JP2013140815A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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洋一 黒瀬
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武 北泉
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Abstract

【課題】一つの加熱コイルの外径サイズよりも大きな底面サイズを持つ大型の鍋を加熱分布に偏りが生じず、調理性能を損なうことなく加熱する、誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】円形状の加熱コイルと、円形状の加熱コイルの周囲を取り囲むように配置され、円形状の加熱コイルの半径方向の大きさが円形状の加熱コイルの円周方向の大きさより小さく且つ最小外径が円形状の加熱コイルの外径よりも小さい周囲の加熱コイル群と、円形状の加熱コイルに電力を供給する第1のインバータと、周囲の加熱コイル群に電力を供給する第2のインバータと、第1および第2のインバータを制御する制御手段とを備え、円形状の加熱コイルの外径サイズよりも大きな底面サイズを持つ大型の鍋を加熱分布に偏りが生じず、調理性能を損なうことなく加熱することができることとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、調理容器を誘導加熱する誘導加熱調理器に関し、特に大型の鍋を均一に加熱可能な誘導加熱調理器に関するものである。
近年、鍋などの調理容器を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器が普及している。従来、この種の誘導加熱調理器は、3つの加熱コイルを備えており、鍋は、一つの加熱コイルに対向するトッププレート上に載置され、一つの加熱コイルにより、加熱されている。しかしながら、鍋底のサイズが加熱コイルの外径よりも大きい場合、一つの加熱コイルで鍋を加熱すると、加熱分布に偏りが生じ、調理性能が損なわれるという課題があった(例えば、特許文献1参照)。
加熱分布の偏りが生じにくいように大型の鍋を加熱する方法として、一つの鍋を複数の加熱コイルで加熱することが考えられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−018786号公報 実開平2−095192号公報
しかしながら、前記従来の構成では、標準的に用いられる円形鍋を均一に加熱する場合、加熱コイルの配置上、鍋を載置しているトッププレート下方の全ての加熱コイルを動作させることにより、鍋を載置していないトッププレート下方の鍋近傍の加熱コイルも動作させることになるため漏洩磁界を発生しやすい。逆に、鍋を載置していない部分があるトッププレート下方の加熱コイルは動作させないとすると、例えば、汎用性のある直径20cmの鍋を加熱する場合、従来の誘導加熱調理器(加熱コイルの直径は約18cm)で加熱するよりも鍋を加熱しない部分が増えて加熱分布が悪くなるという課題があった。
また、加熱分布をよくするために、全ての加熱コイルを同一径、且つ加熱コイル一つあたりの外径を従来の加熱コイルよりも小さくした加熱コイルで構成すると、加熱コイルからみた被加熱物の電気抵抗分を大きくすることができないため、電力を入れるために電流を増大させると、インバータに負担が生じたり加熱コイルが発熱し過ぎたりするなどの課題を有していた。
本発明は、上記問題を解決するものであって、標準サイズ鍋では漏洩磁界を増大させることなく、且つ大型の鍋を加熱分布に偏りが生じず、調理性能を損なうことなく加熱する、誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の誘導加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、トッププレートの下方に配置され、調理容器を単独で加熱可能な第1の加熱コイルと、第1の加熱コイルの近傍に配置され、加熱コイルの最小外径が第1の加熱コイルの最小外径よりも短く且つ第1の加熱コイルと異なる円心を有する、周囲の加熱コイル群と、第1の加熱コイルに電力を供給する第1のインバータと、周囲の加熱コイル群に電力を供給する第2のインバータと、第1及び第2のインバータの出力を制御する制御部と、を有する。
上記誘導加熱調理器は、第2のインバータから出力される電力を、周囲の加熱コイル群のうち、いずれかに供給するように接続を切り替える切替部をさらに有してもよい。
