JP2014015847A - トラップサイフォン排水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラップサイフォン排水装置において、貯水槽内の水位がサイフォン管の頂部より低くてもサイフォン排水の自動開始を可能とし、しかも製造コストを抑える。
【解決手段】トラップサイフォン排水装置1は、貯水槽2から排水するために順に連接されたサイフォン管3及びトラップ管4と、トラップ管4の連接部42から分岐して垂下した自吸管5とを備える。貯水槽2内の水位L1がサイフォン管3の頂部3cより低くても、サイフォン管3の管内頂部3bよりも高ければ、水Wが流れ込んでトラップ管4及び自吸管5内を水封する。自吸管5内の封水の落下によりサイフォン管3内の空気A1が吸い出され、負圧が生じ、水流量が増え、垂下部33の上端部内が水封される。その封水の落下により空気A1が排出され、水流量がさらに増加し、管内が満水になる。従って、自動的にサイフォン排水を開始できる。しかも空気吸引装置による空気A1の吸出しは不要になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、貯水槽に貯留された水をサイフォン管とトラップ管とを用いて排出するトラップサイフォン排水装置に関する。
従来から、貯水槽内に逆U字状のサイフォン管の一端を吸込口として配置し、このサイフォン管のサイフォン作用により、貯水槽内の水を吸込口から吸い上げ、その吸い上げた水をサイフォン管の他端の排水口から排水路等に排出する排水装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
この種の排水装置において、サイフォン作用による排水(以下、サイフォン排水という)を開始させるには、サイフォン管内の空間を満水にする必要がある。その方法としては、貯水槽を、サイフォン管の頂部以上の高さにまで貯水可能な構成とすることが考えられる。その構成においては、貯水槽内の水位が上昇すると、それと略同じ高さにまでサイフォン管内の水位も高くなる。そのため、貯水槽内の水位がサイフォン管の頂部以上の高さにまで上昇すると、サイフォン管内の水位は最上限の水位に達して、サイフォン管内の空間が満水になり、自動的にサイフォン排水が開始される。
しかしながら、上記構成では、貯水槽内の水位がサイフォン管の頂部未満の高さである場合にサイフォン排水を開始することは難しい。その場合でもサイフォン排水を開始できるようにするには、サイフォン管の頂部に設けた吸気孔から真空ポンプ等の空気吸引装置によりサイフォン管内の空気を吸い出し、それにより、サイフォン管内の水位を上昇させて、サイフォン管内の空間を水で満たす必要がある。しかしながら、そのような方法では、空気吸引装置が必要になり、製造コストが増大する。
特開平5−231397号公報
本発明は、上記の従来の問題を解決するためになされたものであり、貯水槽内の水位がサイフォン管の頂部よりも低かったとしても自動的にサイフォン排水を開始でき、しかも、製造コストを低減できるトラップサイフォン排水装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のトラップサイフォン排水装置は、貯水槽内に下端が開口する吸水立管の上部を逆U字状に折曲し垂下させて成るサイフォン管を備え、前記貯水槽に貯留された水を前記サイフォン管のサイフォン作用により排出するトラップサイフォン排水装置であって、前記サイフォン管の垂下部に一端が連接され、他端から排水するトラップ管と、前記トラップ管の前記サイフォン管との連接部から分岐して垂下させ、下端を開放した自吸管と、を備え、前記トラップ管が水封され、前記サイフォン管が前記自吸管を介して大気に開放された状態で、前記貯水槽内の水位が前記サイフォン管の管内頂部の高さよりも高くなったとき、前記サイフォン管内の水が前記トラップ管及び前記自吸管内に流れ込み、前記自吸管は、その流れ込んだ水で前記自吸管内の少なくとも一部が水封され、その管内の封水の落下により、前記サイフォン管内の空気を吸い出して、前記サイフォン管内に負圧を生じさせ、その負圧により、前記サイフォン管内の水流量を増加させて、前記サイフォン管の垂下部内の少なくとも一部を水封し、前記サイフォン管は、その垂下部内の封水の落下により、前記サイフォン管内の空気を前記トラップ管から排出して、前記サイフォン管内の空間を水で満たし、サイフォン作用を生じさせ、前記トラップ管から排水することを特徴とする。
