JP2014014471A - 片手で簡単トイレットペーパーホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】取り付け・取り外し・引き出し・切断のすべてを片手で簡単に行えるトイレットペーパーホルダーを提供する。
【解決手段】床板(1)の中央に芯棒(2)を立てた縦型ホルダーで、ロール底面が床板に対し2度以上傾斜できるように芯棒の直径と高さを設定し、床板の壁側を滑らかな面(3)、反対側をイボ状ゴムを貼付した摩擦力の強い摩擦面(4)とする。これにより、ペーパーの取り付け・取り外しが片手で行えるほか、ペーパーを壁と反対側上方向(7)に引くことでロール底面と摩擦面の接触が弱まり引き出しが可能となり、引き出したペーパーを下方向(8)に引くことでロール底面と摩擦面の接触が強まり、ロールから離脱する付近でペーパーを片手で簡単に切断できる。切れやすい紙質のペーパーには、滑らかな面に床高を高めるカバー(5)を被せることでロール底面と摩擦面の接触を弱め、引き出し初動時の紙切れを防ぐ。
【選択図】図1
【解決手段】床板(1)の中央に芯棒(2)を立てた縦型ホルダーで、ロール底面が床板に対し2度以上傾斜できるように芯棒の直径と高さを設定し、床板の壁側を滑らかな面(3)、反対側をイボ状ゴムを貼付した摩擦力の強い摩擦面(4)とする。これにより、ペーパーの取り付け・取り外しが片手で行えるほか、ペーパーを壁と反対側上方向(7)に引くことでロール底面と摩擦面の接触が弱まり引き出しが可能となり、引き出したペーパーを下方向(8)に引くことでロール底面と摩擦面の接触が強まり、ロールから離脱する付近でペーパーを片手で簡単に切断できる。切れやすい紙質のペーパーには、滑らかな面に床高を高めるカバー(5)を被せることでロール底面と摩擦面の接触を弱め、引き出し初動時の紙切れを防ぐ。
【選択図】図1
Description
この発明は、トイレットペーパーのホルダーについて、ペーパーのホルダーへの取り付け、取り外し、引き出しおよび切断のすべてを、片手で簡単に行えるようにしたものである。
従来のトイレットペーパーホルダーには、ペーパーのホルダーへの取り付け、取り外し、引き出しおよび切断のすべてを、片手で簡単に行えるものがほとんどなかった。このすべてまたは一部を可能とする技術もあるが、電動部品や複雑な機構を要するという欠点があった(たとえば、特許文献1、特許文献2参照。)。ペーパーの強度やミシン目の切れやすさが違うと、うまく動作しない場合もあった。
また、トイレットペーパー用のホルダーには、ロールの芯を水平の芯棒に通す横型と、垂直の芯棒に通す縦型があるが、典型的なホルダーが横型であるため、横型ホルダーをトイレ以外に用いると、トイレを連想させてしまうため、トイレ以外で使用しにくいという欠点があった。
さらに、従来のホルダーには、上蓋やホルダー全体を覆うカバーがあるため、ペーパーが少なくなったときの残量が分かりにくいという欠点があった。
ホルダーへの取り付け、取り外し、引き出しおよび切断のすべてを片手で簡単に行えるトイレットペーパーホルダーを、ペーパーの残量が明確に認識できる簡素な仕組みで、かつ、トイレを連想させない斬新なデザインで提供する。
また、ペーパーの強度やミシン目の切れやすさの違いに対応できる仕組みを提供する。
壁に設置した床板の中央に芯棒を立てた逆丁字型の縦型ホルダーで、ロール底面が床板に対し2度以上傾斜できるように芯棒の直径と高さを設定し、床板の壁側を滑らかな面、反対側をイボ状ゴムなどを貼付した摩擦力の強い摩擦面とする。
これにより、ペーパーの取り付け・取り外しが片手で行えることに加えて、ペーパーを壁と反対側上方向に引くことでロール底面と摩擦面の接触が弱まり引き出しが可能となり、その後に引き出したペーパーを下方向に引くことでロール底面と摩擦面との接触が強まり、ロールから離脱する付近でペーパーを片手で簡単に切断できる。切れやすい紙質のペーパーには、滑らかな面に床高を高めるカバーを被せることでロール底面と摩擦面の接触を弱め、引き出し初動時の紙切れを防止する。
ロール底面と床板との摩擦を利用するペーパーの切断方法をとったため、刃を取り付けるためのカバーや上蓋を必要としない。そのため、片手の不自由な人でも簡単に紙の取り付け・取り外し・引き出し・切断が可能となるほか、小型で場所を取らず、紙の残量が明確に分かる利点も生まれた。また、ペーパー切断用の刃がないため安全である。
トイレを連想させない簡素なスタイルであるため、トイレ以外に、台所、洗面所、事務所、作業所など、さまざまな場所で利用できる。必要な量だけを手軽に切断して使用することができるので、ティッシュペーパーの節約ができて、省資源に寄与する。
左右対称の構造で、左右いずれからでも紙の引き出し・切断が可能であり、かつ小型で場所を取らない。そのため、トイレ以外のさまざまな場所に設置しやすい。トイレであれば便座の左右や正面のほか、既存の従来型ホルダーと並べて設置することもできる。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。図1、図2は、それぞれ、本体であるホルダーと付属品であるカバーと板の全体斜視図、全体側面図である。
本体となる逆丁字型の縦型ホルダーの骨格は、床板(1)と芯棒(2)である。
まず、床板(1)の長さは、一般的なトイレットペーパーのロールの直径と同じ程度にすることで、摩擦面を最大に取ることができる。厚さは、ネジ止めなど後述する壁への設置方法に適した厚みがあればよい。幅は、次に述べる芯棒(2)の直径と同じにすると、見た目がすっきりとする効果がある。
芯棒(2)は、ロール底面が床板に対し2度以上傾斜できるように、その直径と高さを設定する必要がある。たとえば、芯棒の直径は、ロールの芯の直径の8割から9割に、芯棒の高さは、ロールの芯の高さの6割以上に設定する。直径と高さがあまりに少ないと、ロールが不必要に揺れて安定しない。芯棒の表面は滑らかにしておく。