上記誘導加熱調理器は、第1の加熱コイルに対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第1の鍋載置判別部と、周囲の加熱コイル群に対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第2の鍋載置判別部と、をさらに有してもよい。この場合、制御部は、第1の鍋載置判別部と第2の鍋載置判別部の判別結果に基づいて、第1のインバータと第2のインバータの出力を制御してもよい。
第1の鍋載置判別部と第2の鍋載置判別部が、調理容器が載置されていると判別した場合、第1の加熱コイルと周囲の加熱コイル群とを動作させてもよい。第1の加熱コイルと周囲の加熱コイル群の両方を動作させる場合、制御部は、第1のインバータの動作と第2のインバータの動作を連携させてもよい。制御部は、第1の加熱コイルと周囲の加熱コイル群による、加熱の開始、加熱の停止、及び火力の変更のうち、少なくともいずれか一つのタイミングが一致するように、第1のインバータ及び第2のインバータの動作を連携させてもよい。第1のインバータ及び第2のインバータは、第1の加熱コイルの電力量と周囲の加熱コイル群の電力量の比が一定になるようにそれぞれ電力を供給してもよい。
上記誘導加熱調理器は、トッププレートの下方であって且つ周囲の加熱コイル群の内縁の内側に、トッププレートから入射される外乱光を検出する光検出部をさらに有してもよい。この場合、第2の鍋載置判別部は、光検出部が外乱光(例えば、可視光線など)を検出したときは、周囲の加熱コイル群に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていないと判断し、光検出部が外乱光を検出していないときは、周囲の加熱コイル群に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断してもよい。
上記誘導加熱調理器は、トッププレートの下方であって且つ周囲の加熱コイル群の内縁の内側に、調理容器の温度を検出する温度検出部をさらに有してもよい。この場合、第2の鍋載置判別部は、温度検出部が所定時間内に所定値以上の温度上昇を検出した場合に周囲の加熱コイル群に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断してもよい。
上記誘導加熱調理器は、第1の加熱コイルに流れる電流に基づいて、第1の加熱コイルに対向するトッププレート上の調理容器の電気的特性を検出する第1の電気的特性測定部と、周囲の加熱コイル群に流れる電流に基づいて、周囲の加熱コイル群に対向するトッププレート上の調理容器の電気的特性を検出する第2の電気的特性測定部と、第1の電気的特性測定部の検出結果に基づいて、調理容器の有無や鍋の種類を判別する第1の材質判別部と、第2の電気的特性測定部の検出結果に基づいて、調理容器の有無や鍋の種類を判別する第2の材質判別部と、をさらに有してもよい。この場合、制御部は、第1の材質判別部と第2の材質判別部によって判別された調理容器の材質や厚みなどが同一である場合に、第1の加熱コイルと周囲の加熱コイル群との上に同一の調理容器が載置されていると判断し、第1の加熱コイルと周囲の加熱コイル群とを動作させてもよい。「第1の材質判別部」は実施の形態3の第1の鍋載置判別部4aに含まれ、「第2の材質判別部」は実施の形態3の第2の鍋載置判別部4b、4cに含まれる。
制御部は、第1のインバータと第2のインバータの動作周波数が同一となるように制御してもよい。
上記誘導加熱調理器は、周囲の加熱コイル群を動作させる場合、動作させる加熱コイル
の数は周囲の加熱コイル群のうちの2つ以上としても良い。この場合、動作させる2つの加熱コイル間は周囲の加熱コイル群の中で最短または最短から2番目の距離関係にあるものとしてもよい。
第2のインバータ、切替部、第2の鍋載置判別部、光検出部、温度検出部、第2の電気的特性測定部、第2の材質判別部は、周囲の加熱コイル群に含まれる加熱コイルの数以下としてもよい。
