JP2014020340A - 火力発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】火力発電システムの発生熱を有効に利用するとともに、採集した水素を燃料に使用する。
【解決手段】汽力発電、ガスタービン発電及びコンバインドサイクル発電システムにおいて、タービン2、21から排出される水蒸気又は熱風を熱交換器4、24を介して水素発生装置M、Mに送り、反応剤を収納し、蒸気ボックス(加熱釜)70内に配設された反応セル80を加熱するとともに、反応セル80内に水蒸気又は水を供給して反応剤の微粒子と水蒸気とを反応せしめて水素を発生させ、この水素を発電システムの燃料として使用して化石燃料の使用量を減少させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、熱を利用した水素発生装置を組込んだ火力発電システムに関する。
反応剤としてのカセイソーダ(NaOH)を反応セル内に収納し、これに水蒸気を供給した水素発生装置を火力発電システムに組込んで、採集した水素をボイラのバーナに送り込み、水素を燃料として使用して化石燃料の使用量を減少させる技術はを本件発明者は特開2010−131553号公報で開示している。
特開2010−131553号公報
ところが、特許文献1では、火力発電システム中に水素発生装置を組込むことは開示されているが、具体的にどのように組込むかは十分に開示されていない。
そこで、本発明の第1の発明は燃料によりボイラで水蒸気を発生せしめ、この水蒸気によりタービンを回転させて、タービンに接続された発電機を回転させ、タービンを通った水蒸気は、温度コントロールされた後に水素発生装置に流入されて水素に変換される火力発電システムにおいて、前記水素発生装置は、高温水蒸気を受け入れるための蒸気ボックスと、この蒸気ボックス内に配置され、前記高温水蒸気により加熱され、反応剤が収納された反応セルと、前記温度コントロールされた水蒸気を蒸気ボックス内に供給して反応セルを加熱する加熱配管と、前記水蒸気の一部又は水を反応セル内に供給するための注水配管とを有し、採集された水素の少なくとも一部をボイラのバーナに供給するようにして汽力発電するようにした。
本発明の第2の発明は燃料を燃焼させて、高温ガスを発生せしめ、この高温ガスでガスタービンを回転させてタービンに接続された発電機を回転させ、タービンを通った高温排気ガスを温度コントロールして水素発生装置の加熱釜に供給して加熱釜内に設けた反応剤を収納した反応セルを加熱し、前記反応セル内に水タンクから所定量の水を直接又は水蒸気にして供給することにより水素を発生せしめ、この水素を少なくとも前記燃料の一部として使用するガスタービン発電するようにした。
本発明の第3の発明は本発明の第1及び第2の発明を組合わせてコンバインド発電するようにした。
更に、前記蒸気ボックス又は加熱釜を外ケーシングで被い、この外ケーシング内に反応セルの両端部分を前記蒸気ボックス又は加熱釜から突出せしめ、この突出部分に反応セル内に水又は水蒸気を供給する水管及び反応セル内で生成した水素を排出する水素管を配置せしめることが好ましい。
更に、また、前記蒸気ボックス又は加熱釜の反応セルが伸びる方向の水注入側が水素排出側よりも高くなるように高さ調整機能を備えていることが好ましい。
更に、また、前記反応セルは、円筒形のステンレス鋼からなり、その加熱部分に対応した位置に反応剤としてのカセイソーダ(NaOH)又は水酸化カリウム(KOH)を保持した樋形の反応剤受けが収納されていることが好ましい。
本発明の第1の発明は。ボイラで生成した水蒸気でタービンを回転する汽力発電に水蒸気の熱で反応セルを加熱するとともに水蒸気の一部を反応セル内に供給して水蒸気を水素に変換する汽力発電システムであって、ボイラで発生しタービンを出た水蒸気の一部を蒸気ボックス内に送って反応セルを加熱し、反応セルの反応空間に前記水蒸気の一部を送り込んで水蒸気から水素を取り出すようにし、この水素をボイラのバーナに送って、燃焼による炭酸ガスを減少せしめ、復水前の水蒸気を有効に利用できる。
本発明の第2の発明は、燃料室のバーナで空気の高温ガスを生成し、この高温ガスでタービンを回転し、タービンを出た排気を水素発生装置の加熱釜に送り、加熱釜内に配設された反応セルを加熱するとともに、水タンクからの水を反応セル内に直接または、水蒸気とした後に間接的に送り込んで水を分解して水素を生成し、この水素を燃料室のバーナに送って化石燃料の使用量を減少させることができるとともに高温排気ガスの有効利用を図ることができる。
