JP2014014490A - ホック - Google Patents

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Takaaki Shimizu
敬陽 清水
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Abstract

【課題】ホックを用いてベルト等に装飾体を着脱自在に取り付けた際、不用意に装飾体が外れて紛失しないようにする。
【解決手段】雄ホック1のゲンコ2において、その頸部5に平行面を有する段差係合部を形成する。雄ホック1はこの段差係合部のところにバネ10の平行部10a、10bが係合することにより抜けにくく、紛失のおそれがない。一方、90°回転することによりバネ10の平行部10a、10bから段差係合部が逃れるため、あとは通常のホックと同様に簡単に取り外すことができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、留め具として用いられるホックに関し、詳しくは、雄ホックを雌ホックへ嵌合しやすく、一旦嵌合するとそのままでは外れ難く、しかし外したい場合には雄ホック側をある角度回転することにより簡単にとり外すことができる特徴を有し、特に装飾体をホックを用いてベルトやバッグあるいは衣服等に着脱自在に装着するときに有用なホックに関する。
一般的なホックに求められる機能上の条件は、留め易く外れ難いという相反する条件を満たすことであり、このためにホックを設計する場合には、雄ホック側のゲンコに対してバネ強度を用途に応じて適切に設定することが求められる。
しかし、ベルト、カバン、衣服等の装飾やデザインを目的として、ベルト等側にバネ側を取り付けておき、装飾体をゲンコ側の皿の表面に取り付けたホックにあっては、ゲンコ(装飾体)がバネから外れ易いと高価な装飾体を紛失してしまうことがあり、このようなホックにあっては外れ難いことが条件となる。
このため、装飾体付のホックにあっては、バネとゲンコの嵌合強度を高めて一旦嵌合すると外れにくい強度に設計しているが、あまり強度を高めてしまうとゲンコの着脱がしにくくなり、不便である。
しかし、装飾体は、違うものに交換して使用することも多く、このような場合にゲンコの取り外しがしにくいというのも問題がある。
本発明は、バネ側に対するゲンコの取り付け及び取り外しが簡単で、一旦装着した上は不用意に外れて紛失したりしないホックを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ゲンコの頸部であって、この頸部の外周面に、頸部の直径より小さい幅で平行に落ち込んだ係合段差部を形成する、雌ホックのゲンコ嵌合口の奥に平行にバネ材を組み付け、前記ゲンコをこのゲンコ嵌合口から挿入したとき、前記係合段差にバネ材が係合することにより、ゲンコとバネ材の係合関係が強固となるように設定し、ゲンコ側を回転して前記係合段差部とバネ材の係合関係を解除することにより雄ホックを取り外し易いように構成してなることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のホックにおいて、ゲンコの頸部を断面三角形、四角形、五角形又は六角形に形成して成ることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のホックにおいて、雄ホックにおいてゲンコと反対側の皿部には、装飾体が取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明に係るホックは、雄側ホックのゲンコの頸部の周囲に平行に段差係合部を形成したことにより、ゲンコをバネ穴内に挿入したあと、バネが段差係合部内に落ち込むまで雄ホック側を回転すると、バネは段差係合部内に落ち込んでこの段差係合部を両側から挟み込む。
この結果、この状態では雄ホック側は回転も阻止され、外れ(抜け出)も阻止されるため、不用意に外れてゲンコ側(装飾体側)を紛失したりしない。
そして、雄ホック側を取り外したい場合には、雄ホック側を例えば90°回転すると、バネは段差係合部から外れてゲンコ側の頸部の外周面まで拡がる。この結果、ゲンコ側は簡単に外れることから、装飾体を別のものに交換したりする際に便利である。
雄ホックの側面図 雄ホックの側面図 雄ホックの正面図 雄ホックを裏側から見た正面図 A―A´線断面図 B―B´線断面図 雄ホックに装飾体を取り付けた状態の断面図 雄ホックに装飾体を取り付けた状態の断面図 雄ホックと雌ホックを対向させた状態の説明図 雄ホックと雌ホックを対向させた状態の説明図 雄ホック側のゲンコを雌ホック側のバネ穴内に挿入した状態の説明図 雄ホック側の段差係合部にバネが係合している状態の説明図 雄ホック 側のゲンコを雌ホック側のバネ穴内に挿入した通常状態の説明図 雄ホック側のゲンコの頸部にバネが係合関係している状態の説明図 ベルトの装飾体取付用ホックとして用いた例の説明図