本発明の誘導加熱調理器によれば、単独で加熱可能な加熱コイルの近傍に、その加熱コイルと共同または単独で加熱動作を行う周囲の加熱コイル群を新たに設けることによって、一つの加熱コイルの外径サイズよりも大きな底面サイズを持つ大型の鍋を加熱分布に偏りが生じず、調理性能を損なうことなく加熱することができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の構成を示すブロック図 図1のトッププレートの上面図 (a)通常の大きさの鍋が載置された例を示す図(b)円形状の大鍋が載置された例を示す図(c)四角形状の鍋が載置された例を示す図 本発明の実施の形態1の第1のインバータと第2のインバータの動作を連携させる場合の図であって、(a)は火力設定を示す図、(b)は第1の加熱コイルの加熱電力を示す図、(c)は周囲の加熱コイル群の加熱電力を示す図 連携動作時の電力比一定の例を示す図であって、(a)は火力設定を示す図、(b)は第1の加熱コイルの加熱電力を示す図、(c)は周囲の加熱コイル群の加熱電力を示す図 本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3の誘導加熱調理器の構成を示すブロック図 図7の第2の電気的特性測定部の内部構成を示す図 入力電流及びコイル電流の特性図
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の構成図を示すものである。
図1において、誘導加熱調理器は、機器上面にトッププレート1を有する。トッププレート1は、ガラスなどの電気絶縁物からなり、光を透過する。鍋10などの調理容器は、トッププレート1上に載置される。
図2は、トッププレート1の上面図を示す。トッププレート1の下方に、単独で鍋10を加熱可能な、第1の加熱コイル2aと、第1の加熱コイルと共同または単独で鍋10を加熱可能な周囲の加熱コイル群2b〜2gとが設けられている。周囲の加熱コイル群2b〜2gは、第1の加熱コイル2aの近傍(本実施の形態では、第1の加熱コイル2aの周囲)に設けられており、第1の加熱コイル2aと共同または単独で鍋10を加熱する。第1の加熱コイル2a、周囲の加熱コイル群2b〜2g、第2の加熱コイル12は、高周波電流を供給されることによって高周波磁界を発生し、トッププレート1上に載置された鍋10を加熱する。本実施の形態において、第1の加熱コイル2aは円形状であり、周囲の加熱コイル群2b〜2gは楕円形状である。第1の加熱コイル2a及び周囲の加熱コイル群2b〜2gは、それぞれ異なる円心を有する。
図1に戻り、誘導加熱調理器は、さらに、第1の加熱コイル2aに高周波電流を供給する第1のインバータ3aと、周囲の加熱コイル群2b〜2gに高周波電流を供給する第2のインバータ3bと、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの出力を制御する制御部7とを備える。トッププレート1の使用者側に、加熱の開始/停止や火力設定を指示する制御命令がそれぞれ割り当てられた複数のスイッチで構成される操作部5が設けられている。制御部7は、使用者から操作部5を介して入力された制御命令に基づいて、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの出力を制御し、加熱の開始/停止や火力設定などを行う。
誘導加熱調理器は、第2のインバータ3bの出力側に、切替部11を有する。切替部11は、第2のインバータ3bから出力される高周波電流が、周囲の加熱コイル群のうちのどれかに供給されるように、接続を切り替える。図1では、加熱コイル2bか加熱コイル2cのどちらか一方に切り替える図となっているが、被加熱物のサイズや配置によってはその限りではなく、2gに切り替える場合もあれば、2bと2cの2つの加熱コイルに高周波電流を供給する場合もある。
誘導加熱調理器は、さらに、第1の加熱コイル2aに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかどうかを判別する第1の鍋載置判別部4aと、複数の加熱コイル(図1では2b、2cを代表して図示)に対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかどうかを判別する第2の鍋載置判別部(図1では4b、4cを代表して図示)と、を有する。これらの鍋載置判別部4a〜4cの判別結果は、制御部7に出力される。制御部7は、入力された判別結果に基づいて、切替部11の接続を切り替え、且つインバータ3a〜3bを制御する。第1の鍋載置判別部4a、第2の鍋載置判別部4b、4cは、それぞれ、第1の光検出部6a、第2の光検出部6b、6cが検出する外乱光に基づいて、鍋10が載置されているかどうかを判別する。これらの光検出部6a〜6cは、トッププレート1の下方に設けられている。
図2を参照して、光検出部6a〜6cの具体的な載置場所を説明する。第1の鍋載置判別部4aに対応する第1の光検出部6aは、トッププレート1の下方で且つ第1の加熱コイル2aの外縁の内側に設けられる。第2の鍋載置判別部4bに対応する第2の光検出部6bは、トッププレート1の下方で且つ補助コイル2bの外縁の内側に設けられる。第2の鍋載置判別部4cに対応する第2の光検出部6cは、トッププレート1の下方で且つ補助コイル2cの外縁の内側に設けられる。
