JP2014018033A - ケーブル保護管およびケーブル保護管の設置方法、並びにケーブル保護管の設置に用いる冶具 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置が容易なケーブル保護管およびその設置方法、並びにケーブル保護管の設置に用いる冶具を提供する。
【解決手段】地中から地上に引き出されて電柱に付設されるケーブル20を保護するケーブル保護管100であって、ケーブル20を覆うように構成され、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とからなる筒状体10と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との接続部において、第1の筒状体部分1に設けられ、第2の筒状体部分2の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部3と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを固定する固定部材5とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】地中から地上に引き出されて電柱に付設されるケーブル20を保護するケーブル保護管100であって、ケーブル20を覆うように構成され、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とからなる筒状体10と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との接続部において、第1の筒状体部分1に設けられ、第2の筒状体部分2の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部3と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを固定する固定部材5とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ケーブル保護管およびその設置方法、並びにケーブル保護管の設置に用いる冶具に関する。
ケーブルを地中から地上に引き出して電柱に付設する際には、地上部にもケーブルを保護するためのケーブル保護管を設ける必要がある。これは、車両事故等に依って電柱が損傷を受けた際、ケーブル本体への損傷を極力防止するためであり、そのほか第三者によるいたずら等を防止する目的もある。
ケーブル保護管や電柱は、車両事故等によって損傷を受けた場合において、ケーブルには損傷がなく、ケーブル保護管のみ損傷がある場合には、該ケーブル保護管を交換すればよい。
特許4916210号公報には、管体から割った形状からなる一対の管構成部材により構成され、一方の管構成部材の両端部は、他方の管構成部材の両端部が挿入可能となるよう拡幅されるとともに、他方の管構成部材の両側端部が突き合わせられるよう、拡幅によって段差部が形成され、さらに一方の管構成部材の拡幅された胴部の両側端部に形成された切り欠きと、他方の管構成部材の胴部の両側端部に形成された係入片とを嵌めこむ電柱立ち上がり保護管が開示されている。
また、保護管の固定方法として、はめ込んだ後に自在バンドで固定する方法と、ボルト・ナットで締結して固定する方法とが開示されている。
しかしながら、特許4916210号公報の電柱立ち上がり保護管は非分割管体を上部に有するため、該非分割管体が損傷した場合には該非分割管体を交換するのは困難である。また、一対の管構成部材を交換する場合においては、設置・交換作業中、上部の非分割管体を上部に留め置く必要があると考えられるため、電柱立ち上がり保護管の設置は容易ではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。この発明の主たる目的は、設置が容易なケーブル保護管およびその設置方法、並びにケーブル保護管の設置に用いる冶具を提供することにある。
本発明のケーブル保護管は、地中から地上に引き出されて電柱に付設されるケーブルを保護するケーブル保護管であって、ケーブルを覆うように構成され、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とからなる筒状体と、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分との接続部において、第1の筒状体部分に設けられ、第2の筒状体部分の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部と、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とを固定する固定部材とを備える。
上記ガイド部は、外周側においては第2の筒状体部分の端部を軸方向での全体に亘って覆うように設けられたガイド板と、内周側においては第2の筒状体部分の端部の少なくとも一部と対向するように設けられたガイド体とを含んでもよい。上記第2の筒状体部分の端部は、内周側に、ガイド体と嵌合可能なガイド体嵌合部を含んでもよい。上記固定部材は、筒状体の外周を囲む環状部材と、筒状体の外周を囲む環状部材を、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とに対して外周側から押圧する締め付け部材とを含み、上記環状部材は、第1の部分と、第1の部分以外の第2の部分とを有し、第1の部分と第2の部分とは締め付け部材により接続固定されてもよい。上記第1の部分には、電柱に固定可能な固定部が形成されてもよい。