前記サイフォン管は、その垂下部内に、前記貯水槽側の管内壁に沿うように設けられた管路分離管を有し、前記サイフォン管の管内頂部を越えた水が水流により前記管路分離管の前記貯水槽側とは反対の管内壁に当たるとき、その水が跳ね上げられて、前記垂下部内で前記管路分離管の外側の部分に流れ込むようにすることが好ましい。
前記自吸管は、その下端部が折曲し上向きに延びており、前記自吸管の上向き部の長さは、前記サイフォン管の管内頂部から、前記貯水槽内の水位の予め設定された上限値までの高さに応じて設定されていることが好ましい。
前記サイフォン管の頂部に連通した大気開放管と、前記大気開放管の開度を調整するためのバルブと、を備え、前記サイフォン管のサイフォン作用による排水中に前記バルブを用いて前記大気開放管の開度が調整されることにより、前記サイフォン管内の水に混入する空気の量が調整されることが好ましい。
前記サイフォン管の頂部に設けられた吸気孔から前記サイフォン管内の空気を吸引する空気吸引手段をさらに備えることが好ましい。
前記サイフォン管の頂部に一端が連通され、他端が開放され、逆U字状に折り曲げられた調圧管をさらに備え、前記調圧管の開放端は、前記貯水槽の水位の予め設定された下限値と同じ高さになるように位置決めされていることが好ましい。
本発明によれば、貯水槽内の水位がサイフォン管の頂部よりも低かったとしても、サイフォン管に連接されたトラップ管が封水され、サイフォン管が自吸管を介して大気に開放された状態で、貯水槽内の水位がサイフォン管の管内頂部よりも高くなると、水がトラップ管に流れ込み、その流れ込んだ水が自吸管に流れ込み、自吸管内が水封され、その封水の落下により空気が吸い出されて水流量が増加し、サイフォン管の垂下部内が水封される。そして、その封水の落下により空気がさらに吸い出されて、サイフォン作用が生じる。その結果、自動的にサイフォン排水を開始できる。しかも、サイフォン排水を開始するために、真空ポンプ等を用いてサイフォン管3内から空気A1を吸い出さなくてもよい。従って、真空ポンプ等が必要ではなくなり、製造コストを低減することができる。
本発明の一実施形態に係るトラップサイフォン排水装置の構成を示す断面図。 (a)(b)は上記トラップサイフォン排水装置におけるサイフォン管内の水位が徐々に上昇したときの状態を時系列順に示す断面図。 (a)(b)は上記トラップサイフォン排水装置におけるサイフォン管内の水位が徐々に上昇したときの状態を時系列順に示す断面図。 (a)は上記トラップサイフォン排水装置のサイフォン排水時の状態を示す断面図、(b)はそのトラップサイフォン排水装置の排水停止時の状態を示す断面図。 (a)は第1の変形例に係るトラップサイフォン排水装置の構成を示す断面図、(b)はそのトラップサイフォン排水装置の管路分離管部分の断面図。 上記トラップサイフォン排水装置における排水中にサイフォン管内の水が管路分離管に当たったときの状態を示す断面図。 第2の変形例に係るトラップサイフォン排水装置の構成を示す断面図。 第3の変形例に係るトラップサイフォン排水装置の構成を示す断面図。 上記トラップサイフォン排水装置におけるサイフォン排水中に調整バルブが開いたときの状態を示す断面図。 第4の変形例に係るトラップサイフォン排水装置の構成を示す断面図。 上記トラップサイフォン排水装置の排水開始時の状態を示す断面図。 第5の変形例に係るトラップサイフォン排水装置の構成を示す断面図。 (a)は上記トラップサイフォン排水装置のサイフォン排水時の状態を示す断面図、(b)はそのトラップサイフォン排水装置の排水停止時の状態を示す断面図。
