JP2014018606A - 炊飯器 - Google Patents

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Shinichi Sato
慎一 佐藤
Toshiyuki Kosaka
俊幸 小坂
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Abstract

【課題】電源の配線状況によっては負荷電流が急激に変化すると、電源インピーダンスで余分な電圧降下が生じて商品に印加される電源波形が歪み、このような状況下で誘導加熱を行うと、様々な誤動作の要因となってしまい、不安定な動作を行う。
【解決手段】誘導加熱以外に加熱を行う加熱手段24と、加熱手段24を駆動する駆動手段25と、商用電源3の周期を測定する周期測定手段26と、前記加熱手段24を商用電源3の複数周期M回中N回(M>N)通電させることによって加熱手段24の電力を変化させる第一の電力変化手段27とで、構成することにより、電流の急峻な変化なしに加熱手段の電力を変化させることが可能になり、電源波形の歪みはない状態で誘導加熱を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、炊飯器に関するものである。
近年の炊飯器は、おいしさを実現するために加熱手段の複雑な制御を行うものが増えてきている。
図7は従来の炊飯器の回路図である。図7において、内鍋41内に調理物が入れられ、加熱コイル42により、前記内鍋41が電磁誘導加熱(以下、IH)される。商用電源43から交流が供給され、ダイオードブリッジ44によって整流される。平滑コンデンサ45、共振コンデンサ46、トランジスタ47を備えたインバータ回路により、IHのための高周波電力を発生させる。電力値の制御は電源電流を制御することによりおこなっている。ヒータ48は、双方向性サイリスタ49によって通電を制御している。双方向性サイリスタ49は駆動回路50によって駆動されている。駆動回路50はマイコン51によって制御されている。商用電源43の波形は電源入力回路52によってマイコン51に入力されている。
ヒータ48の電力を変化させたい場合は、従来は双方向性サイリスタ49のオンタイミングを変えることによって実現していた。その制御の波形が図8である。図8の(a)は商用電源43の波形であり、図8の(b)のように双方向性サイリスタ49を商用電源の波形の途中からオンさせることによってヒータの電力を制御することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−97723号公報
しかしながら、電源の配線引き回しが長い、引き回し経路がループしているといった状況下では電源のインピーダンスが大きくなり、特に、インダクタンス成分が大きくなってしまう。図9はそのような電源の模式図であり、電源からインダクタンスを経由して製品につながるような等価回路になってしまう場合がある。
このような場合に、図8の(b)のような波形が印加されると、電流が急激に変化するので、インダクタンスの大きさをL、電流をiとすると、インダクタンスの両端電圧VL=L×di/dtが発生し、結果として図8の(c)のような波形が製品に印加されることになる。
このような波形で誘導加熱を行うと、様々な誤動作の要因となってしまい、不安定な動作を行うこととなってしまうといった課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、電源事情にかかわらず、安定的な動作を行う炊飯器を得ることを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、誘導加熱以外に加熱を行う加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、商用電源の周期を測定する周期測定手段と、前記加熱手段を商用電源の複数周期M回中N回(M>N)通電させることによって加熱手段の電力を変化させる第一の電力変化手段とで構成したものである。
これによって、電流の急峻な変化なしに加熱手段の電力を変化させることが可能になり、電源波形の歪みがない状態で誘導加熱を行うことが可能となる。
電源の配線引き回しなどの電源事情にかかわらず、安定的に誘導加熱を行うことができる信頼性の高い炊飯器を得ることができる。
本発明の実施の形態1における炊飯器のブロック図 本発明の実施の形態1における炊飯器の加熱手段の波形図 本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図 本発明の実施の形態1における炊飯器の回路図 本発明の実施の形態2における炊飯器のブロック図 本発明の実施の形態2における炊飯器の加熱手段の波形図 従来の炊飯器の回路図 従来の炊飯器における加熱手段の波形図 電源状況の模式図
第1の発明は、上面が開口した本体と、本体上面を閉じる蓋部と、前記本体内に着脱自在に収納され調理物を入れて調理を行う内鍋と、前記内鍋を誘導加熱する加熱コイルと、商用電源を整流して得られる単方向電源と、スイッチング素子、共振コンデンサ、平滑回路よりなり、前記単方向電源を高周波電力に変換するインバータ回路と、誘導加熱以外に加熱を行う加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、商用電源の周期を測定する周期測定手段と、前記加熱手段を商用電源の複数周期M回中N回(M>N)通電させることによって加熱手段の電力を変化させる第一の電力変化手段とで構成したものである。
これによって、加熱手段を商用電源の複数周期M回中N回通電させることにより、加熱手段の電力変化を実現し、電流の急峻な変化なしに加熱手段の電力を変化させるので、電源インピーダンスが高い状況でも、電源波形の歪みがない状態で誘導加熱を行うことができ信頼性を高めることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記第一の電力変化手段を商用電源の複数半周期P回中L回(P>L)通電させることによって前記加熱手段の電力を変化させる第二の電力変化手段としたものである。
これによって、加熱手段を商用電源の複数の半周期P回中L回通電させることによって加熱手段の電力変化を実現し、電流の急峻な変化なしに加熱手段の電力変化を実現し、電源インピーダンスが高い状況でも、電源波形の歪みはない状態で誘導加熱を行うことができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における炊飯器のブロック図である。