本発明のケーブル保護管の設置方法は、地中から地上に引き出され電柱に付設されるケーブルを保護するケーブル保護管の設置方法であって、軸方向に2分割され、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とからなる筒状体のうち、第2の筒状体部分をケーブルに沿って配置する工程と、第2の筒状体部分に対して、ケーブルを覆うように、第1の筒状体部分を配置する工程と、第1の筒状体部分に設けられ、第2の筒状体部分の端部を挟み込むように構成されたガイド部によって、第2の筒状体部分の端部を挟み込むことで、第2の筒状体部分に対して第1の筒状体部分の位置決めをする工程と、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とを固定部材により固定する工程と、筒状体を電柱に固定する工程とを備える。
ここで、「ケーブル保護管の設置方法」とは、ケーブル保護管を新規に敷設する場合のケーブル保護管の設置方法と、既設のケーブル保護管を交換する場合のケーブル保護管の設置方法と、いずれの場合も含む。
上記第2の筒状体部分を前記ケーブルに沿って配置する工程において、第2の筒状体部分と電柱とを固定する工程を含んでもよい。
本発明の冶具は、地中から地上に引き出され電柱に付設されるケーブルを保護するケーブル保護管の設置に当たり、ケーブル保護管を上に載せて位置決めをする冶具であって、円環形状を有し、円環形状の周方向において複数部分に分割可能であって、円環形状の中心軸に対して垂直な面における中心軸を中心とした円を含む表面部分が形成されている。
上記表面部分は、中心軸に対して垂直な面でもよい。上記表面部分は、円環形状の中心軸に対して傾斜する傾斜面を有してもよい。
本発明に係るケーブル保護管は、非分割管体を有することなく、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とからなる筒状体と、第1の筒状体部分に設けられ、第2の筒状体部分の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部とを備えるため、設置が容易にできる。
本発明に係るケーブル保護管の設置方法は、軸方向に2分割され、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とからなる筒状体のうち、第1の筒状体部分に設けられ、第2の筒状体部分の端部を挟み込むように構成されたガイド部によって、第2の筒状体部分の端部を挟み込むことで、第2の筒状体部分に対して第1の筒状体部分の位置決めをする工程を備えるため、ケーブル保護管の設置が容易に実施できる。
本発明に係る冶具は、円環形状を有し、円環形状の中心軸に対して垂直で前記中心軸を中心とした円を含む面が形成されているため、ケーブル保護管の設置方法において、ケーブル保護管の設置を容易にすることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
はじめに、図1および図2を参照して、本実施の形態に係るケーブル保護管100を説明する。本実施の形態に係るケーブル保護管100は、地中から地上に引き出されて電柱に付設されるケーブル20を保護するものである。ここで、ケーブル20とは、地中に敷設された任意のケーブルを指し、例えば、通信用ケーブルや送電用ケーブル等である。該ケーブルを覆うように、本実施の形態のケーブル保護管100は構成される。具体的には、ケーブル保護管100は、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とからなる筒状体10と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との接続部において、第1の筒状体部分1の端部に設けられ、第2の筒状体部分2の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部3と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを固定する固定部材5とを備える。
はじめに、図1および図2を参照して、本実施の形態に係るケーブル保護管100を説明する。本実施の形態に係るケーブル保護管100は、地中から地上に引き出されて電柱に付設されるケーブル20を保護するものである。ここで、ケーブル20とは、地中に敷設された任意のケーブルを指し、例えば、通信用ケーブルや送電用ケーブル等である。該ケーブルを覆うように、本実施の形態のケーブル保護管100は構成される。具体的には、ケーブル保護管100は、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とからなる筒状体10と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との接続部において、第1の筒状体部分1の端部に設けられ、第2の筒状体部分2の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部3と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを固定する固定部材5とを備える。
