JP5454329B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5454329B2 JP5454329B2 JP2010099475A JP2010099475A JP5454329B2 JP 5454329 B2 JP5454329 B2 JP 5454329B2 JP 2010099475 A JP2010099475 A JP 2010099475A JP 2010099475 A JP2010099475 A JP 2010099475A JP 5454329 B2 JP5454329 B2 JP 5454329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- ton
- lid
- heating
- fluctuation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
熱板や水容器などを誘導加熱する複数の加熱コイルを持つような構成において使用する加熱コイルを切り換える切換手段と、各々の加熱コイル使用時に前記Ton変動手段が動作するしないを設定できるTon変動許可手段を設けることにより、第一の加熱コイルを使用するとき以外でも容易に輻射雑音が低減できるものである。
図1は本発明の実施の形態1の炊飯器の断面図である。図1において内鍋22は本体44内部に収納されている。前記内鍋1の底部に沿うような形で、保護枠45に外コイル20、内コイル21が設けられている。本体44の上部を閉じる形で蓋部46が設けられており、蓋部46の内鍋22上部に対面する形で、蓋加熱板25が設置されている。蓋加熱板25を誘導加熱するように、蓋部46内部に蓋コイル23が蓋加熱板25と対面して設置されている。内鍋22の胴部を誘導加熱するように、保護枠45上部に内鍋22の胴部周囲を沿うような形で胴コイル24が設置されている。内鍋22の横に水容器27が設置されており、水容器27を誘導加熱するために、水容器27の周囲を沿うような形で容器コイル26が設置されている。蓋部46の上面に基板47が設置されており、誘導加熱の各種制御を行っている。
基本的にはどの加熱についても内容は共通である。切換手段28によって蓋コイル23、胴コイル24、水容器コイル26の同時加熱使用側に切り換える。ダイオードブリッジ29は商用電源30が供給する交流を整流して、単方向電源を供給する。ダイオードブリッジ29が供給する単方向電源をもとに平滑コンデンサ31、共振コンデンサ40、スイッチング素子41よりなるインバータ回路が蓋加熱板25を誘導加熱する高周波電力を蓋コイル23に、内鍋22の胴部を誘導加熱する高周波電力を胴コイル24に、水容器27を誘導加熱する高周波電力を容器コイル26にそれぞれ発生させるものである。第二のタイマ手段42は設定時間Tonの幅のパルスを出力し、スイッチング素子41を設定時間Tonの間、導通させる。第二のトリガ手段43はスイッチング素子41のコレクタ−エミッタ間電圧Vceを検知し、外コイル20、内コイル21の時の説明と同様に、Vceがゼロになった瞬間にスイッチング素子41をオンさせて、第二のタイマ手段42の設定時間Tonの計時をスタートさせる。第二のタイマ手段42がスイッチング素子41をオンさせるゲート電圧のパルス幅Tonを大きくしたり、小さくしたりすることにより電源電流を制御することができる。電流値設定手段37が電流値の閾値Iin1を設定し、電流検知手段36が検知する電源電流値が前記のIin1を超過すると、Ton変動手段38が周期的にタイマ手段10の設定時間Tonを増減させる。そして切換手段28の動作によってTon変動許可手段39がTonの変動を行うか行わないかの最終判断をする。設定時間Tonの変動を行った場合、誘導加熱の発振周波数が固定されることを防止して、輻射雑音のスペクトルが分散して大きなピークを持つことを防ぎ、蓋加熱板25や水容器27の誘導加熱の際にも輻射雑音が低減することが可能になるものである。
図3は本発明の実施の形態2のブロック図である。図3においては、本発明の実施の形態1にTon変動許可手段50を付加したものである。製品を実際に組み立てた後に、各々の加熱コイルの誘導加熱がオンするテストモードで、Ton変動許可手段50によってTon変動を行って誘導加熱をした場合とTon変動を行わずに誘導加熱をした場合の両方を実際に動作させて、輻射雑音を測定し、測定した輻射雑音のレベルによって、Ton変動が必要か必要でないかを判断して、Ton変動手段の動作を行うか、行わないかを設計に反映することが可能になるものである。
図4は本発明の実施の形態3のブロック図である。図4においては、本発明の実施の形態1にTon変動指示手段60と表示手段61を付加したものである。Ton変動指示手段60は、誘導加熱の際、Ton変動を動作しているか、していないかを表示手段61に表示させる。それにより、輻射雑音測定時にTon変動手段が動作しているか、していないかが一目でわかるようになり、設計検討に非常に便利になるものである。
21 内コイル(第一の加熱コイル)
22 内鍋
23 蓋コイル(第二の加熱コイル)
24 胴コイル(第二の加熱コイル)
25 蓋加熱板
26 容器コイル(第二の加熱コイル)
27 水容器
28 切換手段
29 ダイオードブリッジ(単方向電源)
30 商用電源
31 平滑コンデンサ
32 共振コンデンサ
33 スイッチング素子
34 第一のタイマ手段
35 第一のトリガ手段
36 電流検知手段
37 電流値設定手段
38 Ton変動手段
39 Ton変動許可手段
40 共振コンデンサ
41 スイッチング素子
42 第二のタイマ手段
43 第二のトリガ手段
44 本体
45 保護枠
46 蓋部
Claims (3)
- 上面が開口した本体と、
前記本体上面を閉じる蓋部と、
前記本体内に着脱自在に収納され調理物を入れて調理を行う内鍋と、
前記内鍋底部を誘導加熱する第一の加熱コイルと、
前記蓋部において前記内鍋の対面に設置される蓋加熱板と、
前記蓋加熱板を誘導加熱する蓋コイルと前記内鍋胴部を誘導加熱する胴コイルのうちの少なくとも一方である第二の加熱コイルと、
商用電源を整流して得られる単方向電源と、