本発明の一実施形態に係るトラップサイフォン排水装置(以下、排水装置という)について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の排水装置の構成を示す。その排水装置1は、貯水槽2側から順に連接されたサイフォン管3及びトラップ管4を備え、さらに、トラップ管4から分岐した自吸管5を備え、貯水槽2に貯留された水をサイフォン管3のサイフォン作用により排出する。
サイフォン管3は、貯水槽2内に下端3aが開口する円筒状の吸水立管の上部を折曲して略水平に延ばし、さらに、その先端部を折曲し垂下させて成る。以下、その吸水立管の貯水槽2内に配置された下部を吸上げ部31といい、その吸水立管の略水平に延びた部分を横引き部32といい、その吸水立管の垂下させた端部を垂下部33という。横引き部32は、垂下部33と略直交し、吸上げ部31、横引き部32及び垂下部33の管径は、互いに等しくなるように設計されている。
トラップ管4は、U字型で円筒状の流水管により構成され、垂下部33に一端4aが連接され、他端4bが開放されている。他端4bは、横引き部32の内底部、すなわち、サイフォン管3の管内頂部3bよりも低い位置に配置されおり、トラップ管4は、他端4bから排水する。トラップ管4の他端4b側に在る排水口41は、横向きに形成されている。排水口41は、排水の飛散を防ぐため、斜め下方に向けられていてもよい。トラップ管4の他端4b側の管内頂部は、自吸管5のトラップ管4からの分岐部分に形成された流入口51よりも高く、トラップ管4に水が流れ込んでその水位が上昇するとき、他端4bから排水される前に水が自吸管5に流れ込むように構成されている。以下、トラップ管4におけるサイフォン管3と連接された部分を、連接部42という。
自吸管5は、円筒状の流水管により構成され、トラップ管4のサイフォン管3との連接部42から分岐して垂下し、さらに、その下端部がL字状に折曲しており、その下端5aはサイフォン管3の下端3aよりも低い位置に配置され、開放されている。自吸管5の管径は、トラップ管4の管径よりも小さくなるように設計されている。サイフォン管3、トラップ管4及び自吸管5の材料は、特に限定されず、例えば、塩化ビニル若しくはFRP(Fiber Reinforced Plastics)等の樹脂、金属、又はコンクリート等である。
次に、排水装置1の排水処理を説明する。排水時の様子を時系列順で図2〜図4に示す。排水開始前に、貯水槽2内の水位がサイフォン管3の下端3a以上の高さにあり、トラップ管4内が水封され、トラップ管4内の水位が流入口51の下端と略同じ高さであり、サイフォン管3が自吸管5を介して大気に開放されているとする。ここで、貯水槽2内の水位をL1といい、サイフォン管3の管内頂部3bの高さ、すなわち、サイフォン管3内で水がトラップ管4に流れ込み始める水位を越流ラインL2といい、横引き部32内の越流ラインL2を基準とした水位を管内水位D1という。以下、その管内水位D1を、管内満水時の水位を100とした場合の百分率で表す。
図2(a)は、貯水槽2内の水位L1が越流ラインL2を越えているが、サイフォン管3の頂部3cよりも低く、横引き部32の管内水位D1が0[%]<D1<10[%]となった状態を示す。この状態では、吸上げ部31から溢れ横引き部32内を流れた水W(以下、符号を略して単に水という)が垂下部33の貯水槽2側の管内壁33aをつたって、トラップ管4内に流れ込む。横引き部32内を通ってトラップ管4内に流れ込む水の流れを越流という。越流した水はトラップ管4に溜まり、トラップ管4内の水位が上昇し、水が自吸管5の流入口51から自吸管5に流れ込む。越流により、トラップ管4内の水中に、サイフォン管3内の空気A1を含む気泡A2が生成されることがある。トラップ管4内の水が流入口51を塞ぐ程度にまで溜まると、自吸管5内の一部が水封される。自吸管5は、その管内の封水の落下により、サイフォン管3内の空気A1を吸い出して、サイフォン管3内に負圧を生じさせる。その負圧により、管内水位D1は上昇し、貯水槽2内の水位L1よりも僅かに高くなる。