本発明は、通常のホックとしても実用化が可能であるが、装飾体をベルトやバッグに装着するための装着具として使用したときに効果を発揮する。通常のホックの場合はそのまま着脱できることが前提であるが、本発明を実施したホックは、雄側のゲンコを雌側のバネ穴内に挿入したあと、固く留める場合には一定の角度回転することが必要であり、外す場合は一定の角度回転して緩くすることが条件である。つまり、ホックの着脱においては雄ホック側を回転するという動作が一回必要である。
ホックの材質は、金属を前提とするがバネ材を除き樹脂成型品としても良い。
図1〜図15に基づいて請求項1〜3に記載した本発明の実施例を詳細に説明する。
符号の1はゲンコ2を正面の中央に突出形成した雄ホック、3はこの雄ホックの皿部であって、未だ装飾体を取り付ける前の状態である。4はゲンコ2の膨大部、5は前記膨大部4より小径の頸部であって、この頸部5には、頸部5の直径(図2のW)より小さい幅(図1のW1)の平行面6a、6bからなる段差係合部6が形成されている。
図7、8は、前記皿部3の周縁3aを利用して装飾体7を雄ホック1の皿部3に取り付けた状態である。
図9、10は、雌ホック8と雄ホック1を対向させた状態の説明図であって、雌ホック8の正面8aの中央にはゲンコ2の挿入口9が形成されていて、このゲンコ2の挿入口9の奥には、前記雄ホック1の頸部5よりも小さい幅W2に設定された金属線材製のバネ10の平行部10a、10bが挿入口9から正面視露出した状態で組み付けられている。
前記バネ10は、雌ホック8の正面8aの周縁8bを巻き込むようにしてバネ10の外端10cが押えられていることにより、雌ホック8の裏側に組み付けられている。
なお、図9、10は、雄ホック1を雌ホック8に装着する前の状態、図11、13は雌ホック8に雄ホック1を装着した状態の説明図である。
図9、10において、11はベルト等の被装着物13側に止め金12を用いて雌ホック8をカシメ止めするカシメ部である。
図11、図12は、雌ホック8のゲンコ挿入口9内に正面から雄ホック1のゲンコ2が挿入され、平行面6a、6bにバネ10の平行部10a、10bが係合している状態であって、バネ10の平行部10a、10bは段差係合部6(平行面6a、6bの落ち込み)に係合することにより、そのまま雄ホック1(ゲンコ2)に引き抜き方向の力がかかっても引き抜くことはできない。
一方、図12の矢印a又はbのようにいずれか一方に雄ホック1を90°回転すると、バネ10の平行部10a,10bから段差係合部6が逃げてゲンコ2の頸部5がバネ10の平行部10a、10bのところに回転してくる。
この結果、図13、図14に示すように、雄ホック1に引き抜き方向の力がかかると、通常のホックの場合と同様に雄ホック1側を雌ホック8より取り外すことができる。
図15は、ベルト(被装飾物13)に対して本発明のホックを用いて装飾体7を取り付けた状態を示すもので、矢印のAは取り付け状態、Bは雄ホック1(装飾体7)を雌ホック8から取り外した状態を現している。
なお、本実施例において、ゲンコ2の頸部5の段差係合部6は平行面6a、6bとしたが、この段差係合部6は断面四角形としてもよい。この場合、雄ホック1側を取り外す場合には、45°の回転で済むことになる。
1 雄ホック
2 ゲンコ
3 皿部
4 膨大部
5 頸部
6 段差係合部
7 装飾体
8 雌ホック
9 バネ
10a、10b 平行部

Claims (3)

  1. ゲンコの頸部であって、この頸部の外周面に、頸部の直径より小さい幅で平行に落ち込んだ係合段差部を形成する、雌ホックのゲンコ嵌合口の奥に平行にバネ材を組み付け、前記ゲンコをこのゲンコ嵌合口から挿入したとき、前記係合段差部にバネ材が係合することにより、ゲンコとバネ材の係合関係が強固となるように設定し、ゲンコ側を回転して前記係合段差部とバネ材の係合関係を解除することにより雄ホックを取り外し易いように構成してなるホック。
  2. 前記ゲンコの頸部を断面三角形、四角形、五角形又は六角形に形成して成る請求項1に記載のホック。
  3. 前記雄ホックにおいて、ゲンコと反対側の皿部には、装飾体が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホック。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112862049A (zh) * 2019-11-28 2021-05-28 财团法人资讯工业策进会 加工器具以及具有rfid标签的结合件

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