2014020996A - 基板回収装置および基板回収方法 - Google Patents

基板回収装置および基板回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シートに接着されている複数の基板のうち所望の一の基板のみを簡略な操作で回収する。
【解決手段】紫外線の照射により接着力が低下する紫外線剥離性の接着剤によりシート部材3の一方の面に面方向に配列して接着された複数の基板2のうち所望の基板2を回収する基板回収装置であって、シート部材3を支持する支持部と、シート部材に突き当てられる突き当て端9aと、該突き当て端9aの近傍に設けられて突き当て端9aの前方に向かって紫外線Lを出射するとともに基板2の端面の寸法と略同一またはそれよりも小さい寸法の形状を有する光出射面5cとを有する押圧部材6と、該押圧部材6を、支持部に支持されたシート部材3の他方の面側において突き当て端9aをシート部材3に向けて保持し該シート部材に近接する方向に移動させる移動機構とを備える基板回収装置を提供する。
【選択図】図7

Description

本発明は、基板回収装置および基板回収方法に関するものである。
従来、病変部位などの特定の領域に存在する核酸やタンパク質などの生体分子を解析する方法として、高出力のレーザを照射することにより生体組織の切片の特定の領域から断片を採取するレーザーマイクロダイセクション(LMD)が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。また、LMDに比較してより広範囲かつより厚い試料を容易に採取する手段として、ミクロトームなどにより薄切された切片を基板に貼り付けて該基板とともに切片を切断し、切片の断片を採取する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1によれば、紫外線の照射により接着力を失う紫外線剥離性の接着剤により基板をシートに貼り付け、紫外線の照射によりシートと基板との間の接着力を弱めた後、所望の基板の裏面をシートを介して押圧することにより、基板を落下させて回収している。
国際公開第2011/149009号
Alfred Vogel,外5名、"Mechanisms of Laser-Induced Dissection and Transport of Histologic Specimens"、Biophysical Journal、2007年12月15日、Volume 93、p.4481-4500
しかしながら、シートの広範囲に紫外光を照射した場合、複数の基板とシートとの間の接着力が弱まり、所望の一の基板を押圧したときに、該所望の基板以外の基板も振動などによりシートから剥離して落下してしまう可能性がある。また、紫外線を照射する部材と基板を押圧する部材とを別々に基板に対して位置合わせする必要がある。特に基板が微小であったり、複数の基板を回収したりする場合には、この位置合わせの手間が操作者にとって負担になるという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、シートに接着されている複数の基板のうち所望の一の基板のみを簡略な操作で回収することができる基板回収装置および基板回収方法を提供する。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、紫外線の照射により接着力が低下する紫外線剥離性の接着剤によりシート部材の一方の面に面方向に配列して接着された複数の基板のうち所望の基板を回収する基板回収装置であって、前記シート部材を支持する支持部と、前記シート部材に突き当てられる突き当て端と、該突き当て端の近傍に設けられて前記突き当て端の前方に向かって紫外線を出射するとともに前記基板の端面の寸法と略同一またはそれよりも小さい寸法の形状を有する光出射面とを有する押圧部材と、該押圧部材を、前記支持部に支持された前記シート部材の前記他方の面側において前記突き当て端を前記シート部材に向けて保持し該シート部材に近接する方向に移動させる移動機構とを備える基板回収装置を提供する。
本発明によれば、支持部によりシート部材を保持し、基板との間にシート部材を挟んで配置された押圧部材の突き当て端を移動機構によりシート部材の近傍に移動させ、光出射面から紫外線を出射させることにより接着剤による基板とシート部材との接着力を低下させ、突き当て端を移動機構によりシート部材に突き当てて基板を押圧することで、該基板をシート部材から剥離させて突き当て端による押圧方向に飛翔させ、回収することができる。
この場合に、基板の端面の寸法と同等またはそれよりも小さい形状を有し基板の近傍に配置された光出射面から出射される紫外線は、複数の基板のうち単一の基板を含む範囲に照射されるので、当該単一の基板とシート部材との接着力が局所的に低下する。これにより、突き当て端によりシート部材を押圧したときに単一の基板のみが選択的にシート部材から剥離し、該単一の基板のみを回収することができる。また、光出射面と突き当て端とが互いに近接した位置に一体に設けられているので、光出射面と突き当て端とを基板に対して一度に位置合わせすることができ、操作を簡略にすることができる。