図2(b)は、横引き部32の管内水位D1が10[%]≦D1<30[%]となった状態を示す。この状態では、管内水位D1の上昇に伴って、越流量が増加し、気泡A2の一部は、自吸管5に流入する水の流れによって自吸管5内に入り込み、下端5aから排出される。トラップ管4内の水位が流入口51以上の高さになると自吸管5内が水封されるが、トラップ管4内の水位が流入口51を僅かに越えた状態では、その水面の高さと流入口51との距離が短いことから、自吸管5内の封水落下に因る吸引力によって、水だけでなく、サイフォン管3内の空気A1も自吸管5内に引き込まれる。そのため、自吸管5内の水流は空気A1の浮力により弱められるので、自吸管5内の水流はそれほど速くない。しかしながら、トラップ管4内の水位が流入口51以上の高さで高くなればなるほど、トラップ管4内の水面の高さと流入口51との距離が長くなり、空気A1が自吸管5に吸い込まれ難くなり、最終的に満水状態(自吸管4内の全部が水封された状態)になる。それに伴い、自吸管5内の水流は速くなって、自吸管5による吸引力は強くなり、サイフォン管3内の負圧は上昇し、その負圧により管内水位D1がさらに上昇する。
図3(a)は、横引き部32の管内水位D1が30[%]≦D1<50[%]となった状態を示す。この状態では、越流する水の勢いが強まり、水が管内壁33aから離れてトラップ管4内に落下する。その結果、トラップ管4内で気泡A2が多く生成される。気泡A2の一部は、トラップ管4内の水流によりトラップ管4の他端4bに向かって流れ、他端4bの水面で破裂し、外部に排出される。そのため、上述した自吸管5の作用によるサイフォン管3内の負圧発生と相まって、サイフォン管3内の負圧がさらに高まり、その結果として、管内水位D1がさらに上昇する。
図3(b)は、横引き部32の管内水位D1が50[%]≦D1<100[%]となった状態を示す。この状態では、上述した自吸管5の作用によるサイフォン管3内の負圧により、横引き部32内の水流の勢いがさらに強まり、水が管内壁33aを離れて略水平方向に飛び出し、貯水槽2とは反対側の管内壁に届くようになる。横引き部32及び垂下部33は、断面が環状であり、管径が互いに同じである。そのため、横引き部32の管内水位D1が50[%]以上になり、横引き部32内において水流の幅が管径と等しくなると、垂下部33内においても水流の幅が管径と等しくなり、水が幅方向の管内壁にも届くようになり、水封条件が満たされる。このように、自吸管5は、負圧に因り越流量を増加させることによって、垂下部33内の一部、具体的には、その上端部33bの管内空間を水封して、水封ゾーンZ1を形成し、その水封ゾーンZ1の上方空間と下方空間とを分離する。サイフォン管3は、上端部33b内の封水の落下により、上方空間の空気A1を引っ張り、それにより、水を吸上げ部31から横引き部32にさらに引き込み、管内水位D1及び流速をさらに上昇させる。また、サイフォン管3は、封水の落下により、引っ張った空気A1を気泡A2としてトラップ管4内の水中に取り込み、その取り込んだ気泡A2(空気A1)と水とをトラップ管4から排出する。トラップ管4内の水は、一端4a側の気泡A2の浮力により一時的に滞留するが、一端4a側の水位が上昇し、他端4b側の水位よりも高くなると、自吸管5による空気A1及び水の引込みが相まって、トラップ管4内の流速が上昇し、空気A1を運び出す力が強くなり、サイフォン管3は急激に満水状態に近づく。
図4(a)は、横引き部32の管内水位D1が100[%]となった状態を示す。この状態では、サイフォン管3内の空間が水で満ちており、サイフォン管3は、サイフォン作用を生じさせ、トラップ管4から排水する。以下、サイフォン作用による排水を、単にサイフォン排水という。
図4(b)は、排水が停止した状態を示す。サイフォン排水は、貯水槽2内の水位L1がサイフォン管3の下端3aよりも低くなるまで継続するが、水位L1が下端3aよりも低くなると、下端3aが大気に開放され、サイフォン管3の管内に空気が入り込む。そのため、サイフォン作用の生じる条件が満たされなくなり、結果として、排水が停止する。トラップ管4では、自吸管5からの排水により、水位が自吸管5の流入口51以下となる。
