JP2014014003A - コンテンツ再生システム、再生装置、及びコンテンツ再生方法 - Google Patents

コンテンツ再生システム、再生装置、及びコンテンツ再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な操作及び処理によって、複数の端末にてそれぞれ保持しているコンテンツから任意のコンテンツを選択再生可能にする。
【解決手段】複数の携帯端末210〜240から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置として機能するDMR100Aは、携帯端末210〜240から受信したコンテンツの情報を含む予約リスト150を生成し、予約リスト150を通信可能な複数の携帯端末210〜240に対して送信する。携帯端末210〜240では、DMR100Aから受信した予約リスト150を表示し、使用者の操作により予約リスト150から選択されたコンテンツ(動画(c))を、該当するコンテンツを保持する携帯端末230(端末C)より取得し再生する。
【選択図】図1

Description

本開示は、複数の端末にてそれぞれ保持しているコンテンツから任意のコンテンツを選択再生するコンテンツ再生システム、再生装置、及びコンテンツ再生方法に関する。
例えば携帯端末などの端末に保持している動画または静止画のコンテンツをTVモニタ等の表示装置に転送し、大きな画面に表示して視聴できるコンテンツ再生システムがある。この種のコンテンツ再生システムの例として、DLNA(Digital Living Network Alliance)(登録商標、以下同様)の仕様に準拠したシステムがある。
ここで、携帯端末またはカメラにて撮影した動画または静止画のコンテンツを複数人で視聴する場合を想定する。この場合、携帯端末などの端末から、DLNAのDMR(Digital Media Renderer)として機能するTVモニタにコンテンツをPUSH機能にて転送し、TVモニタの表示画面に再生表示する。これにより、複数の人によって大きな表示画面上のコンテンツを視聴し、共有することが可能である。このとき、各々の人が持っている端末からコンテンツをPUSH転送すると、それぞれの人が撮影したコンテンツを皆で順に視聴することができる。
DLNA Guidelines Ver 1.5
DLNAのシステムでは、DMRに複数端末から連続してコンテンツをPUSH転送した場合、DMRにおけるコンテンツ再生は、後勝ちまたは先勝ちになる。つまり、一番最後または最初に転送されたコンテンツだけがDMRにて再生される。このため、1つのDMRに対して、複数の端末からそれぞれコンテンツを転送して、所望の複数のコンテンツを同時に再生表示して視聴することができない。また、DMRに再生表示されたコンテンツを視聴しながら、他のコンテンツを自分の端末にて視聴するためには、目的のコンテンツを保持している端末にそれぞれアクセスしてコンテンツを検索、取得する必要があり、操作及び処理に多くの手間がかかるという課題が生じる。このように、従来では、コンテンツをそれぞれ保持した複数の端末が存在するシステムにおいて、簡単に複数のコンテンツを共有する、あるいは同時に視聴することができなかった。
本開示は、簡単な操作及び処理によって、複数の端末にてそれぞれ保持しているコンテンツから任意のコンテンツを選択再生することが可能なコンテンツ再生システム、再生装置、及びコンテンツ再生方法を提供する。
本開示は、コンテンツを保持する端末と、複数の前記端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置とを有するコンテンツ再生システムであって、前記再生装置は、前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するリスト生成部と、前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信するリスト送信部と、を備え、前記端末は、前記再生装置から受信したコンテンツリストを表示するリスト表示部と、前記コンテンツリストから選択されたコンテンツを、該当するコンテンツを保持する端末または前記再生装置より取得し再生するコンテンツ取得部と、を備える、コンテンツ再生システムを提供する。
本開示は、端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置であって、前記端末から受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するリスト生成部と、前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信し、送信先の端末においてコンテンツの選択を可能とするリスト送信部と、を備える再生装置を提供する。
本開示は、端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置におけるコンテンツ再生方法であって、前記端末から受信したコンテンツを再生するステップと、前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するステップと、前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信し、送信先の端末においてコンテンツの選択を可能とするステップと、を有するコンテンツ再生方法を提供する。
本開示によれば、簡単な操作及び処理によって、複数の端末にてそれぞれ保持しているコンテンツから任意のコンテンツを選択再生することが可能なコンテンツ再生システム、再生装置、及びコンテンツ再生方法を提供できる。
第1の実施形態に係るコンテンツ再生システムの動作の概略を示す図 第1の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図 本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、予約リスト生成シーケンスの処理手順を示す図 本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、予約リスト更新シーケンスの処理手順を示す図 予約リストのリアルタイムリストの具体例を示す図 予約リストの再生時刻同期リストの具体例を示す図 第2の実施形態に係るコンテンツ再生システムの動作の概略を示す図 第2の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図 本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、端末追加時のシーケンスの処理手順を示す図 本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、端末離脱時のシーケンスの処理手順を示す図 第3の実施形態に係るコンテンツ再生システムの動作の概略を示す図 第3の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図 本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、過半数再生コンテンツ切替シーケンスの処理手順を示す図
以下の実施形態では、本開示に係るコンテンツ再生システム及びコンテンツ再生方法として、DLNAの仕様に準拠したシステムにおいて、DMRとして機能する再生装置と複数の端末とが無線通信を行い、コンテンツの転送、再生を行う例を示す。再生装置としては、動画等のコンテンツの表示及び音声出力を行うTVモニタなどが用いられる。端末としては、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等の無線通信機能を有する携帯端末などが用いられる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るコンテンツ再生システムの動作の概略を示す図である。第1の実施形態は、複数の携帯端末からそれぞれTVモニタ等によるDMRとして機能する再生装置(以下、DMRと記載)にコンテンツを転送し、DMRにてコンテンツを再生表示する例である。
DMR100Aと、携帯端末(端末A)210、携帯端末(端末B)220、携帯端末(端末C)230、携帯端末(端末D)240とが、無線ネットワークを介して接続され、複数の携帯端末210〜240からコンテンツをPUSH機能にて転送可能となっている。本実施形態では、コンテンツの例として、各携帯端末210〜240にて撮影した動画をDMR100Aに転送して表示する場合を想定する。各携帯端末210〜240の使用者(ユーザA、B、C、D)が、コンテンツ再生システムを利用するメンバーとなる。携帯端末210からは動画(a)、携帯端末220からは動画(b)、携帯端末230からは動画(c)、携帯端末240からは動画(d)がそれぞれ転送される。
DMR100Aは、それぞれの携帯端末210〜240から取得したコンテンツのデータを記憶部104に保持する。図示例では、動画(a)、動画(b)、動画(c)、動画(d)のデータが記憶される。DMR100Aは、保持したコンテンツのデータに対応して、コンテンツリストの一例である、各コンテンツの一覧情報を含む予約リスト150を作成し、携帯端末210〜240に送信する。