上記発明においては、前記押圧部材は、前記光出射面としての一端面を有する光ファイバを備えていてもよい。
このようにすることで、光ファイバの他端面に入射した紫外線を一端面から出射させることができる。
また、上記発明においては、前記押圧部材が、前記光ファイバを収容し該光ファイバよりも高い剛性を有する外筒を備えていてもよい。
このようにすることで、光ファイバの低い剛性を外筒により補い、光出射面である光ファイバの一端面の操作を容易にすることができる。
また、上記発明においては、前記外筒の先端が、前記光ファイバの前記一端面よりも突出した位置に配置されていてもよい。
このようにすることで、外筒の先端を突き当て端として用いることができる。
また、上記発明においては、前記外筒が、前記先端に向かって漸次薄く形成されてなる尖端を前記先端に備えていてもよい。
このようにすることで、外筒の尖端をシート部材に突き当てたときに尖端がシート部材を貫通して基板の端面を直接押圧することにより、基板をさらに確実にシート部材から剥離させて回収することができる。
また、上記発明においては、前記光ファイバの前記一端面が、前記外筒の先端よりも突出した位置に配置されていてもよい。
このようにすることで、光ファイバの一端面を突き当て端としても用いることができる。
また、上記発明においては、前記押圧部材が、前記突き当て端近傍に設けられ前記光出射面としての発光面を有する発光ダイオードを備えていてもよい。
このようにすることで、別途紫外線光源を設ける必要がなくなり、装置構成を簡略にすることができる。
また、本発明は、紫外線の照射により接着力が低下する紫外線剥離性の接着剤によりシート部材の一方の面に面方向に配列して接着された複数の基板のうち所望の基板を回収する基板回収方法であって、前記基板の端面の寸法と略同一またはそれよりも小さい寸法の形状を有する光出射面から、前記シート部材に他方の面側から紫外線を照射し、前記光出射面の近傍に該光出射面と一体に設けられた突き当て端を前記シート部材の前記他方の面に突き当てて前記基板を押圧する基板回収方法を提供する。
本発明によれば、シートに接着されている複数の基板のうち所望の一の基板のみを簡略な操作で回収することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る基板回収装置の全体構成図である。 図1の基板回収装置に適用される基板を示す図である。 図1の基板回収装置が備える押圧部材の先端部分の縦断面図である。 図3の押圧部材の先端の形状を示す斜視図である。 図3の押圧部材の先端の形状の変形例を示す斜視図である。 図1の基板回収装置の作用を説明する図である。 図1の基板回収装置の作用を説明する図である。 図1の基板回収装置の作用を説明する図である。 図3の押圧部材の変形例を示す縦断面図である。 図9の押圧部材の作用を説明する図である。 図9の押圧部材の作用を説明する図である。 図3の押圧部材のもう1つの変形例を示す縦断面図である。 図12の押圧部材の作用を説明する図である。 図12の押圧部材の作用を説明する図である。 図3の押圧部材のもう1つの変形例を示す側面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る基板回収装置1およびこれを用いた基板回収方法について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る基板回収装置1は、図1に示されるように、一方の面に基板2が接着されているシート(シート部材)3が載置されるステージ(支持部)4と、内部に光ファイバ5を収容している押圧部材6と、ステージ4の上方において押圧部材6を保持するとともに該押圧部材6を上下方向に移動させる移動機構7と、紫外線Lを出力する光源8とを備えている。
基板2は、図2に示されるように、シート3の一方の面に複数配列されている。各基板2の表面には組織の切片Xの断片X’が貼り付けられている。このような複数の基板2は、例えば、表面に切片Xが貼り付けられているカバーガラスのような元基板をシート3に接着し、シート3上において元基板を切片Xとともに裁断することにより作成される。ここで、基板2の裏面は、波長300nm〜450nmの紫外線Lの照射により接着力が低下する紫外線剥離性の接着剤によりシート3に接着されている。
基板2同士の間には隙間2aが形成されている。この隙間2aは、例えば、元基板の裁断に用いる刃の厚みにより形成される。または、シート3として表面方向に伸展可能なものを用い、シート3を伸展させることによる隙間2aを生じさせてもよい。
ステージ4は、例えば、中央部に開口4aを有する倒立型光学顕微鏡のステージであり、水平方向に移動可能である。基板2が接着している一方の面を下方に向け、開口4a内に基板2が配置されるようにシート3をステージ4に載置し、シート3の端をクリップ等の押さえ部材4bで押さえることにより、シート3がステージ4上に略水平に安定に支持される。ステージ4に載置されたシート3および該シート3に接着している基板2は、ステージ4の下方に配置された対物レンズ10により拡大観察可能となっている。ステージ4と対物レンズ10との間には、基板2を回収するマイクロチューブのような回収容器11が配置される空間が形成されている。