芯棒を床板のほぼ中央に設置し、床板の壁側を滑らかな面(3)、反対側を厚さ1ミリ程度のイボ状ゴムなどを貼付した摩擦力の強い摩擦面(4)とする。滑らかな面は、ペーパーとの摩擦が少なくなるように、表面を滑らかに加工するか、表面が滑らかな素材を使う。摩擦面の素材については、サンドペーパーや布ペーパーは削りかすが出るので、イボ状ゴムか、これと同等の摩擦力を発揮しかつ削りかすの出ない他の素材が望ましい。
ホルダー本体の壁への設置には、以下のようなさまざまな方法を取りうる。床板の下からL字金具で壁にネジ止めするほか、床板にそれと垂直な背板を設けて、既存のホルダーのネジ穴を利用してその背板を壁にネジ止めする、背板にマグネットシートを貼付して冷蔵庫や鉄製の机や壁などに取り付ける、背板に吸盤を取り付けて表面が滑らかなガラス面などに設置するなどがある。また、床板の下面に吸盤を取り付けて、卓上に設置することもできる。この場合は、引き出したペーパーの引き下げ余地を作るために、床板上面が卓上5センチ程度になるように床板の高さを調整する必要がある。
ホルダー本体が壁に設置されると、ペーパーの取り付け・取り外しは、芯棒の上から簡単に片手にできる。ホルダーが縦型でありかつ上蓋やカバーがないので、ペーパーの端を片手で簡単に持つことができる。
ペーパーを壁と反対側上方向(7)に引くことで、ロール底面と摩擦面の接触が弱まり、引き出しが可能となる。図3は、この状態を表した側面図である。引き出し時の注意点として、ペーパーをその幅全体に渡って保持することを、利用者に説明書などで知らせることが望まれる。ペーパーが手元で切れてしまうのを防止するためである。
使用したい長さを引き出したら、引き出したペーパーを下方向(8)に引くことで、ロール底面と摩擦面との接触が強まり、ペーパーがロールから離脱する付近で、ペーパーを片手で簡単に切断できる。図4は、この状態を表した側面図である。紙質やミシン目の加工の具合によるが、ペーパーがロールから離脱する付近にミシン目があればミシン目で切断され、この付近にミシン目がなければミシン目以外の部分で切断される。
紙質やミシン目の加工の具合により、弱い力で切れるペーパーを利用する場合には、ペーパーが引き出し初動時の摩擦に耐え切れず、引き出す前に切れてしまうことがある。このようなペーパーを利用する場合は、滑らかな面(3)と摩擦面(4)の床高を調整することによって対処する。具体的な方法の一例としては、滑らかな面(3)に床高を高めるカバー(5)を被せることで、ロール底面と摩擦面の接触を弱め、引き出し初動時の紙切れを防止する方法がある。この場合、カバーは、滑らかな面が摩擦面と水平になる程度の厚みのものを用意する。水平にしてもペーパーがすぐに切れる場合には、カバーの下に高さ調整用の板(6)を挟んで、滑らかな面を摩擦面より少し高くして調整する。
1 床板
2 芯棒
3 滑らかな面
4 摩擦面
5 床高を高めるためのカバー
6 高さ調整用の板
7 ペーパー引き出し時の方向
8 ペーパー切断時の方向
2 芯棒
3 滑らかな面
4 摩擦面
5 床高を高めるためのカバー
6 高さ調整用の板
7 ペーパー引き出し時の方向
8 ペーパー切断時の方向
Claims (2)
- 壁などに固定した床板(1)の中央に芯棒(2)を立てた逆丁字型の縦型ホルダーで、ロール底面が床板に対し2度以上傾斜できるように芯棒の直径と高さを設定し、床板の壁側を滑らかな面(3)、反対側をイボ状ゴムなどを貼付した摩擦力の強い摩擦面(4)とすることにより、ペーパーを壁と反対側上方向(7)に引くことでロール底面と摩擦面の接触が弱まり引き出しが可能となり、引き出したペーパーを下方向(8)に引くことでロール底面と摩擦面の接触が強まり、ロールから離脱する付近でペーパーを片手で簡単に切断できることを特徴とするトイレットペーパーホルダー。
- 切れやすい紙質のペーパーに対しては、滑らかな面(3)に床高を高めるカバー(5)を被せるなどの方法で、滑らかな面(3)と摩擦面(4)の床高を調整してロール底面と摩擦面の接触を弱め、引き出し初動時の紙切れを防ぐことができることを特徴とする請求項1のトイレットペーパーホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012153130A JP2014014471A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 片手で簡単トイレットペーパーホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012153130A JP2014014471A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 片手で簡単トイレットペーパーホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014014471A true JP2014014471A (ja) | 2014-01-30 |
Family
ID=50109743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012153130A Pending JP2014014471A (ja) | 2012-07-06 | 2012-07-06 | 片手で簡単トイレットペーパーホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014014471A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6323734B1 (ja) * | 2017-01-10 | 2018-05-16 | 利春 森園 | ロールペーパー保持具 |
-
2012
- 2012-07-06 JP JP2012153130A patent/JP2014014471A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6323734B1 (ja) * | 2017-01-10 | 2018-05-16 | 利春 森園 | ロールペーパー保持具 |
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