各携帯端末210〜240では、表示部に予約リスト150を表示し、使用者が予約リスト150の中から所望のコンテンツを選択可能にする。ここで、DMR100Aでは動画(a)が再生されているものとし、他のコンテンツを携帯端末にて視聴したい場合を想定する。携帯端末の使用者が任意のコンテンツを選択すると(図示例では動画(c)を選択)、対応するコンテンツを保持する携帯端末(図示例では携帯端末(端末C)230)にアクセスし、PULL機能によって対象のコンテンツを取得して再生する。これにより、DMR100Aにて再生されているコンテンツとは異なる他のコンテンツを、容易に携帯端末210〜240にて再生し視聴することが可能になる。また、複数の携帯端末の使用者が他の同じコンテンツを容易に共有することも可能である。
図2は、第1の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。DMR100Aと携帯端末210〜240とは、ネットワーク300を介して接続され、コンテンツデータ、予約リストなどの送受信を行う。図示例では、携帯端末(端末A)210と携帯端末(端末C)230を示している。
DMR100Aは、DLNA処理部101、通信制御部102、受信コンテンツ保持部103、記憶部104、表示部105、予約リスト制御部106、予約リスト生成部107、予約リスト送信部108を有する。
DLNA処理部101は、DLNAの仕様に関する各種処理を実行する。DLNA処理部101は、DMR処理部111を有し、DMR機能を実現する処理として、コンテンツの再生処理などを実行する。
通信制御部102は、無線LAN等によるネットワーク300と接続され、ネットワーク300を介して携帯端末210〜240と通信を行う通信インタフェースを有し、コンテンツデータの受信、予約リストの送信等を行う。
受信コンテンツ保持部103は、フラッシュメモリ等の記憶素子を有し、通信制御部102にて受信され、DLNA処理部101のDMR処理部111にて処理された動画のコンテンツデータを保持する。記憶部104は、フラッシュメモリ等の記憶素子、またはハードディスクドライブ等の記憶装置を有し、コンテンツデータ、予約リストなどを記憶し保存する。表示部105は、液晶ディスプレイなどの表示装置を有し、受信コンテンツ保持部103より出力されたコンテンツデータを表示する。
予約リスト制御部106は、自装置に保持しているコンテンツの一覧情報を含む予約リストの生成、更新、送信の処理に関する制御を行う。予約リスト生成部107は、予約リスト制御部106の制御に従って、予約リストの生成処理、更新処理を実行する。予約リスト送信部108は、予約リスト制御部106の制御に従って、予約リストの送信処理を実行する。
予約リスト制御部106、予約リスト生成部107、及び予約リスト送信部108は、CPU等のプロセッサ及びメモリを有する情報処理部(コンピュータ)により構成され、所定のプログラムを実行することにより、予約リスト関連の処理を実行する。
予約リスト生成部107は、リアルタイムリスト生成部121を有し、予約リストの一例としてコンテンツの一覧情報を随時更新した状態としたリアルタイムリストの生成または更新処理を実行する。また、予約リスト生成部107は、撮影時刻同期リスト生成部122を有し、予約リストの一例としてコンテンツの撮影時間が一致するように再生時間を同期させた撮影時刻同期リストの生成または更新処理を実行する。これらのリアルタイムリスト及び撮影時刻同期リストについては後述する。
上記構成において、DLNA処理部101、通信制御部102、受信コンテンツ保持部103、予約リスト制御部106、予約リスト生成部107、予約リスト送信部108は、CPU等のプロセッサ及びメモリを有する情報処理部(コンピュータ)により構成され、所定のソフトウェアプログラムを実行することにより、各機能を実現する。ここで、予約リスト制御部106及び予約リスト生成部107が、コンテンツリストを生成するリスト生成部の機能を実現する。また、予約リスト制御部106及び予約リスト送信部108が、コンテンツリストを端末に送信するリスト送信部の機能を実現する。また、DLNA処理部101及び表示部105が、受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部の機能を実現する。
携帯端末(端末A)210は、DLNA処理部211、通信制御部212、記憶部213、予約リスト受信部214、予約リスト表示部215、表示部216、コンテンツ再生処理部217を有する。図示例では、携帯端末210において、コンテンツデータのPUSH送信、予約リストの受信、コンテンツデータのPULL受信を実行する機能について示している。なお、携帯端末(端末A)210は、携帯端末(端末C)230と同様の機能を有していてもよい。
DLNA処理部211は、DLNAの仕様に関する各種処理を実行する。DLNA処理部211は、PUSH処理部271を有し、PUSH機能を実現する処理として、コンテンツのPUSH送信処理などを実行する。また、DLNA処理部211は、PULL処理部272を有し、PULL機能を実現する処理として、コンテンツのPULL受信処理、再生処理などを実行する。
通信制御部212は、無線LAN等によるネットワーク300と接続され、ネットワーク300を介してDMR100A、携帯端末220〜240と通信を行う通信インタフェースを有し、コンテンツデータのPUSH送信、予約リストの受信、コンテンツデータのPULL受信等を行う。
記憶部213は、フラッシュメモリ等の記憶素子を有し、携帯端末210にて撮影、取得したコンテンツデータなどを記憶し保存する。DLNA処理部211のPUSH処理部271においてコンテンツのPUSH送信処理を実行する場合、記憶部213は、対象のコンテンツデータをPUSH処理部271に対して出力する。PUSH処理部271は、記憶部213から対象のコンテンツデータを読み出し、通信制御部212を介してDMR100AにコンテンツデータをPUSH機能にて送信する。
予約リスト受信部214は、DMR100Aから送信された予約リストの受信処理を実行する。予約リスト表示部215は、受信した予約リストの表示部216への表示処理を実行する。表示部216は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置を有し、予約リスト表示部215より出力された予約リストの表示、取得したコンテンツの表示などを行う。
コンテンツ再生処理部217は、DLNA処理部211のPULL処理部272を制御し、予約リストの選択指示に応じたコンテンツの再生処理を実行する。この際、PULL処理部272によって、対象コンテンツのPULL受信処理及び再生処理を実行させ、表示部216にコンテンツを表示させる。
上記構成において、DLNA処理部211、通信制御部212、予約リスト受信部214、予約リスト表示部215、コンテンツ再生処理部217は、CPU等のプロセッサ及びメモリを有する情報処理部(コンピュータ)により構成され、所定のソフトウェアプログラムを実行することにより、各機能を実現する。ここで、予約リスト受信部214及び予約リスト表示部215が、コンテンツリストを表示するリスト表示部の機能を実現する。また、コンテンツ再生処理部217及びDLNA処理部211のPULL処理部272が、コンテンツを取得し再生するコンテンツ取得部の機能を実現する。
携帯端末(端末C)230は、DLNA処理部231、通信制御部232、記憶部233を有する。図示例では、携帯端末230において、PULL受信の要求に対するコンテンツデータの配信を実行する機能について示している。なお、携帯端末(端末C)230は、携帯端末(端末A)210と同様の機能を有していてもよい。
DLNA処理部231は、DLNAの仕様に関する各種処理を実行する。DLNA処理部231は、サーバ処理部273を有し、サーバ機能を実現する処理として、PULL機能に対応するコンテンツの配信処理などを実行する。
通信制御部232は、無線LAN等によるネットワーク300と接続され、ネットワーク300を介してDMR100A、携帯端末210、220、240と通信を行う通信インタフェースを有し、PULL受信の要求に対するコンテンツデータの配信等を行う。
記憶部233は、フラッシュメモリ等の記憶素子を有し、携帯端末230にて撮影、取得したコンテンツデータなどを記憶し保存する。DLNA処理部231のサーバ処理部273においてPULL機能に対応するコンテンツの配信処理を実行する場合、記憶部233は、対象のコンテンツデータをサーバ処理部273に対して出力する。サーバ処理部273は、携帯端末210からPULL受信の要求を受けると、記憶部233から対象のコンテンツデータを読み出し、通信制御部232を介して携帯端末210にコンテンツデータを送信する。
上記構成において、DLNA処理部231、通信制御部232は、CPU等のプロセッサ及びメモリを有する情報処理部(コンピュータ)により構成され、所定のソフトウェアプログラムを実行することにより、各機能を実現する。