本実施形態において、貯水槽2内の水位L1がサイフォン管3の頂部3cよりも低かったとする。そのような場合であっても、サイフォン管3に連接されたトラップ管4が水封され、サイフォン管3が自吸管5を介して大気に開放された状態で、水位L1がサイフォン管3の管内頂部3bよりも高くなると、水がトラップ管4に流れ込み、その流れ込んだ水が自吸管5にも流れ込み、自吸管5内が水封され、その封水の落下により空気A1が吸い出されて水流量が増加し、サイフォン管3の垂下部33内が水封される。そして、その封水の落下により空気A1がさらに吸い出されて、サイフォン作用が生じる。その結果、自動的にサイフォン排水を開始できる。しかも、サイフォン排水を開始するために、真空ポンプ等の空気吸引装置を用いてサイフォン管3内から空気A1を吸い出さなくてもよいことから、空気吸引装置が必要ではなくなり、製造コストを低減することができる。
また、横引き部32と垂下部33とは略直交するので、水が横引き部32から垂下部33に流れ込むとき、水が慣性に因り略水平方向に拡がって垂下部33の上端部33bの管内空間を覆い易くなり、水封し易くなる。従って、サイフォン排水を迅速、かつ確実に生じさせることができる。
また、自吸管5の下端部がL字状に曲がっていることから、水流がその下端部で停滞し易くなり、自吸管5内で水封状態を作り出し易くなる。そのため、封水の落下によって空気A1を迅速、かつ確実に吸い出すことができる。
次に、上記実施形態の各種変形例に係る排水装置1について図面を参照して説明する。各変形例の説明において、上記実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付す。また、その構成部材の説明は省略し、上記実施形態と相違する構成についてのみ説明する。
(第1の変形例)
図5(a)(b)は、第1の変形例に係る排水装置1の構成を示す。本変形例の排水装置1において、サイフォン管3は、その垂下部33内に、管内壁33aに沿うように設けられた管路分離管6を有する。管路分離管6は、円筒管により構成され、管内壁33aに当接し、垂下部33の上端と略同じ高さから下方に向けて延設されており、その管長は垂下部33よりも短い。管路分離管6の開口面積は、垂下部33の開口面積の2/3程度であることが望ましい。
図6は、本変形例の排水装置1における排水中の一状態を示す。その状態では、横引き部32の管内水位D1が50[%]未満であり、横引き部32を流れた水(サイフォン管の管内頂部を越えた水)が水流により管内壁33aから離れて、トラップ管4内に落下している(上記実施形態における図3(a)の状態に対応)。ここで、管内水位D1が、水流の幅が管路分離管6の管径よりも広くなる水位であるとする。その場合、トラップ管4内に流れ落ちようとする水のうち、大部分の水は、管路分離管6の内側に流れ込み、管路分離管6の管内空間を水封し、その他の水は、垂下部33内で管路分離管6の外側部分33cに流れ込む。
管路分離管6の内側に流れ込む水のうち、大部分の水は、管路分離管6内を通過し、その他の水は、水流により管路分離管6の貯水槽2側とは反対の管内壁6aに当たるとき、管内壁6aで跳ね上げられ、外側部分33cに流れ込む。管路分離管6を通過した水は、垂下部33の管内壁をつたうことなく、空間内を落下する。
横引き部32から外側部分33cに直接に流れ込む水は、水流により、外側部分33cの管内壁に沿って、横引き部32側からその反対側に回り込む。その回り込んだ水と、上記の跳ね上げられた水とにより、外側部分33cの空間が水封される。
このように、管路分離管6の管内空間とその外側部分33cの空間とが水封されることにより、垂下部33の上端部33bの管内空間が水封され、そこに水封ゾーンZ1が形成される。
本変形例においては、上記実施形態と比べて、排水処理中でサイフォン管3内の水流量が少なく、管内水位D1が50[%]未満であって例えば30[%]程度の早い段階であっても、垂下部33に水封状態を作り出すことができる。従って、垂下部33内の封水落下に因るサイフォン排水に迅速に移行することができ、排水に要する時間を短縮することができる。