光検出部6a〜6cに対向するトッププレート1上に鍋が載置されている場合、その鍋によって外乱光の入射が遮られるため、光検出部6a〜6cは外乱光を検出しない。一方、光検出部6a〜6cに対向するトッププレート1上に鍋が載置されていない場合は、外乱光が光検出部6a〜6cに到達する。第1及び第2の鍋載置判別部4a〜4cは、光検出部6a〜6cが外乱光を検出しているかどうかに基づいて、トッププレート1上に鍋が載置されているかどうかを判別する。
以下、本明細書において、第1の加熱コイル2aに対向するトッププレート1上の領域に鍋が載置されていることを「第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されている」という。同様に、補助コイル2bに対向するトッププレート1上の領域に鍋10が載置されていることを「補助コイル2b上に鍋が載置されている」という。
図2に示すように、操作部5は、単独で加熱可能な加熱コイル2aと加熱コイル12にそれぞれ対応させて設けられた操作部5a〜5bを含む。周囲の加熱コイル群2b〜2gは使用者側の操作によって単独で加熱動作を行うように設定されていないため、補助コイル2b〜2g専用の操作部は設けられていない。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図3(a)、(b)、(c)に、種々の大きさの鍋がトッププレート1上に載置される例を示す。図3(a)は、通常の大きさの鍋10aが第1の加熱コイル2a上に載置される例を示している。この場合、第1の加熱コイル2aの外縁内に設けられた第1の光検出部6aは外乱光を検出しないため、第1の鍋載置判別部4aは第1の加熱コイル2a上に鍋10aが載置されていると判断する。一方、周囲の加熱コイル群2b〜2gの外縁内に設けられた第2の光検出部6b〜6gの上には、鍋10aが載置されていないため、外乱光がトッププレート1を通って第2の光検出部6b〜6gに到達する。これにより、第2の鍋載置判別部4b〜4gは、周囲の加熱コイル群2b〜2gに対向するトッププレート1上には、鍋が載置されていないと判断する。よって、制御部7は、各鍋載置判別部4a〜4gからの出力に基づき、加熱コイル2aのみを動作する。
図3(b)は、円形上の1つの大鍋10bが第1の加熱コイル2a及び複数の加熱コイル2b〜2g上に載置される例を示している。この場合、第1の加熱コイル2aの外縁内に設けられた第1の光検出部6aは外乱光を検出しないため、第1の鍋載置判別部4aは、第1の加熱コイル2a上に鍋10bが載置されていると判断する。同様に、周囲の加熱コイル群2b〜2gに設けられた第2の光検出部6b〜6gは外乱光を検出しないため、第2の鍋載置判別部4b〜4gは、周囲の加熱コイル群2b〜2g上にも鍋10bが載置されていると判断する。よって、制御部7は、各鍋載置判別部4a〜4gからの出力に基づき、加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの両方を動作することにより鍋10bを加熱する。具体的には、制御部7は、第1のインバータ3aの動作と第2のインバータ3bの動作が連携するように制御すると共に、第2のインバータ3bから出力される高周波電流が周囲の加熱コイル群2b〜2gに供給されるように切替部11を接続する。このとき、制御部7は、操作部5aから入力された制御命令に基づいて、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bを制御する。
図3(c)は、玉子焼き時などに用いられる長方形状のフライパン10cが加熱コイル2a、2b、2f及び2g上にまたがって載置される例を示している。この場合、第1の加熱コイル2aの外縁内に設けられた第1の光検出部6aと、周囲の加熱コイル群2b、2f、2gの外縁内に設けられた第2の光検出部6b、2f、2gは、外乱光を検出しないため、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4b、4f、4gは、第1の加熱コイル2a上と周囲の加熱コイル群のうち、加熱コイル2b、2f、2g上に鍋10cが載置されていると判断する。一方、周囲の加熱コイル群2c〜2eの外縁内に設けられた第2の光検出部6c〜6eの上には、鍋10cが載置されていないため、外乱光がトッププレート1を通って第2の光検出部6c〜6eに到達する。