図2の構成によるコンテンツ再生システムの動作について説明する。携帯端末(端末A)210は、自装置にて撮影、取得した動画のコンテンツデータを、PUSH処理部271によりDMR100AにPUSH送信する。DMR100Aは、PUSH送信されてきたコンテンツデータを、DMR処理部111により受信し、受信コンテンツ保持部103により記憶部104に記憶させて保持する。また、受信コンテンツ保持部103にて保持したコンテンツデータを、表示部105に出力して表示する。これにより、携帯端末210の使用者を含むDMR100A周辺にいる人は、表示部105に表示された動画コンテンツを視聴できる。
DMR100Aは、PUSH送信されてきたコンテンツデータを受信すると、予約リスト制御部106の制御により、予約リスト生成部107にてコンテンツの一覧情報を含む予約リストを生成する。以前に予約リストを生成している場合は、予約リスト生成部107によって、コンテンツデータの受信に伴い、予約リストを更新する。この際、予約リスト生成部107は、携帯端末からのコンテンツデータを受信した場合に、所定タイミングで予約リストを生成する。例えば、予約リスト生成部107は、携帯端末からのコンテンツを受信する度に、予約リストを生成または更新する。
DMR100Aは、予約リストが生成または更新されると、予約リスト送信部108により、最新の予約リストを送信する。この際、予約リスト送信部108は、ネットワーク300に接続されている携帯端末210等の複数の端末に対して予約リストをマルチキャスト配信にて送信する。
携帯端末210は、予約リスト受信部214にて予約リストを受信すると、予約リスト表示部215によって表示部216にて予約リストを表示する。携帯端末210は、予約リストの表示中に、予約リスト内の特定のコンテンツの選択指示を入力すると、コンテンツ再生処理部217により、選択指示されたコンテンツの再生処理を開始する。この場合、PULL処理部272により、選択指示に対応するコンテンツを保持する携帯端末(図示例では携帯端末(端末C)230)に対して、PULL機能によるコンテンツデータの取得要求を送信する。
コンテンツデータの取得要求を受信した携帯端末230は、サーバ処理部273により、該当するコンテンツデータを取得要求送信元の携帯端末210に配信する。
携帯端末210は、携帯端末230からコンテンツデータを受信すると、PULL処理部272によって表示部216にてコンテンツを再生表示する。これにより、携帯端末210において、DMR100Aに再生表示されているコンテンツとは別に、予約リストから所望のコンテンツを選択して取得し、自装置にて再生表示することができる。
図3は、本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、予約リスト生成シーケンスの処理手順を示す図である。ここでは、上述したコンテンツ再生システムの動作における、予約リストの生成処理に関する具体的な手順の例を示す。
携帯端末(端末A)210のPUSH処理部271は、自端末からコンテンツデータをPUSH送信する場合に、通信制御部212を介してDMR100Aに対して「SetAVTransportUri」を送信し、PUSH送信の開始を通知する(S101)。
DMR100AのDMR処理部111は、通信制御部102を介して携帯端末210からのPUSH送信の開始通知を受信すると、携帯端末210に対して受信応答を示す「GET」を返信し、PUSH送信の開始通知を受信した旨を通知する(S102)。
携帯端末210のPUSH処理部271は、DMR100Aから「GET」の応答を受信すると、DMR100Aに対して「HTTP 200 OK」を送信し、コンテンツデータのデータ送信を開始する(S103)。以降、コンテンツデータの送信が完了するまで、PUSH処理部271はDMR100Aに対してデータ送信を継続する。
DMR100AのDMR処理部111は、通信制御部102を介して携帯端末210から送信されたコンテンツデータを受信すると、受信コンテンツ保持部103に受け渡す。受信コンテンツ保持部103は、受信したコンテンツデータを記憶部104に転送して記憶させ、コンテンツデータを保持する(S104)。また、受信コンテンツ保持部103は、データ受信通知を予約リスト制御部106に送信し、コンテンツデータが受信されたことを通知する(S105)。
DMR100Aの予約リスト制御部106は、データ受信通知を受けると、予約リスト生成部107に対して予約リスト生成要求を送信し、予約リストの生成を指示する(S106)。予約リスト生成部107は、予約リスト生成要求を受けると、記憶部104に対して予約リスト情報要求を送信して受信コンテンツに関する予約リスト情報を取得する(S107)。予約リスト情報としては、受信コンテンツの保有ユーザ名(送信元の端末名、端末のユーザ情報など)、PUSHされた時間、コンテンツ情報などが含まれる。コンテンツ情報には、送信元のURI(Uniform Resource Identifier)、コンテンツのタイトル、撮影時間などが含まれる。コンテンツ情報として、コンテンツの総時間(動画の場合)、データ量などが含まれていてもよい。
DMR100Aの予約リスト生成部107は、取得した予約リスト情報に基づき、コンテンツの一覧情報を随時更新してリアルタイムに示すリアルタイムリストを生成する(S108)。また、予約リスト生成部107は、予約リスト情報に基づき、コンテンツの撮影時間が一致するように再生時間を同期させた撮影時刻同期リストを生成する(S109)。なお、予約リストとして、リアルタイムリストと撮影時刻同期リストの一方のみを生成するようにしてもよい。予約リスト生成部107は、予約リストの生成が完了すると、予約リスト制御部106に完了通知を行う。
DMR100AのDMR処理部111は、携帯端末210からのPUSH送信によるコンテンツデータの受信が完了すると、再生可能状態を示す「State:PLAYING」を状態変更通知として予約リスト制御部106に送信する(S110)。このとき、記憶部104に保持したコンテンツデータを読み出し、表示部105に出力してコンテンツの再生表示を行う。
DMR100Aの予約リスト制御部106は、DMR処理部111からの状態変更通知を受信すると、予約リスト送信部108に対して予約リスト送信要求を送信し、予約リストの送信を指示する(S111)。予約リスト送信部108は、予約リスト送信要求を受けると、「NOTIFY ReserveInfo」として、生成された予約リストをマルチキャストにて送信する(S112)。予約リストは、通信制御部102を介して複数の携帯端末210〜240に送信される。
携帯端末210の通信制御部212は、DMR100Aから送信された予約リストを受信すると、予約リスト受信部214に予約リスト受信通知を送信する(S113)。予約リスト受信部214は、受信した予約リストを予約リスト表示部215に転送し、予約リスト表示部215は、表示部216に予約リストを出力して表示する(S114)。
図4は、本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、予約リスト更新シーケンスの処理手順を示す図である。ここでは、上述した予約リストの生成処理の後で、予約リストを更新する場合の更新処理に関する具体的な手順の例を示す。図示例では、携帯端末(端末A)210の後に携帯端末(端末B)220からDMR100AにコンテンツをPUSH送信する場合を示している。
携帯端末(端末B)220のPUSH処理部271は、自端末からコンテンツデータをPUSH送信する場合に、通信制御部222を介してDMR100Aに対して「SetAVTransportUri」を送信し、PUSH送信の開始を通知する(S121)。
DMR100AのDMR処理部111は、通信制御部102を介して携帯端末220からのPUSH送信の開始通知を受信すると、携帯端末220に対して受信応答を示す「GET」を返信し、PUSH送信の開始通知を受信した旨を通知する(S122)。
携帯端末220のPUSH処理部271は、DMR100Aから「GET」の応答を受信すると、DMR100Aに対して「HTTP 200 OK」を送信し、コンテンツデータのデータ送信を開始する(S123)。以降、コンテンツデータの送信が完了するまで、PUSH処理部271はDMR100Aに対してデータ送信を継続する。
DMR100AのDMR処理部111は、通信制御部102を介して携帯端末220から送信されたコンテンツデータを受信すると、受信コンテンツ保持部103に受け渡す。受信コンテンツ保持部103は、受信したコンテンツデータを記憶部104に転送して記憶させ、コンテンツデータを保持する(S124)。また、受信コンテンツ保持部103は、データ受信通知を予約リスト制御部106に送信し、コンテンツデータが受信されたことを通知する(S125)。
DMR100Aの予約リスト制御部106は、データ受信通知を受けると、既に予約リストが生成されている場合、予約リスト生成部107に対して予約リスト更新要求を送信し、予約リストの更新を指示する(S126)。予約リスト生成部107は、予約リスト更新要求を受けると、記憶部104に対して予約リスト情報要求を送信して受信コンテンツに関する予約リスト情報を取得する(S127)。