また、上記実施形態と比べて、上記図6に示す排水段階で、垂下部33の管内壁をつたってトラップ管4に流れ込む水の量に対して、垂下部33の空間内を落下してトラップ管4に入り込む水の量の比率を高くすることができる。従って、トラップ管4内の水中に、より多くの空気A1を気泡A2として取り込み、トラップ管4内の水流に乗せて、外部に排出することができる。そのため、サイフォン排水への移行をさらに早くすることができる。
(第2の変形例)
図7は、第2の変形例に係る排水装置1の構成を示す。本変形例の排水装置1において、自吸管5は、その下端部が折曲し上向きに延びている。以下、自吸管5の上向きに延びた端部を、上向き部52といい、また、自吸管5のトラップ管4側の垂下した部分を、垂下部53という。自吸管5の上向き部52の長さH1は、サイフォン管3の管内頂部3bから、貯水槽2内の水位の予め設定された上限値L3までの高さH2に応じて設定されている。長さH1は、高さH2よりも短く、例えば、高さH2の1/n(n>0)倍に設定されている。トラップ管4の排水口41の下端から自吸管5の流入口51の下端までの高さH3は、高さH2と略等しくなるように設計されている。
ここで、貯水槽2内の水位L1が越流ラインL2と略等しく、トラップ管4内が水封され、トラップ管4内の水位が流入口51の下端と略同じ高さであり、自吸管5内が水封され、自吸管5の水位が管径程度であるとする。
その状態で、水位L1がさらに上昇すると、サイフォン管3内の水が押し上げられ、その押し上げられた水が、サイフォン管3内の空気A1を押し、また、トラップ管4及び自吸管5にさらに流入する。その空気A1は、トラップ管4及び自吸管5に溜まっている水を押す。そのため、トラップ管4及び自吸管5に水がさらに流入したとしても、トラップ管4の一端4a側(サイフォン管3側)の立管内の水位、及び自吸管5の垂下部53内の水位は略一定のままになる。一方、トラップ管4の他端4b側(排水口41側)の立管内の水位、及び自吸管5の上向き部52内の水位は、流入した水により上昇する。この水位上昇分は、貯水槽2内の水位L1と越流ラインL2の高さとの差に略等しくなる。この状態では、サイフォン管3内の水を押し上げようとする水圧と、それを抑えようとする空気A1の圧力とが均衡する。
水位L1がさらに上昇すると、自吸管5から水が溢れ出るが、水位L1が上限値L3を越えなければ、自吸管5内の封水を押し出すための圧力が足りず、サイフォン排水には至らない。他方、水位L1が上限値L3を越えると、水圧により、自吸管5内の封水が押し出され、自吸管5内の封水落下による空気A1の吸出しが始まり、サイフォン排水へと移行する。
本変形例においては、越流ラインL2よりも高くても、貯水槽2内の水位の予め設定した上限値L3まで、貯水することができる。従って、上限値L3を超えて溜めた分の水の圧力により、排水装置1を確実に始動することができる。
(第3の変形例)
図8は、第3の変形例に係る排水装置1の構成を示す。本変形例の排水装置1は、サイフォン管3の頂部3cに連通した大気開放管7、8と、大気開放管7、8の開度をそれぞれ調整するための調整バルブ9及び停止バルブ10とをさらに備える。大気開放管7、8は、いずれも、サイフォン管3とは反対側の端部が開口し、大気に開放されている。
大気開放管7の管径は、サイフォン排水中に調整バルブ9が全開にされたとしても、サイフォン管3への外気流入量が、サイフォン作用を維持可能な量になるように設定されている。一方、大気開放管8の管径は、大気開放管7の管径よりも大きく、サイフォン排水中に停止バルブ10が全開にされると、サイフォン管3への外気流入量が、サイフォン作用を維持できない量になるように設定されている。サイフォン作用が維持できない場合、サイフォン排水は停止する。
図9は、本変形例の排水装置1におけるサイフォン管3のサイフォン排水中に調整バルブ9が開いたときの状態を示す。調整バルブ9が開くと、大気開放管7からサイフォン管3内に外気が流れ込み、サイフォン管3内の水に気泡A2として混入する。調整バルブ9を用いて大気開放管7の開度が調整されることにより、気泡A2の混入量が調整される。