筒状体10は、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とからなる。軸方向とは、ケーブル20が付設されている方向であり、地中から地上に引き上げられる場所においては、例えば、地表面に対して略垂直方向である。筒状体10が軸方向に2分割可能であるため、車両事故等によりケーブル保護管100が損傷し、かつケーブル20には損傷が無い場合に、ケーブル20はそのままに、ケーブル保護管100のみを交換することができる。さらに、ケーブル保護管100の軸方向全体に亘って分割可能に構成することにより、ケーブル保護管100が受ける様々な損傷に対しても、ケーブル保護管100の交換・設置を容易にすることができる。具体的には、例えば、大型車両等により、軸方向に広範囲に損傷を受けた場合にも、分割できない筒状体部分が存在しないため、容易に交換することができる。
筒状体10の材料としては、耐熱性、耐衝撃性、耐蝕性等を有し、絶縁性である任意の材料を選択できる。また、筒状体10は、任意の寸法で形成することができるが、好ましくは、軸方向の長さは2.75m以上、直径は0.08m以上である。このとき、第1の筒状体部分1および第2の筒状体部分2の重量は、それぞれ15kg程度とすることができる。
第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とは、互いに接続することにより筒状体10を形成するよう設けられる。このとき、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との接続部における、第1の筒状体部分1の両端部には、それぞれ第2の筒状体部分2の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部3が形成されている。ガイド部3は、第2の筒状体部分の端部を挟み込むことができる任意の構造を採ることができる。これにより、ケーブル保護管100を設置する際に、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とについて、軸方向に垂直な方向(以下、径方向という)への位置ずれを防止できる。さらに、接続部における第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との接続強度を増すことができる。
ガイド部3は、例えば、外周側には軸方向での全体に亘って覆うように設けられたガイド板3aを有し、内周側には第2の筒状体部分2の端部の少なくとも一部と対向するように設けられたガイド体3bを有してもよい。これにより、第1の筒状体部分1の内周側端部にガイド体3bが設けられた箇所においては、ガイド板3aとガイド体3bとが第2の筒状体部分2の端部を挟み込むため、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との径方向への位置ずれを防止できる。さらに、ガイド板3aによって、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分との接続部が軸方向の全体に亘って覆われるため、接続部を外周側から目隠しすることができる。
ガイド部3を構成するガイド板3aおよびガイド体3bは、任意の材料により、任意の方法で作製することができる。例えば、筒状体10と同じ材料で形成したガイド板3aとガイド体3bとを、それぞれ第1の筒状体部分1の端部に溶接して形成してもよい。また、ガイド板3aとガイド体3bとを一体のガイド部3として形成し、これを第1の筒状体部分1の端部に溶接してもよい。いずれにおいても、既存の鋼管を用いて第1の筒状体部分1および第2の筒状体部分を容易に作製することもできるため、この場合には、本実施の形態に係るケーブル保護管100を低コストで準備できる。
なお、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とは、互いに接続することにより、ケーブル20を中心軸とした筒状体10を形成できる限りにおいて、筒状体10を軸方向に2等分割したものでなくともよい。一方の筒状体部分を他方の筒状体部分に対して、その中心角を小さく形成してもよい。
第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とは、接続した状態で、固定部材5によって固定される。これにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との軸方向の位置ずれを防止できる。固定部材5は、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを接続した状態で固定可能とする任意の構成を採ることができるが、接続部において固定するよう構成してもよい。例えば、ガイド部3により第2の筒状体部分2の端部を挟み込んだ状態で、ガイド部3と第2の筒状体部分2の端部とを固定するように、固定部材5を構成することができる。ガイド部3がガイド板3aとガイド体3bとで構成される場合には、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを接続したときに、ガイド板3aと第2の筒状体部分2の端部とガイド体3bとが重なる位置に、接続した状態において一つの開口部となるよう、それぞれの部材に穴および開口部を設けておき、該穴および開口部に固定部材5を通すことで、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを固定してもよい。これにより、第2の筒状体部分2をガイド部3で挟み込んだ構造において固定できるため、筒状体10の接続強度を増すことができる。