DMR100Aの予約リスト生成部107は、取得した予約リスト情報に基づき、コンテンツのリアルタイムリストを更新する(S128)。また、予約リスト生成部107は、予約リスト情報に基づき、コンテンツの撮影時刻同期リストを更新する(S129)。なお、予約リストとして、リアルタイムリストと撮影時刻同期リストの一方のみを生成、更新するようにしてもよい。予約リスト生成部107は、予約リストの更新が完了すると、予約リスト制御部106に完了通知を行う。
DMR100Aの予約リスト制御部106は、予約リスト生成部107からの予約リスト更新の完了通知を受信すると、予約リスト送信部108に対して予約リスト送信要求を送信し、予約リストの送信を指示する(S131)。予約リスト送信部108は、予約リスト送信要求を受けると、「NOTIFY ReserveInfo」として、更新された予約リストをマルチキャストにて送信する(S132)。予約リストは、通信制御部102を介して複数の携帯端末210〜240に送信される。
携帯端末220の通信制御部222は、DMR100Aから送信された予約リストを受信すると、予約リスト受信部224に予約リスト受信通知を送信する(S133)。予約リスト受信部224は、受信した予約リストを予約リスト表示部225に転送し、予約リスト表示部225は、表示部に予約リストを出力して表示する(S134)。
次に、予約リストの一例としてのリアルタイムリストについて説明する。図5は、予約リストのリアルタイムリストの具体例を示す図である。図示例では、携帯端末(端末A)210から送信した動画(a)をDMR100Aにて再生しているときに、携帯端末(端末B)220から動画(b)が、携帯端末(端末C)230から動画(c)が、それぞれDMR100AにPUSH送信された場合を示している。
携帯端末(端末A)210から動画(a)のコンテンツがDMR100AにPUSH送信され、DMR100Aの表示部に再生表示されている。この状態で、携帯端末(端末B)220が動画(b)のコンテンツを、携帯端末(端末C)230が動画(c)のコンテンツを、それぞれDMR100AにPUSH送信する。DMR100Aは、PUSH送信された各コンテンツのデータを、記憶部104に記憶し保持する。
DMR100Aの予約リスト生成部107は、コンテンツが受信されると直ちに、リアルタイムリスト生成部121により、受信したコンテンツの予約リスト情報を取得し、コンテンツの一覧情報を随時更新してリアルタイムに示すリアルタイムリスト150Aを生成する。そして、DMR100Aの予約リスト送信部108は、生成したリアルタイムリスト150Aを、携帯端末210〜240に送信する。各携帯端末210〜240では、表示部に予約リストとしてリアルタイムリスト150Aを表示する。これにより、DMR100AにコンテンツがPUSH送信されると、即座にリアルタイムリスト150Aが生成または更新され、各携帯端末210〜240においてリアルタイムでPUSH送信されたコンテンツを把握できる。
リアルタイムリスト150Aには、受信コンテンツの保有ユーザ名として、送信元の端末名(例:端末A)または端末のユーザ情報(例:ユーザA)などが列状に表示される。図示例では、DMR100Aに接続されている携帯端末210〜240の端末名(ユーザ名)A、B、C、Dが画面左側部に縦列に表示されている。また、リアルタイムリスト150Aには、それぞれの保有ユーザ名に対応して、PUSH送信されたコンテンツ情報152、153が表示される。図示例では、コンテンツのタイトル、撮影時間、撮影日が表示されている。
なお、リアルタイムリスト150Aに表示するコンテンツ情報は、リアルタイム性を持たせるために、以下のようにしてもよい。
(1)リストに表示されたコンテンツ情報の表示期間を設ける。
表示期間は、例えば、10秒固定などの固定値、あるいは、ユーザが設定可能としてもよい。
(2)リスト表示された後、次のコンテンツ情報が更新されたタイミングで更新する。
このとき、新しいコンテンツ情報が表示されたことがわかるように、リストのコンテンツ表示部分の色を変えるなどしてもよい。例えば、図5において、動画(b)→動画(c)の順にコンテンツがPUSH送信された場合、動画(c)のコンテンツが新たに追加されたことが容易に識別できるように、端末Cからの動画(c)の色を変えたり、色の濃度を濃くするなど、異なる態様にて表示する。また、この場合、時間が経過すると、色がだんだん薄くなってくるなどの表示を行うことにより、さらにリアルタイム性を容易に視認できるようにすることも可能である。
携帯端末の使用者が、リアルタイムリスト150Aから任意のコンテンツを選択する操作をすると、対象のコンテンツを保持している携帯端末に対して、PULL機能によって対象コンテンツを取得し、再生表示する処理が行われる。これにより、他の携帯端末がPUSH送信したコンテンツを、即座に自端末において選択して取得し、再生することができる。また、「全て再生」の操作ボタン156を操作することにより、リスト上に表示されている全てのコンテンツを順に連続再生することも可能である。
携帯端末の使用者は、各携帯端末にて撮影したコンテンツを自端末で再生して視聴できるので、DMR100Aに再生表示されているコンテンツとともに、任意の他のコンテンツを視聴することができる。このため、簡単に複数のコンテンツを共有したり、同時に視聴することが可能となる。
次に、予約リストの他の例としての撮影時刻同期リストについて説明する。図6は、予約リストの撮影時刻同期リストの具体例を示す図である。図示例では、携帯端末(端末A)210から送信した動画(a)をDMR100Aにて再生しているときに、携帯端末(端末B)220から動画(b)が、携帯端末(端末C)230から動画(c)が、それぞれDMR100AにPUSH送信された場合を示している。
携帯端末(端末A)210から動画(a)のコンテンツがDMR100AにPUSH送信され、DMR100Aの表示部に再生表示されている。この状態で、携帯端末(端末B)220が動画(b)のコンテンツを、携帯端末(端末C)230が動画(c)のコンテンツを、それぞれDMR100AにPUSH送信する。DMR100Aは、PUSH送信された各コンテンツのデータを、記憶部104に記憶し保持する。
DMR100Aの予約リスト生成部107は、コンテンツが受信されると、撮影時刻同期リスト生成部122により、受信したコンテンツの予約リスト情報を取得し、コンテンツの撮影時間が一致するように再生時間を同期させた撮影時刻同期リスト150Bを生成する。そして、DMR100Aの予約リスト送信部108は、生成した撮影時刻同期リスト150Bを、携帯端末210〜240に送信する。各携帯端末210〜240では、表示部に予約リストとして撮影時刻同期リスト150Bを表示する。これにより、DMR100AにコンテンツがPUSH送信されると、撮影時刻同期リスト150Bが生成または更新され、各携帯端末210〜240においてPUSH送信された各コンテンツの撮影時間の同期がとられてタイムスケール上に表示されたリストを把握できる。
撮影時刻同期リスト150Bには、受信コンテンツの保有ユーザ名として、送信元の端末名または端末のユーザ情報などが列状に表示される。図示例では、DMR100Aに接続されている携帯端末210〜240の端末名(ユーザ名)A、B、C、Dが画面左側部に縦列に表示されている。また、撮影時刻同期リスト150Bには、それぞれの保有ユーザ名に対応して、PUSH送信されたコンテンツ情報162、163が表示される。撮影時刻同期リスト150Bでは、画面横方向に一つの共通のタイムスケール166が表示され、タイムスケール166に合わせてコンテンツの撮影時間が一致するように再生時間を同期させた状態で、各コンテンツ情報162、163が時系列に表示される。コンテンツ情報162、163は、動画のシーンごとの情報などを表示してもよい。
携帯端末の使用者が、撮影時刻同期リスト150Bから任意のコンテンツを選択し、再生操作ボタン167を操作すると、対象のコンテンツを保持している携帯端末に対して、PULL機能によって対象コンテンツを取得し、再生時刻を同期させた状態で再生表示する処理が行われる。これにより、他の携帯端末がPUSH送信したコンテンツを、自端末において選択して取得し、同じ時刻に撮影された複数のコンテンツを同期させて再生することができる。
携帯端末の使用者は、各携帯端末にて撮影したコンテンツを自端末で再生する際、DMR100Aまたは他の端末にて再生中のコンテンツと同じ時刻に撮影されたコンテンツを同期させて再生し、視聴できる。したがって、同じ時刻に撮影された複数のコンテンツを同時に視聴することができる。例えば、DMR100Aに再生表示されているコンテンツと同じ時刻に撮影されたコンテンツを、携帯端末において同時に再生し、両コンテンツを視聴することができる。
本実施形態のコンテンツ再生システムは、例えば、同じイベントを複数の使用者が各自保持している携帯端末にて撮影したコンテンツを、各携帯端末からDMRに送信して、視聴する場合などに適用可能である。この場合、各使用者の視点から撮影したコンテンツを、複数の使用者の携帯端末において、容易に確認、再生し、共有することができる。