気泡A2は、その浮力により、水流が弱くする働きがあることから、気泡A2の混入量が増えると、それだけ、排水速度が遅くなり、単位時間あたりの排水量が減少する。従って、気泡A2の混入量が調整されることにより、単位時間あたりの排水量が増減する。垂下部33を延ばすほど、排水速度は高くなり、排水量は増加することから、それらの調整範囲を広くすることができる。
本変形例においては、サイフォン排水中の大気開放管7の開度調整によって気泡A2の混入量を調整することにより、単に時間あたりの排水量を増減させることができる。
(第4の変形例)
図10は、第4の変形例に係る排水装置1の構成を示す。その排水装置1は、空気吸引装置11(空気吸引手段)をさらに備え、空気吸引装置11は、サイフォン管3の頂部3cに設けられた吸気孔34から空気流通管12を介してサイフォン管3内の空気A1を吸引する。空気吸引装置11は、真空ポンプ等により構成できる。空気流通管12は、一端が吸気孔34と連通し、他端が空気吸引装置11と繋がれている。空気流通管12の途中には、開閉操作により空気の流通状態と非流通状態とを切り替える切替えバルブ13が配設されている。自吸管5は、上記第2の変形例(図7参照)と同等の構成を有する。
図11は、本変形例の排水装置1の使用時の状態を示す。使用前には、貯水槽2の水位L1が越流ラインL2以下であり、越流は生じておらず、トラップ管4及び自吸管5は水封されているとする。この状態で、切替えバルブ13が開くことにより空気流通管12が流通状態に切り替えられ、空気吸引装置11の電源がオンされると、空気吸引装置11は、空気流通管12を介してサイフォン管3内の空気A1を吸い出す。それにより、サイフォン管3内の空間が負圧になり、サイフォン管3内の水位が上昇し、越流が引き起こされる。
本変形例においては、貯水槽2内の水位L1が越流ラインL2以下であったとしても、空気吸引装置11によりサイフォン管3内の空気A1を吸い出すことによって越流を生じさせることができ、排水を開始することができる。しかも、排水を始める上で、空気A1を吸い出す力は、その吸出しによってサイフォン管3内の水位を僅かでも越流ラインL2よりも高くすることができる程度であればよく、サイフォン管3内の水位を最上限の高さまで引き上げてサイフォン管3内を満水にする程でなくても構わない。従って、空気吸引装置11として、吸出し能力がそれほど高くないものを用いてもよく、製造コストを抑えることができる。
(第5の変形例)
図12は、第5の変形例に係る排水装置1の構成を示す。その排水装置1は、第1のサイフォン管3の頂部3cに管の一端が連通され、他端が開放され、逆U字状に折曲された調圧管14を備える。調圧管14の開放端14aは、貯水槽2内の予め設定された水位の下限値L4と略同じ高さに位置される。
図13(a)(b)は、本変形例の排水装置1の使用時の状態を時系列で示す。図13(a)に示すように、排水装置1においてサイフォン排水がなされ、その後、図13(b)に示されるように、貯水槽内の水位L1が下限値L4、すなわち、調圧管14の開放端14aの位置よりも低くなったとする。そのとき、開放端14aが大気に開放され、大気が開放端14aから調圧管14を通ってサイフォン管3の管内に入り込み、それにより、サイフォン管3は大気に開放される。そのため、サイフォン管3のサイフォン作用を生じさせる管内の圧力バランスが崩れ、結果として、排水が停止する。
本変形例においては、サイフォン排水時に貯水槽2内の水位が低下して下限値L4となったときに排水を自動的に停止させることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態及び変形例の構成に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、上述した各変形例のうち、いずれかの変形例の構成を、その他の変形例に組み合わせてもよい。また、図2〜図4の各状態を生じさせる管内水位D1の各条件範囲は上記に限定されない。
1 トラップサイフォン排水装置