スイッチング素子と共振コンデンサと平滑回路とを有し前記単方向電源を高周波電力に変換するインバータ回路と、
商用電源より供給される電流を測定する電流検知手段と、
前記スイッチング素子を設定時間Tonの間導通させるタイマ手段と、
コイル電圧を監視し前記設定時間Tonの計時をスタートさせるトリガ手段と、
電流値の閾値Iin1を設定する電流値設定手段と、
前記電流値検出手段の検出電流値が前記電流値の閾値Iin1を超過している場合周期的に前記タイマ手段の設定時間Tonを増減するTon変動手段と、
前記第一のコイルと前記第二のコイルとで使用を切り換える切換手段と、
前記第一のコイルと前記第二のコイルの各々の使用時に前記Ton変動手段が動作するしないを設定できるTon変動許可手段とを備えた炊飯器。 - 第一のコイルと第二のコイルの各々の使用時のTon変動許可手段の動作をするかしないかの設定を行うことができるTon変動設定手段を有した請求項1記載の炊飯器。
- 表示手段と、Ton変動許可手段が動作をしているのかしていないのかを前記表示手段に表示させるTon変動指示手段を有した請求項1または2記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010099475A JP5454329B2 (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010099475A JP5454329B2 (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011224283A JP2011224283A (ja) | 2011-11-10 |
JP5454329B2 true JP5454329B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=45040402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010099475A Active JP5454329B2 (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5454329B2 (ja) |
-
2010
- 2010-04-23 JP JP2010099475A patent/JP5454329B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011224283A (ja) | 2011-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107801264B (zh) | 烹饪装置及其控制方法 | |
JP5844017B1 (ja) | 誘導加熱調理器およびその制御方法 | |
US10719165B2 (en) | Touch sensing apparatus based on ultrasonic waves, cooking apparatus and home appliance including the same | |
KR102480703B1 (ko) | 유도가열 조리기기 | |
WO2013136577A1 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2008119417A (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP6211175B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP5454329B2 (ja) | 炊飯器 | |
KR20110092073A (ko) | 유도가열 조리기기 | |
KR101611277B1 (ko) | 유도가열 조리기기 | |
JP5506609B2 (ja) | 誘導加熱調理器およびその制御方法 | |
JP2011071004A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2012248499A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP6101930B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP6779369B2 (ja) | 電磁誘導加熱調理器 | |
JP2012245300A (ja) | 炊飯器 | |
JP5257542B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2012014839A (ja) | 加熱調理器 | |
KR20190110808A (ko) | 공진 주파수 추종을 수행하는 조리 기기 및 그 동작방법 | |
US20240060653A1 (en) | Cooktop | |
WO2014068645A1 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP5999998B2 (ja) | 誘導加熱調理器及びそのプログラム | |
EP4274379A1 (en) | Induction heating type cooktop and operating method thereof | |
JP2011249198A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2013140815A (ja) | 誘導加熱調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121211 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20121218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131223 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5454329 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |