JP2014016463A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラムギア及びモータギアの偏摩耗による回転ムラの増大を回避すると共に、回転ムラを補正制御する。
【解決手段】感光ドラム1を固定するドラム軸29と、ドラム軸に固定されたドラムギア22と、感光ドラムを回転駆動するドラムモータ26と、ドラムギアと噛み合わされドラムモータの出力軸に固定されたモータギア24と、ドラムギアの位相を検知するドラムギアセンサ27と、モータギアの位相を検知するモータギアセンサ28と、ドラムギアとモータギアの位相差と感光ドラムの回転ムラのデータとを対応付けて記憶するメモリ30と、ドラムモータの回転を制御する制御回路32を備え、ドラムギアとモータギアの互いの歯数の比は整数倍ではなく、制御回路は、ドラムギアとモータギアの検知された位相差に対応する感光ドラムの回転ムラのデータに基づいてドラムモータの回転を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、像担持体上に形成された画像を記録材に転写する画像形成装置に関する。
画像形成装置の中には、各画像形成ユニットで形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー像を中間転写ベルト上に重畳して転写した後、中間転写ベルト上のトナー像を記録材に転写してカラー画像を得る画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、中間転写ベルトの移動方向に沿って、4つの画像形成ユニットが順次配置されている。各画像形成ユニットには、潜像を担持する感光ドラム、感光ドラム上の潜像をトナーで現像する現像装置、感光ドラム上のトナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写ローラ等が配置されている。そして、各画像形成ユニットの感光ドラム上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト上に重畳して転写され、その後、中間転写ベルト上のトナー像は記録材に転写される。
カラー画像形成装置においては、異なる画像形成ユニットで形成された画像の印刷時の色ずれをなくすレジストレーションという課題がある。即ち、中間転写ベルトから記録材に転写される4色のトナー像の画像形成位置のずれは、色ずれ又は色相の変化として現れる。この「ずれ」を防ぐには、例えば、各画像形成ユニットの感光ドラムの回転速度を合わせる対策や、中間転写ベルトの移動速度を一定に保つ等の対策が必要である。そのため、従来、感光ドラムや中間転写ベルトを駆動するローラの駆動用モータにエンコーダを直結させ、PLL制御によりモータの回転速度を一定に保つように制御することにより、上述の対策を実現しようとしている。ところが、駆動用モータの駆動を伝達する減速歯車列の偏心成分、あるいは歯車列の歯の噛み合い誤差等により、感光ドラム等の駆動用モータにより駆動される部材に速度変動が生じてしまう。この速度変動は、感光ドラムが回転する速度変動となり、露光装置による感光ドラム上への潜像形成時に、潜像の書込み位置の位置ずれを生じさせる。この位置ずれは、4つの画像形成ユニットの感光ドラムの駆動用モータによって様相を異にし、4つの感光ドラムの回転速度を全て一定速度に合わせるのは、前述の対策では実現させることが難しい。また、1つの画像形成ユニットを用いる単色の画像形成装置においても、感光ドラムを駆動する歯車列の偏心や噛み合い誤差による同様の位置ずれによって、潜像が伸縮する課題がある。
例えば、特許文献1では、感光ドラムを整数比の歯数の減速歯車列を介して駆動するステッピングモータの回転を、回転変動を補正するパルス列パターンに基づいて制御する構成が提案されている。特許文献1では、感光ドラムの1回転を周期として発生する歯車の偏心や噛み合い誤差による回転変動を打ち消すためのモータ駆動パルスを発生させる制御パターンを予めメモリに記憶させておく。そして、制御装置は、モータ駆動パルスの発生パターンに基づいて、モータの回転を制御するパルスを発生させることにより感光ドラムを回転させ、その結果、感光ドラムの回転変動が抑えられ画像ずれを防ぐことができる。
特開昭63−75759号公報
ところが、特許文献1に示す画像形成装置では、モータが駆動する出力軸のモータギアと感光ドラムを駆動する軸のドラムギアの歯数が整数倍なので、歯数が多い方のギアの任意の歯は、常に歯数が少ない方のギアの特定の歯と噛み合うことになる。その結果、同じ歯の噛み合わせが繰り返されることにより、ギアの特定の歯の偏摩耗が発生し、回転ムラを増幅してしまうという課題が生じる。更に、この課題は、互いのギアの歯数を素にする(互いの歯数を最大公約数が1となる歯数にする)ことにより解決できるが、感光ドラムが1回転する毎にモータの回転ムラの位相が移動してしまう。そのため、各画像形成ユニットのモータの回転ムラの位相の同期をとることができないという課題がある。
本発明はこのような状況のもとでなされたもので、ドラムギア及びモータギアの偏摩耗による回転ムラの増大を回避すると共に、回転ムラを補正制御することを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明では次のとおりに構成する。
(1)感光ドラムを回転可能に固定するドラム軸と、前記ドラム軸上に固定されたドラムギアと、前記感光ドラムの回転駆動を行うモータと、前記ドラムギアと噛み合わされ、前記モータの出力軸上に固定されたモータギアと、前記ドラムギアの位相を検知する第1の検知手段と、前記モータギアの位相を検知する第2の検知手段と、前記ドラムギアと前記モータギアの位相差と前記感光ドラムの回転ムラのデータとを対応付けて記憶する記憶手段と、前記モータの回転を制御する制御手段と、を備え、前記ドラムギアと前記モータギアは、互いの歯数の整数倍ではない歯数の歯を有し、前記制御手段は、前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段により検知された位相差に対応する前記記憶手段に記憶された前記感光ドラムの回転ムラのデータに基づいて、前記モータの回転を制御することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、ドラムギア及びモータギアの偏摩耗による回転ムラの増大を回避すると共に、回転ムラを補正制御することができる。
実施例1〜3の画像形成装置の画像形成部の概略構成を示す図 実施例1の感光ドラム駆動装置の構成図 実施例1〜3のフォトインタラプタの断面図、及び感光ドラム駆動装置の制御ブロック図 実施例1〜3のモータ回転速度補正テーブルを作成する制御シーケンスを示すフローチャート、及びモータ回転速度の補正制御を行う制御シーケンスを示すフローチャート 実施例1の感光ドラムの回転ムラの制御を説明するためのタイミングチャート 実施例2の感光ドラム駆動装置の構成図 実施例3のエンコーダを取り付けた感光ドラム駆動装置の構成図、及びエンコーダを取り外した感光ドラム駆動装置の構成図
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[画像形成装置の概要]
図1は、本実施例のカラー画像形成装置の画像形成部を示した図である。図1において、中間転写ベルト9の移動方向上流からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成ユニットが配置されている。なお、画像形成ユニットの並び方は、これに限定されるものではない。また、図1において、符号の添え字Y、M、C、Kは、トナー色を示す。各画像形成部の構成は同一なので、以下の説明では、特に必要のない場合には、符号の添え字Y、M、C、Kを省略する。各画像形成ユニットでは、矢印の方向に回転する像担持体である感光ドラム1は、帯電装置2で一様に帯電された後、露光装置3により潜像が形成される。そして、感光ドラム1上の潜像は、現像装置4により現像され、トナー像が形成される。各画像形成ユニットで形成されたトナー像は、一次転写ローラ10によりイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に、中間転写ベルト9上に重畳して転写される。中間転写ベルト9は、ベルト駆動ローラ11に駆動され、ベルト従動ローラ12、13により懸架されている。
一方、不図示の給紙手段により給紙された記録材Pは、中間転写ベルト9と二次転写ローラ5に挟持搬送されると共に、二次転写ローラ5により中間転写ベルト9上の像が転写される。その後、記録材P上のトナー像は、不図示の定着装置による加熱、加圧によって記録材Pに定着される。一方、中間転写ベルト9上に転写されず、感光ドラム1上の残留したトナーは、クリーニングブレード7により除去される。
[感光ドラム駆動装置の概要]
図2は、本実施例の感光ドラムの駆動装置を示した図である。図2において、画像形成装置の各画像形成ユニットが備える感光ドラム1は、ドラム軸上に回転可能に支持され、ドラム軸29はドラムギア22と連結され、ドラムギア22が回転するとドラム軸29及び感光ドラム1も同一回転する。感光ドラム1を駆動させるドラムモータ26の回転軸上(出力軸上)には、モータギア24が固定され、ドラムモータ26の回転軸が1回転するとモータギア24も1回転する。そして、モータギア24とドラムギア22は直接噛み合わされ、ドラムモータ26の回転を減速して感光ドラム1を支持するドラム軸29に伝達し、感光ドラム1を回転駆動する減速歯車列を構成している。ドラムギア22及びモータギア24のモジュール(ギアのピッチ円の直径(単位:mm)を歯数で除した値)は1である。ドラムギア22の所定の位置には、ドラムギア22の回転を検知するための検知片23が設けられている。同様に、モータギア24の所定の位置にも、モータギア24の回転を検知するための検知片25が設けられている。そして、ドラムギア22の回転位相を検知するドラムギアセンサ27、モータギア24の回転位相を検知するモータギアセンサ28は、それぞれ検知片23、検知片25を検知すると、後述する制御回路32に検知信号を出力する。また、感光ドラム1を支持するドラム軸29には、ドラム軸29の回転速度を測定するエンコーダ31が設けられている。
[フォトインタラプタの概要]
図3(a)は、検知片23、25を検知するために、ドラムギアセンサ27(第1の検知手段)、モータギアセンサ28(第2の検知手段)に使用されるフォトインタラプタの構造を示す断面図である。フォトインタラプタのケース41には、発光素子である赤外LED42と受光素子であるフォトトランジスタ43が内蔵されている。赤外LED42とフォトトランジスタ43の間に、検知片23、25のような遮光体46がない場合に、赤外LEDに電流を流すと発光し、発光された赤外光はスリット44、45を通過してフォトトランジスタ43に到達し、フォトトランジスタ43に電流が流れる。逆に、赤外LED42とフォトトランジスタ43の間に遮光体46がある場合には、赤外LEDに電流を流して発光させても、遮光体46により赤外光が遮られるため、フォトトランジスタ43は赤外光を受光できず、その結果、赤外LEDには電流が流れない。即ち、フォトインタラプタは、フォトトランジスタ43に流れる電流を検知することにより、遮光体46の有無を検知することができる。
ドラムギアセンサ27及びモータギアセンサ28に必要な検知位置精度は、ドラムギア22とモータギア24の歯の噛み合わせを検知できる精度、即ち1歯分であり、例えば、本実施例では±0.5mm程度である。本実施例のフォトインタラプタの検知位置精度は±0.01mm程度なので、十分な検知位置精度を有している。本実施例のドラムギア22の歯数は63、モータギア24の歯数は22であり、ドラムギア22とモータギア24の歯数は互いに素であるが、ギアの歯数は、互いに素の関係となる歯数であればよく、所定の歯数に限定されるものではない。そして、この歯数を持つギア構成の場合、ある時間における検知片23と検知片25の位相差は、互いのギアの歯数の最小公倍数だけ噛み合わせが進んだとき、即ちドラムギア22が22回転、又はモータギア24が63回転したときに同じ位相差になる。
[感光ドラム駆動装置の制御]
図3(b)は、感光ドラムの駆動装置の回転制御に関係する装置をブロック図で表した図である。エンコーダ31は、ドラム軸29の回転速度を測定することにより、感光ドラム1の回転速度を測定し、測定されたデータを制御回路32に出力する。また、前述したように、ドラムギアセンサ27、モータギアセンサ28は、それぞれ検知片23、検知片25を検知すると、検知信号を制御回路32に出力する。制御回路32は、エンコーダ31により測定された感光ドラム1の回転速度、ドラムギアセンサ27、モータギアセンサ28からの検知信号に基づいて、ドラムモータ26の回転速度を制御したり、タイマ機能により時間計測を行ったりする。また、制御回路32に内蔵された記憶手段であるメモリ30は、感光ドラム1の駆動を制御するプログラムやデータを格納したROMと、制御回路32が実行する制御プログラムが一時的に情報を保存するために使用するRAMから構成されている。
[モータ回転速度補正テーブルの作成]
モータ回転速度補正テーブルの作成について、図4(a)を用いて説明する。図4(a)は、ドラムモータ26のモータ回転速度を補正するためのデータを格納したモータ回転速度補正テーブルを作成する制御シーケンスを示したフローチャートである。図4(a)に示す処理は、制御回路32のメモリ30のROMに格納された制御プログラムに基づいて、制御回路32により実行される。なお、モータ回転速度補正テーブルの作成は、画像形成装置の工場出荷時の他に、画像形成装置の電源投入時や画像形成動作を開始する前、部品交換時等に行われる。
まず、ステップ101(以下、S101のように記す)では、制御回路32は、ドラムモータ26に駆動開始を指示する制御信号を送出し、ドラムモータ26は回転を開始する。S102では、制御回路32は、感光ドラム1の回転速度と同じであるドラム軸29の回転速度を測定するために、ドラム軸回転速度の測定を開始するよう、エンコーダ31に制御指示を行う。S103では、制御回路32は、ドラムギアセンサ27においてドラムギア22に設けられた検知片23が検知されたかどうかを判断する。制御回路32は、ドラムギアセンサ27からの検知信号が入力された場合には、検知片23が検知されたと判断してS104に進み、検知信号が入力されない場合には、S103の処理を繰り返す。