これにより、第2の鍋載置判別部4c〜4eは、周囲の加熱コイル群2c〜2eに対向するトッププレート1上には、鍋が載置されていないと判断する。よって、制御部7は、各鍋載置判別部4a〜4gからの出力に基づき、加熱コイル2aと、周囲の加熱コイル群のうち、加熱コイル2b、2f、2gの両方を動作することにより鍋10cを加熱する。具体的には、制御部7は、第1のインバータ3aの動作と第2のインバータ3bの動作が連携するように制御すると共に、第2のインバータ3bから出力される高周波電流が周囲の加熱コイル群2b〜2gのうち、加熱コイル2b、2f、2gのみに供給されるように切替部11を接続する。このとき、制御部7は、操作部5aから入力された制御命令に基づいて、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bを制御する。
図4を用いて、第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの両方で一つの鍋を加熱する際の、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの連携動作について説明する。図4(a)は、操作部5aを介して使用者により設定される火力設定(W)を示
している。図4(b)、(c)は、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bを連携動作させる場合の、第1の加熱コイル2aの加熱電力(W)と周囲の加熱コイル群2b〜2gの加熱電力(W)をそれぞれ示している。制御部7は、第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの加熱電力が使用者によって設定された火力設定に対応し、且つ、第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの電力比が常に略一定(A’/A≒B’/B)となるように、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bとを連携動作させる。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、単独で加熱可能な第1の加熱コイル2aに、第1の加熱コイル2aと共同または単独で加熱動作を行う周囲の加熱コイル群2b〜2gを新たに設けている。よって、第1の加熱コイル2aよりも底面サイズが大きな鍋を、第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの両方を用いて加熱することが可能となる。これにより、一つの加熱コイルの外径サイズよりも大きな底面サイズを持つ大型の鍋を、加熱分布に偏りが生じず、調理性能を損なうことなく加熱することができる。
なお、本実施の形態においては、連携動作時に、第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの電力比が常に略一定となるように、それぞれの電力を決定しているが、火力設定が小さいときは電力を低く抑えることが難しい。そのため、火力設定が小さいときは、加熱コイルへの電力供給時間を低減することによって所定時間当たりの電力を下げても良い。図5に、電力供給時間を低減する場合の例を示している。図5(a)は使用者により設定された火力設定を示し、図5(b)は第1の加熱コイル2aの加熱電力を示し、図5(c)は周囲の加熱コイル群2b〜2gの加熱電力を示している。図5(a)〜(c)では、100W未満の電力に抑えることが難しい場合について例示している。火力設定により周囲の加熱コイル群2b〜2gの電力が100Wのとき、第2のインバータ3bは100Wの電力を補助コイル2dに供給し続ける(時間t1〜t2)。一方、火力設定により周囲の加熱コイル群2b〜2gの電力が50Wに変更されたときは、所定時間当たりの合計の電力が50Wになるように、第2のインバータ3bは、補助コイル2dに電力を供給する時間を50%にしている(時間t2〜t3)。すなわち、周囲の加熱コイル群2b〜2gに電力を供給する時間と供給しない時間とを設けている。これにより、時間t2〜t3の見かけ上の電力が50Wになる。このように、所定の電力(振幅)に抑えることが難しい場合は、電力供給時間(幅)を低減することによって、見かけ上の電力が所定量になるように制御しても良い。
なお、本実施の形態においては、連携動作時の第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの加熱電力の電力比は、常に略一定であったが、必ずしも常に略一定にする必要はなく、例えば、火力設定が大きくなるほど電力比が大きくなるようにしてもよい。