図1において、蓋部20は内鍋1の上方を覆っており、内鍋1は本体21内に設置されている。加熱コイル2により前記内鍋1が誘導加熱される。単方向電源22は商用電源3が供給する交流が整流されたものである。単方向電源22をもとに平滑回路5、共振コンデンサ6、スイッチング素子7で構成したインバータ回路23が誘導加熱のための高周波電力を発生させる。
また、加熱手段24は誘導加熱とは別の加熱手段で加熱を行い、加熱手段24は駆動手段25によって駆動される。
周期測定手段26には商用電源3から電源波形が入力され、商用電源3の周期を測定する。測定された商用電源3の周期をもとに、第一の電力変化手段27が商用電源3の例えば4周期に1回、駆動手段25を駆動することにより、加熱手段24をフル通電した場合の4分の1の火力を実現することが可能となる。
図2は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の加熱手段の波形図である。
図2において、(a)は商用電源3の電源波形、(b)は加熱手段24の印加波形である。この図からわかるように、電源4周期に1回、通電している。
また、加熱手段24を誘導加熱と同時に使用する場合は、加熱手段24の制御による電源波形の歪みが誘導加熱の誤動作につながったりする可能性があるが、本実施の形態においては、従来とは異なり、電流の急峻な変化がなく加熱手段の電力変化を実現しているので、電源線の引き回しが長く、電源インピーダンスにおけるインダクタンス成分が大きい場合でも、電圧降下がほとんど発生せず、電源波形の歪みはない状態で、加熱手段24の制御と同時に、誘導加熱も行うことができる。
図3は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の断面図である。
図3において、内鍋1は本体21内部に収納されている。前記、内鍋1の底部に沿うような形で、保護枠28に加熱コイル2が設けられている。
本体21の上部を閉じる形で蓋部20が設けられている。蓋部20の上面に基板30が設置されており、誘導加熱の各種制御を行っている。加熱手段24はヒータで構成され、発生した蒸気の加熱を行っている。
図4は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の回路図である。図4において、内鍋1内に調理物が入れられ、加熱コイル2により、内鍋1が誘導加熱される。
商用電源3から交流が供給され、ダイオードブリッジによって整流される単方向電源22を構成している。平滑回路5、共振コンデンサ6、スイッチング素子7で構成したインバータ回路により、IHのための高周波電力を発生させる。
電力値の制御は、電源電流を制御することによりおこなっている。加熱手段24のヒータは、双方向性サイリスタ9によって通電を制御されている。双方向性サイリスタ9は駆動手段25によって駆動されている。
駆動手段25は、マイコン11によって制御されている。商用電源3の波形は電源入力回路12によってマイコン11に入力されている。電源入力回路12によってマイコン11に入力された商用電源3の周期を測定し、測定された商用電源3の周期をもとに、マイコン11は周期測定手段26、第一の電力変化手段27を構成して、商用電源3の例えば、4周期に1回、駆動回路10を駆動することにより、加熱手段のヒータをフル通電した場合の4分の1の火力を実現することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施の形態における炊飯器のブロック図である。図5は、本発明の実施の形態1において、加熱手段24を商用電源3の複数半周期P回中L回(P>L)通電させることによって、加熱手段の電力を変化させる第二の電力変化手段40を第一の電力変化手段27から置き換えたものである。
図5において、例えば、加熱手段24を商用電源の複数の半周期4回中1回通電させることによって、加熱手段24をフル通電した場合の4分の1の火力を実現することが可能となるものである。
図6は本発明の第2の実施の形態における炊飯器の加熱手段の波形図である。図6において、(a)は商用電源3の電源波形、(b)は加熱手段24の印加波形である。この図からわかるように電源の4つの半周期に1回、通電している。
また、加熱手段24を誘導加熱と同時に使用する場合は、加熱手段24の制御による電源波形の歪みが誘導加熱の誤動作につながったりする可能性があるが、本実施の形態においては従来と異なり、電流の急峻な変化がなく加熱手段の電力変化を実現しているので、電源線の引き回しが長く電源インピーダンスにおけるインダクタンス成分が大きい場合でも、電圧降下がほとんど発生せず、電源波形の歪みはない状態で、加熱手段24の制御と同時に、誘導加熱も行うことができるものである。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、誘導加熱と他の加熱手段を同時に使用しても電源の状態にかかわらず安定した動作を行うことができるので誘導加熱式炊飯器の用途に有用である。
1、41 内鍋
2、42 加熱コイル
3、43 商用電源
5 平滑回路
6、46 共振コンデンサ
7 スイッチング素子
20 蓋部
21 本体
22 単方向電源
23 インバータ回路
24 加熱手段
25 駆動手段
26 周期測定手段
27 第一の電力変化手段

Claims (2)

  1. 上面が開口した本体と、本体上面を閉じる蓋部と、前記本体内に着脱自在に収納され調理物を入れて調理を行う内鍋と、前記内鍋を誘導加熱する加熱コイルと、商用電源を整流して得られる単方向電源と、スイッチング素子、共振コンデンサ、平滑回路を有し、前記単方向電源を高周波電力に変換するインバータ回路と、誘導加熱以外に加熱を行う加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、商用電源の周期を測定する周期測定手段と、前記加熱手段を商用電源の複数周期M回中N回(M>N)通電させることによって加熱手段の電力を変化させる第一の電力変化手段とで構成した炊飯器。
  2. 前記第一の電力変化手段を商用電源の複数半周期P回中L回(P>L)通電させることによって前記加熱手段の電力を変化させる第二の電力変化手段とした請求項1に記載の炊飯器。
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