S104では、制御回路32は、ドラムギアセンサ27が検知片23を検知してから、モータギアセンサ28がモータギア24に設けられた検知片25を検知するまでの位相差(時間差)を測定するために、タイマをリセットし、スタートさせる。S105では、制御回路32は、モータギアセンサ28においてモータギア24に設けられた検知片25が検知されたかどうかを判断する。制御回路32は、モータギアセンサ28からの検知信号が入力された場合には、検知片25が検知されたと判断してS106に進み、検知信号が入力されない場合には、S105の処理を繰り返す。
S106では、制御回路32は、タイマを停止させて、タイマ値を読み出し、位相差(時間差)データとして、読み出したタイマ値をモータ回転速度補正テーブルに書き込む。S107では、制御回路32は、所定の時間毎に、エンコーダ31からドラム軸29の回転速度データを読み出し、回転ムラがない場合のドラム軸29の回転速度(設計上の回転速度)との差分を算出する。制御回路32は、算出された差分データをドラム軸29の回転ムラである感光ドラム1の回転ムラを補正するデータとして、S106での位相差(時間差)データと対応付けて、時系列にモータ回転速度補正テーブルに書き込む。なお、回転ムラを補正するデータは、設計上の回転速度との差分データであってもよいし、今回の測定データと前回の測定データにおける設計上の回転速度との差分における差分の変化データであってもよい。また、エンコーダ31から読み出した回転速度データをそのままモータ回転速度補正テーブルに保存し、後述するドラムモータ26の回転制御時に、回転ムラを補正するデータを算出方法でもよい。S108では、制御回路32は、ドラムギアセンサ27において検知片23が検知されたかどうかを判断する。制御回路32は、ドラムギアセンサ27からの検知信号が入力された場合には、検知片23が検知されたと判断してS109に進み、検知信号が入力されない場合には、S107の処理を繰り返す。S109では、制御回路32は、ドラムギアセンサ27による検知片23の検知が、S103における1回目の検知から数えて23回目かどうかを判断し、23回目でなければS104の処理に戻り、23回目であればS110に進む。S110では、制御回路32は、モータ回転速度補正テーブルをメモリ30に保存し、モータ回転速度補正テーブルの作成処理を終了する。
[ドラムモータの回転速度の制御]
次に、ドラムモータ26の回転速度の制御について、図4(b)を用いて説明する。図4(b)は、ドラムモータ26のモータ回転速度を制御する制御シーケンスを示したフローチャートである。図4(b)に示す処理は、制御回路32のメモリ30のROMに格納された制御プログラムに基づいて、制御回路32により実行される。
まず、S201では、制御回路32は、ドラムモータ26に駆動開始を指示する制御信号を送出し、ドラムモータ26は回転を開始する。S202では、制御回路32は、ドラムギアセンサ27において検知片23が検知されたかどうかを判断する。制御回路32は、ドラムギアセンサ27からの検知信号が入力された場合には、検知片23が検知されたと判断してS203に進み、検知信号が入力されない場合には、S202の処理を繰り返す。S203では、制御回路32は、ドラムギアセンサ27が検知片23を検知してから、モータギアセンサ28が検知片25を検知するまでの位相差(時間差)を測定するために、タイマをリセットし、スタートさせる。S204では、制御回路32は、モータギアセンサ28において検知片25が検知されたかどうかを判断する。制御回路32は、モータギアセンサ28からの検知信号が入力された場合には、検知片25が検知されたと判断してS205に進み、検知信号が入力されない場合には、S204の処理を繰り返す。
S205では、制御回路32は、タイマを停止させてタイマ値を読み出し、読み出したタイマ値と同じ値の位相差(時間差)データの補正データを見つけるために、メモリ30に保存されたモータ回転速度補正テーブルを検索する。S206では、制御回路32は、読み出したタイマ値と同じ値の位相差(時間差)データに対応付けて保存されたモータ回転速度補正テーブルの補正データに基づいて、ドラムモータ26の回転速度制御を行う。なお、読み出したタイマ値と同じ値の位相差(時間差)データに対応付けて保存されたモータ回転速度補正テーブルの補正データは、ドラムギア22の1回転分の補正データしか保存されていない。そのため、制御回路32は、モータ回転速度補正テーブルにおいて後続する位相差(時間差)データに対応付けられた補正データに基づいて、ドラムモータ26の回転速度制御を継続して行う。また、モータ回転速度補正テーブルには、ドラムギア22の22回転分の補正データしか保存されていない。そのため、制御回路32は、モータ回転速度補正テーブルの最後のデータを読み出すと、最初に戻って、補正データを読み出すように、補正データの読み出し処理を行う。