押圧部材6は、両端面に開口を有する筒状の外筒9と、該外筒9の内部に長手方向に沿って挿入されている光ファイバ5とを備えている。光ファイバ5は、中心部を通り紫外線Lを伝搬するコア5aと、該コア5aの外周面を覆うクラッド5bとを備えている。コア5aの一端面である光出射面5cは、図3に示されるように、外筒9の先端よりも基端側に引っ込んだ位置に配置されている。コア5aの他端面である光入射面を含む光ファイバ5の基端面は、外筒9の外部において光源8に接続されている。光ファイバ5は、光源8から光入射面に入射された紫外線Lを光出射面5cまで導光し、該光出射面5cから外筒9の先端前方へ向かって紫外線Lを出射するようになっている。ここで、光出射面5cは、基板2の裏面と略同一または該裏面よりも狭い形状を有している。
外筒9は、金属などの硬質な材料からなり、光ファイバ5の剛性よりも高い剛性を有している。外筒9により光ファイバ5を支持することで、光ファイバ5の形状を安定させ、光出射面5cの位置の操作を容易にすることができる。
また、外筒9は、図4に示されるように、先端に尖鋭な突き当て端9aを有している。突き当て端9aは、外筒9の周壁の先端部分が先端に向かって漸次薄くかつ細く形成されてなる針状であり、外筒9の周方向に複数(図示する例では4つ)配列して設けられている。また、複数の突き当て端9aは、同一の平面上に配置されるとともに、基板2の裏面よりも狭い範囲内に配置されている。これにより、後述するように複数の突き当て端9aを基板2の裏面と接触させたときに、複数の突き当て端9aが同時に裏面に接触し、該裏面に均等に押圧力が作用するようになっている。
なお、突き当て端9a’は、図5に示されるように、環状に形成されていてもよい。この場合も、突き当て端9a’は、基板2の裏面よりも狭い範囲の形状を有し、単一の基板2の裏面に同時に全周にわたって接触可能となっている。
移動機構7は、突き当て端9aを略鉛直下方に向けて外筒9の基端部分を保持し、略鉛直方向および略水平方向に押圧部材6を移動可能に構成されている。
次に、このように構成された基板回収装置1を用いた基板回収方法について説明する。
本実施形態に係る基板回収装置1を使用し、複数の基板2のうち切片Xの所望の領域を含む断片X’が付着している基板2を回収するには、基板2を下方に向けてシート3をステージ4に設置し、対物レンズ10を介して観察される視野の略中心に、所望の断片X’が付着している基板2が配置されるように、ステージ4の水平方向の位置を調節する。次に、移動機構7を水平方向に移動させて突き当て端9aを視野の略中心に配置する。次に、回収容器11を、ステージ4と対物レンズ10との間の空間の突き当て端9aの略鉛直下方となる位置に配置する。
次に、移動機構7を操作することにより押圧部材6を略鉛直下方に移動させ、図6に示されるように、突き当て端9aをシート3に近接した位置に配置する。次に、光源8を作動させることにより紫外線Lを光ファイバ5の光入射面に入射する。該光ファイバ5を導光して光出射面5cから出射された紫外線Lは、図7に示されるように、光出射面5cに対して対向配置されているシート3に照射される。これにより、所望の基板2とシート3との間の接着力が低下する。
このときに、光出射面5cから出射された紫外線Lは拡散しながらシート3に照射されるが、光出射面5cがシート3に十分に近接して配置され、かつ、光出射面5cが基板2の裏面の範囲と略同一またはそれ以下の範囲の形状を有しているので、紫外線Lは所望の単一の基板2のみを含む範囲に照射される。
次に、移動機構7を再び操作することにより、図8に示されるように、押圧部材6を鉛直下方に移動させる。突き当て端9aは、シート3に突き当たった後に該シート3を貫通する。これにより、視野の略中心に配置した所望の基板2の裏面が突き当て端9aにより略鉛直下方に押圧されてシート3から剥離し、回収容器11内に落下する。以上の操作により、所望の断片X’が付着している基板2を回収容器11に回収することができる。
このように、本実施形態によれば、複数の基板2のうち所望の単一の基板2とシート3との間の接着力が選択的に低下させられる。したがって、突き当て端9aによりシート3を押圧したときに、所望の基板2以外もシート3から剥離して落下することがなく、所望の基板2のみを選択的に回収することができるという利点がある。また、光ファイバ5の光出射面5cと突き当て端9aとが互いに近接した位置に一体に設けられている。したがって、光出射面5cと突き当て端9aとを、所望の基板2に対して同時に位置合わせすることができ、操作を簡略にすることができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、外筒9が有する突き当て端9aにより基板2を押圧することとしたが、これに代えて、図9に示されるように、光ファイバ5の先端面が外筒91の先端よりも突出した位置に配置され、押圧部材61が、光ファイバ5の光出射面5cを含む先端面(突き当て端)5cにより基板2を押圧してもよい。この場合、外筒91の先端の形状は任意であってよい。