ケーブル保護管100は、固定部材5によって固定された筒状体10を電柱に固定するための、固定手段8を備えてもよい。固定手段8は、電柱に固定可能な任意の構造を採用でき、例えば、図2を参照して、筒状体10と電柱の外周囲を囲うように設けられてもよい。なお、図1の例では、ケーブル保護管100は1つの固定手段8により電柱に固定されているが、複数の固定手段8により固定されてもよい。固定手段8の材料としては、耐衝撃性や耐蝕性、耐熱性等を有した任意の材料を採用可能である。
以上のように、本実施の形態に係るケーブル保護管100は、ケーブル保護管100全体に亘って分割可能に構成することにより、ケーブル保護管100が受ける様々な損傷に対応できる。また、第2の筒状体部分2の端部を挟み込むように第1の筒状体部分1の端部にガイド部3を設けることにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分との位置決めを容易に行うことができる。さらに、ガイド部3の外周側には、第2の筒状体部分の端部を軸方向での全体に亘って覆うように設けられたガイド板3aを、内周側には第2の筒状体部分の端部の少なくとも一部と対向するように設けられたガイド体3bを備えることにより、第2の筒状体部分2の端部が第1の筒状体部分1のガイド部3に挟み込まれるように、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを接続したときに、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分との接続部を外周側から目隠しすることができる。
次に、図1および図3を参照して、本実施の形態におけるケーブル保護管100の設置方法について説明する。本実施の形態に係るケーブル保護管100の設置方法は、軸方向に2分割され、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とからなる筒状体10のうち、第2の筒状体部分2をケーブル20に沿って配置する工程(S01)と、第2の筒状体部分2に対して、ケーブル20を覆うように、第1の筒状体部分1を配置する工程(S02)と、第1の筒状体部分1の端部に設けられ、第2の筒状体部分2の端部を挟み込むように構成されたガイド部3によって、第2の筒状体部分2の端部を挟み込むことで、第2の筒状体部分2に対して第1の筒状体部分1の位置決めをする工程(S03)と、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを固定部材5により固定する工程(S04)とを備える。
これにより、ケーブル保護管を新たに敷設する場合には、従来のケーブル保護管の設置方法において必要であった、ケーブル20と電柱との結線を一時的に断ち、未分割保護管にケーブル20を通した後再度ケーブル20と電柱とを結線する工程を省略でき、ケーブル20と電柱との結線を解かずにケーブル保護管100を設置することができる。
また、ケーブル保護管100を交換する場合には、従来のケーブル保護管の設置方法において必要であった、ケーブル20と電柱との結線を一時的に断ち、未分割保護管にケーブル20を通した後再度ケーブル20と電柱とを結線する工程と、既設のケーブル保護管を切断・撤去する工程とを省略できる。つまり、本実施の形態のケーブル保護管の設置方法によれば、ケーブル保護管100を新たに敷設する場合にも、既設の保護管と交換する場合にも、従来の設置方法と比較してケーブル保護管100を容易に設置することができ、設置工数を低減することができる。
まず、工程(S01)において、第2の筒状体部分2をケーブル20に沿って配置する。このとき、ケーブル20が付設される電柱等を位置決めに用いてもよい。また、一般に、ケーブル20を保護する保護管は、地中から地上数十cmの高さまでを保護する下部保護管上に、そこから地上数mの高さまでを保護する上部保護管(上記ケーブル保護管に相当する)を別体として重ねる2重構成が採られており、下部保護管の径は上部保護管の径よりも大きい。下部保護管は、車両事故等による損傷を受けにくく交換頻度も低いが、上部保護管は損傷を受けやすく、交換頻度が高い。上部保護管を交換する際には、下部保護管に上部保護管を被せるように設置される。本発明のケーブル保護管100においても、図1を参照して、下部保護管11の上に配置し易いように、第2の筒状体部分2の下部は拡径されていてもよい。この場合、第2の筒状体部分2の設置の際、下部保護管を位置決めに用いることができる。