[感光ドラムの回転ムラの制御]
次に、感光ドラム1の回転ムラの制御について、タイミングチャートを用いて詳細に説明する。図5は、ドラムギアセンサ27の検知信号、モータギアセンサ28の検知信号、感光ドラム1の回転ムラ、モータ回転速度補正テーブルの内容を模式的に示したタイミングチャートであり、図5の横軸は時間軸を示している。図5において、「ドラムギアセンサ検知信号」は、ドラムギアセンサ27において検知片23が検知されたときに出力される検知信号を示したタイミングチャートであり、1〜22の数字で示したパルスは検知信号を示し、数字は出力される検知信号の順番を示す。同様に、「モータギアセンサ検知信号」は、モータギアセンサ28において検知片25が検知されたときに出力される検知信号を示したタイミングチャートである。モータギア24の歯数(22歯)はドラムギア22の歯数(66歯)に比べて約3分の1程度である。その結果、図5より、ドラムギア22が1回転する間(ドラムギアセンサ27の検知信号と次の検知信号との間の時間)に、モータギア24は約3回転(モータギアセンサ28の検知信号が約3回出力)していることが分かる。また、Δt1〜Δt22は、ドラムギアセンサ27から検知信号1〜22が出力された後、ドラムギアセンサ27からの各検知信号に対応して、モータギアセンサ28からの最初の検知信号が出力されるまでの時間差(位相差)を示している。
「ドラム回転ムラ」は、エンコーダ31で測定したドラム軸29の回転速度、即ち感光ドラム1の回転速度と設計上の感光ドラム1の回転速度との差異(回転ムラ)を示したタイミングチャートである。「ドラム回転ムラ」の縦軸の「0」は、エンコーダ31で測定した感光ドラム1の回転速度と設計上の感光ドラム1の回転速度とが等しいことを示している。また、タイミングチャートの上方向(+)は、測定した感光ドラム1の回転速度が設計上の回転速度より速いことを示し、下方向(−)は、設計上の回転速度より遅いことを示している。
「モータ回転速度補正テーブル」は、感光ドラム1の回転ムラから算出したドラムモータ26のモータ回転速度を補正するデータが格納されたモータ回転速度補正テーブルの内容を模式的に示したタイミングチャートである。「モータ回転速度補正テーブル」の縦軸の「0」は、エンコーダ31で測定した感光ドラム1の回転速度と設計上の回転速度とが等しいことを示し、この場合には、制御回路32によるドラムモータ26の回転速度の補正が不要である。また、タイミングチャートの上方向(+)は、測定した感光ドラム1の回転速度が設計上の回転速度より遅いことを示し、制御回路32がドラムモータ26を速く回転させる制御を行うことを示している。逆に、タイミングチャートの下方向(−)は、測定した感光ドラム1の回転速度が設計上の回転速度より速いので、制御回路32がドラムモータ26の回転を遅くするように制御することを示している。
本実施例では、ドラムギア22が63歯、モータギア24が22歯で互いに素である。従って、前述したように、ある時間における検知片23と検知片25の位相差は、互いのギアの歯数の最小公倍数だけ噛み合わせが進んだとき、即ちドラムギア22が22回転、又はモータギア24が63回転したときに同じ位相差になる。そこで、ドラムギアセンサ27のn番目の検知信号と、その直後のモータギアセンサ28の最初の検知信号のタイミングの差をΔtnと定義する。図5に示すように、ドラムギアセンサ27の1回目の検知時のモータギアセンサ28とのタイミング差Δt1は、23回目の検知時のタイミング差Δt23と同じ値となる。そして、ドラムギア22の歯数とモータギア24の歯数はたがいに素であるため、検知信号のタイミング差Δt1〜Δt22は全て異なる値となる。図5では、Δt1=0の場合のタイミングチャートを示しているが、それ以外の場合でも、検知信号のタイミング差Δt1〜Δt22は全て異なる値となる。
モータ回転速度補正テーブルを作成する際に測定した検知信号のタイミング差Δtと、ドラムモータ26の駆動制御をする際に測定した検知信号のタイミング差Δtが同じ場合は、ドラムギア22とモータギア24も同じ噛み合わせであり、回転ムラも同じになる。また、検知信号のタイミング差Δtの測定時間が最大となるのは、図5の構成においては、Δt=Δt22のときである。即ち、Δt22は、ドラムギアセンサ27が最初の検知信号を出力した直後から測定が開始され、ドラムギア22が21回転して、ドラムギアセンサ27が22番目の検知信号を出力した後にモータギアセンサ28が検知信号を出力するまでの時間である。従って、ドラムギアセンサ27とモータギアセンサ28の検知信号のタイミング差Δtの値が分かれば、回転ムラの値も一義的に決定する。その結果、Δtの値に基づいて、モータ回転速度補正テーブルのドラムモータ26のモータ回転速度を補正するデータの適用位置を決定することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、ドラムギア及びモータギアの偏摩耗による回転ムラの増大を回避すると共に、回転ムラを補正制御することができる。