本実施形態によれば、複数の携帯端末とDMRを有するコンテンツ再生システムにおいて、簡単な操作及び処理によって、複数の携帯端末にてそれぞれ保持しているコンテンツから任意のコンテンツを選択再生することができる。これにより、例えば、DMRに現在再生表示されているコンテンツだけでなく、他の携帯端末からDMRに送信されたコンテンツのリストを各携帯端末にて確認し、リストの中から任意にコンテンツを選択し、そのコンテンツを再生し視聴できる。
したがって、コンテンツ再生システムに接続された携帯端末の使用者は、各携帯端末が保持しているコンテンツを、容易に共有、再生することができる。また、DMRにて再生されているコンテンツを視聴しながら、別のコンテンツを自身の携帯端末にて容易に視聴することができる。リアルタイムリストを用いる場合、DMRが受信したコンテンツを、即座に各携帯端末にて確認し、再生することができる。また、撮影時刻同期リストを用いる場合、同じ時刻に撮影された複数のコンテンツをDMRと携帯端末にて同期させて再生し、異なる位置で撮影されたコンテンツを同時に視聴できる。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係るコンテンツ再生システムの動作の概略を示す図である。第2の実施形態は、コンテンツ再生システムに接続される携帯端末の追加、すなわちコンテンツ再生システムを利用するメンバーの追加を行う例を示す。
DMR100Bに対して、複数の携帯端末210〜240が無線ネットワークを介して接続され、各携帯端末210〜240からDMR100BにコンテンツをPUSH機能にて転送している。DMR100Bにおいて、携帯端末(端末A)210からの動画(a)のコンテンツを再生表示中に、新たな携帯端末(端末E)250が無線ネットワークを介してDMR100Bと接続され、新規メンバー(ユーザE)がコンテンツ再生システムを利用可能となる場合を想定する。
DMR100Bは、新たな携帯端末(端末E)250が接続されると、予約リスト150を携帯端末250に対して送信する。この際、コンテンツの更新とは別に、ユーザEを追加した予約リストを作成して、各携帯端末210〜250に更新した予約リスト150をそれぞれ送信してもよい。あるいは、コンテンツの更新が無い場合は、既に作成してある予約リスト150を新規メンバーの携帯端末250に別途追加送信してもよい。
携帯端末(端末E)250を含む各携帯端末210〜250では、表示部に予約リスト150を表示し、使用者が予約リスト150の中から所望のコンテンツを選択可能にする。これにより、追加接続された新規メンバーの携帯端末250においても、DMR100Bにて再生されているコンテンツとは異なる他のコンテンツを、容易に他の携帯端末から取得して再生し視聴することが可能になる。
図8は、第2の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。DMR100Bと携帯端末210〜250とは、ネットワーク300を介して接続され、コンテンツデータ、予約リストなどの送受信を行う。図示例では、携帯端末(端末A)210とともに、追加接続された携帯端末(端末E)250を示している。ここでは、上述した第1の実施形態と異なる点を中心に説明し、第1の実施形態と同様の構成、動作については説明を省略する。
DMR100Bは、DLNA処理部101、通信制御部102、受信コンテンツ保持部103、記憶部104、表示部105、予約リスト制御部106、予約リスト生成部107、予約リスト送信部108、携帯端末追加検知部131、携帯端末離脱検知部132を有する。すなわち、DMR100Bは、図2に示した第1の実施形態のDMR100Aの構成に加えて、携帯端末追加検知部131、携帯端末離脱検知部132を備え、一部の動作が異なるものである。携帯端末追加検知部131、携帯端末離脱検知部132は、CPU等のプロセッサ及びメモリを有する情報処理部(コンピュータ)により構成され、所定のソフトウェアプログラムを実行することにより、各機能を実現する。
携帯端末追加検知部131は、通信制御部102からの携帯端末接続通知に基づき、コンテンツ再生システムへの携帯端末の追加を検知し、携帯端末追加検知通知を予約リスト制御部106に対して送信する。
携帯端末離脱検知部132は、通信制御部102からの携帯端末接続解除通知に基づき、コンテンツ再生システムからの携帯端末の離脱を検知し、携帯端末離脱検知通知を予約リスト制御部106に対して送信する。
予約リスト制御部106は、携帯端末追加検知部131からの携帯端末追加検知通知、または携帯端末離脱検知部132からの携帯端末離脱検知通知を受けると、予約リスト生成部107に対して予約リスト更新要求を送信し、予約リストの更新を指示する。予約リスト生成部107は、予約リスト更新要求に従って、予約リストを更新する。予約リスト送信部108は、更新された予約リストを携帯端末210〜250に送信する。
携帯端末(端末E)250は、DLNA処理部251、通信制御部252、記憶部253、予約リスト受信部254、予約リスト表示部255、表示部256、コンテンツ再生処理部257を有する。すなわち、携帯端末250は、図2に示した携帯端末210と同様に、コンテンツデータのPUSH送信、予約リストの受信、コンテンツデータのPULL受信を実行する機能を有している。
携帯端末(端末A)210は、DLNA処理部211において、サーバ処理部273を有する。すなわち、携帯端末210は、図2に示した携帯端末230と同様に、サーバ機能の一つとして、PULL受信の要求に対するコンテンツデータの配信を実行する機能を有している。
図9は、本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、端末追加時のシーケンスの処理手順を示す図である。ここでは、コンテンツ再生システムに携帯端末(端末E)250が追加接続され、コンテンツ再生システムのネットワークに新規に参加する場合の具体的な手順の例を示す。
携帯端末(端末E)250のDLNA処理部251は、コンテンツ再生システムのネットワーク300に接続する場合に、通信制御部252を介してDMR100Bに対して「Notify ssdp:alive」を送信し、ネットワークへの参加を通知する(S201)。
DMR100BのDLNA処理部101は、通信制御部102を介して携帯端末250よりネットワークへの参加通知を受信すると、携帯端末250に対して受信応答を示す「HTTP 200 OK」を返信し、ネットワークへの参加通知を受信した旨を通知する(S202)。
DMR100Bの携帯端末追加検知部131は、通信制御部102から携帯端末接続通知を受けることにより(S203)、携帯端末が新たに追加接続されたことを検知し、携帯端末追加検知通知を予約リスト制御部106に送信し、携帯端末が追加されたことを通知する(S204)。
DMR100Bの予約リスト制御部106は、携帯端末追加検知通知を受けると、予約リスト生成部107に対して予約リスト更新要求を送信し、予約リストの更新を指示する(S205)。予約リスト生成部107は、予約リスト更新要求を受けると、記憶部104に対して予約リスト情報要求を送信して受信コンテンツに関する予約リスト情報を取得する(S206)。
DMR100Bの予約リスト生成部107は、取得した予約リスト情報に基づき、コンテンツのリアルタイムリストを更新する(S207)。また、予約リスト生成部107は、予約リスト情報に基づき、コンテンツの撮影時刻同期リストを更新する(S208)。なお、予約リストとして、リアルタイムリストと撮影時刻同期リストの一方のみを生成、更新するようにしてもよい。なお、受信コンテンツに変化が無い場合は、予約リストを更新しなくてもよい。あるいは、予約リストにおける端末名または端末のユーザ情報のみを更新し、追加された携帯端末を追加してもよい。予約リスト生成部107は、予約リストの更新が完了すると、予約リスト制御部106に完了通知を行う。
DMR100Bの予約リスト制御部106は、予約リスト生成部107からの予約リスト更新の完了通知を受信すると、予約リスト送信部108に対して予約リスト送信要求を送信し、予約リストの送信を指示する(S209)。予約リスト送信部108は、予約リスト送信要求を受けると、「NOTIFY ReserveInfo」として、更新された予約リストをマルチキャストにて送信する(S210)。予約リストは、通信制御部102を介して複数の携帯端末210〜250に送信される。なお、新たにネットワークに追加された携帯端末250のみに予約リストを送信するようにしてもよい。
携帯端末250の通信制御部252は、DMR100Bから送信された予約リストを受信すると、予約リスト受信部254に予約リスト受信通知を送信する(S211)。予約リスト受信部254は、受信した予約リストを予約リスト表示部255に転送し、予約リスト表示部255は、表示部256に予約リストを出力して表示する(S212)。
図10は、本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、端末離脱時のシーケンスの処理手順を示す図である。ここでは、コンテンツ再生システムにおいて携帯端末(端末E)250の接続が解除され、コンテンツ再生システムのネットワークから離脱する場合の具体的な手順の例を示す。
携帯端末(端末E)250のDLNA処理部251は、コンテンツ再生システムのネットワーク300への接続を解除する場合に、通信制御部252を介してDMR100Bに対して「Notify ssdp:byebye」を送信し、ネットワークからの離脱を通知する(S221)。
DMR100BのDLNA処理部101は、通信制御部102を介して携帯端末250よりネットワークからの離脱通知を受信すると、携帯端末250に対して受信応答を示す「HTTP 200 OK」を返信し、ネットワークからの離脱通知を受信した旨を通知する(S222)。
DMR100Bの携帯端末離脱検知部132は、通信制御部102から携帯端末接続解除通知を受けることにより(S223)、携帯端末がネットワークから離脱されたことを検知し、携帯端末離脱検知通知を予約リスト制御部106に送信し、携帯端末が離脱されたことを通知する(S224)。
DMR100Bの予約リスト制御部106は、携帯端末離脱検知通知を受けると、予約リスト生成部107に対して予約リスト更新要求を送信し、予約リストの更新を指示する(S225)。予約リスト生成部107は、予約リスト更新要求を受けると、記憶部104に対して予約リスト情報要求を送信して受信コンテンツに関する予約リスト情報を取得する(S206)。
DMR100Bの予約リスト生成部107は、取得した予約リスト情報に基づき、コンテンツのリアルタイムリストを更新する(S227)。また、予約リスト生成部107は、予約リスト情報に基づき、コンテンツの撮影時刻同期リストを更新する(S228)。なお、予約リストとして、リアルタイムリストと撮影時刻同期リストの一方のみを生成、更新するようにしてもよい。なお、受信コンテンツに変化が無い場合は、予約リストを更新しなくてもよい。あるいは、予約リストにおける端末名または端末のユーザ情報のみを更新し、離脱された携帯端末を削除してもよい。予約リスト生成部107は、予約リストの更新が完了すると、予約リスト制御部106に完了通知を行う。
DMR100Bの予約リスト制御部106は、予約リスト生成部107からの予約リスト更新の完了通知を受信すると、予約リスト送信部108に対して予約リスト送信要求を送信し、予約リストの送信を指示する(S229)。予約リスト送信部108は、予約リスト送信要求を受けると、「NOTIFY ReserveInfo」として、更新された予約リストをマルチキャストにて送信する(S230)。予約リストは、通信制御部102を介して複数の携帯端末210〜240に送信される。
なお、DMR100Bは、携帯端末が離脱した場合に、離脱したメンバーの携帯端末が送信したコンテンツを保持しておいてもよいし、離脱に伴って該当するメンバーのコンテンツを削除するようにしてもよい。DMR100Bにて離脱したメンバーのコンテンツを保持する場合、DMR100Bはサーバ機能を持つようにし、携帯端末はDMR100BからPULL受信してコンテンツを再生する。また、携帯端末の離脱時に更新した予約リストは、他の通信可能な全ての携帯端末にマルチキャスト送信してもよいし、少なくとも一つの通信可能な携帯端末に対して送信してもよい。
このような携帯端末から送信されたコンテンツの保持及び再生動作は、ユーザの指示等によって任意に設定可能である。例えば、離脱時点で参加していたメンバーの携帯端末にはコンテンツの再生を許可し、離脱以降に参加したメンバーの携帯端末には再生を許可しないなどの設定が可能である。この場合、コンテンツの再生可否の違いによって、異なる予約リストを生成し、それぞれ該当する携帯端末に送信する。あるいは、離脱時点で残っているメンバーの携帯端末にはコンテンツの再生を許可しない設定としてもよい。この場合、DMR100Bにコンテンツを保持せず、離脱した携帯端末からのコンテンツを削除する。
携帯端末(端末A)210の通信制御部212は、DMR100Bから送信された予約リストを受信すると、予約リスト受信部214に予約リスト受信通知を送信する(S231)。予約リスト受信部214は、受信した予約リストを予約リスト表示部215に転送し、予約リスト表示部215は、表示部216に予約リストを出力して表示する(S232)。
本実施形態によれば、コンテンツ再生システムにおいて、携帯端末が新たに追加接続された場合、新しいメンバーの携帯端末に対してコンテンツのリストを送信することにより、新規追加の携帯端末において任意にコンテンツを選択し、再生して視聴できる。また、携帯端末が離脱した場合、更新したリストを他の携帯端末に対して送信することにより、残りのメンバーの携帯端末において最新のリストを確認できる。
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態に係るコンテンツ再生システムの動作の概略を示す図である。第3の実施形態は、DMRにおける再生コンテンツを切り替える例を示す。ここでは、一例として、コンテンツ再生システムに接続されている過半数の携帯端末において、同一の特定のコンテンツが再生されている場合、該当する過半数再生のコンテンツにDMRの再生コンテンツを切り替えるものとする。
DMR100Cに対して、複数の携帯端末210〜250が無線ネットワークを介して接続され、各携帯端末210〜250からDMR100CにコンテンツをPUSH機能にて転送している。DMR100Cにおいて、携帯端末(端末B)220からの動画(b)のコンテンツを再生表示中に、過半数の携帯端末210、220、250において携帯端末(端末D)240からの動画(d)が再生されている場合を想定する。
DMR100Cは、各携帯端末210〜250におけるコンテンツの再生状態を取得し、どの携帯端末が何のコンテンツを再生しているかを認識する。携帯端末210〜250において、特定のコンテンツの再生端末数が過半数となった場合、DMR100Cは、表示部の表示画面に「もうすぐ(d)に切り替えます」等の表示を行い、再生表示するコンテンツを動画(b)から動画(d)に切り替える。これにより、過半数の携帯端末の使用者が視聴しているコンテンツをDMR100Cに再生表示し、皆で共有することが可能となる。
図12は、第3の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。DMR100Cと携帯端末210〜250とは、ネットワーク300を介して接続され、コンテンツデータ、予約リストなどの送受信を行う。図示例では、携帯端末(端末B)220と携帯端末(端末E)250を示している。ここでは、上述した第1及び第2のの実施形態と異なる点を中心に説明し、第1及び第2の実施形態と同様の構成、動作については説明を省略する。
DMR100Cは、DLNA処理部101、通信制御部102、受信コンテンツ保持部103、記憶部104、表示部105、予約リスト制御部106、予約リスト生成部107、予約リスト送信部108、過半数再生検知部141、再生切替管理部142を有する。すなわち、DMR100Cは、図2に示した第1の実施形態のDMR100Aの構成に加えて、過半数再生検知部141、再生切替管理部142を備え、一部の動作が異なるものである。過半数再生検知部141、再生切替管理部142は、CPU等のプロセッサ及びメモリを有する情報処理部(コンピュータ)により構成され、所定のソフトウェアプログラムを実行することにより、各機能を実現する。ここで、DLNA処理部101、過半数再生検知部141、再生切替管理部142、及び表示部105が、受信したコンテンツの再生、再生コンテンツ切替を行うコンテンツ再生部の機能を実現する。
過半数再生検知部141は、通信制御部102を介して携帯端末210〜250からの再生コンテンツ情報に基づき、過半数の携帯端末において特定のコンテンツが再生されていることを検知する。過半数再生検知部141は、過半数再生の状態を検知すると、再生切替管理部142に対して再生切替要求を送信する。
再生切替管理部142は、過半数再生検知部141からの再生切替要求を受けると、表示部105及び記憶部104に対してコンテンツの再生切替の指示を送信し、過半数再生のコンテンツをDMR100Cにて再生表示するよう、再生コンテンツを切り替える。
携帯端末(端末E)250は、DLNA処理部251、通信制御部252、記憶部253、予約リスト受信部254、予約リスト表示部255、表示部256、コンテンツ再生処理部257、再生情報通知部275を有する。すなわち、携帯端末250は、図8に示した第2の実施形態の携帯端末250において、さらに再生情報通知部275を備え、自端末にて再生しているコンテンツに関する再生情報をDMR100Cに通知する機能を有している。
再生情報通知部275は、DLNA処理部251のPULL処理部272によるコンテンツの再生状態を取得し、自端末にて現在再生しているコンテンツに関する情報を再生情報として通信制御部252を介してDMR100Cに送信する。
携帯端末(端末B)220は、DLNA処理部221において、サーバ処理部273を有する。すなわち、携帯端末220は、図2に示した携帯端末230と同様に、サーバ機能の一つとして、PULL受信の要求に対するコンテンツデータの配信を実行する機能を有している。
図13は、本実施形態のコンテンツ再生システムにおける、過半数再生コンテンツ切替シーケンスの処理手順を示す図である。ここでは、過半数の携帯端末において動画(d)が再生され、DMR100Cにおいて再生コンテンツを動画(b)から動画(d)に切り替える場合の具体的な手順の例を示す。
