JP2014015785A - 開口部の形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄量を減らして低コストで強度を保持する壁を確立する開口部の形成方法を提供する。
【解決手段】隣接壁パネル14a、14dの間に挟み込まれた少なくとも1枚の対象壁パネル14b、14cの形成予定位置に開口部16が形成される。開口部16の形成にあたって、対象壁パネル14b、14cの全幅にわたって対象壁パネル14b、14cが分断されればよいので、開口部16の領域のみすなわち壁パネル14の一部分を廃棄するだけで足りる。従って、従来に比べて廃棄量を減らすことができ、低コストで開口部16を形成することができる。しかも、開口部16が形成された対象壁パネル14b、14cには隣接壁パネル14a、14dにまたがって補強材23、23が固定されるので、十分な強度を有する壁12を確立することができる。さらに、シーリング処理等の補修作業の範囲を減らすことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、窓を設置するための開口部を既存の建築物の壁に形成する方法に関する。
例えば特許文献1に開示されるように、軽量気泡コンクリート(ALC)から形成された壁パネルを鉄骨造の軸組の梁に取り付けることによって、建築物の外壁を形成することがある。この場合、各壁パネルは、その高さ方向の上端及び下端において壁パネルの中央位置の1箇所で上下の梁に固定されており、例えば地震の揺れなどで上下の梁が相互に反対向きに移動したとしても、各壁パネルは、回転に基づき傾斜姿勢をとることによって梁の移動に追従することができる。こうして壁パネルの破損を防止することができる。
実開昭62−011904号公報
既存の建築物の外壁に窓を追加する場合、窓を追加する位置の壁パネルを取り外した後、取り外した壁パネルの位置に窓枠が配置される。その後、窓枠以外の空間の大きさに適合した大きさを有する新たな壁パネルが窓枠以外の空間に嵌め込まれる。こうした方法では、取り外した壁パネルはその後産業廃棄物となるので、コストが嵩むことが想定される。また、壁パネルの取り外しに手間がかかるとともに工期も延びてしまうという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、廃棄量を減らして低コストで強度を保持する壁を確立する開口部の形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、
高さ方向に規定される上端及び下端でそれぞれ建築物の梁に支持されて幅方向に相互に隣接して配置された少なくとも3枚の壁パネルを有する壁に開口部を形成する方法であって、
前記開口部の形成予定位置を区画する少なくとも1枚の対象壁パネルの裏面、及び、前記幅方向において前記対象壁パネルを挟み込む2枚の隣接壁パネルの裏面にまたがって、前記形成予定位置より上端側及び下端側の位置で前記対象壁パネル及び前記隣接壁パネルに補強材を固定する工程と、
前記対象壁パネルの前記形成予定位置に、前記対象壁パネルの全幅にわたって延びて前記対象壁パネルを分断する前記開口部を形成する工程と、を備える開口部の形成方法が提供される。
こうした開口部の形成方法によれば、隣接壁パネル同士の間に挟み込まれた少なくとも1枚の対象壁パネルの形成予定位置に開口部が形成される。開口部の形成にあたって、対象壁パネルの全幅にわたって対象壁パネルが分断さればよいので、開口部の領域のみすなわち壁パネルの一部分を廃棄するだけで足りる。従って、従来に比べて廃棄量を減らすことができ、低コストで開口部を形成することができる。しかも、開口部が形成された対象壁パネルには隣接壁パネルにまたがって補強材が固定されるので、十分な強度を有する壁を確立することができる。さらに、シーリング処理等の補修作業の範囲を減らすことができる。
また、本発明に係る開口部の形成方法では、
前記壁パネルは、その幅方向の中央位置で前記梁に支持され、
前記補強材は、各前記壁パネルの幅方向のそれぞれ中央位置で前記壁パネルに固定される。