このようにしても、上述した押圧部材6と同様に、図10に示されるように、所望の基板2のみに選択的に紫外線Lを照射し、次に、図11に示されるように、光ファイバ5の先端面をシート3に突き当てて基板2の裏面を押圧することで、所望の基板2のみを容易に回収することができる。
また、本実施形態においては、押圧部材6が、光ファイバ5と硬質の外筒9とを備えることとしたが、光ファイバ5が十分な剛性を有する場合には外筒9を省略してもよい。この場合、押圧部材62は、図12に示されるように、クラッド51bの先端部が先端に向かって漸次薄く形成されてなる突き当て端51dを先端に備え、該突き当て端51dがコア51aの光出射面51cよりも突出した位置に配置されていてもよい。図12には、クラッド51bの周方向に配列して設けられた複数の突き当て端51dを有する構成が示されているが、突き当て端51dは図5に示されるような環状であってもよい。
このようにしても、上述した押圧部材6と同様に、図13に示されるように、所望の基板2のみに選択的に紫外線Lを照射し、次に、図14に示されるように、突き当て端51dをシート3に突き当てて基板2の裏面を押圧することで、所望の基板2のみを容易に回収することができる。
また、本実施形態においては、押圧部材6が光ファイバ5を備え、押圧部材6とは別体の光源8から光ファイバ5に紫外線Lを供給することとしたが、これに代えて、図15に示されるように、押圧部材63が、紫外線Lを発生する光源81を突き当て端63a近傍に備えていてもよい。光源81としては発光ダイオードが好適に用いられ、発光ダイオードの光出射面81aが押圧部材63の先端側を向いて配置される。この場合、図示しないスイッチにより発光ダイオードの点灯と消灯とを切り替え可能に構成される。図15に示される押圧部材63は、柱状の部材からなり、複数の針状の突き当て端63aと、該突き当て端63aよりも基端側に引っ込んだ位置に設けられた光源81とを備えている。
このようにしても、上述した押圧部材6と同様に、所望の基板2のみに選択的に紫外線Lを照射し、その後に突き当て端63aをシート3に突き当てて基板2の裏面を押圧することで、所望の基板2のみを容易に回収することができる。また、光源81と押圧部材63とを一体とすることにより、装置構成を簡略にすることができる。
1 基板回収装置
2 基板
3 シート(シート部材)
4 ステージ(支持部)
5 光ファイバ
5a,51a コア
5b,51b クラッド
5c,51c 光出射面
6,61,62,63 押圧部材
7 移動機構
8 光源
9,91 外筒
9a,51d,63a 突き当て端
10 対物レンズ
11 回収容器
L 紫外線
X 切片
X’ 断片

Claims (8)

  1. 紫外線の照射により接着力が低下する紫外線剥離性の接着剤によりシート部材の一方の面に面方向に配列して接着された複数の基板のうち所望の基板を回収する基板回収装置であって、
    前記シート部材を支持する支持部と、
    前記シート部材に突き当てられる突き当て端と、該突き当て端の近傍に設けられて前記突き当て端の前方に向かって紫外線を出射するとともに前記基板の端面の寸法と略同一またはそれよりも小さい寸法の形状を有する光出射面とを有する押圧部材と、
    該押圧部材を、前記支持部に支持された前記シート部材の前記他方の面側において前記突き当て端を前記シート部材に向けて保持し該シート部材に近接する方向に移動させる移動機構とを備える基板回収装置。
  2. 前記押圧部材は、前記光出射面としての一端面を有する光ファイバを備える請求項1に記載の基板回収装置。
  3. 前記押圧部材が、前記光ファイバを収容し該光ファイバよりも高い剛性を有する外筒を備える請求項2に記載の基板回収装置。
  4. 前記外筒の先端が、前記光ファイバの前記一端面よりも突出した位置に配置されている請求項3に記載の基板回収装置。
  5. 前記外筒が、前記先端に向かって漸次薄く形成されてなる尖端を前記先端に備える請求項4に記載の基板回収装置。
  6. 前記光ファイバの前記一端面が、前記外筒の先端よりも突出した位置に配置されている請求項3に記載の基板回収装置。
  7. 前記押圧部材が、前記突き当て端近傍に設けられ前記光出射面としての発光面を有する発光ダイオードを備える請求項1に記載の基板回収装置。
  8. 紫外線の照射により接着力が低下する紫外線剥離性の接着剤によりシート部材の一方の面に面方向に配列して接着された複数の基板のうち所望の基板を回収する基板回収方法であって、
    前記基板の端面の寸法と略同一またはそれよりも小さい寸法の形状を有する光出射面から、前記シート部材に他方の面側から紫外線を照射し、前記光出射面の近傍に該光出射面と一体に設けられた突き当て端を前記シート部材の前記他方の面に突き当てて前記基板を押圧する基板回収方法。
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