なお、連携動作時において、火力設定に応じた電力比を設定せずに、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作タイミングを合わせるだけでもよい。例えば、制御部7は、加熱のオン/オフの指示がされたタイミングに応じて、第1の加熱コイル2aと補助コイル2dによる加熱を同時に開始し及び同時に停止するように、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作タイミングを合わせるだけでもよい。また、火力設定の変更のタイミングに応じて、第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gの電力の変更のタイミングを合わせるだけでもよい。
なお、第1のインバータ3aの動作周波数と第2のインバータ3bの動作周波数が異なる場合、その差が可聴音となり、使用者に聞こえてしまう。よって、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bとを同時に動作させる場合、制御部7は、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作周波数が同一となるように制御することが好ましい。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態では、鍋の温度上昇に基づいた鍋載置の判別方法について説明する。図6に、本発明の第2の実施の形態の誘導加熱調理器の構成図を示すものである。本実施の形態の誘導加熱調理器は、図1の第1の光検出部6a及び第2の光検出部6b、6cの代わりに、第1の温度検出部8a及び第2の温度検出部8b、8cを備える。第1の鍋載置判別部4a、第2の鍋載置判別部4b、4cは、それぞれ、第1の温度検出部8a及び第2の温度検出部8b、8cが検出する所定時間内の温度上昇量に基づいて、鍋が載置されているかどうかを判別する。これ以外の点について、本実施の形態の誘導加熱調理器は、実施の形態1の誘導加熱調理器と同一である。
温度検出部8a〜8gは、例えば、鍋10から放射される赤外線を検出する赤外線センサ、又はトッププレート1を介して鍋10の温度を検出するサーミスタである。温度検出部8a〜8gは、実施の形態1の光検出部6a〜6gと同様の位置に設けられる(図2参照)。具体的には、第1の鍋載置判別部4aに対応する第1の温度検出部8aは、トッププレート1の下方で且つ第1の加熱コイル2aの外縁の内側に設けられる。第2の鍋載置判別部4bに対応する第2の温度検出部8b〜8gは、トッププレート1の下方で且つ周囲の加熱コイル群8b〜8gの外縁の内側に設けられる。
本実施の形態においては、温度検出部8a〜8gの検出温度に基づいて鍋の載置を判断するため、制御部7は、加熱開始の指示が入力されたときに、加熱開始の指示が入力された操作部5に対応するインバータを駆動して加熱コイルに高周波電流を供給する。例えば、第1の加熱コイル2a用の操作部5aを介して加熱開始が指示されると、制御部7は、第1のインバータ3aを制御して、第1の加熱コイル2aに高周波電流を供給する。
温度検出部8a〜8gを備えた本実施の形態の誘導加熱調理器における鍋載置の判別後のインバータの動作制御は、実施の形態1と同一である。本実施の形態の誘導加熱調理器によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態では、インバータ及びコイルに流れる電流による鍋の電気的特性に基づいた鍋載置の判別方法について説明する。図7に、本発明の第3の実施の形態の誘導加熱調理器の構成図を示すものである。本実施の形態の誘導加熱調理器は、図1及び図2の第1の光検出部6a、第2の光検出部6b〜6gの代わりに、第1の電気的特性測定部9a、第2の電気的特性測定部6b〜6gを備える。第1の鍋載置判別部4a及び第2の鍋載置判別部4b〜4gは、それぞれ、第1の電気的特性測定部9a及び第2の電気的特性測定部9b〜9gが測定する、鍋10の電気的特性に基づいて、鍋が載置されているかどうかの判別と鍋の材質の判別とを行う。すなわち、本実施の形態において、第1の鍋載置判別部4a及び第2の鍋載置判別部4b〜4gは、鍋10の電気的特性に基づいて鍋が載置されているかどうかを判別する機能と、鍋10の電気的特性に基づいて鍋の材質を判別する材質判別部としての機能とを有する。制御部7は、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4b〜4gとが判別した鍋の材質に基づいて、第1の加熱コイル2aと周囲の加熱コイル群2b〜2gとの上に載置された鍋が同一の鍋か別々の鍋かを判断する。これ以外の点について、本実施の形態の誘導加熱調理器は、実施の形態1の誘導加熱調理器と同一である。