DMR100Cは、表示部105において動画(b)のコンテンツを再生表示中になっている(S301)。このとき、過半数再生検知部141は、携帯端末(端末A)210及び携帯端末(端末B)220が動画(d)を再生中であることを、各携帯端末から取得した再生情報から認識している(S302)。
携帯端末(端末E)250は、表示部256において動画(d)のコンテンツを再生表示中になっている(S303)。携帯端末250の再生情報通知部275は、DLNA処理部251のPULL処理部272よりコンテンツの再生状態を取得する(S304)。そして、再生情報通知部275は、再生中コンテンツ(d)を示す「再生情報:d」を、通信制御部252を介してDMR100Cに対して送信し、再生中のコンテンツ情報を通知する(S305)。
DMR100Cの過半数再生検知部141は、通信制御部102を介して携帯端末250からの再生情報を受信する。この場合、過半数再生検知部141は、コンテンツ再生システムに接続されている5つのうちの3つの携帯端末が動画(d)を再生中であり、過半数の携帯端末において動画(d)が再生されていることを検知する(S306)。そして、過半数再生検知部141は、コンテンツの過半数再生を検知すると、再生切替管理部142に対して再生切替要求を送信する(S307)。
再生切替管理部142は、過半数再生検知部141からの再生切替要求を受けると、表示部105に対して切替通知表示要求を送信する(S308)。表示部105は、再生切替管理部142からの切替通知表示要求を受けると、表示画面に「もうすぐ(d)に切り替えます」等のコンテンツ切替通知を表示する(S309)。そして、再生切替管理部142は、表示部105に対して再生切替の指示を送信し(S310)、表示部105は、再生中の動画(b)のコンテンツの再生表示を終了し、携帯端末にて過半数再生されているコンテンツへの再生切替処理を開始する(S311)。この際、表示画面には「再生切替中」などの表示を行ってもよい。
再生切替処理において、DMR100Cの再生切替管理部142は、現在過半数再生されている動画(d)を再生している携帯端末210、220、250に対して、通信制御部102を介して再生切替要求を送信する(S312)。この再生切替要求は、DMR100Cにおける再生表示を動画(d)に切り替えるのに伴い、携帯端末において、再生表示を動画(d)からDMR100Cにて再生中の動画(b)に切り替えるためである。
また、再生切替管理部142は、記憶部104に記憶されている動画(d)のコンテンツデータを取得し(S313)、表示部105に再生出力する(S314)。表示部105は、動画(d)のコンテンツを再生表示する(S315)。これにより、DMR100Cでは動画(d)が再生中となる。
一方、携帯端末(端末E)250のPULL処理部272は、通信制御部252を介してDMR100Cからの再生切替要求を受けると、表示部256に対して再生切替の指示を送信する(S317)。表示部256は、再生中の動画(d)のコンテンツの再生表示を終了し、DMR100Cにて再生されていたコンテンツへの再生切替処理を開始する(S317)。この際、表示画面には「再生切替中」などの表示を行ってもよい。
再生切替処理において、携帯端末250のPULL処理部272は、通信制御部252を介して、動画(b)のコンテンツデータを保持している携帯端末(端末B)220に対して、コンテンツデータの取得要求を示す「GET:b」を送信し、動画(b)のPULL受信を開始する(S318)。携帯端末220のサーバ処理部273は、通信制御部222を介して、携帯端末250からのコンテンツデータの取得要求を受けると、動画(b)のコンテンツデータを携帯端末250に対して配信する(S319)。
携帯端末(端末E)250のPULL処理部272は、携帯端末220から配信された動画(b)のコンテンツデータを受信(PULL受信)すると、表示部256に再生出力する(S320)。表示部256は、動画(b)のコンテンツを再生表示する(S321)。これにより、携帯端末(端末E)250では動画(b)が再生中となる。
以上のようにして、コンテンツ再生システムに接続されている複数の携帯端末において、過半数の携帯端末にて同一の特定のコンテンツが再生されている場合、DMRにおいて再生するコンテンツを、この過半数再生のコンテンツに切り替えることができる。また、上記過半数の携帯端末では、DMRにて再生していたコンテンツに再生表示を切り替えて、視聴することができる。これにより、多数の携帯端末において再生されているコンテンツをDMRに再生表示し、コンテンツ再生システムを利用するメンバー全員で共有できる。
本実施形態によれば、コンテンツ再生システムにおいて、過半数などの所定数以上の携帯端末において特定のコンテンツが再生されている場合、この多数端末にて再生中のコンテンツをDMRにて再生し、皆で視聴できる。
なお、再生コンテンツの切り替えを行う際に、表示部に確認用のダイアログ表示を行い、使用者に確認を求めて許可を得てから再生表示を切り替えるようにしてもよい。また、コンテンツの再生切替において、条件を追加してもよい。例えば、端末A→端末B→端末Cの順に同じコンテンツを再生する状況において、端末Aにて再生開始してから所定時間(例えば10秒)以内に同一コンテンツの再生端末数が過半数になった場合のみ、DMRの再生コンテンツを切り替えることも可能である。
あるいは、コンテンツの再生切替条件として、特定コンテンツの再生端末数を過半数に限定せず、所定数以上となった場合にDMRの再生コンテンツを切り替えるようにしてもよい。
なお、上述した実施形態では、各携帯端末が予約リストから選択したコンテンツを再生する場合、PULL機能により行うとしたが、携帯端末にDMR機能を搭載し、DMR機能を利用した再生も可能である。この場合、対象コンテンツを保持している携帯端末に対して再生コンテンツの選択結果を通知し、相手の携帯端末からPUSH送信させて自端末にて再生する。
また、DMRにて再生表示するコンテンツは、1つに限らず、DMRの表示制御機能を利用し、後からPUSH送信されてきたコンテンツを、表示画面の一部に表示する多画面表示も可能である。この場合、DMRにおいても、多画面表示された複数のコンテンツの中から、所望のコンテンツを選択して再生表示することが可能である。
また、ネットワーク内に複数のDMRが存在する場合にも本実施形態を適用可能である。この場合、携帯端末は、複数のDMRの各々から予約リストを受信することができ、再生表示するDMRをユーザ操作によって切り替えて、本コンテンツ再生システムを利用することができる。
また、コンテンツ再生システムを構築するネットワークは、店舗、レストラン、ホテル、住宅等におけるLANなどの狭い範囲のネットワーク環境に限定されず、インターネット等の広域ネットワークを利用して外部からネットワーク接続し、遠隔地の端末からの操作を可能にしてもよい。この場合、遠隔地の端末では、2画面表示などを行い、DMRにて再生しているコンテンツと自端末で選択したコンテンツとを表示すればよい。
本開示に係る実施形態の種々の態様として、以下のものが含まれる。
(1)コンテンツを保持する端末と、複数の前記端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置とを有するコンテンツ再生システムであって、前記再生装置は、前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するリスト生成部と、前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信するリスト送信部と、を備え、前記端末は、前記再生装置から受信したコンテンツリストを表示するリスト表示部と、前記コンテンツリストから選択されたコンテンツを、該当するコンテンツを保持する端末または前記再生装置より取得し再生するコンテンツ取得部と、を備える、コンテンツ再生システム。
(2)上記のコンテンツ再生システムであって、前記リスト生成部は、前記端末から送信されたコンテンツを受信した場合に、所定タイミングで前記コンテンツリストを生成する、コンテンツ再生システム。
(3)上記のコンテンツ再生システムであって、前記リスト生成部は、前記端末から送信されたコンテンツを受信する度に、前記コンテンツリストを生成または更新する、コンテンツ再生システム。
(4)上記のコンテンツ再生システムであって、前記リスト送信部は、通信可能な端末が新たに接続された場合に、前記新規接続された端末に対してコンテンツリストを送信する、コンテンツ再生システム。
(5)上記のコンテンツ再生システムであって、再生装置と通信可能な端末が新たに接続された場合に、前記リスト生成部は、前記コンテンツリストを更新し、前記リスト送信部は、前記更新されたコンテンツリストを前記新規接続された端末に対して送信する、コンテンツ再生システム。
(6)上記のコンテンツ再生システムであって、再生装置と通信可能な端末の接続が解除された場合に、前記リスト生成部は、前記コンテンツリストを更新し、前記リスト送信部は、前記更新されたコンテンツリストを他の通信可能な少なくとも一つの端末に対して送信する、コンテンツ再生システム。