こうした開口部の形成方法では、壁パネルは梁に幅方向の中央位置の1箇所で固定されており、補強材は壁パネルのそれぞれ中央位置の1箇所で壁パネルに固定される。その結果、例えば地震などによって壁パネルの上端の梁と壁パネルの下端の梁とが相互に反対向きに移動しても、各壁パネルは回転して傾斜姿勢をとることができるので、壁パネルに外力が伝達されることを防止することができる。このとき、壁パネルへの補強材の固定位置同士の間の距離は一定であるので、補強材と壁パネルとの間の固定を確実に維持することができる。その結果、固定位置に大きな力が作用しないので、壁パネルのひび割れや脱落を防止することができ、構造的に安全な壁を確立することができる。
また、本発明に係る開口部の形成方法は、
前記開口部の両側縁に沿って延びる1対の縦フレームを前記梁に固定する工程と、
窓ユニットを前記開口部に取り付ける工程と、をさらに備え、
前記窓ユニットは前記縦フレームによって支持される。
こうした開口部の形成方法では、開口部に取り付けられた窓ユニットは、梁に固定される縦フレームによって支持される。従って、窓ユニットの荷重は縦フレームに支持されるので、開口部の下縁より下端側の壁パネルには窓ユニットの荷重は作用しない。その結果、構造的に十分な強度を有する壁を確立することができる。
また、本発明に係る開口部の形成方法では、前記縦フレームは、前記開口部より上端側の対象壁パネルを支持する。こうした構成によれば、開口部の上縁よりも上端側の壁パネルの荷重は縦フレームによって支持されるので、窓ユニットには壁パネルの荷重は作用しない。その結果、構造的に十分な強度を有する壁を確立することができる。
また、本発明に係る開口部の形成方法では、
前記壁パネル内には、
当該壁パネルの高さ方向に相互に平行に延びる複数の縦鉄筋と、
当該壁パネルの幅方向に相互に平行に延びる複数の横鉄筋と、が埋め込まれており、
前記補強材は、相互に隣接する1対の前記横鉄筋の間で前記壁パネルに固定される。
こうした開口部の形成方法では、壁パネルに埋め込まれた相互に隣接する1対の横鉄筋の間で壁パネルに補強材を固定しているので、壁パネルにおいて十分な強度を有する領域に補強材を固定することができる。その結果、開口部の形成にも拘わらず、補強材の固定部において十分な強度を有する壁を確立することができる。
また、本発明に係る開口部の形成方法では、
前記窓ユニットは、前記開口部の上縁及び下縁に沿って配置される1対の横フレームに取り付けられ、
前記横フレームは前記縦フレームに支持され、
前記横フレームは、前記対象壁パネルの裏面に沿って前記開口部の上縁又は下縁から前記補強材まで延びる。
こうした開口部の形成方法では、横フレームは、対象壁パネルの裏面に沿って補強材まで延びる。すなわち、横フレームは、開口部から最も近い横鉄筋よりも開口部側の縦鉄筋のみの領域(いわゆる片持ち領域)の裏当てを形成することができる。こうした構成によれば、いわゆる片持ち領域を横フレームによって補強することができるので、風圧などの外力にも十分に耐え得る壁を確立することができる。
以上のように、本発明によれば、廃棄量を減らして低コストで強度を保持する壁を確立する開口部の形成方法を提供することができる。
一具体例に係る壁の裏面の構造を概略的に示す背面図である。 壁の構造を概略的に示す背面透視図である。 壁に開口部を形成する様子を示す背面図である。 壁に開口部を形成する様子を示す背面図である。 壁に開口部を形成する様子を示す背面図である。 地震時の壁の様子を示す背面図である。 他の具体例に係る壁の裏面の構造を概略的に示す背面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。図1は、例えば家屋などの建築物11の壁12の裏面の構造を概略的に示す背面図である。壁12は建築物11の軸組の1対の例えばH形鋼の床梁13、13の間に形成されており、床梁13、13は水平方向に相互に平行に延びている。本実施形態では床梁13、13には壁パネル14a〜14dが固定されている。壁パネル14a〜14dは、その高さ方向に規定される上端及び下端で床梁13、13にそれぞれ支持されている。