本発明の第3の発明は、第1、第2発明を組合せたコンバインドサイクル発電システムに第1、第2それぞれの位置に水素発生装置をセットしたものであり、第1、第2発明両者の利点を有する。
なお、反応セルを長尺として、その一端部分近傍に注入部を他端部分近傍に水素排出部を設け、反応セルの両端部分を蒸気ボックス又は加熱釜の側壁から横方向に突出させて外ケーシング内に位置せしめれば、溶接が必要な水注入部と水素排出部を加熱部分から離間させることができ過度の放熱を防止しつつ強度的に弱い反応セルの両端部の弱化を有効に防ぐことができる。
また、反応セルの反応を活発にするためには、反応セルの材量はステンレス鋼が好ましく、反応剤としては安価なアルカリ金属水酸化物(NaOH又はKOH)が好ましい。
本発明の第1の発明であって、水素発生装置を組込んだ汽力火力発電システム図である。 本発明の第2の発明であって、水素発生装置を組込んだガスタービン火力発電システム図である。 本発明の第3の発明であって、水素発生装置を組込んだコンバインドサイクル火力発電システム図である。 第1の発明に組込まれる水素発生装置の概略構成図である。 反応セルの概略構成図である。 反応セルの配管状態説明図である。 反応セルの蒸気ボックス側壁に対する係合状態説明図である。 反応セルの両端部を閉塞する閉塞筒の斜視図である。 水素発生装置の反応セルの配置を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す反応セルの加熱方式説明図である。 本発明の他の実施例を示す反応セルの斜視図である。 本発明の第2、第3発明に組込まれる水素発生装置の概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための実施形態について説明する。
図1は、汽力火力発電システムに、水素発生装置Mを組込んだものであって、バーナbで加熱されるボイラ1で生成された高温水蒸気(1000〜1700℃)は、蒸気タービン2に送られてタービン2を回転させ、このタービン2に発電機3が接続される。タービン2から排出される水蒸気は必要に応じて設けられる熱支援器4によって600〜800℃にコントロールされ、この熱支援器4を流出した水蒸気の全部又は一部は主蒸気管V・Tに接続された蒸気管5を通って反応セル(後述する)を備えた水素発生装置Mの本体6内に流入し、ここを出た水蒸気は、蒸気排出管7を通って主蒸気管V・Tに戻り復水器8に流入する。前記復水器8により冷却されて生成された水は給水ポンプ9によりボイラ1に戻される。前記本体6で発生した水素は水素タンク10に貯溜され、その一部は
、ボイラ1のバーナbに送られ、必要に応じて燃料供給管11を介して送られる天然ガス又は重油、灯油等に混入されて燃料となる。
図2は、ガスタービン火力発電システムに水素発生装置Mを組込んだ第2の発明を示すものであって、空気圧縮器2で圧縮された空気を加熱するバーナbで加熱され生成した高温ガスは、ガスタービン21に送られる。前記ガスタービン21に空気圧縮器20が接続され、これらガスタービン21および空気圧縮器20と同軸に発電機22が接続され、この発電機22は始動発電機23によって始動される。ガスタービン21を流出した排ガスは、空冷又は水冷の熱交換器24によって600〜800℃にコントロールされ、主ガス排気管25から分岐したガス分岐器26を通って水素発生装置Mの本体6内に流入し、ここを出た排気ガスはガス排出管27を通って主ガス排気管25に戻される。排気ガスは、必要に応じて設けられた熱交換機28を通って水又は空気と熱交換してコージェネレーションシステムを構成している。前記熱交換器28(水で熱交換する場合)で作られた水蒸気の一部は系路29により前記本体6の反応セル内に供給されてもよく、系路29の代りに別途志上記供給系路を設けるようにしてもよい。前記本体6で生成した水素は前記バーナbに供給され、バーナbには他の天然ガス、重油、灯油が供給されてもよく、水素がこれら燃料に混入されてもよい。
図3は、第1の発明と第2の発明とを組合せたコンバインド火力発電システムであって、これにそれぞれ水素発生装置M、Mを組込んだ第3の発明を示すものである。
すなわち、図2のコージェネシステムのための熱交換器28を水と熱支援する排熱ボイラ30として構成し、前記ガスタービン21に同軸に蒸気タービン2を接続し、前記排熱ボイラ30の高温水蒸気を蒸気タービン2に送るようにし、蒸気タービン2と復水器2間に水素発生装置Mが設けられるとともに、前記主排ガス管25に前記水素発生装置Mが設けられている。両水素発生装置M、Mで採集した水素は水素系路40、41を介して水素タンク42に貯蔵されてその一部は系路43を介してバーナbに送られる。なお、バーナbには系路44を介して他の燃料(天然ガス、重油等)も送られ、ハイブリッドガスとして燃焼するようにしてもよい。