工程(S02)では、工程(S01)において配置された第2の筒状体部分2に対して、ケーブル20を覆うように第1の筒状体部分1を配置する。このとき、工程(S01)と同様に、電柱あるいは下部保護管11等を位置決めに用いてもよい。つまり、図1を参照して、第2の筒状体部分2の拡径部13と同様に、第1の筒状体部分1の下部も拡径され、拡径部12が形成されていてもよい。第1の筒状体部分1および第2の筒状体部分2の下部を同じように拡径することにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを下部保護管11上を用いて位置決めすることができ、第1の筒状体部分1の拡径部12と第2の筒状体部分2の拡径部13とから筒状体10の端部に拡径部14を形成できる。これにより、筒状体10と下部保護管11とを容易に連結することができる。
次に、工程(S03)において、工程(S01)と工程(S02)とでケーブル20を覆うように配置された第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを相対的に位置決めする。位置決めは、軸方向と径方向の2方向において行えばよい。径方向については、第1の筒状体部材の端部に設けられたガイド部3により、第2の筒状体部材の端部を挟み込むようにすることにより、位置決めすることができる。一方、軸方向については、例えば、ガイド部3と第2の筒状体部分2とに設けられた、固定部材5を通すための穴および開口部を用いて、穴および開口部が重なるように位置決めすることができる。また、予め第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とに位置決め用の目印を設けておき、これにより相対的な位置決めを行ってもよい。
次に、工程(S04)として、工程(S03)において相対的に位置決めした第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを固定部材5により固定して筒状体10からなるケーブル保護管100を形成する。
次に、工程(S05)において、ケーブル保護管100を電柱に固定する。ケーブル保護管100を電柱に固定するに際は、任意の固定手段8を採用でき、既設のケーブル保護管100と同様に固定してもよい。第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との固定部材5として、ボルトとナットを用いる場合には、電柱とケーブル保護管100とを固定する固定手段8は、例えば電柱およびケーブル保護管100の外周囲を同時に締め付けることができるバンド等とすればよい。
なお、工程(S01)において、ガイド部3が形成された第1の筒状体部分1をケーブル20に沿って配置してもよい。この場合には、工程(S02)において、第2の筒状体部分2を、第2の筒状体部分2の端部がガイド部3に挟み込まれるように配置すればよい。この場合にも、上述のケーブル保護管100の設置方法と同様に、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを位置決めすることができる。
なお、図8を参照して、工程(S01)および工程(S02)において、第2の筒状体部分2と第1の筒状体部分1とを配置する際に、これらを相対的に位置決めする冶具9を用いてもよい。冶具9は、図9を参照して、円環形状を有し、円環形状の周方向に複数部分に分割可能とすることにより、ケーブル20が付設された状態でケーブル20の周囲に配置することができる。このとき、冶具9の表面は、円環形状の中心軸に対して垂直な面において、中心軸を中心とした円を含むように形成される。これにより、ケーブル20が中心となるよう冶具9を配置して、冶具9の表面に形成された上記円上に、工程(S01)において第2の筒状体部分2を、工程(S02)において第1の筒状体部分1を配置することによって、工程(S03)において、軸方向におけるこれらの相対的な位置決めを容易に行うことができる。さらに、各筒状体部分の質量を冶具9に預けることができるため、作業者の負担を軽減することもできる。このとき、工程(S04)後には、冶具9を取り外してもよい。また、下部保護管上にケーブル保護管100を設置する場合に、下部保護管の上表面において、損傷や劣化等により、軸方向に対して垂直な面におけるケーブル20を中心とした円を含む表面部分が形成されていない場合にも、冶具9によって該垂直な面を形成することができる。この場合には、ケーブル保護管100の設置後に冶具9を取り外さなくてもよい。これにより、ケーブル20が延びる方向に対して平行にケーブル保護管100を設置することができる。
また、冶具9の表面部分が、円環形状の中心軸に対して垂直な面であってもよい。これにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との軸方向における相対的な位置決めをより容易に行うことができる。
また、図10を参照して、冶具9の表面部分が、円環形状の中心軸に対して傾斜する傾斜面を有してもよい。傾斜面の中心軸に対する傾斜角は、円環形状の周方向において等しくすることにより、径方向に対しても第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを相対的に位置決めすることができる。つまり、ケーブル20を中心として、より適切にケーブル保護管100を設置することができる。
以上のように、本実施の形態に係るケーブル保護管100の設置方法によれば、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを容易に位置決めすることができるため、ケーブル保護管100の設置を容易に行うことができる。