壁パネル14a〜14dは、例えば軽量気泡コンクリート(ALC)から形成されている。壁パネル14a〜14dの表面は外側に向けられる。本実施形態では、4枚の壁パネル14a〜14dがその幅方向に相互に隣接して配置されており、壁パネル14b、14cが本発明の対象壁パネルを構成し、壁パネル14a、14dが本発明の隣接壁パネルを構成する。相互に隣接する壁パネル14a〜14dの間に形成される所定の隙間(目地部)には例えば湿式シール材によるシーリング処理が施されている。
壁パネル14a〜14dの裏面には例えばL字断面の定規金物15が固定されている。定規金物15の垂直片に形成された孔に通されるボルトが壁パネル14a〜14dの裏面から突き出ており、ボルトにナットがねじ込まれることによって、定規金物15は壁パネル14a〜14dにそれぞれ固定される。その一方で、定規金物15の水平片は同様にボルト及びナットによって床梁13、13に固定される。なお、定規金物15は、L字断面ではなくT字断面のものが用いられてもよい。
両端の壁パネル14a、14dの間に配置された壁パネル14b、14cには例えば矩形の開口部16が形成されている。開口部16は、壁パネル14b、14cの全幅にわたって延びて壁パネル14b、14cを分断する。したがって、開口部16の両側縁は、隣接する壁パネル14a及び14dの側縁によって規定される。開口部16の幅は壁パネル14の幅の整数倍の大きさに設定される。開口部16には窓ユニット17が取り付けられており、窓ユニット17は、窓枠18と、窓枠18内にスライド移動自在に配置取り付けられる窓戸19と、を備えている。
窓ユニット17は、開口部16の上縁及び下縁に沿って水平方向に延びる1対の横フレーム21、21に取り付けられている。横フレーム21、21は、開口部16の両側縁に沿って延びる1対の縦フレーム22、22に結合される。本実施形態では、横フレーム21及び縦フレーム22は相互に直交している。縦フレーム22、22は、壁パネル14a及び14bの境界、並びに、壁パネル14c及び14dの境界に沿ってそれぞれ垂直方向に延びる。縦フレーム22の上端及び下端は床梁13、13にそれぞれ固定されている。
窓ユニット17の荷重は、開口部16の下縁の横フレーム21及び1対の縦フレーム22、22によって支持されているので、窓ユニット17の荷重は、開口部16より下端側の壁パネル14b、14cに作用しない。また、開口部16より上端側の壁フレーム14b、14cの一部の荷重は、開口部16の上縁の横フレーム21によって部分的に支持されているので、開口部16より上端側の壁フレーム14b、14cの荷重は窓ユニット17には作用しない。
開口部16の上縁より上端側及び下縁より下端側では、壁パネル14aの裏面から壁パネル14b、14c及び14dの裏面にわたって、壁パネル14aから14dまでまたがって水平方向に延びる1対の補強材23、23が固定されている。補強材23は例えば断面がコの字形状に形成される。補強材23は、各壁パネル14a〜14dのそれぞれ幅方向の中央位置の1箇所で各壁パネル14a〜14dに固定されている。固定にあたって、例えば壁パネル14a〜14dを貫通するボルト及びナット、又は、アンカープラグ等が用いられている。
図2は、壁12の構造を概略的に示す背面透視図である。図2から明らかなように、各壁パネル14a〜14d内には、壁パネル14a〜14dの高さ方向に相互に平行に延びる複数本の縦鉄筋25と、壁パネル14a〜14dの幅方向に相互に平行に延びる複数本の横鉄筋26と、が埋め込まれている。すべての縦鉄筋25とすべての横鉄筋26とが例えば相互に直交しており、この縦鉄筋25及び横鉄筋26によって各壁パネル14a〜14dは補強されている。
前述の補強材23は、相互に隣接する1対の横鉄筋26、26の間で壁パネル14a〜14dに固定されている。言い替えれば、補強材23は、開口部16の上縁から上端側及び下縁から下端側に最も近い位置の横鉄筋26よりもそれぞれ上端側及び下端側に配置されている。横鉄筋26、26の間の領域における壁パネル14a〜14dの強度は、最も近い位置の横鉄筋26よりも開口部16側の縦鉄筋25のみの領域における壁パネル14a〜14dの強度に比べて大きいので、十分な強度を有する領域で壁パネル14a〜14dに補強材23を固定することができる。その結果、補強材23の固定部において構造的に十分な強度を有する壁12を確立することができる。