次に前記水素発生装置M、Mの具体的構成について説明する。
なお、水素発生装置M、Mの本体6の機械的構造は同一であり、水素発生装置Mでは反応セルの加熱源が水蒸気であり、水素発生装置Mでは、高温空気ガス(熱風)である点のみが異なる。
図4において、水素発生装置Mは、箱形の本体6を有し、この本体6は、600〜800℃の高温水蒸気が供給される蒸気ボックス70を備え、この蒸気ボックス70内には、多数の反応セル80、80・・・80がほぼ水平に配設され、これら反応セル80の各々は各グループが図9に示すように、同一高さ位置で水平方向に所定間隔で配設するようにして形成され、蒸気ボックス70には、複数のグループg、g・・・が高さ方向に複数段所定間隔で形成され、水蒸気が通り易いように、隣り合う上下の段の反応セル80は千鳥状に配設されることが好ましい。
例えば、2段毎の組み合わせの下方には、高温水蒸気が平均的に供給されるように、蒸気供給体90が設けられ、この蒸気供給体90は、図9に示すように、箱状のものでもよいし、小さな孔を有する管状体を複数水平方向に組合せたものでもよい。前記蒸気供給体90には、多数の蒸気流通孔h、h・・・hが形成されている。前記蒸気供給体90の端面に沿って蒸気分配管71、71・・・71が配設され、この蒸気分配管71からは、蒸気供給体90の端面に所定間隔で分岐管72、72・・・72が設けられ、この分岐管72の各々には開度調節弁73が設けられている。なお、各分岐管72に平均的に水蒸気が供給されるように、蒸気分配管71の直径が蒸気の流れる下流方向に向って大きくなるように形成され、蒸気の流れは、各分岐管72に設けられた調整弁73によっても調節される。なお、前記蒸気分配管71、蒸気供給体90等が反応セル80を加熱する加熱配管を形成している。
前記反応セル80は、図5、図6に示すように、円筒状の筒体81を有し、この筒体81の中央部分には樋形の反応剤受け82が収納され、この反応剤受け82内にカセイソーダ(NaOH)又は水酸化カリウム(KOH)が収納され、これら反応剤は反応セル80が500〜600℃に加熱されたときには溶融して、溶融塩を形成し、この溶融塩表面から微細粒子が反応セル内に分散し、この微細粒子と供給される水蒸気とが反応して水を分解して水素を生ぜしめる。なお、反応セル80はその一端である水蒸気供給部81aと、他端である水素排出部81bを備え、これら両部分を蒸気ボックス70の側壁70a、70aから外方に突出せしめ、これら突出部分は、蒸気ボックス70を被っている外ケーシング75内に位置し、この外ケーシング75と反応セル80の蒸気ボックス70の側壁70a間に位置し、高温水蒸気によって加熱される加熱部81cに対応して前記反応剤受け82が反応セル80内に収納されている。
前記水供給部81aの上面には、水又は水蒸気を供給する水蒸気管76が、前記水素排出部81bの上面には水素管77が設けられ、これら水蒸気管76、水素管77及び両部分81a、81bの端面(端板)は溶接が必要であり、反応セル内の反応が活発になると溶接部分が破損する恐れがある。そこで非加熱部分として直接加熱することを避けるため前記両部分81a、81bを蒸気ボックス70外に位置せしめ、温度の放熱を防止するための外ケーシング75で被っている。前記両部分81a、81b内には、図8に示すように閉塞筒78が収納されて反応空間を加熱部分に限定しており、閉塞筒78に端板79が付着され、この端板79が反応セルの端面に溶着されている。なお、閉塞筒78は反応を起こさせるためには、必ずしも必要でないので図6においては図示されていない。また、前記水管77は、各反応セル80の水素排出部81b間に垂設された水素集合管85に接続され、この集中管85により発生した水素が外部に取り出される。前記水蒸気管76は、反応セル80の各グループgに対応して水平に設けられた水蒸気供給管86に接続され、この水蒸気管86は調節弁87を有している。前記水蒸気供給管86は、開閉弁89を有する連通管88から水蒸気を受け、この連通管88は前記分岐管5及びバルブ95を介して水タンクTに連通しており、開閉弁79を閉じ、開閉弁95を開けば、水蒸気の代わりに水を直接反応セル80に供給することができる。前記連通管88、水蒸気供給管86、水蒸気管76は注水配管をなし、これにより、水蒸気又は水が反応セル80内に送られる。なお、反応セル内に送られる水蒸気の温度は図示されない熱交換器によって適宜コントロールされる。反応セル内に水を直接供給した場合には、水蒸気を供給するよりも反応が活発になることがあるので、水蒸気又は水を供給できるように構成することが好ましい。