本実施例では、ドラムギア及びモータギアの歯数を互いに素にすることにより、一方のギアのある歯は、他方のギアの全ての歯と噛み合うことになるので、ギアの歯の偏摩耗を防ぐことができる。更に、測定されたドラム軸の回転ムラ情報とドラムギア及びモータギアの位相差情報に基づいてモータの回転速度制御を行うことにより、感光ドラムの正味の回転ムラを低減することができる。その結果、各画像形成ユニットが有する感光ドラム間で、感光ドラムの回転周期の位相を同期させる必要がなくなる。本実施例では、画像形成ユニットが4つのカラー画像形成装置について説明を行ったが、画像形成ユニットが1つの単色の画像形成装置についても適用することができ、感光ドラムの回転ムラによる潜像の伸縮を低減することができる。また、本実施例では、モータの駆動を感光ドラムに伝達する伝達駆動機構として、モータギアとドラムギアから構成される減速歯車列を用いて説明した。モータギアとドラムギアとは歯数が素の関係となる1以上のギアを追加して、モータギアとドラムギアの間に噛み合わせた減速歯車列を有する伝達駆動機構の場合にも、図4のモータ回転速度補正テーブルに基づく制御により、上述した効果を奏することができる。
実施例1では、ドラムギアの歯数とモータギアの歯数が互いに素である場合の実施例について説明した。本実施例では、ドラムギアの歯数とモータギアの歯数が互いに素ではなく、かつ歯数の比が整数倍ではない実施例について説明する。
[感光ドラム駆動装置の概要]
図6は、本実施例の感光ドラムの駆動装置を示した図であり、実施例1の図2と同じ構成品については、同一の符号を付している。図6において、ドラムギア51は、感光ドラム1のドラム軸29に連結され、ドラムギア51の所定の位置には、ドラムギア51の回転を検知するための検知片53が設けられている。また、ドラムモータ26の回転軸(出力軸)にはモータギア52が連結され、モータギア52の所定の位置には、モータギア52の回転を検知するための検知片54が設けられている。モータギア52とドラムギア51は互いに噛み合わされており、ドラムモータ26の回転を減速して感光ドラム1を支持するドラム軸29に伝達する減速歯車列を構成している。なお、ドラムギアセンサ27は検知片53を、モータギアセンサ28は検知片54を検知する。その他の感光ドラムの駆動装置の構成は、実施例1の図2と同様であり、説明を省略する。
本実施例では、ドラムギア51の歯数は63、モータギア52の歯数は24であるが、ドラムギア51とモータギア52の歯数が互いに素ではなく、更に歯数の比率が整数倍でなければ、前述の歯数に限定されるものではない。このギアの歯数の構成の場合には、ある時間における検知片53と検知片54の位相差は、互いのギアの歯数の最小公倍数だけ噛み合わせが進んだとき、即ちドラムギア51が8回転、又はモータギア52が21回転したときに同じ位相差になる。また、一方のギアの特定の歯は、他方のギアの歯数を互いの歯数の最大公約数である3で除したときの商の数の歯と噛み合う。即ち、ドラムギア51のある特定の歯はモータギア52の8個の歯と噛み合い、モータギア52のある特定の歯はドラムギア51の21個の歯と噛み合う。
本実施例におけるモータ回転速度補正テーブルの作成、及びモータ回転速度補正テーブルに基づく制御回路32のドラムモータ26の回転制御は、実施例1で説明した図4のフローチャートに示されたシーケンスで実施されるので、ここでの説明を省略する。
以上説明したように、本実施例によれば、ドラムギア及びモータギアの偏摩耗による回転ムラの増大を回避すると共に、回転ムラを補正制御することができる。本実施例では、
モータギアの歯数とドラムギアの歯数が互いに素ではなく、更に歯数の比率が整数倍ではない。そのため、実施例1の場合と比べて、歯数が多い方のギアの任意の歯が、歯車が少ない方のギアの特定の歯と噛み合う回数が増加する。しかしながら、歯数の比率が整数倍の場合に比べると、その回数は少ないので、ドラムギア及びモータギアの偏摩耗を低減し回転ムラの増大を抑えると共に、実施例1と同様の制御により、感光ドラムの回転ムラを補正制御することができる。
また、本実施例は、実施例1と同様に、画像形成ユニットが1つの単色の画像形成装置についても適用することができ、感光ドラムの回転ムラによる潜像の伸縮を低減することができる。更に、実施例1と同様に、モータギアとドラムギアとは歯数の比率が整数倍ではないギアを、モータギアとドラムギアの間に噛み合わせた伝達駆動機構の場合にも、図4のモータ回転速度補正テーブルに基づく制御を行い、上述した効果を奏することができる。
実施例1、2では、感光ドラムの回転速度を測定するエンコーダは常に連結され、測定された感光ドラムの回転速度を制御回路に出力する。本実施例では、エンコーダはモータ回転速度補正テーブルを作成する際に連結され、テーブル作成後は取り外して運用される実施例について説明する。