図8は、第2の電気的特性測定部9dの構成図を示すものである。第1の電気的特性測定部9a及び第2の電気的特性測定部9b〜9gの構成は、第2の電気的特性測定部9dと同一である。第2の電気的特性測定部9dは、交流電源11から第2のインバータ3bに流れる入力電流Iinを検出する入力電流検出部91と、第2のインバータ3bから周
囲の加熱コイル群2dに流れるコイル電流ILを検出するコイル電流検出部92とを含む。第2の鍋載置判別部4dは、入力電流Iin及びコイル電流ILの検出値に基づいて、補助コイル2d上に鍋10が載置されているかどうかと、鍋10が載置されている場合にはその鍋10の材質とを判別する。
図9に、周囲の加熱コイル群2b上に鍋が載置されているときと載置されていないときのコイル電流IL−入力電流Iinの特性の範囲と、鍋Aの電気的特性であるコイル電流IL−入力電流Iinの特性と、鍋Aと異なる材質の鍋Bの電気的特性であるコイル電流IL−入力電流Iinの特性と、を示すものである。鍋が周囲の加熱コイル群2b上に載置されているときと載置されていないときとでは、所定の動作周波数で第2のインバータ3bを駆動したときの、コイル電流IL−入力電流Iinの特性の範囲が異なる。つまり、鍋がないときは範囲130内に特性が含まれ、鍋があるときは範囲130以外の範囲に特性が含まれる。図9に示す、鍋A、Bのコイル電流IL−入力電流Iinの特性の値は、範囲130以外の鍋ありの範囲内に含まれているため、この特性から鍋があることが分かる。このように、鍋の電気的特性として入力電流Iin及びコイル電流ILの値を検出することによって、周囲の加熱コイル群2b上に鍋が載置されているかどうかを判別することができる。また、コイル電流IL−入力電流Iinの特性は、鍋A、Bの材質によっても異なる。よって、コイル電流IL−入力電流Iinの特性値を検出することによって、鍋の材質を特定できる。これにより、複数の電気的特性測定部、例えば、第1の電気的特性測定部9aと第2の電気的特性測定部9bとから測定される電気的特性を比較することによって、より具体的には電気的特性に基づいて特定した鍋の材質を比較することによって、第1の加熱コイル2a上に載置されている鍋と、周囲の加熱コイル群2b上に載置されている鍋とが同一の鍋か別々の鍋かを判別することができる。なお、鍋の電気的特性として、コイル電流IL−入力電流Iinを示したが、これ以外にも、コイル電圧−入力電流Iinなど他の電気的特性であってもよい。
電気的特性測定部9a〜9dを備えた本実施の形態の誘導加熱調理器における鍋載置の判別後のインバータの動作制御は、実施の形態1と同一である。本実施の形態の誘導加熱調理器によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、実施の形態1〜実施の形態3の鍋載置の判別方法は、任意に組み合わせることができる。例えば、第1の鍋載置判別部4aが、第1の電気的特性測定部9aの測定結果に基づいて第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されているかどうかを判別し、第2の鍋載置判別部4bが第2の光検出部6bの検出結果に基づいて、周囲の加熱コイル群2b上に鍋が載置されているかどうかを判別しても良い。
なお、周囲の加熱コイル群2b〜2gのうち、近傍の異なる2つの以上の加熱コイルを同期して動作し、且つ加熱コイルに最も近い別の加熱コイルの加熱コイル線に流れる電流の向きを互いに合わせることにより、加熱コイルの外縁外側では発生する磁界の向きが逆位相になるため、磁界が互いに打ち消しあい、結果として漏洩磁界を低減することができる。そのため、周囲の加熱コイル群2b〜2gを動作させる場合、動作させる加熱コイルは周囲の加熱コイル群2b〜2gのうちの2つ以上としてもよい。その際、動作させる加熱コイルは最短の距離関係にあるものとすることが好ましいが、周囲の加熱コイル群をマトリックス状に配置した場合などはその限りではなく、最短から2番目の距離関係にあるものでもよい。
なお、実施の形態1から実施の形態3においては、第2のインバータ、切替部、第2の鍋載置判別部、光検出部、温度検出部、第2の電気的特性測定部、第2の材質判別部などは、周囲の加熱コイル群の加熱コイル数と同一としたが、周囲の加熱コイル群のうち、一部の加熱コイルにおいては単独動作できないようにするなどして、検出部や切替部を周囲