2 貯水槽
3 サイフォン管
3a 下端
3b 管内頂部
33 垂下部
33a 管内壁
33c 垂下部内で管路分離管の外側部分
34 吸気孔
4 トラップ管
4a サイフォン管に連接される一端
4b 排水される他端
42 連接部
5 自吸管
5a 下端
52 上向き部
6 管路分離管
6a 管内壁
7 大気開放管
9 調整バルブ(バルブ)
11 空気吸引装置(空気吸引手段)
14 調圧管
A1 サイフォン管内の空気
L1 貯水槽内の水位
L3 上限値
L4 下限値
W 水

Claims (6)

  1. 貯水槽内に下端が開口する吸水立管の上部を逆U字状に折曲し垂下させて成るサイフォン管を備え、前記貯水槽に貯留された水を前記サイフォン管のサイフォン作用により排出するトラップサイフォン排水装置であって、
    前記サイフォン管の垂下部に一端が連接され、他端から排水するトラップ管と、
    前記トラップ管の前記サイフォン管との連接部から分岐して垂下させ、下端を開放した自吸管と、を備え、
    前記トラップ管が水封され、前記サイフォン管が前記自吸管を介して大気に開放された状態で、前記貯水槽内の水位が前記サイフォン管の管内頂部の高さよりも高くなったとき、前記サイフォン管内の水が前記トラップ管及び前記自吸管内に流れ込み、
    前記自吸管は、その流れ込んだ水で前記自吸管内の少なくとも一部が水封され、その管内の封水の落下により、前記サイフォン管内の空気を吸い出して、前記サイフォン管内に負圧を生じさせ、その負圧により、前記サイフォン管内の水流量を増加させて、前記サイフォン管の垂下部内の少なくとも一部を水封し、
    前記サイフォン管は、その垂下部内の封水の落下により、前記サイフォン管内の空気を前記トラップ管から排出して、前記サイフォン管内の空間を水で満たし、サイフォン作用を生じさせ、前記トラップ管から排水することを特徴とするトラップサイフォン排水装置。
  2. 前記サイフォン管は、その垂下部内に、前記貯水槽側の管内壁に沿うように設けられた管路分離管を有し、
    前記サイフォン管の管内頂部を越えた水が水流により前記管路分離管の前記貯水槽側とは反対の管内壁に当たるとき、その水が跳ね上げられて、前記垂下部内で前記管路分離管の外側の部分に流れ込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載のトラップサイフォン排水装置。
  3. 前記自吸管は、その下端部が折曲し上向きに延びており、
    前記自吸管の上向き部の長さは、前記サイフォン管の管内頂部から、前記貯水槽内の水位の予め設定された上限値までの高さに応じて設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトラップサイフォン排水装置。
  4. 前記サイフォン管の頂部に連通した大気開放管と、
    前記大気開放管の開度を調整するためのバルブと、を備え、
    前記サイフォン管のサイフォン作用による排水中に前記バルブを用いて前記大気開放管の開度が調整されることにより、前記サイフォン管内の水に混入する空気の量が調整されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のトラップサイフォン排水装置。
  5. 前記サイフォン管の頂部に設けられた吸気孔から前記サイフォン管内の空気を吸引する空気吸引手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のトラップサイフォン排水装置。
  6. 前記サイフォン管の頂部に一端が連通され、他端が開放され、逆U字状に折り曲げられた調圧管をさらに備え、
    前記調圧管の開放端は、前記貯水槽の水位の予め設定された下限値と同じ高さになるように位置決めされていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のトラップサイフォン排水装置。
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