次に、既存の建築物11の壁31に開口部16を形成する方法を説明する。まず、図3に示すように、内壁や断熱材(図示せず)が除去されて壁12の内側面が露出される。上述したように、本実施形態では、4枚の壁パネル14a〜14dによって壁12が形成されており、2枚の壁パネル14b、14cが開口部16の形成予定位置Pを区画している。形成予定位置Pは、壁パネル14b、14cの全幅にわたって規定される。そして、図4に示すように、この形成予定位置Pの上端側及び下端側で壁パネル14a〜14dにまたがって1対の補強材23、23が取り付けられる。
続いて、図4から明らかなように、壁パネル14b、14cでは形成予定位置Pの領域が除去されることによって、壁パネル14b、14cの全幅にまたがって開口部16が形成される。このとき、開口部16の形成にあたって壁パネル14b、14cを水平方向に横断する切れ込みを壁パネル14b、14cに形成することによって簡単に開口部16を形成することができる。こうして壁パネル14b、14cは幅方向に分断される。なお、開口部16の形成予定位置Pの決定にあたって、壁パネル14b、14c内の横鉄筋26の位置を予め特定する。
その後、図5に示すように、開口部16の上縁及び下縁に沿って横フレーム21、21が配置されるとともに、開口部16の両側縁に沿って縦フレーム22、22が配置される。横フレーム21は縦フレーム22に固定され、縦フレーム22はその上端及び下端で床梁13に固定される。その後、開口部16内で横フレーム21、21に窓ユニット17が取り付けられる。最後に、窓ユニット17の周囲にシーリング処理等の補修作業が実施される。こうして壁12に窓が形成される。
以上のような方法によれば、既存の壁12に形成した開口部16に窓ユニット17を取り付けることによって、壁12に簡単に窓を形成することができる。このとき、壁パネル14b、14cの一部分を廃棄するだけであるので、従来に比べて廃棄量を減らすことができ、低コストで壁12を形成することができる。しかも、開口部16が形成された壁パネル14b、14cには壁パネル14a、14dにまたがって補強材23、23が固定されるので、十分な強度を有する壁12を確立することができる。さらに、シーリング処理等の補修作業の範囲を減らすことができる。
しかも、窓ユニット17の荷重は、横フレーム21を介して縦フレーム22、22によって支持されているので、開口部16よりも下端側の壁パネル14b、14cにはほとんど作用しない。一方で、開口部16よりも上端側の壁パネル14b、14cの荷重は、床梁13と横フレーム21を介した縦フレーム22とによって支持されているので、窓ユニット17にほとんど作用しない。こうした構成によれば、構造的にも十分な強度を有する壁12を確立することができる。
さらに、壁パネル14b、14cに埋め込まれた横鉄筋26、26の間で壁パネル14a〜14dに補強材23を固定しているので、壁パネル14において十分な強度を有する領域に補強材23を固定することができる。その結果、補強材23の補強によって、開口部16の形成にも拘わらず十分な強度を有する壁12を確立することができる。
また、本発明によって形成された壁12では、壁パネル14a〜14dは床梁13、13に幅方向の中央位置の1箇所で固定される一方で、補強材23、23は壁パネル14a〜14dのそれぞれ中央位置の1箇所で壁パネル14a〜14dに固定される。その結果、図6に示すように、例えば地震などによって床梁13、13が相互に反対向きに移動しても、床梁13、13の移動に応じて各壁パネル14a〜14dが回転して傾斜姿勢をとることができるので、壁パネル14a〜14dに外力が伝達されることを防止することができる。このとき、壁パネル14a〜14dへの補強材23の固定位置同士の間の距離は一定であるので、補強材23と壁パネル14a〜14dとの間の固定を確実に維持することができる。その結果、固定位置に大きな力が作用しないので、壁パネル14a〜14dのひび割れや脱落を防止することができ、構造的に安全な壁12を確立することができる。