上記では、本実施の形態に係るケーブル保護管100およびその設置方法を説明したが、既設の従来ケーブル保護管から本実施の形態のケーブル保護管に交換する際には、まず従来のケーブル保護管を撤去する必要がある。既設の従来ケーブル保護管は、分割した複数の筒状体部分からなる構成ではなく一体の鋼管からなっているため、該従来ケーブル保護管を撤去するには、これを切断し、解体しなければならない。このとき、任意の撤去方法を採用できるが、例えば、ハイニブラ等を用いて、切断時に生じる破片を下部保護管内部に落とさないように工夫しながら、軸方向に切断してもよい。切断片を下部保護管内部に落とさないためには、例えば、下部保護管の上平面にケーブル20を囲むようにウエスを巻き付けてもよい。これにより、ケーブル20に損傷を与えず、既設ケーブル保護管を短時間に、かつ安全に撤去できる。つまり、本実施の形態に係るケーブル保護管100の設置方法は、既設ケーブル保護管からの交換作業時においても、適切な撤去方法と組み合わせることで、ケーブル保護管の交換に伴うコストを低減することができる。
(実施の形態2)
以下、図4〜図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本発明の実施の形態2に係るケーブル保護管200は、基本的には、実施の形態1に係るケーブル保護管200と同様の構造を備えるが、第2の筒状体部分2の端部において、ガイド体3bと嵌合可能なガイド体嵌合部4を含む点で異なる。
以下、図4〜図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本発明の実施の形態2に係るケーブル保護管200は、基本的には、実施の形態1に係るケーブル保護管200と同様の構造を備えるが、第2の筒状体部分2の端部において、ガイド体3bと嵌合可能なガイド体嵌合部4を含む点で異なる。
ガイド体3bとガイド体嵌合部4とは、嵌合可能な任意の構成を採ることができる。例えば、図5および図6を参照して、軸方向の下向きに屈曲するL字形状のガイド体3bと、これと嵌合するように形成された、軸方向の上向きに開口するポケット状のガイド体嵌合部4としてもよい。これにより、ケーブル保護管200の設置の際、軸方向および径方向の位置ずれを同時に防止することができる。
固定部材5は、任意の構造を採用できる。第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とが、ガイド体3bとガイド体嵌合部4とによって位置決めされているため、本実施の形態に係るケーブル保護管200において、固定部材5は、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを位置決めする役割を担わなくともよい。よって、固定部材5は位置決めした状態を保持可能な任意の構造とすることができ、例えば、図4および図5を参照して、筒状体10の外周を囲む環状部材6と、環状部材6を外周側から押圧する締め付け部材7とを含んでもよい。このとき、環状部材6は、第1の部分6aと第2の部分6bとに分割可能となるよう構成される。さらにこのとき、第1の部分6aと第2の部分6bとは、予め、それぞれ第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とに、任意の方法で取り付けられていてもよい。例えば溶接して取り付けてもよい。この場合、第1の部分6aと第2の部分6bとを締め付け部材7によって接続固定することにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを接続固定することができる。締め付け部材7は、例えば、ボルトとナットにより構成してもよい。
また、環状部材6は、図7を参照して、固定手段8に吊り掛け可能な、つめを有してもよい。該つめは、任意の方法で設けることができ、例えば、つめ状部材を第2の部分6bに溶接することによって設けてもよい。好ましくは、つめは、固定手段8に対して固定可能な固定部を有する。これにより、固定手段8に対して第2の部分6bを固定することができるため、電柱に対して環状部材6を固定することができる。なお、図7の例では、つめは環状部材6の第2の部分6bに設けられているが、環状部材6の第1の部分6aに設けられてもよい。
電柱に対して筒状体10を固定する固定手段8は、任意の構造を採用可能である。固定部材5が、上述のように、分割可能な環状部材6によって筒状体10の外周囲を締め付ける構造の場合には、固定部材5の一部である環状部材6と接続可能な構造であってもよく、固定手段8と固定部材5と各筒状体部分とを任意の方法で接続可能なように構成することができる。
例えば、図5を参照して、固定手段8は、環状部材6における第2の部分6bと、溶接により接続されてもよい。このとき、上述のように、環状部材6は、締め付け部材7により外周側から押圧されることにより、各筒状体部分の外周と接続することができる。