(7)上記のコンテンツ再生システムであって、前記再生装置は、前記端末から受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部を有し、前記コンテンツ再生部は、複数の前記端末において、所定数以上の端末にて特定のコンテンツが再生されている場合に、再生端末数が所定数以上である前記特定のコンテンツを再生する、コンテンツ再生システム。
(8)上記のコンテンツ再生システムであって、前記コンテンツ再生部は、複数の前記端末において、過半数の端末にて特定のコンテンツが再生されている場合に、再生中のコンテンツを前記特定のコンテンツに切り替える、コンテンツ再生システム。
(9)上記のコンテンツ再生システムであって、前記リスト生成部は、前記コンテンツリストとして、コンテンツの一覧情報を随時更新した状態としたリアルタイムリストを生成または更新する、コンテンツ再生システム。
(10)上記のコンテンツ再生システムであって、前記リスト生成部は、前記コンテンツリストとして、コンテンツの撮影時間が一致するように再生時間を同期させた撮影時刻同期リストを生成または更新する、コンテンツ再生システム。
(11)端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置であって、前記端末から受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するリスト生成部と、前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信し、送信先の端末においてコンテンツの選択を可能とするリスト送信部と、を備える再生装置。
(12)端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置におけるコンテンツ再生方法であって、前記端末から受信したコンテンツを再生するステップと、前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するステップと、前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信し、送信先の端末においてコンテンツの選択を可能とするステップと、を有するコンテンツ再生方法。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、簡単な操作及び処理によって、複数の端末にてそれぞれ保持しているコンテンツから任意のコンテンツを選択再生することが可能となる効果を有し、複数の端末にてそれぞれ保持しているコンテンツから任意のコンテンツを選択再生するコンテンツ再生システム、再生装置、及びコンテンツ再生方法等として有用である。
100A、100B、100C DMR
150 予約リスト
150A リアルタイムリスト
150B 撮影時刻同期リスト
101 DLNA処理部
102 通信制御部
103 受信コンテンツ保持部
104 記憶部
105 表示部
106 予約リスト制御部
107 予約リスト生成部
108 予約リスト送信部
111 DMR処理部
121 リアルタイムリスト生成部
122 撮影時刻同期リスト生成部
131 携帯端末追加検知部
132 携帯端末離脱検知部
141 過半数再生検知部
142 再生切替管理部
210 携帯端末(端末A)
211、221、231、251 DLNA処理部
212、222、232、252 通信制御部
213、223、233、253 記憶部
214、254 予約リスト受信部
215、255 予約リスト表示部
216、253 表示部
217、257 コンテンツ再生処理部
220 携帯端末(端末B)
230 携帯端末(端末C)
240 携帯端末(端末D)
250 携帯端末(端末E)
271 PUSH処理部
272 PULL処理部
273 サーバ処理部
275 再生情報通知部

Claims (12)

  1. コンテンツを保持する端末と、複数の前記端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置とを有するコンテンツ再生システムであって、
    前記再生装置は、
    前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するリスト生成部と、
    前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信するリスト送信部と、を備え、
    前記端末は、
    前記再生装置から受信したコンテンツリストを表示するリスト表示部と、
    前記コンテンツリストから選択されたコンテンツを、該当するコンテンツを保持する端末または前記再生装置より取得し再生するコンテンツ取得部と、を備える、
    コンテンツ再生システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ再生システムであって、
    前記リスト生成部は、前記端末から送信されたコンテンツを受信した場合に、所定タイミングで前記コンテンツリストを生成する、コンテンツ再生システム。
  3. 請求項1または2に記載のコンテンツ再生システムであって、
    前記リスト生成部は、前記端末から送信されたコンテンツを受信する度に、前記コンテンツリストを生成または更新する、コンテンツ再生システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ再生システムであって、
    前記リスト送信部は、通信可能な端末が新たに接続された場合に、前記新規接続された端末に対してコンテンツリストを送信する、コンテンツ再生システム。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ再生システムであって、
    再生装置と通信可能な端末が新たに接続された場合に、
    前記リスト生成部は、前記コンテンツリストを更新し、
    前記リスト送信部は、前記更新されたコンテンツリストを前記新規接続された端末に対して送信する、コンテンツ再生システム。
  6. 請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ再生システムであって、
    再生装置と通信可能な端末の接続が解除された場合に、
    前記リスト生成部は、前記コンテンツリストを更新し、
    前記リスト送信部は、前記更新されたコンテンツリストを他の通信可能な少なくとも一つの端末に対して送信する、コンテンツ再生システム。
  7. 請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ再生システムであって、
    前記再生装置は、
    前記端末から受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部を有し、
    前記コンテンツ再生部は、複数の前記端末において、所定数以上の端末にて特定のコンテンツが再生されている場合に、再生端末数が所定数以上である前記特定のコンテンツを再生する、コンテンツ再生システム。
  8. 請求項7に記載のコンテンツ再生システムであって、
    前記コンテンツ再生部は、複数の前記端末において、過半数の端末にて特定のコンテンツが再生されている場合に、再生中のコンテンツを前記特定のコンテンツに切り替える、コンテンツ再生システム。
  9. 請求項1から6のいずれか一項に記載のコンテンツ再生システムであって、
    前記リスト生成部は、前記コンテンツリストとして、コンテンツの一覧情報を随時更新した状態としたリアルタイムリストを生成または更新する、コンテンツ再生システム。
  10. 請求項1から6のいずれか一項に記載のコンテンツ再生システムであって、
    前記リスト生成部は、前記コンテンツリストとして、コンテンツの撮影時間が一致するように再生時間を同期させた撮影時刻同期リストを生成または更新する、コンテンツ再生システム。
  11. 端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置であって、
    前記端末から受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するリスト生成部と、
    前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信し、送信先の端末においてコンテンツの選択を可能とするリスト送信部と、
    を備える再生装置。
  12. 端末から送信されたコンテンツを再生可能な再生装置におけるコンテンツ再生方法であって、
    前記端末から受信したコンテンツを再生するステップと、
    前記端末から受信したコンテンツの情報を含むコンテンツリストを生成するステップと、
    前記コンテンツリストを、通信可能な複数の端末に対して送信し、送信先の端末においてコンテンツの選択を可能とするステップと、
    を有するコンテンツ再生方法。
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