図7に示すように、横フレーム21は、開口部16内に配置される前述の部分に加えて、壁パネル14b、14cの裏面に沿って補強材23まで延びる部分をさらに備えてもよい。すなわち、横フレーム21は、開口部16から最も近い横鉄筋26よりも開口部16側の縦鉄筋25のみの領域(いわゆる片持ち領域)の裏当てを形成することができる。こうした構成によれば、図2を併せて参照すると、いわゆる片持ち領域を横フレーム22によって補強することができるので、風圧などの外力にも十分に耐え得る壁12を確立することができる。
その他、以上の実施形態では、開口部16は2枚の壁パネル14b、14cに形成されたものの、開口部16が壁パネルの全幅にわたって延びて壁パネルを分断する限り、2枚の壁パネル14b、14cに開口部16を形成することに代えて、開口部16は1枚以上の壁パネル、例えば1枚の壁パネル、3枚の壁パネルに形成されてもよい。また、以上の実施形態では、壁パネル14a〜14dには、縦鉄筋25及び横鉄筋26が埋め込まれていたものの、縦鉄筋25及び横鉄筋26は埋め込まれていない壁パネルが用いられてもよい。
11 建築物
12 壁
13 梁(床梁)
14a〜14d 壁パネル
16 開口部
17 窓ユニット
21 横フレーム
22 縦フレーム
23 補強材
25 縦鉄筋
26 横鉄筋
P 形成予定位置

Claims (6)

  1. 高さ方向に規定される上端及び下端でそれぞれ建築物の梁に支持されて幅方向に相互に隣接して配置された少なくとも3枚の壁パネルを有する壁に開口部を形成する方法であって、
    前記開口部の形成予定位置を区画する少なくとも1枚の対象壁パネルの裏面、及び、前記幅方向において前記対象壁パネルを挟み込む2枚の隣接壁パネルの裏面にまたがって、前記形成予定位置より上端側及び下端側の位置で前記対象壁パネル及び前記隣接壁パネルに補強材を固定する工程と、
    前記対象壁パネルの前記形成予定位置に、前記対象壁パネルの全幅にわたって延びて前記対象壁パネルを分断する前記開口部を形成する工程と、を備えることを特徴とする開口部の形成方法。
  2. 請求項1に記載の開口部の形成方法において、
    前記壁パネルは、その幅方向の中央位置で前記梁に支持され、
    前記補強材は、各前記壁パネルの幅方向のそれぞれ中央位置で前記壁パネルに固定されることを特徴とする開口部の形成方法。
  3. 請求項1又は2に記載の開口部の形成方法において、
    前記開口部の両側縁に沿って延びる1対の縦フレームを前記梁に固定する工程と、
    窓ユニットを前記開口部に取り付ける工程と、をさらに備え、
    前記窓ユニットは前記縦フレームによって支持されることを特徴とする開口部の形成方法。
  4. 請求項3に記載の開口部の形成方法において、前記縦フレームは、前記開口部より上端側の対象壁パネルを支持することを特徴とする開口部の形成方法。
  5. 請求項3又は4に記載の開口部の形成方法において、
    前記壁パネル内には、
    当該壁パネルの高さ方向に相互に平行に延びる複数の縦鉄筋と、
    当該壁パネルの幅方向に相互に平行に延びる複数の横鉄筋と、が埋め込まれており、
    前記補強材は、相互に隣接する1対の前記横鉄筋の間で前記壁パネルに固定されることを特徴とする開口部の形成方法。
  6. 請求項5に記載の開口部の形成方法において、
    前記窓ユニットは、前記開口部の上縁及び下縁に沿って配置される1対の横フレームに取り付けられ、
    前記横フレームは前記縦フレームに支持され、
    前記横フレームは、前記開口部の上縁又は下縁から、前記対象壁パネルの裏面に沿って前記補強材まで延びることを特徴とする開口部の形成方法。
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