本実施の形態のケーブル保護管200の設置方法は、基本的には、実施の形態1に係るケーブル保護管200の設置方法と同様であるが、工程(S03)において、第2の筒状体部分2の端部に設けられたガイド体嵌合部4と、第1の筒状体部分1のガイド体3bとを嵌合するように、第2の筒状体部分2に対して第1の筒状体部分1を配置することにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との位置決めを行うことができる。このとき、ガイド体3bとガイド体嵌合部4とを、これらを嵌合させたときに第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との軸方向に位置決め可能なように設けることで、径方向の位置決めと同時に、軸方向の位置決めを行うことができる。
また、上述のように、環状部材6の第2の部分6bと固定手段8とを接続するように構成した場合には、固定手段8を用いて第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との位置決め行ってもよい。以下、図7を参照して、本実施の形態に係るケーブル保護管の設置方法の変形例について説明する。なお、図7は、本実施の形態に係るケーブル保護管の設置方法の変形例を説明する図であるが、左に工程(S01)の概略図を示し、矢印を介して中央に工程(S02)の概略図を示し、矢印を介して右に工程(S04)の概略図を示している。
まず予め、固定手段8と第2の部分6bと、または第2の部分6bと第2の筒状体部分2と、または固定手段8と第2の部分6bと第2の筒状体部分2とを、接続させることができる。このとき、それぞれを接続させる位置は、第1の部分6aと第2の部分6bとを接続したときの環状部材6と、固定手段8とを連結させたときに、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とが、所定の位置に筒状体10を形成できるように決められる。例えば、図7を参照して、第2の部分6bと第2の筒状体部分2とを予め接続させておき、固定手段8を電柱の所定の位置に取り付けておいてもよい。このとき、環状部材6を分割した第1の部分6aも、第1の筒状体部分1において所定の位置に取り付けておけばよい。
なお、固定手段8と第2の部分6bと第2の筒状体部分2とは、任意の方法で接続可能なように構成することができる。例えば、環状部材6の第2の部分6bは、第2の筒状体部分2の外周囲に固着可能に、かつ、固定手段8に吊り掛け可能に構成されてもよい。図7を参照して、第2の部分6bはつめを有し、該つめにより固定手段8に吊り掛け可能としてもよい。この場合には、第2の部分6bと固定手段8とは、さらに任意の方法で固定可能として構成されるのが好ましい。例えば、第2の部分6bと固定手段8とをボルトとナットにより固定することにより、第2の筒状体部分2を電柱に対して固定可能とすることができる。
工程(S01)において、電柱の所定の位置に、固定手段8を取り付け、該固定手段8に、第2の筒状体部分2に取り付けた第2の部分6bを接続し、固定する。これにより、第2の筒状体部分2を所定の位置に配置することができる。さらに、電柱に対して第2の筒状体部分2を所定の位置に固定できたので、以降の工程において、作業者が第2の筒状体部分2を保持する必要がなく、作業効率を上げることができる。図7の例では、第2の部分6bを固定手段8の所定の場所に吊り掛ける。これにより、第2の筒状体部分2をほぼ所定の位置に配置することができる。このとき、さらにボルトとナットとにより固定手段8と第2の部分6bとの固定を行ってもよいが、例えば、後の工程(S04)において第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との相対的な位置決めが完了した後に行ってもよい。
続いて、工程(S02)において、第2の部分6bに対し、第1の筒状体部分1に取り付けた第1の部分6aを近接するよう配置する。
次に、工程(S03)において、ガイド体3bとガイド体嵌合部4とを嵌合させて接続する。これにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との相対的な位置決めを行うことができる。さらに、ガイド体3bとガイド体嵌合部4とを嵌合させたため、以降の工程において作業者が第1の筒状体部分1を保持する必要がなく、作業効率を上げることができる。
工程(S04)において、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分とを接続して筒状体10を形成する。このとき、第1の部分6aは、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2とを接続して筒状体10としたときに、第2の部分6bとで環状部材6を形成可能なように、第1の筒状体部分1の外周側に取り付けられているため、筒状体10は、第1の部分6aと第2の部分6bとを接続して固定することによって、形成することができる。同時に、該筒状体10は、環状部材6によって固定手段8と接続されることになる。このため、電柱に対してケーブル保護管200を固定する工程(S05)を省略することができる。これにより、ケーブル保護管200の設置方法において、作業効率を向上することができる。
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、ケーブル保護管200を設置する際に、冶具9を用いてもよい。しかし、上述のように、環状部材6の第2の部分6bと連結した固定手段8を備えたケーブル保護管200の場合には、冶具9を用いなくてもケーブル保護管200を位置決めすることができる。