[感光ドラム駆動装置の概要]
図7(a)は、本実施例の感光ドラムの駆動装置を示した図であり、実施例1の図2と同じ構成品については同一の符号を付している。上述したように、図7(a)では、図2と比べ、エンコーダ62を取り外し可能とするため、カップリング63を介してドラム軸61に連結されている点が異なる。図7(a)において、他の構成品については、図2と同じであるため、以下での説明は省略する。また、感光ドラムの駆動装置の回転制御に関係する装置は実施例1の図3(b)と同様であり、実施例1の図3(b)の説明を援用することとして、ここでの説明は省略する。
図7(a)において、エンコーダ62は、エンコーダ62をドラム軸61に連結するためのカップリング63を介して、感光ドラム1のドラム軸61に連結されている。また、画像形成装置の各画像形成ユニットが備える感光ドラム1は、ドラム軸61上に回転可能に支持され、ドラム軸61はドラムギア22と連結されている。本実施例では、ドラムギア22の歯数は63、モータギア24の歯数は22であり、ドラムギア22とモータギア24の歯数は互いに素である。そして、図4(a)の制御シーケンスに従って、感光ドラム1の回転速度を測定する場合には、カップリング63を介してエンコーダ62をドラム軸61に連結して回転速度の測定を行う。エンコーダ62は、測定した感光ドラム1の回転速度データを制御回路32に出力し、制御回路32は、メモリ30に設けられたモータ回転速度補正テーブルに測定データを保存する。感光ドラム1の回転速度データの測定が終了すると、カップリング63の連結を解除して、エンコーダ62はドラム軸61から取り外される。その結果、本実施例の感光ドラムの駆動装置は、図7(b)に示すように、エンコーダ62とカップリング63が設けられていない構成となる。そして、ドラムモータ26の回転制御は、実施例1の図4(b)に示されたフローチャートの制御シーケンスに従って実施される。
ところで、本実施例では、感光ドラム1の回転速度の測定が終了すると、エンコーダは取り外されるので、感光ドラム駆動装置が稼働しているときの感光ドラム1の回転ムラの変化を測定することはできない。また、ドラムギア22とモータギア24は互いに素であるため、歯面は偏り無く摩耗していき、回転ムラは、感光ドラム駆動装置の使用期間に伴って縮小していく。従って、制御回路32は、感光ドラム駆動装置に使用されているドラムギア22やモータギア24の歯面の摩耗の経時変化・経年変化による回転ムラの変化を考慮して、モータ回転速度補正テーブルの回転ムラデータを補正する必要がある。例えば、エンコーダにより測定され、初期の回転ムラデータとしてモータ回転速度補正テーブルに保存された、ある時間tにおける感光ドラム1の回転速度の回転ムラが5mm(ミリメートル)/s(秒)とする。そして、画像形成装置が装置寿命になるまで稼働したときに予測される感光ドラム1の回転速度の最小の回転ムラが3mm/sとすると、ある時間tにおけるモータ回転速度の補正値を、2つの回転ムラの平均値である4mm/s(=(5mm+3mm)/2)とする。これにより、エンコーダを連結せずに画像形成装置を稼働させた場合においても、感光ドラムの回転ムラを補正制御することができる。
ところで、モータ回転の補正値をどのような値に設定するかにより、感光ドラムの回転ムラの補正制御を行ったときの回転ムラのブレ量も変化する。例えば、補正値を初期の回転速度の回転ムラと同じ5mm/sとした場合には、感光ドラム1のモータの回転ムラは、画像形成装置の稼働初期には0mm/s(=5mm/s−5mm/s)であり、装置寿命のときには2mm/s(=5mm/s−3mm/s)となる。その結果、画像形成装置の稼働初期と装置寿命時における回転ムラのブレ量は、最大2mm/sとなる。一方、補正値を、上述したように初期の回転ムラと装置寿命等により予測される最小の回転ムラの平均値である4mm/sとした場合には、感光ドラム1のモータの回転ムラは、画像形成装置の稼働初期には1mm/s(=5mm/s−4mm/s)である。そして、画像形成装置の装置寿命のときには1mm/s(=4mm/s−3mm/s)となり、画像形成装置の稼働初期と装置寿命時における回転ムラのブレ量は、最大1mm/sの回転ムラとなる。従って、補正値を初期の回転ムラと装置寿命等によって予測される最小の回転ムラとの平均値にした場合の方が、回転ムラのブレ量は小さくすることができる。
なお、補正値は、モータ回転速度補正テーブルに保存された初期の回転ムラデータと、装置寿命等によって予測される最小の回転ムラデータに基づいて、その都度算出してもよいし、予め補正値を算出しておいてモータ回転速度補正テーブルに保存しておいてもよい。