前記反応セル80は、図7に示すように蒸気ボックス70の側壁70aにスライド自在に設けられ、反応セル80の寿命がきた時に容易に交換可能に形成される。すなわち、前記外ケーシング75の側壁75aは開閉自在に形成され(図4)、水素管77の下端を反応セル80にねじ込み可能に形成して、水素管77を取り外した状態で反応セル80の水蒸気供給部81aを把持して引抜いて新たな反応セル80と交換可能なようになっている。
なお、反応セル80の径が大きな場合には、その外周を加熱するのみでは十分でなく、反応セル80の加熱部分に内管80iを設け、この内管80iに加熱水蒸気を通過させるようにしてもよい。
なお、図4において、水蒸気又は水、特に水を反応セル80内に供給するためには、水供給側をその反応側に対して僅かに高くしておくのが望ましいので、本体6の底面に高さ調整機能を設けている。すなわち、ねじ調整の脚100、100が設けられている。なお、反応セルの形状は円筒形に限定せず、図11に示すように長手方向に伸びる角筒形状の反応セル110でもよく、その両端部には、閉塞箱111を設け、この閉塞箱111上に水蒸気管又は水素管112が設けられ、反応セル110の中央部(加熱部分)に反応剤箱113が設置される。
なお、図2のシステムにおける水素発生装置Mは、図12に示すように図1のシステムの水蒸気の代わりに熱風が流され、熱風系路とは別に水又は水蒸気経路S・Lが設けられる点が異なっている。この場合、熱風を送る連通管88は、熱交換器130迄延び、この熱交換器130によって水タンクTからの水が水蒸気とされる。なお、水タンクTからの水を直接反応セル80に送る場合には、熱交換器130は不要となる。また、この場合、水蒸気ボックス70は加熱釜70と呼称され、蒸気供給体90は熱風供給体90と、蒸気分配管71は熱風分配管71とそれぞれ呼称される。
更に、図3におけるコンバインド火力発電システムにおいては、所定の位置に上述の水素発生装置M、Mがそれぞれ配設されている。
1…ボイラ、
2…蒸気タービン
5…分岐管
6…本体
8…復水器
21…ガスタービン
28…熱交換器
70…蒸気ボックス(加熱釜)
80…反応セル
90…蒸気(熱風)供給体
100…脚

Claims (6)

  1. 燃料によりボイラで水蒸気を発生せしめ、この水蒸気によりタービンを回転させて、タービンに接続された発電機を回転させ、タービンを通った水蒸気は、温度コントロールされた後に水素発生装置に流入されて水素に変換される火力発電システムにおいて、前記水素発生装置は、高温水蒸気を受け入れるための蒸気ボックスと、この蒸気ボックス内に配置され、前記高温水蒸気により加熱され、反応剤が収納された反応セルと、前記温度コントロールされた水蒸気を蒸気ボックス内に供給して反応セルを加熱する加熱配管と、前記水蒸気の一部又は水を反応セル内に供給するための注水配管とを有し、採集された水素の少なくとも一部をボイラのバーナに供給するようにして汽力発電する火力発電システム。
  2. 燃料を燃焼させて、高温ガスを発生せしめ、この高温ガスでガスタービンを回転させてタービンに接続された発電機を回転させ、タービンを通った高温排気ガスを温度コントロールして水素発生装置の加熱釜に供給し加熱釜内に設けた反応剤を収納した反応セルを加熱し、前記反応セル内に水タンクから所定量の水を直接又は水蒸気にして供給することにより水素を発生せしめ、この水素を少なくとも前記燃料の一部として使用するガスタービン発電する火力発電システム。
  3. 請求項1及び請求項2の汽力発電及びガスタービン発電とを組合せて形成したコンバインドサイクル発電を行うようにした火力発電システム。
  4. 前記蒸気ボックス又は加熱釜を外ケーシングで被い、この外ケーシング内に反応セルの両端部分を前記蒸気ボックス又は加熱釜から突出せしめ、この突出部分に反応セル内に水又は水蒸気を供給する水管及び反応セル内で生成した水素を排出する水素管を配置せしめた請求項1乃至3のいずれかに記載の火力発電システム。
  5. 前記蒸気ボックス又は加熱釜の反応セルが伸びる方向の水注入側が水素排出側よりも高くなるように高さ調整機能を備えている請求項1乃至4のいずれかに記載の火力発電システム。
  6. 前記反応セルは、円筒形のステンレス鋼からなり、その加熱部分に対応した位置に反応剤としてのカセイソーダ(NaOH)又は水酸化カリウム(KOH)を保持した樋形の反応剤受けが収納されている請求項1乃至5のいずれかに記載の火力発電システム。
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