の加熱コイル群に含まれる加熱コイル数以下として安価な構成を実現してもよい。
なお、実施の形態1から実施の形態3においては、第1の加熱コイル2aの周囲に周囲の加熱コイル群2b〜2gを配置したが、周囲の加熱コイル群2b〜2gの配置場所や個数は実施の形態1〜実施の形態3に限定されない。
以上のように、本発明は、一つの加熱コイルの外径サイズよりも大きな底面サイズを持つ鍋を加熱分布に偏りが生じず、調理性能を損なうことなく加熱することができるため、大型の鍋を加熱する誘導加熱調理器に有用である。
1 トッププレート
2a 第1の加熱コイル
2b 補助コイル
2c 補助コイル
2d 補助コイル
2e 補助コイル
2f 補助コイル
2g 補助コイル
3a 第1のインバータ
3b 第2のインバータ
4a 第1の鍋載置判別部
4b 第2の鍋載置判別部
4c 第2の鍋載置判別部
5、5a、5b 操作部
6a 第1の光検出部
6b 第2の光検出部
6c 第2の光検出部
7 制御部
8a 第1の温度検出部
8b 第2の温度検出部
8c 第2の温度検出部
9a 第1の電気的特性測定部
9b 第2の電気的特性測定部
9c 第2の電気的特性測定部
10a、10b 鍋
11 切替部
91 入力電流検出部
92 コイル電流検出部

Claims (3)

  1. 調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置された円形状の加熱コイルと、前記円形状の加熱コイルの周囲を取り囲むように配置され、前記円形状の加熱コイルより小さく且つ前記円形状の加熱コイルの半径方向の大きさが前記円形状の加熱コイルの円周方向の大きさより小さい複数の補助コイルからなる周囲の加熱コイル群と、前記円形状の加熱コイルに電力を供給する第1のインバータと、前記周囲の加熱コイル群に電力を供給する第2のインバータと、前記円形状の加熱コイルに対向する前記トッププレート上に前記調理容器が載置されているかどうかを判別する第1の鍋載置判別部と、前記周囲の加熱コイル群の各補助コイルにそれぞれ設けられ前記周囲の加熱コイル群の各補助コイルに対向する前記トッププレート上に前記調理容器が載置されているかどうかをそれぞれ判別する複数の第2の鍋載置判別部と、前記円形状の加熱コイルに対する制御命令を入力するために設けられた操作部と、前記第1の鍋載置判別部と少なくとも1つの前記第2の鍋載置判別部とが前記トッププレート上に調理容器が載置されていると判別した場合、前記操作部から入力された前記制御命令に基づいて、前記円形状の加熱コイルと前記周囲の加熱コイル群のうちの前記調理容器が載置された補助コイルとを連携させて制御する制御部とを、有する誘導加熱調理器。
  2. 前記制御部は、前記円形状の加熱コイルの電力量と前記周囲の加熱コイル群のうちの前記調理容器が載置された補助コイルの電力量とが前記操作部を介して設定された火力設定に対応し、且つ、前記円形状の加熱コイルの電力量と前記周囲の加熱コイル群のうちの前記調理容器が載置された補助コイルの電力量との比が予め定められた値となるように、前記第1及び第2のインバータを連携させて制御する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記円形状の加熱コイルに流れる電流に基づいて、前記円形状の加熱コイルに対向する前記トッププレート上の調理容器の電気的特性を検出する第1の電気的特性測定部と、前記周囲の加熱コイル群の各補助コイルに流れる電流に基づいて、前記周囲の加熱コイル群の各補助コイルに対向する前記トッププレート上の調理容器の電気的特性をそれぞれ検出する複数の第2の電気的特性測定部と、をさらに有し、前記第1の鍋載置判別部は、前記第1の電気的特性測定部の検出結果に基づいて、前記調理容器の材質を判別する第1の材質判別部を含み、前記複数の第2の鍋載置判別部の各々は、前記複数の第2の電気的特性測定部の各々の検出結果に基づいて、前記調理容器の材質をそれぞれ判別する複数の第2の材質判別部を含み、前記制御部は、前記第1の材質判別部と前記複数の第2の材質判別部の各々によって特定された調理容器の材質が同一である場合に、前記円形状の加熱コイルと前記周囲の加熱コイル群との上に同一の調理容器が載置されていると判断し、前記円形状の加熱コイルと前記周囲の加熱コイル群のうちの前記調理容器が載置された補助コイルとを連携させて制御する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
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