以上のように、本実施の形態に係るケーブル保護管200は、ガイド体3bを嵌合可能なガイド体嵌合部4を備えることにより、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との相対的な位置ずれを、軸方向および径方向に同時に防止できる。さらに、固定部材5は、第1の筒状体部分1と第2の筒状体部分2との位置ずれを防止する役割を担う必要がないため、ケーブル保護管200と電柱とを固定する固定手段8と一体として構成することもできる。これにより、ケーブル保護管200の設置方法をより簡易にすることができる。
また、本実施の形態に係るケーブル保護管200の設置方法は、上述のように、環状部材6と、これに連結した固定手段8とを備えるケーブル保護管200を用いた場合には、ケーブル保護管200の位置決めをより容易に行うことができ、設置作業をより効率化することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の特許請求の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のケーブル保護管は、地中から地上に引き出されて電柱に付設されるケーブルの保護管に、特に有利に適用される。
1 第1の筒状体部分、2 第2の筒状体部分、3 ガイド部、3a ガイド板、3b ガイド体、4 ガイド体嵌合部、5 固定部材、6 環状部材、6a 第1の部分、6b 第2の部分、7 締め付け部材、8 固定手段、9 冶具、10 筒状体、11 下部保護管、12,13,14 拡径部、20 ケーブル、100,200 ケーブル保護管。
Claims (7)
- 地中から地上に引き出されて電柱に付設されるケーブルを保護するケーブル保護管であって、
前記ケーブルを覆うように構成され、軸方向に2分割された、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とからなる筒状体と、
前記第1の筒状体部分と前記第2の筒状体部分との接続部において、前記第1の筒状体部分に設けられ、前記第2の筒状体部分の端部を内周側と外周側とで挟み込むように構成されたガイド部と、
前記第1の筒状体部分と前記第2の筒状体部分とを固定する固定部材とを備える、ケーブル保護管。 - 前記ガイド部は、前記外周側においては前記第2の筒状体部分の端部を前記軸方向での全体に亘って覆うように設けられたガイド板と、前記内周側においては前記第2の筒状体部分の端部の少なくとも一部と対向するように設けられたガイド体とを含む、請求項1に記載のケーブル保護管。
- 前記第2の筒状体部分の端部は、内周側に、前記ガイド体と嵌合可能なガイド体嵌合部を含む、請求項2に記載のケーブル保護管。
- 前記固定部材は、前記筒状体の外周を囲む環状部材と、
前記環状部材を、前記第1の筒状体部分と前記第2の筒状体部分とに対して外周側から押圧する締め付け部材とを含み、
前記環状部材は、第1の部分と、前記第1の部分以外の第2の部分とを有し、
前記第1の部分と前記第2の部分とは、前記締め付け部材により接続固定され、
前記第1の部分には前記電柱に固定可能な固定部が形成される、
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のケーブル保護管。 - 地中から地上に引き出され電柱に付設されるケーブルを保護するケーブル保護管の設置方法であって、
軸方向に2分割され、第1の筒状体部分と第2の筒状体部分とからなる筒状体のうち、前記第2の筒状体部分を前記ケーブルに沿って配置する工程と、
前記第2の筒状体部分に対して、ケーブルを覆うように、前記第1の筒状体部分を配置する工程と、
前記第1の筒状体部分に設けられ、前記第2の筒状体部分の端部を挟み込むように構成されたガイド部によって、前記第2の筒状体部分の端部を挟み込むことで、前記第2の筒状体部分に対して前記第1の筒状体部分の位置決めをする工程と、
前記第1の筒状体部分と前記第2の筒状体部分とを固定部材により固定する工程とを備える、ケーブル保護管の設置方法。 - 前記第2の筒状体部分を前記ケーブルに沿って配置する工程において、
前記第2の筒状体部分と前記電柱とを固定する工程を含む、請求項5に記載のケーブル保護管の設置方法。 - 請求項5または請求項6に記載のケーブル保護管の設置方法において、地中から地上に引き出され電柱に付設されるケーブルを保護するケーブル保護管の設置に当たり、前記ケーブル保護管を上に載せて位置決めをする冶具であって、
円環形状を有し、
前記円環形状の周方向において複数部分に分割可能であって、
前記円環形状の中心軸に対して垂直な面における前記中心軸を中心とした円を含む表面部分が形成されており、
前記表面部分は、前記円環形状の前記中心軸に対して傾斜する傾斜面を有する、冶具。
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JP2012155683A JP2014018033A (ja) | 2012-07-11 | 2012-07-11 | ケーブル保護管およびケーブル保護管の設置方法、並びにケーブル保護管の設置に用いる冶具 |
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