また、ドラムギア22とモータギア24の歯面は、画像形成装置が使用される期間に伴って摩耗していき、これに伴い、ドラムギアセンサ27が検知片23を検知してから、モータギアセンサ28が検知片25を検知するまでの位相差(時間差)も変化する。そのため、測定された位相差(時間差)は、モータ回転速度補正テーブルに保存された位相差(時間差)データと差異を生じることがある。しかし、生じる差異は、再度エンコーダを接続して測定が必要な大きな差異ではなく、例えば数%程度の誤差の範囲として考えられる差異である。従って、モータ回転速度補正テーブルに保存されたデータのうち、測定された位相差(時間差)に最も近い位相差(時間差)の回転ムラデータを用いて補正制御を行うことにより、感光ドラムの回転ムラを低減することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、ドラムギア及びモータギアの偏摩耗による回転ムラの増大を回避すると共に、回転ムラを補正制御することができる。特に、エンコーダを接続せずに画像形成装置を稼働させる場合においても、モータ回転速度テーブルに保存された初期の回転ムラと、装置寿命等により予測される最小の回転ムラの平均値に基づいてモータの回転制御を行うことにより、回転ムラの低減が可能になる。その結果、カラー画像形成装置において、回転ムラの経時変化や経年変化による色ずれをより低減することができる。
また、本実施例は、実施例1、2と同様に、画像形成ユニットが1つの単色の画像形成装置についても適用することができ、感光ドラムの回転ムラによる潜像の伸縮を低減することができる。更に、実施例1、2と同様に、モータギアとドラムギアとは歯数の比率が整数倍ではないギアを、モータギアとドラムギアの間に噛み合わせた伝達駆動機構の場合にも、図4のモータ回転速度補正テーブルに基づく制御を行い、上述した効果を奏することができる。
1 ドラム
22 ドラムギア
24 モータギア
26 ドラムモータ
27 ドラムギアセンサ
28 モータギアセンサ
29 ドラム軸
30 メモリ
32 制御回路

Claims (6)

  1. 感光ドラムを回転可能に固定するドラム軸と、
    前記ドラム軸上に固定されたドラムギアと、
    前記感光ドラムの回転駆動を行うモータと、
    前記ドラムギアと噛み合わされ、前記モータの出力軸上に固定されたモータギアと、
    前記ドラムギアの位相を検知する第1の検知手段と、
    前記モータギアの位相を検知する第2の検知手段と、
    前記ドラムギアと前記モータギアの位相差と前記感光ドラムの回転ムラのデータとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記モータの回転を制御する制御手段と、を備え、
    前記ドラムギアと前記モータギアは、互いの歯数の整数倍ではない歯数の歯を有し、
    前記制御手段は、前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段により検知された位相差に対応する前記記憶手段に記憶された前記感光ドラムの回転ムラのデータに基づいて、前記モータの回転を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段は、前記感光ドラム又は前記ドラム軸の回転速度を測定する測定手段により測定された前記感光ドラム又は前記ドラム軸の回転速度と設計上の前記感光ドラム又は前記ドラム軸の回転速度との差分データを、前記感光ドラムの回転ムラのデータとして記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像形成装置の装置寿命時における前記感光ドラムの回転ムラのデータに基づいて、前記記憶手段に記憶された前記感光ドラムの回転ムラのデータを補正し、補正した前記感光ドラムの回転ムラのデータにより前記モータの回転を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ドラムギアの歯数と前記モータギアの歯数は互いに素であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の検知手段は、前記ドラムギアに設けられた検知片を検知するセンサを有し、
    前記センサが前記検知片を検知すると、前記第1の検知手段は、前記制御手段に検知信号を出力することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の検知手段は、前記モータギアに設けられた検知片を検知するセンサを有し、
    前記センサが前記検知片を検知すると、前記第2の検知手段は、前記制御手段に検知信号を出力することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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